12月17日(火)

 帰宅するとクリスマスCDが届いていた。ミンディ・スミスが今年出したクリスマスEP。たまたま公式サイトを見たら、サイト限定でサイン入りCDが販売されていたので注文したもの(他はダウンロード販売のみ)。2007年にクリスマスCDを出して以来、密かにご贔屓だった人だが、今回の5曲入りEPもとてもいい。今年出たクリスマスCDを聴いた中ではこれが1番出来がいいかも。オリジナルはタイトル曲を含めて2曲。

 CD:Mindy Smith "Snowed In"



12月4日(水)


 神保町F店で、トニ・ハーパーの「ジングル・ベル」(SP盤)を購入。50年代初めの日本コロムビア盤で、写真入りのスリーブと、歌詞カードも付いているのは初めて見た。ちなみに発売当時の表記は「トニイ・ハーパー」。

 SP:トニ・ハーパー 「ジングル・ベル/パパとママのワルツ」



11月27日(水)

 昼休みに新宿U店で『『Santa's Soul & Funk Christmas Party』 Vol.2』を購入。ドイツのTRAMPから出た昨年の第1弾に続いて今年も発売。前回はライナーに期待して国内盤を買ったら、輸入盤にオビをつけただけの代物でがっかりしたので、今年は輸入盤を。全16トラックのうち、シングルのAB面(パート1/2)がそのまま繋げられたものもあるので、実質15曲。『Vo.1』同様、ライナーにもレーベル写真にも年代の手がかりのない曲が6曲ほど含まれているのが困るが、選曲は今回の方が好み。ただし1枚通して聴いて満足感が得られるかというと、それは微妙。

 CD:V.A. "Santa's Funk & Soul Christmas Party Vol.2"



11月19日(火)

 新宿T店に寄ると、ザ・マックショウのクリスマスCDが出ていた。THE COLTSの岩川浩二とトミー神田らが、2002年に別プロジェクトとして結成したバンド。2005年のEPに収録したクリスマスソング以降、昨年まで自主レーベルで、5年連続で毎年限定クリスマスCDを出すなど、和ものクリスマスとしては無視できない活動をしているのに、気がついた頃にはもう売り切れたりしていて、手元に音源が揃わなかったのだが、今回のアルバムは新録はないものの、これまで発表したクリスマス音源を中心にまとめた1枚。試聴したらなかなかイイので購入。

 中にはチャック・ベリーやクッキーズといったクリスマスソングではない曲も入っているが、これらはビートルズが取り上げていたのでカヴァーしたと思われ、間奏でクリスマスソングっぽいフレーズが入れたり、バックに鈴の音が入れたりしている。 ただ、クッキーズの曲はゴフィン=キングの作だが、ジェリー・ゴフィンの名が「GERALD GOFFIN」と本名になっている。そりゃJASRAC等で検索すると確かにこの本名名義でクレジットされているけど、チャック・ベリーやキャロル・キングは知ってても、ジェリー・ゴフィンなんて“ロックンロール”に関係ないから知らない、と言われてるようでちょっとがっかり。オリジナルもいい曲多いのにもったいないよ。

 ポイントがたまっていたので、明日発売の「クリスマス・イブ」30周年アニヴァーサリー・エディションを一緒に。一応、牧瀬里穂も登場するというショート・フィルム入りDVD付の方で。いったい何回買わせんだよと言いたくなってくるが、記念とあらば仕方あるまい。でも今年出すなら、去年のスリップケース入りの限定パッケージとか出さなきゃいいのに。収録曲は「クリスマス・イブ」「ホワイト・クリスマス」に、「クリスマス・イブ」のイングリッシュ・バージョン、アコースティック・ライブ・バージョン、そしてカラオケで、ライブ・バージョンが今回初収録。同時に出るアナログ12インチ盤はネットで注文済み。帰宅すると届いてました。アナログはカラオケを除く4トラックが各面2曲ずつ。

 CD:The MACKSHOW 『Holy Mackerel! -狂騒聖夜-』
 CDS:山下達郎 『クリスマス・イブ』(DVD付)
 12inchシングル:山下達郎 『クリスマス・イブ』



