12月29日(水)

 帰宅するとCDが1枚届いてた。坂本冬美のカヴァー集。頭とラストに「安奈」「クリスマス・イブ」とクリスマスソングが入っているので収穫扱い。ポイントが貯まっていたので通販で頼んだら、来たのは初回デジパック仕様。オビが裏全面にかかっているので保管が面倒。通常盤の方がよかったなあ。

 CD:坂本冬美 『Love Songs II 〜ずっとあなたが好きでした〜』
      ※「安奈」「クリスマス・イブ」収録



12月25日(土)

 今日は新宿で仕事が終ってからU店の中古フロアに寄る。クリスマスコーナーに山下達郎のファンクラブで配布されるCDが2枚あった。一時期はこのCD欲しさに入会していたこともあったのだが、もう特にクリスマス絡みの音源が入っている訳でもなく、クリスマスメッセージ+未発表ライヴ音源といった内容に定着していたので、会費切れとともに退会してしまった。これは2008年盤と2009年盤。ともにメッセージとライブ音源1曲の収録で、2008年は「モーニング・シャイン」、2009年は「DONUT SONG」。'91年のソニー洋楽のサンプル盤で、クリスマスシーズン用のものがあったので、これも一緒に購入。曲目見たら、結構まともな選曲で拾い物。

 CDS:山下達郎 『Merry Christmas from Tatsuro Yamashita (2008)』
     山下達郎 『Merry Christmas from Tatsuro Yamashita (2009)』
 CD:V.A. 『舶来くん '91 Vol.6』
※サンプル盤



12月24日(金)

 帰宅すると、知人からクリスマスシングルとCDが届いていた。まず'60年にコロムビアから出たモダン・ジャズ・プレイボーイズ。前田憲男、猪俣猛、岡崎広志、古谷充、原田忠幸ら錚々たるメンバーによる演奏で、アレンジは三保敬太郎。ジャケもいい。もう1枚は'98年に出た渚十吾。33回転で3曲入り。CDは宇都宮のバンド、CALENDARSの500枚限定盤で、『ポーラー・エクスプレス』挿入歌のカヴァー。何れも持ってなかった、というより知らなかった盤ばかりなので嬉しい。感謝感謝。

 シングル:
  モダン・ジャズ・プレイボーイズ 「ジングル・ベルス/ホワイト・クリスマス」
  渚十吾 「Silent Night on a Holy Hill/Snowserenading/Goodbye For Now...」
 CDS:CALENDARS 「When Christmas Comes To Town/Dec. 24」



12月21日(火)

 ネットで注文していたレコードの受け取りに渋谷H店へ。今回頼んだのは、まずステファン・アーングリムという、よく知らない女性シンガーが'68年に出したクリスマスシングル。試聴した感じでは、結構粗い音だったのだが、アレンジはジミー・ハスケル、プロデュースはキム・フォウリーだった。もう1枚は、'68年にチェッカーから出たゴスペルのクリスマスアルバム。音源は別なタイトルでCD化されているのだが、アナログが未入手のままだった。ソウル・スターラーズやメディテーション・シンガーズなど6組収録。

 シングル:
  Stefan Arngrim "Where Has Christmas Gone?/Coopers Lagoon"
 LP:V.A. "A Christmas Dedication"



12月18日(土)

 大阪の知人からクリスマスCDが送られてきた。元ウォーカー・ブラザースのジョン・ウォーカーが2007年に出したもので、公式サイトのみで入手できたというアルバム。オリジナルが1曲のほか、クリスマスソングやセイクレッドソングを唄った全10曲。CDの存在すら知らなかった1枚なので嬉しい。通販で入荷が遅れていたクリスマスCDも届いた。コニー・スティーブンスと娘2人によるアルバムで、'93年に出たもの。今年亡くなった元夫エディ・フィッシャーとの間にできた娘なので、2人はフィッシャー姓。

 CD:John Walker "Songs of Christmas and Inspiration"
    Connie Stevens, Joely & Tricia Leigh Fisher
       "Tradition...a family at Christmas!"



12月11日(土)

 知人から届いたクリスマスCDが2種。1つは昨年インディーズで出た日本のフォーク系。ケメとか金谷あつし、藤岡藤巻などエレック人脈の名も。最近知って気になっていた1枚なのでありがたい。もう1枚は「赤鼻のトナカイ」をタイトルにしたドイツの2枚組。クレジットをみると、インストと合唱が中心のよう。

 CD:V.A. 『Winter Wonderland』
    V.A. "Rudolph, The Red-Nosed Reindeer"(2CD)



12月9日(木)

 帰宅するとCDと7インチが届いていた。CDは通販で頼んだ小坂一也の2枚組。'56年の「サンタクロースがやって来る」「赤鼻のとなかい(CD化済)」が入っているので収穫扱い。7インチは海外オークションで落としたクリスマスシングルが5枚。まずエルヴィスのそっくりさん、トニー・マクギルが'79年に出したPS付き。ヴィッキー・カーの'74年盤、ジョニー・マティスの'69年盤は、どちらもPS付きのDJコピー。バド・ローガンの'68年盤もDJコピー。ボブ・シーガーが同じタイトルのクリスマスシングルを'66年に出しているけど、あれとは同名異曲。マーゴ・スミスは'84年盤。ヨーデルで有名な人らしいが、この曲は特にヨーデル風味なし。

 CD:小坂一也 『青春の小坂一也全集』(2CD)
    ※「サンタクロースがやって来る」「赤鼻のとなかい」収録
 シングル:
   Tony McGill "You're All I Want For Christmas/Jingle Bell Rock"
   Vikki Carr "It Happened On A Midnight Clear/Wind Me Up"
   Johnny Mathis "Give Me Your Love For Christmas/Calypso Noel"
   Bud Logan "Sock It Tome Santa/(Old Mr.Winter) Here You Come Again"
   Margo Smith "Sittin' On Asanta's Knee
              /Tell Someone You Love Them On X-mas Day"



12月7日(火)

