12月29日(金)

 今日は仕事納め。帰りに新宿U店に寄る。素性のよく分からない(怪しい)DVDがセール棚に並んでおり、その中にロイ・ウッドのムーヴとウィザードのTV出演映像集があった。例の「I Wish It Could Be Christmas Everyday」も4トラック収録されているので、これを買うことに。

 DVD:The Move & Roy Wood's Wizzard "TV Appearance Compilation"



12月28日(木)

 3週間ほど前にアメリカに注文した本、『Christmas in the Charts 1920-2004』が届いた。1920〜2004年のビルボードで各種チャートインしたクリスマスシングルと、1945〜2004年でチャートインしたクリスマスアルバムのリスト本。巻末にはアルバム収録曲のインデックスまでついていて便利。シングルはウィンターソングまで含んだ解釈で収録されているが、これはこれでありがたい。



12月22日(金)

 ここ数日、この時期の挨拶事とかで忙しく、何件か海外オークションで落としたレコードが届いていたのだが、開ける余裕もなかった。昨日でやや落ち着いたので、本日開封した次第。まずペギー・リーの'60年のシングルは、まさかのPS付き。PSの上部がよれ気味とはいえ、これが数ドルで落とせたのだからラッキー。ジョニー・ブランドンのノヴェルティソングは'59年のもの。これはPSのみ。

 60年代の一時期、日本でも非常に人気のあったボブ・マグラス。日本の児童合唱団との録音だというPS付きシングル。B面がクリスマスソングで、A面は「恋は水色」の日本語カヴァー。'68年ぐらいのものか。ルイーズ・ヴェントレラはコネチカットの人のようだが、自主制作盤っぽい33回転シングル。年代はせいぜい60年代半ばまでか。ペリー・コモのEPは'55年盤。

 ハンナ・バーベラのクリスマスアルバムは'65年のもの。ジャケにはクマゴロー、珍犬ハックル、ドラ猫大将、原始家族ら。これはカナダプレス。もう1枚のLPは、やはりカナダ盤で、ロイヤル・ガーズメンのカヴァーを頭に、クリスマスソングを収録したもの。歌っているのはダグ・ランキンという人らしいが、素性がよく分からない。これは'68年盤。

 シングル:
   Peggy Lee "I Like A Sleighride/Christmas Carousel"
   Johnny Brandon "Santa Claus Jr." ※PSのみ
   Bob McGrath and The Japanese Children's Chorus
     "Love Is Blue/A Christmas Lullaby"
   Loise Ventrella and The Six Angels
     "One Little Tree/Recipe For Christmas" ※33回転盤
 EP:Perry Como "Sings Christmas Music" ※2枚組(8曲入)
 LP:The Hanna-Barbera Organ & Chimes "Merry Christmas"
    Doug Rankine "The Story of Snoopy's Christmas"



12月16日(土)

 昨日郵便受けに、マレーシアから送られてきた海外小包の不在通知が入っていたので、郵便局まで取りに行く。、中身はクリスマスEPが2枚。まずアグネス・チャンが、'72年に香港で出したもの。もう1枚はシンガポールのバンド、クエスツが'67年11月に出したもの。

 近くの駅から神保町に移動。久々にF店に行ってみる。あまり量はなかったけど、一応クリスマスコーナーがあったのでチェック。ステイプル・シンガーズのあまり見ないEPがあった。スタックスではなくリヴァーサイドの盤なので60年代前半のもの。アニタ・ドブソンという女性歌手の'87年のシングル、これはブライアン・メイがプロデュースしたものだ。森みゆきと坂田おさむがNHK番組で歌った、オリジナルのクリスマスソングのシングル。曲を書いたのは野呂一生。以上3点を購入。ついでにカウンター近くにあった『マヒナ主義 和田弘』(伊藤強・著)という本も一緒に。

 近くのR店にも行ってみる。クリスマスコーナーにフランシス・イップという香港の女性歌手のLPがあった。ジャケや盤に年代の手がかりがないのだが、状態からいって60年代のものではなさそう。せいぜい70年代前半か。聴いてみたいので購入。神保町から地下鉄で渋谷へ。R店やH店などに寄るが、探しているCDがない。T店に移動。あった。ビリー・アイドルのクリスマスCD。今年録音した新譜。数曲ロック系のクリスマスソングも入っているけど、ほとんどは王道の選曲。ドイツ・プレスってのがまた怪しい。

 H店に頼んでいたLPを取りに行く。ディキシーのトランペッター、ヤンク・ローソンとベースのボブ・ハガートが率いる、老人ディキシーランド・ジャズバンドによるクリスマスアルバム。これまでジャケを見かけたことはあっても、特に気にせずにスルーしていたのだが、今年CD化されたヤンク・ローソンの『オレ・ディキシー』がやたら気に入ったので、この名前につい反応して注文してしまった。

 帰宅すると、海外オークションで落としたクリスマスシングルとシートミュージックが届いていた。まず'77年のレーヴァースによるパンククリスマス。ホール&オーツのプロモシングルは、ダリル・ヴァージョンとジョン・ヴァージョンがそれぞれ収められている。元々はプロモの12インチで'83年に出たもので、7インチは'85年。盤は赤と緑の2種類があるが、これは赤盤。スパイナル・タップは'84年のシングル。 アル・ハートは'64年。ビリー・クリスタルは'85年。A面は通常ヴァージョンで約3分半。B面はロング・ヴァージョンで2分近く長い。ビング・クロスビーのキャップ盤は'57年で、デッカ盤は'60年のもの。

 シートミュージックは、'59年の「ハッピー・レインディア」。もちろん「チップマンク・ソング」の何匹目かのどじょうを狙った曲。もう1枚は、'54年に「ママがサンタにキッスした」のジミー・ボイドが歌った曲。まさかこの2曲の譜面が手に入るとは。

 EP:Agnes Chan "All I Want For Christmas Is My Two Front Teeth"
   The Quests "Wishing You A Merry X'mas"
   The Staple Singers "The Saviour Is Born"
 シングル:
   Anita Dobson "I Dream Of Christmas/Silly Christmas"
   森みゆき・坂田おさむ
     「えんとつをつくろう/ジングル・ベル/サンタがまちにやってくる」
   The Ravers
    "(It's Gonna Be A) Punk Rock Christmas/Silent Night"
   Daryl Hall & John Oates "Jingle Bell Rock"
   Spinal Tap "Christmas With The Devil/(scratch mix)"
   Al Hirt "Hooray For Santa Claus/White Christmas"
   Billy Crystal "The Christmas Song/(long version)"
   Bing Crosby "How Lovely Is Christmas/My Own Individual Star"
   Bing Crosby "Silent Night/Adeste Fideles"
 LP:Frances Yip "Merry X'mas To All"
   Yank Lawson & Bob Haggart "Hark The Herald Angels Sing"
 CD:Billy Idol "Happy Holidays"
 Sheet Music:
   Dancer, Prancer and Nervous "The Happy Reindeer"
   "I Saw Mommy Do The Mambo (With You Know Who)"



12月13日(水)

 池袋H店でCDをチェック。ジャズコーナーで、カナダのエミリークレア・バーロウのクリスマスCDが流れていた。出ているのは知ってたものの、特に買うつもりはなかったのだが、想像していたよりもずっとよかったので、これは買い。カウンターに向かう途中で、あるCDが目に留まる。ビアンカ・ライアンという女性シンガー。知らんなー。失礼ながら、何で大COLUMBIAがこのルックスの子を、というのが第一印象。まだ子供なのかね。ステイシー・ラティソウなんて人を思い出してしまった。裏を見ると、最後にクリスマスソングが入っているではないの。しばらく迷ったが、これも買うことにする。となると、もう1枚買うと25%引きのセール中なのだ。ということで、3枚目はまだ買っていなかったボビー・ライデルのベスト盤に。一応、チャビー・チェッカーとのデュエット、「ジングルベル・ロック」も入ってるし。

 CD:Emilie-Claire Barlow "Winter Wonderland"
    Bianca Ryan "Bianca Ryan"
     ※「Why Couldn't It Be Christmas Every Day?」収録
    "The Best of Bobby Rydell: Cameo Parkway 1959-1964"
     ※「Jingle Bell Rock」(チャビー・チェッカーとのデュエット)収録



12月12日(火)

 クリスマスCDが2枚届いた。どちらも今年出たことを知らずにいたもの。ビージーズのロビン・ギブと、ライオネル・リッチー。他にはビリー・アイドルも今年クリスマスアルバムを出したと聞いて驚いたのだが、こちらは在庫がなく、取り寄せになるとのことなので、早めに届きそうな2枚だけにした。ロビン・ギブはボーナスDVD付き。しかしライオネル・リッチーって、いまデフジャムにいるのね。知らんかったわー。

 CD:Robin Gibb "My Favorite Carols"※Bonus DVD付
    Lionel Richie "Sounds Of The Seasons"



12月11日(水)

 帰宅すると海外オークションで落としたシートミュージック類が届いていた。ビング・クロスビーのクリスマス+感謝祭のソングブックは、質感からいって50年代前半ぐらいのもの。その他はみなシートミュージック。アーティスト名や写真が使われているのは、エイムス・ブラザース、ペリー・コモ、ボビー・ダーリン、マーガレット・ホワイティング、ジーン・オートリィ&ローズマリー・クルーニー(のデュエット曲)、ルビー・ライトの6点。

