May 30, 2003. Fri. 晴れ
我が下剋上其の三
ようやく下剋上を果たしたというのに…わが殿綱成は苦戦いたしております。
以下、現在の状況を似非戦国時代小説風に書いてみました(^^;
漆黒の闇を切り裂き、迫り来る武田勢の馬具を掻き鳴らす音が、今まさに川越城を取り巻こうとしていた。
「殿! 躑躅ヶ崎館に潜伏させていた我が北条家の忍、マシラの伝七が斬られました!」
伝令の声に、ぴくりと片方の眉を持ち上げた北条綱成は、鉄扇を持っていた右手の甲をびくびくと震わせた。
「……なんじゃと……!? あれは我が北条家唯一のランクBの忍者ではないか! ……おのれ、晴信め!」
横に控えた軍師、亜綱振シャアは、赤い面兜の位置を静かに直すと綱成に尋ねた。
「して、殿……いかがいたしますか?」
綱成は答えた。
「こうなったら、どのような手を使ってでも!」
亜綱振シャアは、その冷静な声で聞き返した。
「……使ってでも?」
綱成はうなずいた。
「晴信との交友値を上げるのじゃ〜!」
亜綱振シャアは、あくまでもその冷静さを崩さぬ声で答えた。
「……御意」
綱成は、鉄扇を握りなおすと、脇息に寄りかかった。
「甲斐の晴信と仲良うなって不戦条約を結び、越後の景虎にも目一杯気を使い、そして伊達家にもおべっかを使いまくり、さらに今川家とも仲良くして北条氏康の小田原城を攻めてもらったら、そのすきにちまちまと足利家の古河御所を攻めるのじゃあ〜! しかし足利家は朝廷と親密ゆえ、攻めて交友値が下がったら‘朝敵’に指定されかねん! その前に朝廷にも貢物を贈りまくってできるだけ官位を上げ、朝廷の評価を上げておくのじゃ! ものども、行くぞ!」
行け! 北条綱成!
その辺の中間管理職のサラリーマンなんかよりも、よほどすごい気配りだぞ、綱成!
下剋上したっていうのに、外交して根回ししてばっかりで、まだ全然敵の城を取っていないぞ綱成!
嗚呼、この気配り下剋上の行方や如何!?
May 29, 2003. Thu. 晴れ
我が下剋上其の二
氏康に綱成を斬られた後、我が亜綱振シャア軍は、孤軍奮闘しました(何のことか分からない方は、24日の日記を参照してください)。
しかし。
北条家と伊達家と足利家と武田家に囲まれ、……無残にも戦闘で敗退。
そして。
……シャアが。
………シャアがっ!
斬られました(涙)。
「世継ぎ」指名もしておらず、ロクな候補もいなかったので、あえなくゲームオーバーとしてしまいました……(号泣)。
と、いうわけで、再プレイです。
こうなったら、意地でも下剋上よッ!
と思って、再スタートいたしました。
次は、
「織田家からゲコる(←マイ・ワードです。私は最近、下剋上することをこう言っています。…他に言っている人を見たことはありませんが)光秀とか〜♪ 、大内家からゲコる元就もいいわよね〜♪ いっそ下剋上界の帝王、松永久秀のダーティヒーロープレイも興味深いし〜♪ ま・よ・っ・ちゃ・う〜〜☆」
等と言いつつ。
『クロニック 戦国全史』(←私の愛蔵品の戦国辞典です) を片手に悩んだのですが、結局、さきほどのゲームオーバーは納得いかん! ということで、再度北条綱成の川越城からのスタートとなりました。
今度は慎重でした。
氏康の言うことを聞きつつ、氏康のご機嫌をとりつつ、他の城主とも仲良くなりつつ、他家の城主とも自分がゲコったときにはともにゲコってくだされ! との「密約」を交わしつつ。
そして。
……殿のお呼びに、毎度毎度背筋を冷やしつつ。
途中、玉縄城に転封されてしまい、マズイ! と思ったのですが、手柄をたてまくって、綱成の「発言力」を上げ、再び川越城に戻してもらいました。
そして、我が下剋上は潜伏すること4年!
ついに。
ついに、地黄八幡の旗印が、北条家に対して反旗を翻したのです!
今度こそ成功するのか下剋上!
嗚呼、我が殿綱成に未来はあるのか!?