 会社帰りに池袋H店へ。昨日ネットで新譜情報を見ていて、明日発売になるAKB48の新曲のC/W曲がクリスマスソングだと知った。セブンイレブンで流れてるのだそうだが、地元だと駅からの帰り道沿いにあるのは他のコンビニばかりだから全然知らなかったよ。さて店に入るとAKB48が積んであったが、ジャケが赤・緑・青の3種類。どれもDVD付の初回盤で、とりあえずクリスマスソングに関していえば、どれでも同じみたい。ジャケに写ってるメンバーが違うけど、3枚ともジャケ表のメンバーが誰か分からない…(汗)。裏を見ると赤と緑は知ってるメンバーが。青は分からず。クリスマス目的で買うのに青ってのもなあ。となると赤か緑か。試聴機があったので、2曲目の「予約したクリスマス」ってのを聴いてみる。イントロはちょっとオッと思ったけど、歌に入ると…。終わりのとこの譜割りとか無理矢理すぎない?どうしたものか考えて、結局緑を選ぶ。

 木村カエラの明日発売の新曲がウィンターソングだそうで、試聴してみるが…うーん、これも今イチか。でも初回盤だけど、別にDVDが付く訳じゃないので、値段が千円だと何となく手に取りやすい。初回盤といえば、嵐の「果てない空」初回盤がいっぱい置いてある。通常盤よりストック多いような気がするぞ。ジャニーズコーナーに行ったら、「果てない空」どころか、「Dear Snow」も「Love Rainbow」も初回盤置いてたぞ。こういう商売ばかりしてると、せっかくの勢いが落ちるのになあ。

 ピロカルピンというインディーズバンドのシングルのジャケがクリスマス風味。タイトルはあまりピンとこないが、値段が300円なら買ってもいいや。先月末にどこかのコンビニで流れているのを聴いて腰が砕けそうになった、例の佐々木希のシングルを探す。森高の「ジン ジン ジングルベル」のカヴァー。DVD付き限定盤と通常盤があったが、DVDはいらんので通常盤で結構。℃-uteのクリスマスシングルはDVD付きばかりで、通常盤が切れていたので却下。

 CDS:AKB48 「チャンスの順番(K)」(CD+DVD)
        ※C/Wに「予約したクリスマス」収録
    木村カエラ 「A winter fairy is melting a snowman」
    佐々木希 「ジン ジン ジングルベル feat. Pentaphonic」
    ピロカルピン 「終焉間際のシンポジウム」



12月6日(月)

 帰宅すると海外オークションで落としたクリスマスシングル3枚とCDが届いていた。シングルはみなPS付き。まずドナ・ハイタワーの'72年のもので、これはフランス盤。日本では「夕映えのふたり」(=「別れの朝」)で知られるウド・ユルゲンスが、'68年に出した自作のクリスマスソング(ドイツ語なので読めん)。ドイツのアリオラ盤。'73年のロイ・ウッド率いるウィザードのシングルもドイツ盤。CDはアーサ・キットの'53〜'57年のアルバム4枚を収録した2CD。この2枚目の方に、ボーナストラックとして'53年の「サンタ・ベイビー」と、その翌年に出した「ディス・イヤーズ・サンタ・ベイビー」が収録されているので収穫扱い。

 シングル:
  Donna Hightower "Say "Merry Christmas" For Me/If You Hold My Hand"
  Udo Jurgens "Weihnachtszeit-Kinderzeit/Tage Des Friedens"
  Wizzard "I Wish It Could Be Christmas Everyday/Rob Roy's Nightmare"
 CD:Eartha Kitt "Four Classic Albums"(2CD)
    
 ※Disc2に「Santa Baby」「This Year's Santa Baby」収録



12月4日(土)

 帰宅すると、郵便受けに海外からの段ボール封筒が。10月半ばに落とした、コニー・フランシスの'61年のクリスマスシングル「Baby's First Christmas」のシートミュージックがやっと届いた。USシングルでは「When The Boy In Your Arms(恋のワルツ)」のB面だったけど、日本盤の「恋のワルツ」ってB面何だったっけ? このクリスマスソングは、'63年に「ファースト・クリスマス」の邦題でシングルが出て、同年にコニーの日本語版シングルも出ているが、同じ'63年に伊東ゆかりが4曲入りクリスマスEPでカヴァー(日本語)した際のタイトルは「ベビーズ・ファースト・クリスマス」。

 Sheet Music:Connie Francis "Baby's First Christmas"



11月27日(土)

 帰宅すると通販で頼んだクリスマスCDと、オークションで落としたシートミュージックが1つ届いていた。CDはジェシカ・シンプソンの2枚目になるクリスマスアルバム。前はコロンビアだったけど、今はEMI系なのね。もう全然分からんわ。2004年の前作も、スローよりはアップテンポの方が出来がよかったけど、今回もその傾向はあまり変わらず。オリジナルは2曲あり、出来はどちらも今ひとつ。1曲目に入っている、ダーレン・ラヴ+マライア(あのつまらない曲ね)を4〜5で割ったようなやつの方がまだいいけど、ちょっと長い。ジャケには全10曲と書かれているが、隠しトラックが2つあって、それが「ジングルベル・ロック」と「きよしこの夜」。これも「ジングルベル・ロック」の方が出来よし。思ったよりは悪くなかったけど、お薦めとまではいかず。

 シートミュージックは、ジュディ・ガーランドが'44年の『若草の頃』で唄った「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」。これはオーストラリア版。この曲は映画で歌ったジュディ版の歌詞(実はこれも当初の歌詞からジュディの主張で変更されたもの)と、さらにフランク・シナトラに変えさせられた歌詞の2種類があるが、これはもちろん映画版の詞の方。

 CD:Jessica Simpson "Happy Christmas"
 SheetMusic:Judy Garland "Have Yourself A Merry Little Christmas"



11月25日(木)

 帰宅すると、先日落としたクリスマスシングルが届いていた。まず、ビリー・ビューが'61年に出したDot盤。ビリー・ビューとは、リンジー・バッキンガムが抜けてからのフリートウッド・マックにメンバーとして入ったビリー・バーネット。あのジョニー・バーネットの甥で、父親はジョニー・バーネット・トリオのベースだったドーシー・バーネットだ。このシングルがデビュー盤で、ビリーはこのとき7歳。当時ジョニー・バーネットや父親が、リッキー・ネルソンの曲を書いたりしていた関係で、ジェームス・バートンら、リッキー・ネルソンのバンドが、このシングルのバックをやってくれているらしい。 もう1枚はエボニーズの'71年のシングルで、オージェイズのカヴァー。持ってたような気になっていたけど、手元にあるのはオージェイズの方だけで、エボニーズ盤がないのに最近気付き、上のシングルを落としたついでに購入。

 シングル:
  Billy Beau "Hey Daddy (I'm Gonna Tell Santa On You)/Santa's Coffee"
  The Ebonys
   
