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郵趣・パソコン日記
             
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2013年
11月
24(日) JAPEX2013<第48回全国切手展>   於 浅草 都立産業貿易センター台東館
今日は切手商と作品鑑賞を少々、友人や昆虫切手部会の方たちとお話して帰りました。
普段の例会では時間が限られており、個人的な話はほとんどできないこと、全国から仲間が集まるのでいろいろな方とお会いできること、関西地区の切手商さんが見られること・・・など、年2回の大きな切手展は、楽しみです。
1枚5円や15円のエコーはがきや小型印、額面の風景印など、体力と時間があったらもっと探したい思いはありましたが、このくらいが限界です。
23(土) JAPEX2013<第48回全国切手展>   於 浅草 都立産業貿易センター台東館
都立産業貿易センター台東館の脇から見えるスカイツリー例年、池袋のサンシャインシティ文化会館での開催ですが、今年は春のスタンプショウと同じ浅草での開催でした。
休みをとってまで欲しい小型印があるわけでもなく、初日には行きませんでした。

10時過ぎから切手商ブースを見て、11時からのJPSパソコン郵趣部会の特別例会に参加しました。熊本や仙台からの参加者がいらっしゃいましたが、同じ時間に講演があったり、所属部会のブースの当番があったりと、参加者は9名。
一般参加の方のご質問に応えるべく、ご自分の体験談をお話しくださったり、近況報告など。いよいよ来年4月にサポート打ち切りになるXPへの対処法(わたしは買換えと、ダウングレードしていた分を7に戻す対処)など、情報交換が活発に交されました。

例会後、競争展の作品は賞が発表になっており、部会の方々もそれぞれ受賞されていました。知合いの方たちの作品や、興味のあるテーマの作品を主に見て、切手商をいくらか見て、早めに帰りました。
パソコン郵趣部会の特別例会パソコン郵趣部会の特別例会
11(月) 与謝野晶子 歌碑めぐり と 郵便局めぐり
前夜はひとりでホテルに戻り、寂しくて放心状態でしたが、たまたま付けたテレビで浦和レッズのサポーターの熱狂的な姿を観て、まぁ地元もよいものかも…と少し救われました。
今日の午前中は、今回の旅行の最後の仕上げです。
堺郵便局堺郵便局 風景印昨夜、作品を発送するため、雨の中近くの堺郵便局に行き、風景印も押印してきましたが、写真を撮っていなかったのでまずこちらに寄りました。

風景印:1976.10.15〜 日本最古の木造洋式燈台、堺港
堺材木町郵便局堺材木町郵便局 風景印そして堺材木町郵便局へ9時前に到着。

風景印:1987.10.16〜 大ソテツ、旧堺灯台、与謝野晶子の歌碑
先に大阪府立泉陽高校へ行ったのですが、中庭の碑を観るのは、休み時間(9:25〜35)か昼休みでなくてはと言われ、少し時間をつぶしました。

大阪には大きなソテツの木が多いのです。
放蝶されたクロマダラソテツシジミが方々で発生を繰り返せたのもわかる気がします。
晶子の詩碑「君死にたまふことなかれ」です。
「あゝをとうとよ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ、
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃をにぎらせて
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。」
1971年10月、泉陽高校90周年に際し建立された碑は、当時「あんな反戦の詩を」との批判もあり、苦労して完成させたとのこと。戦後26年も経ってそんな声が聞かれるとは驚きますが、今現在も大切にしたい詩だと思います。
堺戎島局堺戎島局風景印10:51に堺駅へ行けばよいので、思い立って堺戎島局へ寄りました。
風景印:1999.11.11〜 旧堺灯台、ザビエル公園

下左がザビエル公園。下右はザビエル一行の絵が描かれたバス。
ザビエル公園ザビエル一行の絵が描かれたバス
南海本線の堺駅西口広場にある像南海本線の堺駅西口広場にある像南海本線の堺駅西口広場にある像。

「ふるさとの潮の遠音のわが胸に
ひびくをおぼゆ初夏の雲」
南海堺駅内局南海堺駅内局風景印
最後に南海堺駅内局へ。
風景印:1999.11.11〜 旧堺灯台、旧堺港