11月15日(金)

 会社帰りに新宿U店に寄り、'76年にコティリオンから出たクリスマスアルバムの復刻CDを購入。ルーサーやマージー・ジョセフ、インプレッションズらが参加した全12曲のオムニバスで、今年初CD化。未発表などのボーナストラックはなし。内容的にはそれほどすごいアルバムとは思ってないけど、手軽に聴けるようになったのはありがたい。

 CD:V.A. "Funky Christmas"



11月2日(土)

 通販で頼んでいたクリスマスCDが3枚届いた。1枚は先日アナログを買ってしまったニック・ロウ。他の2枚がグレッチェン・ウィルソンとバッド・レリジョン。

 グレッチェン・ウィルソンは新曲3つを含めた全10曲。「ナッティン・フォー・クリスマス」とか、ゲイラ・ピーヴィーの「カバ」とか、ノベルティ寄りの選曲があって、全部で約30分と短めなのはいいが、全体の出来は今イチか。自身のレーベルだからか、ジャケはともかく印刷の感じがちょっとチープ。ノベルティソングよりもロックっぽいアレンジの曲に持ち味は出てる。ジャケというかブックレットの裏に使われてる写真が強面で、子供が見たら泣いちゃうかも。前に突き出した二の腕のゴツさなんて元WWEのチャイナみたいなんだもの。

 バッド・レリジョンは9曲で19分というタイトさ。もっとも本編は8曲で「ホワイト・クリスマス」「リトル・ドラマー・ボーイ」の他はみな古いキャロル。これらがみな同じリズムアレンジで続き、最後に彼らの代表曲である「アメリカン・ジーザス」(別ミックス?)で終わるのだが、違和感があまりないというか、マイナーコードのキャロルと同じように聴こえる。非常に乱暴にいえばハルヲフォンの『電撃的東京』に近いアプローチ(あれほど出来はよくないけど)。

 CD: Nick Lowe "Quality Street:A Seasonal Selection For All The Family"
    Gretchen Wilson "Christmas In My Heart"
    Bad Religion "Christmas Songs"



11月1日(金)

 会社帰りに新宿T店に寄る。ケリー・クラークソンのクリスマスCDが入荷してたので試聴。まあまあかも。店のPOPに書いてるお薦め曲が俺と全く意見が違っていたが、購入することに。入荷していたのはデラックス・エディションらしく、2曲ボーナスが入って全16曲(国内盤もこの曲数)。

 帰宅して改めて聴いてみると…ん?飛ばし飛ばし試聴したときに比べると今イチかも?ボーナス以外の14曲中、6曲がオリジナルで、有名曲のカヴァーよりこちらの方が出来がいいかなと思ったのだが、フルで聴くとどこか物足りない曲が多く、試聴のときは普通かなと思った頭のタイトル曲が結局1番安心出来る仕上がり。エレキっぽいアレンジの曲なんて最初は面白かったのだが、歌詞見ながら聴くとどうも今ひとつ。こういう作りが持ち味なのかもしれないが、この曲なんて普通のアルバムの中に入っていた方が面白いと思うんだがなあ。本編最後の「きよしこの夜」は、本人の歌のあと、トリーシャ・イヤウッド、リーバ・マッキンタイアと大御所が続くが、2人に比べるとこねくり過ぎの歌い方がやっぱり気になる。最後の三声コーラスはさすがに殊勝に歌ってるけど。

 CD:Kelly Clarkson "Wrapped in Red"



10月29日(火)

 ニック・ロウのクリスマスCDは既に注文していたのだが、一緒に頼んだ10月下旬発売のクリスマスCDの入荷がずれたとかでまだ届かない。昼休みに新宿U店に寄るとニック・ロウのアナログLPが入荷していた。ただ、オマケとしてCD版とMP3のダウンロードコード付き。遅くとも来週にはCDが届くだろうけど、仕方ねえやと購入。45回転らしくジャケにはその表記が。