May 27, 2003. Tue. くもり
ただ時を通じてのみ時は克服される(T.S.エリオット)
リリー部屋に連載中の「時間の果実」についてなんですが。
もう、いろいろと小説内でネタばらしをしてしまったので、そろそろいいかな? と思って雑録を書きます♪
私は通常小説を書く場合、本文を書く前にプロットを書きます。と言っても、そんなおおげさなものじゃないんですよ。大筋の「進行表」みたいなものでして(^^;。
しかし、それ以外にも、必要な場合には「年表」を書くことがあります。
これは、タイムラグが物語の進行に大きく影響を与える場合、ないしは、それをおさえていないときちんとストーリーが追えない場合、書くものです。
で、「時間〜」は、オリキャラの基盤的な設定がいろいろあったので、小説を書く前に年表を書いていました。
結構この連載をお読みになっている方がいらっしゃるようですので、解説がてら、ちょろっとその年表を公開しておこうかと思います。簡単な覚書ですので、大雑把で申し訳ないのですが…(^^;。
〜時間の果実年表〜
180年前:ライオス約80歳、エメ約70歳(注:すいません、エルフの年齢は、あくまでも‘約’で考えてました。したがって、かなり大雑把です)。ライオスは、エメの誕生日に「プロポーズ」し、エメは承諾。しかし、エメは、ライオスの母親がプレゼントに焼いてくれたお菓子(エメの好物)へのお礼を述べただけのつもりであった。ここに、悲劇の種が蒔かれる(笑)。
↓
176年前:ようやくライオス(84歳)のおねしょが治る。
↓
160年前:ライオス100歳、エメ90歳。エメがエルフの里付近の川に落とした髪留めを拾ってあげようとして、ライオスは川で溺れる。エメは、ライオスを助けた後、自分で髪留めを拾う。ライオス、こっそり泳ぎの練習を開始。
↓
150年前:ライオス110歳、ようやくカナヅチが克服される。
↓
140年前:エメ110歳、すでに魔力の強さは里一番。頭の回転も速く、次期護り手としても期待されはじめるが、回復や創造の魔法は大の苦手。本来護り手には、そういった「世界を癒す」力や感受性が要求されるため、これは致命的な欠点であった。しかしエメは手先が不器用でかんしゃく持ちのため、苦手なことは一切やろうとせず、手がつけらない我が儘お嬢様ぶりであり、父を嘆かせる。
↓
130年前:ミリュー誕生。エメ120歳、かんしゃくを起こして里の近くの岩山を雷で粉砕する事件発生。
↓
120年前:ライオス140歳、エメ130歳。エメ、屍食い烏たちのたむろすネミの樹の森を雷で半分ほど焼く。理由は「烏が汚くてうるさかったから」。度重なるエメの起こす事件に、エルフの長老会も問題視するようになり、ついにエメたちの里に、サジエス(250歳)が長老会から派遣されてくる。表向きの仕事は里の幼いエルフたちの教育だったが、本当の目的は、次の護り手の最有力候補であったエメを、きちんと魔力がつかいこなせるようにさせることであった。エメのじゃじゃ馬ぶりに、当初サジエスは手を焼かされ続ける。
↓
110年前:サジエス260歳、ライオス150歳、エメ140歳。サジエスが与えた課題を、エメがライオスに代わりにやってもらっている現場を見て、サジエスはエメを叱る。エメは怒って、何とかサジエスを長老会に返そうと画策。しかし、どれも子どもらしいいたずらにすぎず、ものの見事にかわされてばかり(笑)。このころ、ライオスはサジエスを大変に尊敬し、慕っていた……。
↓
80年前:サジエス290歳、ライオス180歳、エメ170歳、ミリュー50歳。しかし、なぜかすったもんだがあってサジエスとエメは結婚(注:そのあたりのエピソードは考えると楽しそうなのですが、長くなるので省略します)。ちなみに、第11話でミリューが「姉様と義兄様がキスしているのを見た」というのは、この辺りの出来事。ちなみにその2だが、その場面はライオスも一緒に見ていた…(いじめてごめんね、ライオス)。