"(Christmas Ain't Christmas, New Year's Ain't New Year's) Without The One You Love"
     ※A面がヴォーカル・ヴァージョン、B面がインスト・ヴァージョン



11月22日(月)

 帰宅するとCDが1枚届いていた。今月出たアニー・レノックスのクリスマスアルバム。正直言って、ユーリズミックスってどうも苦手で、何かといえばこの人の歌をソウルフルっていう人がいるけど、俺はあまりそういう風に感じたことがないのよ。今回のアルバムは、トラッドなキャロルが11曲、最後にアニー・レノックスが書いたオリジナルが1曲で、計12曲。キャロルの方は、やはりというか、ちゃんと作っているのは分かるものの、総じて俺好みじゃないアプローチ。ただ、最後のオリジナルは、自分でも意外なくらいよかった。キャロルとか古謡の譜割りのリズムに、この人の歌は合わないのかなあ。

 CD:Annie Lennox "A Christmas Cornucopia"



11月19日(金)

 新宿U店に寄る。コレクターズ・チョイスからビング・クロスビーとデヴィッド・ボウイの限定クリスマス7インチが出ていた。'77年のビング・クロスビーのクリスマスTVスペシャルの中でデュエットしたもので、'82年になってシングル化されたが、今回のジャケの写真はビデオ画面からとったもの。何というか酷い仕上がりだが、「限定」についつい反応してしまう悲しい性。B面にはビングとエラ・フィッツジェラルドの、'53年のラジオ番組でのデュエット、「ホワイト・クリスマス」を収録。他に何かないかと見てると、サンデイズドから出たリサ・ミラーのCDがあった。カンタベリーから再デビューした当時11歳のリサ・ミラーが'68年に出したアルバムだが、ボーナスとして、その前の'67年に出したクリスマスシングルが収録されているのだ。ということで、これも一緒に購入。

 帰宅するとクリスマスCDが2枚届いていた。まず、ロニー・スペクターの新譜で、これは5曲入りのミニアルバム。全曲オリジナルかなと思いきや、シブめのカヴァーばかり。
 1. My Christmas Wish
 2.It's The Time (Happy Holidays)
 3.Light One Candle
 4.Best Christmas Wish
 5.It's Christmas Once Again

[1]はアルバムにもサックスで参加しているジョニー・コーラが'95年に書いた曲。[2]はシャイ・ライツが録音している曲で、書いたのはメンバーのマーシャル・トンプソンとアンソニー・ワトソン。初出がよく分からないが、アンソニー・ワトソンは90年代になってから入ったメンバーだから、比較的新しい曲だ。[3]は「One Candle, One Flame」というタイトルで、リンダ・ソーボーというセラピストが書いた曲。タイトル曲の[4]は、2003年にカナダのユニヴァーサル・ハニーというグループが出したクリスマスアルバムの中に入っていた曲。[5]はフランキー・ライモンが'57年に出したシングル曲。…てな具合で、チョイスがシブすぎて分かり難い(笑)。一番出来がいいのは、インタビューでも大好きな曲と言っていた[5]かな。もう1枚はジミ・ヘンドリックスのクリスマスCDSで、'99年に出たCDと内容は同じ。ただ、ジャケットのアートワークは、'74年にプロモオンリーで出たEPのものを使用している。音源は'69年のバンド・オブ・ジプシーズ時代のリハーサル・セッション。

 CD:Lisa Miller "Within Myself"
    ※「Love Is」「The Loneliest Christmas Tree」収録
 CDS:Ronnie Spector "Ronnie Spector's Best Christmas Ever"
    Jimi Hendrix "Merry Christmas And Happy New Year"
 シングル:
   Bing Crosby & David Bowie "Little Drummer Boy/Peace On Earth"
    ※B面はBing Crosby & Ella Fitzgerald "White Christmas"



11月16日(火)

 会社帰りに池袋H店へ。マライアのクリスマス新譜が入荷してたので買うことに。EUの通常盤とDVD付の2枚組、国内盤が試聴出来たので、軽く聴いてみる。しかしまあ、えらく「お水」感の漂うジャケというか、これに比べると(内容は別にして)前作のジャケは天使のよう。あまり面白い曲とは思えなかった「恋人たちのクリスマス」が新録音で入ってるというので、今回の内容も期待薄だったが、いやいや、前作よりはずっといいかも。

 全13トラックのうち、1曲目は20数秒のイントロみたいなものなので、正味12曲構成。新たなオリジナル4曲の中では、シングルとなったアップテンポの「Oh! Santa」が一番まとまった仕上がりで、残りのスロー3曲は可もなく不可もなくといった程度だが、他のキャロルなど有名曲(これらはみなまともな出来)の引き立て役と思えば、それほど気にならない(ま、ちょっと長いけどね)。むしろオリジナルが途中に入って、適度な緩衝材になってくれてるかも。「恋人たちの〜」も今回は同じようなポジション。国内盤はボーナストラックで「Oh! Santa」のリミックス・ヴァージョンが入ってるけど、まあ、あってもなくてもいいようなもの。アルバムとしてなら、ややベタな構成でも、ボーナスなしの47分の方がまとまりよし。DVD付はメイキング映像らしいけど、見てる時間もなさそうなのでパス。ということで通常仕様の輸入盤に。

 PUFFYの新譜も出てたので、ついでに買う。初のクリスマスソングだそうで、「R.G.W.」というタイトルは「赤(RED)・緑(GREEN)・白(WHITE)」の頭文字なのね。別にDVD付じゃなくて、通常盤でよかったけど、通常盤が見つからないので初回盤に。でもあとで調べたら、値段は同じだったから、こっちで正解だったかも。

 CD:Mariah Carey "Merry Christmas II You"
 CDS:PUFFY 『R.G.W.』(CD+DVD 初回盤)



11月13日(土)

 ネットで注文したディマラ・シスターズのクリスマスシングルを取りに渋谷H店へ。この人たちは50年代末から60年代初めにかけて、ルーレットから何枚かアルバムを出しているが、これはプロデュースを手がけたアンジェロ・ディ・ピッポ氏のレーベルから出したもの。プライスガイド本では年代不明になっていたが、音を聴く限りでは多分60年代半ばじゃないかと思われる。ちょっとソフトロックっぽい仕上がり。

 シングル:
  The Di Mara Sisters "My Very First Christmas/Santa's Italian Wife"



11月9日(火)

