−く−

クーガー

くーがー(軍事/機体)

 グラマンF9F"クーガー"ジェット戦闘機。成功を収めたF9F"パンサー"の主翼を後退翼化して性能アップを狙った機体で、一定の成功を収めた。

クーゲルブリッツ

くーげる・ぶりっつ(軍事/対空戦車)

 第二次大戦中にドイツが計画した対空戦車。"クーゲルブリッツ"は和訳すると"球電光"。気象用語に"球電"というのがある。雷の一種らしいのだが、これをドイツ語読みするとそうなるのかどうかは知らない。4号戦車の車体をベースに、完全に密閉された砲塔を持つ初めての対空戦車となるはずだったが、計画のみに終わった。

グーニーズ

ぐーにーず(映画/タイトル)

 スティーヴン・スピルバーグ監督作品。スピルバーグらしい能天気な明るさに満ちた少年たちの冒険物語で、なかなか楽しめる。気管支拡張剤を手放せない少年で出演していた男の子は、のちに"インディー・ジョーンズ-魔宮の伝説-"でショーティー役を演じるキー・ホイ・クアン。

クール星人

くーる・せいじん(TV/宇宙人)

 "ウルトラセブン"第一回目に登場した宇宙人。記念すべき第一回目の敵怪獣としては、あまりにあっさりとやられてしまって、オレ子供心に拍子抜けした記憶がある。
 →ウルトラセブン

クーロンガンダム

くーろん・がんだむ(アニメ/メカ)

 第12回のガンダムファイト優勝者、マスターアジアが使用したガンダム。それまでの3回の優勝者、ジェントル・チャップマンのジョンブル・ガンダムの長射程兵器による撃ちあいが主流となろうとしていた大会に、格闘戦主体のガンダムを持ち込んでガンダムファイトの流れを大きく変える。その裏にはシャッフル同盟の思惑があった
 →機動武闘伝Gガンダム

クァール

くぁーる(本/宇宙生物)

 ビーグル号が最初に遭遇した知的生命体。外見はネコ属だが、高い知能を有する。子供のときに読んだ本では"ケアル"と表記されておった。
 →宇宙船ビーグル号の冒険

食い倒れ

くい・だおれ(その他/用語)

 「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」などといい、大阪人が食につぎ込む執着の深さを表した言葉といわれるが、一説によるとこの"くい"、杭を指しており、八百八橋といわれる大阪では、橋の維持にたいへんなお金が必要だ、という意味がいつしか変わったものである、という解釈もあるそうだ。

クイックシルバー

くいっくしるばー(その他/用語)

 ヘビメタ系のロックバンドにそんなグループがあったような気がする。すいません音楽詳しくないです。クイックシルバーは水銀のこと。

グイン

ぐいん(本/キャラクター)

 栗本薫の大河ファンタジー、"グイン・サーガ"の主人公で豹頭の超戦士"コナン"ファンの栗本氏は、自分のファンタジーの主人公には絶対にカタカナ3文字でかっこいい名前を付けたかったのだそうだ。ちなみに"グイン"はSFの女王アーシュラ・K・ル・グウィンから。

グイン・サーガ

ぐいん・さーが(本/タイトル)

 栗本薫作、完了までに全100巻という巨大なファンタジー大河ロマン。第一巻が出たときオレは独身の大学生だった。現在本編59冊、外伝13冊が刊行されている(1998/3/17)。今やオレは妻と小学校5年生の子持ちだ。当初はいわゆる剣と魔法モノのファンタジー、というイメージだったが、正しくは高千穂遙氏が指摘したとおり、"剣と魔法"を宝塚的グランド・レビュウに仕立て直したもの、ととるのが正しいようだ。挿画の担当者が変わるたびにお話の雰囲気まで変わるのが面白く、重厚な加藤直之版、お耽美な天野義孝版ときて、現在はちょっとフリークスな末弥純版となっている。

クイーン

くいーん(人物/ロックグループ)

 デビュー当初から、クリーム、レッドツェッペリンの正当な後継者と喧伝された、英国を代表するハードロック・グループ。特撮映画ファンにとっては、なんといっても"フラッシュ・ゴードン"の音楽を担当したことで記憶に残る。

クイーン・エメラルダス

くいーん・えめらるだす(コミック/タイトル)

 松本零士作。エメラルダスはハーロック、トチローと並ぶ松本マンガの三大キャラクターの一人。ゴンドラ部がシップ型の大型帆船を模した、飛行船型の宇宙船"クイーン・エメラルダス"を駆る女海賊の物語。ハーロックが主役の時系列ではトチローと愛しあう仲であったが既に故人となっている。生身の二人が揃い踏みするのが銀河鉄道999

クイーン・パール号

くいーん・ぱーる・ごう(TV/船名)

 淳、一平、由利子のおなじみ三人組が乗っていた客船。この船上で由利子はゼミの警告を聞く。
 →ウルトラQ

クイント

くいんと(メカ/自動車)

 ホンダ・クイント。いまでこそ「インテグラ、のってぐらー」とかいってるけど、もともとはあの車はクイントってクルマだったのだ。

クイン・マンサ

くいん・まんさ(アニメ/メカ)

 ネオジオン最終最強のモビルスーツ。ファンネル搭載のニュータイプ専用機。
 →機動戦士ガンダムZZ

空間メッキ防護膜

くうかん・めっき・ぼうご・まく(アニメ/用語)

真田さんが「こんなこともあろうかと」(本人談)開発していた、高速でヤマトの周囲をメッキ処理するシステム。どんな複雑な形状でも、受けた光線を正確に打ち出した先にはね返す能力がある。
 →宇宙戦艦ヤマト

