−す−

スーザン・ワトスン

すーざん・わとすん(映画/キャラクタ)

 国連所属の潜水艦、"エクスプロアー"号に乗り込む看護婦。日本人、野村二郎三佐と恋仲らしいが、やけにネルスン司令にばっかくっついてないかーキミ?演じるはリンダ・ミラー、声の出演に山東昭子。
 →キングコングの逆襲

スーツアクト

すーつ・あくと(映画/用語)

 着ぐるみに人間が入って演技すること。中島春男さん、薩摩剣八郎さんなど、日本映画ではスーツアクターも注目され、固有の人気を得ているが、外国映画で有名なスーツアクターってことになると誰になるんだろう………デビッド・プラウズ(チューバッカ)とかは本職じゃないし………。あ、ケニー・ベイカーかな。

スーパーX

すーぱー・えっくす(映画/メカ)

 陸上自衛隊が極秘裏に開発していた"首都防衛戦闘機"、T−1型。なんなんだその"首都防衛"ってのは。ゴジラがぶっ倒れたとたん、喜んで握手しまくるような抜け作の搭乗員しか揃えられなかったせいで、詰めをおろそかにして倒壊するビルの下敷きになってジ・エンド。田中友幸氏がアイディア出ししたといわれる、カブトガニ風のフォルムは決して悪くないと思うんだが………。
 →ゴジラ

スーパーX2

すーぱー・えっくす・つー(映画/メカ)

 対ゴジラ用に特化した、"スーパーX"シリーズ(なのか?)2号機。ゴジラの熱線を1万倍にしてはね返す"ファイヤーミラー"がメインの武器。無能な乗員を乗せとくぐらいなら、ってわけでこの機体は遠隔操縦が可能な無人戦闘機。
 →ゴジラvsビオランテ

スーパーX3

すーぱー・えっくす・すりー(映画/メカ)

 こちらは特にゴジラ用というわけでなく、(まあゴジラの迷惑も考慮してるんだろうけど)巨大災害時の救助活動用に特別に開発された機体。こんな機体を造る予算があったら、そいつを全部冷凍ミサイルとやらにつぎ込んだほうがよほど現実的だと思うのだが………。まあ明確なコンセプトもなしに、やたら高性能で高額な装備をしたがるあたりは、確かに今の日本の軍隊らしい感じがしますな。
 →ゴジラvsデストロイア

スーパーカー

すーぱー・かー(TV/タイトル)

 ジェリー・アンダーソンによる"スーパーマリオネーション"第一弾作品。さすがにリアルタイムでは見れなかった。だいたいその頃、家にテレビなかったんじゃねーか(苦笑)?

すーぱー・かー(その他/用語)

 マンガ"サーキットの狼"で有名になった、世界各国の高性能スポーツカーの総称。ただし"スーパーカー"なんぞという言葉は日本でしか通用しない。フェラーリに代表される、イタリア製超高級スポーツカーは、一般には"エキゾチックカー"と呼ぶ。

スーパーガンダム

すーぱー・がんだむ(アニメ/メカ)

 つい最近までアレをそう呼ぶのだとは知らなんだ。ちなみに"アレ"とはガンダムMk.IIとGディフェンサーが合体した姿。
 →機動戦士Zガンダム

スーパー・スター・デストロイヤー

すーぱー・すたー・ですとろいやー(映画/メカ)

 帝国の最新、最大、最強の宇宙戦艦。1番艦"エグゼクター"はシス卿の専用艦。スター・デストロイヤーすら小さく見える巨体と強大な兵裝を誇るが、艦隊同士の決戦以外の局面ではデカイばかりで役たたずの一面もありますな。
 →スター・ウォーズ

スーパージェッター

すーぱー・じぇったー(アニメ/タイトル)

 原作は久松文男。脚本に筒井康隆氏をはじめとする新進気鋭(当時)のSF作家が参画した黎明期のテレビSFアニメ。呼べば飛んでくる愛機"流星号"はたぶんオレがはじめて惚れ込んだアニメ・メカ。ただし本作品の主役は"流星号"ではなく"タイム・ストッパー"である。

スーパージョリーグリーン・ジャイアント

すーぱー・じょりーぐりーん・じゃいあんと(軍事/機体)

 米空軍の捜索/救難ヘリ、シコルスキーHH−53D"スーパージョリーグリーン・ジャイアント"。H−53シリーズはアメリカで広く使われる大型へりで、通常は"スーパースタリオン"の名前のほうが有名だが、派生型のいくつかには別な名前がつけられている

