3月27日(水)

 通販でオーダーしたレコードが届く。マヒナ・スターズが'58年に出したクリスマスシングルである。ビクターの10インチオムニバス盤で、このAB面2曲の音源は聴いていたのだが、数年前にある本でこのシングルが出ていることを知り、またそこに掲載されていたジャケットが非常に気に入ったので、探していた1枚だった。盤は多少スリ傷が目立つが、ジャケットは年代を考えればコンディション良好である。ファクトリースリーブもエグくて、これまた気に入った。

 <本日の収穫>
  シングル:和田弘とマヒナ・スターズ (with クリスタル・シスターズ)
         「ホワイト・クリスマス/ジングル・ベル」


※今月の収穫はシングル3枚、EP1枚、CD4枚、CDシングル1枚、以上。


3月23日(土)

 そういえば3月21日新譜で、タイガースのノベルティ音源の2CDも出てたのを忘れていたので、渋谷A店に買いに行く。「レア&モア・コレクション」シリーズ第3弾となるこのCDは、明治製菓のCMソングや、'68〜'69年のキャンペーンで数多く作られたレコードやソノシート音源(チョコの包み紙を集めて応募するとどれか1枚が必ずもらえた)を集めたもので、'69年末にファンクラブの会員に配布されたソノシート「あわて者のサンタ」も収録されている。

 このクリスマス・ソノシートには、メンバーによるお喋り(これが結構長い)と、その後にメンバーのオリジナルである「あわて者のサンタ」、そして最後に「聖夜」が歌われている。ビートルズのファンクラブ向けソノシートを真似たようなものだが、正規CD化されたのはやはり嬉しい。


 <本日の収穫>
  CD:ザ・タイガース 『レア&モア・コレクションIII〜ノベルティレコード編』


3月20日(水)

 昼食もそこそこに、昼休みに大型店Tに向かう。明日発売の新譜が入荷してるはずだからである。3・21といえば例によってナイアガラ、というわけで今年は'82年に出た『ナイアガラ・トライアングルVol.2』のリマスター再発。各店で特典付きのセールをやるようだが、セール対象のCDを2枚買わないと付いてこないという店が結構あり、特にそれらしき告知をしていなかったT店は、もしかすると1枚だけでオマケが付くのではないかと踏んだのである。予想的中。オマケは当時プロモオンリーで出回った、アルバムからのシングルカット3枚を封入した3面紙ジャケットシングルの復刻ジャケット。

 さてクリスマス関連の目当ては雪村いづみの3CDアンソロジーで、デビューの'53年から'62年までの音源が全75曲。この中の“マンボ・イタリアーノ”と題されたDisc2には、SP時代の音源である「ジングル・ベル・マンボ」が収録されている。3人娘の中では1人だけ、この時代の音源の復刻が遅れていただけに、これは待望のCD化。


 <本日の収穫>
  CD:雪村いづみ 『フジヤマ・ママ/スーパー・アンソロジー 1953-1962』
      
(3CD:Disc2に「ジングル・ベル・マンボ」収録)


3月18日(月)

 昼食を食べた帰りに通りかかったレンタル店Tの店先に、レンタル落ちの中古CDがワゴンセールで出ていたのでチェック。殆どはここ2、3ヶ月の新譜、それもシングルが多く、欲しいものはないなと帰ろうとしたそのとき、端のカゴの中にキム・ヨンジャのクリスマスCDを見つける。

 '98年に出たCDだが、当時試聴したところ、非常に真っ当な作りで、むしろ真っ当すぎて面白みに欠けるというか、そのために買うのを後回しにしたまま、いつの間にか店頭で見かけなくなってしまった盤だった。300円なら買いである。


 <本日の収穫>
  CD:キム・ヨンジャ 『クリスマス・ソングス』


3月11日(月)

 久々に池袋H店を覗くが、目ぼしいものはなし。普段は殆どチェックすることのない、CDシングルのコーナーを見ると、コモドアーズの「クリスマス・イヴ」があった。'92年に出たもので、その年に出したクリスマスアルバムでは、日本オンリーのボーナストラックになったもの。当時あまり興味が持てなくて、アルバムの方も未入手のままだが、シングルは本当に久々に見かけたので買うことにした。C/Wがカラオケというのも、ある意味貴重かもしれん。

