Record Hunting Diary



2000年4月〜6月まで
6月24日(土)

 どうでもよいが、私は雨も嫌いである。まあ、レコード好きにこの季節が嬉しいという奴がいたら、ぜひ一度お目にかかりたいものだが。早く過ぎ去れという願いを込めて、期間限定でトップページを梅雨バージョンに替えてみた。早く外せる日が来るのを祈る。まさかそんな奇特な人はいないと思うが、もしもこのページに直接ブックマークなんか付けてる場合は、ここをクリックして確認してくれ。

 久々に渋谷A店に行く。昨日メールでブツ入荷ありと連絡を受けたからだが、内容はニューオーリンズ系のコンピレーションCDと、以前プロモ盤をもらった事があるショコラの、今度は同内容の正規盤CDシングルのサンプル。あの〜、ここではプロモオンリーと呼ばれる正規盤と違うフォーマットで放送局や店舗に配布されたものは
プロモ盤、正規盤の見本盤として同様に配布されたものはサンプル盤、と表現を分けているので注意ね。

 あとEPが1枚あり、シチズンフレームの販促用で、A面がレイ・コニフで2曲、B面がパーシー・フェイスで2曲、とCBS音源を使ったもの。メタルフレームの眼鏡をかけたオネエちゃんが、シャンパンのフタを開けているジャケットで、色使いといい、とてもクリスマスとは思えないものだったが、珍しいので有難く頂く。

 ずっと探していた、ビーチボーイズの「チャイルド・オブ・ウィンター」のUSプロモシングルも入っていたが、これは次に来た時に買わせて頂く事にして、取り置きしておいてもらう。

 <本日の収穫>
  EP:レイ・コニフ・シンガーズ他 「魅惑のサウンド」
     (シチズンフレーム販促品)
  CD:V.A. 「A CREOLE CHRISTMAS」
  シングルCD:ショコラ 「Fargo」(「Wonder Christmas」収録)

* 7月1日追記
6月の収穫は、シングル3枚、12インチ1枚、EP2枚、CD10枚、シングルCD1枚、以上。なお南沙織のCD BOXはCD1枚の扱いで数えてあります(ま、そんな事はどうでもいいでしょうけど)。


6月21日(水)

 しかし暑いのは嫌いである。こんな程度で泣きを入れて、真夏になったらどうすんだという声も聞こえそうだが、とにかく嫌いなんだからいいのである。何と言っても蒸し暑いのが特に苦手なのである。このところDiaryの更新ばかりでお茶を濁しているし、今日はそろそろ画像のアップでもとしようと思っていたのであるが、仕事が終って外に出たら蒸し蒸し感が襲って来て、その時点でもう気力が失せてしまった。こりゃいかん、せめてDiaryの更新だけでもと思って、レコ屋に寄った次第である。しかし、更新の為に買い物というのも考え物であるな。

 とは言ってもブツ探しで汗をかくのも御免なので、先週クリスマスCDコーナーの存在を発見した池袋C店に向かう。コーナーには、何枚か目を付けたものが残っていた。まあ、この時期抜かれることはないだろうけど。あと適当にヴォーカルもののコーナーを眺めていると、ナタリー・コールの'94年の方のクリスマスCD。そう言えば、これ何故か持ってなかったんだ。サンプル未開封でン百円は安い。じゃあ、これとさっきのコーナーの数枚を買おうかと思って財布を見ると、…持ち金がない。しまった、昼間銀行に行くの忘れてた。という訳で、一番安かったナタリー・コールだけを手に取って、レジに向かったのであった。

 しかし、そろそろサボっている画像やリストの方も何とかしないとな。

 <本日の収穫>
  CD:ナタリー・コール 「ホリー・アンド・アイヴィー〜ナタリーとクリスマス」


6月17日(土)

 午後になってまた雨が降ってきて、まったくやな天気である。基本的に雨の日のレコ買いはあまり好きではないのだが、なんとなく寄りたいし、かといって駅から歩くのもいやなので、池袋駅近くのD店にする。新着の中古コーナーを見ていると、出てきたのがマッドのクリスマス12インチである。

 '74年にUKでNo.1になった曲だが、これはオリジナルのRAKレーベルではなく、'85年にEMIから出たリイシュー時のUK12インチ。CDコンピレーションでしか持っていなかった音源なので、これは勿論買いである。普通1軒目でこういうのが見つかると、気分が良くなって他の店にも行きたくなるのだが、今日は何だか疲れているのでここまで。