空軍大戦略

くうぐん・だい・せんりゃく(映画/タイトル)

 バトル・オブ・ブリテン(英本土航空決戦)を題材にした戦争映画の大傑作。ホンモノの ハリケーンスピットファイアが飛んでるシーンなんてそうそうザラに見れるもんじゃあない。ヒコーキ好きなら絶対見るべし。

空中元素固定装置

くうちゅう・げんそ・こてい・そうち(コミック/アイテム)

 元素は固定するが服は破ける

空中都市008

くうちゅう・とし・ぜろぜろ・えいと(TV/タイトル)

 大ヒット人形劇、"ひょっこりひょうたん島"のあとを受けて制作されたNHKの連続人形劇シリーズ。監修に小松左京氏を迎えた明るいSFドラマで、当時これまた大ヒットしていた"サンダーバード"の影響か、未来のメカニクスにもある程度力が入れられており、オレ、新番組予告を見て狂喜乱舞したおぼえがある。が、残念ながらこちらが期待したほどはスーパーメカの映像は見ることができず、SFというジャンル自体がまだまだ広く受け入れられにくかったのか、視聴率的には振るわなかった。

空冷星型エンジン

くうれい・ほし・がた・えんじん(メカ/用語)

 エンジンを直接外気で冷却するタイプのエンジン。航空機用のエンジンの場合、回転軸のまわりにシリンダーが輪をなして配置された形が星のようにみえるのでこう呼ばれる。液冷エンジンに比べてどうしても前面投影面積が大きくなることから、高速戦闘機むきではないのだが、その構造のシンプルさゆえ、シリンダーの一つや二つが被弾してもエンジンが止まらないというサバイバビリティの高さは魅力で、アメリカ海軍は最後まで星型エンジン搭載機を使用していた。旧日本軍の軍用機もほとんどが星型エンジンを使用していたが、こちらはサバイバビリティもさる事ながら、モノになる液冷エンジンを開発、運用する能力がなかったという理由のほうが大きいのが悲しいね。

クェーサー

くぇーさー(その他/天文)

 超新星のこと

くぇーさー(コミック/メカ)

 コマンダー・ゼロの愛車、ってだれも知らんか

クエーラー・ドライブ

くえーらー・どらいぶ(TV/用語)

 宇宙工学の天才、クエーラー博士が開発し、自らの宇宙船に搭載した超光速航法装置。優秀な機関だが、ソニックブームに似た致命的な波動をまきちらして進むという弊害を持つ
 →スペース1999

クエス・パラヤ

くえす・ぱらや(アニメ/キャラクタ)

 高い潜在能力をもったニュータイプ少女。父は地球連邦軍の高官、アデナウアー・パラヤ。ニュータイプ能力の高い人物は情緒不安定になる傾向が強いらしく、彼女も非常に独善的で思いこみが激しいところがあり、この弱みをシャアにつけこまれ、悲劇的な最期を遂げる。ヤな女だが、かわいそうではあるね(苦笑)

 →機動戦士ガンダム・逆襲のシャア

グエント

ぐえんと(TV/メカ)

 突如ムーンベース・アルファを攻撃してきた謎の大型宇宙船。確かこの話、壮大な夢オチだったような記憶があるんだが、今手元に資料がないの
 →スペース1999

クオース

くおーす(ゲーム/タイトル)

 テトリスブームのころ、コナミが発表したいわゆる"落ちゲー"のバリエーションの一つ。こちらから物体を打ち出して、欠けている部分を埋めて直方体にする、というシステムが目新しいといえば目新しかった。

クォーターデッキ

くぉーたー・でっき(メカ/用語)

 船の後甲板のこと。帆船時代には後部には主甲板の上に被さる形で、さらに部分的な甲板が張られていたことから来ているのだと思う

クォード

くぉーど(軍事(モケイ)/用語)

 いわゆるCMPシリーズのガントラクターに付けられる愛称で、これらの車両が最大積載量が1/4トンであったことから、"Quad"と呼ばれていたものをタミヤが呼び名として採用したもの。無骨でユニークなデザインで、軍用車両ファンには人気が高い。

久我美子

くが・よしこ(人物/女優)

 "ゴジラ対ビオランテ"に内閣官房長官役で出演。これは彼女のご主人が、故平田昭彦氏であった縁からなのだとか。

草薙浅黄

くさなぎ・あさぎ(映画/キャラクタ)

 浮遊環礁の調査から持ち帰った勾玉状の物体を介して、ガメラとリンクすることができるようになった女子高生。演じるはスティーヴン・セガールの娘、藤谷文子。演技はまあなんというかアレだが、笑顔はかわいい(^o^)
 →ガメラ/大怪獣空中決戦
 →ガメラ2/レギオン襲来

草薙直哉

くさなぎ・なおや(映画/キャラクタ)

 保険会社、八洲海上火災の調査員。海竜丸と謎の巨大環礁の衝突事故の調査に赴き、ガメラの存在を察知する。演じるは(いつまでもそうは呼ばれたくないだろうけど)殿下こと小野寺昭。"2"では電話の向こうのみの出演。
 →ガメラ/大怪獣空中決戦

草の根BBS

くさ・の・ね・びー・びー・えす(コンピュータ/用語)

 主に個人で運営される、クローズドなパソコン通信ネットワークのこと。不特定多数の人間が集まる商用ネットと違い、馴染めばフレンドリーで居心地のいい空間だが、往々にして暗黒面のパワーが強大なところが多い

クジン人

くじん・じん(本/用語)

