12月29日(木)

 新宿U店で『ダイ・ハード』のサントラを見つけたので買う。以前買い逃していたサントラリイシュー専門レーベルから出た限定の2枚組仕様に、新たに発掘された未使用音源等を加え、先月末に3500枚限定で出たもの。前のは結構なプレミアがついてたので嬉しい。これが多分今年最後の収穫。

 CD:OST "Die Hard"(2CD Limited Edition)



12月24日(土)

 仕事のあとでレコ屋回りでもしようかと思ったが、どうも気力がなくて、駅近くのT店でCDチェック。今月初めに試聴していたミシェル・ルグランのクリスマスCDを買うことに。ミシェル・ルグランのアレンジと指揮で、ジェイミー・カラム、マデリーン・ペルー、イギー・ポップ、ルーファス・ウェインライト、イメルダ・メイらが歌っており、35分程度ながら、アレンジがゴージャスでなかなか楽しい。カフェ・アプレミディから出た5曲入りクリスマスEPというのがあったので、これも一緒に。500枚限定らしいが、ほんとかしら。ディーン・グレッチ、ベニー・シングス&クララ・ヒル、マイケル・ディーコン、ジャネット・サイデル、ドス・オリエンタレスが参加。

 和ものフロアで、気になっていた土岐麻子の6曲入りアルバムもついでに買うことに。前に見たときはDVD付きの高い方しかなかったのだ。この中の「悲しくて笑った」というのがクリスマスソングで、EPOが書いた曲。ニュー・イヤー・ソング「NEW YEAR, NEW DAY」というのも収録。インディーズのコーナーで、THE DEKITSというフォーク・カルテットのシングルを見つける。今月初めに出た『DE KIT 4 KEY'S』というアルバムからのシングルカットだが、B面がアルバム未収録のクリスマスカヴァー「Christmas Wish」。

 帰宅すると、海外オークションで落としたPS付きシングル3枚と、知人から送られてきた昔の子供向けピクチャーレコードが2枚届いていた。メラニーのシングルはオランダ盤で、B面がクリスマスソング。「ルビー・チューズデイ」とのカップリングで出たUS盤は'70年だったが、このオランダ盤は'71年のようだ。あと2枚はゲイリー・グリッターのクリスマスシングルで、'84年のオリジナル盤と、'92年のシングルB面に入ったもの。

 CD:Michel Legrand "NOEL! NOEL!! NOEL!!!"
    V.A. 『Haven't We Met? -Season's Gift EP』
    土岐麻子 『sings the stories of 6 girls』
      ※「悲しくて笑った」「NEW YEAR, NEW DAY」収録
 シングル:
   THE DEKITS 「Thirsty Thursday/Christmas Wish」
   Melanie "Stop I Don't Wanna Hear It Anymore/Merry Christmas"
   Gary Glitter "Another Rock and Roll Christmas/(inst.)"
   Gary Glitter "Through The Years/Another Rock and Roll Christmas"
 ピクチャーレコード:
   根岸澄代(A面)小酒井ちはや(B面) 「ジングル・ベル/きよしこの夜」
   木下雅子(A面)田端さとみ(B面) 「もろ人こぞりて/蛍の光」



12月21日(水)

 やたら忙しくてレコ屋も全然回れず、24日の仕事のあとでせいぜい1〜2軒回って終わりになりそう。帰宅すると知人からクリスマスシングルが1枚送られてきており、中を開けると'66年のジム&キャシーのCadet盤。感謝です。

 シングル:
  Jim & Cathy "Santa's Got A Brand New Bag/People Stand Back"



12月10日(土)

 帰宅するとシートミュージックが3つ届いていた。ダン・フォーゲルバーグの「懐しき恋人の歌」、PP&Mの「クリスマス・ディナー」、アン・シェルトン(バート・アンブローズ楽団の専属歌手としてヴェラ・リンの後任になった人)の「マイ・クリスマス・ウィッシュ」。

 新宿U店で今日買ったのは、『Santa's Soul & Funk Christmas Party』というクリスマスコンピレーションと、昨年出たヘイリー・ロレンという女性歌手の国内盤。コンピレーションの方はネットでの発売告知が気になっていたが、知らない曲も入ってるとはいえ13曲しか入ってないというのが微妙だし、ソウル/ファンク系のような謳い文句の割には、'56年のブキャナン&グッドマンのクリスマスシングルみたいなノベルティチューンが入ってるしで、なんとも正体不明。どうもドイツの7インチコレクターがコンパイルしたレアシングル集らしく(3割は既CD化)、ライナーに期待して100円違いの国内盤を買ったのだが、輸入盤にオビを付けただけの代物だった。失敗。