 Sheet Music:
  "Bing Crosby's Christmas and Thanksgiving Songs"
    ※これのみソングブック
  The Ames Brothers "There'll Always Be A Christmas"
  Perry Como "It's Beginning To Look Like Christmas"
  Bobby Darin "Christmas Auld Lang Syne"
  Margaret Whiting "The Mistletoe Kiss"
  Gene Autry and Rosemary Clooney
     "The Night Before Christmas Song"
  Ruby Wright "Merry, Merry, Merry, Merry Christmas"
  "Let's Light The Christmas Tree"
  "I Saw Mommy Kissing Santa Claus"
  "Santa Claus Is Comin' To Town"
  "Cantique de Noel (O Holy Night!)"
  "The Twelve Days Of Christmas"



12月8日(金)

 会社帰りに池袋のレコード・CD市に寄る。1日から始まっていたので、目ぼしいものはもう抜かれているだろうから、クリスマス関係だけ簡単にチェック。シングル、LPともこれというものはなかったが、1枚だけあれっと思うのが出てきた。

 ジャケットは'61年に出たチェット・アトキンスのクリスマスアルバムそのままで、中身はRCAビクター系列のアーティストのコンピレーション。日本盤ペラジャケでタイトルは『ウエスターンでクリスマスを』。収録されているのは、スキーター・デイヴィス、エディ・アーノルド、ハンク・スノウ、アニタ・カー・シンガーズ、フロイド・クレーマー、ブラウンズ、チェット・アトキンスなど。スキーター・デイヴィスが聴いてみたかったので買うことに。

 クリスマスCDをチェックすると、ミラクルズの2枚のクリスマスアルバムからセレクトしたやつがあったので買う。単品のCDは持っていたはずだけど、かなり前のものなので音圧とか低かったように思うし、だいたい部屋のどこにあるのか分からなくなってるもんな。

 駅に向かう途中でU店に寄り、中古コーナーをざっと見るが、買いたいものなし。新品でトミー・ロウの『イッツ・ナウ・ウィンターズ・デイ』を買う。'67年のアルバムで、今年初CD化。ただし、音は良くないという評判だ。タイトル曲はクリスマスソングではないけど、一応準収穫ということで。

 LP:V.A. 『ウエスターンでクリスマスを』
 CD:Smokey Robinson & The Miracles "The Christmas Collection"
    Tommy Roe "It's Now Winters Day"



11月29日(水)

 迂闊にも『チャーリー・ブラウン・クリスマス』のリマスターCDが出ていることを、今日になってネットで知った。しかも今回は'65年に出たときのジャケットデザインで出るとか。音源自体は、アナログのオリジナル盤もジャケ替え後の再発盤もCDも持っているけど、オリジナルジャケのCDとなれば買わざるを得ない。ということで池袋H店へ。

 今回はデジパック仕様の再発。ファンタジーのレーベルロゴもオリジナル盤の頃と同じデザイン。ボーナストラックとして別テイクを4つ収録。うーん、何だか開けるのが惜しい。デジパックはちょっと油断すると表が反っちゃったりするから、あまり好きじゃないのよね。保存用にもう1枚欲しいところ。 ついでに今日出たという、ブラックモアズ・ナイトのクリスマスCDを探す。リッチー・ブラックモアとキャンディス・ナイトのユニット。キャロルを中心にオリジナルは3曲ほどで、全12曲。

 帰宅すると大阪の知人よりCDが送られてきていた。海外の怪しいレーベルの半ブート盤。1曲シナトラの未発表テイクが入っていたので、とのこと。多分持っていない音源だと思うのでありがたい。感謝。

 CDと一緒に届いていたのが、海外オークションで落としたシートミュージック。まずチップマンクスで3点。「チップマンク・ソング」の'58年時。絵柄がアニマルカヴァータイプ。もう1つ「チップマンク・ソング」。こちらはカートゥーンタイプ。11月9日付け日記でもこのタイプのシートミュージックのことを書いたが、あちらが'63年版。今回のはカラーになっているものの、'74年発行版。そして'59年に出たソングブック。もちろん「チップマンク・ソング」も収録。その他も有名なクリスマスソング3点。何れもいろんなタイプの版が発行されているが、今回のはスタン・フリーバーグ、ヴォーン・モンロー、ペリー・コモの写真がそれぞれ入ったもの。

 CD:Vince Guaraldi "A Charlie Brown Christmas"
   ブラックモアズ・ナイト 『ウィンター・キャロルズ』
    V.A. "Italian American Christmas Classics -Buon' Natale-"
 Sheet Music:
  The Chipmunks "The Chipmunk Song"(アニマル版)
  The Chipmunks "The Chipmunk Song"(カートゥーン版)
  The Chipmunks "Let's All Sing with The Chipmunks"
     ※これのみソングブック
  Stan Freberg "Nuttin' For Christmas"
  Vaughn Monroe "Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!"
  Perry Como "(There's No Place Like) Home For The Holidays"



11月25日(土)

 渋谷H店に注文していたLPを取りに行く。シドニー・ネスビットというウクレレの先生による、'61年に出た弾き語り教則レコード。いわゆる「マイナスワン」シリーズの1つ。この中に「ジングル・ベル」が入っているので収穫扱いに。

 LP:Sydney Nesbitt "Let Me Teach You To Play The UKULELE"



11月20日(月)

 海外オークションで落としたシングルと通販で買ったCDが同時に届く。まずはシングル編。何れもPS付き。バリー・リチャーズの'62年盤は、バズ・クリフォードの'61年のヒット「Baby Sittin' Boogie」の替え歌みたいな曲。このPS付きはレア。JC・レイナーとドナ・ジョーのデュエットシングルは'77年のもの。A面はこの年に亡くなったエルヴィスへのトリビュートソング。娘のリサ・マリーの視点での語りが入る珍品。ロッド・マッケンのシングルは'71年。ボビー・シャーマンは'70年。

 海外通販で買ったCDは、3点ともクリスマス・コンピレーション。まず今年英エイスから出たR&B系のもの。ケント、モダンの50/60年代録音を中心に、未発表音源なども加えた構成。何といっても嬉しいのは、'50年のハダ・ブルックスによる「ホワイト・クリスマス」の収録。

 「クリスマスヴィル・USA」というコンピレーションは、以前よりネットでその存在を知ってはいたけど、どうみてもブートまがいの代物。有名曲も含まれてはいるが、1/3ぐらい未聴の曲があるので、今回一緒に購入。3枚目のCDも今年出たもの。27曲中8曲はこのCD用の新録だというし、残りも80年代半ば以降の録音が多いように見受けられる。しかし6〜7曲、60年代のシングルオンリーのクリスマスソングが入っていて、2曲ほどずっと探している音源があったので、多分盤起こしのブートだろうとは思いつつも購入。

 シングル:
  Barry Richards "Baby Sittin' Santa/Kissin' Doll"
  J.C. Raynor & Donna Jo
   "A Christmas Letter To Daddy/My Christmas Came Early"
  Rod McKuen
   "The Carols Of Christmas/So My Sheep Safely Graze"
  Bobby Sherman
   "Goin' Home/Love's What You're Gettin' For Christmas"
 CD:V.A. "Rhythm & Blues Christmas"
    V.A. "Christmasville USA"
    V.A. "T'is The Season To Be Freezin!"



11月17日(金)

 明日発売されるホール&オーツのクリスマスCDを買いに池袋H店へ。このCD、アメリカでは10月初めに出ていたが、一般流通ラインにはのっていなかったので入手方法が分からず、国内盤発売まで待っていた次第(最近ようやく公式サイト経由で海外通販用ページが紹介された)。

 CD:ダリル・ホール&ジョン・オーツ 『ホーム・フォー・クリスマス』



11月16日(木)

 ブーツィ・コリンズのクリスマスCDが出た頃なので、池袋T店に寄る。輸入盤と明日発売の国内盤、両方ともあったけど値段がほとんど変わらなかったので、ゲストミュージシャンがやたら多そうだし、ライナーなしじゃキツいかと思い、国内盤の方に。「Christmas Is 4 Ever(=forever)」が原題で、国内盤タイトルは『ブーツィ・コリンズの灼熱のファンクリスマス』。うーん…。

 カントリーの試聴機にロンダ・ヴィンセントのクリスマスCDが入っていた。そういえばネットでクリスマス新譜情報を漁っていたときに、この人の名も見た覚えが。フラットマンドリンを持っているが、「新世代ブルーグラスの歌姫」なんだとか。'62年生まれらしいから、新世代といっても結構な年齢ではあるけど。で、聴いてみる。…いい。これはいいのではないか。各曲のさわりをざっと聴いただけだが、今年のクリスマス新譜の中ではダントツの出来かも。ということで、これも一緒に。

 CD:『ブーツィ・コリンズの灼熱のファンクリスマス』
    Rhonda Vincent "A Christmas Collection"



11月13日(月)

