[PR] 天然石 WEB小説<蒼天にあがる月・第2章 守護の森>
1.遭遇

森に入って数ヶ月。妖獣との闘いで傷つき倒れたユウヒは、謎の子ども達に助けられる。
自分の事を蒼月様と呼び、結界を張って、ひたすら自分を助けようとする少女は言った。
「いつか、わかる時が来ます。私達があなたを護らなければならない、その理由も…」


/ 1 / 2 / 3 / 守護の森・目次TOP / 小説MAIN

2.手紙

ただひたすら駆け抜けるように過ごしてきた日々に気付き、久々に休息をとるユウヒ。
頭の中を整理しながら、手にした寄木細工の箱のからくりを解き、ついに箱が開く。
玉(ぎょく)の鍵によって開けられた鞘の中から出てきたのは、祖母、チコ婆からの手紙だった。


/ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 /守護の森・目次TOP / 小説MAIN

3.知暁

自分の運命を知り、背負うものの大きさに戸惑うユウヒの前に、突如現われた四人の若者。
その正体と自分との関わりを知り、ユウヒの心の中で何かが少しずつ動き始める。
「ただ知ればいい。知ることであなたは力を得ることができ、それが我々の力にもなるのだから」


/ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 /守護の森・目次TOP / 小説MAIN

4.再会

祭の夜に神の宿った娘リン。そのリンがついにホムラ様として都にあがる日がやってきた。
二百年以上も行われる事のなかった「ホムラ渡り」に騒然とする森の中を、男達に担がれた輿が進む。
ホムラ一行の背後に迫る妖獣の前に立ちはだかったのは、空から舞い降りた白い髪の女だった。


/ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 /守護の森・目次TOP / 小説MAIN

5.月夜

懐かしい友と、思いがけないかたちでつかの間の再会を果たしたその夜。
満月の下、守護の森と王宮という離れた二つの場所で、それぞれの想いが錯綜する。
四神は、王旗にまつわる昔話と蒼月の名前の由来について、ゆっくりと語りだした…


/ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 /守護の森・目次TOP / 小説MAIN

6.覚悟

四神から告げられる「五行思想」、この国のあるべき姿と、自分達に欠けているものの正体。
「もしそれが本当なら、私はお前に全てを話す事ができるんだろうか? 私に足りないのは…覚悟だ」
森を出る事を決めるユウヒ。行く先は港町、カンタ・クジャ。守護の森での最後の夜が更けていく。


/ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 /守護の森・目次TOP / 小説MAIN