しばらく休んでおりましたが、再開を前にこの10月からダイアリーのみ少しずつ書き溜めておくことにしました。7〜9月にも少なからず収穫はありましたが、すでにいつ何をどこで入手したか思い出せなくなってきておりますので、誠に申し訳ありませんが割愛させていただきます。
１０月２９日（水）
何だかやけに忙しい。こんなんじゃクリスマスCDなど聴いてるヒマないじゃないの、と思いつつ帰宅すると、ネットで注文したCDが届いていた。今回届いたのは、クリスマスではないけれど、いわゆるウィンターソングが収録されているもので、1つは「Our Winter Love」が入ったレターメンのベスト盤。ビル・パーセルが'63年にピアノインストとして大ヒットさせたナンバーだが、レターメンのシングルは'66年暮れに出て、翌月に全米72位まで上がっている。
もう1枚はフォー・フレッシュメンのアルバムの2in1で、『ファイヴ・トロンボーンズ』の後に出たサックス編とギター編をまとめたもの。この『ファイヴ・ギターズ』の中に入っていたのが、「Oh Lonely Winter」という渋いバラード。一応この2枚を今日の収穫とする。
CD：The Lettermen “Capitol Collectors Series”
The Four Freshmen “･･･and five saxes/･･･and five guitars”
今月の収穫はシングル2枚、LP1枚、CD9枚。
１０月２６日（日）
多分21年か22年ぶり位で楽器フェアに出かけてきた。学生の頃に確か科学技術館あたりでやってたのを見たきりだったのだが、あのときはたまたま、イベントコーナーでレコードを出したばかりの近田春夫とビブラトーンズのミニライヴを見ることが出来て、得した気分になった記憶がある。今回はパシフィコ横浜なので、ずいぶん遠いのだが。自分で楽器をプレイすることはないけど、やっぱりああいう道具類に囲まれていると、弾けなくても何だかわくわくするものがある。
帰りがけに渋谷H店に寄る。昨日レコ屋巡りをしようと思いつつ、体調今ひとつで自粛してたのだ。新しいクリスマス関連の入荷はなかったが、前から気になっていたLPを試聴させてもらう。フォークシンガーのボブ・ギブソンが'60年に出した『Ski Songs』というアルバムで、収録されているのは全て自作のスキー・ソング。クリスマスものではないが、冬ものというか、雪山ものというか。とりあえず、気に入ったので買う。ジャケットは、片足にギプスをはめた本人が暖炉の前でバンジョーを抱えながら椅子に座ってるという、なかなか洒落の利いたもの。
LP：Bob Gibson “Ski Songs”
１０月１８日（土）
会社が昼までだったので、渋谷H店に行く。先日のアメリカ買い付け品の中から、ジャッキー・デシャノンが'69年にインペリアルから出した、唯一のクリスマスシングルを見せられる。盤質は今イチだが、未入手の1枚だったので買い。
この店のスタッフM氏が解説で関わったという、この11月に発売になるチップマンクスの日本盤CDのチラシのテスト刷を見せてもらう。リバティから出たクリスマスアルバムの2in1『クリスマス・チップマンクス』の他に、ベスト盤の『チップマンクス・ショウ』、生みの親であるデヴィッド・セヴィル関連の音源集『デヴィッド・セヴィルの世界』の計3枚で、6日発売予定だったのが12日に延びたそう。このところ東芝のCDはみなコピーコントロール盤になっているようなので心配していたが、クリスマス以外の2枚はとにかくトラックを目一杯詰め込んであるそうなので、間違いなく「CD」として出るはず。クリスマスは2枚分でもかなり収録時間に余裕があるため不安だが、この1枚だけ仕様を変えることもなさそうなので、まず大丈夫だろう。
※帰宅してから発売元の東芝EMIのサイトで確認したところ、チップマンクスは3枚とも無事通常盤。しかし、6日発売のベンチャーズのクリスマスアルバム（'65年盤）のモノ盤＋ステレオ盤の2in1はコピーコントロール盤だとのこと。嗚呼。
ちなみにクリスマス編のジャケットは、アニメ版に図柄が変わってからの「赤鼻のトナカイ」のピクチャースリーブのイラストが使われており、そしてそのバックカラーを更に（同じくアニメ版になってからの）「チップマンクソング」のピクチャースリーブのグリーンにするというマニアックなこだわりで、こういうところが嬉しい。
シングル：Jackie DeShannon
“Christmas
/Do You Know How Christmas Trees Are Grown?”