 海外オークションで落としたシートミュージックが3点届いた。何れも映画用に作られたクリスマスソング。まず'59年の『ひとこと云って』。ビング・クロスビーとデビー・レイノルズ、ロバート・ワグナーが主演。この「クリスマスの秘密」は、もちろんクロスビーのヴァージョンもいいけど、エラ・フィッツジェラルドがシングルでカヴァーしていて、この出来もいい(アルバム未収録だったが、2002年のリマスター再発時にボーナス収録)。

 '49年の『イン・ザ・グッド・オールド・サマータイム』は、ジュディ・ガーランドとヴァン・ジョンソン主演だが、日本未公開作。この中で歌われた「メリー・クリスマス」は、一般的な知名度では落ちるが、今年出たベット・ミドラーのクリスマスアルバムでは1曲目に収録されていた。そして'42年の『スイング・ホテル』(日本公開は'47年)。クロスビーとフレッド・アステア主演で、この映画から生まれた曲があの「ホワイト・クリスマス」。このシートミュージックのみオーストラリア版。

 Sheet Music:
  "The Secret Of Christmas"〜『Say One For Me』
  "Merry Christmas"〜『In The Good Old Summer Time』
  "White Christmas"〜『Holiday Inn』



11月9日(木)

 エイミー・マンが今年クリスマスアルバムを出したので、池袋H店で試聴してみる。想像していたより悪くない。国内盤じゃなく、2割引の輸入盤を買うことにする。

 帰宅すると海外オークションで落としたシートミュージックが。「チップマンク・ソング」と「スヌーピーのクリスマス」。「チップマンク・ソング」はカートゥーン版のイラストの方。アニマル版のものは知ってたけど、こちらは今回初めて見た。ロイヤル・ガーズメンのこの曲は、かなり前に1度落としたことがあったのだが、そのときは「ブツがなくなった、申し訳ない」というメールがきてキャンセルになったのだ。ということで嬉しい嬉しい。

 CD:Aimee Mann "One More Drifter in the Snow"
 Sheet Music:
    The Chipmunks "The Chipmunk Song"
    The Royal Guardsmen "Snoopy's Christmas"



11月6日(月)

 海外オークションで落としたクリスマスシングルが3枚到着。何れもPS付き。まず'67年のジョイ・ストリングス。イギリスのグループだが、これは米エピック盤。有名なクリスマス・キャロルを何と「朝日のあたる家」のメロディで歌う異色カヴァー。レターメンのシングルは'85年のもの。当時のメンバーはトニー・ビュタラ(この人はオリジナルメンバー)、ドノヴァン・スコット・ティー、マーク・プレストン。トニーとドノヴァン以外は以後メンバーチェンジを繰り返すが、今年マークが復帰したので、現在はこのシングルと同じ3人。この曲はドノヴァン(ジャケ中央の人)の作。B.J.トーマスのシングルは'79年のもので、同年に出たオムニバスアルバム『On This Christmas Night』からのカット。本来はアルバムタイトル曲とのカップリングだけど、これは両面ともA面曲しか入っていないプロモ盤。

 シングル:
  The Joy Strings
   "O Little Town Of Bethlehem/We Three Kings Of Orient Are"
  Lettermen "It Feel Like Christmas/I Believe"
  B.J. Thomas "God Bless The Children/(same)"



10月31日(火)

 帰宅すると通販で頼んだクリスマスCDが届いていた。リサ・レインのCDは2年前に出たものの再発盤。コーラスでジョーダネアーズが全面参加。 サンディ・パティのCDは今月10日に出たもの。この人はCCM系の人だが、'79年のデビュー以後、すでに5枚のクリスマスアルバムを出している。今回のCDは昨年のクリスマスアルバムを除いた、残りの4枚からの選曲で構成。スレイドのCDは、'85年に出た同タイトルのクリスマスアルバムのCD化。クリスマスソングの他に、「カモン・フィール・ザ・ノイズ」のようなヒット曲、ワンダ・ジャクソンのカヴァーなどを含めたパーティアルバムの趣き。過去に2度ほどCD化されていたのが未入手のままだったので、今年再発されたこれを買ったのだが、5曲ほどカットされていたのは誤算。

 CD:Lisa Layne "All I Want For Christmas Is You"
    Sandi Patty "The Voice Of Christmas"
    Slade "Crackers"



10月25日(水)

 会社帰りに池袋H店に寄り、本日発売のニートビーツのクリスマスCDがあったので買う。帰宅すると、先日海外オークションで落としたウィーヴァーズのEPボックスが届いていた。といっても中身はシングル4枚なので、実質はシングルボックス。いわばSPアルバムと同じようなもの。これは'51年に出たもので、翌年10インチLP化されており、そのLPはなかなかお目にかかれないレアアイテム。このボックスはそれよりは市場価格は低いものの、状態次第では結構なお値段。今回入手したものは、ボックス表面はシミなどが目立つが、盤の方は上々。安値で落とせたのでありがたい。

 EP:The Weavers "We Wish You A Merry Christmas"
    ※シングル4枚組ボックスだけどこの扱いで
 CD:ザ・ニートビーツ 『ロックンロール・クリスマス』



10月24日(火)

 新宿H店で明日発売になるブロッサム・ディアリーのクリスマスCDを買う。もともとは'91年にマイク・レンツィとのデュオ名義で出たもの(2枚目の画像はそのときのジャケット)。'96年にジャケットを変えての再発があったが、それもすでに廃盤で入手困難だったので、今回の日本盤発売(USプレス)は嬉しいところ。

 もう1枚、やはり明日発売になる、テイチククロニクルからのエレキもののコンピレーション。『エレキ冬物語』と題し、ウィンター/クリスマス・ナンバーに北欧インストやロシア民謡のエレキ・カヴァーなどで構成。スプートニクスとブルージーンズが各5曲、オール・スター・ワゴンが6曲、ノーキー・エドワーズが4曲、シャープ・ファイヴ、パープル・シャドウズ、サベージ、ヴァン・ドッグス、ブルー・エース、Dr.K Projectが各1曲の全26曲。ただ、シャープ・ファイヴが、『クラシカル・センセーション』に入っていたヴィヴァルディの「冬(『四季』より)」ってのはちょっと苦しいかなあ。

 CD:ブロッサム・ディアリー
     『クリスマス・スパイス・ソー・ヴェリー・ナイス』
    V.A. 『エレキ冬物語』



10月21日(土)

 渋谷T店をうろうろ。先週から池袋で探していたのに見つからなかった、アリ・ローハンのクリスマスCDがあった。名前からして、多分リンジー・ローハンの妹なんだろうなと思っていたら、案の定リンジーが参加したトラックがある。これがデビュー・アルバムなんだそう。軽い反感もあるが購入。

 あと、何をとち狂ったのか(笑)、今年はツイステッド・シスターまでクリスマスCDを出した。収録されているのは有名曲ばかりで、オリジナルは1つもなし。しかしネットで試聴したところ、これがなかなかというか、どれもこれもハードロック・アレンジでかえって清々しい。クリスマス気分になるかどうかは別にして、こういう自分らのキャラクターをわきまえた仕上がりは好感がもてる。1曲リタ・フォードが参加。これも購入。

 そういえばローランド・カークの『カーカトロン』ってCD化されてたっけ?'77年のアルバム。これにメル・トーメの「ザ・クリスマス・ソング」が収録されているのだ。探してみると…あった。翌年のアルバムとの2枚組。亡くなったのは'77年の12月だから、生前最後となったのがこの『カーカトロン』。2枚組だけど安かったので購入。

 CD:Ali Lohan "Lohan Holiday"
    Twisted Sister "A Twisted Christmas"
    Rahsaan Roland Kirk
     "Kirkatron/Boogie-Woogie String Along For Real"(2CD)
      ※『Kirkatron』に「The Christmas Song」収録



10月19日(木)

 サラ・マクラクランのクリスマスCDが入荷していた。実を言うと、この人の歌はあまり聴いたことがないのだ。なんたって、ある時期までサラ・ブライトマンと混同していたぐらいだし。試聴機にあったので聴いてみる。カヴァーしたものの討ち死にするケースも少なくない、ジョニ・ミッチェルの「リヴァー」の出来がなかなか。それに続く自作のタイトル曲は、曲単体としては物足りないものの、「リヴァー」からの流れが結構いい。アルバム中盤からダレてくるのが残念だが、前半はもう1度ちゃんと聴きたいので購入。

 CD:Sarah McLachlan "Wintersong"



10月20日(木)

 この前コピーコントロール仕様のEU盤しか見つからなかったので、通販で注文したジェーン・モンハイトのクリスマス新譜が届いた。何だよ、US盤は通常CDだというふれこみだったのに、コピーコントロールのマーク入ってんじゃねーか(怒)。でも、中開けると盤にもトレイにもコンパクトディスクのマーク入ってるしなあ。これって、あのコピー回数の制限とかがあって、iPod対抗みたいなファイルでしか保存できない、とかいうやつだっけ?あの方式ってCD-DAの規格内に入るのかね。

 CD?:Jane Monheit "The Season"



10月15日(日)