予定通りの南海線になんとか乗ることができました。
この日は11000歩。
10(日) 「日本鱗翅学会第60回記念・大阪府立大学創基130年記念」大会
大会長の八木孝司さんと記念撮影今日は三重県の郵趣家の方が朝一番で来てくださいました。
やはりこの展示方法には驚かれ、とても感動してくださいました。

そしていよいよ閉幕です。大会長の八木孝司さんと記念撮影していただきました。
思い起こせば10年ほど前、八木さんが「昆虫胥化図」のことをネットで検索しておられたところ、わたしのHPの熊本北帯山郵便局風景印のページがヒットしたのだそうです。
熊本北帯山局風景印のデザインは大変難航しましたが、細川重賢公のツマグロヒョウモン飼育図を思いつかれた故倉橋敏一氏のアイディアの賜物、今回の大会での展示も、亡き倉橋さんが導いてくださったような気がして、きっと天国で喜んでくださっているだろう・・・と思うのでした。

いつの展示会でもそうですが、撤収は寂しいものです。
知合いになった多くの方々とのお別れも、わたしの作品と一緒にドイツ箱に入ってくれた標本たちとの別れも…大変寂しいものでした。

今回このような展示の機会を与えてくださった主催者の皆さま方に厚くお礼申しあげます。
9(土) 与謝野晶子 歌碑めぐり
8日のうちに設営が終わったので、午前中は思いがけず自由時間がとれました。
月曜日の朝に堺材木町郵便局に行ければそれでよいと思っていたので、前夜は遅くまでルートを検討しました。
堺市民会館の前庭にある碑まずホテルの裏手にある堺市民会館の前庭にある碑。
帽子を被った晶子の頭部のブロンズ像がはめ込まれています。

「母として女人の身をば裂ける血に 清まらぬ世はあらじとぞ思う」
堺市立女性センター前の碑センターの中には立像次に堺市立女性センター前の碑。

「地はひとる第白蓮の花とみぬ 雪の中より日ののぼるとき」


センターの中には立像。大正13年10月、晶子が築地小劇場で自作の詩を朗読した姿がモチーフになっている。

「すべて眠りし女、今ぞ目覚めて動くなる」
堺市立少林寺小学校前の碑すぐ近くの堺市立少林寺小学校前。

「をとうとはをかしおどけし紅き頬に 涙流して笛ならうさま」
与謝野晶子生家跡阪堺千宿院駅北側近くにある、与謝野晶子生家跡。

「海こひし潮の遠鳴りかぞへつゝ 少女となりし父母の家」
阪堺線阪堺線。
宿院駅南側近くの碑宿院駅南側近くの碑。
「甲斐町」と書いてある右側面に歌が書いてあるがオシロイバナが茂って見えない・・・

「菜種の香古き堺をひらすらむ 踏ままほしけれ殿馬場の道」
本願寺堺別院の境内の歌碑本願寺堺別院の境内の歌碑。

「劫初より作りいとなむ殿堂に われも黄金の釘ひとつ打つ」
覚応寺内の碑覚応寺内の碑。
堺材木町局の風景印に描かれているのはこの碑らしい。

「その子はたちくしにながるゝくろかみの おごりの春のうつくしきかな」
妙国寺妙国寺には境内に、正岡子規の句碑と与謝野晶子の歌碑がありますが、拝観予約客のみが見られるようです。

一度ホテルに戻って9000歩あまり。
夜ホテルに戻ると18000歩近くでした。
「日本鱗翅学会第60回記念・大阪府立大学創基130年記念」大会
昼前に大阪府立大学へ。会場のあるB3棟へ行く前に学内を散策。ツマグロヒョウモンやヒメアカタテハが見られました。
大阪府立大学 白鷺門B3棟
講演はほぼ15分刻みでびっしりですので、その合間に参加者の方々が展示をご覧くださいました。
チョウ・ガに興味のある方たちばかりですが、標本箱に絵が入っている?! それでも中には切手や初日カバーのことまでご存知の方までおられ、今回の作品についてもいろいろ説明させていただきました。
作品をご覧くださる参加者の方々展示
皆さんと記念撮影大会参加者の皆さんと記念撮影。
懇親会でのコンサート18時過ぎからの懇親会では、学生さんによるミニ・コンサートも開かれました。

