August 13, 2004. Fri. 晴れ
パラグアイについての(どうでもいい)思い出
サッカーアジア杯に優勝して喜んだのもつかの間。
オリンピック組は、パラグアイに負けましたね……(涙)。
ブラジルに勝って出てきたパラグアイですもんね、ナメてはいけません。
次は、イタリアとガーナですか……。
…………キビシイなぁ(ぼそり)。
パラグアイといえば。
つまらないことで恐縮なんですが。
むか〜し、ゲーセンで遊んで帰ってきたら。
いつの間にやら。
100円玉だと思っていたもののなかに‘REPUBLICA DEL PARAGUAY’と書かれた硬貨(たぶん)が混じっていて、ちょっと驚いた思い出がありますね。
本当にどうでもいいというか、むしろパラグアイの方に失礼な思い出で恐縮なんですが(汗)。
……つい、パラグアイというと……。
August 5, 2004. Thu. 晴れ
すぐそこにある危機(?)
昨日の夕方、夫と二人で自転車に乗り、買い物に出たところ。
突然、彼が言うのです。
「……おまえっ! その、胸のところにスズメバチが止まってるぞッ!」
「え!?」
見ると、たしかに巨大な蜂が……(汗)。
「……こういう場合、どうすればいいの!?」
「とりあえず止まれ! そしてはたけ!」
……マヌケな会話で申し訳ありませんが、大急ぎで自転車を止め着ていたTシャツをばさばさしたところ、蜂は飛び去ってゆきました。
や〜、危なかったです(^^;。
それにしても、対処法はこれでよかったのでしょうか?
正しい対処方法をご存知の方、後学のためにお教えください(^^;。
August 3, 2004. Tue. 晴れ
……僕の夏休み(?)
最近、夫は「サッカーがやりたい」熱が高まっている模様です。
そのため、夏休みに入ってこっち、毎日のように公園にサッカーボール(←ちなみに公式ボールです。硬いです……)をもって球蹴りにつきあっています……。
何というか。
……男子小学生の夏休みのようです(日焼けしてきました……)。
私はサッカーを見るのは好きですが、あんまりやったことはなかったので、最初は大変でした。
彼にも、さんざん注意されました。
「トゥーキックでばかり蹴らずに、インステップキックで蹴ってみろ!」
「……じゃあ次は、ボールに回転をかけて蹴る練習!」
云々。
私が、思いっきりみぞおちでトラップしてしまい、
「……ちょっと、待ってくれ……(←呼吸困難中)」
と言えば、
「トラップが下手だな! そんなことじゃ敵に球をとられるぞ!」
と怒られる始末です……。
いえ。
私は今のところ、「試合に出る」予定はないんですが……(^^;。
何でしょうねぇ。
横にいるカップルのみなさんは、たとえサッカーボールを使って遊んでいても。
例)
男の子「ははははは……、そっち行ったぞ〜!(←優しく蹴ってあげている)」
女の子「……きゃー、やだ〜! とれないよ〜!(←サンダル履きで笑顔。取るつもりなし)」
と、いうような微笑ましい風景が、標準のように思うのですが。
……うちはいったい、どうなっているでしょうか(汗)?
それでも、どうにか蹴り方はまともになってきたので、
「次は、ヘディングで球の角度を変える練習をするぞ(にっこり)!」
と、言われました。
この人はなぜ、常に「人を育てようと」するのでしょうか……(涙)?
温泉場の卓球でも、「スイングの型が悪い!」と言って、素振りからやらせるような人なんですが……(血涙)。
August 1, 2004. Sun. 晴れ
8月ですね!
それにしても、昨日のサッカーアジア杯、ヨルダンVS日本は、どびっくりでした。
……や〜、PKにもつれこんだ段階で、嫌な予感がしていたんですが……まさかねぇ、二発外した後、ああいう結末とは(しみじみ)。
しかし今回のアジア杯。
すさまじいブーイングですね、日本人選手に対して。
さすがにジーコ監督もお怒りで「国歌斉唱のときのブーイングは許せない」と言っていましたが。
何ていうか。
……国際試合なんですから、世界が見ているわけですから、もう少しマナー良くはできないのでしょうか(涙)?
たしかに、日本は重慶を爆撃したという歴史もあります。
まあ、言うなればドイツがスペインのゲルニカで試合をやっているみたいなものでしょうか(^^;。
また、アウェイでの試合では、ブーイングはつきものです(今回のことで、中国は日本にとって「アウェイ」だということはよく分かりました……)。
でも。
ジーコの言うとおり、国際試合で国家斉唱の際にあれでは、完全なルール違反ですよ。
たしかに歴史的事実から、反感をもっている方は多いかもしれません。
でも、サッカー選手に何の咎があるというのでしょうか?
現在、日本はODAで中国に多額の援助をしているわけですし(知らない中国人は多いようなんですが)。
まあ、これは私見なのですが。
近年、中国の経済成長は凄まじいものがあります。
それにともなって、とりわけ沿海部と内陸部の経済格差、それから勝ち組負け組間の所得格差も凄まじくなってきていると聞きます。
こういう「不平等が広がっている」ときには、不満のガス抜きとしてのナショナリズムが高揚してしまったりするんですよね。
いわゆる「第三項排除」、つまり内部でいがみあうよりは、外部に敵を作ってみんなで叩けばそれだけ内部での秩序が保たれるという(たとえば、ナチスがユダヤ人をスケープゴートにしたように)……。
ちなみに。
私は学部生のころ、中国を一人で2ヶ月近く旅して回ったことがあります。
まあ、そのうち半分くらいは、留学している友達の寮に泊めてもらったりしていたのですが。
都会も、内陸の田舎も、あっちこっち回りました。
服務員の愛想は悪くて嫌な目にも遭いましたが(^^;、それでもあんなふうに国際試合で大ブーイングをかまして喜んでいるような人たちには見えませんでした。
何というか。
とりわけお年寄りなどは、ある意味悠然として美しかった記憶があるのです。
そういえば。
あれは、北京の建国門通りで国際郵便局を探して迷子になっていたとき。
路上で二人のご老人が、中国将棋をやっていました(地面に線を描いて……夏場はよく見かける光景です)。
他に誰もいなかったので道を尋ねると、そのうちの真っ白な髭をすっと伸ばしたご老人は、ものすごい訛りで何やら答えてくれました。
よくよく聞くと、
「私は北京人ではない。ハルピン人だから北京語(←標準語のことを普通語、プートンホワというのですが、中国人は北京語、ベイジンホワと言う時のほうが多いですね)は分からない」
と言っているようなのです。
同じ中国人なのにどうして、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえば上海語と北京語は「英語とドイツ語以上に違う」と言われるほど違うのです。
ともかく、それでも道を聞いていると、ふいにご老人がするりと日本語で言いました。
「あなた、日本人ですか?」
「はい」と答えると、ご老人は指差して言うのです。
「あっち、あの道を曲がって、そこからまっすぐ、ですよ?」
きれいな日本語でした。
旧満州の人か。そう思って一瞬冷や汗をかきながら、「ありがとうございます」と言うと、そんな私の顔を見て、ご老人は「ふぉっふぉっ」というような声を出し、にこにこと笑っていました。
The world in this trivial DIARY: nothing is new under the sun
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