 ラリイ・ニーヴンのSFシリーズ、"ノウン・スペース"モノにちょくちょく登場する異星人。

クズ

くず(その他/用語)

 あらゆるものの90%
スタージョンの法則

楠見

くすみ(映画/キャラクタ)

 旧帝国海軍少将。現在は海運会社、興国海運の専務。終戦当時、降伏を潔しとしない神宮寺大佐以下の出奔を黙認し、大佐の娘、真琴を育てた人物。演じるは上原謙
 →海底軍艦

楠見博士

くすみ・はかせ(映画/キャラクタ)

 ゾルゲル島での気象コントロール実験の責任者、楠見恒蔵博士。高島忠夫には珍しい、厳しい学者先生って役どころ。この辺に来ると顔つきもふっくらとして、髪にも白いものが混じってきて年取ったなあと実感する。横にいる平田昭彦があいかわらず若いのがスゴいけど。
 →怪獣島の決戦・ゴジラの息子

クソゲー

くそ・げー(ゲーム/用語)

 商品として最低押さえておくべき要素も守られていないゲームのこと、本来はゲームの面白さをうんぬんする前に、既にプレイする気を萎えさせてしまうような物を指していたが、最近は自分が気に入らないという理由だけでこの言葉を使う輩も多い。本来クソゲーは無いに越したことはないのだが、広大なクソゲーのすそ野なくして、良質なソフトは増えないともいえるので、一種の必要悪と言えるかもしれない。

駆逐艦

くちく・かん(軍事/用語)

 軍艦の一種で、輸送船団の護衛、対潜水艦戦闘、主力艦同士の戦いの補助など、広い任務を受け持つ。もともとは"水雷艇駆逐艦"というジャンルの艦がルーツで、速力が早く、主砲の破壊力よりも魚雷、爆雷、現代ではミサイルなどの補助的武装の方が主な武器となる。なお、旧日本海軍では駆逐艦は正式の軍艦ではなく、"艦艇"に分類されるのだそうだ。

駆逐戦車

くちく・せんしゃ(軍事/用語)

 戦車の車体を利用した自走砲の一種で、機動性よりも破壊力を優先し、しばしば車体に似合わぬ巨大な砲を搭載したもの。どちらかというと防衛的な性格が強い車体で、ドイツではこれを"突撃砲"と呼ぶが、こりゃまあ一種の景気づけだわな。そのドイツでは生産が容易で大型砲を搭載しやすい固定砲塔タイプがもっぱら作られたのに対して、アメリカではなぜか全周旋回可能な砲塔をもった車両が作られたのは、国民性の違いでもあるんだろうか。

 突撃砲、とは歩兵直協型自走砲に対してつけられた、れっきとした形式の一つである。「迷彩の流れ星」さんから指摘をいただきました。勉強が足らんなオレ。

駆逐戦闘機

くちく・せんとうき(軍事/用語)

 双発、重武装の大型戦闘機で、長い航続力をいかして爆撃機を護衛、敵の迎撃機を"駆逐"する、という触れ込みで開発された、ドイツのメッサーシュミットMe110のこと。ただし世の中にそんなうまい話が転がっているわけがなく、英本土に進入したMe110は、運動性のはるかに勝る英国の戦闘機に片っ端から"駆逐"されてしまった。

クトゥルー

くとぅるー(本/用語)

 H・P・ラブクラフトが著した暗黒神話体系。"ク・リトル・リトル"とか"クトゥルフ"などと称されることも。怪奇、ホラー小説ファンの間では一種の聖典的な扱いをされている。

グドン

ぐどん(TV/怪獣)

 "帰ってきたウルトラマン"を代表する怪獣の一つで、同じく名物怪獣、ツインテールとともに大暴れした。特に愚鈍な感じはしないよ。
 →帰ってきたウルトラマン

グナイゼナウ

ぐないぜなう(人物/軍人)

 プロシア時代の軍人。ナポレオン戦争時代のプロシア防衛に功績を挙げた。のち、いわゆるドイツ参謀本部の礎を築く

ぐないぜなう(軍事/艦名)

 第二次大戦中のドイツ海軍のシャルンホルスト級巡洋戦艦の2番艦。主砲が28センチと比較的小型だが、これは建造時に手に入るもっとも信頼性の高い兵器だったから。のちのちさらに大口径の主砲の搭載が可能なように、艦体自体は余裕を持った設計になっていた。第二次世界大戦中もっとも美しい戦艦の一つなのではないか

苦悩

くのう(その他/用語)

 悩み苦しむこと。洋の東西を問わず、等身大ヒーローたちは何かしら苦悩のタネをかかえており、これがストーリーに奥行きをもたらしてくれる。

グビラ

ぐびら(TV/怪獣)

 深海怪獣、頭に小さなドリル状の角を持ち、これを器用に扱うことでウルトラマンの八つ裂き光輪を無効化してしまう。陸上の活動にも適応できるし、こいつって意外に強い怪獣なのかも
 →ウルトラマン

グフ

ぐふ(アニメ/メカ)

 MS−07グフ。ジオン軍の陸戦用モビルスーツで、名機MS−06ザクの発達型。格闘戦用に特化した機体で、その状況では高い戦闘力を発揮するが、それゆえザクほどの汎用性を持ちえなかった。ちなみにランバ・ラルののったグフはMS−07Bというタイプなんだとか。
 →機動戦士ガンダム

クフィル

くふぃる(軍事/機体)