 中のライナーは、レーベル画像とかは載せているものの、年代データが文中にあるのが半分程度。あとJBのように1曲をパート1と2に分けてAB面に収録したもの(パート2がインスト仕立てになっている場合もある)が2つあり、JBの旧CDでは、パート1と2はそれぞれフェイドアウトで単独トラックになっていたが、Hip-Oから出たコンプリートCDでは、パート1&2の表記で分割されていない1トラック扱いのものもあった。今回の場合、ヴァーノン・ギャレットのシングルは元々長尺版だったのを分割したものと思われるが、ここではフェイドアウトでの分割ではなく、曲途中にパート2のチャプターが入れられている。もう1つ、カウント・シドニー(=ロッキン・シドニーだ)の方は、同じオケでパート2をインストヴァージョンに仕上げたものだが、パート1のコーダからパート2のイントロ(同じリフ)に単純に繋げられていて、その繋ぎ目にチャプターが入っている。これは本来存在しない勝手なミックスで、何でこんなことをしたの?と言いたくなる。そのくせブキャナン&グッドマンのシングルはA面のパート1しか収録していない。まあ、このシングルはソウル/ファンクとは関係ないし、宇宙人襲来のニュースにヒット曲を細切れでコラージュしたような企画盤だから、CD内のポジションとしてはオマケ的な位置なのかもしれないけど、このパート2は本当にA面の続きで、A面最後で「裏面に続くよ!」とちゃんとナレーションが入ってるのだ。結局、収録曲はいいのに、どうにもこうにも痒いところに手が届かない困った1枚。

 ヘイリー・ロレンは『青い影』のタイトルをよく見かけていたけど、このクリスマスCDは元々2008年に出たもので(解説には2009年に出たものだと思うが云々と書いてあったけどな)、最後に1曲2010年録音の曲をボーナス収録。オビにあった「"ナチュラル・ボーン・ディーヴァ"とも評される癒しの美声』という気恥ずかしくなるコピーはかえって逆効果だと思うが、2008年録音のオリジナル部分よりもボーナストラックの方に成長がみられ、この1〜2年はそれなりの期間だったんだろうなというのが窺える。

 Sheet Music:
  Dan Fogelberg "Same Old Lang Syne"
  Peter, Paul and Mary "Christmas Dinner"
  Anne Shelton "My Christmas Wish"
 CD:V.A. 『サンタズ・ファンク&ソウル・クリスマス・パーティー』
    ヘイリー・ロレン 『クリスマス・コレクション』"



12月5日(月)

 帰宅するとCDが1枚届いていた。メエ・ウェストの'66年のクリスマスアルバム『Wild Christmas』と'56年の『The Fabulous Mae West』の2in1。昨年CDが出ていたのを知ったので、夏頃に国内の通販サイトで頼んだのに、メーカー在庫切れとかで一向に届かず、キャンセルして向こうの業者から買ったもの。'80年に『Mae In December』というタイトルで再発されたLPは、15年ぐらい前に入手していたが、オリジナル盤は6年前に入手。もう1つ、別レーベルからの再発盤があるけど、それもそのうち買おうと思ってるうちに見かけなくなってしまった。

 メエ・ウェストには、同じく'66年に出したロック・カヴァー集の『Way Out West』というカルト盤があるが、このクリスマスアルバムもその延長線にある作りで、アイク&ティナ・ターナー版アレンジの「メリー・クリスマス・ベイビー」やエルヴィスのクリスマスソングのカヴァー、台詞を加えて無理矢理クリスマスソング仕立てにした「フロム・ミー・トゥ・ユー」、「サンタ・ベイビー」は間奏でいきなりリズムが変わって「ユー・リアリー・ガット・ミー」のリフからまた元のリズムに戻るという珍品。今日知ったけど、このアルバムってダウンロード販売してたのね。おまけに『Way Out West』もあったから驚いた。ちなみにメエ・ウェストは当時70代。

 CD:Mae Wset "Wild Christmas/The Fabulous Mae West"



11月22日(火)

 昨日帰ると通販で頼んだクリスマスCDが3枚届いていた。まず、昨年出るとかいってうやむやに終わっていたカメオ/パークウェイのクリスマス音源コンピレーション。ダウンロード販売は前からやっていて、昨年CDも注文したのだが入荷せずにキャンセル扱いになってしまったもの。ボビー・ライデルとチャビー・チェッカーとかはともかく、カメオズのB面とかインストアルバムに入っていた曲は嬉しいよ。

 2枚目はケイト・ブッシュの新作。7曲なのでミニアルバムかと思っていたら約1時間のフルアルバム。ただ、厚手のカバーがついた本のような体裁になっていて、CDはぎりぎりのサイズのスリーブに入れられており、出し入れしにくい。普通のプラジャケで出るのなら買い直したいけど、買い直したいほどの内容かと言われると微妙。ちゃんと作られているのは分かるけど、如何せん全曲長い。3枚目はシカゴの新作で、クリスマスアルバムとしては2枚目。ちょっとまとまりに欠ける感もあるけど、'98年のクリスマスアルバムに比べればずっといいな。ドリー・パートン、アメリカ、ビービー・ワイナンス、スティーヴ・クロッパーがゲスト参加。

 CD:V.A. "Cameo Parkway Holiday Hits"
    Kate Bush "50 Words For Snow"
    Chicago "Chicago XXXIII / O Christmas Three"



11月18日(金)