スーパーセイバー

すーぱー・せいばー(軍事/機体)

 ノースアメリカンF−100"スーパーセイバー"ジェット戦闘機。アメリカ空軍初の超音速ジェット戦闘機として設計された機体。実用化された時には装備品の重量などもあり、超音速での飛行は出来なくなっていたが、トータルバランスにすぐれ、空軍を退役したあとも州空軍などで長く現役にあった。非常にオーソドックスな"じぇっときー"って感じのスタイルがマルである(^o^)

スーパーマリオネーション

すーぱー・まりおねーしょん(TV/用語)

 ジェリー・アンダーソンによって開発されたマリオネーションのこと。その最大の特徴は、声優の発する音声に合わせて唇が連動する"リップ・シンクロ・システム"にあるのだが、個人的に"スーパーマリオネーション"の真骨頂というのは、それまでの横断面主体の人形劇に、積極的に奥行きと鳥瞰視点を持ちこんだことにあると思う。

スーパーマリオブラザース

すーぱー・まりお・ぶらざーす(ゲーム/タイトル)

 任天堂が産んだ世界でもっとも有名なテレビゲームソフト・シリーズ。ユーザーを迷いなくゴールへと導く親切設計と、各ステージのプレイヤーアクションとステージのしかけのバリエーション、さらに、その気になればプレイヤーに高い自由度を与えるという、相反する要素が高い次元で両立したソフト。アクションやしかけのおもしろさでこのゲームを超えるものもあるが、トータルの完成度というかサービス精神みたいなものではいまだに他の追随を許さない。横スクロールアクションゲーム以外に、さまざまなジャンルでシリーズが展開されている。

スーパーマリオ/魔界帝国の女神

すーぱー・まりお・まかい・ていこく・の・めがみ(映画/タイトル)

 アメリカでも大人気の"マリオ"をベースに作られた完全オリジナルのハリウッド版"マリオ"。1993年制作。とにかくマリオを演じたボブ・ホスキンスがあまりにも、どうみても、誰が見てもマリオにしか見えないのがスゴい。ただし映画自体は、かなりダークでフリークスな感じ。ゲームを知っている人ほど拒否反応が強いようだが、そんな人達も名優デニス・ホッパーのクッパ大王には賞賛を惜しまないのがなんか愉快。

スーパーマン

すーぱーまん(マンガ/タイトル)

 アメリカン・コミックスを代表するスーパーヒーロー。はるかに進歩した星の宇宙人が地球にやってきて、人間の姿を借りて暮らしながら一朝有事の際には超人となって、ってパターンは洋の東西を問わず王道といえるが、ばかでかい大仏様や仁王様の国では超人は巨大化し、等身大の十字架像の国では超人といえど、サイズは等身大なのが面白いですな。

すーぱーまん(映画/タイトル)

 1978年アメリカ。ワキにマーロン・ブランド、スザンナ・ヨーク、ジーン・ハックマンといった大物を配した大作映画。"ゾプティック・システム"(だったかな)という一種のフロント・プロジェクション(スーパーマンのコスチュームがブルー系なため、通常のブルーバック合成が困難だった)によるスーパーマンの飛行シーンの自然な感じが話題になったが、映画としてのできは並よりちょい上、ぐらいなんじゃないか。名カメラマン、ジェフリー・アンスワースの遺作であり、この作品は彼にささげられている。

すーぱーまん(映画/キャラクタ)

 現在我々が連想するスーパーマンは、もとは舞台俳優だったクリストファー・リーブ。それより年配の人であればテレビシリーズのジョージ・リーブスを連想されるのではないかな。クリストファー・リーブの時代はさすがにそんなことはなくなったが、ジョージ・リーブス時代はまだまだテレビと現実の境界があいまいで、ジョージ・リーブスにむかって「空を飛んでくれ」なんて言ってくるファンも多かったのだそうだ。結局"スーパーマン"であることの重圧に押しつぶされ、ジョージは自殺してしまう。

スーパーマン2/冒険編

すーぱーまん・つー/ぼうけん・へん(映画/タイトル)

 1983年アメリカ。前作の冒頭でクリプトン星を追放された、ゾッド将軍をリーダーとする三悪人が地球にやってきてスーパーマンと戦う、というストーリー。前作の詩情あふれる美しい映像の魅力はなくなったが、ハデな戦闘シーンやゾッド役の性格俳優、テレンス・スタンプの怪演などもあって楽しめる。トータルとしてこれがシリーズでもっともお薦めの作品なのではないかな。