 海外オークションで落とした、クリスマス絡みの7インチが6枚届いた。まずリリアン・ブルックスの、おそらく60年代と思われるシングル。このB面の「ニナ・ノン」というのはイタリアのクリスマスソングだそうだが、これまでジョニ・ジェイムスの録音しか知らない。こっちが聴きたくて落とした1枚。ゲイトメンというグループのコルピックス盤は番号からすると、多分'62年のもの。テリー・フェルのシングルは'54年。ジェニー・リンのシングルは年代が分からないが、アレンジャーがランディ・ヴァン・ホーンなので'60年前後といったところか。謎のティンカ・デンが歌うPS付シングルは、これも情報があまりないけど、PSに'70年とあるからそうなんだろう。

 トリニ・ロペスのEPは、清涼飲料水フレスカの販促品として'67年に作られたもので、B面に「ブリザード・ソング」という、おそらくCM絡みと思われる曲が入っている。「ラ・バンバ」風のノヴェルティソングで、これは別にクリスマスものではないし、ウィンターソングにするのも苦しいが、この際だから無理矢理準収穫扱いに。

 シングル:
  Lillian Brooks "Twinkle Toes/Nina Non"
  The Gatemen "Silent Night/White Christmas"
  Terry Fell and The Fellers
    "Let's Stay Together Till After Christmas
        /We Wanna See Santa Do The Mambo"
  Jenny Lynn "Gee! It's Christmas Day/Jingle Bells"
  Twinka-Den "Little Twinka-Den/Twinka-Den Is Here"

 EP:Trini Lopez "Sings The Greatest Hits"
      ※「The Blizzard Song」収録



10月14日(土)

 帰宅するとクリスマスCDが3枚届いていた。何れも今年出たもの。ジェームス・テイラーは、2004年にホールマークでのみ販売されたCD音源を中心に(1曲外されている)、2002年の『オクトーバー・ロード』の最後に収録された「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」、2004年に公式サイトで配信されたジョニ・ミッチェルの「リヴァー」を加え、曲順も含めて構成し直している。

 Aly&AJは17歳と15歳の姉妹で、ディズニー絡みなのかな。あまりよく知らないのだが、女の子のジャケだったので、つい購入してしまった。アルバムタイトルには「アコースティック」とあるけど、それに該当するのは全11曲中9曲。頭とラストは自作の派手めのナンバー。1曲目が今年公開の『サンタクローズ3』の挿入曲になるらしい。

 そしてタイム・ライフ社で毎年出しているコンピレーション。今年はデュエット特集。特に珍しい音源はないのだが、安かったのでつい購入。

 CD:James Taylor "At Christmas"
    Aly & AJ "Acoustic Hearts Of Winter"
    V.A. "Treasure Of Christmas -The Greatest Holiday Duets"



10月13日(金)

 昼休みにネットで海外の通販サイトを検索していたら、ベット・ミドラーの初クリスマスCDが出ていた。いやー、全く知らんかったわ。本国では数日前の発売だが、もしかしたら入荷してないかと池袋H店に寄ってみるが見当たらない。念の為にT店にも行ってみると…あった。ということで購入。

 他にも何かないかとカントリー・コーナーを物色。ワイノナ・ジャッドのクリスマス新譜が入荷していた。母親とのデュオ・グループであるジャッズ時代にクリスマスアルバムを出していたが、ソロではこれが初めて。この人は女優のアシュレイ・ジャッドの姉(ただし異父姉妹)でもある。ラストに入っている「It's The Messiah」という曲だが、これってドン・ポッターの'84年のアルバム『Free Yourself』に入っていたやつじゃないだろか…と思ったら、プロデュースのクレジットにドン・ポッターの名も入ってた。

 ブラッド・ペイズリーのクリスマス新譜もあったので、これも一緒に買うことにする。ジェームズ・バートンばりのペイズリー柄テレキャスを弾く伊達男。4曲ほどオリジナルも入っているようだ。ということでこの3枚。

 CD:Bette Midler "Cool Yule"
    Wynonna "A Classic Christmas"
    Brad Paisley "Brad Paisley Christmas"



10月11日(水)

 渋谷H店にネットで注文したLPを取りに行く。ペンシルヴェニア州で活動していたトロンボーン奏者、ハロルド・ベターズのクリスマスアルバム。「OPEN PANTRY」という地元のフード・マートから'67年に発売されたもの。

 帰宅するとV店のオークションで落としたシングルが届いていた。江利チエミの'61年のクリスマスシングル。「ハワイのクリスマス」は「メレ・カリキマカ」のこと。B面の「カリプソ・クリスマス」は「メリーズ・ボーイ・チャイルド」だ。

 LP:Harold Betters
     "Open Pantry Has Betters Again This Christmas"
 シングル:江利チエミ 「ハワイのクリスマス/カリプソ・クリスマス」



10月10日(火)

 帰宅するとCDが2枚届いていた。どちらも今年出たクリスマスもので、まずキャピトル編集のペギー・リー。内容は'60年のクリスマスアルバムから9曲、'65年のクリスマスアルバム用の追加曲が3曲、'49年のシングル音源がAB面とも(B面の「Song at Midnight」は90年代初めに出たキャピトル編集のコンピレーションに1度収録されたきりだった)、'53年のデッカでのシングル音源が1曲、ラストに未発表曲が1曲、以上の16曲。なので、キャピトルのクリスマス音源がコンプリート収録されているわけではない。うーん、これだと多分45分もないんじゃないか。せめてキャピトルでのクリスマス音源ぐらい、全部入れてくれてもいいのに。

 もう1枚はボストン・ブラスによる、'61年のスタン・ケントンのクリスマスアルバム・トリビュート盤とでもいうべきもの。スタン・ケントンのアルバムに収録された10曲(メドレー含む)に、3曲追加。うち1曲は、「ジングル・ベル」をモータウン風のリフを使ってアレンジしたものらしい。

 CD:Peggy Lee "Christmas with Peggy Lee"
    Boston Brass and The Brass All-Stars Big Band
          "The Stan Kenton Christmas Carols"



10月6日(金)

 帰宅するとシングルが1枚届いていた。先日海外オークションで落としたもので、シュープリームスのクリスマスシングル。これはPS付きのデンマーク盤。PSの裏にはEMIの広告があって、『サージェント・ペパーズ』や『スマイリー・スマイル』のジャケットが載っているから、'67年プレスなんだろう。 両曲とも'65年に出たアルバムに収録されているが、本国ではシングルカットされていない。

 シングル:The Supremes
       "Rudolph The Red-Nosed Reindeer
         /Santa Claus Is Coming To Town"



10月4日(水)

 ブロッサム・ディアリーが'91年に出した『クリスマス・スパイス・ソー・ヴェリー・ナイス』の国内盤CDが今月下旬に出るらしい。このアルバムは入手し損ねていたから買わねば。ということで、発売日はまだ先だが、池袋H店のジャズコーナーに寄ってみる。

 ブロッサム・ディアリーのコーナーにあったCDを見ていると、1枚だけクリスマスソングが入ったものを発見。'76年録音の『マイ・ニュー・セレブリティ・イズ・ユー』に、「ザ・クリスマス・カード」という自作曲が入っている。今年国内再発されたCD。これは買っとこう。

 『ワルツ・フォー・デビイ』誕生45年特別企画とやらで、ビル・エヴァンスのCDが10数枚、1枚1000円で出ている。それほど聴いている人ではないので、トニー・ベネットとの例のやつとか、何枚か手に取ってみると、クリスマスソングを弾いているものがあった。エヴァンスの死後に発表された音源集で、「サンタが街にやってくる」が入っている。ヴァーヴ盤で同曲を演奏しているのがあったはずだが、確かあれは『トリオ'64』だからトリオ演奏。このCDに入っているのはソロ演奏だ。'63年の録音のようだから、時期もそれほど変わらない。ま、安いしこれも買っとこう。

 CD:ブロッサム・ディアリー 『マイ・ニュー・セレブリティ・イズ・ユー』
    ※「The Christmas Card」収録
    ビル・エヴァンス
    『アイ・ラヴ・ユー、ポーギー〜ザ・ソロ・セッションズ VOL.2』
    ※「サンタが街にやってくる」収録



10月3日(火)

 海外オークションで落としたシングルが届いた。ティファナ・ブラスのクリスマスシングル。「ウィンター・ワンダーランド」「ジングル・ベル・ロック」のカップリングで、'68年に出たドイツプレスのA&M盤。PS付き。本国では両曲ともシングルには切られていないのだが、日本ではこのカップリングでシングルが出ている(AB面は逆)。

 シングル:Herb Alpert & The Tijuana Brass
       "Winter Wonderland/Jingle Bell Rock"



10月2日(月)

 先日買ったルー・ロウルズもそうだが、キャピトル絡みで同時期にペギー・リーとエラ・フィッツジェラルドのクリスマス・コンピレーションも出たはずなので、ジャズコーナーをチェック。ペギー・リーは見当たらなかったが、エラのCDはあった。'67年のクリスマスアルバムは何度となくCD化されてきたけど、今回は同じく'67年に出たゴスペルアルバム『Brighten The Corner』を丸ごとボーナストラック扱いで追加収録している。クリスマスアルバムの方も、ヴァーヴ時代のものと違って「賛美歌集」といった内容なので、続けて聴いてもさほど違和感はないかも。しかし、このエラのCDは11月に国内盤が出るようだけど、ペギー・リーやルー・ロウルズの国内盤の動きは聞こえんな。どうなってるのか。

