12月24日(木)

 帰宅すると海外オークションと通販で頼んだ7インチが届いていた。まずボブ・ディランのクリスマスアルバムのプロモ用シングル「マスト・ビー・サンタ」。B面は2006年にラジオのクリスマスプログラムでの朗読音源。もう1枚はリンダ・ローリーの'59年盤。音源は持っていたのだが、盤は手元になかったので嬉しい。

 サイトもこの日更新。1月からの買い物日記を載せただけだけど。22日の分までしかアップできず。これで年内の更新はしない。せっかく新しいソフトも買ったのに、サイトをリニューアルする時間なし。

 シングル:
  Bob Dylan "Must Be Santa/'Twas The Night Before Christmas"
  Linda Laurie "All Winter Long/Stay With Me"



12月22日(火)

 お届けものもあったので渋谷H店へ。LPを2枚購入。'56年のレイ・チャールズ・シンガーズのMGM盤。クリスマスというよりもウィンター・アルバムとして作られた1枚。もう1枚はベアフット・マンという、ケイマン諸島で活動を続けるミュージシャンのクリスマスアルバム。これは70年代半ばから後半に作られたと思しきもの。

 LP:The Ray Charles Singers "Winter Wonderland"
    The Barefott Man and Band "The Merry Cayman Christmas Album"



12月16日(水)

 帰宅すると海外オークションで落とした7インチが2枚届いていた。まず。ビッグ・ディー・アーウィンとリトル・エヴァがデュエットした、'63年のクリスマスシングル。ディメンション盤のサンプル黒ラベルは持っていたのだが、これはまさかのPS付き。こんなものが存在したとは。今年1番の収穫かも。もう1枚はリン・アンダーソンの'70年のクリスマスシングル。翌年にクリスマスアルバムが出て、A面1曲目とB面ラストがこのシングルAB面だった。

 シングル:
  Big Dee Irwin & Little Eva
    "The Christmas Song/I Wish You A Merry Christmas"
  Lynn Anderson
    "Ding-A -Ling The Christmas Bell/Don't Wish Me Merry Christmas"



12月10日(木)

 渋谷クアトロでダイアン・バーチのライヴ。この日が最終日。バンドはギター、ベース、ドラム、トランペット(パーカッションとかもやってたのかも。よく見えない角度だった)で、ダイアンがキーボード。セットリストはこうだったみたい。

 1 Forgiveness
 2 Choo Choo
 3 Nothing But A Miracle
 4 Ariel
 5 Fire Escape
 6 Every Now And Again
 7 Magic View
 8 Don't Wait Up
 9 Mirror Mirror
 10 Rewind
 11 Fools
 12 You Don't Know How It Feels
   〜I've Got A Feeling
 13 Valentino

 Encore
 14 Jingle Bells
 15 Photograph

 アンコールの「ジングル・ベル」はスローで始まって、ジャック・ジョーンズのヴァージョン風?と思ったけど、途中からテンポを上げて、割と普通になっちゃった。他の曲に比べると明らかに固まってないバンドアレンジで、個人的にはむしろ序盤のスローアレンジのままで通してみて欲しかったところ。



12月9日(水)

 会社帰りに池袋U店へ。紙ジャケで出たシナトラ・ファミリーのクリスマスアルバムを購入。'69年に出た、ナンシー、シナトラJr、ティナとの共演盤。

 CD:V.A. 『シナトラ・ファミリー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス』



12月5日(土)

 通販で頼んだCDが届く。『キャロルによるカノン』。高嶋みどりのアレンジでNHK東京児童合唱団が歌う。ミニアルバム程度のボリュームだけど、出来はなかなか良し。

 CD:高嶋みどり 『キャロルによるカノン』



12月4日(金)

 池袋U店で中古CDを2枚ほど。セヴェリン・ブラウンとパティ・ラヴレス。パティ・ラヴレスのCDは2002年のクリスマスアルバム。セヴェリン・ブラウンは'73年のファーストだが、「スノー・フレイクス」なんて曲が入っている。

 CD:Patty Loveless "Bluegrass & White Snow: A Mountain Christmas"
    セヴェリン・ブラウン 『セヴェリン・ブラウン』



11月29日(日)

 通販で頼んだクリスマスCDが1枚届く。メアリー・マクブライドの新作。ウィリアム・ベルや、レナード・コーエンの「ハレルヤ」のカヴァーなども入ってるけど、まあ…普通。

 CD:Mary McBride"Every Day is a Holiday"



11月21日(土)

 池袋H店でクリスマスCDの新譜を購入。どちらも国内盤。まずエリン・ボーディーという女性歌手で、これはクリスマスというよりウィンター・アルバムに近い。キャロルを中心に自作曲も何曲か。端折って試聴したので、通して聴いたらどうかは分からないが、それほど悪くない印象。その隣に、連休中インストア・ライヴをやるという外国人の女性歌手(?)のCDもあったので聴いてみたが、歌手じゃなくてピアニストだった。でもとてもつまらない。なので名前も忘れてしまった。横の試聴機にデヴィッド・T・ウォーカーの初クリスマスアルバムがあった。全10曲でインストと女性歌手の歌入りが半々。このバーバラ・モリソンという人の歌が、続けて聴いてるとちょっとダレてくるのが難だが、かといってインストだけだと、これまた飽きがくるだろうなあという出来か。ノラ・ジョーンズの新作に「ディセンバー」という曲が入っていたので試聴。でもこの1曲のためにというとこまでは行かず。

