12月20日(土)

 久しぶりに神保町に行く。まずF店に上がり、クリスマスコーナーをチェック。すでにこの時期となると、目ぼしいものは抜かれてるし、このあとのことを考えるとLPを買うのもきつい。なので買うとしても7インチかCDだけにしようと思っていたら、ロイ・スメックの国内盤シングルを見つけた。へー、これ出てたのか。US盤のEPは持っていて、同じイラストジャケ。このシングルは'55年に出たもののようだ。ということで購入。店を出てからS店、U店などを回るが、特に買い物はなし。

 帰宅すると、友人が送ってくれたクリスマスもののカセットテープが4本届いていた。内訳は、'70年のテンプス、'85年のレイ・チャールズ、'87年にジャケ違いで出たシナトラのコロムビア時代もの、'84年に出たパーシー・フェイスのクリスマスコンピレーション。

 シングル:ロイ・スメックとアイランド・カルテット
        「クリスマス・イン・ハワイ」
※「ホワイト・クリスマス」「ジングル・ベル」収録
 カセット:The Temptations "The Temptations Christmas Card"
       Ray Charles "The Spirit Of Christmas"
       Frank Sinatra "Christmas Dreaming"
       Percy Faith "Christmas Melodies"



12月19日(金)

 帰宅すると大阪の友人からの届き物が。エルヴィスの缶入りクリスマスCD。昨年出たものらしい。ベストものとかを池袋U店で2種類ほど見かけたことがあったけど、それは今年出たもので、クリスマス版はないのだなーとか思っていたから、これは嬉しい。収録曲は全部で10曲で、当然全音源持っているが、エルヴィスとかチップマンクスの場合は、ジャケ違いやフォーマット違いでもついつい買っちゃうので、気にしないもんね。同封のオマケはポストカード6枚にドアハンガー、ギター型キャンドルにブックレット。

 CD:Elvis Presley "Home for the Holidays (Collector's Edition)"



12月17日(水)

 会社帰りに池袋U店に寄ると、スティーヴィーの紙ジャケCDが入荷していた。今回は60年代のアルバム13タイトルを復刻していて、'67年のクリスマスアルバムも含まれているのだ。気になっていたのは、オリジナルジャケで出るのか、再発時の別ジャケで紙ジャケ化されるのかが、はっきり告知されていなかったことだが、めでたくオリジナルジャケでの復刻となった。このジャケでCD化されるのって、今回が世界初かな。だいたいタムラレーベルのロゴ付で出ることがないもんね。ということで買い。

 CD:スティーヴィー・ワンダー 『想い出のクリスマス』※紙ジャケ



12月15日(月)

 帰宅するとCDが1枚届いていた。アレサ・フランクリンの初クリスマスアルバム。先月半ばに出ると聞いていたのに、発売がずれこんだようで、ようやく到着。ざっと聴いてみたけど、全11トラックのうち、最後は朗読みたいなもんだから、歌ってるのは10曲。キャロルに加えて、ダニー・ハサウェイ、デヴィッド・フォスター、オージェイズにエンゲルベルト・フンパーディンク(!)のカヴァー。1つ知らない曲が入っていて、調べたら2006年の映画の主題歌のカヴァーだった。ジーニー・テニーという人の自作曲らしいが知らんなあ。ちょっとクセがあるので、アルバムとして聴き通すのは少々きついかも。

 CD:Aretha Franklin "This Christmas Aretha"



12月13日(土)

 渋谷R店でスペクターのクリスマスCDを買う。紙ジャケ仕様。去年出たばかりだというのに、最近流行りの「SHM-CD」で再発。何枚もこのCDは手元にあるけど、こうなるともう仕方がないもんね。あと今年出たメリッサ・エスリッジのクリスマスCDと、シングルコーナーで見つけたVibekeというバンド(?)のクリスマスらしきシングルを一緒に購入。

 H店に移動して買い付け品のクリスマスものを見せてもらう。90年代後半に出たものだと思われるが、スウェーデンあたりのロカビリー/ドゥワップ系の音源を集めたLPを買うことに。80年代半ばから90年代半ばの曲で構成されている。レココレの新号も一緒に購入。第1特集は60年代のUKビートバンドとR&Bの関係。第2特集はマイケル・ブルームフィールド。

 T店でクリスマスCDをチェック。ニール・セダカのCDがあったが、この前買ったのとは別に2枚組のものがあった。Disc1はオリジナル12曲で、ジョー・アン・キャンベルも歌った「ハッピー・ニュー・イヤー・ベイビー」のセルフカヴァーも。Disc2がこの前買った、どうにも首をかしげる内容だったスタンダード集。どうせならDisc1の方を単独販売した方がいいのにね。ということで、Disc2がダブるのは痛いが買う。

 CD:V.A. 『クリスマス・ギフト・フォー・ユー フロム・フィル・スペクター』
           ※紙ジャケ(SHM-CD)
    Melissa Etheridge "A New Thought For Christmas"
    Neil Sedaka "The Miracle Of Christmas"(2-Disc Set)
 CDS:Vibeke "…From All Of Me"
 LP:V.A. "You Can't Stop The Christmas Hop"



12月9日(火)

 会社帰りに池袋U店へ。リトル・スティーヴンがセレクトしたらしい、ロック系のクリスマス・コンピレーションがあったので買うことに。エレクトリック・プルーンズの「ジングル・ベル」ってのが謎だな。まあ、再結成後の音源だろうけど。ライザ・ミネリのA&M音源の2枚組コンプリートCDがあったので、これも一緒に。未発表音源が8曲ボーナス収録されていて、その中にランディ・ニューマンの「スノウ」が入ってる。ほとんどこの1曲聴きたさ。

 帰宅すると、海外オークションで落としたクリスマスシングルが2枚届いていた。まず'59年のハーモニー・グリッツの「サンタが町にやってくる」。オリジナルシングルを探していたので嬉しい。もう1枚は'93年のチャールズ・ブラウン。これはこの人のクリスマスシングルとしては、最後のアナログ盤なのかな?