↓
70年前:サジエス300歳、ライオス190歳、エメ180歳、ミリュー60歳。
ダマールスの先王(38)歳がエルフの里に使いをよこし、「テウルギーの書を解読してほしい」と言って来る。サジエスが大賢人の座を継ぐため長老会のある遠くの里まで出かけており、名代としてライオスが出向く。
そのときライオスは書に読み負ける。原因は、少々潔癖過ぎて人間に対する敵意や憎悪をもっていたこと、そして何よりも、サジエスやエメへの怒りなどの黒い感情を増幅させられたことであった。ライオスは、書の力をもって‘知識の果実’を入手し、里に戻ってきてミリューたちの父である護り手から‘時間の果実’を奪おうとして殺害(‘時間の果実’を奪っても、エメたちの父を殺しても、ライオスの目指す結果は一緒である)。このため、ミリューが‘時間の果実’を受け継ぐ。受け継いだときの凄まじい魔力をもってライオスは撃退されるが(これはライオスにとって計算外であった)、ミリューは力不足のため、時空の果てへ飛ばされかける。そこにちょうど取り急ぎ帰ってきたサジエスが(これは、サジエスが急いで帰ってくるように、わざとライオスが情報を伝えたためである)、自らエンクレーヴの最深部へ。
ダマールス王国に戻ったライオスは、ダマールスの政治に関与しはじめる。一方、エメとミリューの母親はこの事件の心労で倒れ、死亡。エメは里にいたのでは危険であると判断し、‘サジエスの大樹’の周りに、ミリューの力を利用して比較的浅い場所にエンクレーヴを発生させ、二人でしばらく閉じこもることにする。その後、エメはサジエスを取り戻すため、ミリューをスパルタ教育。このため、ミリューはエメに頭が上がらずシスコン化(笑)。
↓
46年前:ダマールスの先王62歳、ライオスの横暴に敵対、ライオスは、妾腹の子であった現王(19歳)をかついで、先王を失脚させ、王子(18歳)とともに追放。現王即位。
↓
24年前:現王41歳、ライオスとともにシグザールに侵攻するが、物量的に不足していて聖騎士隊に敗北。元々護り手ではないライオスは、‘知識の果実’を使いこなせず、思ったようにシグザール王国に侵攻できなかったことを悔いる。そこでライオスは、さらなる力を求めはじめるのであった。
↓
10年前:現王55歳。ライオス、250歳。ゴーレムを作るため、鉱物資源や生け贄の動物などを大量に集め始める。
↓
1年前:ライオス、ついにゴーレムを作ることに成功。再びシグザール王国への侵攻計画を練り始める。また、この時期、エルフ族の中でも人間を敵視するタイプのエルフに対し、その集団的な憎悪心を増幅させ、操ることにも成功する。
↓
現在:「時間の果実」の舞台。ダマールス王65歳。ライオス260歳、エメ250歳、ミリュー130歳(ちなみに、サジエスは時間軸から外れた場所にいるため、300歳から歳を取っていない)。ライオスは、手足として操るエルフたちにミリューたちの里を襲わせた。そこに、兄弟たちを助けるため、ミリューとエメをエンクレーヴから誘い出すことに成功。エメとミリューは離ればなれになるが、エメは里の兄弟達と協力して暴動を鎮火。他方、ミリューは、自分が持っている「時間の果実」を守るため、ベルグラド平原を逃げまどう。そこに、採取にやってきたリリーたちと遭遇。
↓
約20年後:「地の線、空の色」の舞台。エメ270歳、ミリュー150歳。
↓
約25年後:エリアト世界を舞台に、何かが起きる(笑)!?
……構想のみに終わるか(笑)。
追記
こうして考えると、ライオスってかわいそうですね〜(自キャラにこんな感慨持つのもなんですが)。
ちなみに彼の名前は、ギリシア悲劇の、エディプスに殺される父王の名前からもらいました。
続きもお楽しみいただければ幸いです♪
May 24, 2003. Sat. くもり
我が下剋上…。
「メガテン3」クリア後早々。
買ってしまいました。
……「信長の野望 蒼天録」
だってだって。
やりたかったんですもん!