 CD:エリン・ボーディー 『静かな夜に』
    デヴィッド・T・ウォーカー 『Wear My Love』



11月20日(金)

 会社の帰りに、渋谷H店で取り置きしたままになっていたレコードを受け取りに。まず、フォー・シーズンスのクリスマスアルバム。'62年のヴィー・ジェイ盤で、持っていなかったステレオ盤。モノは結構前から持っているのだが、ステレオ盤の方がプライスガイドだと何割か高い。でもこのアルバム、音はモノの方が数段カッコいいのよ。ライノでのフィリップス盤仕様の再発以降、CDも含めてみなステレオでしか出てないからなあ。'69年に出たスウィート・インスピレーションズのシングルは、B面でウィリアム・ベルのクリスマスソングをカヴァー。A面はエヴァリー・ブラザースの「クライング・イン・ザ・レイン」だ。'59年のレノン・シスターズのクリスマスシングルは、まだローレンス・ウェルク名義のようなときのもので、2年後に同じドットから出たアルバムには未収録。

 池袋H店でCDを見る。ジョーという黒人シンガーのクリスマスCDがあったので試聴してみる。6曲入りのミニアルバムで、2曲はオリジナルのよう。装丁やフォントがちょっと安っぽいのと、裏の「A&R:SANTA CLAUS」とか「RECORDED AT THE NORTH POLE」のような小ネタが癇に障るが、聴いてみるとそれほど悪くないので購入。

 シングル:The Sweet Inspirations
       "Crying In The Rain/Everyday Will Be Like A Holiday"
       Lawrence Welk presents The Lennon Sisters
       "Christmas Moon/Peppy The Peppermint Bear"
 LP:The 4 Seasons "The 4 Seasons Greetings"
 CD:Joe "Make Sure You're Home For Christmas"



11月16日(月)

 会社帰りに池袋H店へ。テイラー・スウィフトのCDが出ていたので、これを一緒に買うことに。この子はデビュー翌年の2007年に、『Sounds of the Season』という6曲入りのクリスマスCDを出しているが、これはその限定新装盤。ジャケ写真は同じだけど、タイトルが2007年盤のサブタイトル『The Taylor Swift Holiday Collection』だけに変わっている。

 CD:Taylor Swift "The Taylor Swift Holiday Collection"



11月14日(土)

 今日通販で届いたのが、シャデラックスのクリスマスEP。'66年に出たもので、盤だけは以前から持ってたのだが(ただし手書きのサンプル白ラベル)、ジャケ付きは持ってなかったのだ。先日コロムビアから出た『昭和クリスマス』にも1〜2曲入れて欲しかったのに。

 EP:ザ・シャデラックス 『フォークでクリスマス』
    
※「ジングル・ベル」「赤鼻のトナカイ」「ママがサンタにキスした」「オー・ホーリー・ナイト」収録



11月9日(月)

 会社帰りに池袋H店へ。今月出たカーラ・ブレイのクリスマスCDと、明日入荷かと思っていたトーリ・エイモスのクリスマスCDがあったので、この2枚を購入。カーラ・ブレイって、ひと頃に比べて名前を聞かなくなったような気がするけど、今年で70歳なのね。正直ちょっと苦手な印象があったので、恐る恐る聴き始めたら…これはなかなかいいです。真っ当な造りなんだけど、緊張感もあるし。今回のアルバムは、ブラス・クインテットをメインに据えており(ダンナのスティーヴ・スワロウもベースで参加)、カーラ・ブレイはアレンジ中心でピアノも控えめ。ただずっと聴いてると、ややダレる…というより、これは疲れか。数年前に吉田美奈子がブラス・アンサンブルとの共演アルバムを出して、ライヴも渋谷で観たけど、そのときの緊張感と疲れにちょっと近いかも。

 トーリ・エイモスのアルバムは、クリスマスというよりもウィンター・アルバムの趣きで、新曲が3曲の他はキャロル中心。ウィンター・アルバムといえば今年スティングのアルバムが出てるが、店頭で試聴してもどうも買う気がおきないのよね。寒々しいのは「冬」だから当然なんだけど。それに比べると、こちらのウィンター・アルバムの方がまだ暖かみがあって、1曲目とかは結構いいなと思ったけど、アルバム1枚通して、それを超す印象のものはなかったな。

 CD:Carla Bley "Carla's Christmas Carols"
    Tori Amos "Midwinter Graces"



11月6日(金)

 会社帰りに池袋H店へ。4日発売のクリスマスCDをチェック。どうしようか迷うブツが2枚。ポイントが1枚分相当あったので、定価買いじゃないからと自分を納得させて購入する。『ウルトラマン クリスマスソング&ストーリー』と、さくらまやの『まやのクリスマス・ソング』。ここ5〜6年、日本のクリスマスものはシングルだとほとんど手をつけなくなった。まあ、日本ものは自分がやらなくても、他の人にまかせられるようになったからね。義務感も半ば放棄。ただ、アルバムとなるとそうもいかなくて、毎回悩むところ。