 昨日届いた7インチ。まずジョージの'74年のシングル、『ディン・ドン』PS付きのUS盤。『ディン・ドン』は、日本盤とフランス盤は結構前から持っていたが、他のPS付きは買おうかなと思うときにブツが出てないというか、いつもタイミングが合わなかった。もう1枚の『ディン・ドン』はポルトガル盤のPS付き。US盤のB面は「ハリズ・オン・トゥアー」だが、ポルトガル盤は(UK盤や日本盤と同じ)「アイ・ドント・ケア・エニーモア」。最後はナンシー・ラプランテの'69年のクリスマスシングル。PSなしのローリー盤。

 シングル:
 George Harrison "Ding Dong; Ding Dong/Hari's On Tour (Express)"※US盤
 George Harrison "Ding Dong/I Don't Care Anymore"※ポルトガル盤
 Nancy LaPlante
    "Debbie's Last Christmas/Theme From Debbie's Last Christmas"



11月17日(木)

 会社の帰りに渋谷H店に寄り、ネットで注文していたジミー・スミスのEPを受け取る。'64年のクリスマスアルバムからのもので、ジャケ写が珍しいUK盤。タイトルもLPとは別になっている。

 帰宅するとポール・アンカのクリスマス新譜が届いていた。'60年以来となる、2枚目のクリスマスアルバム。フルオーケストラをバックに有名曲を歌っており、こういう作りだとつい何曲かは派手目のスイングアレンジにしがちなところを、これは抑えに抑えていて結構いいよ。

 EP:Jimmy Smith "A Cool Yule with Jimmy Smith"
 CD:Paul Anka "Songs Of December"



11月15日(火)

 帰宅すると、'63年のブロードウェイ・ミュージカル『Here's Love』で使われたクリスマスソング、「Pinecones and Holly Berries」のシートミュージックが届いていた。'47年の映画『三十四丁目の奇蹟』を原作にしたミュージカルで、『ミュージック・マン』や『浮沈のモリー・ブラウン』で有名なメレディス・ウィルソンが脚本と詞・曲を書いている(『34丁目の奇跡〜Here's Love〜』のタイトルで、日本でも90年代後半から何度か上演されているようだが未見)。この曲を聴いたのはオズモンズのヴァージョンが初めて。「It's Beginning to Look a Lot Like Christmas」(これもメレディス・ウィルソンが書いた曲)とメドレー仕立てになっていて、途中からは2つの歌が交差するような構成。

 Sheet Music:
  "Pine Cones and Holly Berries
(with It's Beginning to Look a Lot Like Christmas)"



11月11日(金)

 昼休みに新宿T店で、ポイントを使ってスペクターのクリスマスCDを購入。すでに紙ジャケ化も3度目で、スペックが変わる度に毎回買ってるから、プラケースのものも含めると部屋の中に何枚あるのかもう分からない。

 帰宅するとジャスティン・ビーバーのクリスマスCDが届いていた。正直言ってこれまでまともに聴いたこともないし、本人への関心も全くなかったけど、やはりこの子は売れてるんだろうなと思わせる仕上がり。後年聴いてどう思うかは分からんけどね。オリジナル6曲とカヴァー5曲の計11曲で、オリジナルが思ったよりもいい。カヴァーの処理も含め、比較的あっさり目なのも好感がもてる。でも「リトル・ドラマー・ボーイ」って、俺はやっぱり苦手な曲だ。

 CD:V.A. 『クリスマス・ギフト・フォー・ユー』
    Justin Bieber "Under The Mistletoe"



11月5日(土)

 映画のあとで渋谷に移動し、H店で注文していた7インチを受け取る。'68年のフラーテイションズのシングル「Nothing But A Heartache」。このシングル、海外オークションでは割と見かけるのだが、ほとんどはUS盤。今回買ったのはUK盤で、こちらのB面がクリスマスソングになっているのだ(US盤は別曲)。帰宅すると海外オークションで落としたシングルが届いていた。シングルはヴェラ・リンが'76年にクリスマスアルバムを作った際のもので、これはPS付きのオランダ盤。

 シングル:
   The Flirtations "Nothing But A Heartache/Christmas Time Is Here Again"
   Vera Lynn "White Christmas/Do You Hear What I Hear"



11月4日(金)

 ネットで注文したキャロル・キングのクリスマス新譜が、発送が12月にずれ込むとのメールが来たので(すでに店頭には入荷済み)、キャンセルして昼休みに新宿T店で購入する。このCD、US盤とEU盤ではタイトルが異なっていて、US盤は『A Holiday Carole』でデジパック仕様、EU盤は『A Christmas Carole』でプラケース仕様。T店に入荷していたのはEU盤。U店に入荷していたUS盤の方が少し安いけど、曲目は同じだし、プラケースの方が保管が楽なのでこちらにした。ちなみに今月半ばに出る国内盤のタイトルは『クリスマス・キャロル』。

 プロデュースは娘のルイーズ・ゴフィン。リトル・エヴァがあやしていたこの子がデビューした頃はLP買ってたなあとしみじみ。今回の全12曲中、3曲のオリジナルはみなルイーズが書いており、キャロル・キングは曲作りには参加していない模様。

 店内の試聴機では、頭の「マイ・フェイヴァリット・シングス」がちょっと「イッツ・トゥ・レイト」風のアレンジでおっと思ったけど、帰宅してからじっくり聴くとまあまあ止まりか。オリジナルの3曲は可もなく不可もなくといったところだが、ウィリアム・ベルのカヴァーの出来がまずまず。大推薦とまではいかないけど、今年のクリスマス新譜で3枚ぐらい買うんなら入れてよし。