この「信長〜」は、配下武将から下剋上が出来るんですもの♪
きゃ☆
……ダメですね。
☆、だの、♪、だのつけても、自分のヲヤジな趣味はごまかしきれないようです。
さて。
前々から、私は、この「蒼天録」で、配下武将→下剋上プレイがやりたかったんですよ。
でも。
やってみて気がついたんですが、最初にプレイヤーが選択できるのは、「城主」レベル以上の武将だったんですね〜。
と、いうわけで、私の野望だった、「山中鹿之助下剋上」や、「鳥居強右衛門下剋上」とかのプレイは、できないことが判明しました。
まあ、選択城主の婿にして、世継ぎ指名をした後隠居すりゃいいのかもしれませんが……。
ともかく。
私が今回選択したのは、北条氏康の配下、北条綱成です。この方は、黄色の練貫に、「八幡」と墨書した旗を指物にして、合戦の場では「勝った勝った!」と凄まじい声を張り上げながら、敵陣に先頭を切って突っ込んで行った、という武勇伝が残っています。
そういうわけで、ついたあだ名が「地黄八幡」。
しかし、何といってもこの武将を有名にしたのは1546年の上杉軍との戦い、いわゆる「川越夜戦」です。
この時、綱成は、8万の軍勢にたった3千の兵で川越城にて籠城し、半年間の籠城を耐え抜きました。おそらく、このとき綱成がいなかったら、北条家はこの段階で滅びていたでしょう。
でも、戦闘だけじゃなく、政治的な手腕もあったんですよ。奥州や下総の方面とも巧みに外交を行い、政治的にも氏康の右腕として活躍していた、という記録があります(やっぱり、戦が強いだけじゃなくって、時勢に明るくて政治力もある、こういう武将はいいですね〜)。
と、いうわけで、この綱成。
関東武士の誇りです。
この地黄八幡で。
……レッツ下剋上☆
と、思ってプレイを開始しました。
ついでに、今回は自分でオリジナル武将を作成できるんですよ。
早速作ってみることにしました。
顔のパターンを見比べていて、私はある武将のイラストに行き当たりました。
その武将。
赤い兜に、顔の上半分を赤い面で覆い、不敵な笑みを浮かべています。
………。
決めました。
この、「赤い面兜」の武将。
名前は、
「亜綱振シャア(あずなぶる・しゃあ)」
……何か、その筋のマニアな方が使うハンドルネームみたいですが、気にしないでください。
能力値も、できるだけシャアっぽくしました。
「やっぱ、シャアだから、‘統率’と、‘政治’は100よね〜。あ、‘野望’も100で〜。…‘義理’? ……50くらいでいっか? 特殊技能は……初期設定だと‘哀願’だけど、シャアだからな〜、やっぱ‘弁舌’よね〜。戦闘時の特殊技能は、‘突入’と、‘迎撃’は不可欠よね〜。兵士の編制は……やっぱ速くなきゃいけないから、‘騎馬’かな〜?」
ってな感じでですね。
作りました。
さあ、そんな訳で。
時は1546年、信長元服の年。
城主は北条綱成、息子は亜綱振シャア。居城は川越城。
16歳に設定したシャアは、その飛びぬけた能力のため、いきなり「軍師」としてご登場!
私はつい。
「城数の差が戦力の決定的違いではないことを教えてやろう」
とか。
戦に負けると、
「認めたくないものだな、若さゆえの過ちとは」
とか。
ひそかに下剋上のため、陰で他の城主と「密約」を交わしたり、挙句の果てに朝廷工作をして氏康を討伐する大義名分をもらいつつ、見かけは氏康に臣従しているフリをしては、
「栄光を殿に…(くす☆)!」
等々、ぶつぶつ言いながらのプレイとなっており。
……とてもではありませんが、人様にこの姿を見られるわけにはいけない有様です。
しかし!
氏康もさすがに名君。
綱成の企みを見抜いておりました!
もう少しで下剋上しようと思っていたのに!
……ああ、思っていたのに!
ある日、小田原城に呼び出され、出向いたところを。
何と。
……綱成は、氏康公に斬られてしまいました〜〜〜〜(号泣)!
バレてたんですね、当家の企みが。
と、いうわけで。
かくなる上は、独立し、殿の宿願を果たすほかありません。
城主は綱成の後を継いだ戦国の覇者、亜綱振シャア!
……この戦いの行方や如何!?