 帰宅してから聴いてみる。まず、さくらまやの方にした。はっきり言って、この子の名前は聞いたことがあるけど、歌はよく知らないのだ。冒頭の「ママがサンタにキッスした」はマイケルのヴァージョンを意識したアレンジになっているらしく、ちょっと不安だったが…むむ。2番からは英語で、これがまた…むむ。続く有名曲の日本語ヴァージョンも…むむむ。いや、できるだけ頭の中をニュートラルにして聴いているつもりなんだけどね。竹内まりやの「すてきなホリデイ」をカヴァーしていて、へえーと思ったけど出来は今ふた…いや、みっつか。一番聴いていて安心出来たのは、オリジナルと思しき「魔法のシチュー」という曲だった。

 続いて『ウルトラマン』。むむ、1曲目の「ウルトラマンメビウス(ウィンターバージョン)」、アレンジをちょっと変えて後ろに鐘とか鈴の音が入ってるだけだが、まやちゃんを先に聴いたせいか、意外に清々しい(笑)。このウィンターバージョンは、他に「ウルトラセブンのうた」「ウルトラマンのうた」があり、間に児童合唱団が歌う「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」等が入る。まあ、合唱団の歌はごく普通だけど、なかなか溌剌としていてよろしい。「ウルトラマンのうた(ウィンターバージョン)」は、バックのリフが「ラスト・クリスマス」していて、これまたくだらなくてよろしい(笑)。終盤のドラマ編と、バルタン星人やウルトラ戦士の声でミックスされた「わんわん合唱団」風メドレーはご愛敬ということで。

 CD:『ウルトラマン クリスマスソング&ストーリー』
    さくらまや 『まやのクリスマス・ソング』



11月14日(水)

 帰宅すると本日発売のクリスマスCDが届いていた。コロムビアから出た『昭和クリスマス』というタイトルの、和ものコンピレーション。今回こういうコンセプトのCDが出ると聞いて、まず最初に期待したのは、
 丸山明宏 「ジングル・ベル/別れのワルツ」(昭和32年)
が入るかどうか。これに続いて、
 小坂一也/旗照夫「ジングル・ベルス/ホワイト・クリスマス」(昭和30年)
 小坂一也「サンタクロースがやって来る/赤鼻のとなかい」(昭和31年)
 後藤久美子「ジングル・ベル/ママがサンタにキッスした」(昭和37年)
 飯田久彦/北原謙二「サンタクロースがやって来る/ジングル・ベル」(昭和36年)
  ※飯田久彦はCD化済
 クール・キャッツ「ジングル・ベル/ママがサンタにキスした」(昭和39年)
 舟木一夫/本間千代子「聖夜/蛍の光」(昭和38年)
といったところ。できればこれに加えて昭和41年のシャデラックス、昭和43年の水垣洋子あたりのEP音源が入ってくれればと思っていたのだが、曲目はこうだった。

1. ジングル・ベル/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ (昭和40年)
2. ジングル・ベル/弘田三枝子 (昭和40年)
3. サンタ・クロースが町に来る/堺正章 (昭和46年)
4. ママがサンタにキッスした/エミー・ジャクソン (昭和40年)
5. ジングル・ベル/舟木一夫 (昭和41年)
6. 赤鼻のとなかい/小坂一也とワゴン・マスターズ (昭和31年)
7. ブルー・クリスマス/エミー・ジャクソン (昭和40年)
8. ジングル・ベル/北原謙二、スリー・グレイセス (昭和36年)
9. サンタ・クロースがやって来る/飯田久彦 (昭和36年)
10. ジングル・ベル/美空ひばり (昭和28年)
11. サンタのおじさんやって来る/中村メイコ (昭和29年)
12. ママがサンタにキッスした/後藤久美子 (昭和37年)
13. 赤鼻のトナカイ/堺正章 (昭和46年)
14. 「オバQクリスマス」よりジングル・ベル/曽我町子、石川進・他 (昭和41年)
15. きよしこの夜/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ (昭和40年)
16. もろびとこぞりて/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ (昭和40年)
17. ホワイト・クリスマス/弘田三枝子 (昭和40年)
18. 聖夜/舟木一夫 (昭和38年)
19. 白い恋人たち/いしだあゆみ (昭和47年)
20. ホワイト・クリスマス/旗照夫、ダーク・ダックス (昭和30年)
21. 別れのワルツ/丸山明宏 (昭和32年)
22. クリスマス・ワルツ/美空ひばり (昭和28年)
※初CD化
[5][18]は通販限定のCDボックスに収録済

 うーむ。丸山明宏はB面のみ。小坂一也のSP(旗照夫とのスプリット盤)は、旗照夫のみ。翌年のシングルもB面のみ。後藤久美子もB面。クール・キャッツと本間千代子は入らず、シャデラックスと水垣洋子はかすりもせず。「ジングル・ベル」だらけになってしまうというのも分るけど、収録時間は約64分だったから、あと5曲は入りそうなのになー。ブルコメを1曲減らしていしだあゆみを外し、代りに丸山明宏、小坂一也(2曲)、後藤久美子、クール・キャッツ(2曲)、本間千代子で7曲増やしてほしかった。でなければ2枚組にして、シャデラックスと水垣洋子、美空ひばりも「ひとりぽっちのクリスマス」とか入れて、願わくば「びっこの七面鳥」までシークレットトラックで収録なんて。発売年の記載はあったけど解説やジャケ画像等はなし。ちなみにジャケのイラストは、小坂一也の昭和31年盤のものだ。