 これと一緒にネットで注文したのがジャスティン・ビーバーのクリスマス新譜。これも発送が遅れるらしく、キャンセルこそしなかったものの、試聴機で聴いてみたら結構な仕上がり。この子の曲は聴いたことがなかったけど、マライアのあの曲は箸休め程度とはいえ、全体としてはやっぱり勢いを感じさせる出来。今年1枚だけクリスマスCDを買うなら、お薦め候補に入れざるを得ないだろうなあ。

 CD:Carole King "A Christmas Carole"



10月31日(月)

 帰宅すると届いていたのは、出たばかりのジョン・ゾーンのクリスマスアルバム。有名曲のカヴァーが7つとオリジナルが2つ。意外に真っ当な作りで、たまにヘンなアレンジが出てくるぐらい。オリジナルはあまりいい曲じゃないけど、カヴァーばかりの構成では飽きちゃったかも。最後の「ザ・クリスマス・ソング」だけヴォーカルが入る。

 CD:John Zorn "A Dreamer's Christmas"



10月25日(火)

 帰宅するとクリスマス新譜が2枚届いていた。まず、ストーン・テンプル・パイロッツのヴォーカル、スコット・ウェイランドのソロ。1曲のみオリジナルで、他は有名なスタンダードばかり。最初の「ザ・クリスマス・ソング」、オーソドックスなオーケストレーションで始まり、歌が始まるとその下手さに苦笑。真面目に歌ってるのかふざけてるのか分からないうちに、ボサノバ風のアレンジが出てきたり、またオーソドックスな感じに戻ったり。最後の「オー・ホーリー・ナイト」をこの歌唱力でどうするのかと思ったら、これだけレゲエアレンジ。まあ、珍品ですな。

 続いてマイケル・ブーブレ。2003年に5曲入りのクリスマスEPを出していて、これを聴いたときは逸材だと思ったものの、フルアルバムの尺で聴いたらどうかなという不安もあって、その後のアルバムなどを試聴するとその不安が当たった感も。今回のアルバムは1曲目の「イッツ・ア・ビギニング・トゥ・ルック・ア・ロット・ライク・クリスマス」のベタつきがすでに気になる。スコット・ウェイランドのあとに聴いてるんだから、普通の歌手ならかなり上手く聴こえても不思議じゃないのに(笑)。

 プッピーニ・シスターズと一緒に、ビング&アンドリュー・シスターズのスタイルを模した「ジングル・ベル」も、ビング・クロスビーの凄さを再認識するだけで、シャナイア・トウェインとデュエットしたドリフターズ風の「ホワイト・クリスマス」も不発。ただ、その次のマライアの「恋人たちのクリスマス」のカヴァーは出来よし。昨年のプッピーニ・シスターズのカヴァーもそうだったけど、この曲は要するにマライアのあのアレンジがそもそも合ってないんじゃないかね。1曲だけ入ったオリジナルは佳曲。最後のタリアとのデュエットも、まあ普通。幾つかいい出来のものはあったし、お金もかかった作りなのに、諸手を挙げてお薦めとはいかんなあ…。

 CD:Scott Weiland "The Most Wonderful Time Of The Year"
    Michael Buble "Christmas"



10月22日(土)

 池袋R店で何か買おうとCDを物色。シー&ヒムのクリスマス新譜って、特に気にしてなかったけど、これってズーイー・デシャネルがやってるユニットだったのね。であれば買い。もう1枚、ポール・サイモンの今年春に出たアルバムの1曲目がクリスマス絡みだったので、これも一緒に。

 シー&ヒムはズーイー・デシャネルとマット・ウォードのデュオ。収録の12曲はみな有名曲のカヴァーで、ビーチボーイズ(2曲)とNRBQが含まれている。パッケージの出来がよくて、カードの扱いもよろしい。いくら手をかけても、昨年のインディゴ・ガールズみたいになっては取扱いが面倒でどうしようもない。中身は特にすごいって出来のものはないけど、シンプルに展開される32分で意外に気に入った。

 CD:She & Him "A Very She & Him Christmas"
    Paul Simon "So Beautiful or So What"
      ※「Getting Ready for Christmas Day」収録



10月21日(金)

 帰宅するとクリスマスCDが届いていた。まずマンディ・バーネットというカントリーの女性歌手。90年代半ばにデビューした人らしいけど、公式サイトを見たら「World Class Vocalist」とか、タイトルに書いてあってちょっと引いた。カントリーで上手いなと思う女性歌手はいろいろいるけど、こういうことを臆面もなく書いてるサイトってあまり見た事ないよ。この新作は有名どころのクリスマスソングばかりで、アレンジもゴージャス2歩手前とはいえ、古き良き頃のクリスマスアルバムの線を狙ったのは見てとれる。歌は下手じゃないけど、30代半ばでこんな年寄り臭いタメばかり入れられると、32分しかないのに途中で辛くなるなあ。
 