１０月１７日（金）
このところ忙しくて、平日にレコ屋に寄るヒマがない。という訳でもっぱらネット通販に頼ってしまうのだが、今日もまたネット通販で注文したCDが届いていた。TVドラマで人気の出た女優ヒラリー・ダフのクリスマスCD。もっともこれは昨年同タイトルのCDが出たのだが、今年新録音のトラックを1つ追加して再発されたもの。昨年レビューで取り上げなかったし、このボーナス付きの新盤で今年は紹介しようかと思う。もう1枚はスティーヴ・ルカサーのクリスマスCDで、ゲスト・ギタリストでスティーヴ・ヴァイ、エディ・ヴァン・ヘイレン、スラッシュが参加してるというもの。ちょっと不安だが。ということで、今日の収穫はこの2枚。
CD：Hilary Duff “Santa Claus Lane”
Steve Lukather & Friends “SantaMental”
１０月１１日（土）
帰宅するとネット通販の注文CDが届いていた。'64年に出たハンク・トンプソンのクリスマスアルバム。サンデイズドから復刻されたものだが、数年前にドイツのベアファミリーから出た全12枚という特大ボックスセットの中に全曲収録されてはいたものの、単独CDとしては初。他にキャシー・マテアの2枚目になる新作クリスマスアルバム、パティ・ペイジが昨年に自身のサイトのみで通販していた新録クリスマスアルバム、以上の3枚。
CD：Hank Thompson “I'ts Christmas Time”
Kathy Mattea “Joy For Christmas Day”
Patti Page “Sweet Sounds Of Christmas”
１０月８日（水）
ネット通販で頼んでいたジェスロ・タルのCDが届く。ざっと聴いてみるが、シングルになったオリジナルのクリスマスソング以外にも、聴き覚えのあるオリジナルナンバーが何曲か収録されている。何れもこのアルバムのための再録のようだが、思っていたより聴き応えのある仕上がり。
CD：Jethro Tull “The Jethro Tull Christmas Album”
１０月５日（日）
昨日買わなかったジェスロ・タルのクリスマスアルバムをネット注文する。すでに先月末には、キャシー・マテア、ジャッズ、パティ・ペイジの新録盤、ハンク・トンプソンやケニー・バレルの復刻盤などを予約済みだが、まだサイトの買い物カゴには10月中旬〜11月発売予定のクリスマスCDが10枚ほど入っていて、クリック待ちの状態である。今年はとくに例のコピーコントロール盤などという忌まわしき代物が出回ってるので、よほどのことがない限り、海外盤は全てUS盤にする予定。でもこの前USアリスタがコピーコントロールを導入するとか記事が出てたし、そうなったらレビューもやめよかな。
１０月４日（土）
午後新宿に行く用事があったので、T店でクリスマス新譜の入荷状態を確認。ジェスロ・タルのクリスマスアルバムはUS盤が入荷していたが、ネット通販サイトで調べていたものよりちょっと高めなのでここでは買わず。ベット・ミドラーが出した、ローズマリー・クルーニーのトリビュート盤が入荷していると思ったのにまだ店頭に出ていない。ローズマリー・クルーニーが50年代に吹き込んだナンバーばかりをカヴァーしたもので、ラストに「ホワイト・クリスマス」が収録されている。彼女が出演した映画『ホワイト・クリスマス』は'54年の作なので、この曲の録音も'54年になるのである。
渋谷に移動して、久々にR店を覗く。なんだよ、ベット・ミドラーあるじゃねーの。しかもネットで確認してた値段より少し安い。ということで、ここで購入。ジェスロ・タルはないかと探したが入荷していなかった。もう少しするとUK盤も入ってくるはずだが、このところヨーロッパ盤はコピーコントロール盤ばかりになってきてるので、できればUS盤にしたいのだ。
ここも久々の渋谷H店を覗く。先日アメリカ買い付けから帰ってきたはずなので、何かないかと思ったのだが、カウンターでさっそく1枚のシングルを見せられる。PSの下半分も見えないうちに分った。アーサ・キットの「サンタ・ベイビー」オリジナル盤。このPS付きが欲しくてずっと探していたので、値段も聞かないうちから「買う」と答える。
CD：Bette Midler “Sings The Rosemary Cloony Songbook”
※「White Christmas」収録。
シングル：Eartha Kitt “Santa Baby/And Under The Bridges Of Paris”
※B面は一般曲
【Record Hunting Diary】
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