 CD:V.A. 『昭和クリスマス What A Fantastic Night!』



11月2日(月)

 帰宅するとクリスマスCDが1枚届いていた。先月半ばに届くはずだったのが、入荷遅れになっていたウェイン・ニュートンのCD。この人は'66年に『Songs For A Merry Christmas』という、12曲入りのクリスマスアルバムをキャピトルから出している。その後'68年にMGMに移籍して、'70年にはまたキャピトルに復帰し、'66年のクリスマス音源12曲に、新たに録音したクリスマスソング8曲を加えて、2枚組のクリスマスアルバムを出した。このCDはその'70年の2枚組を復刻したもの。MGMでも'68年にクリスマスアルバムを1枚出しているのだが、その音源は含まれていない。

 CD:Wayne Newton "Merry Christmas To You"



10月31日(土)

 新宿で昼まで仕事だったので、終わってからU店へ。サイトにチップマンクスの新装クリスマスCDが出たと書いてあったからだ。今年はデジパック大の紙ジャケもどき見開き仕様。でもジャケ柄と選曲は昨年出た20曲入りのままなので、ありがたさも微妙なところだが、いずれコーティング仕様の紙ジャケでも出るのかね。

 渋谷に移動してまずH店へ。クリスマスコーナーが出来ていたけど、新規補充分は来週ぐらいからとのこと。ということでT店に移動。今月紙ジャケで出たエヴァリー・ブラザースの'72年のアルバム『ストーリーズ・ウィ・クッド・テル』(邦題『アメリカン・ストーリー』)があったので、これを買うことに。「クリスマス・イヴ・キャン・キル・ユー」という曲が入ってるのだが、これはエルヴィスの「バーニング・ラヴ」を書いたデニス・リンディの作。

 帰宅すると通販で頼んだクリスマスCDが1枚届いていた。3枚ぐらい一緒に注文したのに、発売日変更があったとかで、先に入荷した分だけ送ってくれたもの。ゴスペルグループのトリニティー5:7のアルバムで、ボーナスDVDが付いた2枚組。11曲入りで約35分だが、ボーナストラックの「ディス・クリスマス」は、新人のブライアン・コートニー・ウィルソンが歌っていて、トリニティーは参加すらしてないみたいで、何でこのトラックが入るのかよく分からない。トリニティーの部分は、1曲目がジャクソン5のカヴァーで、他はほとんど有名曲だが、9曲目に入っている「Welcome To Our World」は、シンガーソングライターのクリス・ライスが、'97年のデビューアルバムの中で歌っていた曲。

 CD:The Chipmunks "Christmas with The Chipmunks"※2009年版
    TRIN-I-TEE 5:7 "Love, Peace, Joy at Christmas"
    エヴァリー・ブラザース 『ストーリーズ・ウィ・クッド・テル』※紙ジャケ
     「クリスマス・イヴ・キャン・キル・ユー」収録



10月30日(金)

 帰宅すると、先日海外オークションで落としたコニー・フランシスのクリスマスEPが届いていた。ブラジル盤でPS等に年代表記はないのだが、多分60年代半ばまでのものだろう。タイトルの『Natal』とは、ポルトガル語の「クリスマス」。A面1曲目の「Noite Silenciosa」は「きよしこの夜」だ。

 EP:Connie Francis "Natal"



10月21日(水)

 海外オークションで落としたクリスマスものの7インチが届いた。まずジミー・デイルという人の、カンガルーのキャラクターを使ったノベルティソング。PSにはフラフープをするカンガルーのイラスト。PSのイラストの下には'58年とあるが、ニュージャージーの聞いたことのないレーベル。この他はPSなし。アンドリュース・シスターズが'56年にキャピトルで出したシングル。ジョリー・シスターズの'59年盤。ゴーマン・シスターズの'57年盤。サンシャイン・ルビーの'53年盤。サンシャイン・ルビーのB面「トゥ・ファット・フォー・ザ・チムニー」は、'57年にジゼル・マッケンジーのヴァージョンが割と知られている。書かれたのは'53年で、この年のレコードだと手元にあるのはテレサ・ブリューワーだけだったが、このサンシャイン・ルビー盤も同時期。

 シングル:
  Jimmie Dale
    "Kangi The Kangaroo (His Christmas Hula Hoop)/Three Little Froggies"
  The Andrews Sisters "A Child's Christmas Song/Silver Bells"
  The Jolly Sisters
    "On This Silent Night/A Hundred Dollars Worth Of Mistletoe"
  The Gorman Sisters "Jesus Is My Santa Claus/Silent Night"
  Sunshine Ruby
    "I Wanna Do Something For Santa Claus/Too Fat For The Chimney"



10月18日(日)

 今日届いたクリスマスCDは、インプレッションズとニール・ダイアモンド。インプレッションズは初のクリスマスアルバムで、現メンバーは創設時のサム・グッデン、60年代から加わったフレッド・キャッシュ、70年代のメンバーで最近復帰したレジー・トリアン。全15曲で54分。最初のタイトル曲はなかなかの佳曲なのだが、2曲目の「ウィンター・ワンダーランド」の出来だけがどうも浮いて聴こえる。好みと言われりゃそれまでだけど、通しで2回聴いて、2回とも違和感があったなあ。カットした方が流れがいいように思えてならない。

