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November 26, 2004. Fri. 晴れ
「HALO2」プレイ日記
夫が、「HALO2」を買ってきました。
人のことをさんざんオタクだの何だのと言っておきながら、ハマった模様です……。
まあ、シューティング系好きですからね〜(^^;。
という訳で、以下ネタバレご注意ください。

まだ「聖なる鍵」のステージまでなんですが。
今回は前作と違って、敵の宇宙人であるところのコヴナントの一人になって戦えるのがミソですね。
マスターチーフとコヴナントの「アービター」と、両方のステージが入り混じってストーリーが進みます。
武器は何と言っても、エナジーソードが使えるのがいいですね〜!
「魔剣X」のように自分視点プレイ(First Person Shooting Game : FPS)なんですが、このタイプのゲームも臨場感があっていいです☆
そういえば、日本ではなぜかキャラを操るタイプのゲーム(Third Person Shooting Game : TPS)のほうが人気があって、FPSはあんまりウケないって聞いたことがあるんですが。
なぜでしょう?
考えてみたら、「バイオハザード」や「鬼武者」もTPSですね。

私なりに考えた理由は。
その1 日本人は、ゲームというと「キャラを操る」意識が強く、「自分がゲームに入り込む」ような臨場感のあるFPSよりはTPSが好まれる。
その2 FPSのほうが3D酔いしやすい(ように思うんですよ。私は比較的三半器官が丈夫なのか、なったことはありませんが)ため、繊細な(^^;日本人の肌に合わない。
その3 単に、FPSはあまり売れない→ゲームソフト会社も出さない→TPSに馴染みのないゲーマーが増える→ますます売れない→以下繰り返す、という構造であって良作が出回って浸透すればFPSもそのうち売れ出すはず。

以上、3点です。
あと、あんまり関係ないですが。
「キャラを操る」感覚と言うのは、小説だとライトノベルを含むエンターテイメント小説に近しいですが。
「自分視点で世界を眺める」というのは、どちらかというと内面吐露式の純文学に近しいように思うのです。
ちなみに、この純文学とエンターテイメントとの線引きって、欧米の小説においては日本のような明確なものはありません。
むしろ、日本の純文学ってかなり特殊な領域のように思うんですよね(^^;。
……やっぱり、新戯作派あたりの印象が強烈なのかな〜(しみじみ)。
まあ、そんなことはともかく。
日本では、純文学とエンターテイメント小説の線引きが比較的強力であることと、ゲームがどちらかというとライトノベル的な領域に属していることと、FPSが不人気なことも関係あるかもしれないな、なんてこじつけ的に考えつつ(^^;。

閑話休題。
さて、「HALO2」に話を戻しますと。
実は私、コヴナントの種族の名前が「2」にして始めて分かったのですが(^^;。
まず、支配者階層であるところの「エリート」。体格はすらっとしていて、背は人類より少し高いくらい。強いです。プレイヤーが操るのもこのエリートです。
でかくて強くて一番おっかないのは「ハンター」で、やったらめったら装甲が厚いため、なかなか倒せません。背中のとげとげが目印です。
それから、エリートの転覆を狙っているのが「ブルート」。体格はエリート族より一回りでかくって、なんかこう、「野獣」って感じです。
次いで、ちっちゃいのが「ジャッカル」と「グラント」です。
「ジャッカル」は人間より一回り小さく、細っこいです。鳥のような顔をしているのですが、何といっても目印は常に持っている傘のようなものです。
この傘で攻撃を避けるのですが、傘さえなければぶっとばすと一発で死んでしまうほど弱いです。
それから、一番小さい「グラント」なんですが……。
何て言うんでしょうか。
今回、噂通りコヴナントがしゃべるんですよ。

で。
このグラントの声が。
……メチャメチャ可愛いんです……(涙)。
人間で言うと幼児なみのちっちゃさで、どってこどってこ短い手足で走り回りながら、子供声でしゃべるんです。
よく聞いていると。
上手く銃を扱えたときには。
「練習しといてよかったぁ♪」(子供声)
「前から大っ嫌いだったんだ!」(子供声)
敵が出てこないと、
「弱虫〜☆」(子供声)
また、グラント同士では。
「何だか嫌な予感がするなぁ?」(子供声)
「何だよ〜! おまえはいつも嫌な予感がするって言うなぁ。どうせ朝ごはんのときにも嫌な予感がしたんだろ?」(子供声)
さらに、やられて死ぬときには。
「ママ〜〜〜〜〜〜!」(子供声の絶叫)