 昼休みに会社近くの書店に行くと、フロア内のCD/DVDコーナーに、明日発売の嵐の新曲が入荷していた。C/W曲がクリスマスソングだというので、DVD付の初回盤を予約しようとしたら、どこも受付終了。これは1週間後ぐらいに予約キャンセル分が店頭に並ぶのを狙うしかないかと思っていたのに、初回盤あるじゃないの。ま、確かに入荷数は少なそうだったけど。ということで、これは購入。

 会社帰りに池袋H店へ。案の定、嵐はもう通常盤しかないや…と思ったら、後ろの方に1枚だけ初回盤を発見。くそー。ここで買ってポイントつけた方がよかったか。見つかるときってのはこういうもんだよな。戻しといたら、数分後に女の子が見つけて嬉しそうに買ってった。よかったよかった。さて、数日前にスーザン・ボイルの新作がクリスマスアルバムらしいというニュースを聞き、どうしたもんかと迷いつつ、とりあえずブツを見てから考えようと、明日発売の国内盤を試聴。国内盤のボーナストラックが、ユーミンの「ひこうき雲」の英詞カヴァーで、これは英語の乗っかり方が面白くなくて、どうってことのない代物。これとライナーで値段が倍になるなんてバカな話はない。円高で価格も下がった輸入盤で十分。

 帰宅すると、先日ネットで落としたクリスマスものの7インチが3枚届いていた。何れもDJコピー。まず、'63年に出たジャッキー・ウィルソンのブランズウィック盤。'60年に出たスタチューズのリバティ盤。最後はコーラルから出たEPで、A面がマクガイア・シスターズとランサーズで、B面がドロシー・コリンズとテレサ・ブリューワー。A面は'54年のシングル2曲で、B面は'55年と'53年だから、'55年にプロモーション用に作られた盤と思しい。

 CDS:嵐 「果てない空/あの日のメリークリスマス」(DVD付初回限定盤)
 CD:Susan Boyle "The Gift"
 シングル:
  Jackie Wilson "Silent Night/O Holy Night"
  The Statues "White Christmas/Jeanie With The Light Brown Hair"
 EP:V.A. "Christmas Alphabet/'Twas The Night Before Christmas
        Mister Santa/I Saw Mommy Kissing Santa Claus"



11月6日(土)

 ネットで注文したLPを取りに久々に渋谷H店へ。買ったのは、'67年にコマンドから出たオムニバスのクリスマス盤。トゥーツ・シールマンスが「ジングル・ベル」を演っていて、これはシングルにもなっているのだが、なかなか出てこない。その他はレイ・チャールス・シンガーズ、ロバート・マックスウェル、ディック・ハイマン、ボビー・バーンなど。サイトで検索していて、気になっていたLPがあったので、ついでに探すと…あった。デューク・エリントン楽団出身のドラマー、ルイ・ベルソンのヴァーヴ盤で、ジュール・スタインの作品集。B面最後に「レット・イット・スノウ」が入っていたのだ。これも一緒に。

 LP:V.A. "Merry Christmas from The Command Family of Recording Stars"
    Louis Bellson "Louis Bellson Swings Jule Styne"



11月4日(木)

 帰宅すると、EMIミュージックジャパンからの冊子小包が届いていた。ということは、おそらく例のジュリー・ロンドンの紙ジャケ10枚購入特典CD。アルバム未収録のシングル音源を収録したもので、今回は「Vol.1」と「Vol.2」の2枚が作られたのだが、希望したのは'57年のクリスマスシングルが収録されている「Vol.1」。開けてみると…入ってました。ということで、これは収穫扱いに。ジャケはリバティから出ていたベスト盤のデザインを使用。
 
 CD:ジュリー・ロンドン 『Julie London Single Collection Vol.1』※非売品(紙ジャケ)
     ※「I'd Like You For Christmas」収録



10月30日(土)

 帰宅するとシートミュージックが1枚届いていた。エルヴィスの「ブルー・クリスマス」。現行で出ているらしいシートミュージックは、70年代のエルヴィスのイラストが表紙(他の曲と共通デザイン)なので、どうも入手する気が起きなかったけど、これは'60年前後じゃないかと思われるもの。状態はかなり悪いけど、安く落ちたのでよし。

 Sheet Music:Elvis Presley "Blue Christmas"



10月19日(火)

 会社帰りに池袋H店に寄る。チャック・ベリーの紙ジャケシリーズの第2弾が、先月末に出たのをすっかり忘れていた。まさか単独でCD化、それも国内盤が出るなどとは思わず、Hip-Oからのボックスを買ってしまったけど、これなら手放してもいいなあ。まず手に取ったのは「クリスマス」が入った'70年の『バック・ホーム』だが、'65年の『イン・ロンドン』のボーナストラックとして「スペンディング・クリスマス」が収録されていた。これは昨年Hip-Oから出たチェス音源ボックス第2弾に収録された未発表曲で、'64年12月に録音されたもの。これが入っているとは知らなかったよ。ということで、この2枚を購入。

 CD:チャック・ベリー 『チャック・ベリー・イン・ロンドン(エクスパンデッド)』※紙ジャケ
      「クリスマス」収録
    チャック・ベリー 『バック・ホーム(エクスパンデッド)』※紙ジャケ
      「スペンディング・クリスマス」収録



10月18日(月)

 帰宅するとJBのクリスマスCDが届いていた。Hip-O Selectから出た2枚組で、ようやく出たJBのキング時代のクリスマス音源コンプリート盤。3枚あるアルバム音源にも未CD化のものがあったのだが、例のJBシングル音源シリーズが続々出たこともあって、アルバム未収録のクリスマスシングルや、B面のみに入ったカラオケヴァージョンなど、願っていた通り、全部詰め込んでくれた。この2枚組で全曲揃うのは有難い。

 CD:James Brown "The Complete James Brown Christmas"(2CD)



10月17日(日)

 先日ソロモン・バークが亡くなったときに、ネットで注文したCDが届いた。アポロ時代の録音集で、'55〜'57年の音源だから、ソロモン・バークがまだ十代半ばの頃だ。'55年に出したクリスマスソングで「Christmas Presents」というのがあり、このシングルは3年前にようやく入手したが、後になってアトランティックで録音した「Presents For Christmas」の習作のような曲だ。当然この曲もCDに入っているので、これは収穫扱いに。

 もう1枚は、マグナ・カルタの'70年の『シーズンズ』。紙ジャケ仕様のUK盤が安かったのでつい購入。LPでいう片面が、四季をテーマにした組曲になっていて、「Winter Song」に始まり「Winter Song」で終わる。準収穫とするには微妙だが。