 収録曲はトラッドが3曲の他、ニック・ロウのオリジナル(1曲はライ・クーダーとの共作)やロン・セクススミスがニックに書き下ろした曲、ロジャー・ミラーの'67年のクリスマスソングやロス・ボン&ザ・マイティ・ブルー・キングスの2000年のクリスマスアルバム収録曲といった渋いカヴァーに加え、ロイ・ウッドのあの曲もカヴァーした全12曲。オリジナルも佳曲だったが、ロジャー・ミラーのカヴァーの出来がとてもいい。最後に入ったロイ・ウッドのあの曲は、力の抜けたニックらしいアレンジ(例えば「Half A Boy And Half A Man 」とかを少しテンポを落とした感じ)。決して傑作とかそういう類ではないけど、気持ちのいいクリスマスアルバム。

 LP:Nick Lowe "Quality Street: A Seasonal Selection For All The Family"
     ※CD+MP3ダウンロードコード付き



10月19日(土)

 帰宅するとクリスマスCDが1枚届いていた。メアリー・J・ブライジの新譜。タイトルは名前をもじって「A Mary Christmas」。シールドの上に貼られたステッカーにデヴィッド・フォスターのプロデュースと書かれていたのを見て嫌な予感。いや、優れたプロデューサー/アレンジャーだとは思うけどね、この人には合わなそうというか、早い話が昨年のロッドのようなことになってしまうんじゃないかと思った訳で。

 聴いてみると予想通りの展開。ただ、前にこの人のライヴアルバムとか聴いて、あまりピッチがよくない印象があったのだが、そういう感じはない。ピッチの悪さとかを歌いっぷりでカヴァーするタイプの歌手だとばかり思っていたので、逆にこういうアレンジで殊勝に歌われると魅力に乏しい感じを受けるのだが、どんなもんでしょう。俺の認識不足?

 中盤に入っている「星に願いを」が、バーブラ・ストライサンドとのデュエットになっていて、これだけがやたら緊張感のある出来。でもクリスマスソングではないからなあ。今回はこの他にもジェシー・J、クラーク・シスターズ、マーク・アンソニーとのデュエットが含まれてるが、出来は「星に願いを」がダントツ。次いでソロで歌う「プチ・パパ・ノエル」、いいなと思ったのはここまでか。

 CD:Mary J. Blige "A Mary Christmas"



10月15日(火)

 昼休みに新宿U店の中古フロアを覗くと、'98年に通販のみで出た、萩原健太氏選曲・監修の『ハッピー・クリスマス・ボックス』があった。5枚組の盤は全て未開封。全113曲入りのこのボックス、エルヴィスやブレンダ・リーなどが権利の関係で収録できなかったとはいえ、この当時としてはかなりの範囲まで網羅したもの。割とオーソドックスな選曲だったのだが、隙間を縫うようにゲイラ・ピーヴィーやレオン・ラッセル、アル・ハートのような、当時未CD化だった曲が入っていたのがミソ。とはいえ、それだけをCD音源として入手するために1万いくらのボックスを買うのはキツかったけど、この値段なら買い。

 CD:V.A. 『ハッピー・クリスマス・ボックス』(5CD)



9月30日(月)

 昼休みに新宿T店で先週出たばかりのタイガースのクリスマスシングルを買う。最初これが出るのを知ったときは不安でいっぱいだったが、金曜のニッポン放送で流れたのを聞いて、そんなに気恥ずかしい出来じゃないのにひと安心。土曜に地元のCD店に行ったら入荷してなくて、結局昨日購入。しかしジャケ画像をネットで見たときは、もう少し何とかならなかったものかと思ったが、裏ジャケもなかなかココロ感溢れる仕上がりで、店内で軽くよろけそうになった。ま、1曲だけのチャリティーシングルだし、余計なコストをかけずにその分の収益をまわすということで理解しましょうか。

 CDS:「THE TIGERSのWhite Christmas」



9月14日(土)

 イギリスからシートミュージックが届いた。コニー・フランシスの'61年のクリスマスシングル「ベビーズ・ファースト・クリスマス」。2〜3年前にUS版は入手していたけど、これはUK版で、表紙は全くの別柄。

 Sheet Music:Connie Francis "Baby's First Christmas"



9月13日(金)