……こ、殺せねぇ……(血涙)。



November 21, 2004. Sun. 晴れ
「サモナイ3」2巡回クリアしました〜♪
今更なんですが(^^;。
というわけで、ネタバレ失礼させていただきます。
……日曜の明け方に何をやっているんでしょうか?
ちなみに、これから仕事です。
……仕事前に何をやっているんでしょうか?
それから。
「HALO」でバンバン敵をぶっ殺しておいて、講義で倫理だの哲学だの教えている自分に何やら疑問を感じる今日この頃です☆
真面目な女子学生さんなどが目をきらきらさせて質問に来てくださったりするのですが(滝汗)、こんな人間が生命の尊厳をめぐる諸問題などについて講義していいのかしら、などと考えています。
……ええ。
………帰ったらあそこのステージのあの敵は、あの武器を使って倒せば効率がいいわね(てへ☆)、なんて考えているもので……。

ともあれ、以下「サモナイ3」プレイ後感想です。

今回、カイル兄貴を追っかけてみたんですが。

え〜。

ストレートな方ですね〜(^^;。
ファンが多いのも分かるなぁ。
いいですねぇ、分かりやすい方って。
ホント。

……扱いやすそうでいいですよねぇ(しみじみ)。

まあ、そんなことはともかく。
生徒はウィル君だったのですが。
こちらのお子さんを預かっておりますと、何だか家庭教師というより気分は婆やです☆
……お怪我を召されるのがしのびなく、ついDFをやたら上げてしまい、鋼鉄ウィル君になっていました。
スバルよりよほど丈夫です。
……何やら筋骨隆々に見えてくるから不思議です。
やだなぁ、マッチョなウィル君って……(^^;。

ちなみに。
サモナイ2および3キャラで、私的にマッチョだったら嫌なキャラベスト5をあげますと。

5位 ヤード(フレイズとどっちが入賞か迷いましたが(^^;)
4位 レシィ(いや、角がないと筋肉もつかないような気がして……)
3位 ウィル(現段階では、いくらなんでも(^^;)
2位 エクス(……すいません)
1位 ネスティ(他を凌駕しぶっちぎりで圧勝)

番外編 イスラ(だって死んだり生きたりを繰り返してたらねぇ……)

……でしょうか。
………精神力に自信のある方、これらのキャラががマッチョ化し「魁!!男塾」のキャラになった絵をご想像ください。ちなみに私はこれを書いていてうっかりリアルに想像してしまい、かなり脳内が恐ろしいことになりました(^^;。

でもって。
マッチョでなければ存在意義がないキャラは。

5位 カイル(やはり胸板が目印ということで☆)
4位 フォルテ(5位と僅差で)
3位 オウキーニ(ストラの声も気合入ってます)
2位 ギャレオ(一番マッチョなのでしょうが、イマイチ存在感が薄いため(^^;)
1位 ジャキーニ(2位以下を大きく引き離して塾長が似合いそうですね☆)

番外編 ジャキーニ一家のみなさん(へい、船長!)

といったところでしょうか。

それから。
ヴァルゼルドとカイルのアホのように低いMDFには、最後まで泣かされました……。
ヴァルゼルドにボディジャックをかけて、敵の真ん中に放り込み、あらゆる物理攻撃を「反撃」で返して雑魚を蹴散らしてから本隊突入、という戦法を繰り返していたのですが。
気がついたら、ヴァルゼルドのMDFが猛烈に低い、という事態を招き。
……後半、大変でした。
カイルと二人、雁首並べて召還術にやられるの図を繰り返し。
嗚呼。
……何で戦闘用のロボットのくせに、こんなに召還術に弱いのでしょうか(涙)?

それにしても。
やはりカイアティEDだと、ヤードさんは置いていってしまうのですね。
ヤードさんは、ゲンジ爺様と茶をすすって余生を暮らすのでしょうか(汗)?

…………(涙)。



November 16, 2004. Tue. くもり
「HALO」プレイ日記
世間では「HALO2」発売のようですが。
我が家では前作の「HALO」ブームです……。

いえ。
「〜2」の情報をちらほら見聞きし。
去年プラチナパックで買ったとき、Xboxについてきたのにも関わらず未プレイだったのを思い出しまして(^^;。
早速、やってみたんですよ。という訳で、以下ネタバレご注意ください。

……………。

難しいです……(涙)。

私は、この手のシューティングゲーは比較的好きなほうなんですが。
でも、このゲーム。何が難しいってシューティングそれ自体じゃないんですよ。
序盤、コヴナント(って、敵の異星人です。バンバン銃を撃ってきます……)との戦いの最中、ワートホグ(って後部に銃座を積んだジープみたいなヤツです)に乗って移動するように指示されるんですが。
このワートホグ。
……まっすぐ前に進みません(号泣)。

レースゲーの得意な夫に泣きつき、協力プレイをしてもらったのですが(ついでに、バイオハザードはSランククリアしてます……。ホント、無駄に器用な男です……。ただ、アトリエだのサモナイだのといった類のゲームは「スピード感がないから嫌い」だといってやりませんが(^^;)。
……彼も、「何だこれは!」
と、難渋していました。