 イスラエル製のジェット戦闘機。フランスからミラージュ戦闘機の輸入が差し止めになり、早急に優秀な戦闘機が必要になったイスラエルが、諜報機関の活動で入手したミラージュ戦闘機の機体図面を元に製造した機体に、ファントムⅡ戦闘機のエンジンを搭載した機体。クフィルとはヘブライ語で(若い)獅子のこと。

久保明

くぼ・あきら(人物/俳優)

 東宝の二枚目俳優。宝田明に続いて東宝特撮シリーズの主役を多く演じる。ちょっとヒネたところのある宝田明さんに比べると、ぐっとシンプルな熱血漢、という感じの役が多い。コミカルなタッチが強調された"地球最大の決戦"の発明家、堀井役がいい感じ。"ガメラ"で久々に拝見したが、お歳を召して顔つきが逆に鋭くなられた感じがうれしかった(^o^)

くまいもとこ

くまい・もとこ(人物/声優)

 "YAT安心!宇宙旅行"の星渡ゴロー、"ビーロボ・カブタック"のケロタンなどの声を担当。キャラクターに合わせたわけでもないのだろうが大変元気なかたで、アフレコ中も手を振り回したりのオーバーアクションが絶えないため、彼女がスタジオ入りしているときは"クマに注意"のはり紙が貼られるのだとか

熊山

くまやま(映画/キャラクター)

 ハッピー興業社の社長。政財界の黒幕、虎畑次郎と組んで、日本に漂着したモスラの卵を使った一大レジャーランドを建設しようとする。演じるは名脇役、田島義文
 →モスラ対ゴジラ

クモ男爵

くも・だんしゃく(TV/サブタイトル)

 "ウルトラQ"屈指のホラー・エピソードの一つ。製作ナンバー13、放映ナンバーは9。西洋風のゴシック・ホラーの味わいが上手に取り入れられている。"アッシャー家の崩壊"を思わせるラストシーンもいい。
 →ウルトラQ

クモンガ

くもんが(映画/怪獣)

 ゾルゲル島に生息する巨大なクモ。気象コントロール実験の失敗の結果巨大化したのかは定かではない。そのリアルな動きッぷりは東宝特撮の操演技術の到達点ともいえる。
 →怪獣島の決戦 ゴジラの息子

クラーク

くらーく(人物/SF作家)

 →アーサー・C・クラーク

くらーく、ミスター・クラーク(本/キャラクタ)

 CIAの腕利き現地工作員。トム・クランシーのいわゆる"ライアン・ファミリー"の一員。

クライオトロン

くらいおとろん(映画/用語)

 "真空管にかわる"働きを持つと期待される半導体の一種。ニオブという金属に針金をぐるぐると巻きつけただけの簡単な構造なんだとか。で、これは本当に存在するもので、昭和30年代のエレクトロニクスの専門誌などで実際に研究記事が載ったこともあるらしい。映画でも示唆されていたように、絶対零度に近い動作温度が必要なことなど、さまざまな問題があって広く実用化はされなかったが、"クライオトロン方式"なる言葉が医療関係のサイトで見受けられたりするところをみると、完全に死語になってしまったというわけでもなさそうだ。
 →電送人間

クライブ・カッスラー

くらいぶ・かっすらー(人物/作家)

 アメリカの冒険小説作家。架空の機関"NUMA"のサルベージ技術の専門家、ダーク・ピットを主人公にした一連のシリーズで知られる。本人も沈船引きあげに妙にご執心で、仲間とともに勝手に"NUMA"って集団をでっち上げてたりする。

クラインの壷

くらいん・の・つぼ(TV/タイトル)

 1996年、久々に復活したNHK・少年ドラマシリーズのタイトル。原作は作家の岡嶋二人。ふたりのヒロインに中山"ナガミネ"忍と、今やCMの女王の佐藤藍子。ヴァーチャル・リアリティをテーマにした、良質のSFサスペンス仕立ての青春ドラマ。

クラウドベース

くらうど・べーす(TV/メカ)

 地球防衛組織、スペクトラムの司令部で、空中に浮かぶ超大型空母。
 →キャプテンスカーレット

クラタ

くらた(TV/キャラクタ)

 地球防衛軍の宇宙ステーションV3の隊長。プロ意識に徹したクールな現場指揮官で、情に動かされて事態をややこしくすることの多いキリヤマとは対照的。それゆえかこの二人、非常に気があうようである。
 →ウルトラセブン

倉多江美

くらた・えみ(人物/マンガ家)

 ぽきぽき折れてしまいそうな独特の描線とシニカルでドライなストーリーが魅力の女流マンガ家。"エスの解放"は傑作。

倉田てつを

くらた・てつを(人物/俳優)

 "仮面ライダーBlack"、"仮面ライダーBlack/RX"の主人公、南光太郎役の男優さん。少々くどいがなかなかの男前で、「昼メロ向きの顔やなあ」と思ってたら後に本当に昼メロで主役を張っていた。

グラディウス

ぐらでぃうす(その他/用語)

 ギリシア神話に登場する聖なる槍の名前

ぐらでぃうす(ゲーム/タイトル)

 コナミの横スクロールシューティングゲーム。プレイヤーが恣意的に自機をパワーアップさせることが可能な新システムを搭載してヒットした。"グラディウス"の商標がナムコに押さえられており、グラディウスがヒットするとナムコも儲かることになったのは有名な話。なんでもナムコは"ドルアーガの塔"シリーズのゲームのために、この手の神話関連の名前を前もって多数登録しており、これにコナミが気がつかなかったためにこういうことが起きたのだそうだ。

グラディエーター

ぐらでぃえーたー(軍事/機体)

 グロスター・グラディエーター。英国の艦上戦闘機で、英国最後の複葉機のひとつ。

クラッシャージョウ

くらっしゃー・じょう(本、アニメ/タイトル)