 <本日の収穫>
 12インチシングル:MUD “Lonely This Christmas (+2)”


6月15日(木)

 池袋H店を覗く。安値のLPコーナーを見ると、結構クリスマスものも入っているのだが、例によってパット・ブーンばかり。たまに違うとペリー・コモとシナトラ。いくらジャケ違いとはいえ、こんな蒸し暑い日にこれらのブツを抜くのは気が進まない。

 ではCDはないかとザッと見たが、これといったものは無し。汗をかきながら探したのに、全く収穫が無いというのも悔しいので、近くのC店に行く。が、見つからない。やばい。ドッと疲れが押し寄せる。こうなったらアニメでも何でもいいから出てこないか、とサントラ・アニメのコーナーを覗くと、何だよ、クリスマスコーナーがあるんじゃないの。全然知らなかった。持ってないのが何枚かあったので、その内2枚ほどを抜く。

 '98年のショーン・コルヴィン(何故か買ってなかった)と、'92年に出た「星降る夜のクリスマス」というオムニバスCD。昨年ソニーから出た「ディス・イズ・クリスマス」というオムニバスCDは、メンツは豪華だが出涸らしテイク揃い、おまけに全曲新録音なんてウソも帯に書いてある酷い代物だったが、その中で救いだったのが、このショーン・コルヴィンの曲(正確にいうと'98年のCD録音時のアウトテイク)だった。後者はクリストファー・クロス、アンドリュー・ゴールド、キム・カーンズ、コモドアーズ、ウィリー・ネルソン、スティーヴン・ビショップ、ニコレッタ・ラーソンらによる、豪華なんだか中途半端なんだか評価しにくい1枚。聴いてみたら、案の定というか、出来はやはり今ひとつ。

 <本日の収穫>
  CD:ショーン・コルヴィン 「クリスマス・ララバイ」
     V.A. 「星降る夜のクリスマス 〜スペシャル・エディション〜」


6月10日(土)

 梅雨入りしたのか何だか知らんが、とにかくレコード好きにとっては憂鬱な季節である。渋谷A店に行くと、何枚かクリスマスCDがたまっていた。

 '96年のナタリー・コール、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴのクリスマスライブ。「ラスト・クリスマス」が1曲目に入ったUKのレゲエもの、但しクリスマスはこの曲のみ。ARBの'91年に出たシングル・コンピレーションで、タイトルはアルバム未収録曲だった「BLACK Xmas」。「X'mas」という曲が入ってた、CHARAの1st.CD。以上4枚を頂いて帰る。

 ついでに近くのR店を数ヶ月ぶりに覗く。ヴォーカルもののシングルを何枚か見つける。ナット・キング・コールの「聖しこの夜」'63年日本盤。これはすでに持っていたが、手持ちのものよりジャケットが美品だったので買う。ビング・クロスビーの、'71年DAYBREAK盤は、PSなしのサンプル。リンゼイ・クロスビーの'77年にARIOLAから出した1枚。元々は60年ERAから出たシングルで、リイシュー時にはPS付きのものも出たはずだが、これはPSなし。以上3枚までにする。

 <本日の収穫>
  シングル:ナット・キング・コール 「聖しこの夜/もろびとこぞりて」
         Bing Crosby “A Time To Be Jolly/And The Bells Rang”
         Lindsay Crosby
         “Christmas Won't Be The Same/Old Friends Of Mine”
  CD:CARRERAS COLE DOMINGO “A Celebration Of Christmas”
     ザ・パシフィスツ 「ラスト・クリスマス〜スイート・レゲエ・アルバム」
     ARB 「BLACK Xmas〜ARB Secret Singles」
     CHARA 「SWEET」


6月7日(水)

 いかん…、買っちまったよ。今日発売の南沙織CD BOX。う〜、未CD化だったクリスマスEPの4曲が入ってるのは知ってたけど、その為だけにBOXってのもなあと二の足を踏んでたんだが、現物手に取って見てたら、いつの間にかレジの前だよ。しょうがない、これまで持ってたベスト盤とかを、会社のやつに売りつけるか。で、おまけに帰ってすぐ聴こうと思ったら、こういう日に限っていろいろメールが入ってるし。だからまだ封も切ってないので、今日はこの辺で。

 <本日の収穫>
  CD:南沙織 「CYNTHIA ANTHOLOGY」 *クリスマスEP音源収録


6月5日(月)