 CD:V.A. "Christmas A Go-Go"
    Liza Mnnelli "The Complete A&M Recordings"(2CD)
      ※「Snow」収録
 シングル:
    The Harmony Grits "Santa Claus Is Coming To Town/Gee"
    Charles Brown "A Song For Christmas/Driftin' Blues"



11月29日(土)

 渋谷T店でクリスマスCDを2枚購入。先日出たエルヴィスの紙ジャケシリーズの中から、'71年の『初めてのクリスマス』。もう1枚はシェリル・クロウの新譜。といっても、本国では今年9月にホールマークのみで販売になっていたもの。新曲を2つ含んだ全11曲。そのあとでH店に移動。サイトで注文していたクリスマスLPを受け取る。タウン・パイパーズという、ペンシルヴェニアの4人組コーラスグループが出した'59年のアルバムで、これが彼らの唯一のアルバムなんだそう。

 CD:エルヴィス・プレスリー 『初めてのクリスマス』※紙ジャケ
    シェリル・クロウ 『ホーム・フォー・クリスマス』
 LP:The Town Pipers "Christmas Greetings"



11月22日(土)

 渋谷T店に寄る。グロリア・ゲイナーのクリスマスCDがあった。今年の新譜案内に載っていたと思ったが、裏を見ると出たのは昨年ではないの。チェックもれだ。これを買って、ちょうど1枚分のポイントが貯まったので、今年の6月に紙ジャケCDで出ていた、ヨブスの『クリスマス・アルバム』を買うことに。UKパンクのボーイズが、'77年にクリスマスシングルを出す際、「BOYS」の「B」と「Y」を逆にして「YOBS」と名乗ったもので、このアルバムは'80年に出たもの。'95年に出た別のCDは持ってたはずだけど、こっちは持ってなかった。

 CD:Gloria Gayner "Gloria Gayner's Christmas Presence"
    ヨブス 『クリスマス・アルバム』※紙ジャケ



11月14日(金)

 会社帰りに池袋R店へ。ブライアン・マクナイトのクリスマスCDが入荷してた。10年ぐらい前に出した『ベツレヘム』というクリスマスアルバムは、あまり好きな出来じゃなかったが、今回の頭に入っている「ザ・クリスマス・ソング」がマーヴィン・ゲイっぽいアレンジ。ちょっと面白そうだったので買うことに。ヴィンス・ギルやテイク6、ジョシュ・グローバンなどがゲスト参加。

 エンヤのクリスマスCDも出ていた。かなり前に「きよしこの夜」のシングルが出ていたが、アルバムとしては今回が初めて。もっともクリスマスアルバムの予定で作っていたのが、途中からもっと幅広くということで、ウィンターアルバム的な仕上がりになったらしい。ざっと試聴してみたけど、確かに…エンヤですわな。まとまってはいるけど、これは凄いってほどでもないかも。まあ、この辺は趣味の問題だから。でも輸入盤が安かったので、一緒に購入。

 CD:Brian McKnight "I'll Be Home For Christmas"
    Enya "And Winter Came..."



11月12日(水)

 帰宅するとCDが2枚届いていた。まずハリー・コニック・Jrの、お前また出すのかよという感じもする、'93年と2003年に続く3枚目のクリスマスCD。オリジナル4曲を含めた全15トラックで、うち2曲はインスト。オリジナルは可もなく不可もなくといった出来。改めて聴いて思ったけど、俺は多分この人のオーケストラ・アレンジがあまり好きじゃないんだな。だからこれまでのクリスマスアルバムも、いくつかの曲を除いて、しっくりこないのだろう。でも向こうじゃ売れるんだろうなあ。

 もう1枚は、なんとアーチーズのクリスマスアルバム。今年出たもので、中身も分からずに注文したのだが、アーチーズ名義のオリジナルアルバムとしては30数年ぶりぐらい?昨年から『The Archie Show』絡みのDVDボックスが向こうで出たらしいので、それに便乗した企画なのかも。ロン・ダンテは参加しているのかなと思ったら、女性2人とともにヴォーカルで参加していて、プロデュースも担当。タイトルにベティとヴェロニカをフィーチャーとあるように、ロン・ダンテがソロをとるのは「ジングル・ベル・ロック」と「ラン・ルドルフ・ラン」ぐらい。あとは女性ヴォーカルの方を前に出して、自らは抑えに回っているといったところ。のっけから打ち込みアレンジなのにはめげたが、あのアーチーズということを考えなければ、本国で酷評されているほど出来は悪くないと思うけどね。デビューアルバムがクリスマスだとか、ここ数年目立つ、向こうのジャリタレのクリスマスものに比べりゃ結構なもんですよ。

 CD:Harry Connick, Jr. "What A Night!"
    The Archies "The Archiet Christmas Album featuring Betty & Veronica"



11月4日(火)

 会社帰りに池袋H店へ。フュージョン系のコーナーにあったのが、ベラ・フレック&ザ・フレックトーンズのクリスマス新譜。ベラ・フレックってバンジョー奏者だよね?まあ、どカントリーの人ではないけど、こっちのカテゴリーに入っちゃうのか。今年はスパイロジャイラもクリスマスCDを出しているのだが、演奏時間を見ると各トラック6分ぐらいあるので、悪いけど今回はパス。ベラ・フレックの方はばらつきがあるものの、2分台、3分台のトラックもあるし、こっちの方が聴きやすそうだと思ったので、これを買うことに。