 CD:Solomon Burke "This Is It - Origins Of Soul"
    Magna Carta "Seasons"



10月16日(金)

 帰宅するとCDが1枚。一緒に頼んだJBのクリスマスCDの入荷が遅れているので、先に送られてきたもの。アメリカン・アイドル出身のキャサリン・マクフィーの初クリスマスアルバム。ビリー・スクワイアのクリスマスソングをカヴァーしていて、それがアルバムタイトルにもなっているが、このカヴァーの出来は今ひとつ。タイトルにするほど思い入れがあるとは感じられない仕上がり。初めてこの人のCD聴いたけど、無理に高いキーで歌ってるように聴こえる曲が多いような気が。全10曲で、他は有名曲がほとんど。ただ、最後に入っているのが「フー・ウッド・イマジン・ア・キング」って、ホイットニーが映画『天使の贈りもの』で歌ってた曲。ジャケには作者が、「ジングル・ベル」のピアポントだと書いてあるけど、そうだったっけ?

 CD:Katharine McPhee "Christmas Is The Time To Say I Love You"



10月15日(金)

 帰宅すると、クリスマスCDが2枚届いていた。まず、ウィルソン・フィリップスとしては初となるクリスマスアルバム。これまでウィルソン姉妹やカーニーのソロで出来のいいクリスマスものを出していただけに期待の1枚。ロイ・ウッドのカヴァーに、オリジナルが2曲、カーニーのクリスマスアルバムに入っていオリジナルの再録、最後にブライアンの曲が入っているが、他は有名曲ばかりで全13曲。悪くないけど、それ以上の驚きには欠ける。ウィルソン姉妹の「ヘイ・サンタ」や、カーニーがソロで出したクリスマスアルバムの方がずっといいよ。

 もう1枚はインディゴ・ガールズの初クリスマスアルバムで、全12曲中オリジナルが3曲、有名曲やトラッドが5曲、他はシェリー・ライトやメリサ・マンチェスターなど、シブめのカヴァー。装丁が凝りすぎていて、盤を取り出す前に余計なものが落っこちてしまうのが難。

 CD:Wilson Phillips "Christmas In Harmony"
    Indigo Girls "Holly Happy Days"



10月13日(水)

 帰宅するとクリスマスCDが2枚届いていた。まず、クリスマス・ジャグ・バンド名義では何枚もクリスマスアルバムを出しているけど、ホット・リックスとしては初となる1枚。内容は有名曲とオリジナル、そして既成曲をクリスマスっぽい替え歌にしたもので構成した全12曲。内容はクリスマス・ジャグ・バンドと全く違う…わけもなく、あの調子だけど、期待していたほどではないか。「キャロル・オブ・ザ・ベル」を延々スキャットでやるという馬鹿ネタがあって、これは面白いと思ったけど、ちょっと長い。あと途中で(おそらく本人の)ムシ声が入るのだが、ピッチやタイムがいい人じゃないので効果激減。チップマンクスのパチモンはいろいろあるけど、みなスタジオシンガーとかがやったんだろうから、こう考えるとバカにしたもんじゃないね。

 もう1枚はシェルビィ・リンの初クリスマスアルバム。オリジナル2曲を含んだ全11曲。ダスティ・スプリングフィールドのカヴァーアルバムで気になっていた人だけど、これは期待を下回った。

 CD:Dan Hicks and The Hot Licks "Crazy For Christmas"
    Shelby Lynne "Merry Christmas"



10月9日(土)

 帰宅するとクリスマスCDが1枚届いていた。今月出たジェイミー・ポールという女性歌手のもの。昨年デビューアルバムが出て、輸入盤店では見かけたことがあるのだが、聴いたことはなし。そのデビュー盤は1年経って、ようやく先月国内盤発売になったそう。ケース裏に妙な表示があった。「MUSIC STYLE」がヴォーカルとイージー・リスニングってのに、まずジャズじゃないの?と疑問符がつくが、それよりも「SIMILAR TO」としてダイアナ・クラールにノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーと書かれていて、マデリン・ペルーは聴いたことないからともかく、ダイアナ・クラールとノラ・ジョーンズって全然系統違うよなあ。多分本人がそう主張している訳じゃなくて、レーベルが勝手に書いてるんだろうけど。これを見たせいで、聴く前から興味が薄れちゃった。

 ネットでこの人のことを検索すると、ビージー・アデールって人がサポート云々と出てくるが、名前を聞いたことがないので調べてみると、70歳代のピアニストで、昨年クリスマスアルバムを出していた。ネットのジャケ画像を見て思い出したよ。昨年11月に池袋H店で試聴したら全然面白くないので、名前も忘れてしまったピアニストだ。何でも銀座の某店では、この人がポップスやスタンダードを取り上げたアルバムが、結構な売れ行きだったそうなのだがほんとかね。とにかく、聴く前からこれだけ嫌な材料ばかり出てくるのも珍しい。

 ということで、できるだけ気持ちをニュートラルにして聴いたつもりだが、やっぱり予感は当たったというべきか。この人に影響受けました!そしてあの人にもこの人にも!どう!みんな聴いて!私上手いでしょ!的な媚びが透けて見えて、だんだんイライラ(笑)。あ、でもこういうのがiTunesのチャートでは流行るのかもね…。

 CD:Jaimee Paul "Christmas Time Is Here"



10月6日(水)

 帰宅するとクリスマスシングルが2枚届いていた。まずドビー・グレイの'80年のシングルと思しき1枚。この「Decorate The Night」という曲は、'81年に出た『Welcome Home』というアルバムに入っていて、これは持っている。クリスマスアルバムというより、冬の帰郷をテーマにしたアルバム。このPS付シングルはその前年に出ていたようだが、レーベル面を見ると'79年という表示があった。直球のクリスマスソングではないので、'79年に録音して'80年の1月ぐらいに出した可能性も。B面が「アヴェ・マリア」で、これは'81年のアルバムにも、10年ぐらい前に出ていたクリスマスCDにも入っていない。

 もう1枚は60年代に出たコンフォルティ・シスターズのシングル。A面はジュディ・レヴィンスが50年代に出した曲のカヴァーだと思うが、B面がダナ・コンフォルティで、「アメリカの新星」みたいな紹介が入っている。Glencoというレーベルから出た同じカップリングの盤は'62年だと資料にあるのだが、これはRec-Cardというレーベルで調査中。