 しかし、大型CD店に行くと、ブルコメとか井上大輔のコーナーが品切れになっている。'98年にワーナーから出たナベプロのヒストリー企画の中で、ブルコメの2CDベストも出るはずが、何故か発売中止になった事があったが、コロムビアでは未CD化の「サンダ―ボール」なんてのが入っていたので、何とかこの機会にといっては不謹慎かもしれないが、きちんとコロムビアのブルコメ音源、キングのソロ音源を復刻して欲しいものだと切に願う。とはいえ、この2社の復刻に関する姿勢ってひどいもんなあ。コロムビアも、ちあきなおみBOXを出すという快挙を成し遂げたんだから、ブルコメも頼むよホント。

 先のワーナーから出たシリーズも次々と生産中止になっているみたいなので、なくならない内にと「サヨナラ日劇ウェスタン・カーニバル」のCD3枚組を買う。'81年の日劇取り壊しの前に行なわれたウェスタン・カーニバルのライブ盤で、元々はアポロンからテープオンリーで発売されたものだった。但し、権利の関係でスパイダースやショーケンらは収録されていない。オープニングがブルコメで、MCも含めて楽日のステージが完全収録されているのだが、改めて聴いて、つくづくMCの下手な、音楽だけの不器用なバンドだったなあ、とシミジミしてしまう。

 で、一緒に買ったのが、aengasというユニットのクリスマスCD。セールで300円の安売りになっていたので思わず買う。参加メンバーの楽器でフィドルとかがあったので、カントリーかなと思っていたのだが、聴いてみたらケルト系で、収録曲もアイリッシュトラッドが殆どだった。結構長々書いた割には、本日はこの1枚だけ。

 <本日の収穫>
  CD:aengas “All On A Christmas Morning”


6月1日(木)

 会社帰りに地元の郵便局に寄るつもりが、電車が遅れて駅がごった返していたので面倒になり、渋谷A店に行く。店に入るなり、店長が「あ、大丈夫ですか?」とひと言。二日前に亡くなった井上忠夫氏の件で、私が落ち込んでるだろうと思っての言葉である。ブルコメ、好きだったもんなあ。「イヤまあ何とか」と返して、店でしばらく思い出話というか、せめてこの機会にといっては何だが、キチンとCD復刻してくれないかな〜とかいった類の話をしていた。

 で、頂いてしまったのが、「アメリアッチ・クリスマス」という謎のEP。アメリカとマリアッチの造語の事だが、演奏はジ・アメリアッチ・ブラス、しかし編曲は半間巌一というバリバリの日本人である。'66年の1枚だが、これは初めて見た。

 <本日の収穫>
  EP:ジ・アメリアッチ・ブラス 「アメリアッチ・クリスマス」


5月28日(日)

 今日は休日出勤だったのだが、帰りがけに新宿のCD・ビデオレンタルチェーンを覗くと、レンタル落ちのCD・ビデオセールをやっていた。たまたま通りかかったときが、丁度タイムセールだったようで、CDは値札に関係なく100円との店員の声に、思わずワゴンを漁る。

 '98年に出た、キシコという日本人のゴスペルシンガーのクリスマスCDがあったので抜く。あとはクリスマスものでは特になし。日本のオールディーズものとか、「電撃フリント」のサントラCDとかを併せて購入。しめて4枚400円也。

 <本日の収穫>
  CD:キシコ 「リメンバー・クリスマス」

*5月31日追記
今月の収穫は、LP2枚、EP2枚、シングル2枚、CD2枚、カセット1本、以上。


5月27日(土)

 渋谷A店に行くと渡されたのが、カネボウ化粧品の販促用クリスマスレコード。東芝のマークがあり、おそらく60年代のものだろうが詳細は不明。おまけに4曲入りのA面はクリスマスソングだが、B面は「真珠採り」と「ホフマンの舟歌」ともう訳がわからない。一応赤盤だった。

 帰りに池袋でP店に寄る。先日フロア拡張したが、何だか前より見難くなったような気がするぞ。'97年にカリフォルニアのレーベルが出した、アカペラのクリスマスCDがあったので買う。スウィングル・シンガーズ、ナイロンズ、ロッカペラ等の日本でも有名なグループも含め、全16組のコンピレーションで、どうも新録中心のようである。帰ってから聴くと、う〜ん、可もなく不可もなくといったところか。

