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February 23, 2004. Mon.
風邪なのだか、
花粉なのだか、もはや分からなくなってきた鼻喉具合なのですが。

………紅茶が、美味いっ(涙)!

某Jさんに教わっていらい、鼻と喉がおかしいときのため、紅茶を常備するようになってしまった私ですが、こういう具合のときには紅茶が変に美味いです(^^;。

ところで。
昼間、夫の手伝いで(突然「本棚の配置換えだ!」と言い出すので、死にそうになりながら、あっちこっち資料を運んでおりました…)疲れきり。
「〜マニアクス」は苦手なカブキチョウダンジョンを潜り抜けたところで、疲労のあまり続きをやる気になれず。
なぜか。
「ときメモGS」をリプレイしてみた私なんですが(^^;。

え〜。
ちょっと気になったことがあるんですよ。
別段、誰狙いというわけでもなく、ただ厳しい現実から逃避するためだけに、ふらふらとはじめてしまったので、全員出陣してきているのですが。
あの。
姫条君の関西弁って。
以前も思ったんですが。
……何だか、違和感が……。

何なんでしょうね〜、この「ん?」という感じは。
キャラ的に嫌いなわけではないのですが……。

ちなみに私は神奈川県出身で、東京の大学に進学して、そのまま東京に出てきて現在に至っている人間なので、関西圏に住んだこともありません。もしかしたら、ネイティブの方にはあれで問題ないのかもしれないんですけど。
でも。
……なんか、周りにいる関西人の言葉(っていうのも大雑把ですね〜。大阪と神戸と京都では違うな〜、というのは何となく分かりますし。どこがどうって訳ではないのですが…)とは、「何か」が違うような……。

ついでに言いますと。
研究の関係で、某関西の大学の先生方と、ときどき会う機会がある私なのですが。
……関西出身でずっと関西に住んでいる方と、同じ関西出身でも東京に出てきている人って、やっぱり、微妙に違うような気がするんですよね。
いえ、どこがどうって例証して説明できないのがもどかしいんですけど(^^;。

ちなみに。
関西圏のみならず、東京近郊以外の出身の友人知人(とくに男の子たち)が、東京に初めて来たときの印象の話をすると、みんな異口同音に、
「電車の中などで、男が『〜でね』とか、『〜でさぁ』等々と言うのが、気持ち悪くてならなかった」
と言うんですよね(女の子が標準語なのは許せても、男が言うのは気持ち悪い! という意見が多かったです。
う〜ん(^^;。
私は別段何とも思わなかったのですが、そうか……。
まあ、たしかにいわゆる標準語って、東京の山の手言葉から癖や変化を取り除いて作った言葉なので、女性的というか、……棘がない、毒気の抜けた言葉なんですよね。

そういえば、大阪出身の某友人は、「俺は標準語は認めないが、江戸下町言葉(←って、いわゆる『寅さん言葉』ですね(^^;)は認める」と言っておりました。
「あれは、カッコいい」そうで……。
たしかに下町のほうで店屋のおじさんに道を聞いたりすると、
「そこだったら、そっち、そこの通りをまっつぐだからよ!」
などと。
……江戸弁が飛んでくるんですよね(^^;。
さしすせそ、と、はひふへほ、が訛るんです。「しち」が、「ひち」になったりして。
あれを聞いていると、たしかに言葉のリズム感が生命力を伴って飛び込んでくるんです。
そーいや、「長崎犯科帳」の錦之介の江戸弁は、もう、聴いていてその歯切れのよさ、気風のよさに惚れ惚れするぐらいきれいでしたね〜(しみじみ)。
いえ、江戸に何代もいた、生粋の江戸弁ですから当然ですが(^^;。

言葉と言うのは、元来、人間が何世代もかけて生きて生活してきた中で、その生命力をリズム感として刻み込んでいくもののように思うんですよね。
でも、標準語にはそれがあまりないんです。
だから。
標準語というのは、言うなれば造花か人工芝生みたいなものかもしれませんね〜。



February 21, 2004. Sat. 晴れ
すっかり、
風邪を引き込んでいましたが、復活いたしました〜(^^;。
喉が痛かったですね……。
それから、2月前半の日記が表示されなかったそうで、どうもすいません。
直しましたが、ちゃんとご覧になれるでしょうか?

さて。
意外とノルエリ(って、失礼な話ですが(^^;)に反響がありまして、管理人、びっくりいたしております…。
やっぱり。
コアなファンの方は、ノルエリSSが少なくってお淋しい思いをしてらっしゃったのですね?
しかし。
ノルディス君を書いてみてしみじみ思うわけですが。

……いいキャラですね〜。
いやもう、さんざんヴェルナーだのクライスだの、性格悪め(?)なキャラを書き倒しておいてなんですが。
今回、SSを書くためにアニアトをやりなおしてみてですね。
まったく地味な会話なんですが。
調合方法を教えてくれたノルディス君が。
「こちらこそ、エリーの役に立てて嬉しいよ」
に。