 <本日の収穫>
  CDシングル:コモドアーズ 「クリスマス・イヴ/(カラオケ・ヴァージョン)」


3月7日(木)

 通販のK店でオーダーしたトニー谷のシングルが届く。'87年に大瀧詠一の監修で、ビクターからコンピレーションアルバム『ジス・イズ・ミスター・トニー谷』が出たときに、プロモオンリーでカットされたシングルの1枚。唯一のクリスマスソング、「ジングル・ベル」をベースにした「サンタクロース・アイ・アム・橇(ソーリ)」である。以前から欲しかった1枚なので嬉しい。

 そういえば、今週頭に発売された「コミックソングレコード大全」という分厚い本があって、これを毎日読んでというより見ているのだが、いやー凄い。約2000枚が全部ジャケ写とデータ付きだもの。今日届いたトニー谷のシングルも載っていたし。重たいし値段も結構なものだが、お薦めの一冊である。


 <本日の収穫>
  シングル:トニー谷 「サンタクロース・アイ・アム・橇」
         
※プロモオンリーの片面シングル


3月2日(土)

 昨日から始まっているという池袋のレコード市を覗く。流石にこの時期の祭事ではクリスマスものはあまり見つからない、と思ってたら朱里エイコのクリスマスEPがあった。これは'72年に出た2枚組ライヴ盤の特典EPで非売品。A面がクリスマスソングのメドレーで、B面が「さのさ」という、あまりといえばあまりのカップリング。結構前から探していたのだが、このLP『オンステージ〜新しい世界が今ここに』自体がなかなか出てこない。'76年の同じく2枚組ライヴで、タイトルの似ている『NOW ON STAGE』はよく見かけるのだが。

 今日はこれだけでもよかったのだが、SHOW-YAのプロモシングル「3度目のクリスマス」も見つけたので、この2枚を購入する。

 <本日の収穫>
  シングル:SHOW-YA 「3度目のクリスマス/GO」
  EP:朱里エイコ 「クリスマス・メドレー/さのさ」


3月1日(金)

 池袋P店でCDを見ていると、ディッキー・グッドマンのベスト盤を見つける。この人ってブキャナン&グッドマンの人だっけ、と裏の曲目を見てびっくり。聞いた事のないクリスマスソングが入っている。ブキャナン&グッドマンの「サンタ&サテライツ」はオリジナルシングルを持っているが、「サンタ&ザ・タッチャブルズ」という曲は何なのだ。思わず購入。

 そういえば前にもこのジャケットは見かけた覚えがあると思ったら、'97年に出たCDだったのだが、ジャケットがブートっぽいので無視していたのかもしれない。件の曲は、グッドマンが60年代にソロで出していたシングル音源だった。

 <本日の収穫>
  CD:Dickie Goodman & Friends “Greatest Fables”


2月26日(火)

 家に帰るとアメリカからCDが届いていた。はて?最近何かオーダーしたっけ、と思って包みをみたら、今月半ばにビーチボーイズ関連のサイトから頼んだ、昨年末にウォルマートのみで出たという、ブライアン・ウィルソンのクリスマスソング入りのコンピレーションだった。正直言って、もっと時間がかかるだろうと思っていたので驚き。この一昨年発表されたクリスマスソングは、このCDにしか収録されていないので、オークションとかでも結構な値段で出品する輩がいたが、無事定価で入手出来たので一安心。

 <本日の収穫>
  CD:V.A. “20 Christmas Stars III”
     
※Brian Wilson 「On Christmas Day」収録


※今月の収穫はシングル3枚、LP3枚、CD2枚、以上。


2月20日(水)

 ネット通販で買ったレコードが家に届いていた。松田聖子の'82年のLPで『金色のリボン』というのがあり、その中にクリスマスソングが収録されていたが、そこからプロモオンリーでカットされた、「クリスマスメドレー」と「恋人がサンタクロース」のカップリングシングル。以前から西新宿辺りで見かけることはあったが、結構な高値がついていたもの。かなり安かったので嬉しい。オマケで「Pearl-White Eve」も付いていたが、これは持ってたなと思ったら通常盤。手元にあるのはサンプル盤だった。