 古典的クリスマスソングの中に、ヴィンス・ガラルディのカヴァーなどを織り交ぜ、ラストは自身のバンジョーとピアノだけによる、ジョニ・ミッチェルの「リヴァー」で終わる、全16トラック。意外に長いトラックもあったので、最初は45分ぐらいかと思ってたら、全部で61分ぐらい。アルバムとして聴き通すのには、ちょっと疲れる仕上りか。最初の「ジングル・ベル」が、個人的にはあまり好きじゃないやり方なので、これが気にならない人ならもっと面白がることができるかも。

 2003年に出たドリス・デイのUK編集のクリスマスCDがあった。90年代半ばに、'64年のクリスマスアルバムにシングル音源を加えた15曲入りのコンピレーションが出たが、これはアルバム収録の12曲以外の3曲が異なっていて、最後に入っているのは'61年に出たオムニバスのクリスマスLPのみに収録されていた曲。これが聴きたいので買う。

 CD:Bela Fleck & The Flecktones "Jingle All The Way"
    Doris Day "Christmas Album"



10月29日(水)

 会社帰りに池袋H店へ。ロリーナ・マッケニットの新しいウィンター・アルバムが出たと聞き、それを探しに寄ったのだ。'95年の5曲入りミニアルバム『ウィンター・ガーデン』に、新録8曲を追加したクリスマスアルバム。初回限定ということでツアー・ドキュメンタリーDVD付の2枚組。実は密かにこの人のファンでもあるので買い。フロアをうろうろしてたら、サラ・ブライトマンの『冬のシンフォニー』というCDがやたら積んである。はて?この人、またクリスマスもの出したのかよ、と思いつつ手に取る。あ、この前出したと思ったのはサラ・マクラクランだった。いや、この2人ってずっと名前を混同してたのだ(って、今でもか)。『オペラ座の怪人』の舞台に出たのがこっちだよね。あの声かあ、と思いつつ試聴機があったので聴いてみる。

 アバのカヴァーに始まり、ヴィンス・ギルやニール・ダイアモンドのカヴァー、キャロルなどが続き、明らかにお金がかかっているオケは凄いものの、今ひとつ声に馴染めず、これはパスかなと思ったところ、ロイ・ウッドのカヴァーが始まった。いやー、歌はともかくオケの出来がいい。で、ラストに入っていたのが、グレッグ・レイクが'75年に出したクリスマスシングルのカヴァー。これが1番出来がいいなあ。と思ったら、これがシングルカットされるんだって。ボーナストラックとして、ジョンの「ハッピー・クリスマス」など3曲が追加。ビージーズの「若葉のころ」が何故、と思ったけど、歌詞にクリスマスツリーが出てくるんだった。カヴァーの何曲かが気になったので購入することに。初回盤のデジパック仕様とプラケースの通常盤、両方が置いてあったけど、曲目は変わらないので、迷わず扱いやすい通常盤の方に(笑)。

 CD:ロリーナ・マッケニット 『ミッドウィンター・ナイツ・ドリーム』
    ※ツアー・ドキュメンタリーDVD付
    サラ・ブライトマン 『冬のシンフォニー』



10月28日(火)

 会社帰りに池袋T店へ。カントリーのコーナーを見てたら、ジョージ・ストレイトの新しいクリスマスCDがあった。そういえば新譜リストをネットで検索したときに出てきたような。この人は'86年と'99年にクリスマスアルバムを出しているので、これが3枚目。ただし、今回のアルバムは、2年前にホールマークのみで発売された『Fresh Cut Christmas』というのと同内容のようだ。曲順も同じ。それもあってか、ジャケットは2つ折りのペラペラなもの。前2作はオリジナルも数曲まじえた全10曲の構成で、どちらも28分台という短い収録時間だが、内容は充実していた。今回はみな古典的なクリスマスソングばかり10曲で、実に24分台という短さ。出来はみな安定しているものの、アルバムとしてはやや物足りない。

 CD:George Strait "Classic Christmas"



10月25日(土)

 池袋H店に寄る。シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーのクリスマスCDが出ていた。このグループのことってよく知らないけど、解散したんじゃなかったっけ?と紹介のカードを読むと、4年ぶりの再結成後の初アルバムがこれになるらしい。あまり好みのバンドじゃないような気もするけど、試聴機があったので一応聴いてみる。…ん?悪くない。というより、なかなかいいのでは?キャロル中心の全10曲中、オリジナルは2曲。アンドリュース・シスターズの「クリスマス・アイランド」やジョニ・ミッチェル「リヴァー」のカヴァーも。アルバムとしてちゃんと仕上がってるのがよし。これは購入。

 CD:Sixpence None The Richer "The Dawn of Grace"



10月22日(水)

 会社帰りに池袋H店へ寄る。 キャロル・キングの2001年の『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』が、ボーナスディスク付きの2枚組デラックス・エディションとして出たので、これは買うことに。ボーナスディスクに「ラヴ・フォー・クリスマス」というクリスマスソングが入っているのだ。この曲はアルバムが出た頃、公式サイトで音源公開されていて、そのうちこれがボーナス収録される再発でもあるんじゃないかと、アルバムもずっと買わずじまいだったので、ようやく購入といったところ。

 トニー・ベネットのクリスマス新譜が入荷してたので、これも一緒に購入。今回はカウント・ベイシー・ビッグバンドをフィーチャーしたものだが、全曲参加しているわけではなくて、全11曲のうち5曲ぐらい。あとはピアノ、ギター、ベース、ドラムの小編成でのアレンジ(+たまに弦などが加わる)で、それらを織り交ぜての構成。取り上げているのは有名曲ばかり。歌いっぷりは流石だけど、黙っていてもこのぐらいの出来にはなる人だから、正直に言って期待をちょっと下回った感も。お薦めとまではいかないか。

 CD:キャロル・キング 『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド 〜デラックス・エディション』(2CD)
     ※Disc2に「ラヴ・フォー・クリスマス」収録
    Tony Bennett "A Swingin' Christmas"



10月18日(土)