 ニール・ダイアモンドは、優れたソングライターだとは思うのだが、パフォーマーとしてはどうも自分とは肌合いが悪い。このクリスマスアルバムは、'92年と'94年に出したクリスマスアルバムの収録曲のリマスター音源と、新録音5曲(1曲はインスト)で構成したもの。'92年音源は4曲、'94年音源は5曲。聴いてみたけど…やっぱり合わないもんだね。ちょっとしたフェイクすら癇に障る(笑)。この人の曲を他の歌手がうたったときはそんな風に思わないのに。

 CD:The Impressions "I'm Coming HomeFor Christmas"
    Neil Diamond "A Cherry Cherry Christmas"



10月16日(金)

 帰宅するとクリスマスCDが1枚届いていた。今年コニー・タルボットのクリスマスCDが日本で出るそうなので、イギリスの公式サイトでこれかあと思って注文したのだが、これって去年出たやつなのね。となると、7歳のときの録音。で、もう1回公式サイト見ると、今年また出すんじゃないの。こっちの日本盤を出すということなのか。でも曲目が結構ダブってるなあ。本当に新録音なのかね?2007年のクリスマスシーズンに、ファーストアルバムを新装版として出したときの、追加音源3曲がボーナスで入って全15曲。

 イギリスのオーディション番組で話題を呼んだ子だということぐらいしか知らないので、ほとんど素の状態で聴いたけど、うーん…ですな。何も知らずに他のクリスマス音源と並べて聴いたら、これをもう1回頭から聴くということはないかも。スレイドやロイ・ウッドのカヴァーもやってるけど、ロイ・ウッドのあの曲をやって、バックの子供のコーラスに負けてるんじゃ仕方ない。でも直筆サイン入りのポートレートが別封筒で入ってました。わーい。

 CD:Connie Talbot "Connie Talbot's Christmas Album"



10月14日(水)

 帰宅すると海外通販で頼んだクリスマスEPが届いていた。ポール&ポーラのオランダ盤。収録曲はA面が「ホワイト・クリスマス」「ジングル・ベル・ロック」、B面が「ウィンター・ワンダーランド」「ホリデイ・フーテナニー」。このポール&ポーラのクリスマスレコードは、日本でも当時LP、EP、シングルが出ているが、日本盤EPはB面の1曲目が「ブルー・クリスマス」。シングルは「ホワイト・クリスマス」と「ブルー・クリスマス」のカップリングだった。ちなみに本国アメリカでのシングルは、アルバムのタイトルチューン「ホリデイ・フォー・ティーンズ」と「ホリデイ・フーテナニー」のカップリングだ。US盤シングルはPS付きを見たことがない。このアルバムは正規CD化がなされてないけど、こと「アルバム」として考えるなら、ビーチ・ボーイズのキャピトル盤よりいいと思うよ。

 EP:Paul and Paula "Christmas with Paul and Paula"



10月13日(火)

 目黒のHMVでCDをチェック。ボブ・ディランのクリスマスCDが入荷していたので購入。試聴機にも入っていたので聴いてみる。1曲目の「Here Comes Santa Claus」が、まるでチップマンクス、いやトッポ・ジージョみたいな歌声で可笑しい。全15曲、真っ当なクリスマスアルバムで、こうやって聴くと、ボブ・ディラン歌上手いではないの(笑)。こう書いてもあまり分ってもらえないかもしれないけど、キース・リチャーズがロバート・ジョンソンとかのリックを弾くとやけに上手いのに、ストーンズだとあんな具合だというのに通ずるような感じ。

 CD:Bob Dylan "Christmas In The Heart"



10月11日(日)

 帰りに池袋H店で買い物でもしようと寄ったのだが、ポイント10倍セールをやっているのに、どうも買いたいCDが見つからない。クリスマス新譜も、主だったやつの発売は来週以降だしなあ。アイドルコーナーの棚に斉藤由貴の紙ジャケCDがあった。へー、8月に出ていたのね。その中の1枚で、'86〜'88年の企画アルバムや12インチシングルをまとめたものがあり、'88年12月のクリスマス企画CD『To You』が収録されていた。これだけ買うことに。

 帰宅すると、フランスの業者から買った7インチが届いていた。クリフ・リチャードが'69年に出したクリスマスシングルなのだが、状態からすると復刻シングルと思しい。まあ、元のシングルを持っていなかったので、これはこれでいいのだが。

 シングル:
 Cliff Richard "With The Eyes Of A Child/So Long"
 CD:斉藤由貴 『re.package 3in1』※紙ジャケ
    ※'88年のミニアルバム『To You』収録



9月29日(木)

 帰宅すると今月初めに注文したクリスマスCDが3枚届いていた。まずビーチボーイズの、また出すのかよと言いたくなるコンピレーション。キャピトル音源にブラザー音源を加えた、例の「完全版」以降のものだが、困ったことに出る度に曲数が減る。しかも今回のジャケときたら、やる気の欠片も感じられない。せめてメンバー写真ぐらいは使ってほしいよ。