スーパーマン3/電子の要塞

すーぱーまん・すりー/でんし・の・ようさい(映画/タイトル)

 "電子の要塞"つーよりは単なる"電気の要塞"のようにしかみえない気もするが………。今回の敵は"ナポレオン・ソロ"でおなじみのロバート・ヴォーン。コンピュータ・オタクを使ってスーパーマンに挑戦、という図式自体は目新しいが、映画自体のできは前二作に比べるとかなりトホホ。中盤、酒に溺れ、ヨレヨレになるスーパーマンのシーンは楽しかったけど。

スーパーマン4/最強の敵

すーぱーまん・ふぉー/さいきょう・の・てき(映画/タイトル)

 スーパーマンってずっと三部作だと思ってたぞオレ。こんなのがあったのか………。

スーパーロボット大戦

すーぱー・ろぼっと・たいせん(ゲーム/タイトル)

 バンプレストの人気ゲームシリーズでオレもファンの一人。地球防衛軍の独立部隊"ロンド・ベル"に集まるさまざまなスーパーロボット達の活躍を楽しむ"第四次"までのスーパーロボット大戦シリーズと外伝扱いの"スーパーロボット大戦EX"、このシリーズ用のオリジナルキャラである魔装機神をメインにすえた"魔装機神"、新たなベースストーリーで展開する"新スーパーロボット大戦"からなり、シリーズ全体でのセールスは300万本以上とか。さまざまなアニメの主役ロボが共闘する、という夢のような図式を実現した時点で勝ったも同然と思われがちだが、各ロボットごとのストーリーや設定を心憎いばかりにゲーム内に反映させるウィンキーソフトのプロデューサー、坂田氏の力量がなければここまでの完成度はあり得ない。坂田氏があまり深くかかわっていないといわれる"新〜"の完成度が格段に落ちるのを見てもそれは明らか。個人的にはガンダム世界を上手にゲームストーリーに絡めた"第三次〜"が一番好き。

スーペリアガンダム

すーぺりあ・がんだむ(模型/メカ)

 "モデルグラフィックス"誌で連載されたオリジナル・ガンダムストーリー、"ガンダムセンチネル"に登場するガンダム。ZZガンダムの発展強化型という位置づけではなかったかな。"スーペリアガンダム"の名前が商標上まずいということで、"Sガンダム"と改名された。ゲームの世界ではガンダム正史に登場する機体として位置ずけられていた(時期もあった)。

推力重量比

すいりょく・じゅうりょう・ひ(航空/用語)

 ジェット機の大まかな性能を判別する指標の一つ。エンジンの推力を機体の重量で割った値。この数字が1より大きければ、エンジンの推力より機体が軽い→理論上は翼なしでも飛行が可能、ということになる。有名なデモ機動、"テールスライド"は推力重量比が1を超える機体の特権。

推力変更ノズル

すいりょく・へんこう・のずる(航空/技術)

 ヴェクタースラスト・ノズル。通常はエンジンのノズル部分に可動式の整流板を設置し、これによって推力をエンジンの中心線とは異なる方向に向けるためのしかけ。ヴァルキリーの"足"になる部分も、推力変更ノズルの役割を果たしているといえる。

スウェーデンボルグ

すうぇーでんぼるぐ(人物/作家?)

 霊界との交信記録を綴った著書などで有名な人物。"サイボーグ009"の"海底ピラミッド"編では謎の敵(ともちょっと違うか)、サンジェルマン伯爵の仮の姿でもあった。この人は実在の人で、その心霊世界に関する考察はヘレン・ケラー等にも影響を与えたんだそうだ。

末弥純

すえみ・じゅん(人物/イラストレーター)

 最近人気急上昇のSF/ファンタジー系のイラストレーターだが、活動の歴史は結構古い。超絶的に美しいがどこか病的、というキャラクターを描いたら天下一品。彼がイラストを担当することになったことで、"グイン・サーガ"がどういう方向に行くのかが大変楽しみなのだが、個人的には"ワイルドカード"の続きが読みたいっす、って末弥さんにお願いしてもしかたないんだけど

ズォーダー大帝

ずぉーだー・たいてい(アニメ/キャラクタ)

 白色彗星帝国の帝王。傲岸不遜の大悪人だが、なぜか印象薄いヒト
 →さらば宇宙戦艦ヤマト

スカートつき

すかーと・つき(アニメ/用語)