 次はロリ・ミーチェムというピアニストのカルテットによる新譜。ヴィンス・ガラルディの『チャーリー・ブラウン・クリスマス』へのトリビュートだというので買ったのだが…げっ、これってレーベル、あのグリーン・ヒルだったのか。失敗した…。勇気を振り絞って聴いてみると、あのビージー・アデールほど酷い代物じゃなかったけど、わざわざ(新品を)買ってまで聴くほどのもんじゃないなあ。特にタイトル曲の出来悪し。

 最後にUK編集の2枚組コンピレーション。タイトルに「2」とあるけど、「1」の方は知らんなあ。エルヴィス、ボビー・ダーリン、ペリー・コモ、ジョニー・マティス、コニー・フランシス、パット・ブーン、ペギー・リー、ペトゥラ・クラークに交じって、ドゥワップ勢やらニーナ&フレデリック、トミー・スティール、アダム・フェイスとかが出てくる、あまり統一感のないCD。

 CD:Mandy Barnett "Winter Wonderland"
    The Lori Mechem Quartet "Christmas Is Coming"
    V.A. "Sweethearts & Stolen Christmas Kisses 2" (2CD)



10月12日(水)

 昼休みに新宿U店の中古CDを物色。邦楽フロアでパラキンの知らないCDを見つけたので手に取ると、最後に「二人だけのEVE〜Ending Theme Music」という曲が入っていた。他のタイトルは「Summertime」とか「Aloha」が入ってたり、あまり冬寄りの感じじゃないけど、まあこれはクリスマス絡みだろうし、安かったから購入。

 さてジャケや盤には年代が明記されていなかったパラキンだが、どうも'95年のインディーズ盤のよう。80年代にサンデーズにもいた麻見和也がいた時期('88年に加入したらしい)で、麻田梨加という女性ヴォーカルもいて、この人はパラキンの最後の方までいたんだっけ?1曲目の「Opening Theme Song」を抜いた11曲中、ソロをとるのは佐野さんが2曲、麻見和也と麻田梨加が3曲ずつ、もう1人のヴォーカル上西亨太郎が1曲、麻見+上西で1曲、残りの1曲はパラキン全体、という構成。アレンジはダニーさんになっているけど、リズム隊は打ち込みなので少々ツラい。それでもときどきおっと思わせる箇所が出てくるな。あ、ラストは麻田梨加がソロをとるクリスマスソングでした(但し曲の出来はごく普通)。

 CD:ダニー飯田とパラダイスキング 『Singing For You』



10月11日(火)

 帰宅するとクリスマスCDが1枚届いていた。キャシー・トロッコリという女性歌手の新譜で、この人は90年代後半にダヴ賞というアメリカのゴスペル音楽協会の賞をとったこともあるから、いわゆるCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)系の人…だろうと思ったのだが、ジャケ裏を見ると、「Similar To」としてダイアナ・クラール、ノラ・ジョーンズ、エヴァ・キャシディの名が。去年こんな表記をしてたクリスマスCDがあったよなあと棚を確認すると、ジェイミー・ポールのアルバムがそうだった。レーベルも同じグリーン・ヒル。全12曲のほとんどがスタンダードな選曲だが、カヴァーとしてエイミー・グラントの'92年のアルバム曲(せっかくカヴァーしてるんだからこの人の名とかを挙げりゃいいのに)、クリス・ライスの2001年のアルバム曲、それにオリジナルが1曲といった具合。下手な人ではないんだろうけど、歌い方に妙な臭みがあって俺はダメだな。買って失敗したよ。

 CD:Kathy Troccoli "Christmas Songs"



10月7日(金)

 会社帰りにU店で、ポピーズのCDを買う。「恋のチャンス」や「恋は気分」のポピーズじゃなくて、フランスの男子小学生コーラスグループの方。聖歌隊出身の17人組で、70年代には本国では相当な人気だったそう。バークレー時代のベスト盤で、デビューシングルとなる「Noel '70」や、'74年の「Glory Alleluia」はクリスマスシングル。結構反戦とか硬派な詞のやつ、歌ってたのね。「レット・ザ・サンシャイン・イン」とか「アメリカの祈り」のカヴァーもあるし、ファンク期のテンプスみたいなアレンジのやつもあって、意外に聴けちゃうな。

 CD:Poppys "Les Annees Barclay"



10月5日(水)

 本日届いた今年のクリスマス新譜。ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』のオリジナルキャストによるアルバムで、プロデュースはボブ・ゴーディオ。オリジナルキャストといっても、フランキー・ヴァリ役でトニー賞をとったジョン・ロイド・ヤングを始め、ロンドン、ラスベガス、ブロードウェイ、オーストラリア、そしてナショナルツアーのキャストからの選抜メンバー。

 '62年のフォー・シーズンズのクリスマスアルバムのアレンジを使ったトラックは少なく、「カモン・マリアンヌ」風アレンジの「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」は途中で「1963年12月」風の「久しく待ちにし」が入るし、初期のフォー・シーズンズ風リズムアレンジの「世の人忘るな」は途中で「フー・ラヴズ・ユー」が入ったり、コーダのコーラスが「悲しき朝やけ」風だったり、フランキー・ヴァリのソロっぽかったり、かと思えばドリフターズ版の「ホワイト・クリスマス」をフォー・シーズンズがカヴァーしました風でやってみたり。全部があのフォー・シーズンズ風という訳でもないし、かといって出来の悪いトラックは特に見当たらない。万人にお薦めできるのかとなるとちょっと不安だけど、今期のアルバム1枚目としては悪くなかったのでホッとした。