さらにその後、2次会へ。
さらにホテルのロビーでも。
昆虫に関するお話は尽きませんでした。
8(金) 大阪へ…
11/9・10 「日本鱗翅学会第60回記念・大阪府立大学創基130年記念」大会の公開シンポジウムの中で、特別展示「澤口尚子 チョウの郵便印とイラスト」作品展をしていただくことになり、大阪堺へ行ってきました。
堺市役所仁徳天皇陵9:50発 のぞみで新大阪12:26着。地下鉄御堂筋線、南海高野線で堺東駅へ。
荷物を置いた後、ホテルの隣にある堺市役所21階の展望室に上がりました。すぐそばにある仁徳天皇陵は、側に行っても森にしか見えないそうなので、これだけは観たいと思いました。
大学の授業が終わってから設営なので、それまでに堺市駅の前にある堺市立文化会館内3階「与謝野晶子文芸館」へタクシーで。常設展「与謝野晶子 生涯と作品」第2期を開催中でした。
ベルマージュ堺与謝野晶子文芸館
「与謝野晶子 歌碑めぐり-第4版-時間がとれたら、いくつかでも晶子の碑を観てみたいと思い、下調べをしていましたが、ここで平成23年3月31日改訂の「与謝野晶子 歌碑めぐり-第4版-」(300円)を購入できたことでルートを絞ることができました。

4階の「アルフォンス・ミュシャ館」も収蔵品がとても多く、ほとんど人気のない中、初期から晩年までの絵や版画を堪能することができました。
大阪府立大学16時前には会場の大阪府立大学へ到着。

17時頃より2時間ほどかけて設営でした。

公開シンポジウムの中の特別展示で、「チョウ・ガの郵便印とイラスト」展と名付けていただいたので、自分がデザインした絵入り印のうち、チョウとガのみ、その中でも気に入ったものだけ30を選びました。
展示の仕方は、主催者の方々が思案してくださり、ドイツ箱にレイアウトし、標本を入れてもよいのではとのこと。
オープン展などで、標本の胴体部分を切り離して、翅の部分だけ貼りつけてあるものはありましたが、立体のまま一緒に、とは大変魅力ある展示方法で、想像するだけでわくわくしました。
準備は、その消印の選定に始まり、それぞれ原図とカードや原画などを選び出しました。台紙も何種か用意してみて、絵と合わせて違和感のないものを選び、それぞれ裁断。一番下の台紙は四六判の四つ切サイズを切り落とし、カードはB5の半分、原図はB5の用紙そのままが使えました。
それでも、その準備の2ヵ月余りの間には、切手展が2つ入り、記念押印があったり、無理がたたって風邪で寝込んだりとかなり苦労しました…

さて、真新しいドイツ箱(木製の標本箱 507×418mm)を開け、レイアウトした台紙ごと収め(実際には聞いていたサイズより小さかったため折り込んだりしましたが)、研究生の方が、用意してくださった標本をひとつずつ丁寧に入れてくださいました。
平面の絵の中に立体の標本が入ると、それはそれは引き立ちました!

この日は14000歩ほど歩きました。
ドイツ箱への展示ドイツ箱への展示
 ◎ ご案内 ◎
11/9・10 「日本鱗翅学会第60回記念・大阪府立大学創基130年記念」の公開シンポジウムの中で、特別展示「澤口尚子 チョウの郵便印とイラスト」作品展をしていただくことになりました。

わたしがデザインした風景印・小型印の中から、チョウとガのみ30種を選び、消印の原図とカードや水彩の原画などを組み合わせ、四六判の四つ切ほどの大きさの木製標本箱に、本物の標本とともに飾っていただく予定です。
30種30箱分の展示物を、普段のA3判よりさらに大きいB2判近いスペースにレイアウトするのは、台紙を準備するのも水平を出すのも慣れるまでが大変でした。
チョウ・ガの専門家にご覧いただくのは不安もありましたが、こんな世界もあるのか、と楽しんでいただければ嬉しいと思います。
「申込不要・入場無料」だそうですので、お近くの方でもしお時間があればご来場ください。
わたしも会場におります。


11/ 9(土) 午後1時〜6時
11/10(日) 午前9時〜午後4時半
場所 大阪府立大学中百舌鳥キャンパス B3棟1階 (堺市中区学園町1-1)
     http://www.osakafu-u.ac.jp/info/campus/nakamozu.html
     (南海高野線白鷺駅 または 地下鉄御堂筋線なかもず駅より徒歩15分)

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