 シングル:
  Dobie Gray "Decorate The Night/Ave Maria"
  The Confirti Sisters ※B面はDonna Conforti名義
    "Rockin' Roly-Poly Santa Claus/Merry Christmas, Santa Claus"



10月5日(火)

 明日発売の嵐の新曲タイトルが「Dear Snow」。うーん、微妙。ウィンターソング(として売る)にしてはリリースが少し早いような気もするぞ。会社帰りに地元のCD店に寄ると入荷していたので、とりあえずフル試聴したが…何でこれが「大奥」なのか分からんなー。映画で雪でも降るのかしら。DVD付き初回盤は予約で売り切れたみたいだけど、これなら無理して探すこともあるまい。

 中古コーナーに笠原弘子がまとまって出ていた。この人は'90年に『キャロリング』というクリスマス(ミニ)アルバムを出していて、これがあったので抜く。1stアルバムになる'88年の『スローガラスの輝き』には、「Holy Lovers' Holy Day」という、クリスマス絡みの曲が入っているので、これも一緒に。もう1枚、'95年に出た2枚目のベスト盤に、'91年の『恋愛性理論』収録のクリスマスソング「素敵な夜に〜In the Snow Land〜」と、このアルバム用の新曲で、クリスマス絡みの「雪の降る午後に」が入っていたので、一緒に購入。

 帰宅すると、出たばかりのプッピーニ・シスターズのクリスマスアルバムが届いていた。アンドリュース・シスターズの真似っこというか、現代版のようなスタイルで、エルトン・ジョン、マライア、ワムのカヴァーも含めた全10曲。エルトン・ジョンの「ステップ・イントゥ・クリスマス」はあまり好きな曲じゃないけど、アルバム冒頭に入ったこのカヴァーはなかなか。マライアの曲も、本人ヴァージョンより個人的に好きかも。アルバム全部とまではいかないけど、意外にいい出来。

 先日落としたクリスマスの7インチも3枚ほど届いていた。まず、ダニー・スモールの'62年盤で、これはサンプル。ホリーリッジ・ストリングスのシングルは、'65年に出たクリスマスアルバムからの同年カット。ハンク・クロフォードのシングルは'64年のもので、チャールズ・ブラウンのあの曲をインストでカヴァー。3枚ともPSなし。

 CD:The Puppini Sisters "Christmas with The Puppini Sisters"
    笠原弘子 『キャロリング』
    笠原弘子 『スローガラスの輝き』
       ※「Holy Lovers' Holy Day」収録
    笠原弘子 『メモリーズII〜ザ・ベスト・セレクション』
       ※「素敵な夜に〜In the Snow Land〜」「雪の降る午後に」収録

 シングル:
   Danny Small "On Christmas Day/Theme From Taras Bulda"
   The Hollyridge Strings
     "Have Yourself A Merry Little Christmas/Santa's Got A Brand New Bag"
   Hank Crawford "Merry Christmas Baby/Read 'Em And Weep"



9月22日(水)

 特典CDをもらうために、数ヶ月前10枚以上買ったジュリー・ロンドンの紙ジャケCD、応募の締切りが今月いっぱいだった。昨夜たまたまチラシを久々に見て気がついた。危ない危ない。あせってライナーから応募券を切り取り、ハガキに貼って今朝ポストへ。

 帰宅すると、先日落としたクリスマス関連のシートミュージックが届いていた。今回は1つだけ。ビーチ・ボーイズの「ザ・マン・ウィズ・オール・ザ・トイズ」。いやー、こういうのも出てたんだねえ。入手出来て嬉しい。でも'64年のクリスマスアルバムは、曲というかトラック単体では好きなものもあるんだけど(この曲もそうだし)、アルバムとしては、俺はそれほど大したものだと思ってないのよ。スペクターのアルバムと並ぶ大傑作、みたいに褒める人もいるけどね。アルバムとしての満腹感は比べものにならないと思うけどなあ。

 Sheet Music:The Beach Boys "The Man With All The Toys"



9月17日(金)

 帰宅すると、またクリスマス関連のシートミュージックが届いていた。まず、ナット・キング・コールが'59年にシングルで出した「ハピエスト・クリスマス・ツリー」。これは日本盤シングルが'60年に出ていて、そのときの邦題は「ハッピー・クリスマス・ツリー」。もう1つはアーサ・キットの'53年のヒット、「サンタ・ベイビー」。両方ともオーストラリア版。

 Sheet Music:
   Nat King Cole "The Happiest Christmas Tree"
   Eartha Kitt "Santa Baby"



9月15日(水)

 帰宅すると、先日落としたクリスマス関連のシートミュージックが届いていた。まず、ジョー・スタッフォードが'53年にシングルで出した「クリスマス・ブルース」。もう1つはアンディ・ウィリアムスの「クリスマス・ホリディ」。'65年に出た2枚目のクリスマスアルバムの収録曲だが、シングルカットはされていない。こちらのシートミュージックは'66年に出たもののよう。

 Sheet Music:
   Jo Stafford "The Christmas Blues"
   Andy Williams "Christmas Holiday"



9月14日(火)

 今月出たはずのオージェイズのクリスマスアルバムを探しに、久々に新宿T店へ行く。無事発見。 帰宅してから、とりあえず聴く。'91年の『ホーム・フォー・クリスマス』以来、2枚目のクリスマスアルバム。現メンバーは、オリジナルメンバーのエディ・リヴァートとウォルター・ウィリアムス、あとエリック・グラントの3人だと思ってたのだが、クレジットを見るとエリック・グラントが参加していないようで、今は2人になっちゃったの?有名なクリスマスソング8曲に、エディとウォルターがそれぞれ1曲ずつオリジナルを書いて計10曲。'91年盤もオケは打ち込みっぽかったけど、今回のオケよりは重厚さがあったかな。可もなく不可もなくという出来どまり。ジャケのチープさもちょっとなあ。

 CD:The O'Jays "Christmas With The O'Jays"



8月27日(金)


 通販で頼んだCDが届いた。MEG-CDという、CD店でやってくれるCD-R復刻サービスみたいなもの。銀座とか池袋のCD店で見かけていて、春に美樹克彦と由美かおるのクリスマスシングルがカタログに入ったのは知っていたけど、既CD化音源だし、盤も持ってるので、あまり興味がなかったのだが、6月に西郷輝彦の未CD化クリスマスシングルが加わったというではないか。西郷輝彦は「ジングル・ベル/きよしこの夜」のカップリングのシングルを、'64年と'66年に出していて、この2枚は収録曲は同じだが、全くの別アレンジ(どちらも小杉仁三編曲)。