 一緒に買ったのが、去年コレクターズチョイスから出た'65年のホリーリッジ・ストリングス。これはなかなかいいアルバムなので、CD化を希望していたもの。そして今年出た、インプレッションズの60年代シングル集。2枚組で、'61年から'68年までのシングルAB面がそれぞれ1枚にまとめられている。'64年の「エイメン/ロング・ロング・ウィンター」が収録されたので、これは準収穫扱い。

 CD:The Beach Boys "Christmas Harmonies"
    The Hollyridge Strings "Christmas Favorites"
    The Impressions "Complete A and B Sides 1961-1968"(2CD)



9月18日(金)

 海外オークションで落とした7インチが2枚届いた。まずベルモンツが'64年に出したシングル「ウィンタータイム」。これは店によってはどえらい値段が付くこともあるのだが、今回は数ドルで落とせた。サンプル白ラベル。盤質は今ひとつだけど、欲しかったシングルなのでとても嬉しい。もう1枚はジョニー・マン・シンガーズの'68年のシングル。B面がランディ・ニューマンの「スノウ」なのだ。これはベルモンツが安く買えたので、ついでに落としたもの。

 シングル:
  The Belmonts "Wintertime/I Don't Know Why, I Just Do"
  The Johnny Mann Singers "If I Only Had Time/Snow"



9月12日(土)

 久々に渋谷H店に寄る。クリスマスものとして箱から出してくれたのが、ジョニー・コリンズという、あまり聞いたことのない人のシングル。盤には年代の記載はないが、聴かせてもらうとノヴェルティっぽいクリスマスソングで購入決定。帰宅してからシングルの年代をいろいろ調べてみたけど、手持ちのガイド本やネットの検索でもほとんど情報らしきものがない。ゴールドマインのプライス本にこのシングルは出てくるのだけど、年代不明となっているし。1953年と書かれたサイトを1つ見つけたけど、音は50年代のような気もするものの、盤は'53年にしてはちょっとキレイすぎるのよね。

 シングル:
   Johnny Collins & The Caravans
    "Spacey! Santa's Space Ship/There's A Christmas Tree Up In heaven"



9月8日(火)

 明日発売になるジャクソン5の紙ジャケCDの中に、'70年のクリスマスアルバムが含まれているので、それを買いに池袋H店に寄る。ポイントがアップする明日でもよかったのだが、何せビートルズのリマスターCDの発売日だから混みそうだもんね。ビートルズの方は、さすがに9日解禁ということでチェックが厳しいのか、まだ店頭には出ていない。モノ・ボックスには惹かれたけど、あれで今年のクリスマス新譜が20枚は買えるもんなあ。ということで断念。

 ジャクソン5の紙ジャケCDは、帯はみな共通デザイン。クリスマスは単独CDだが、オリジナルアルバムはみな2in1で、Wジャケ仕立てにされてしまっているけど、こういうのって紙ジャケにする意味あるのかしら。「米国初期盤LPを再現したシリアル・ナンバー入りレーベルカード封入」とあるので、何のことかと思ったら…。こ、こんなもん要らんから定価下げろよ(2800円)。確かにCDのレーベル面は、字だけの寂しいものだったけどさー。

 CD:ジャクソン5 『クリスマス・アルバム』※紙ジャケ仕様



8月27日(木)


 会社帰りに池袋H店に寄る。昨日発売されたカーペンターズの紙ジャケCD15枚の中から、'78年と'84年のクリスマスアルバム、この2枚だけ購入することに。国内盤ジャケとは別に、USジャケがおまけで付いてるタイトルもあって惹かれたのだが、封も切らずにそのままになりそうだからやめた。

 CD:カーペンターズ 『クリスマス・ポートレイト』 ※紙ジャケ仕様
    カーペンターズ 『オールド・ファッションド・クリスマス』 ※紙ジャケ仕様



7月16日(木)

 帰宅すると通販で入手した10インチLPが届いていた。'60年に東芝から出た、水原弘と森山加代子の『おミズと加代ちゃんのクリスマス・イヴ』。水原弘=おミズと知らなければ、今なら絶対ヘンな方向に想像されてしまいそうなタイトルだ。A面は水原サイドで4曲。B面は森山サイドだが、5曲中最後の「聖しこの夜」だけが2人のデュエット。水原弘の「アイ・ビリーヴ」のみ未CD化だ。今回はかなり安く入手できたので嬉しい。

 10インチLP:水原弘、森山加代子 『おミズと加代ちゃんのクリスマス・イヴ』



7月15日(水)

 会社帰りに池袋H店に寄り、本日発売のCDをチェック。ポニー・キャニオンから70年代アイドルの復刻CDが出たはずなのだが、とりあえず松本ちえこの'76年盤、『ちえこのハロー・ウィンター』。A面にウィンター・ソングが入っているだけの代物だが、一応準収穫扱いということで。しかし、お目当てだった石江理世と小林美樹がないではないの。検索機でも確認したが、どうもオーダーかけてないような気配。ほんとにこの店はもう。

 CD:松本ちえこ 『ちえこのハロー・ウィンター』



6月5日(金)

 会社帰りに池袋U店へ。メリー・ホプキンのクリスマスCDがあったので買う。昨年公式サイトの通販で出た3曲入りのもの。収録曲は、まず'72年11月に出たクリスマスシングルのAB面。アップルから離れて最初のシングルで、日本では翌'73年の2月に「いとしのベビー/チェリー・トゥリー・キャロル」として出た。この日本盤持ってないのよね。プロデュースはトニー・ヴィスコンティだ。3曲目は2006年に配信された自作のクリスマスソング。