いやもう、ぎゅるんぎゅるんあさってのほうに回るわ、無茶苦茶ハンドルを取られるわ……。
最初に降り立った惑星での「知られざる大地 」ステージでは、周囲でコヴナントと戦っている海兵隊の人たち(味方です)がいるんですが。
……うっかり運転を誤って、何人か「轢き殺して」しまいました。

初めて見ましたよ。
車でぶつかると、味方がぶしゃっと血を流して倒れるゲームって……。
ついでに、味方として加わっていた夫の操作するユニットも何回か轢き殺してしまいました……。
もう、何が何だかメチャメチャです。
また、銃声が妙にリアルです、さすがアメリカ産。
あと、コヴナントの死体をぶっとばすと、ぶしゃっと音を立てて青い体液を吹き上げるあたりがリアルです、さすがアメリカ産。

それでも、うまくワートホグを操作して海兵隊の人たちの近くに停車すると。
すかさず、銃座のところに飛び乗り、バンバン撃ってくれたりしてなかなか役立ちます。
しかも、よく聞いていると撃ちながらいろいろ言っているんですよね。
「隠れても無駄だ!」
「やった!」
「こいつら、死んだら本当にくさいな!」
……等々。
敵を討ち果たすと、銃座の上で飛び上がって喜んだりして、なかなかにアメリカンな感じです。
あまりにも長い間銃座に乗っていた海兵隊のお兄さんにはなかなかに愛着が湧き、私は個人的にジョニーと名前をつけ、ずっと共に戦いました☆

しかしながら上官である艦長がとらわれ、奪還しに行くことになり、コヴナントの本拠地へ乗り込む私たち。
ようやく艦長を救い出すも、HALOと呼ばれるコヴナントの「神殿」を攻略しなければならないことになるのですが。
ここの中枢部で、コヴナントとは違うフラッドという敵に遭遇!
このフラッド。
原型はタコみたいな生物なんですが、人間もコヴナントも関係なく捕食して、人間みたいな姿に進化します(風貌といい設定といいゾンビみたいです)。

実はこのフラッド。
ストーリーを進めるうち、昔滅んだ文明の負の遺産だったことが分かります。
これを生み出してしまった「フォアランナー」たちは、誤ってフラッドを作ってしまった訳ですが。
これを殺すために、フラッドの餌となる知的生命体を宇宙から消し去る装置を作った。これが「HALO」の正体だったんですね。
で、今HALOはモニタと呼ばれる機械(丸い物体で、ふわふわ浮いてます)たちが、ただただ昔のプログラムを実行するためだけにそこに残っています。
それを、こちらの味方である女性体のAI、コルタナが見破り、我々は人類を救うためHALOを破壊することにするのですが。
モニタたちが、プログラムを実行しないものを敵とみなして強力なレーザービームを撃ってきます……。

ちなみにこのとき、私がモニタ2機を2発で撃ち落して、
「残りはこっちが引きつけるから、先にそこの扉から出てワープ地点に行って!」
と夫に言ったところ。
「……ここまでたのもしいおまえは、初めて見た」
と、しみじみ言われました。
……どういう意味でしょうか……。

しかし、奮闘にもかかわらず艦長はまたしてもとらわれ、敵の餌食に……(涙)。
うー、とか、あー、とか言っている肉塊に化した艦長を救うことができず(グロい絵でした……)、我々はHALOの爆破準備を整え、脱出することに……(号泣)。
しかし、またしてもそこでワートホグに乗らねばならなくなります。
6分で脱出しなければならないのですが、ワートホグの操作性の悪さに加え、道は障害物だらけ(真ん中に柱が立っているわ、途中途切れているのを何度もジャンプだわ)。
おまけに、コヴナント、フラッド、モニタが大量に襲ってきます。

それでも、ようやく味方が迎えに来てくれるはずの地点に到着したと思ったら。
……味方艦、イベントにより撃沈なのでございます……(涙)。
「しかたないわ! 私たちだけでも助からなくちゃ! 急いでこの先の脱出艇に乗りましょう!」
と、コルタナ。
嗚呼。
艦長といい、このイベントといい、結局一人たりとも仲間は助からず、アメリカニズムとはかくも血も涙もないものかとしみじみ考えさせられました(涙)。

結論。
……面白いゲームではあるんですけどね……。味方に対する扱いが……(涙)。
どっちかって言うと、最後は艦長も助かって、海兵隊の人たちと合流して抱き合って終わったりするほうが……良かったですかね。
単純思考にて、失礼します(^^;。



The world in this trivial DIARY:
nothing is new under the sun





                     
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