 <本日の収穫>
  EP:カネボウ販促レコード 「聖しこの夜+3」
  CD:“A Cappella Christmas Party”


5月19日(金)

 会社帰りに渋谷A店へ。何だかやけに東芝のオビ付きレアLPがディスプレイしてある。マニアからの放出があったようで、シングルの方でも、エディ・コクランが死んだ後で出た「コクランのズンタ・タッタ」なんてのがカウンターの後ろにあった。

 その中に入っていた1枚、という事で手渡されたのが、マーティー・ゴールド児童合唱団のLP『とんで来たサンタ・クロース』。このレコードの10インチ盤は割と良く見るが、12インチのステレオ(擬似か?)盤は初めて見たような気がする。それもオビ付きペラジャケの超美品である。そういえば、10インチの方には「チップマンク・ソング」なんて入ってなかったもんな。オビのデザインからいって60年代前半のものであるのは間違いないが、特定出来る資料があったかなと少し不安。

 <本日の収穫>
  LP:マーティー・ゴールド児童合唱団「とんで来たサンタ・クロース」


5月13日(土)

 この前の新宿U店でブラックもののフロアを覗く。以前見た時とレイアウトが少し変わっていた。奥の方に移動していた7インチコーナーを見る。マヘリア・ジャクソンのクリスマスシングル、それもPS付きを発見。だが妙なイラストジャケ。レコード番号もあまり見た事のないもので、レーベルはCBSだがオランダ盤らしい。年代らしきデータは記入されてないようで、70年代位だと思うが確信はない。とはいえ、PS付きは有難いので購入。

 <本日の収穫>
  シングル:Mahalia Jackson
        “Silent Night, Holy Night/O Come All Ye Faithful”


5月11日(木)

 昼休みに外でメシを食ったら、まだ40分位時間があったので、近くの新宿U店の中古ジャズフロアを久々に覗く。時間がないので、ボーカルものと7インチのコーナーだけをザッと見ると、ローレンス・ウェルク楽団、いや正確にはローレンス・ウェルクズ・リトル・バンド名義か、そのEPが出てきた。デビュー当時のレノン・シスターズが参加しているもので、50年代半ばの盤のはずである。これは見た事がなかったので買い。800円は安い。

 そういえば、レノン・シスターズの'61年DOT盤LPが未だに見つからない。出来はあまり大した事はないが、どうもこういうポップス寄りのシスターズ&ブラザース系グループは気にかかる。やな性分である。

 夜は渋谷A店に行く。先日、年配の元業界関係者からの放出で、USオリジナルシングルが色々入荷しており、この中にエルヴィスのクリスマスシングルがあるというので見に行ったのである。'65年のゴールド・スタンダード・シリーズのPS付き美品で、何とサンプル白ラベルのMINT盤。これをプレゼントしてくれるというから、オーナーO氏太っ腹!エライ!また何か探して持って来ねば。

 しかし、その他のシングルも美品揃い。店番のH君がマッコイズとかテンプス、オーティス、JBなんかをかけてくれたのだが、・・・スゴイ。やっぱり60年代のUS盤のカッティング、特にシングル盤の音圧ときたらたまらない。いくらデジタルリマスターCDで良い音になろうが、この生々しさには到底かなわないのだ。こういう音を聴くと、クリスマスソング云々以前に、まず音楽好きとしての血が騒ぐというか、妙に元気になる。念の為書いとくけど、このサイトは勿論クリスマスサイトではあるけど、音楽サイトでもあるのよ。「クリスマス」というフィルターを通して見た大衆音楽サイト、というのが裏の(というより本心ではメイン)テーマなんだけどなあ。

 <本日の収穫>
  シングル:Elvis Presley
        “Santa Claus Is Back In Town/Blue Christmas”
  EP:Lawrence Welk's Little Band
      featuring Janet,Brian,Cubby and The Lennon Sisters
        “Merry Christmas”


5月7日(日)

 日本橋の方まで出かけていたので、帰りに丸善で本を数冊買ったのだが、その中の1冊が、「王様のレコード」(同文書院)という本。今日初めて見かけたのだが、奥付が5月17日付けになってたので、出たばかりらしい。“日本歌謡史を飾った名盤、珍盤、秘蔵盤を大公開!!!!!”という、「!」マーク大安売りのコピーが書かれたこの本は、色んなキーワードを元にして(主に)シングル盤のジャケットを紹介している。