 池袋H店に寄り、今月本国で出たロス・ロンリー・ボーイズとエリオット・ヤミンのクリスマスCDがあったので購入。ロス・ロンリー・ボーイズは4年ほど前のデビュー・アルバムのジャケットを覚えているけど、中身は多分1度も聴いたことがない。エリオット・ヤミンも、もしかしたら流れているのを耳にしてはいるのかもしれないけど、意識して聴いたことはないなあ。

 まずロス・ロンリー・ボーイズ。全10曲の頭2曲がオリジナル。これはなかなかいい。1曲目が4分超えでやや長いが、2曲目は3分。個人的にこういうのはポイントが高い。が、4曲目の「キャロル・オブ・ザ・ベル」やラストの「きよしこの夜」のようなインストはまだしも、アップテンポのカヴァー曲がみな今ひとつ。トータル約32分と、聴きやすいサイズのはずなのに、構成も含めて中盤から疲れる仕上がりで残念。

 エリオット・ヤミンのCDはオリジナル3曲とカヴァー7曲の構成。カヴァーはダニー・ハサウェイやクラレンス・カーターのクリスマスソング、オーティスのアレンジでの「メリー・クリスマス・ベイビー」、ミラクルズ風の「ジングル・ベル」など、ソウル寄りの選曲だが、1曲だけオディー・ブラックモンとクリス・カーティスが書いて、2002年にカントリー・シンガーのゲイリー・アランが歌った曲が入っていて、これは珍しい。オリジナル曲も含め、みな3分前後のトラックなので計31分弱。お薦めまでとはいかないけど、今年のクリスマスCDの中で何か選ぶのなら無難な1枚か。昨年インディーズ・レーベルでもクリスマスCDを出しているようで、曲目は今回のCDからクラレンス・カーターのとラストのオリジナル曲を除いた全8曲。曲順は入れ替わっている。未聴なのでその8曲が今回と同じ録音なのか判断できず。

 CD:Los Lonely Boys "Christmas Spirit"
    Elliott Yamin "My Kind Of Holiday"



10月17日(金)〜その2

 帰宅すると、通販で頼んだクリスマスCDが4枚届いていた。まず、エルヴィスだが、旧トラックを使い、女性歌手とのデュエット仕立てにしたもの。お相手はマルティナ・マクブライド、キャリー・アンダーウッド、リーアン・ライムス、ウィノナ・ジャッド、サラ・エヴァンス、エイミー・グラント、グレッチェン・ウィルソン、カレン・フェアチャイルド&キンバリー・シャラプマン、アン・マレー、オリヴィア・ニュートン=ジョン(登場順)。RCAナッシュヴィルだけあってカントリー寄りの面々。全10曲のデュエットの他に、3つのリミックス・ヴァージョンがボーナス収録。

 聴いてみると、前半5曲は全滅。交互ソロではなく、バックヴォーカルといっていいほどに徹したエイミー・グラントとの「ホワイト・クリスマス」はなかなか。期待薄だったグレッチェン・ウィルソンとの「メリー・クリスマス・ベイビー」(しかも8分ヴァージョン)は大健闘。カレン&キンバリーとの「ベツレヘムの小さな町で」も、これならよし。アン・マレーとの「シルヴァー・ベルズ」は元々デュエット曲だというのがいい方向に出た。全く期待しなかったオリヴィアとの「アデステ・フィデレス」もまあまあ。ボーナスの3曲はまあ、ホントにオマケですわな。

 ニール・セダカの初クリスマスアルバムは、有名曲を自身のキーボードで弾き語りして、それにストリングスっぽい音をかぶせただけの代物、といってしまっては失礼だが、買う前の期待感からすればちょっと裏切られた感あり。売れる前のシングル、「スノータイム」でも再録してくれればいいのになんて、どうせ無理だろうけど。

 トミー・ジェームスは、「ハンキー・パンキー」のションデルスの、あのトミー・ジェームス。オリジナル3曲を交えた全11曲。バンド感皆無の音で、アップテンポがみな打ち込みというのはどうにも淋しいが、スローナンバーは悪くない。オリジナルのうち1曲は、昔のションデルスのメンバーがコーラスで参加。5分近くと長いのが難だが、曲はまあまあ。タイトル曲は2004年にシングルで出しているらしいが、再録かどうかまでは分からず。

 リトル・リヴァー・バンドは、頼んでから改めて調べたら昨年出ていたCDだった。全11曲のほとんどがカヴァー。タイトル曲はケブ・モが2003年のクリスマス・コンピレーションで発表した曲だし、その他バンド・エイド、デヴィッド・フォスター、ニール・ダイアモンド、ジョー・ディー・メッシーナ(2002年のクリスマスアルバムのタイトル曲)、マライア・キャリー、ケニー・ロギンス('76年の初ソロアルバムのタイトル曲)、ラストにケニー・ロジャースやリーバ・マッキンタイアが歌った曲、といった具合で、1曲初出の分からないカヴァー(だと思う)を抜かせば、オリジナルは現メンバーのグレッグ・ハインドが書いた1曲のみのよう。それなりに手が込んでるようにも思えるが、個人的にはどうにも面白みに欠ける。

 CD:Elvis Presley "Christmas Duets"
    Neil Sedaka "The Miracle of Christmas"
    Tommy James "I Love Christmas"
    Little River Band "We Call It Christmas"



10月17日(金)

 久々の神戸出張。順調に仕事が終わったので元町R店へ。ここはクリスマスコーナーが年中設置してある中古店で、大阪に転勤していた頃から重宝しているが、ここ数年は神戸に行く機会がなかったので久しぶり。