 帰宅するとCDが届いていた。先日ここで限定復刻された藤原理恵の'85年のアルバム。「クリスマス物語」という曲が収録されていて、3年前に1度復刻されたのだが、買おうか迷っているうちに予約終了になってしまった。今回アンコールプレスされたので購入。

 CDS:Mary Hopkin "Christmas Songs"
    ※「Mary Had a Baby」「Cherry Tree Carol」「Snowed Under」収録
 CD:藤原理恵 『青春したい。』
    ※「クリスマス物語」収録



5月13日(水)

 帰宅すると通販で買った江利チエミのクリスマスシングルが届いていた。EA-61という'58年発売のシングルだが、これは'62年にEB-7131という番号で再発(テイクは同じ)されるまで、ジャケを替えて毎年出されていたと思われ、今回入手したのはその最初のものと思しきジャケットのやつ。1番面白みがないデザインなので、ついつい後回しにしていたら、見つけるまで時間がかかっちゃった。

 シングル:江利チエミ 「ジングル・ベル/サイレント・ナイト」



5月7日(木)

 帰宅すると海外オークションで落としたEPが届いていた。ローズマリー・クルーニーが'54年に出した10インチLP『White Christmas』からのカットで、8曲入りLPからA面とB面の各4曲を収録した2枚のEPが出ている。番号はB-1900とB-1901。Vol.1になるB-1900の方は4年前に入手したけど、収録曲は何故かLPのB面の4曲。今回入手したVol.2にLPのA面が収録されているから、タイトル曲の「ホワイト・クリスマス」など、クリスマス色が強いのはこのVol.2の方だった。同じデザインだけど、2枚のジャケのトーンや文字色に違いがあったのね。10インチLPのジャケデザインも秀逸だけど、このEPのデザインも大好き。

 EP:Rosemary Clooney "White Christmas (Vol.2)"
    ※収録曲は「White Christmas/Mandy/Snow/Gee, I Wish I Was Back In The Army」



3月22日(日)

 今日帰宅したら、1枚クリスマスシングルが届いていた。ハニーカムズが'65年に出した「サンタが町に帰ってくる」。これずっと未入手だったから、てっきり「サンタが町にやってくる」だと思ってたけど、歌詞カード見たら、エルヴィスの「Santa Claus Is Back in Town」なんだな。ジャケットには「Santa Claus Is Backin' To Town」とあるけど、聞き取りミスなんだろうか。それにしても、海外のハニーカムズのディスコグラフィには、このシングルって出てこないのだけど、ミーク絡みじゃないからかしら。

 シングル:ザ・ハニーカムズ 「サンタが町に帰ってくる/きよしこの夜」



2月27日(金)

 会社帰りに池袋H店へ。五木ひろしが洋楽を歌うアルバムを出すような告知が出てたのを思い出したので、コーナーを探す。あった。2枚ある。1つは『アメリカンポップス&スタンダード』。もう1つは『哀愁のヨーロピアンワールド』。個人的にこういうのには弱いのだが、選曲はこんな感じ。

 『アメリカンポップス&スタンダード』
 1. テネシーワルツ
 2. ムーンリバー
 3. ダイアナ
 4. 悲しき雨音
 5. ヘイ・ポーラ (デュエット:松浦亜弥)
 6. ホワイト・クリスマス
 7. 愛さずにはいられない
 8. ルイジアナ・ママ
 9. 恋の片道切符
 10. フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
 11. 好きにならずにいられない
 12. 慕情
 13. よこはま・たそがれ 〜英語バージョン〜
 14. 待っている女 〜英語バージョン〜

 『哀愁のヨーロピアンワールド』
 1. 枯葉
 2. サン・トワ・マミー
 3. 雨
 4. 黒い瞳のナタリー
 5. 時は過ぎてゆく
 6. 恋はみずいろ (デュエット:安倍なつみ)
 7. 雪が降る
 8. 砂に消えた涙
 9. バラ色の人生
 10. 夜のメロディー
 11. 愛の讃歌
 12. そして…めぐり逢い 〜フランス語バージョン〜
 13. ラ・ノビア
 14. 契り 〜イタリア語バージョン〜

 どう見ても『ヨーロピアン』の方が面白そうだ。「よこはまたそがれ」「待っている女」の英語バージョンより、「そして…めぐり逢い」仏語バージョンと「契り」伊語バージョンのタッグの方が強力だし(というより想像がつかない)。しかし困ったことに、『アメリカンポップス』の方に「ホワイト・クリスマス」が入っているではないの。かといって1枚3000円を2枚とも買うってのもなあ。ポイントをこの2枚で消費するのも、どうも引っ掛かりが(笑)。迷った挙句、今日のところは『アメリカンポップス』の方を買って、これを収穫扱いということで。

 CD:五木ひろし 『アメリカンポップス&スタンダード 〜テネシーワルツ』
     ※「ホワイト・クリスマス」収録



2月13日(金)

