楽し♪ 嬉し♪ ビューティフルギャラリー
郵趣・パソコン日記
             
2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年
2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 11月 12月
2009年 1 2 3 4 5 6 7 8月 9月 10月 11月 12月
2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年 1月
2011年
12月
31(土) 今年もお世話になりました
今日のスナップ今年は東日本大地震・原発事故と言う未曽有の大災害が発生し、いつも以上に思いを言葉にすることが難しく感じます。
短い人間の一生も、地球や銀河系規模の営みも、人間の思うようにはなりません。
自分のできることをこつこつ努力して、生きていけるところまで謙虚に生きていきたいと思います。
「郵趣」について
今年は、郵趣的には、小型印のデザインが100作となりました。
これは依頼してくださった方々がいらっしゃればこそで、わたしの力ではどうすることもできないことです。この12年間で、JPSパソコン郵趣部会のお仲間からのお付き合い、HPを介しての出逢い、と多くのつながりができました。
素晴らしい友人、仲間に恵まれたことはわたしの大きな財産です。
そのありがたみをいつも感じながら生きていきたいと思っています。
HPは10周年を迎えましたが、マイペースで、自分の記録として続けていきたいと思います。
小型印デザインについて
今年は小型印のデザインが7作ありました。
いずれも気に入っており順番を付けるのは難しいのですが、町田趣味の切手展'11のミヤマセセリのデザインは特に気に入っています。地味なチョウでこれからも取り上げらるのは期待薄です。
オオウラギンヒョウモン(昆虫切手展)は絶滅危惧種として貴重なのに、風景印や小型印に取り上げられていませんでしたから、意義深いことだと思います。特徴を出すのが精一杯でした。
オオルリシジミは唯一白水局の風景印に入っていますが、摩耗が進んでいるのが心配です。小型印(全九州ジュニア切手展)はツシマヤマネコと組ませたので小さくて残念ではありましたが。
ヘレン・ケラー(テーマティク出品者の会切手展)は素晴らしいテーマをいただいてありがたいと思いました。
メアリ・カサット(絵画切手部会展)も好きな画家ですから楽しみでしたが、こんなに申請が難航するとは思わず、それでも郵趣協会の担当の方ががんばって交渉してくださった結果です。
アサギマダラ(ひらの秋の切手展)はその着想の良さに助けられました。
マウチュー君は11歳になり、皆さまにかわいがっていただいているのは嬉しい限りです。
JPSパソコン郵趣部会展'12  2/24〜26
来年2/24からのJPSパソコン郵趣部会展'12では、部会の皆さまのおすすめで、小型印100作を記念して10フレームの展示をすることになりました。
いろいろなご要望をまとめて「小型印デザイン100作と風景印6作を振り返って」とすることにしました。
申請原図とカシェ用の原画を、とのことでそれぞれを探し出し、レイアウトしています。
お時間の許す方はぜひお運びいただければと思います。
小型印の使用は2/24・25のみです。テーマは最近の話題から、タブレットパソコンや携帯端末に夢中のマウチュー君たちです。
今年は他にもすばらしい出会いがありましたが、それが実るのはもう少し先になります。
では、来年もよろしくお願いいたします。
どうぞよいお年をお迎えください。
11(日) JPS昆虫切手部会  例会   於切手の博物館
16名参加。岡ア氏の司会、記録は澤口(会員番号順)。
1.松林代表より郵趣協会からの連絡事項