 とはいえ、仕事の荷物もあったので、軽めの7インチからチェックしたものの、目ぼしいものがない。こりゃ今日は何も買わずに引き上げることになるかもと思いつつ、あまり期待せずにLPのクリスマスコーナーを見てると、目を疑うジャケットが。こ、これはアイラ・アイアンストリングス?しかもペラジャケ?ということは、と抜き出してみると東芝から出たワーナー盤。こんなの日本盤で出てたのか。アイラ・アイアンストリングスは、ペダル・スティール奏者のアルヴィノ・レイが変名でやっていたプロジェクト。当時キャピトルと契約していたので、架空のバンジョー奏者として、ワーナーから7〜8枚のアルバムを出している(これは90年代になってから明らかになった)。このクリスマスアルバムは'59年に出たものだが、日本盤は'62年発売。邦題は『クリスマスはディキシーで』。5年前にCD化されたのを聴いて以来、大好きな1枚。

 更に見てると、うわっ、アイラ・アイアンストリングスがもう1枚出てきた(笑)。同じ国内ペラジャケの赤盤。見比べたところ、先に抜いた方のジャケ裏の右下に小さな書き込みがあったので、後から出てきた方にしよう。LPは他に欲しいものが出てこなかったので、上にのっかってた箱の中にあった、ライノのクリスマスCDを一緒に買うことに。'89年に出た40〜50年代のジャズ、R&B系のコンピレーション。持ってる曲が多かったので、つい買いそびれていたもの。

 LP:アイラ・アイアンストリングス 『クリスマスをディキシーで』
 CD:V.A. "Hipsters' Holiday"



10月14日(火)

 会社帰りに池袋H店に寄る。フラーテイションズ(The Flirtations)のCDがあったので買うことに。今年英RPMから出た輸入盤に日本で解説とオビを加えた仕様で、デラムから'69年に出たアルバムに、'68〜'71年のシングル音源をボーナス収録したもの。'68年のシングル「Nothing But A Heartache」のB面が、「Christmas Time Is Here Again」というクリスマスソング。この曲の音源は持っていたのだが、グループ自体のことがよく分からなかったのだ。
 
 帰ってからフラーテイションズのCDを聴く。早い話がモータウン・イミテーションズの1つなのだが、元々NYで活動していたのが渡英後にデラムと契約したのが'68年で、音の方も60年代半ばのモータウン・サウンドじゃなく、「ラヴ・チャイルド」とか「スラムの小鳩」、あの辺の感じ。で、曲書いてんのがウェイン・ビッカートンとトニー・ウェディントンじゃないの!シングルのクリスマスソングもそうだったのか。「シュガー・ベイビー・ラヴ」のチームですよ。ジュリーの「愛の逃亡者」もそうだし。英文ライナー読んでたら、うわっ、このシングル(B面がクリスマスのやつね)ってPSあるんだ。見たことない。欲しいー。うお、シートミュージックも出てるのかぁと、結構興奮(笑)。ぐえっ、クリスマス音源、盤起こしだ(泣)。

 CD:ザ・フラーテイションズ 『サウンズ・ライク・ザ・フラーテイションズ』
     ※「Christmas Time Is Here Again」収録



10月11日(土)

 渋谷R店をうろうろ。クリスマス新譜で、フェイス・ヒルとアル・ジャロウが入荷していたので買う。今月発売のクリスマスCDでは、ニール・セダカ、トニー・ベネット、リトル・リヴァー・バンド、トミー・ジェイムス、エルヴィスのデュエットもの、来月分でハリー・コニック・Jr(また出すのかよ)、アレサ・フランクリン、アーチーズを注文済。

 さて、フェイス・ヒルのクリスマス・アルバムは、スタンダード10曲と新曲が1つで計11曲。この新曲は一応キリスト生誕に絡めた内容だけど、出来今ふたつ。他の曲もオーケストラをバックにした豪華な音作りなのに、あまり高揚させてくれないから、全部で30数分なのに非常にもどかしい。感心したのはブックレットのクレジット。パブリック・ドメインの楽曲についても、詞・曲の書かれた年が記載されていて、ここまでしているのは珍しい。

 アル・ジャロウは個人的にはあまり好きなタイプの歌手じゃなくて、正直に言えばアルバムをまともに聴いたこともないのだが、このクリスマス・アルバムの仕上がりは、フェイス・ヒルよりずっといい。オリジナルを1つ含めた全13トラック(うち1曲はやはり自作の短い間奏曲)。歌いっぷりにはどうにも好きになれないところがあるけど、ちゃんと作られているのは充分感じ取れる。最後に入った「The Little Christmas Tree」は、'50年にナット・キング・コールが歌っていた曲だと思うが、取り上げている人はこれまでほとんどいなかったんじゃないか。でもあまりいい曲じゃないんだけどね。

 渋谷R店を出たあとで、U店に寄る。棚にチップマンクスのクリスマスCDを発見。見たことのないジャケのCDで、裏を見ると今年発売のもの。昨年クリスマス・アルバム2枚にキャンドヒートとの共演シングルを加えた、25曲入りの初キラキラジャケ仕様CDが出たというのに何でまた。しかもまた20曲入り編集盤に戻ってるし。上から見ると、ブックレットは相変らず2つ折りのペラペラ。ジャケデザインは、1枚目のクリスマス・アルバムのイラストを使い、各キャラクターを拡大したり重ねたりしたもので、いわばリミックス・ヴァージョンみたい。数年前に日本でアルバム2枚全曲を収めたCDが出たときは、アートワークをいじる(レイアウトを変えたり、コラージュするような)ことは許可されず、「赤鼻のトナカイ」のPSのイラストを使い、バックカラーを「チップマンク・ソング」のPSと同じにするというのは、これならギリギリOKだろうという苦肉の策だったらしい。本国だとこういうのも通るのだね。ということで購入。

 CD:Faith Hill "Joy To The World"
    Al Jarreau "Christmas"
    The Chipmunks "Christmas With The Chipmunks"※2008年発売もの



8月29日(金)