 池袋U店でニール・セダカの新譜とセール品だったロレッタ・リンのクリスマスCDを買う。ニール・セダカのCDはジャケを見てくらっときたが、自分の曲を子供向けの替え歌にしたもの。例えば、
 Breaking Up Is Hard To Do→Waking Up Is Hard To Do
 Calender Girl→Dinosaur Pet
 Where The Boys Are→Where The Toys Are
 Love Will Keep Us Together→Lunch Will Keep Us Together
 Oh Carol→Rubber Duckie
 Happy Birthday Sweet Sixteen→Happy Birthday Number Three
てな具合で、タイトルの一部を変えたり、丸っきり変えてたり。その他にも「雨に微笑みを」「悲しき悪魔」「アイ・ゴー・エイプ」みたいに、タイトルはそのままで歌詞だけ替えちゃったものとかもある。2人のお孫さん(アマンダちゃんとシャーロットちゃん)によるバックコーラスは、お菓子で釣ってやらせたそうで、これがまた可愛い。最後に入っていたのが、昨年のクリスマスアルバムにも入っていた曲なので、これは収穫扱い。ロレッタ・リンは'66年のデッカ音源。レココレの新号も出ていたので、一緒に購入。

 帰宅するとCDやDVDが送られてきていて、その中に入っていたのが、昨年出たフレッシュトーンズのクリスマスCDと、もう1枚、2002年に出たカスタード・キングスのクリスマスCD(これはインストもの)。感謝感謝。

 CD:Neil Sedaka "Waking Up Is Hard To Do"
    ※「Baby's First Christmas Lullabye」収録
    Loretta Lynn "The Christmas Collection"
    The Fleshtones "Stocking Stuffer"
    The Kustard Kings "A Kustard Kristmas"



1月24日(土)

 帰宅すると、先日海外オークションで落としたベティ・ベネットのEPが届いていた。アトランティックから出た'55年の同名アルバムからのもので、これには1曲だけクリスマスソングが入っている。「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」がそれ。なかなかよい出来なので、お気に入りのヴァージョン。この曲が入っているEPということで入札したのだ。LPではB面5曲目に入っていたから、このEPは3枚出たうちの最後のやつなのかと思っていたら、A-1のタイトル曲が収録されている。他にもA-5、B-3、そしてB-5のクリスマスソングだから、よく見かけるタイプの、4曲ずつ順番に収録したEPとは違うようだ。

 調べたところ、番号続きでもう1枚EPが出ていて、その収録曲はB-1、A-2、A-4、B-6。裏に出ているEPタイトルの紹介を見ると、3枚出ているアーティストもいれば、2枚だけの場合もある。この辺はネームバリューの関係なのかも。ちなみにこのEPのジャケの文字は赤だが、もう1枚の文字は青になっている。

 EP:Betty Bennett "Nobody Else But Me"
    ※「Have Yourself A Merry Little Christmas」収録



1月14日(水)

 会社帰りに池袋U店へ。中古コーナーに、昨年出たモータウンのクリスマスコンピレーションがあったので買ってみることに。アメリカ編集の2枚組で、全33曲の量・選曲ともにどうってことのない内容だが、シュープリームスの「トゥインクル・トゥインクル・リトル・ミー」がシングルテイクだといいなあと思ったのだ。'64年に出たクリスマスシングルのB面曲。ただ、翌年発売のアルバムは再録ヴァージョンで、出来はシングルの方がはるかにイイ。例のモータウン・コンプリート・シングルズの'64年編で、このシングルテイクが初CD化されたはずなのだが、その1曲のために1万数千円を出すのはさすがにキツいもんなあ。ということで、シングルテイクが収録されてたら万々歳…だったけど、やっぱりアルバムテイクだったよ。へっ。

 CD:V.A. 『モータウン・クリスマス・コレクション』(2CD)



1月10日(土)

 本郷の雑貨店で未整理だという7インチを見せていただく。その中でクリスマスものが2枚。1枚はボリス・ガーディナーという人の'86年のシングル。聴かせてもらったところ、レゲエっぽいアレンジのクリスマスソング。もう1枚は「Le Petit Prince」だから「星の王子さま」という名の坊やのEP。A面の1曲目に「Triste Noel」(=「悲しきクリスマス」?)という曲が入っていて、聴かせてもらうと、フォー・シーズンズの「ラグ・ドール」をクリスマスソングにアダプトしたものだった。原曲からすると'64年か'65年の盤と思われるが、PSのRivieraのロゴが知らないタイプ。このところクリスマスものの7インチは、海外オークションばかりだったから、何だか新鮮な気分。

 帰宅してから、先ほどのEPの年代を調べてみる。フランスの音楽雑誌「JUKEBOX」の増刊号として、10数年前に出たEPガイド本では、「Le Petit Prince」のこのEPは確かに写真入りで載ってるのだが、困ったことにこの本はEPの発売年が出ていない。増刊号ではなく、10年ぐらい前にクリスマスレコード特集をやった号があったなあと思い、探してみた。'99年の12月号がそれ。フランスで出たクリスマスレコードを羅列している記事を見てみると、「悲しきクリスマス」は'63年とある…ん?「ラグ・ドール」って'64年のシングルだよね。じゃあ、やっぱり'64年なのかなあ。ちなみにこの「悲しきクリスマス」、あのルネ・シマールも歌ったらしい。
 
 EP:Le Petit Prince "Triste Noel (Rag Doll)/+3"
 シングル:Boris Gardiner "The Meaning Of Christmas/Version"



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