 高千穂遙作のスペースオペラシリーズ。劇場版アニメでは多くのプロ漫画家のゲストキャラデザインやマンガ家本人の出演と、高い作画レベルで話題になった。下衆とデザインやキャラクターとして出演したのは、吾妻ひでお大友克洋、鳥山明、御厨さと美、いがらしゆみこ、和田慎二、竹宮恵子、細野不二彦、いしいひさいち高野文子。原作者、高千穂遙氏も一瞬登場する。

クラトゥー・バラダ・ニクト

くらとぅー・ばらだ・にくと(映画/用語)

 主にアクシデントが発生したときにアンドロイド、ゴートを強制的に停止させるためのキイワード。
 →地球の静止する日

クラブロッガー

くらぶろっがー(TV/メカ)

 森林を伐採し、木材を取り込んでパルプを製造してしまうロボテック社の自動機械。クラブロガー、クラップロッガーなど、読み方に複数の説がある。
 →サンダーバード

グラマン

ぐらまん(メカ/企業)

 アメリカの航空機メーカー。海軍の艦載機が有名で、"艦戦のグラマン"の異名をとる。極めて堅実な設計から"グラマン鉄工所"などとも呼ばれるこのメーカーのイメージにぴったりだったのかどうかは知らないが、アポロ宇宙船の月着陸モジュールもグラマン製だったりする。

クラムシェル

くらむ・しぇる(メカ/用語)

 クラムシェル式キャノピーのこと。貝が開くように横に風防が開くタイプのキャノピー。

グラムロック

ぐらむ・ろっく(音楽/用語)

 T・レックスに代表される、派手でセクシュアルさを強調するようなコスチュームに身を包んだロックミュージックのジャンル。今でいう"ビジュアル系"ってヤツだな。コンタロウ氏が"1,2のアッホ!"で三波春男を"グラム演歌"と表現していた。

クラリス

くらりす(映画/キャラクタ)

 2次元煩悩系ヒロインの草分け。いにしえのゴート人、カリオストロ公爵家の血を引く。声の出演に島本須美。それにしてもなあ、まさか彼女に「おじさま!」と呼ばれる年代に自分がなっちゃったとはなあ

クラリッサ・マクドゥガル

くらりっさ・まくどぅがる(本/キャラクタ)

 銀河パトロール隊の医療セクションで働く看護婦。負傷して運ばれてきたキニスンと出会い、のちに結婚。この二人の間に出来た子供たちが"レンズの子ら"。偶然出会ったようにみえるが、クリスとキニスンはアリシア人による慎重な品種改良により造りあげられた、人類という種の最高のカップルなんだそうである。なんかヒトラーのアーリア人種改良研究所みたいでいやーんな感じ

くりいむれもん

くりいむれもん(アニメ/シリーズタイトル)

 スケベビデオに美少女アニメのテイストを持ち込んだ記念碑的シリーズ。美少女、兄弟ドンブリ、触手など、このシリーズから定番となったスケベビデオの必須アイテムは数多い。第4作、"ポップチェイサー"なんぞはスケベを抜きにしても楽しめる。

クリス・フォス

くりす・ふぉす(人物/イラストレーター)

 英国のファンタジーアート・イラストレーター。建築を学び、独特な色使いの主に宇宙船がメインのイラストで知られる。亜流が多数存在。イアン・ギラン・バンドのアルバム"鋼鉄のロック魂"のカバーイラスト、"エイリアン"のノストロモ号の初期デザイン、"砂の惑星"の初期のメカデザイン、"スーパーマン"の初期デザインなどを手掛ける。

グリソム

ぐりそむ(映画/メカ)

 スター・フリート所属の小型調査艦、NCC-638グリソム。アポロ1号の訓練中の火災で殉職した宇宙飛行士、ガス・グリソムにちなんで付けられた名前。惑星ジェネシスを調査中、クリンゴンの宇宙戦闘艦"バード・オブ・プレイ"に撃沈された
 →スター・トレック/ミスター・スポックを探せ

クリッパー

くりっぱー(メカ/艦種)

 帆船の一形態で細長い船体に可能な限り大量の帆を張った高速帆船。インドから茶を輸送する目的で使われた"ティー・クリッパー"が代表的。有名な"カティー・サーク"がこのタイプの船。人類が造った無動力の乗り物の中ではもっとも完成されたものと言われるが、高速性能を重視するため艦尾が低く、後ろからの波をかぶって沈没する船も少なくなかった。

くりっぱー(メカ/用語)

 凌波性を高めるために鋭角的に切り落とされた船首形状のこと。

グリフォン

ぐりふぉん(その他/生物)

 ギリシア神話の怪物で、ライオンのからだにワシの頭、翼、爪を持つ。

ぐりふぉん(メカ/エンジン)

 ロールス・ロイス社製の航空機用エンジンで、同社の傑作エンジン、マーリンの後継機種になる。後期生産型のスピットファイアなどに搭載された。

ぐりふぉん(アニメ/メカ)

 シャフト社が試作した高性能の戦闘用レイバー。自己学習型のオペレーティング・システム、"アシュラ・システム"を搭載し、高い運動性能を誇る。コミック版のみの登場。
 →機動警察パトレイバー

グリプス戦役

ぐりぷす・せんえき(アニメ/用語)

 カミーユ・ビダンによるガンダムMk.Ⅱ強奪をきっかけに発生した、ティターンズエゥーゴの間の一連の戦争状態期間。当初優位に立ったのはティターンズだったが、後にアクシズの介入などもあり、ティターンズは壊滅する。
 →機動戦士Zガンダム