 会社帰りに池袋H店へ。この前見つからなかったリリーズの紙ジャケCDがあったので抜く。'76年の2ndアルバムで、これはウィンター・アルバム仕立て。なので準収穫ということで。先日買った堀ちえみの『雪のコンチェルト』もウィンター・アルバムということなのだが、どうもあっちは「冬」度が低いのよね。 セール品のワゴンの中に、4年前にソニーから出た『アイドル・クリスマス』があった。他社音源も含んだコンピレーションなのだが、選曲やジャケのデザインも今ひとつで買わずじまいだった。でも7割引ならいいや。

 CD:ザ・リリーズ 『恋に木枯し ザ・リリーズの世界Vol.2』
    V.A. 『アイドル・クリスマス』



8月23日(土)

 帰宅すると、海外オークションで落としたシート・ミュージックが届いていた。'85年のシェイキン・スティーヴンスのヒット曲「Merry Christmas Everyone」だ。デイヴ・エドモンズのプロデュースで、この年のクリスマスシーズンにUKチャート1位になっている。 80年代に出たクリスマスソングとしては、トップ3に入れてもいいぐらい好きな曲なので、この曲のシートミュージックは嬉しい。でもよく見ると、終盤の転調のところ、この譜面には反映されてないな。エンディングまで最初のキーのままだ。残念。

 Sheet Music:Shakin' Stevens "Merry Christmas Everyone"



7月17日(木)

 帰宅するとCDが3枚届いていた。通販で割引セールになっていて、送料無料でもあったので、つい注文しちゃったもの。うち2枚がクリスマスもので、まずリック・ウェイクマンのクリスマスアルバム。2000年に出たもので、何度か再発されているのだが、これは2003年の再発盤のようだ。収録されているのは全てキャロル。もう1枚は2006年にドイツで出たラウンジ系のコンピレーション。中身はほとんど持っている曲だが、ボブ・クリュー・ジェネレーションの「ウィンター・ウォーム」がCDで聴きたくて、ボブ・クリューの単独アルバムとどっちにしようか迷った挙句、こちらを購入。

 CD:Rick Wakeman "Christmas Variations"
    V.A. "Easy Christmas Now!"



7月14日(月)

  池袋H店に寄ってレココレの最新号を買う。第1特集は先月の「赤の時代」に続き、ビートルズ「青の時代」の50曲選。そして第2特集はアージェントではないの!この前出たアージェントの紙ジャケCDから、もう1枚買うことにした。選んだのは'73年の『イン・ディープ』。このアルバム、クリスマス・ソングも入ってるしね。なので久々に収穫扱い。

 CD:アージェント 『イン・ディープ』※紙ジャケ仕様
    ※「クリスマス・フォー・ザ・フリー」収録



5月14日(水)

 帰宅すると、通販で頼んだCDが届いていた。まず、2年前に英JASMINEから出たマクガイア・シスターズの2枚組。50年代半ばのコーラル音源を中心にしたものだが、'53年のコロムビア録音が1曲入っていて、それがアーサー・ゴドフリーのクリスマスアルバムに収録された「フロスティ・ザ・スノウマン」。コーラル時代のクリスマスシングル3枚のAB面も収録されているので、クリスマス音源は計7曲。ということで収穫扱い。

 もう1枚は、'98年に出たフランク・シナトラのCDで、リプリーズ時代の録音からギャンブルっぽい曲を集めたもの。10曲しか入ってないので、ボリュームとしては物足りないのだが、'61年の『ポケット一杯の幸福』主題歌のカヴァーが入っていたので購入。本来は春の歌っぽいけど、クリスマスのキーワードが出てくるので、準収穫扱いということで。

 CD:The McGuire Sisters "Sincerely"(2CD)
     「Frosty, The Snowman」「Give Me Your Heart For Christmas」
     「Christmas Alphabet」「I'd Like To Trim A Tree Wth You」
     「The Littlest Angel」「The Cactus Christmas Tree」「Happy New Year」収録
    Frank Sinatra "Lucky Numbers"
     「Pocketful Of Miracles」収録



5月10日(土)

 雨の中、帰宅すると郵便受けに海外からの荷物。中身は先日オークションで落とした、ブルース・マグースの'67年のクリスマスシングル。盤だけは持っていたけどこれはPS付き。PSといっても袋状ではなく、やや厚手の紙が2つ折になっているだけのもので、盤は白ラベルだったから、プロモオンリーのPSなのか、それとも一般でも出回ったのか、その辺がよく分からない。でもこの「ジングル・ベル」はカッコいい出来なのよ。

 シングル:
 Blues Magoos "Jingle Bells/Santa Claus Is Coming To Town"



4月30日(水)

 帰宅すると、海外オークションで落としたEPが届いていた。'63年にリプリーズから出た、シナトラ一家のクリスマスアルバムから4曲収録したもの。シナトラ一家といっても、ナンシーとか実の子供たちとのやつじゃなく、サミー・デイヴィス・ジュニアやディーン・マーティン、キーリー・スミス、ルー・モンテ、マクガイア・シスターズ等々、歌手仲間のシナトラ人脈の方。

 このEPは、かなり前にジャズ・ヴォーカル本のシナトラ特集のカラーページで見て、その存在を知ったものの、これまで実物はおろか、ネットオークションでもお目にかかったことがなかった。それが先月、UKリプリーズ盤が出品されているのを見つけて、自分としてはかなりテンションが上がったのだが、思っていたよりかなり安く落とせたので嬉しい。

 EP:Frank Sinatra, Sammy Davis Jr., Keely Smith, Dean Martin
    "Have Yourself A Merry Little Christmas"



4月19日(土)

 帰宅すると海外オークションで落としたCDが2枚届いていた。オークションといっても、1ドルセールのような開始値で出していた業者のブツに入札したら、そのまま落ちちゃったので、送料の方がはるかに大きい。まずフランク・シナトラと娘のナンシー、ティナ、そして息子のフランク・ジュニア、このシナトラ・ファミリーが'69年に出したクリスマスアルバム。今回のCDは'99年に24Kディスク仕様で出たもの。もう1枚はヴィンス・ガラルディの『チャーリー・ブラウン・クリスマス』。'65年のファンタジー盤のCDは何度も出ていて、手元にもジャケット違いで数枚あるけれども、これは'97年にスターバックスのチェーン店だけで販売された、デジパック仕様のまたまた別ジャケット。