 特に'64年盤の方の「ジングル・ベル」がいいのよ。この'64年盤はジャケが2種類あって、これはどうなるのかなと思ったら、2つ折りジャケの両面にそれぞれプリントしてあった(裏の歌詞は片方のみ)。'66年盤は、2つ折りの両面にジャケと歌詞がプリントされ、裏は何もなし。基本的にジャケ画像は、レコード番号などはオリジナルのままだが、右上の「クラウン」の横にあった「45RPM」の文字の代りに「MEG-CD」のマークが入っている。

 CDS:西郷輝彦 「ジングル・ベル/きよしこの夜」(MEG-CD)※'64年盤
     西郷輝彦 「ジングル・ベル/きよしこの夜」(MEG-CD)※'66年盤



6月26日(土)

 しばらくCD店にも行ってなかったので、ジュリー・ロンドンのリバティ時代の全アルバム(ベスト盤は除く)30枚が、紙ジャケで再発されたなんてニュースを知ったのは今月23日の発売後。以前新宿野村ビルの地下にすみやがあった頃、ここは渋谷店に比べてポピュラー・ヴォーカルものが多くて、寄る度に女性ヴォーカルのコーナーを見ていたのだが、そこで目を引いたのがジュリー・ロンドンの一連のリバティ盤。先のリンクでいうと、『彼女の名はジュリー(Vol.1とVol.2)』、『ジュリー・アット・ホーム』、『センド・フォー・ミー』、『ソフィスティケイテッド・レディ』、『ラヴ・オン・ザ・ロックス』、『ザ・ワンダフル・ワールド・オブ・ジュリー・ロンドン』、『フィーリング・グッド』、『ウィズ・ボディ・アンド・ソウル』、この辺はいつ行ってもあった。ほぼ同じ頃にキングから国内盤の再発が10枚ぐらい出たし、エドセルの再発や、フランス・プレスの再発も少しずつ出たりして、よく買ったもんね。さすがに30枚全部を買う気にはなれないけど、後期の何枚かは未聴のものもあるし、手元に置いときたい愛着の強いタイトルもある。ということで、会社帰りに池袋H店へ。

 まず、唯一のWジャケである『カレンダー・ガール』は決定。12月の歌も入ってるので、収穫扱いに。未聴だった後期の1枚から、'68年の『イージー・ダズ・イット』。これには、'44年の映画『クリスマスの休暇』(日本公開は'47年)でディアナ・ダービンが歌った「スプリング・ウィル・ビー・ア・リトル・レイト・ジス・イヤー」が入っていた。クリスマスソングではないけど、これも準収穫扱い。あとジャケが好きな『ラテン・イン・ア・サテン・ムード』。ベタな盤だがよく聴いた『ラヴ・レターズ』と『この世の果てまで』を併せて購入。

 うーん、10枚買うとアルバム未収録のシングル集がもらえるのか…。クリスマスシングルもそれに入るわけね。他の店で『ヤミー・ヤミー・ヤミー』とか見つけたら、もう5枚買おうかな。

 CD:ジュリー・ロンドン
    『カレンダー・ガール』
    『イージー・ダズ・イット』



5月22日(土)

 何かCDを買おうと池袋H店に寄る。別の店のネット検索で気になっていた、マジョリティの英デッカ音源集があったので、まずこれを買うことに。デッカには'65〜'68年まで在籍していて、'68年の1月にクリスマスシングルを出しているが、これはビージーズが当時録音して未発表に終っていた曲。フランスのLes Irresistiblesの昨年出たベスト盤があったので、これも購入。メンバーはLAからの留学生4人で、'67年結成。日本ではビラブド・ワンズ名義でシングルが出ている。アメリカではArch Of Triumph名義でのリリースだったようで、フランスとアメリカ以外がビラブド・ワンズ名義になるようなのだが、事情がよく分からない。'71年にクリスマスシングルを出していて、このCDにも収録。このシングルが結構高くて未入手のまま。

 中古コーナーに堀江美都子の初期音源CDがあったので、どうしようか迷ったものの買うことに。デビューから「山ねずみロッキーチャック」のあたりまでなので、'69〜'73年音源集。'69年の「ちびっこポップスシリーズ」と銘打たれたシングルで「あなたとわたしのクリスマス」というのが出ていて、それが収録されている。当時12歳。ちょっと暗い曲だけどね。

 CD:The Majority "The Decca Years 1965-68"
     ※「All Our Christmases」収録
    Les Irresistibles (The Beloved Ones) "L'integrale / Complete Works"
     ※「Christmas Bells Will Ring」収録
    堀江美都子 『歌のあゆみ1〜少女期の想い出』(3CD)
     ※「あなたとわたしのクリスマス」収録



5月14日(金)

 会社帰りに池袋U店に寄って、レココレの新号購入。今回はデラックス・エディションが出るストーンズの『メインストリートのならず者』特集。中古CDを見てると、3月に出た『昭和ガールズ歌謡』のクラウン編第3弾があったので、つい手に取る。げっ、これってのこいのこの「ロンリークリスマス」入ってたのか。'76年のシングル「御当地歳末大売出し」のB面で、このA面も一応クリスマス絡みの曲。ということで購入。

 CD:V.A. 『昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクション3 〜恋算数/バギー野郎〜』
     ※のこいのこ 「ロンリークリスマス」収録



4月24日(土)

 今日は新宿U店でCDを物色。Hip-Oセレクトから今年の1月に出た、チャック・ベリーの4CDセットがあったので購入することに。チェス音源のコンプリート収録第3弾。この人は60年代後半にマーキュリーに移って、'69年にまたチェスに復帰するが、それ以降の音源集。実は最初に買ったチャック・ベリーのレコードは、高校の頃に1500円の廉価盤で出たベストアルバムだったのだけど、これがチェス音源ではなくマーキュリーでの再録の方だった。聴きながら、どうしてもいいと思えなくて悩んじゃったもんね。

 チャック・ベリーのクリスマス音源というと、有名なのは'58年のシングル「ラン・ルドルフ・ラン」(B面が「メリー・クリスマス・ベイビー」)だが、'70年に出たアルバム『Back Home』の中に「Christmas」という曲が入っている(ちなみにこのアルバムの1曲目が、ジョーン・ジェットもカヴァーしていた「Tulane」)。このクリスマスソング1曲のために4CDセットを買うのもどうしたものかと悩んだが、なかなかCD化されない時期のアルバムだし、これを逃すと次出るかどうか分からないからなー(限定6000セット)。