 <本日の収穫>
  シングル:松田聖子 「クリスマスメドレー/恋人がサンタクロース」
        松田聖子 「Pearl-White Eve/凍った息」


2月15日(金)

 昨日に続いて渋谷H店を覗く。日本プレスであるが、『女王陛下の007』のサントラLPが安かったので買う。ジョージ・レーゼンビーがボンド役を演じた唯一の作品で、シリーズ中でも雰囲気がちょっと違う、評価が分かれている1本。何故買ったかというと、この中にちゃんと「クリスマス・ツリー」という邦題の曲が収録されているのである。

 家に帰るとアメリカからCDが届いていた。フレディ・フェンダーが'77年に出したクリスマスアルバムで、T店の通販でオーダーしたものだが、取り寄せになるので発送が遅れていたもの。しかし、もう1枚何か頼んでいたはずだが、と思ってT店からのメールを確認すると、ゲッ、パット・ベネターのクリスマスシングルが在庫切れでキャンセルになってる。何だよー、オーダーしたときは「in stock」だったじゃねーかよ。

 <本日の収穫>
  LP:OST 『女王陛下の007』
  CD:Freddy Fender “Christmas Time In Valley”


2月14日(木)

 昨夜渋谷H店のサイトの新着リストを見て、ハニー&ザ・ビーのクリスマスシングルがあったのですかさずオーダー。早速取りに行く。この2日ほどチェックをさぼっていたのだが、こういうのがポロッと出てくるから油断も隙もあったもんじゃない。'70年のCHESS盤である。

 また知人からメールで教えてもらったのだが、昨年アメリカのウォルマートというコンビニチェーンのみで販売された、クリスマスのコンピレーションCDが通販で買えるという情報をもらう。一昨年ネット上で発表されたブライアン・ウィルソンのクリスマスソングが収録されているのである。ビーチボーイズ関連のファンサイトで限定枚数を取り扱いしているようで、とにかく欲しかったのでオーダーする。

 <本日の収穫>
  シングル:Honey And The Bee “Jing Jing A Ling/Auld Lang Syne”


2月9日(土)

 新宿U店の中古フロアを覗く。PP&Mの日本盤アルバムでクリスマスソングが1曲入ったものを見つける。『子供たちの詩(うた)』というタイトルのそのアルバムは、'69年の『ピーター・ポール&マミー』をベースにしたものらしく、B面はオリジナルそのままの選曲だが、もともと6曲入っていたA面はその中の3曲を残し、他のアルバムから動物をテーマにした2曲を加えて5曲、という変則版。このスタイルで日本盤が出たのだろうかと思ったが、よく見ると'76年に出た通販用のアルバムセットの中の1枚らしいので、それ用に編集されたものだったのかもしれない。1曲だけ入ったそのクリスマスソングは「クリスマス・ディナー」といい、メンバーのポール・ストゥーキーのオリジナル。

 家に帰ると、アメリカから本が1冊届いていた。昨年通販サイトAでオーダーしたもので、『Christmas On Record』という、'40年から'82年までのクリスマスレコードのデータ本。'83年に出たものなので、約20年前までのデータしか載っていないが、SP盤の情報も書いてあるのはありがたい。とはいっても、ざっと斜め読みして掲載されていないレコード等もそれなりにあるので、やはりこれまでのデータ本と合わせて裏を取る必要はありそう。

 <本日の収穫>
  LP:ピーター・ポール&マリー 『子供たちの詩』


2月5日(火)

 渋谷H店を覗く。何枚かクリスマスアルバムが出てきたとのことで見せてもらう。殆どは持っているものだったが、1枚だけ気になったアルバムがあったのでそれを買うことにした。80年代後半にアポロンから出たジャズもののコンピレーションで、サッチモがサンタ帽を被っているそのジャケットは、以前からよく見かけるものだったが、曲目自体は他のコンピレーションでも持っているようなものが多かったので、さほど惹かれなかったのである。しかし、改めて裏ジャケを見ると、各曲のパーソネルがちゃんと記載されていて、昨年発売されたライノのジャズもののコンピレーションに入っていた、ライオネル・ハンプトンの「ブギ・ウギ・サンタクロース」なんかも書いてあったのである。