 CD:"Ella Fitzgerald's Christmas"



9月30日(土)

 久々に新宿T店へ。そろそろクリスマスものが何枚か入ってるはず。まず今年1月に亡くなったルー・ロウルズのクリスマス・コンピレーション。今月半ばに出たもので、'67年にキャピトルから出たクリスマスアルバム全曲に、'93年にマンハッタンから出したクリスマスアルバムから7曲、あと多分2004年に出たクリスマスアルバムの音源だと思うが、そこから2曲、という全20曲の構成。でもこれだと収録時間はせいぜい60分ぐらいのはず。2004年は別レーベル音源になるのかもしれないが、マンハッタン盤はキャピトル関係のはずなので、'67年盤とダブらない曲がもう2つ3つ入れられたはずだけどなあ。ま、これは買っとくか。

 ケルティック・ウーマンのクリスマスアルバムが試聴機にあったので聴いてみる。うーん…後回しでいいや。うっ、モイア・ブレナンのクリスマスアルバムも出ている。クラナドのリード・ヴォーカル。エンヤの姉でもある。試聴機には入ってないけど、これは買おう。少なくともケルティック・ウーマンより出来が悪いということはないだろう。

 ケリー・ウィリスのクリスマスアルバムが出ていた。夫のブルース・ロビソンとのデュオ名義。90年代のMCAからのデビュー、A&M移籍と、何れもセールスには恵まれず、90年代末からのライコで、ようやく落ち着いた活動をしている感がある。2003年に7曲入りのクリスマス・ミニアルバムを出していたはずで(これはライコからではなく知らないレーベル、未入手)、ケース裏のクレジットに2003年と2006年の両方が記載されているから、4曲新録音を追加してフルアルバムにしたのだろう。これも購入。

 CD:Lou Rawls "merry christmas, baby"
    Moya Brennan "An Irish Christmas"
    Kelly Willis & Bruce Robinson "Happy Holidays"



9月26日(火)

 帰りに池袋H店に寄る。ミリオンダラー・カルテットの録音から50年ということで、音源を完全収録した記念盤が出ていた。エルヴィスにカール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュがサン・スタジオでセッションしたという例のやつである。今回の記念盤には、インストではあるが「ジングルベル」「ホワイト・クリスマス」の2曲が収録されている。なので、これは収穫扱い。

 CD:"The Complete Million Dollar Quqrtet"
    ※「Jingle Bells」「White Christmas」(共にインスト)収録



9月13日(水)

 明日仕事で使う部材を買いに行くと、その店の隣に古本屋。入って中をチェックすると中古CD棚にクリスマスコーナーが。みな値段が貼り替えられていて、ほぼ100円均一に近い。せっかくだから何枚か抜くことに。

 まず'92年に出た日本企画の、洋楽アーティストによる、日本のクリスマスソングの英語カヴァー集。要するに達郎とかサザンとか浜省のクリスマスソングを、ノーランズとかヘレン・シャピロとかが、悲しくなるようなオケにのせて歌っているもの。'87年に出た『クリスマス・エイド』もついでに。これはアナログは持ってたけど、CDは買わずじまいだったのだ。何せ、参加メンバーは豪華だけど、これだけ内容が伴わないアルバムも珍しいもんね。

 プラターズのCDは'63年のクリスマスアルバム。日本の書店や駅売り用の廉価CDとして出たもの。CDは持っていたかどうか思い出せないけど100円ならいいや。'98年に出た『ゴスペル・クリスマス』も持っていなかったので抜く。'76年にコティリオンから出た『ファンキー・クリスマス』から数曲収録されているので、そのCD化は押さえておこう。ボーイズIIメンのCDは、'93年に出たクリスマスアルバムを、'97年に布張りのブック仕立てで新装再発したもの。以上5枚。

 CD:V.A. 『クリスマス・イブ ジャパニーズ・ポップス・クリスマス』
    V.A. 『クリスマス・エイド』
    ザ・プラターズ 『クリスマス・ウィズ・プラターズ』
    V.A. 『ゴスペル・クリスマス』
    ボーイズIIメン 『レット・イット・スノウ〜クリスマス・エディション』



9月9日(土)

 オークションで落としたレコードが届いた。江利チエミのクリスマスシングルは、ジャケが数種類ある「EA-61」の1枚で、持っていなかったもの。これはこの番号での最後のジャケットとなった'61年盤。

 シングル:江利チエミ 「ジングル・ベル/サイレント・ナイト」



9月3日(日)

 通販で購入したEPが届いた。'66年にビクターから出た原トシハルとB&B7の『フォーク・クリスマス』。A面に「ジングルベル」「きよしこの夜」、B面に「サンタクロースが町に来る」「ブルー・クリスマス」収録。「ジングルベル」は吉永小百合や橋幸夫などと同様、ビクターならではの井田誠一の歌詞ヴァージョン。メンバーには、後にピンキラとなるジョージ浜野や、作曲家として数々のヒットを飛ばすことになる森田公一がいた。

 EP:原トシハルとB&B7 『フォーク・クリスマス』



9月2日(土)

 久々に渋谷S店へ。サイトで気になるシングルがあったので、それを探す。発見。あのナッティ・スクワーレルズの1人でもある、サシャ・バーランドの'63年のクリスマスシングル。このA面は「クリスマスの12にち」をアダプトしたもの。PSのカラーコピーのおまけ付。

 H店に行って新着コーナーとかをチェック。前から気になっていたマーティン・デニーのLPを試聴。やっぱりこれに入ってた。'67年『エキゾティカ・クラシカ』。ニック・デカロがアレンジしたもので、アルバム全体としてのエキゾティックな風味は薄いのだが、この中に入っている「エキゾティック・ナイト」というのが、クレジットはマーティン・デニー作になっているけど、実は「グリーン・スリーヴス」のカヴァー。ということで準収穫に。

 シングル:Sascha Barland and The Skipjack Choir
       "The Chickens Are In The Chimes
          /Have Yourself A Merry Little Christmas"
        ※B面はThe Skipjack Choir単独名義
 LP:Martin Denny "Exotica Classica"



8月28日(月)

 帰宅すると海外オークションで落とした7インチが8枚ほど到着。そのうちクリスマス関係は2枚。まず'77年のバリー・マニロウのライヴアルバムからのプロモカット盤。これはステレオとモノのカップリング。歌詞の内容からすると、「大晦日」といっても多分に比喩的に使われている面もあるのだが、PSの裏面(2枚目の画像)はクリスマスシーズンに当て込んでのものとなっているし、'90年に出た自身のクリスマスアルバムにも収録されているから、まあ準収穫としてもよかろう。

 もう一つの収穫は、カナダのフォークシンガー(向こうでは有名らしい)、ストンピン・トム・コナーズのウィンターソング。おそらく70年代のものだと思うが、公式サイトのディスコグラフィには年代が載っていないので、まだ確認がとれない。これも準収穫。

 シングル:
  Barry Manilow "It's Just Another New Year's Eve (stereo/mono)"
  Stompin' Tom Connors
       "The Snowmobile Song/The After Ski Stomp (※)"
        ※B面はHowerd Cable and The Highway Eleven名義



8月11日(金)

 先週末にネットで注文したクリスマスLPを取りに、久しぶりに渋谷H店に行く。'85年からシアトルで作られているチャリティ・レコード(現在はCD)で、子供たちのために地元のミュージシャンが曲を持ち寄っているもの。すでに20年以上作り続けられているクリスマスアルバムの第1弾がこれ。ブラザース・フォアとかダニー・ディアドルフ、ベル&ジェームズらが参加。

 LP:V.A. "Christmas In The Northwest"



8月3日(木)

 帰宅すると、先日海外オークションで落としたJBのPS付シングルが届いていた。クリスマスアルバムとしては3枚目にあたる'70年のアルバム『Hey America!』からのカット。これはドイツ盤で、本国ではシングルカットされていない曲。JBのクリスマスアルバムは今のところ単独CD化はされておらず、3枚のクリスマスアルバムから収録したコンピレーションが数種出たのみだが、この2曲はまだCD化されていないはず。

 シングル:
  James Brown
   "I'm Your Christmas Friend, Don't Be Hungry
    /Merry Christmas My Baby And A Very, Very, Happy New Year"



7月26日(水)

 帰宅すると、海外オークションで落としたシングルが届いていた。同じ出品者から落としたPS付シングルを、ある程度数がまとまるまでストックさせてもらっていたもの。その中の1枚、アニタ・ブライアントのシングルは'61年のコロムビア盤で、タイトルは「コールド・コールド・ウィンター」。といってもピクシーズ・スリーのあれとは同名異曲。クリスマスソングではないけど、ウィンター繋がりで準収穫扱いに。

 シングル:Anita Bryant
       "Cold Cold Winter/Step By Step, Little By Little"



6月25日(日)

 朝方、海外からの荷物が届いた。先日オークションで落としたレコードとかシート・ミュージック(楽譜)など。そのうちクリスマス関係は、スパイク・ジョーンズのシングル「ママがサンタにキッスした」のみ。'52年の盤で、これはPSというより、スパイク・ジョーンズ仕様スリーブ付といったところか。B面の「ウィンター」は1910年に書かれた曲。クリスマスソングではないけど、大好きなウィンターソングである。