 CD:Chuck Berry
    "Have Mercy- His Complete Chess Recordings 1969-1974"(4CD)



4月3日(土)

 知人からクリスマス音源が1曲入っているというCDをいただく。フロイド・デイキルというテキサス出身のギタリストで、60年代半ばにフロイド・デイキル・コンボやフロイド・デイキル・フォー名義でレコードを出している。今年出たらしいこの22曲入りベスト盤の最後に「Merry Christmas Baby」という曲が入っていて、最初チャールズ・ブラウンのカヴァーかと思ったら、これもオリジナルで'68年のシングル。「Merry Christmas Baby (I'm Coming Home)」が正式タイトルのようだ。このシングルは持ってなかったから、今度探してみよっと。

 本日の収穫(4/3)
 CD:Floyd Dakil "Rolling Dynamite"
    ※「Merry Christmas Baby」収録



3月13日(土)

 帰宅すると通販で入手したクリスマスシングルとCDSが届いていた。シングルは藤木孝の'62年盤。手に入りそうで、いつも買い逃していた1枚。嬉しい嬉しい。CDSはステイタス・クオーのクリスマスシングルで、これは一昨年出たもの。

 シングル:藤木孝 「ジングル・ベル/聖夜」
 CDS:Status Quo "It's Christmas Time"



2月6日(土)

 帰宅すると通販で注文したペトゥラ・クラークのクリスマスCDが届いていた。昨年コレクターズ・チョイスから出たものだが、発売日が延びたのか入荷が遅れたのか知らんが、届くまで時間がかかった。ペトゥラの「First-Ever Christmas Album!」なんてステッカーが貼られていたけど、フランス時代や'69年のクリスマス音源などをまとめたクリスマスCDなら過去に出ているのにな。今回は14曲入り(ジャケには13曲までで、隠しトラックが1曲)だが、最初の4曲は'69年音源。次の「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」と「リトル・ドラマー・ボーイ」は'96年録音。2006年にシングルのみで出したロッド・マッケン作の2曲のあと、2009年の新録音4曲(うち2曲はペトゥラ作)、そして13曲目は'72年音源。隠しトラックはフランス語ヴァージョンの「リトル・ドラマー・ボーイ」。「First-Ever」と言いきるほどの作りじゃないなあ。

 CD:Petula Clark "This Is Christmas"



1月30日(土)

 新宿U店へ寄ると、映画関係のフロアに『アパートの鍵貸します』の1000枚限定CDがあったので買うことに。レーベルサイトを見るとすでに完売。『恋人よ帰れ!わが胸に』との2in1で、『あなただけ今晩は』の「メイン・タイトル」もオマケ収録されている。『アパートの〜』にはクリスマスのシーンがあって、酒場で飲むジャック・レモンのシーンで流れるのが、これに収録されている「Blue Christmas」というトラック。

 もう1枚ぐらい何かと探すと、この映画のブロードウェイ・ミュージカル化『プロミセス、プロミセス』のオリジナルキャスト盤があったので、これを一緒に。ニール・サイモンの脚本、バカラックとハル・デヴィッドが曲を書いた'68年のこの舞台は、ジャック・レモンのチャック役がジェリー・オーバック、シャーリー・マクレーンのフラン役がジル・オハラ。映画版の「Blue Christmas」にあたるシーンでは使われないが、「Christmas Day」という曲が歌われる。

 CD:Soundtracks "The Apartment/The Fortune Cookie"
    
 ※『アパートの鍵貸します』の方に「Blue Christmas」というトラック収録。
    Original Broadway Cast Recording "Promises, Promises"
    
 ※『アパートの〜』のミュージカル版。「Christmas Day」というナンバー収録。



1月29日(金)

 本日帰宅したらクリスマスCDが2枚届いていた。まず、クレオパトラから昨年出た2枚組。イギー・ポップがクリスマスアルバムを作るのでは?なんて情報は昨年の春か夏に流れていて、てっきりガセだとばかり思っていたのだけど、結局「ホワイト・クリスマス」を録音したということで、それが収録されたのがこのオムニバス盤。他にはモーテルズ、グレン・ヒューズ、ロビー・クリーガー、ジョージ・リンチ、LAガンズ、BCR、レイフ・ギャレットなど、中にデータがないので録音年とか不明。JBとかフラーテイションズのような、旧譜音源も混じっているし。

 もう1枚は、2000年に出たリック・ネルソンのCDボックスに収録された未発表音源、「ザ・クリスマス・ソング」「ジングル・ベル」の2曲入りプロモCD。当時この2曲のためにボックスを購入すべきか迷ったが(ボックスのオマケにこの2曲のアナログシングルを付けている店もあった)、高かったので買わずじまいだった。

 CD:V.A. "An All-Star Salute To Christmas"
 CDS:Rick Nelson "The Christmas Song/Jingle Bells"(Promo)



1月19日(火)

 帰宅すると、通販で頼んでいたCDが2枚届いていた。まずREOスピードワゴンのクリスマスアルバム。これは年末になって、昨年出ていたのを知った1枚。既成曲ばかりで構成されているようだ。もう1枚はジミー・チャールズのベスト盤。10曲入りの廉価盤だが、'60年に出したクリスマスシングルが2枚とも入っている。昨年発売されたものだが、ライナーなし。

 CD:REO Speedwagon "Not So Silent Night/Christmas with REO Speedwagon"
    Jimmy Charles "A Million To One"
   
※「Christmasville USA」「Santa Won't Be Blue」「I Saw Mommy Kissing Snat Claus」収録



1月14日(木)

 会社帰りに池袋U店へ。7インチコーナーで、ダムドのキャプテン・センシブルが'84年に出したクリスマスシングルを見つけたので購入。 帰宅すると通販で買ったクリスマスシングルとCDが届いていた。まず'61年に出た、北原謙二と飯田久彦のスプリットシングル。両面ともCD化されたが、盤は未入手のままだった。CDは'76年に出たヴェラ・リンのクリスマスアルバムを今年復刻したもの。LPとは別ジャケット。

 シングル:
  北原謙二/飯田久彦 「ジングル・ベル/サンタ・クロースがやって来る」
  Captain Sensible "One Christmas Catalogue/Relax"
 CD:Vera Lynn "Vera Lynn at Christmas"



【Record Hunting Diary】

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