 <本日の収穫>
  LP:V.A. 『クリスマス・フロム・グレート・オールド・フレンズ Vol.2』


1月31日(木)

 昼休みに新宿U店を覗く。新譜をチェックしてたのだが、特にすぐ欲しいというものはなし。邦楽の中古CDコーナーを見ると、新入荷の棚にかまやつひろし=ティーブ釜范の『ファーザー&マッドサン』があった。ムッシュがジャズシンガーの父親と共演したアルバムで、'71年に発売されたものだが、'97年にCD化されたのを買いもらしていたもの。「Heavy Christmas」という、クリスマスソングのメドレーが入っているのである。

 <本日の収穫>
  CD:かまやつひろし=ティーブ釜范 『Father & Mad Son』

※今月の収穫はシングル4枚、EP2枚、LP4枚、ソノシート1枚、CD9枚、CDシングル1枚、以上。


1月30日(水)

 池袋P店を覗くと、中古のアナログ7インチが結構増えており、もしやと思って漁るもクリスマスものはなし。中古LPのコーナーを余り期待せずにチェックしていると、見覚えのあるジャケットが出てきた。『Christmas At The Patti』である。これは'73年に出た10インチのWアルバムで、内容は'72年12月に行なわれたクリスマスパーティのライヴ。

 デイヴ・エドモンズやパブロック初期のミュージシャンらによる演奏で、クリスマスソング自体は全体の一部に過ぎないため、クリスマスアルバムとは言い難いのだが、UKロック系のクリスマス関連レコードとしてはよく知られている1枚である。ただこれはシールドで妙に美品。背のレーベルを見ると、オリジナルとは違っているようなので、リイシューなのだろう。CD化されたものは持っているが、アナログはなかったので買うことにする。何せオリジナル盤は結構高値なのだ。

 <本日の収穫>
  LP:V.A. “Christmas At The Patti”


1月25日(金)

 渋谷A店から、探していた1枚が入荷したというので取りに行く。ジャッキー吉川とブルー・コメッツが、'65年にリーダー名のないブルー・コメッツだけの名義で出した、『クリスマスをエレキ・ギターで』である。翌'66年に『ブルー・コメッツのクリスマス』と改題されて再発、そしてGSブームを受けて、'67年に別ジャケットで再々発されているが、私が持っているLPはこの再々発盤だけだったので、これは非常に嬉しい。一昨年、CDボックスでこのアルバム音源が復刻された際のライナーを書いただけに、愛着もひとしおである。

 <本日の収穫>
  LP:ブルー・コメッツ 『クリスマスをエレキ・ギターで』


1月19日(土)

 新宿T店のシングルCDコーナーで、デスティニーズ・チャイルドのクリスマスシングルを見つけたので購入。「エモーション」(この曲はクリスマスソングではない)のシングルのC/Wに、クリスマスアルバムのタイトル曲を入れたものは見たことがあるが、これはそのカップリングを逆にして、クリスマスソングの方をメインにしたオーストリア盤。

 <本日の収穫>
  シングルCD:Destiny's Child “8 Days of Christmas/Emotion”


1月18日(金)

 渋谷A店でエド山口の「悲しき会社員」というシングルを入手。B面が「おいらのクリスマス」というのだが、イラスト付きのスリーブにはテイチクのマークが入っているものの、スリーブの裏は真っ白で歌詞もないし、レーベルには曲名表記だけで年代も不明。そんなに古いものだとは思えないのだが、ネットで調べても情報がない。ご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたい。'69年の「りぼん」12月号付録ソノシートというのがあったので、これもいただく。ジャケットは以前目にしたことはあったが、付録ものだとは思わなかった。