 シングル:Spike Jones and the City Slickers
       "I Saw Mommy Kissing Santa Claus/Winter"



6月20日(火)

 2月にブリッジからビクター編が発売された土龍団選曲監修の『ゴールデン・スタンダード集』。キング編が本日発売されたので、会社帰りに池袋H店で買う。今回の個人的目玉はスロー・ナンバー中心の[1]の方。何とビンボ・ダナオの「ホワイト・クリスマス」が収録されているのだ。しかもシーズンオフだというのに、これがアルバムタイトル。今まで日本の芸能人が外国人と結婚したときの記事とか、淡路恵子の記事(元夫)で名前を見るだけだったので、この'56年のクリスマス音源が聞けるのは非常に嬉しい。なので、こちらを収穫扱いに。

 CD:V.A. 『ゴールデン・スタンダード集 キング編1〜ホワイト・クリスマス』
      ※ビンボ・ダナオの「ホワイト・クリスマス」収録



6月17日(土)

 池袋U店で中古CDをチェック。昨年12月にエイベックスから出ていた、ほしのあき×佐藤寛子×磯山さやかのクリスマスCDがあったので買う。未開封じゃねーの、これ。

 CD:ほしのあき×佐藤寛子×磯山さやか 『Very Merry X'mas』(DVD付)



6月15日(木)

 駅構内や書店で500円DVDのコーナーがあっても、じっくり見ることはほとんどないのだが、今日たまたま池袋のA書店に寄った際に、通路の真ん中に置かれたDVDのスタンドが目にとまった。スタンドに並べられたDVDの中に『腰抜けペテン師』というタイトルがあったからで、パッケージにはボブ・ホープの写真。こんなタイトルの公開作はなかったはずだから、多分未公開作品だろうけど、40〜50年代のボブ・ホープのDVDが500円なら、買ってもいいような気がしてきた。

 パッケージ裏の説明書きを見る。「作家デイモン・ラニアンは頻繁に訪れた競馬場で様々な人間に出会った」、何だこれは。ん?競馬場?どこかで見たような。パッケージ表の原題を確認すると、げっ、これ『レモン・ドロップ・キッド』じゃねーの。有名なクリスマスソング「シルヴァー・ベルズ」は、この映画の中で、ボブ・ホープとマリリン・マクスウェルによって歌われたのがオリジナル。輸入DVDは昨年買ったが、字幕付きはありがたい。

 他にも何かヘンなタイトルが紛れ込んでいないか見る。プレストン・スタージェスの『モーガンズ・クリークの奇蹟』は、以前どこかで買ったな。うっ、エルンスト・ルビッチの『桃色(ピンク)の店』がある。そういえばMGM系の作品が結構入ってるもんなあ。もっともこのDVDのタイトルは『街角 桃色の店』という、中途半端なもの。映画自体は'40年の作品だが、日本では'47年に公開され、そのときの邦題が『桃色の店』。90年代にリバイバル公開されたときの邦題が『街角』。後日ビデオ化された際には『街角/桃色の店』となった。この映画もクリスマスっぽいなあ。ということでこれも一緒に。ちなみに、ジェームズ・スチュワートとマーガレット・サラヴァンの文通を、メールに置き換えてリメイクしたのが『ユー・ガット・メール』。

 DVD:『腰抜けペテン師(The Lemon Drop Kid)』
     『街角 桃色の店』



6月10日(土)

 池袋H店に寄る。イギリスのRPMから、ジャッキー・デシャノンのインペリアル時代のアルバムが復刻されていて、その中の1枚に'69年のクリスマスシングルが両面ともボーナス収録されていた。これ、初CD化ではなかろうか。アルバム(こちらも'69年)もいいのだけど、このシングル音源目当てで買う。オリジナルシングルは持っていたけど盤質があまりよくないので、収録されたのは嬉しい。ちなみにA面はオリジナル曲だが、B面は『女王陛下の007』の中に出てきた曲のカヴァー。

 中古コーナーに、エルヴィスの『NBC・TVスペシャル』の紙ジャケCDが安く出ていた。実は初めて買ったエルヴィスのLPはこれだった。多分中1か中2の頃。シングルを買ったのは小学5年か6年のときで、「監獄ロック/ハートブレイク・ホテル」のカップリング盤(擬似ステレオのやつ)。すでに『オン・ステージ』は出ていたのだが、その頃はまだあのラスベガス路線には興味が持てなかったのだ。このLPを買ったのは、まず知ってるヒット曲が多く入っていたこと、そして「ブルー・クリスマス」が入っていたことだった。

 ブルコメのクリスマスシングルB面に「ブルー・クリスマス」は収録されているものの、その解説にはエルヴィスの名前は出てこず、単に作者の紹介程度だったと思うが、このLPの中にその曲が入っているのを見て、この「ブルー・クリスマス」というのは、ブルコメがやったあの「ブルー・クリスマス」と同じ曲なんだろうかとしばらく悩んだのを覚えている。後年このTV用収録音源のフル収録版CDが出て、それは買っていたけれど、このオリジナル・フォーマットのCD自体は持っていなかった。ということでこれも一緒に。

 帰宅すると先日V店のオークションで落としたレコードが届いていた。まず弘田三枝子がコロムビアから'65年に出したクリスマスシングル。東芝では'62年にシングル「ミコのジングル・ベル」、移籍直前の'64年10月に「ジングル・ベル」の再録を含むクリスマスソング4曲入りのコンパクト盤を出しているので、このB面の「ジングル・ベル」は3度目の録音。

 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪クリスマス』は'68年11月に出たソノシートで、ドラマだけではなく、ちゃんと「鬼太郎妖怪クリスマス」という新曲がこのとき作られている。歌うは加藤みどり、なかなかの佳曲。通販企画のCDボックスで復刻されていたが、2003年に東芝から4種出た2CDシリーズ『朝日ソノラマ主題歌コレクション』のVol.4に収録された。こういうアニメ系の盤は、場所によってはえらい高値になるので、これも入手できずにいた1枚だったが、今回はどうせ落ちないんだろうしと安めに入札したら、そのまま落ちたので非常にラッキー。

 シングル:弘田三枝子 「ホワイト・クリスマス/ジングル・ベル」
 ソノシート:『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪クリスマス』
 CD:Jackie DeShannon "Put A Little Love In Your Heart"
    ※クリスマスシングル音源(AB面)ボーナス収録
    エルヴィス・プレスリー 『エルヴィス・NBC・TVスペシャル』
     ※「ブルー・クリスマス」収録



6月2日(金)

 本日海外から届いた約30枚のシングルの中で、クリスマス関係はこの2枚。まずボビー・ライデルとチャビー・チェッカーが'61年に出したシングル。B面の「ジングル・ベルズ・イミテーション」というのは、「ジングル・ベル」をエルヴィスやボビー・ダーリンなどの物真似で歌う企画もの。

 もう1枚は'67年のフェリス・テイラーのシングル。バリー・ホワイトがプロデュースした、クリスマスというよりウィンターソング。'74年にはラヴ・アンリミテッド・オーケストラでカヴァーしている。

 シングル
  Bobby Rydell and Chubby Checker
    "Jingle Bell Rock/Jingle Bells Imitations"
  Felice Taylor "It May Be Winter Outside/Winter Again"※B面はインスト



5月25日(木)

 帰宅するとレコードが届いていた。海外オークションで落とした、ダスティ・スプリングフィールドのクリスマスシングル。'64年のシングルで、盤だけは持っていたけど、まさかPS付でも出ていたとは。B面はスプリングフィールズによる「ジングル・ベル」。

 シングル:Dusty Springfield "O Holy Child/Jingle Bells (※)"
       ※B面はThe Springfields



5月18日(木)

 渋谷H店を久々に覗く。クリスマス関連は見当たらなかったので帰ろうとしたとき、何気なく手にとったユーゴ・ウィンターハルターの'59年のLPに「そり滑り」が入っているのを発見。マーティン・デニーのブレークを受けてか、全体的にエキゾチック風味のアレンジが施されたものらしい。アルバムタイトルはエディ・フィッシャーの歌(バックはユーゴ・ウィンターハルター楽団だった)でもヒットしたミュージカル・ナンバーだが、何故に「そり滑り」が。試聴させてもらう。うーん、確かにエキゾ風のイントロが。録音時期は'58年の11〜12月。みなこのアルバム用の録音で、他録音の使い回しではなさそうだ。ということで買う。

 LP:Hugo Winterhalter "Wish You Were Here"
     ※「Sleigh Ride」収録



5月10日(水)

 海外オークションで落札したジミ・ヘンドリクスのクリスマスシングルが届いた。'74年にプロモオンリーで出たもので、バンド・オブ・ジプシーズ時代の'69年12月のリハーサル音源。実際にはA面とB面はメドレーのように続けて演奏されていて、分割していない4分半ほどのフルヴァージョンは、'99年に正規シングル+CD化された。PSはややヨレ気味だけど、長年探していたので嬉しい嬉しい。

 シングル:Jimi Hendrix "...and a Happy New Year" (プロモ盤)
      ※「Medley:The Little Drummer Boy-Silent Night/Auld Lang Syne」収録



5月6日(土)