 CD:Jersey Boys "Seasons Greetings: A Jersey Boys Christmas"



9月30日(金)

 新宿U店にメリー・ホプキンの『スピリット』があったので購入。'89年にインディーレーベルのTRAXから出ており、入手困難盤と言われていたものだが、今回MARY HOPKIN MUSICからCD化された。U店のカードには「賛美歌カヴァー集」と書かれていたが、シューベルトの「アヴェ・マリア」やモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の他、フォーレの「レクイエム」や近年のロイド・ウェーバーの「レクイエム」からの曲とか、プッチーニの「ある晴れた日に」、バーンビーの子守唄といった具合で、聴いている分には賛美歌カヴァー集っぽいとも言えるが、ちょっと誤解を招きそうな表現。

 T店で鈴木雅之の新作『DISCOVER JAPAN』を購入。ソロデビュー25周年で、服部隆之アレンジのオーケストラをバックにした「日本のうた」カヴァー集。特に欲しい訳でもなかったのだが、漣健児詞の「ママがサンタにキッスした」が入っていて、試聴したところ悪くない。コーラスはジャクソン5版を元にして、リズムパターンはスペクター風というか、不要に長くすることもなく3分程度にまとめてあった。ということで一応収穫扱い。メリー・ホプキン、収穫扱いとするには微妙…。
 
 CD:Mary Hopkin "Spirit"
    鈴木雅之 『DISCOVER JAPAN』



9月22日(木)

 帰宅するとショーン・フィリップスのクリスマスシングルが届いていた。'70年に出た自作曲の「Christmas Song」(US盤)で、これはアルバム未収録だったんじゃないかと思う。B面は'70年のアルバムに入っていた「Lovely Lady」。レーベル面だと「A Christmas Song」になってるんだけどね。オランダ盤のPSだと「A」が頭についてます。

 シングル:
  Shawn Phillips "Christmas Song/Lovely Lady"



9月30日(土)

 帰宅するとクリスマスシングルが1枚届いていた。'72年のアルバム『シュミルソン二世』に収録された「Remember (Christmas)」のドイツ盤。シングルは'73年に出たようで、PSのタイトルは「Remember」まで。ただしレーベル面には「Christmas」も表記あり。日本盤シングルも'73年発売で、クリスマスとは関係ない時期に出たせいか、タイトルが「リメンバー(想い出)」となっている。歌詞にクリスマスを想起させるような言葉は使われていないが、間奏で鈴の音が聞こえてきて、クリスマスのことを歌ってたんだと気付かされる仕組み。

 シングル:Nilsson "Remember/The Lottery Song"



9月2日(金)

 新宿U店でセール品のコーナーを物色。2年前に出たけど、面白くないから買ってなかったスティングのウィンターアルバムが500円だったので、これならいいだろうと抜く。もう1枚、結構前に出ていたジャニー・グラントとダイアン・レイで32曲収録のCDも安かったので一緒に購入することに。これにはダイアン・レイの'63年のシングル「スノウマン」が入っているので、準収穫扱い。

 CD:Sting "If On A Winter's Night"
    V.A. "Teenage Girls - Janie Grant & Diane Ray -Vol.1"



9月1日(木)

 帰宅するとシートミュージックが届いていた。『サンセット77』のクーキー役、エド・バーンズが'59年に出したクリスマスシングル「Yulesville」…ではなくそのB面「Lonely Christmas」のもので、これはUK版。このシングルのPS付も探しているけど、出る度に当時のファンが結構食いつくので、こちらの見込みより高値になってしまい、まだ落とせずじまい。

 Sheet Music:Edd Byrnes "Lonely Christmas"



8月23日(火)


 本日届いたシートミュージックが2種。ともにUK版。まずフェリス・テイラーのウィンターソング「外は冬でも」。 そしてポールの「ワンダフル・クリスマスタイム」。あんまり好きな曲じゃないんだが、この前ジョンの「ハッピー・クリスマス」の当時モノを入手したので、現行の白地にポールの顔写真のものではなく、当時の緑パターンのものが出たら買おうと思ったのだ。でもジョージの「ディン・ドン」はなかなか出ないし、出ても強気のお値段つけられちゃうのよね。

 Sheet Music:
  Felice Taylor "It May Be Winter Outside"
  Paul McCartney "Wonderful Christmastime"



7月30日(土)

 帰宅するとクリスマスCDが2枚届いていた。H店の通販で頼んだものだが、入荷が遅れているものがあって、先に送ってきたもの。まずボビー・ヴィントンの'95年に出たもので、ずっと'64年のクリスマスアルバムのCDだとばかり思っていたのだが、12曲中の6曲がそのアルバム収録曲、5曲は'87年の録音、1曲(タイトル曲)が'95年の録音だった。もう1枚はジョージ・マイケルのCDシングルで、元々は2008年にネット配信されていた曲。2009年にCD化されたが、これは昨年ビデオ付で出た再発盤。