 こういう本を見たときに、当然の事ながら私が探すのは、クリスマスレコードのページである。この本にもそのページはあって、開くと目に飛び込んできたのは!和田弘とマヒナ・スターズ「ホワイト・クリスマス」'58年のシングル!!グレート!ワンダフル!買い!いや〜、初めて見た。これだけで1600円分の元は取った(私はね)。

 で、誰が書いたんだろと思って表紙を改めて見ると、はて?カバーに映っているレコ屋の風景がどこかで見たような。これは神保町のG店じゃないの。という事は、この著者の鈴木さんって、あそこの御主人の鈴木さんかあ。店には客として(それも年末だけ)行くだけで、特に話をした事はないのであるが、実はこの御主人、名うてのクリスマスレコード・コレクターである。そうか、マヒナのシングル、やっぱり出てたんだ。10インチのオムニバス盤でこのシングルの両音源は持ってたが、ウ〜ンまだまだ青いな、としみじみ思ったGW最後の日であった。


5月6日(土)

 渋谷A店のY店長から、変なクリスマステープを入手したと聞いていたので、仕事が終った午後に寄る。「Star Light X'mas」というそのテープは、ワーナー・パイオニアが作った店頭演奏用のもので、ワーナーは勿論、ALFA、当時権利を持っていたMCAやA&M関連等、和洋入り乱れた1本である。年代は書いてないが、中にあったレコード、テープ、CDの各番号からみて、多分'86年位ではないかと推察される。ワーナーのこの手のものは、CDが1枚どこかにあったと思うが少し選曲が違うかもしれない。で、その曲目だが、以下のようなものである。
Side1 クリスマス・イブ/山下達郎
ふたりだけのクリスマス/イーグルス
ラスト・クリスマス・イブ/矢沢永吉
ウィンター・ワンダーランド〜シルバー・ベルズ
〜ホワイト・クリスマス
/カーペンターズ
ドアを開ければ/高橋幸宏
クリスマス・ソング/ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス
Side2 ホワイト・クリスマス/ビング・クロスビー
サンタが町にやってくる/カーペンターズ
初めてのクリスマス/パット・ブーン
ダニー・ボーイ/柳ジョージ
ジングル・ベル・ロック/ブレンダ・リー
きよしこの夜/ザ・ウエスターン・ウインド
ジングル・ベル/サミー・デイヴィス・Jr.
 非売品だから珍しいものではある。でも、こういう選曲のテープが車の中でかかったらやだな〜。あ、私の場合だったらという話ね。ここ強調しとくけど。よろしく。

 <本日の収穫>
  カセット:「Star Light X'mas」(ワーナー・パイオニア非売品)



5月5日(金)

 このところ池袋に行くと西口方面ばかりだったので、たまにはと東口方面へ。久しぶりにS店に寄る。先月末に買ったジャック・ジョーンズの再発LPには、以前コンピレーションCDで聴いた「ジングル・ベル」が入っていなかったので、確か70年代にRCAあたりから別のLPが出てたはずと思い、探してみるが見つからず。その代りに、この前の再発のオリジナルKAPP盤の方を見つける。ただ、曲数がこの前より多いので、再発盤は曲数カットしてたのが分かった。メドレー(3曲)が1つ入っていて、その曲名が別々にジャケットの表に書かれていたので、てっきり10曲入りだと思ってしまっていたのである。背側のテープリペアが少し気になったが買う。

 <本日の収穫>
  LP:Jack Jones “The Jack Jones Christmas Album”


4月30日(日)

 池袋に妻と買い物に出かけ、芸術劇場前のスペースがマーケットになっていたので覗くと、中古レコ屋も1軒店を出していた。10分だけ時間をくれと妻に頼み、エサ箱を漁る。

 へ〜、結構あるよ。みな500〜800円位なので、この際ドンドン抜く。まず、シナトラのUSキャピトル盤。オリジナル・ジャケットの方だが、同じジャケでも、私が持ってるのは擬似ステレオ盤の番号違い再発なので買う。同じくシナトラのUSコロムビア、'87年の再発ジャケ。ジム・リーヴスの'63年RCAビクター盤はジャケ表のシールが少し気になったが良しとする。チャーリー・バードの'82年のCONCORD盤は持っていなかった。'61年のペリー・コモのCAMDEN盤は擬似ステレオだが、ジャケットが全く違うので買う。エラ・フィッツジェラルドのヴァ―ヴ盤とレイ・チャールズは、どちらも酷いジャケットの再発盤だが、見た事がなかったのでこれも買い。と計7枚を頂く。