グリホン

ぐりほん(映画/怪獣)

 グリフォンと同義だが、"緯度0大作戦"ではこのように呼ばれていた。戦闘潜水艦"黒鮫号"の艦長、"黒い蛾"がドクター・マリクによって改造されてしまった姿。着ぐるみによるスーツメーションだが、気合いのはいっていないこと甚だしく、"緯度0"を愛するオレが見ても悲しくなってくる
 →緯度0大作戦

クリムゾナー

くりむぞなー(ゲーム/用語)

 エコールソフトウェアの、セガサターン用3Dガンシューティングゲーム、"デスクリムゾン"の熱狂的な信者のこと。彼らはweb上で会話するとき、「〜です。」という語尾を必ず「〜デス。」と表現し、「せっかくだから、オレは〜〜にするぜ!」という言い回しを多用する。

栗本薫

くりもと・かおる(人物/作家)

 評論家・中島梓の別名も持つ作家。代表作に"魔界水滸伝"、"グイン・サーガ"など。きわめて多作かつ速筆の人で、その作り出す世界はやや軽い嫌いはあるが華麗なもの。ただし最近は華麗さがおかしな耽美趣味に毒されつつあるように思える。作品の変質とともに本人の言動にも妙な自意識過剰と無責任さが増大し、2ちゃんねるではwebにおける彼女の言動を楽しむスレッドも多数存在する。

クリンゴン

くりんごん(TV/用語)

 惑星連邦と対立関係にある恒星間種族の一つ。極めて好戦的で粗野に見えるが、故人レベルでは平和的な人物や理知的な人物ももちろん存在する。モチーフとなっているのは、どう見てもモンゴロイドだろうから、日本人としてはやや複雑な気分にならないでもないけどサ
 →宇宙大作戦

クルーセイダー

くるーせいだー(軍事/機体)

 リング・テムコ・ヴォートF8Uクルーセイダー。バルカン砲コルト製20mm機関砲4門を主兵裝とするため、"The Last Gunfighter"などと呼ばれる米海軍の艦上ジェット戦闘機。主翼の取付角度を調整する機構を持ち、発艦時には翼の迎え角を大きくとることができる。小数がフランス海軍でも使用された。

ワークのM川さんからご指摘いただきました。どうもありがとうございましたっ。

クルセイダー

くるせいだー(軍事/戦車)

 第二次大戦初期の英国の巡航戦車。低いシルエットでなかなかカッコいいんだが、主砲が小口径であまり活躍できなかった。これ以後、英国の戦車はしばらく2軍が指定席になってしまう。

クルセイダーズ

くるせいだーず(音楽/グループ)

 ジョー・サンプル(P)、ウィルトン・フェルダー(As)を中心とするフュージョン・グループ。初期にはジャズ・クルセイダーズとして、ギターのラリー・カールトンも在籍していた。オレお気に入りのバンドの一つ。

クルト・タンク

くると・たんく(人物/航空機設計者)

 フォッケウルフ社の主任設計技師。名機Fw190の設計の功績が評価され、後には自ら設計した機体には、自分の名前のTaをつけることが許可される。自らも優秀なパイロットで、パイロットとしての視点から航空機の設計を行うため、タンクの設計した機体はどれも頑丈で取り扱いが楽な上で安定した性能を発揮した。このあたり学者肌で理想を追求することに熱心なヴィリー・メッサーシュミットとは対照的。

車田正美

くるまだ・まさみ(人物/マンガ家)

 日本一フラゼッタの模写のうまいマンガ家

クルムヘトロジャン

くるむへとろじゃん(マンガ/キャラクタ)

 吾妻ひでおワールドにしか存在しない文豪で、その代表作"へろ"はSF大会のオークションで稀に手に入る。吾妻ファンの集まり、"知香舎"によって(ありもしない本の)翻訳本が出版された。さすがに持ってませんが(苦笑)。

グルンガスト

ぐるんがすと(ゲーム/メカ)

 アメリカの開発したスーパーロボット。テスラ・ライヒ研究所製。必殺技"計都羅曠剣・暗剣殺"は超強力だが、運動性あまり高くなく、命中率悪く、打たれ弱くてイマイチ使いにくい。"第四次スーパーロボット大戦"で主人公をスーパーロボット系にすると手に入る主役メカ。
 →スーパーロボット大戦

クレージーゴン

くれーじーごん(TV/怪獣)

 番組放映時には特に名前がついておらず、この名前は後づけ。バンダ星人が作った一種の資源強奪ロボット
 →ウルトラセブン

グレー大尉

ぐれー・たいい(TV/キャラクタ)

 スペクトラムの隊員の一人。クラウドベース内に勤務する情報、官制担当官。
 →キャプテンスカーレット

グレート

ぐれーと(アニメ/用語)

 前半の主役ロボと後半のテコ入れロボが合体すること。

グレートガンバスター

ぐれーと・がんばすたー(ゲーム/メカ)

 MSX用ゲーム、"電脳学園"に登場する強化型ガンバスター。プレイした人は知ってるとおり、"電脳学園"ってなあクイズに答えると女の子が脱いでいくゲームな訳で、このゲームではユング、おねーさま、ノリコのあられもない姿が楽しめる。グレートガンバスターは、ゲームに取ってつけたようなストーリー上、プレイヤーとノリコたちが搭乗を争う存在として登場する。当然脱いだりはしないよ。

グレートデギン

ぐれーと・でぎん(アニメ/メカ)