 CD:"The Sinatra Family Wish You A Merry Christmas"
    Vince Guaraldi Trio "A Charlie Brown Christmas"



4月17日(木)

 先週頭にエヴァ・キャシディの公式サイトで注文したクリスマスCDが届いた。80年代半ばから後半にかけて結構な盛り上がりを見せた、"GO-GO"のゴッドファーザーことチャック・ブラウンが'99年に出したもので、ラスト2曲「The Christmas Song」と「That Spirit of Christmas」が、エヴァ・キャシディとのデュエットになっている。エヴァとのデュエットは違うけど、全9曲中5曲は"GO-GO"スタイルのアレンジ。「That Spirit of Christmas」は、'85年にレイ・チャールズが出したクリスマスアルバムに入っていた曲。レイ・チャールズのアルバムタイトルも、これと同じ『The Spirit of Christmas』だったから、何か含むところがあったのかね。

 CD:Chuck Brown "The Spirit of Christmas"



4月11日(金)


 帰宅すると通販で頼んだDVDが届いていた。昨年のクリスマスシーズンに公開された『Alvin and The Chipmunks』。サントラCDのジャケットで、シマリスたちのあまりの可愛くなさにがっかりしたのだが、日本公開はクリスマスの時期にはなりそうもないし、どうせ他愛ないお話だろうから、英語字幕でもいいやと思って購入したもの。ざっと早送りで見たけど、まあこの手のCGキャラが出てくるコメディのパターンですわな。歌うシーンが多いのが、他のキャラ作品よりは唐突感がないだけで。

 両面ディスクで、それぞれにワイドスクリーン版と通常版を収録。特典映像は両面に振り分けられていて、通常版側に入っていたロス・バグダサリアン・Jrが語る「チップマンク・ヒストリー」ってのが、ちょっと面白かったかな。12分ぐらいだけど、特典映像には英語字幕が出ないのが痛い。本編で一番いいのはエンドロールでジャケット画像が出てくることかな。ここは大きなスクリーンで観たくなってきた。

 DVD:"Alvin and The Chipmunks"



4月7日(月)

 ポイントが貯まっていたので、会社帰りに池袋H店へ寄る。ペリー・コモのコーナーに、フォンテーン・シスターズとの2枚組アンソロジーがあったので抜く。UKの廉価盤レーベルからのもので、ブックレットも薄いからデータはあまり期待できそうもないけど、フォンテーン・シスターズのクリスマス音源も入ってるし、タダだと思えばいいや。

 収録されたクリスマス音源は、まず「It's Beginning To Look Like Christmas」。'51年のペリー・コモのシングルで、コーラスがフォンテーン・シスターズ。「Nuttin' For Christmas」「Silver Bells」は'55年のフォンテーン・シスターズのシングル両面。「First Christmas」はペリー・コモの'50年の録音で、キャロルのメドレーとナレーションで構成されたもの。

 CD:Perry Como & The Fontane Sisters "One More Time"(2CD)



4月4日(金)

 帰宅すると海外オークションで落とした7インチが届いていた。フランス人が出していた、キャンド・ヒートのPS付きクリスマスシングルで、フランスプレスのリバティ盤。チップマンクスとの共演仕立てのシングルで、PSなしのUS盤やUK盤は持っていたけど、雑誌か何かで見たこのPSが欲しくてずっと探していた。US盤は'68年に出たが、UK盤は翌'69年の発売。今回のフランス盤は、PSにも盤にも年代表記はないが、UK盤と同じ'69年の線か。 それにしてもこのフランス人。落としてから気付いたのだが、PayPalは100$以上の金額じゃないとダメで、マネーオーダーもダメ。結局現金を書留で送るしかなくて難儀した。欲しいPSだから、つい勢いで入札してしまったけど、やっぱり支払条件はよく見とかないといかんね。

 シングル:Canned Heat and The Chipmunks
        "Christmas Blues/The Chipmunk Song"



3月17日(月)

 帰宅すると、海外オークションで落としたシートミュージックが届いていた。今回の4枚のうち、クリスマスソングは2つ。ナンシー・ウィルソンが'63年に出したシングルと、エルトン・ジョンの'73年のシングルだが、このエルトン・ジョンの曲は「Step Into Christmas」のB面。昨年A面のシート・ミュージックは入手したけど、まさかこんなB面の曲まで出ていたとは。 他はレターメンの'67年初めのシングル「Our Winter Love」。'63年のビル・パーセル盤が大ヒットしたインスト・ナンバーで、レターメン盤は当然歌詞入り。ウィンター・ソングということでこれは準収穫扱い。

 Sheet Music:
  Nancy Wilson "That's What I Want Fro Christmas"
  Elton John "Ho, Ho, Ho, (Whi'd Be A Turkey At Christmas)"
  The Lettermen "Our Winter Love" '



2月23日(土)

 新宿のH店をぶらぶら。須藤薫のハミングバード時代の紙ジャケCDが出ていたので、'91年12月に出た『ウィンター・ムーン』を買うことに。クリスマスというよりも、ウィンター・シーズン向けのアルバムだけど、これは準収穫ということで。 帰宅すると、先日アニタ・カーのサイトで注文したクリスマスCDが2枚届いていた。'69年のDot盤『Spend This Holiday With Me』と、'71年のAmpex盤『A Christmas Story』を、アニタ・カーのレーベルから復刻したもの。'71年のアルバムは、アニタ・カー・シンガーズとロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ名義だったが、このCDでは『Anita Kerr's Christmas Story』と改題されている(ナレーションはアニタ・カー自身)。