 渋谷H店を覗く。サイトでクリスマスソングが収録されたLPの記述を見たからだが、サバンナ・バンドの'84年のアルバムがそれで、A面ラストのクリスマスソングを試聴したところなかなかの佳曲だったので買う。これってキッド・クリオールがいたバンド(オリジナル・サバンナ・バンド)だろうか。でも'84年なら年代的にもうココナッツになっているはずだし、脱退後も続いていたということかと思ってAll Music Guideで調べると、やっぱりそうだった。ということはヴォーカルはコリー・デイなのね。新生サバンナ・バンドのアルバムはこの1枚のみだったよう。

 <本日の収穫>
  シングル:エド山口「悲しき会社員/おいらのクリスマス」
  ソノシート:りぼん12月号付録 「きよしこの夜/神のみ子」
  LP:Dr. Buzzard's Savannah Band “Calling All Beatniks!”
         
※「Christmas In N.Y.」収録


1月15日(火)

 家に帰ると、3日の夜にネット注文したクリスマスCD6枚のうち、4枚が届いていた。メリサ・マンチェスターの'97年のアルバム、ニッティー・グリッティ・ダート・バンドの同じく'97年のアルバム、フォー・トップスの'95年のアルバム、プラターズの2001年発売のアルバムで、プラターズは聴いてみたところ、マーキュリー音源ではなく、別人による新録盤。分家の分家で、今や何十組といるという噂すらある、プラターズ名義のグループのうちのどれかということか。

 <本日の収穫>
  CD:Melissa Manchester “Joy”
     Nitty Gritty Dirt Band “The Christmas Album”
     The Four Tops “Christmas Here With You”
     The Platters “A Classic Christmas”


1月11日(金)

 そろそろ年明けの買い取りでクリスマスものが入っていないかなと、昼休みに新宿U店の中古フロアを覗く。新譜や昨年出たコンピレーションは見当たらなかったが、パティ・ラベル&ザ・ブルーベルズのクリスマスCDがあったので抜く。

 このオリジナル音源はは'63年のNewtown盤で、このジャケットを使ったブートじゃないかと思われるCDは持っているが、これは'94年にPヴァインから出た日本盤。だがジャケットには白人の可愛い子ちゃんのアップを使い、タイトルもガールグループのコンピレーションと混同しそうな紛らわしさの、当時何じゃこりゃと思った1枚である。とはいえ、安かったのでこの際買っとくことにする。

 もう1枚、キングストン・トリオのクリスマスCDを見つけたので、これも一緒に買うことにする。'60年にCapitolから出したアルバムで、'99年にCD化されていたもの。海外のCDサイトで見つけており、先日何枚かオーダーした際に一緒に頼もうかとも思ったが、あまり安くなかったので、次の機会にと考えてたのである。

 <本日の収穫>
  CD:パティ・ラベル&ザ・ブルーベルズ
     『ジングルベル・ブルーベルズ/ガール・グループ・クリスマス』
     The Kingston Trio “The Last Month Of The Year”


1月8日(火)

 昼休みに大型店Tを覗くと、新春セールということなのか輸入盤が1割引だったので、昨年買わず終いだったクリスマスCDがないか探す。キャンベル・ブラザースのクリスマスアルバムがそれで、海外のC店でネット購入したら、さんざん待たされた挙句に在庫なしとの返答が来て、結局CDレビューにも間に合わないし、値段もあまり安くなかったので先延ばしにしてたのであるが、無くならないうちに買っておくことにする。セイクレッド・スティールという、南部の教会で演奏されるようになった、何というかゴスペルっぽいスタイルのスティール・ギターで、このキャンベル・ブラザースはその有名バンド。

 <本日の収穫>
  CD:The Campbell Brothers “Sacred Steel for the Holidays”


1月5日(土)

 会社帰りに久々に新宿西口方面へ。とはいっても『ゴジラ』と『ハム太郎』の2本立てを観てからだったので、寄ったのは2軒だけ。

 U店が移転して、駅に近くなっていたので覗く。ジョニ・ジェイムスのクリスマスアルバムからカットしたEPが、以前付いていた価格より大分安くなっていたので買う。1割引きのセールもやってたし。このアルバムからは、全12曲から4曲ずつ収録したEPが3枚出ており、「Vol.2」は持っているのだが、これは「Vol.3」。もっともジャケットは、LPと同一デザインの縮小版なので、番号の違いしかない。