 ネットで落としたフラーテイションズのクリスマスシングルが届いた。UK盤の7インチは以前入手したが、これはPS付のドイツ盤。ようやく入手。この他にオランダ盤で別柄ジャケのPS付があるようなのだが、そちらはまだ確認できず。

 シングル:
 The Flirtations "Nothing But A Heartache/Christmas Time In Here Again"



9月12日(木)

 帰宅するとネットで落としたソロモン・バークの'72年のクリスマスシングルが届いていた。A面はレイ・チャールズも歌ったドン・ギブソンの「愛さずにはいられない」。DJ白ラベル。

 シングル:
 Solomon Burke "I Can't Stop Loving You (Part1)/All I Want For Christmas"



9月9日(月)

 帰宅すると届いていたのがネットで購入した水原弘のクリスマスシングル。'60年11月に出たもので、A面が水原弘の「ブルー・クリスマス」、B面が森山加代子の「飛んで来たサンタクロース」。同時期に出たもう1枚のクリスマスシングル(A面が森山加代子の「ジングル・ベル」でB面が水原の「ホワイト・クリスマス」)はかなり前に入手していたが、こちらはいつもタイミングが合わずに入手し損ねていた。

 シングル:水原弘(A)/森山加代子(B)
         「ブルー・クリスマス/飛んで来たサンタクロース」



9月7日(土)

 ネットで落としたスパイダースのクリスマスEPが届いた。スパイダースといっても、これはシンガポールのエレキインストバンド。情報不足で年代が分からんが60年代後半から70年代初めぐらいというところか。2年近く前に1度見かけたときに入札し忘れてしまい、ようやく入手。

 EP:The Spiders "Santa Claus Is Coming To Town"(4曲入り)



6月17日(月)

 何かCDでもと新宿U店を覗く。中古のワゴンセールで、'97年にドラマティックスが出したクリスマスCDがあったので抜く。もう1枚、2009年にデビューした14歳のクラシック歌手、ファリルのCDで、何曲かクリスマスっぽい曲が入っているのがあったので、これも一緒に。これは準収穫。この子、全然知らんかった。

 CD:The Dramatics "A Dramatic Christmas (The Very Best Christma Of All"
    ファリル 『ワンダーランド』



3月23日(土)

 帰りに池袋U店でCDをチェック。アトランティックの1000円シリーズ第3弾50タイトルが出たようで、スウィート・インスピレイションズの'69年の4枚目があったので購入。このアルバムにウィリアム・ベルのクリスマスソングのカヴァーが収録されている。同年にシングルとしても出ており、そのA面はこのアルバムにも入っている「クライング・イン・ザ・レイン」(エヴァリー・ブラザースのカヴァー)。

 CD:スウィート・インスピレイションズ 『スウィーツ・フォー・マイ・スウィート』



1月21日(月)

 帰宅するとシートミュージックが1つ届いていた。サルソウル・オーケストラの'79年の「クリスマス・ディスコ・メドレー」。まあ、メドレーのシートミュージックってどうなのよ、という気もするが、これはこれで珍しい。表紙を含めて12ページ。

 Sheet Music:
  The Salsoul Orchestra "The Salsoul Christmas Disco Medley"



1月11日(金)

 昨夜帰宅すると海外オークションで落としたシートミュージックが1つ届いていた。ブライアン・アダムスのクリスマスシングル「クリスマス・タイム」。'85年にシングルが出ているが、その前にファンクラブ用に配布されたという話もあり、その辺がどうも不明。この譜面の下にあるコピーライトは'84年になっている。でもこの辺の年代のクリスマスソングのシートミュージック、それもオリジナル版って意外に手に入りにくいのだ。

 Sheet Music:Bryan Adams "Christmas Time"



1月7日(月)

 帰宅するとオークションで落としたブツが届いていた。パーシー・スレッジの'69年のクリスマスシングル。オランダでしか出なかったもので、2年ほど前に盤だけ落としたことがあるのだが、入金後に「ごめん、娘が学校のバザーに持ち出して売っちゃった」ということで入手し損ねていた1枚(返金してくれました)。今回のはPS付きで、非常に嬉しい。

 シングル:Percy Sledge "Silent Night/Christmas Wish"



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