 CD:The Anita Kerr Singers "Spend This Holiday With Me"
    "Anita Kerr's Christmas Story - The Angels in the Faded Blue Jeans"
    須藤薫 『ウィンター・ムーン』※紙ジャケ



2月22日(金)

 知人からクリスマスCDが2枚送られてきた。昨年頼んでくれたらしいのだが、先週ようやく入荷したのだそう。まず、昨年フランスで出たコンピレーションで、世界各国の言語で歌われる有名クリスマスソング集。「ホワイト・クリスマス」など一部のポピュラーソングを除いて、ほとんどはキャロル。イタリア、カメルーン、ルーマニア、ポルトガル、アメリか、フィンランド、ロシア、中国、ブルガリア、フィリピン、フランス、レバノン、ベトナム、タヒチ、タイ、アルゼンチンの全16ヶ国で16曲。

 もう1枚はボストンの弦楽四重奏ユニットによるクリスマスアルバム。自主制作のCD-Rで、昨年か一昨年ぐらいに出たもののようだが、内容は「くるみ割り人形」に、映画『ポーラー・エクスプレス』で使われた曲とか、マライアやカーペンターズの曲を挟んだ構成。チェロ担当は日本人のようだ。まあ確かに、リストには載ってても自分ではカートに入れないタイプのCDかも。

 CD:V.A. "Christmas Around The World"
    Boston String Quartet "On Christmas Eve"



2月19日(火)

 帰宅すると通販で頼んでいたクリスマスCDが届いていた。といっても、頼んだのは昨年12月下旬のことだが、入荷にかなり時間がかかったのでこんな時期になってしまった。まず昨年8月頃に本国で限定発売のコレクターズ・エディションとして出た、ヴィンス・ガラルディの『チャーリー・ブラウン・クリスマス』缶ケース入り3枚組。中身は2006年にリマスター再発されたファンタジー盤と、2005年にデヴィッド・ベノワがプロデュースした40周年記念盤、'98年に出たヴィンス・ガラルディの『Holiday Hits』の3枚。缶の表は'65年のファンタジー盤のジャケットを基にしたデザインで、キャラクター部分は凹凸により浮き上がっている。もう1枚は昨年オーストラリアで出た、オリヴィア・ニュートン・ジョンの新作クリスマスアルバム。

 CD:Vince Guaraldi "A Charlie Brown Christmas -collector's edition-"(3CD)
    Olivia Newton-John "Christmas Wish"



2月16日(土)

 帰宅すると海外オークションで落としたシートミュージックが届いていた。シートミュージックはイギリスの業者が出していたもので、そのうちの1枚がドラ・ブライアンのクリスマスソング。'63年に出た曲で、ビートルズの初期トリビュートソングとしても知られる。

 Sheet Music:Dora Bryan "All I Want For Christmas Is Beatle!"



1月28日(月)

 帰宅すると、海外からクッション封筒でCDが1枚届いていた。はて?今月は特にオークションで落としたものはなかったはずだが。何だっけなと封を開けると、アルヴィン・スターダストのクリスマスCDが出てきた。そういえば昨年の12月初めに、公式サイトで注文した覚えが。いやー、遅いからすっかり忘れてたよ。

 これは2003年に出たもので、翌年にはジャケットを変えたセカンド・エディションも出したようなんだけど(収録曲や曲順は同一)、どちらとも購入可能みたいだったので、まず初版の方にしたのだ。それにしてもケース汚ねえなあ(スリキズ多数)、何だよージャケットも汚れてるぞとよく見たら…アルヴィン・スターダストのサインでした。わーい。でも読めないな(笑)。多分「Best Wishes Alvin」ってところかね。

 CD:Alvin Stardust "Rockin' Around The Christmas Tree"



1月19日(土)

 渋谷H店でオールディーズコーナーを見てると、エルヴィスの発掘音源レーベルである「Follow That Dream」から昨年出たCDで、'71年のナッシュヴィル・セッションのアウトテイク集があった。このとき録音されたクリスマスソング4曲の別テイクが合わせて5つ入っていたので、これは購入。あと、やはり昨年出ていた、チップマンクスのクリスマスCD。2枚のクリスマスアルバム全曲に、キャンドヒートとのシングル音源を加えた全25曲。音源としては全部持ってるのだけど、今回初めて採用されたキラキラジャケットを見ると、やはり手元に置いておきたい。ということで一緒に購入。

 CD:Elvis Presley "I Sing All Kinds - The Nashville 1971 Sessions"
      「I'll Be Home On Christmas Day」「Holly Leaves And Christmas Tree」
      「If I Get Home On Christmas Day」「It Won't Seem Like Christmas」収録
    "Christmas With The Chipmunks"



1月12日(土)

 帰宅途中、池袋H店でクリスマスCDを3枚購入。何れも昨年出たもので、まずランディ・トラヴィス。'89年に出した『An Old Time Christmas』以来、久々のクリスマスアルバム。ボニーMのクリスマスアルバムは'81年に出たもので、これまで何種類かのタイトルでCD化されてたけど、多分アナログしか持ってなかったと思うので購入。原田芳宏のCDはインディーズのコーナーにあったもので、スティールパンによるクリスマス。

 CD:Randy Travis "Songs OF The Season"
    Boney M "Christmas With Boney M"
    原田芳宏 『スティールパン・クリスマス』"



1月5日(土)

 海外オークションでクリスマスの頃に落としたシートミュージックが届いていた。ボビー・ヴィーの「クリスマス・バケーション」。'62年のクリスマスアルバムに収録されていた曲だ。同年シングルカットされる予定だったのに、結局未発売に終わったそうなので、その曲のシート・ミュージックが出ていたなんて思わなかったなあ。

 Sheet Music:Bobby Vee "Christmas Vacation"



【Record Hunting Diary】

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