 ジオン公国公王、デギン・ソド・ザビ専用の宇宙戦艦。グワジン級。一年戦争の趨勢に危機感をいだいたデギン公王は単身連邦との和平交渉に臨むときに使用したが、ソーラ・レイによりレビル将軍を含む連邦の基幹艦隊とともに蒸発する。
 →機動戦士ガンダム

グレートマジンガー

ぐれーと・まじんがー(アニメ/タイトル)

 "マジンガーZ"の後を受けて製作されたスーパーロボットアニメ第2弾。"マジンガーZ"の最終話はそのまま"グレートマジンガー"第一話になる、という構成は新鮮だった。序盤の、ミケーネの7つの軍団間での軋轢の描写など、敵側にも充分楽しめる要素があったのだが、後半はイマイチ楽しめなくなり、やがて見なくなってしまったような覚えアリ。

ぐれーと・まじんがー(アニメ/メカ)

 兜剣蔵博士が作り上げた、マジンガーZをしのぐスーパーロボット。アニメではやらなかったが、テレビランドかなにかでやってたマンガでは、アトミックパンチを浮けとめられ、肘から先がなくなって、マジンガーブレードもサンダーブレークも撃てなくなって大ピンチって時に、放電を腕に集めて強引にサンダーブレークを放つって話があり、こいつがめっちゃカッコ良かったのを覚えている

クレイグ・トーマス

くれいぐ・とーます(人物/作家)

 冒険小説会の人気作家の一人。代表作に"ファイアフォックス"、"闇の奥へ"など。何人かの別タイトルでの主人公をまとめる存在として、SISの重鎮、ケネス・オーブリーなる人物が存在しており、彼を橋渡しにしてトーマスの世界はある程度シンクロしている。

グレイ&ハウスマン建設会社

ぐれい・あんど・はうすまん・けんせつ・がいしゃ(TV/企業)

 走るだけでどんどん8車線の舗装道路を作り上げてしまうスーパー工作マシンを使って東南アジアのジャングルに高速道路を建設中の会社。
 →サンダーバード

グレン

ぐれん(映画/キャラクタ)

 X星調査にむかった宇宙ロケット、"P1"号の宇宙飛行士。演じるは東宝特撮映画史上もっとも有名なガイジン、ニック・アダムズ。彼と同僚、富士のかけあいはさんざっぱらギャグのネタにされる。「おーけいグレン!」のグレンが彼。声を当ててるのは納屋悟朗
 →怪獣大戦争

グレン・A・ラーソン

ぐれん・えー・らーそん(人物/プロデューサー)

 アメリカの辣腕プロデューサーの一人。"宇宙空母ギャラクティカ"のプロデューサー。"ナイトライダー"、"超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ"でも彼の名前を見たような記憶がある

グレンダイザー

ぐれんだいざー(アニメ/ロボット)

 フリード星で開発されたスーパーロボット。円盤形のスペイザーと合体して、宇宙船としても機能する。のちに地球人の技術でダブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザーの3つのサポートメカが開発された。
 →UFOロボ・グレンダイザー

グレンフィールド宇宙港

ぐれん・ふぃーるど・うちゅう・こう(映画/地名)

 ゼロX号が火星に向けて発進したアメリカの宇宙基地。名前はジェミニ7号の宇宙飛行士、ジョン・グレンから。なお、グレンフィールドの司令官はケイシー大佐だが、これがレッドアロー号のエピソードに登場したケイシー大佐なのかどうかは知らない。
 →サンダーバード

グローリア号

ぐろーりあ・ごう(TV/メカ)

 ノンマルトによって強奪された英国の大型原子力潜水艦。魚雷以外に、強力な水上攻撃用の連装ロケット砲座を装備している。
 →ウルトラセブン

黒い蛾

くろい・が(映画/キャラクタ)

 戦闘潜水艦、黒鮫号の艦長の女性。なんとかマリクの関心を惹こうとするけなげなところもあるが、その心根がアダになり、マリクの合成した怪物、グリホンにみずからの脳を移植されてしまう
 →緯度0大作戦

黒い三連星

くろい・さん・れんせい(アニメ/用語)

 ジオン軍のガイア、オルテガ、マッシュの3人組エースパイロット。チームプレイで多大な戦果を上げた。新鋭機、ドムガンダムとホワイトベースに戦いを挑むがチームプレイを崩されて敗退する
 →機動戦士ガンダム

黒木特佐

くろき・とくさ(映画/キャラクタ)

 黒木翔特佐。陸上自衛隊の"特殊戦略作戦室"(だったっけ)のスタッフ。"ウワサのヤング・エリート"なんだそうだ。ゴジラ、ビオランテの出現に対して自衛隊の指揮を執る。この人はゴジラ映画史上もっとも存在感のある、プロの軍人のような気がするんだがなぜかその後は登場せず、気がついたら陸上自衛隊の"スーパーX3"クルーチーフとして、ただの大型機の運ちゃんに成り下がってしまっている。もったいないことこの上ないぞ。こんな人事してるから、自衛隊はいつまでたってもゴジラに暴れられてるんではないかと思うんだが………。かっこいい方を高嶋政伸、おちぶれたほうを高嶋政宏が演じている。
 →ゴジラvsビオランテ
 →ゴジラvsデストロイア

黒騎士

くろ・きし(アニメ/キャラクタ)

 正体は鉄郎のオヤジ。「私はお前の父だ」ってなぁ、古今東西、ドラマの定番なのね
 →さよなら銀河鉄道999

黒鮫号

くろざめ・ごう(映画/メカ)