 GW中だが、午前中は会社で仕事。帰宅すると海外オークションで落としたシングルが2枚届いていた。まずシェブ・ウーリーが'58年に出した、“サンタと「ロックを踊る宇宙人」”、というタイトルのクリスマス・シングル。前から欲しかったPS付き。もう1枚は、リッキー・ザンド&ブルー・ジーナーズの'55年のシングル。同じくこの年に出たバリー・ゴードン、ジョー・ワード、フォンテイン・シスターズらとの競作盤。でもこれはPSのみ…というか、中身はバリー・ゴードンのMGM盤なのよね。まあ、画像で盤のMGMのレーベルも出してたから騙しではないし、もともとPS狙いだったから許す。

 シングル:
  Sheb Wooley "Santa And The Purple People Eater/Star Of Love"
  Ricky Zahnd and The Blue Jeaners
       "(I'm Gettin') Nuttin' For Christmas
         /Something Barked On Christmas Morning"※PSのみ



4月30日(日)

 新宿H店で、ジョー・トラヴァース編集によるザッパの未発表音源集を買う。これが第3弾になるらしいが、公式サイトでのネットオンリーCDであったのを、交渉の結果、1000枚のみ日本発売の許可がおりたのだとか。

 '62〜'64年頃の録音で、一応クリスマスがタイトルに入ったトラックが2つあるけど、1曲目「Mormon Xmas Dance Report」は、ザッパのインタビューみたいな2分弱のもの。10曲目「Mousie's First Xmas」は1分弱のテープ・コラージュだ。良い子はザッパのクリスマス音源!とか騒いで飛びついたりせぬよう、一応警告しておく。

 CD:フランク・ザッパ 『ジョーのクリスマスアージ』



4月13日(木)

 帰宅するとレコードが届いていた。1つは通販で買った江利チエミの'53年発売のクリスマスもの。この前年にもクリスマスものを出しており、「ジングル・ベル」は2回目の録音になる。当時16才。このCL-131という番号の盤は、レーベル面違いのものも含めて2枚持っていたが、今回は歌詞カード付きが見つかったので購入。

 もう1つは海外オークションで落とした7インチ2枚。何れもスペイン盤。まずバルセロナのガレージバンド、Los Sirexの'66年のクリスマスシングル。そしてオルガン奏者バディ・コールのEP。スペイン・プレスのキャピトル盤だけど、年代がわからない。PSの感じからすると50年代後半か。

 本日の買い物
 SP:江利チエミ 「ジングル・ベル/ホワイト・クリスマス」
 シングル:Los Sirex "El Mundo En Navidad/Estrella Fugaz"
 EP:Buddy Cole "The Organ Play at Christmas"



4月6日(木)

 帰宅すると頂き物のスプートニクスのCDが届いていた。仏マジックから出たデジパック仕様のリイシュー。ボーナストラックにEP音源として、クリスマスものが4曲含まれている。'66年に出たクリスマスアルバムに収録されたものと同じだと思うが、感謝感謝。

 CD:"The Spotnicks Vol.4"
    ※ボーナストラックとしてクリスマスEP音源を収録



4月1日(土)

 帰宅すると海外オークションで落としたものが届いていた。今回はシングルのPSだけ。まずペギー・リーの'59年のクリスマスシングル。両面とも翌年のクリスマスアルバムに収録されている。このPSはえらく状態よし。もう1つはチャド・ミッチェル・トリオのクリスマスシングルのPS。この'63年のシングルはすでにPS付きで入手していたけど、ペギー・リーだけというのも何なので、ついでに買ったもの。

 シングル(PSのみ):
  Peggy Lee "The Tree/The Christmas List"
  The Chad Mitchell Trio
       "The Marvelous Toy/The Bonnie Streets Of Five"



3月28日(火)

 昨年11月から12月にかけて問題になった、米SONY BGMが出したルートキットを利用したコピー制限付きCDだが、12月半ばに日本のソニー・ミュージックでも問題のソフトウェアが収録されていないCDへの交換を行う旨をサイトで告知していた。

 10月に買ったジェーン・モンハイトのクリスマスCDがまさにその対象製品だったわけだが、自分のサイトでは、買った人は早く交換するよう案内を出していたのに、当の本人がまだ未処理のままだった。今月末が締切だと思い出し、あせって先週末に着払いで送ったところ、今日交換品が届いた。

 このCD、元の番号は「EK 97721」だが、今度のは「77711」と違うものになっている。しかしケース表に貼られたステッカーには「EK 97721」とあるから、回収品を転用したのか。開けるのが面倒だから見てないけど、ジャケットの番号はどうなってるのか気になるところだ。

 CD:Jane Monheit "The Season" ※交換品



3月27日(月)

 紙ジャケで、「ユニバーサル・ピアノ&スウィート・コレクション」というのが出たらしく、何れもピアノやオルガンをフィーチャーしたアルバムばかり。この中のエセル・スミスを抜く。エセル・スミスはハモンド・オルガン奏者だが、この'57年のアルバムの中ではリロイ・アンダーソンの「そりすべり」もやっている。ということで、これは準収穫扱い。

 CD:エセル・スミス 『ギャロッピング・フィンガーズ』
     ※「そりすべり」収録



3月22日(水)

 オークションで落とした7インチが届いていた。テレサ・ブリューワーのコーラル盤EPで、おそらく'53年のもの。ジャケット、盤ともにかなり状態よし。

 EP:Teresa Brewer
    "Too Fat For The Chimney/I Just Can't Wait Till Christmas/
     I Saw Mommy Kissing Santa Claus/Ebenezer Scrooge"



3月20日(月)

 海外オークションで落とした7インチが3枚届いた。出品者は業者で、何れもサイトのリストに出ていたものだが、リストの価格より安い価格から始まっていたので入札したら、その価格のまま落ちてしまった。

 ペギー・リーの6曲入りEPは、'60年のアルバムからのジューク・ボックス用カットと思しきもの。ジャケットの表側はLPの縮小版だが、裏面は真っ白である。ジュディ・バレンタインは10代の頃からナイトクラブ等で歌い始めた人だが、これはもう20代後半のときのシングル。60年代以降は、地元ボストンのローカル局制作の子供番組などで活動。ダニー・ジャンセンは、多分ボビー・シャーマンやパートリッジ・ファミリーのヒット曲を書いた人と同一人物だと思うが、これは'60年か'61年のシングルのよう。B面は自作曲。

 EP:Peggy Lee "Christmas Carousel"
 シングル:
   Judy Valentine
     "A Ride In Santa's Sleigh/She Was Five And He Was Ten"
   Danny Janssen "Winter Wonderland/Christmas All Alone"



3月14日(火)

 V店の通販で買った7インチが届いた。まず江利チエミのクリスマスシングル。番号でいうと'58年に出たものだが、自分の知る限り、この番号のジャケットは4種類あり、おそらく'61年まで毎年プレスの度にジャケットが差し替えられたのではないかと思われる('62年に別番号で再発された)。今回のジャケットは3rdプレスにあたる'60年盤ではないかと推測。

 もう1枚は寺内タケシとブルー・ジーンズのクリスマスEP。'79年に出たもので、音は確認してないけども、おそらく同年に出たLP『レッツ・ゴー・テリー・クリスマス』からのカット。収録は「ジングル・ベル」「ホワイト・クリスマス」「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」の4曲。

 シングル:江利チエミ 「ジングル・ベル/サイレントナイト」
 EP:寺内タケシとブルー・ジーンズ 『レッツ・ゴー・クリスマス』



3月9日(木)

 新宿H店をぶらぶら。まだ買っていなかった『ウインターギフトポップス』のボーナス付き再発が近くの棚にあったので買う。 帰宅するとネットオークションで落としたブツが届いていた。チップマンクスのEPはジャケットのみ。盤は持ってたんだかどうか思い出せないけど、まあいいや。'62年のクリスマスアルバムからのカット。もう1枚は'60年に出たエルヴェス・コーラスのシングルだが、これは素性がよく分からない。

 シングル:The Elves Chorus
       "Mrs. Santa Claus/Mrs. Santa Claus (with Toy Band)
 EP:The Chipmunks "Christmas With The Chipmunks"
     ※ジャケットのみ
 CD:V.A. 『ウインターギフトポップス+5ボーナス・トラックス』



3月1日(水)

 帰宅すると、海外オークションで落とした7インチが2枚届いていた。まずジャン&ディーンが'62年に出したクリスマスシングルで、なかなか入手できずにいたもの。今回のはプロモ盤だが、通常盤だと相場が倍になってしまうらしい。もう1枚はセットで出品されていた'65年のシングルで、こちらはPS付き。クリスマスシングルのタイトルが出品名に出ていなかったせいか、予想外に安く落とせたのはラッキー。

 シングル:Jan & Dean
       "Frosty (The Snow Man)/She's Still Talking Baby Talk"



2月27日(月)


 海外オークションで落とした7インチが届いた。'55年に出たジョー・スタッフォードのクリスマスEP。同年のアルバム収録曲をそのまま3枚のEPに収めた、3枚組見開きジャケット仕立て。もっとも1枚欠損しており(3枚目)、それもあってえらく安かった。LPの写真をトリミングして使っているが、上のタイトルのバックは黄色になっていて、ここもLPと違うデザイン。