 CD:Bobby Vinton "Kissin' Christmas"
 CDS:George Michael "Decomber song (I Dreamed Of Christmas)"



7月4日(月)

 帰宅すると、イギリスからシートミュージックが1枚届いていた。ジョンの「ハッピー・クリスマス」。現行のイラスト表紙のものはあまり興味がなかったが、この当時出たデザインのやつは前から欲しかったもの。モチーフとなったトラッドの「Stewball」は、何かと一緒にロニー・ドネガンのやつを落としたことがあったなあと探してみると、原曲をベースにメロディーや歌詞を変えてしまったヴァージョンで比較にならなかった。原曲版を入手しないといかんなあ。

 Sheet Music:John & Yoko, The Plastic Ono Band "Happy Xmas (War Is Over)"



6月24日(金)

 帰宅するとCDが届いていた。昨日のゾンビーズと一緒に通販で頼んだシェイキン・スティーヴンスのクリスマスCD。90年代初めに出たCDの2005年再発盤は4年前に買ったが、これは一昨年ボーナストラックを追加して出たリマスター盤で、俺が願っていた「メリー・クリスマス・エヴリワン」の12インチヴァージョンや、通常ヴァージョンのカラオケ入り。嬉しい嬉しい。

 CD:Shakin' Stevens "Merry Christmas Everyone"



6月23日(木)

 帰宅するとCDが届いていた。来月来日するゾンビーズの新譜だが、会社近くの店で買おうと思っていたら全然入荷の気配がなく、今回の呼び屋でもある西新宿の店に行けば置いてあるんだろうけど、会社帰りにそこまで行く気力がなくて、結局海外通販で買ったもの。もう1枚別のCDも頼んだけど、それは別便になったらしく、今日届いたのはゾンビーズの方だけ。正確にはザ・ゾンビーズ featuring コリン・ブランストーン&ロッド・アージェント名義。

 今回買ったのはライヴの予習の意味もあるけど、中に1曲クリスマスソングが入っているからだ。'73年にアージェントで録音した「クリスマス・フォー・ザ・フリー」(アルバム『イン・ディープ』に収録)で、これはアージェントとクリス・ホワイトの作。「ゴッド・ゲイヴ・ロック・アンド・ロール・トゥ・ユー」のB面としてシングルも出ているが、手元にはこの曲のモノ/ステレオのUSプロモシングルもある。日本盤シングルも出ているこの曲、実はそんなに好きじゃなかったのだが、今回のこのカヴァーはアージェント版より出来がよくて、ちょっと見直した。

 CD:The Zombies featuring Colin Brunstone & Rod Argent
     "Breath Out, Breath In"



5月6日(金)

 昨日の昼休みに新宿U店でCDを2枚購入。まずマーク・ジョーダンが昨年出していたアルバムで、ボーナストラックにスペクターの「Christmas (Baby Please Come Home)」が入っていた。もう1枚は5年前に出たアイヴィー・リーグのパイ/ピカデリー音源集。SEQUELから90年代に出た2CDの再発だが、これに'65年のクリスマスEP音源が4曲入っていて、買いもらしていたもの。このうち3曲は以前買ったパイ周辺音源のクリスマスコンピレーションに収録されたけど、最後の「Silent Night」だけ入っていなかった。

 CD:Marc Jordan "Crucifix In Dreamland"
    The Ivy League "Major League The Pye/Piccadilly Anthology"(2CD)



4月12日(火)

 新宿U店にチャーリー・リッチのSMASH時代のコンプリート音源集がACEから出てたので、これを買うことに。'65〜'66年の録音だが、当時未発表だったクリスマスソングが1曲あって、'92年に1度CD化されたときは買い損ねていたのだ。もう1枚、トラッシュメンのCDのボーナストラックに、'64年のクリスマスシングルが含まれていたので、これも一緒に。以前、サンデイズドから復刻されたアナログシングルは持ってるけど、CDでは持ってなかったような気が。

 CD:Charlie Rich "It Ain't Gonna Be That Way The Complete Smash Sessions"
     ※「Santa Claus's Daughter」収録
   The Trashmen "Surfin' Bird (+10)"
     ※「Dancin' With Santa」収録



3月26日(土)

 ネットで注文したクリスマスシングルを取りに渋谷H店に寄る。チップ・テイラーの'69年のEpic盤で、'68年にナンシー・シナトラが、シナトラ・ファミリーのクリスマスアルバムの中で歌っている曲の作者ヴァージョン。ナンシー・シナトラも'69年にシングルカットしているから、それに絡めて出した(出せた?)ものかも。B面はそのインストヴァージョン。

 シングル:
  Chip Taylor "It's Such A Lonely Time Of The Year/(Instrumental)"



2月10日(木)

 辺見マリのクリスマスアルバムを注文したネットショップから、メーカー在庫切れにより商品確保できなかったとして、注文キャンセルのメールが昼に入った。発売日の1ヶ月前から予約してるのに、どうせ正月ボケで発注がもれてたか何かしたんだろ。ダメだなこのT市のV店というのは。目先のポイント率につられた俺がバカだった。ということで、会社帰りに池袋U店で捕獲。'71年にアポロンからテープのみで出たカヴァーアルバム『太陽に走る女』(ただし、このシングルはテープには収録されていなかったので、今回は頭にボーナス収録)と、同じく'71年にワーナーから出た『辺見マリとクリスマスを 〜真夜中のファンタジー』の2in1。