…………涙ぐみました(不覚にも)。

いえ。
研究室の先輩と結婚してからこっち。
たとえば。
私が論文をぜーぜー言いながら書いているとですね。

夫「……ほ〜ぉ……(←勝手にテストプリントした私の論文を見て何やら微苦笑しております)」
私「……な、何よ(どきどきどき)!?」
夫「………ふ〜ん……(←わざわざ眼鏡をかけ、本文より1ポイント小さい註釈まで読み込んでおります)」
私「何だっていうのよ、さっきからっ(涙)!?」
夫「………(くすくすくす)……」
私「………(※背筋マイナス100度状態です)」
夫「…問題が、……三点(ぼそり」
私「どこどこ!? どこなのっ! おしえてっ! おせーてっ(※プライドゼロ状態です)!!!!!」
夫「やだね(くす☆)。自分で考えろよ(くすくす☆)? それが勉強だろ(くすくすくす☆)? じゃあ、俺はもう寝るからな。……せいぜい足掻けよ(くすくすくすくすくす☆)?」

と、いうような具合でですね……。

……………。

いえ。
乙女の皆様。
性格がひねくれたキャラというのは、書いたり読んだりしている分には面白いですが。
実際に始終顔をつき合わせていると、確実に寿命が縮んでいくこと請け合いです(涙)。
……同じ秀才君ならば、性格がいいほうが結婚相手としては良いに決まっています〜〜〜〜〜〜〜(号泣)!



February 16, 2004. Mon. 晴れ
今年は、
花粉が少ないって話だったんですが。
……ここ二日ほど、強風で、埃なのやら花粉なのやら分かりませんが、目が痛いです〜〜〜〜(よれよれ)。
春一番という話なんですが、この時期はつらいですね〜……(はぁ〜、目が真っ赤だわ……)。

ところで話は唐突に変わりますが、ちょっと気になっていることがあるんですよ。
アメリカの辞典会社、ウェブスターが辞書の改訂版に、McJob(マックジョブ)という言葉をのっけたんですが。
そうなんです。
……もはや説明の必要もないでしょう(^^;。ファーストフードのマクドナルドに代表されるようなお仕事です。
辞書の定義では、「とりたてて技能を必要とせず、低賃金で昇進の機会にも乏しい職」とあるそうで(^^;。
で。
名前を使われたマクドナルドが「侮辱だ!」と抗議したそうなんですけどね〜。
この件。
その後、どうなったのかしらん?

ちなみに、日本だとマックジョブって、まあフリーターのお仕事ってことになるのでしょうけれども。
ある統計でちらっと目にしただけなんで(いい加減ですいません。もちろん、論文のときには、きちんと出典をつけてますよ、いくらグータラ院生の私でも(^^;)恐縮なんですが。
日本の従業員に占めるパートの比率は、フリーター労働力に依存度の高い業界の代表例、コンビニで約80%、ファミレスではなんと約85%だそうです……!
平均的な話で申し訳ないのですが、企業が雇用者に支払う賃金は時給換算で正社員を100とした場合、パート労働者は約69%、さらにボーナスも出ないとなると、アルバイトの人件費は、正社員の4割程度で済むのだとか……(もちろん、業種によっても異なるのでしょうし、一概には言えないので、あくまでもこの数字は目安ですが)。
しかも。
正社員数を減らしてコストを削減すると、何がいいって、企業の株価上昇につながるんですよ。
日本企業の株って、半分は外国人投資家が売り買いしているそうなんで。
これって。
……誰のためのリストラ、誰のための投資なんでしょうね〜〜〜(涙)。

話は横道に逸れちゃいましたけど(^^;。
近年、よくフリーターの批判をするマスコミ報道を見かけますよね?
「無責任」だの「納税を怠っている」だの、さらには「パラサイト・シングル」批判と相まって、詰めが甘く将来を考えていない、フラフラした若者像としてとり上げられることも多いです。
でも。
……企業のほうこそ、とりわけ上記したサービス業なんかはもう過剰に、フリーター(が多数を占めるパート労働者)に依存していないでしょうか?
今、フリーターが日本中から消えたら、ファミレスもコンビニも立ち行かなくなっちゃいませんか(^^;?
正規雇用者(とりわけ若年雇用者)を減らして非正規雇用者(ってつまりパート)に首をすげ替えて、コストを減らしている企業が増えたら、そりゃ、フリーターも増えますって!
問題は精神論よりも経済論で語るべきだと思うんです、まずは。もちろん、精神性は当該社会の経済・社会状況によって培われますから、ある程度まではどっちが卵でどっちが鶏かって話になりますけどね(^^;。
そーいや以前にも某新聞で、とりわけ若い女性が契約社員などの職を転々としている様を「青い鳥症候群」なんて書いているのを読んだときにも思ったんですけど。
……若い女性を短期的にしか雇用しようとしない企業側の姿勢はまったく問われておらず、彼女たちの「夢を追い求める精神性」ばかりが批判されているのには少々呆れました。
きちんんとした技能を積む機会、および昇進する機会が与えられ、長期に安心して働き続けることができる会社がどれほどあるというんでしょうかね〜?

こういう問題は精神論じゃなくって、きちんと経済的な側面から検討していただきたいもんです……。



The world in this trivial DIARY:
nothing is new under the sun





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