 <本日の収穫>
  LP:Frank Sinatra “a Jolly Christmas from Frank Sinatra”
               “Christmas Dreaming”
     Jim Reeves “Twelve Songs Of Christmas”
     Charlie Byrd “The Charlie Byrd Christmas Album”
     Perry Como “Sings Merry Christmas Music”
     Ella Fitzgerald “Ella Wishes You A Swinging Christmas”
     Ray Charles “The Spirit Of Christmas”

今月の収穫は、何とLP19枚、シングル1枚、CD1枚。


4月28日(金)

 渋谷A店に行く。友人がタイガース(GSの方ね)のファンクラブ向けソノシートである「あわてもののサンタ」の音源をMDにおとして、A店に預けていてくれたのである。結構なプレミアが付いているので、とても買う気にはならなかった1枚だったのだが、ずっと聴きたかったので、音だけでも充分嬉しい。

 帰りにまた池袋H店をチェック。ゴールデン・ウィークは休みそうだしな。また少し補充されているようで、マントヴァーニの'58年UKデッカ盤、1度本で見た事があったが、味のあるジャケットでこれは買い。レイ・コニフのSONY最初のジャケットと思われるLP。いつでも買えると思ってまだCDを買っていなかった、ハリー・コニックJr.のオランダ盤と思われるアナログ。エミルー・ハリスの'80年のLP。ジャック・ジョーンズの'87年再発LP、但し元々'64年のKAPP盤を'77年にMCA名義で再発したものを、'87年にMCAから再度出したというもの。'83年の加山雄三のLPは、60年代のシングルやEPはずっと前から持っていたので、このLPは60年代に出たアルバムのジャケットを差し替えた再発だとばかり思っていて、オリジナルじゃないからと放っといたのである。後になって、これは'83年に初めて出た新録LPだと分かった頃には、状態の良い安い盤をあまり見かけなくなってしまい、CDしか持っていない状態だった。という訳でこれも買い。以上、今日の収穫はこれらのLP6枚。

 <本日の収穫>
  LP:Mantovani “An Album of Christmas Music”
     レイ・コニフ・シンガーズ 「レイ・コニフのクリスマス・プレゼント」
     Harry Connick, Jr. “When My Heart Finds Christmas”
     Emmylou Harris “Light Of The Stable〜The Christmas Album”
     Jack Jones “White Christmas”
     加山雄三 「ホワイト・クリスマス」


4月22日(土)

 池袋H店にまた行く。ポピュラーもののコーナーに少し補充があるようなので、もう1度端からチェック。'68年に出たシュ―プリームスの日本盤があった。赤バックのリースの中に写真をはめ込んだ、日本独自ジャケットである。ジャケットは結構傷んでいたが、安かったのでこれは買い。'63年に出たオズモンド・ブラザースのUS盤。アラン、ウェイン、メリル、ジェイの4人の写真で、まだダニーは参加していない。ジャケット差し替えのオズモンズ名義のLPは割と見るが、US盤のオズモンド・ブラザース名義は見ない。これはキープ。グレン・キャンベルのキャピトル日本盤、これはオリジナル発売の翌年である'70年に出たもの。ジャケットは底抜けだが赤盤。US盤は持っているし、この日本盤ジャケットはカラーコピーのように発色が悪いのだが、このLP用の新曲についての解説が載っていたので買う。今日はこの3枚まで。

 <本日の収穫>
  LP:ダイアナ・ロスとザ・シュ―プリームス 「ソウル・クリスマス」
     グレン・キャンベル 「クリスマス・アルバム」
     The Osmond Brothers “We Sing You A Merry Christmas”


4月18日(火)

 大型店Tで変なビーチ・ボーイズのCDを見つける。クリスマスCDだが、見た事のないジャケットのものである。裏にはEMI-Capitol Musicとあるので正規音源らしく、リプリーズ音源のブートではない。もっともこの店でブートは売らないか。

 一昨年の「〜完全版」が出る前に、その写真を使った(トリミングがしてある)キャピトル音源のオーストラリア盤CDが出た事があったが、今日のは'97年に出たものらしい。但し、曲目は全9曲とカットされており、曲順もメチャクチャである。買ってみたらジャケットも表だけの1枚ものという酷い代物で、どうもアメリカ国内での安売用CDと思われ、珍品的価値はあるのかもしれないが複雑な気持ちになる。