・JAPEXの文献部門で大銀賞を受賞した昆虫切手部会報の審査評が来たので回覧。得点70点で「美しく仕上がっております。分野別の専門的な解説記事なども欲しいところです。」短い期間内の編集でありながら、情報量も多く読み物もとても楽しませていただいています! でも西田氏が50回で「ア・ラ・カルト」を終了されたら大変寂しくなりますが…
・4/27〜29スタンプショウ'12 11/9〜11JAPEX'12
・5年間代表を務めましたが、健康上の理由で今年いっぱいで辞任させていただきますとのご挨拶。いつも積極的に会を盛り立てるよう努力され、チェックリストの完成にも大きな助力を注ぎ、大変お世話になりました。お疲れさまでした。
2.田中ミニペックス実行委員長より
・小型印は、先月皆さんのご意見も聞きましたが、ブータンシボリアゲハに決定。デザインは澤口に依頼していただきました。日程は6月第1週から希望を出します。
・「郵趣12月号」に「昆虫切手ベスト50」が掲載されたので、そちらを松林さんに展示していただく。「がんばれ、日本(1年遅れですがテーマを決めるのがこの時期ですから)」として日本切手を自分が展示します。
3.石原氏より
・次号会報について確認。
4.難波氏より
・オークション結果
・新切手ニュース セントビンセント・グレナディーン ベキア島の昆虫、クック諸島の高額面の蝶、メキシコ 準昆虫 蝶図案
5.正野氏、石原氏より
「昆虫切手チェックリスト」は第1刷100部は完売し増刷中。表紙印刷にトラブルがあって1週間ほど納期が遅れている。
6.柴田氏(会計)より
チェックリスト効果で(入会すると会員割引で購入できる)11名の入会があった。
7.新代表は岡ア良隆氏に。
以前、転勤で代表を降りられた正野氏を説得しましたが固辞され、現役世代には負担が大きくて無理ですし、本人以外の満場一致で岡ア氏にお願いすることになりました。これまでもいつも陰になり日向になりして大きく部会を支えてこられた岡アさん、どうぞよろしくお願いします。
8.その他の話題として
・正野氏より
「澤口さんの小型印デザインが11月の平野切手展で100号に。自分は世界中の昆虫消印を収集してきたが、日本の消印は図案がよくなくて常々憤慨していたが、澤口さんが出てきてからとてもよくなって喜んでいます、これからも期待しています。」との大変優しく嬉しいお言葉を頂戴し、思わず涙ぐんでしまいました… 2/24からのパソコン郵趣部会展でも、これまでの小型印をすべて展示すべく10フレームくらい出品してと依頼していただきながら迷っていましたが、これはがんばってみようかな、と思い始めました。
・石原氏より
11/19から仕事でブータンに行かれた時のお話やお土産の分譲など。
ブータンシボリアゲハの再発見、ブータン国王の来日、世界ふれあい街歩きの番組など、ブータンに急速に親しみを抱くわたしたちは、大変興味深く聴きました。

・木勢氏より
12/10日本蝶類学会(テングアゲハ)会員総会・大会があり参加したが、特別招待講演:ブータン政府野生生物保護局「再発見されたブータンシボリアゲハとその生態」 には、日本の調査隊の皆さんも出演され、ブータンから贈られたブータンシボリアゲハの標本2体を並べて観ることができ、一般人の参加も非常に多かったとのこと。
9.じゃんけんオークションは、石原氏のブータン土産の切手シートやチョウ図鑑などが出品され、多くの人が大興奮でした。
忘年会恒例の忘年会は高田馬場土風炉で11名参加。お聴きしたいお話はたくさんありましたが、今回はボリビア・ペルーへの旅行から帰られたばかりの木勢さんにお話を聴くチャンス! タブレットに入れた蝶図鑑やノートパソコンで今回の旅行写真を見せていただいたり、心躍るお話をたくさんうかがい感動しました。
7(水) 台東竜泉局風景印 記念押印