追記
あ、関係ないですけど。
うちの城主が他の城主等に会いに行くたび、「シャア殿の頼みとあっては…」云々言われるのが、何か面白いですね〜(笑)。
May 22, 2003. Thu. 晴れ
頂き物とネストリ小説、
それぞれ一本づつアップいたしました〜♪
というわけで、サモナイ2部屋と頂き物部屋をご確認ください。
ネストリ小説は、実はクリア後最初に浮かんだ話なんですが、暗いので仕上げてなかったんですよね…(ああ、でもネスのキャラを考えると、基本的に暗くなりがちです、私がネストリSS書くと…(^^;)。。
ED後のお話です。今回は、前後編の前編アップです〜!
頂き物イラストは、何と! いつもお世話になっているAtelier CassisのCassis様から頂いてしまいました。
拙作、「影飲み星」の盛装ヴェルナーさんと作中‘リースベット’になっておりました、メイド姿のリリーさんです。
麗しいイラストをどうもありがとうございました〜m(_ _)m。
それでは、お楽しみいただけましたら幸いです♪
May 20, 2003. Tue. くもり
メガテン3、ようやくクリアしました〜…。
一応、ベストED(と、いうのも何ですが…)なのでしょうか?
まだクリアしていない方のために、印象批判しかしておきませんが……。
クリア後感想。
「濃厚な具材の味や香りにもかかわらず、後味、あっさり塩味」
………。
何だか、「デビルサマナー」(注:ソウルハッカーズではありません。一番最初のやつです(^^;)を彷彿とさせるクリア後感ですね〜(しみじみ)。
それから。
今回やってみて、何やら今回のメガテン3って。
日本の誇る大人気作である、某衣服内怪獣飼育ゲームに似てません(ぼそり)?
いえ、私は衣服内怪獣飼育ゲームをそんなにちゃんとやったことはないので、正確な印象ではないのかもしれませんが…。
でも。
仲魔がレベルアップするところとか。
レベルアップして、スキルを覚えて行くところとか。
その覚えるスキル数に上限があって、とくに後半になると、泣く泣くおいしいスキルをばしばし捨てなくちゃならなくなるところとか。
………アトラスも、研究したんですかね(ぼそり)。
もちろん、それが悪いって訳じゃないんですけど(^^;。面白かったですし。
あ、それから。
関係ないですけど、衣服内怪獣ゲームといえば。
私が以前、大学のPC室に勤務していたときに。
留学生らしき白人の中年女性が、すさまじい剣幕でいらっしゃって、
「ホウェアイズマイポッキモンバッグ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
と、涙目になっておっしゃったことがあります。
大変に興奮していらっしゃるご様子で、私のヒアリング能力の低さも伴い、何をおっしゃってるのか、最初のうちよく分かりませんでした。
私は、必死にゆっくりしゃべっていただけるようお願いしたところ、どうもその方は、
「大切なポッキモンカードを入れた、ポッキモンの絵のついたバッグを、こういったスクリーンやらパソコンやらの設備がある部屋に置き忘れたのだが、どこのパソコンルームだったのかは忘れてしまった。ここに私のポッキモンバッグはないだろうか?」
と、いうような趣旨のことを、目を見開いて私の顔をにらみつけ(涙)、興奮した様子でおっしゃっているようなのです(外人さんのこういうときの顔って……コワイです)。
そのとき私は、
エライことになったな〜。
と思うのと同時に、
……あ、外人さんって、本当に「ポッキモン」って言うんだ〜…。
という感慨を抱きつつ。
とにかく忘れ物用のロッカーの鍵を開けて、彼女のポッキモンバッグを探しましたが、そこにはありませんでした。
うちの大学には、PC室はたくさんあります。
何号棟の何号室だか全く分からないのでは、探すのはかなり大変です(授業で行ったわけではないそうなので、カリキュラムから部屋番号を割り出すこともできませんでした)。
仕方ないので、
「今まで行った覚えのあるPC室を回ってもなかった場合、PC室が忘れ物を保管しているのは一ヶ月間だけで、保管期間を過ぎた忘れ物は学生生活科に一括して回されるので、時間が経ったらそちらへ行ってみたらどうですか?」
と言って、お引取り願いました……。
追記
ゲームプレイ日記部屋に、「武将日記」を追加しました。
随時再編して行く予定ですので、お楽しみいただけましたら幸いです♪
May 19, 2003. Mon. 雨
プチっと改装です。
と、いうわけで、Works部屋をご確認くださりませ。
まだ二本しか編集してはおりませんが、日記を再編した「ゲームプレイ日記部屋」を増設いたしました。
これから、過去日記を編集して行こうと思います。
しかしですね〜。
あらためて自分の日記を読み返すと……。
いえ。
別に。
……いいんですけどね。
ここ。
……本当に、アトリエ創作サイトなんでしょうか(ぼそり)?