 ドクター・マリクによって建造された戦闘潜水艦。マッケンジーのα号とは100年以上にわたるライヴァル関係にある。大きさ、戦闘力ともにα号を上まわっているが、毎回マッケンジーの機知でα号を取り逃がしている。東宝特撮メカといわず、世界中のありとあらゆる潜水艦の中で一番カッコいい船だと思うぞ、私は(^o^)。
 →緯度0大作戦

黒崎

くろさき(映画/キャラクタ)

 一匹狼のカメラマン。オベリスク島ガッパのヒナを捕獲し、日本に持ち込む。演じるは日活のヤクザ映画などの出演が多い川路民夫。
 →大巨獣ガッパ

くろしお

くろしお(コミック/メカ)

 沖博士が開発したバチスカーフ(深海潜水艇)。世界で初めて10000メートル以上の深海への潜行を可能とした。初の深海探査中にヘルメット党の潜水艦と遭遇して行方不明に。どうでもいいけどこの時点で沖博士ってば、すでにさらに強力な戦闘潜水艦"SS−99"を作り上げてたわけで、だったらそっちに乗って行けよ、とツッコミの一つも入れたくなる。それじゃマンガが始まらんのだけど
 →潜水艦スーパー99

 くろしお(コミック/メカ)

 あまり知られてないが、旧作の"青の6号"では6号の名前は"くろしお"であった。なお最近完結した新作版では6号には"神威"(カムイ)の名が付けられている
 →青の6号

クロスオーバー

くろす・おーばー(音楽/用語)

 現在ではむしろフュージョン・ミュージックと呼ばれる事のほうが多い。ジャズ、ロック、クラシック、民族音楽など、さまざまなジャンルの音楽のニュアンスを取り入れた音楽形式。デオダート、スタッフ、ボブ・ジェイムスあたりが元祖か。

黒部進

くろべ・すすむ(人物/俳優)

 言わずとしれたハヤタ隊員ウルトラQ、"甘い蜜の恐怖"のエピソードの木村さん役も彼。ただしなぜか映画では悪役、しかもNo.2、No.3ぐらいの役どころが多い人。なお、最近はハヤタ隊員というよりもレナ隊員のお父さん、というイメージの方が強いかも

クロマキー

くろま・きー(映画/用語)

 巨人の助っ人とは関係ない(誰もそんなこと聞いてない)。特定の色(多くの場合青。何でも人間の肌の色の補色だからなのだとか)を機械的に"抜き色"として透明処理する合成技術。ブルーバック合成とも。

黒丸尚

くろまる・ひさし(人物/翻訳家)

 惜しくも夭折されたSF翻訳の名手。"ワイルド・カード"シリーズを日本に紹介したのが最後の仕事になってしまった。

クロムウェル

くろむうぇる(軍事/車体)

 英国の巡航戦車。英国の清教徒革命の英雄から名前を取った戦車で、比較的安定した性能をもっていたが、そんなことよりもフランス、ヴィレル・ヴォカージュでたった一両のティーガー戦車によって20数台が撃破されたことで不名誉な知名度を得る。ちなみにこのときの相手役が、かの有名なミハエル・ヴィットマン。

クワイ・ガン・ジン

くわい・がん・じん(映画/キャラクタ)

 ジェダイマスターでオビ・ワン・ケノービの師にあたる人物。ジェダイ騎士道を極めたにしては案外向こう見ずなところや情にほだされるところもある。このあたり、弟子であるオビ・ワン、さらに彼の弟子であるルーク・スカイウォーカーにもしっかり受け継がれている感じ。シスの暗黒騎士ダース・モールと戦い、破れる。
 →スター・ウォーズ/ファントム・メナス

グワジン

ぐわじん(アニメ/メカ)

 ジオン寓の新鋭宇宙戦艦。当初は大気圏再突入も可能な冠として設計されたが、大気圏突入の実験には失敗。ただしその他の性能は良好だったため、あまり多数ではないが量産され、主に指揮官クラスの座乗艦となる。基本的に"グワ"ではじまる艦名を持つが、幾つか例外もあり。
 →機動戦士ガンダム

クワトロ・バジーナ

くわとろ・ばじーな(アニメ/キャラクタ)

 一年戦争終結寸前に姿を消したシャア・アズナブルが再び登場したときに使っていた名前。一年戦争当時に死亡した連邦の軍人のIDを利用している、とかいう設定ではなかったか。ちなみに"4"を意味するクワトロだが、これは本名のキャスバル・レム・ダイクンジンバ・ラルに引き取られた後のエドワウ・マス、ジオン軍時代のシャア・アズナブルに続く4つ目の名前、という意味を持たせているのだろう。
 →機動戦士Zガンダム

グンナー・ニルソン

ぐんなー・にるそん(人物/レーサー)

 スウェーデン人のF1レーサーで、全盛期のチーム・ロータスでナンバー2ドライバーを務めるがガンにより死亡。故国スウェーデンには彼が始めた"グンナー・ニルソン癌基金"という援助団体が存在している。富士で行われたF1日本グランプリでは、マリオ・アンドレッティとはカラーリングの異なる、赤い"インペリアル仕様"のロータス78をドライブした(本選では未使用)(レース途中でリタイヤ)。オレの尊敬してやまないレーサーの一人。

ワークのM川さんからご指摘いただきました。どうもありがとうございましたっ。

軍用行李二号

ぐんよう・こうり・に・ごう(映画/用語)

 本来行李というと、竹や柳の木で編んだ物だが、さすがに軍用、しっかりした板づくりになっている。仁木博士が自らの研究資料を収めたハズの行李。だが実際にその中に収められていたのは、大西中尉らによって横領されていた金塊だった。
 →電送人間