10/7国際文通週間にちなむ切手が発行されたときに、「たけくらべの美登利」に樋口一葉ゆかりの風景印を押印したいと思っていました。自分がデザインした本郷五局には行っていませんが、一葉記念館の展示を観に行く折に、台東竜泉局へ寄りました。「たけくらべ」はこちらに一葉が住んでいたときに書いた物語なので、台東区はたけくらべを前面に出しています。
絵は切手発行の時に描いた絵を使い、「最新作」に掲載しました。
下左は飛不動前交差点にある台東竜泉局。右は一葉記念館のスタンプに「美登利」の切手と風景印(2006.11.1図案改正 台東区立一葉記念館と館蔵の羽石光志(はねいしこうじ)画一葉、たけくらべの美登利を象徴してスイセンの花)。
2003.10.1に開局45周年記念に風景印を使用開始されましたが、3年後、記念館建替えのため図案改正されました。
台東竜泉局一葉記念館のスタンプに「美登利」の切手と風景印
一葉記念館 「樋口一葉 ゆかりの人々」展
地下鉄三ノ輪駅のポスター一葉記念館左は地下鉄三ノ輪駅のポスター。
右は一葉記念館。
5年前に記念館が建て替えられた時、こんな直線的な近代的な建物に?といぶかしく思いましたが、今回、夜の内側から光が漏れた時の写真を見て、美しい格子戸をイメージした建物であることに気付きました。ほんとうは日が短い冬の夕方こそ見られる光景なのですが、朝一番で行ってしまったのでいつの日にか観たい光景です。
また記念館前の木目込人形工房「一葉堂」は水・木定休で見られませんでしたので、次に行くときは別の曜日を選びたいと思います。
展示については、一葉が日本髪を結っているので、つい時代を誤ってしまいそうですが、明治5年生まれであり、夏目漱石や正岡子規が慶応3年生まれの5歳年長、牧野富太郎博士は文久2年生まれで10歳年長です。自分が知る数多くの文学者と同時代を生きていますからいろいろな接点が見いだせて興味深く観、一葉の強さも感じました。また、妹くにさんの話では近眼がひどく、相手の顔はほとんどわかっていなかったのではとのこと、とても気の毒ですが、心の眼がさらに養われたのでしょう。
記念館前の公園には、この地で一葉が、たけくらべを書いたことをを記念し、称える碑があります。
左は菊池寛筆の碑が焼失したため、小島政二郎が補筆した碑。右は佐々木信綱書の碑。
たけくらべ記念碑一葉女史たけくらべ記念碑
8年前、このあたりを廻った時に寄れなかったり、無かった碑や胸像がありましたので、近辺を一巡りしました。
まず鳳神社の境内へ。下右の写真は、左から「俳人其角の句碑(春をまつことのはじめや酉の市)」「正岡子規の句碑(雑閙や熊手押あふ酉の市)」「樋口一葉文学碑(たけくらべより)」「樋口一葉玉梓乃碑(師半井桃水に宛てた未発表の書簡文)」、右端は平成5年、一葉没後100年を前にして左の2つの碑を建立したことがしたためられています。
そして千束稲荷神社へ。平成20年5月に建立された一葉像、下の碑文は一葉の「塵中日記」に書かれた千束神社に関する自筆の文章(明日ハ鎮守なる千束神社の大祭なり今歳殊ににぎはしく山車などをも引出るとて人々さわぐ)。胸像は、髪型の後ろ部分がどうなっているのかいつもよくわからなかったのでじっくり観てきました。いずれの地も、桜やイチョウの紅葉・黄葉が美しく師走とはいえ、よい散歩になりました。
千束稲荷神社平成20年5月に建立された一葉像
東京文化会館東京メトロ日比谷線で三ノ輪から上野に戻り、天気がよかったので、公園口へ。
東京文化会館は、子どもの頃ピアノの発表会が小ホールで開催されていたことで思い出の場所、「東京文化会館50周年」記念切手が発行されたときに絵を描きたかったのですが…。
国立西洋美術館国立西洋美術館は、世界遺産登録を目指しており、注目を浴びています。
現在「ゴヤ展」を開催中、40年ぶりに「着衣のマハ」がやってきたと話題になっていますが、40年前に「着衣のマハ」と「裸のマハ」を並べて観た時の感動を思い出すと、今回は観なくてもよいかな、と思ってしまいます。
どうして2枚とも借りられなかったのでしょうね…。

ページのトップへ

トップページへ戻ります。