それでは、今後も編集してアップしていこうと思っておりますので、宜しくおねがいいたしますね♪
May 18, 2003. Sun. くもり
昨日の日記に追加なんですが。
あ、でも、最終的な段階までキリリクの停止とか、更新のプチ停止とか、しませんからね(^^;!
書きたくなくなって「連載終了をもって閉鎖します」宣言した訳ではないんで……。
え〜、すいません。
明日にでもやめちゃうんじゃないかと、ご心配くださった方には、本当にすいません(汗)。
や〜、書き方が悪かったですかね…(反省)。
う〜む、コミュニケーションってムジュカシイ…(滝汗)。
……終わりをターゲッティングしときたかっただけなんですけどね……。
それから。
過去日記を鯖からサクッと切っちゃいましたが。
これは、溜まりすぎたためと(自分の長文がいけないんですが…)、それから、このサイトはいわゆる「日記系」ではなく、あくまでも創作サイトであるため、日記がただそのまま山のように残ってるのも芸がないかな〜、とふと思ったからなんですよ。
で。
……結構、日記をお読みに通ってくださっている方も多いらしいので。
ここは一つ。心機一転ということもあり、これまでの駄文を編集して「作品」として形にしたほうが、いいかな〜と思った次第です。
そのほうが、「信長、そして武将日記」、「パワプロ、やきゅつく日記」、「ラ○オンズ観戦日記」、「アトリエ日記」、「サモナイ2日記」、「ときメモGS日記」、「ニュースより」等々、トピックごとに読めて、面白いんじゃないかしら、と思いまして。
……すいません。私、ときどきメチャメチャ整理がしたくなるんですよ。
たとえば、いつもほったらかしてる部屋もですね〜、ときどき思い立っては徹底的に配置換えして整理整頓したくなっちゃうタチでして(^^;;;;;(←普段から小まめにやれよってな感じですが…)。
というわけで。
プチ改装しておりますが、宜しくお願いいたしますね♪
May 17, 2003. Sat. くもり
終了宣言
と、いってもまだ先なんですが(^^;。
このサイトは、現在連載中の「時間の果実」の終了をもって、閉鎖することにいたしました。
二次創作小説を書くことは、オリジナル小説を書く上でも勉強になることが多く、なにより色々な方々から感想をいただくことによって、新しい発見があったこのサイトではありましたが…。
何か不満があるとか、飽きたとか、そういうわけじゃないんですよ(笑)。
日記も、こうやって書くのは楽しいですし。
小説も、ストーリーを考えるのは、いつも背中がぞくぞくするほど楽しいですし(^^;;;;;;;。
でも、楽しいことばっかりやってちゃいけないかな〜、と最近、反省することしきりだったんです。
実は、先週あたりからすでに、必要と思われるごく少数の方々には、「そろそろやめます」連絡を出し始めました。
一ヵ月半更新が空いてましたが、その間、思うところありまして(^^;。
と言っても、連載はまだあと3回は続きますし、しかもキリリクも残っております。
義務を果たさないと気持ちが悪い気がいたしますので、きちんと終わらせてから、本格的に終了しようと思います。
何でこういうまだ先のことを書いておくのか、と言いますと。
通常、他の方々がサイトを閉められるときって、たいてい、更新が滞り出してやがてフェイドアウト、というのが多いような気がするのですが。
もちろん、それぞれの管理人様方に事情があるんだろうな〜、とは思います。
でも、自分のサイトについてそうなって行くことを考えると。それって、ちょっとさびしいなあ、と考えた次第です(^^;。
まだ、連載が完全に終わるまでこのサイトは続行しますし、その間、どうしてもこのサイト上にのっけたい小説ができちゃったら、アップもしますので(^^;、今からこんなこと書くのは、本当に先走りなんでしょうけど。
でも。
できれば、こういうことはおしまいまで緊張感をもってやらせていただきたい、と思っております。
それでは、こういう訳ですので。もし楽しみに読まれていたという方がいらっしゃったら、大変に申し訳ないのですが、宜しくお願いいたしますm(_ _)m。
The world in this trivial DIARY: nothing is new under the sun
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