 3日前はワゴン内のコーナーしか見ていなかった池袋H店に寄る。そう言えば普通のエサ箱はしばらく見ていなかった。・・・ある、あるじゃないの。ちょこちょこ出てくるよ、オイ。持っていないものも何枚かあるので、どうしようかなと思っていたら、どわ〜っ!スティ―ヴ・ローレンスとイーディ・ゴーメのおしどりコンビ(古いね表現が)のコロムビア盤LP、ずっと探してた1枚である。という訳で、とにかく早く家に帰ってこのLPを聴きたかったので、今日はここまで。他にも数枚あったが、しばらくは抜かれないだろう(と思う)。

 <本日の収穫>
  LP:Steve Lawrence & Eydie Gorme “That Holiday Feeling!”
  CD:The Beach Boys “Merry Christmas from The Beach Boys”


4月15日(土)

 暖かくなってきたせいか、レコ屋回りもどうも気合いが入らない。通年サイトとしての活動を宣言しているものの、考えてみればこのサイトを始めたのは昨年の秋だから、春・夏の更新に関しては未体験ゾーンな訳で、これはヤバイかもしれない。とはいえ、今日はあまり気温も上がらず、雨も降って少々肌寒い。雨だからレコ屋に行くのも気が乗らなかったが、ここの更新も結構間が開いており、半ば義務感で仕事帰りの途中に池袋H店を覗く。

 このところレコードというよりも、レコード会社の宣材ばかり買っていたのだが、またその中から何点か抜けばいいかなと思って店に入ると、・・・・・ない。まるっきり片付けられてる。しまった、もう少し何か抜いておくんだったと思いつつも、キリがないので気を取り直して、代りに置かれていたポピュラーものの放出品レコードをチェック。トニー・ベネットの「スノーフォール」日本盤。昨年US再発盤は買ったものの、オリジナルは未入手のままであるが、これは'69年の日本初回盤なので買う。他には何かないかと見ていくと、おお〜っ、バック・オウエンズの'65年キャピトル盤。探してたんだよコレ。と、値段も手ごろだったので本日の収穫はこの2枚。

 <本日の収穫>
  LP:トニー・ベネット 「スノーフォール/トニー・ベネット・クリスマス・アルバム」
     Buck Owens “Christmas with Buck Owens and his Buckroos”


4月5日(水)

 会社の近くにある、代々木のH店に寄る。たまにしか行かない店だが、学生が多いので、プライスはまあ良心的な方である。ここではむしろCDを買う事の方が多いが、久し振りに新着アナログコーナーを探す。

 別に自慢する訳でも何でもなく、これは長年レコード屋を回っている人なら分かると思うが、ジャケットの上1/4が見えただけで何のレコードかが判る。正確にいうと、その時は○△の「×□☆」というレコードだとはっきり認識している訳ではないが、自分が探している、又はみた事がないレコードとそうでないものとが、瞬時にしかも動物的に判断されているのである。それはジャケットのデザイン、色、字体、ファクトリースリーブの(ジャケットの上にはみ出した)色、ちょっとうまく説明出来ないが特有の時代感とでも言うべきもの等々、これらに対する嗅覚である。つまり、適当にレコードを見ていって、「これはいらない」「見た事がある」「多分アレだ」といった中に、たまに「!?」と感じる瞬間があり、その時に手を止めてジャケットを上げて見る。それは確かに初めて見るものであったり、探していた(その時点では実物を見た事がない)ものであったりするのである。まあ、一般には理解不可能かもしれん。

 話は戻ってそのH店の新着シングルコーナー。2列目の後ろの方で「!?」が来たので見ると、聞いた事がないロック系アーティストのカナダプレスのPS付きシングルである。何かブラザー・トムとハルク・ホーガンを混ぜたようなルックスで、'93年のシングルらしいが、家に帰って「Goldmine Christmas Record Price Guide」を見ても載っていない。多分マイナーレーベルの1枚なんだろうが、それでもPS付きはありがたい。今日はこの1枚のみ。

 <本日の収穫>
  シングル:Hasil Adkins “Santa Claus Boogie/Blue Christmas”


【Record Hunting Diary】
2004 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2003 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2002 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2001 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2000 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC

HOME

Introduction/What's New/Record Collection
Memorial/CD Review/Links