 '58年に出たRCAビクターのUS盤EPで、PSはちょっとよれよれだが、非売品でレコード店の販促用グッズとして配布されたものがあったので、これも一緒に買う。ペリー・コモ、エームス・ブラザース、ハリー・ベラフォンテ等4曲入り。

 W店も久し振りだが、相変わらず高値のレア盤が多い。その辺には目もくれずに、こぼれ落ちたようなアイテムを探す。加山雄三のクリスマスCDは、'83年音源のものを持っているが、このCDはどうもボックスセットに収録された盤のようで、裏ジャケというかインレイのデザインが違う。見ると他にも同じデザインのCDが10枚近くある。どうしようかと思ったが、安かったし買うことにする。フレディ・ジャクソンの'94年のクリスマスシングルもあったので一緒に買う。

 <本日の収穫>
  シングル:Freddie Jackson “One Wish/This Christmas”
  EP:Joni James “Merry Christmas from Joni Vol.3”
     V.A. “Merry Christmas from your RCA Victor Record Dealer”
  CD:加山雄三 『White Christmas』


1月4日(金)

 今日は仕事始め。とはいっても実質顔合わせみたいなものなので、2時頃には中締めとなり、渋谷に向かう。とりあえずA店に挨拶と、一応お年賀代わりの買い物をする。今年から近くにV店がオープンしたので、A店を出てそちらをチェック。思っていたよりもすっきりした店である。オープニングセールとして中古が2割引きなので、何かないかと物色する。

 壁に昨年の新譜だと思うが、7インチでドイツのロカビリー・バンドのクリスマスシングルが出ている。トム・グリード&スノーフレイクスという知らない名前だが、A面はオリジナルで、B面はチャック・ベリーの「ラン・ルドルフ・ラン」をやっている。このクレジットがトラディショナルになっていて笑ったので買う。新譜でも1割引きだし。

 ポーグスの「ニューヨークの夢」のフランス盤があったので、これも買うことにする。UK盤のPS付きは持っているが、このフランス盤は同じデザインのPSだが、センターが割れて見開きになり、開くと(アイルランドからの移民たちが見たであろう)ニューヨークの風景になるのである。

 H店に向かう。昨年末に入手したシーカーズのクリスマスCDを持参していたので、オーナーのO氏に聴いてもらう。あと、年末に聞かれて答えられなかった、アンディ・ウィリアムスのクリスマス音源のことをM氏に説明。バーゲン箱の中に眠っていた、フォーライフの拓郎・陽水・小室・泉谷による『クリスマス』がサンプル盤だったので、1枚持ってはいたが買わせていただく。

 <本日の収穫>
  シングル:Tom Greed & The Snowflakes
         “Christmas Love/Run Rudolph Run”
        The Pogues
         “Fairytale Of New York/The Battle March Medley”
  LP:V.A.(吉田拓郎・井上陽水・小室等・泉谷しげる) 『クリスマス』


1月3日(木)

 結局三が日は外出らしい外出はせず、だらだらと過ごしてしまった。こりゃいかんと思い、夕方に近くの古本屋兼レコード屋のT店を覗くも、出てくるのはパット・ブーンとかビリー・ヴォーン、あとはビング・クロスビーかアンディ・ウィリアムスといったところで、新年最初の買い物とするにはどうも釈然としない。

 困ったときのネット頼みではないが、海外のT店のサイトをチェックしてみる。パット・ベネターのクリスマスシングルなんてのが昨年11月に出ている。これは見落としてた。今年のものではないがメリサ・マンチェスターのクリスマスアルバムなんてのも当時買い逃がしている。あとはセール品になっていたフォー・トップス、ニッティー・グリッティー・ダート・バンド、フレディ・フェンダー、プラターズのクリスマスアルバムを買うことにする。プラターズのCDは、昔マーキュリーで出したものとは選曲が違っているので、別メンバーによる新録ではないかと思われ、内容的には不安もあるが、この6枚をオーダーする。


【Record Hunting Diary】
2004 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2003 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2002 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2001 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2000 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC

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