 もう1枚は、ジョー・スタッフォードが安すぎて、ほとんど送料だけ払うようなものだったので、追加で買ったもの。「渚の片想い」を歌ったダイアン・レイの、「スノウマン」という'63年のシングル。ウィンターソングだろうということで準収穫扱い。これはPSなしだが、PS付きのものも出ているはず。

 EP:Jo Stafford "Happy Holiday"
    ※3EPだが1枚欠け
 シングル:Diane Ray
       "Snow Man/Just So Bobby Can See"



2月7日(火)

 池袋W店でジューン・クリスティのクリスマスCDを見つける。昨年コレクターズ・チョイスから発売された、'61年の『This Time Of Year』。これまでキャピトル系のコンピレーションで、曲が個別に収録されたことはあったが、アルバム自体としてはこれが初CD化。昨年末新宿T店で見かけたものの、別にボーナストラックが入っているでもないし、2千円台と高かったので、そのときは買わずじまいだった。ここの値段は、まあ普通。

 CD:June Christy "This Time Of Year"



2月1日(水)

 帰宅すると海外オークションで落としたレコードが届いていた。ずっと7インチしか入札していなかったのだが、今回は初めてLPを落札。といっても、数ドルだから送料の方が倍以上。

 スタジオ・ミュージシャンによる架空バンド、アヴァランシェズがワーナーから'64年に出したインスト・アルバム。「ウィンター・ワンダーランド」「スノウフォール」「そり滑り」「ベイビー・イッツ・コールド・アウトサイド」といったウィンター・ソングと、タイトル曲などの、やはりスキーや雪山にちなんだオリジナル曲で構成。なので準収穫扱い。「そり滑り」などは、「ホワッド・アイ・セイ」のイントロを使っていて、'65年のベンチャーズのクリスマスアルバムの趣向を先取りしたようなアレンジになっている。ただしベンチャーズ版の「そり滑り」は、「ウォーク・ドント・ラン」のイントロを使ったアレンジ。「ジングルベル」のイントロの方で「ホワッド・アイ・セイ」を使っている。

 メンバーは、ギターがビリー・ストレンジとトミー・テデスコとウェイン・バーディック(この人はカントリーのスティール奏者)、ドラムがハル・ブレイン、ピアノがアル・デロリー、ベースがデヴィッド・ゲイツという凄腕の面々。

 LP:The Avalanches "Ski Surfin'"



1月31日(火)

 帰宅すると海外オークションで落としたシート・ミュージック(楽譜)が届いていた。先月の初めに落札したものの、こちらの不手際で送金がかなり遅れてしまい、何度もお詫びのメールを出す羽目になったが、届いた荷物の中には、落札したクリスマスソングのシート・ミュージック3冊のほかに、オマケも同封されていた。 中に入っていた手紙には、あなたも大分待つことになっただろうし、その間もきちんと連絡をくれたから、落札してくれたのと似たようなものをオマケとして入れとくね、とあった。お礼のメールしとかなきゃ。

 当初落札したのは、「シルヴァー・ベルズ」に「フロスティ・ザ・スノウマン」、そして「クリスマス・アルファベット」の3冊。オマケは、「サンタが町にやって来る」。


 Sheet Music:"Silver Bells" "Frosty The Snow Man"
         "Christmas Alphabet"
         "Santa Claus Is Comin' To Town"



1月19日(木)

 帰宅すると、クリスマスもののソングブックが海外から届いていた。'83年に出たもので、表紙はピンク・パンサー。'78年にアメリカで放送された、TVスペシャル『A Pink Christmas』の中で使われた曲や、ピンク・パンサーではないけれども、70年代に放送されたクリスマスアニメの挿入曲などの楽譜が載っているが、とにかく知らないタイトルばかり。

 海外オークションとかを見てると、シート・ミュージックと呼ばれる楽譜の出品が結構あって、今年は少しずつ集めてみようかという気になっているのだが、1曲ずつのシート・ミュージックと違い、ソングブックの類は数が増えると置き場所が大変。だから当面は買わないつもりだったのに、これはあまりに知らないタイトルばかりが並んでいるので、つい落札してしまった。

 Song Folio:The Pink Panther Presents "Jolly Holiday"
        〜Christmas Songs from Your Favorite Animated Christmas Shows



1月18日(水)

 池袋H店へ行く。カウンター近くに100円セールの箱が積まれていたのでチェック。バーバラ・クックの2003年に出たクリスマスCDがあったので抜く。『ミュージック・マン』など、ブロードウェイで活躍してきた人。これは収穫扱い。

 CD:Barbara Cook "Count Your Blessings"



1月16日(月)

 池袋C店にやまがたすみこの『エメラルド・シャワー』があったので買う。1曲目に「ほろ酔いイヴ」というのが入っているので、一応収穫扱い。でも'78年の2月発売なのよね、これ。ちょうど受験が終わって、アパート探しとかバタバタしていた時期だったせいか、当時聴いた記憶がない。

 CD:やまがたすみこ 『エメラルド・シャワー』
     ※「ほろ酔いイヴ」収録



1月11日(水)

 帰宅すると、昨年海外オークションで落としたシングルが届いていた。ロビン・ワードの「ウィンターズ・ヒア」、'64年のオリジナルDot盤。レーベル面に破れがあるけど、そんなことはどうでもよし。80年代後半に日本で出た復刻LPに、このシングル音源がボーナス収録されていたのを聴いて以来、ずっと探していた1枚。ヒット曲の「ワンダフル・サマー」はよく見かけても、ノー・ヒットに終わった他のシングルは滅多に出ない。

 昨年の夏、海外オークションを始めるきっかけになったのも、このシングルが安値で出品されているのを見たからだ。そのときはまだシステムがよくわからなくて入札しそびれてしまい、シングルも結局入札者なしで終わってしまったので、非常に後悔していたのだが、再出品されたらそのときは絶対入札しようと思っていたのに、その後全く出て来なかった。それが先月半ばに再出品されたので、気合を入れて無事入手(数$での落札)。クリスマスソングじゃないから準収穫扱いだけど、嬉しい嬉しい。

 シングル:Robin Ward "Winter's Here/Bobby"



1月6日(金)

 帰宅すると、先月下旬に海外オークションで落としたシングルが届いていた。フォー・シーズンズの「ママがサンタにキッスした」PS付きヴィー・ジェイ盤。アルバムが出たのは'62年だが、これは'64年にシングルカットされたもの。前から買おうと思いつつ、後回しにしていたら、見かけなくなってきてしまい、未入手のままだった1枚。

 シングル:The Four Seasons
       "I Saw Mommy Kissing Santa Claus/Christmas Tears"



1月5日(木)

 会社帰りに池袋のカメラ量販店Bを覗く。迂闊にも『クリスマス・イン・コネチカット』の国内版DVDが出ているのを知らなかったのだ。バーバラ・スタンウィック扮する、料理のできない売れっ子フードライターが繰り広げるクリスマス・コメディで、'45年製作の日本未公開作。今年アメリカでDVD化されたのは知っていたけど、まさか日本でも出るとは。未見だったので、前から輸入ビデオを買おうか迷っていた1本。

 ちなみに、'92年に何故かあのアーノルド・シュワルツネッガーが監督し、ダイアン・キャノン主演のTVムービーとしてリメイクされ、日本でも翌年3月に『キッチン・ウォーズ/彼女の恋は五ツ星』のタイトルで劇場公開されたが、こっちはいわゆる「BOMB」作品としての評価が定着している。

 H店に行くと、『古井戸ライブ』が紙ジャケでCD化されていたので一緒に買う。昨日買おうと思ってたのに、エレックの復刻シリーズの中で、これだけ売り切れてたのだ。そういえばこの中にも収録されている「年の瀬」と「賛美歌」って、クリスマス絡みといえなくもないな。

 「年の瀬」はクリスマス後の歌だけど、一応ジングルベル云々と歌詞に出てくるし、チャボの朗読曲「賛美歌」もクリスマス模様の歩行者天国が云々という個所がある。ただ、こっちは曲自体の背景がクリスマスの頃とは断定しかねるところがあるので微妙といえば微妙。これは'74年3月に出た2枚組ライブだが、「賛美歌」は'73年7月の『ぽえじー』、「年の瀬」は'74年10月に出た『四季の詩』に、スタジオ録音が収録されている。

 DVD:『クリスマス・イン・コネチカット』
 CD:古井戸 『古井戸ライブ』
     ※「年の瀬」「賛美歌」収録



1月4日(水)

 今日は仕事始め。会社帰りに池袋H店に寄ってCDを買う気満々だったのだが、お目当てのCDが2つとも売り切れてた。仕方なく他の候補を探すも、そちらもなし。頭にきて移動。久々にS店を覗く。とはいえ、多分クリスマスものは出てないだろうなあと思ったら、ソノシート・コーナーで「オバQクリスマス」を発見。'66年にケイブンシャから出たもの。朝日ソノラマじゃないから、ソノシートじゃなくフォノシート。お値段も安めだったので買い。

 フォノシート:「オバQクリスマス」
   ※「きよしこの夜」「ジングルベル」「赤はなのトナカイ」「オバケのQ太郎」収録



【Record Hunting Diary】
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