 前にも書いたが、アナログは90年代半ばに渋谷の中古店で初めてその存在を知り、入手するまでそれから10年ぐらいかかった。解説にも「彼女のレコードの中で最もレアな1枚」と書かれているが、とにかく市場に出てこなかったもんね。まあ、中身はクリスマス以外の普通のカヴァーが半分だし、台詞の気恥ずかしさでいえば、森田健作のクリスマスアルバムと同レベルだけど、解説のS氏が書いている通り「クリスマス・ソング愛好家にとっても嬉しい復刻」。ブックレットで見開きジャケのアートワークを再現してるのもポイント高し。

 タイムセールで中古盤が200円引きだったので、7インチの棚から、2002年に出たココスマのクリスマスシングル(持ってたかどうか思いだせん)、'73年のヴィッキーのドイツ盤シングル「アメイジング・グレイス(独語)」、この2枚を一緒に購入。

 CD:辺見マリ 『太陽に走る女/真夜中のファンタジー+2』
 シングル:
  Cocosuma "Under The Christmas Tree/The Gift"
  Vicky Leandros "Auf Wiedersehn, ihr Freunde mein (Amazing Grace)
                /Meine Freunde sind die Traume"



2月9日(水)

 会社帰りに池袋U店へ。通販で頼んだ辺見マリのクリスマスCDが届かないので、つい新譜CDを2枚購入。まず、ペルー出身のピーター・エリザルデという人の'82年のアルバム、『ウインター・プレイグラウンド・ミステリー』が紙ジャケで出ていたのでこれを。ウィンター・アルバムとするには微妙な内容だが、何曲かは鈴の音が入ったりしてるし、準収穫扱い。

 もう1枚は、ラスティ・エヴァンスやマーク・バーカンによるザ・ディープ名義の'66年のアルバム、『サイケデリック・ムーズ』の関連作品として出たCD。マーク・バーカンが関わったプロジェクト『Inner Sunctum』は、以前バンド名が「Hydro-Pyro」とされていたが、マスターテープ等の記載から本当の名前は違うのではないかと推測されていたのが、今回の再発に伴って改められたようだ。録音は'67年だが当時未発表。「Snow Petals」なんて曲が含まれている。もう1つ収録されたバンドが『Sunset Love』で、こちらは'68年の録音だが、やはり当時未発表だった音源。「Winters Day」なんて曲が入っており、これも一応準収穫。

 CD:Peter Elizalde "Winter Playgroung Mystery" (紙ジャケ)
    Sunset Love & Inner Sanctum "Psychedelic Moods Part Two"



2月7日(月)

 帰宅すると、久々に海外オークションで落とした7インチが届いていた。オリジナルアーティストの物真似で替え歌をやるイギリスのグループ、バロン・ナイツのクリスマスシングル。バロン・ナイツは'65年に「Merry Gentle Pops」という、メドレー仕立てのクリスマスシングルを出していて、これは入手済み。ここで物真似してるのはドノヴァン、マリアンヌ・フェイスフル、ローリング・ストーンズ、ホリーズ、アイヴィー・リーグ、ピーター・クック&ダドリー・ムーア。

 今回落としたのは'86年に出したシングルでPS付き。ファルコの「ロック・ミー・アマデウス」、ドクター&ザ・メディックスの「スピリット・イン・ザ・スカイ」、スレイドの「メリー・クリスマス・エヴリバディ」、スタン・リッジウェイの「カモフラージュ」などが使われていて、B面はジミー・ディーンの「ビッグ・バッド・ジョン」を替え歌にした「ビッグ・バッド・ボンド」。

 シングル:
  The Barron Knights "R-R-Rock Me Father Christmas/Big Bad Bond"



2月3日(木)

 一昨日の会社帰りに、池袋U店で『浅川マキの世界』の紙ジャケ盤の中古を見つけたのでつい購入。昔出たCDを間違って手放してしまい、先月紙ジャケ復刻されたのを買おうか迷っていたものだが、中古盤でもいいや。「前科者のクリスマス」が入ってるから、一応収穫扱いで。2日に発売になった、辺見マリの『真夜中のファンタジー』が店頭にあるけど、これネットで予約しちゃったからなあ(まだ届いてない)。'71年のアルバムで、正式タイトルは『辺見マリとクリスマスを 〜真夜中のファンタジー』。やっぱり店頭買いにしときゃよかったかも…。

 CD:浅川マキ 『浅川マキの世界』(紙ジャケ)



1月4日(火)

 今日から仕事始めで、夜に池袋U店でジミヘンのクリスマスEPの限定10インチを購入。昨年出たCDと同内容で、メドレーのエンクステンデッド・ヴァージョンをB面に収録。ということで、これが今年の初収穫。ジャケはCDと同じく'74年のプロモEPのアートワークを使用。

 

 10":Jimi Hendrix "Merry Christmas and Happy New Year"



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