 当初"ドム"を呼ぶのに使われた名称。腰から下がスカート状に拡がった形を指してこう呼ばれたわけだが、ジオン系のモビルスーツは比較的この形状を多く採用している。対する連邦のモビルスーツは、ブルマスタイルってことになるのかしらん
 →機動戦士ガンダム

スカイウォーカー・ランチ

すかいうぉーかー・らんち(その他/地名)

 昼飯がどういう関係があるのかといぶかっていたんだが、この"ランチ"、"lunch"ではなく"ranch"。こっちには"大農園"って意味があるらしい。ジョージ・ルーカスが"スター・ウォーズ"の成功で手にしたお金で買い取った広大な土地につけた名前で、この中にILMも入っている。

スカイウォーリア

すかい・うぉーりあ(軍事/機体)

 ダグラスA3Dスカイウォーリア。空母から発進する核攻撃可能な大型攻撃機のコンセプトのもとで開発された機体。設計主任はダグラスを代表する奇才、エド・ハイネマン。核攻撃の主体が弾道弾に移り、本来の目的には使用されなかったが、設計の優秀さに助けられ、さまざまなサブタイプが長く使用されつづけた

菅井きん

すがい・きん(人物/女優)

 "必殺"の「ムコ殿!」の印象が強いが、いやしくも特撮ファンなら、"ゴジラ"の女性代議士役を忘れちゃいかんだろう。「ばかものぉっ!事実は堂々と公表しろっ!」革新政党が元気だった頃の代議士の典型ですな。

スカイシップ1

すかい・しっぷ・わん(映画/メカ)

 劇場版サンダーバード第2作"Thunderbird 6"のゲストメカ。ブレインズが"ミスター・エックス"を名乗ってニュー・ワールド・エアクラフト・コーポレーションのために設計した最新鋭の飛行船。反重力装置で空中に浮かび、ジェットエンジンで飛行する。
 →サンダーバード6号

スカイスクレイパー

すかい・すくれいぱー(その他/用語)

 摩天楼のこと。"スクレイプ"ってのは"こそぐ"とか"えぐる"って意味。バイオリンの工具に"スクレイパー"ってのがあったような気がする。空をえぐるから"スカイスクレイパー"。ほたらなにか、埋め立て地は"シースクレイパー"なのか?(そんなわけなかろう)

スカイダイバー

すかいだいばー(TV/メカ)

 S.H.A.D.Oが世界の七つの海に配置する世界最高の潜水艦。古今東西の潜水艦の中で、黒鮫号の次にかっこいい潜水艦だと思うぞ。艦首部分が"スカイ1"と呼ばれるジェット戦闘機になっており、水中から発進して地球に進入したUFOを迎撃する。"SKYDIVER"って書かれたロゴの"SKY"の部分までが"スカイ1"に書かれており、分離すると垂直尾翼の"1"と併せて"SKY1"になる、というあたりの小技の冴えはさすがですな。
 →謎の円盤UFO

スカイトラスト

すかい・とらすと(TV/メカ)

 ブレインズハイラム・K・ハッケンバッカー名義でアトランティック・エアラインのために設計した新型超音速ジェット機。胴体着陸時の燃料引火による爆発事故の危険性を減ずるために、燃料タンク部分を機体から切り離す機構を持った旅客機。
 →サンダーバード

スカイトレイン

すかい・とれいん(軍事/用語)

 ダグラスC−47"スカイトレイン"輸送機。正体はベストセラー旅客機、DC−3"ダコタ"。

スカイドン

すかいどん(TV・怪獣)

 突然宇宙から飛来した、"メガトン怪獣"の異名をとる20万トンの重量級の怪獣。大した悪さもしないので、妙な仏心をおこした科特隊によって、殺すのではなく宇宙へ放逐しようという作戦がたてられるが、このせいで騒ぎは返って大きくなってしまった
 →ウルトラマン

スカイナイト

すかい・ないと(軍事/機体)

 ダグラスF3D"スカイナイト"艦上ジェット戦闘機。初のジェット夜間戦闘機なのだがネーミングの"ナイト"は"Knight"ではなく"Night"。"Night"ではなく"Knight"。黎明期のジェット戦闘機はプロペラがなく、最低地上高を低くできるのがよほどうれしかったのか、どれも地上姿勢が低く、エンジンのメンテナンスなどがしやすい様に考えられている。これと非力な小さなジェットエンジンの双発の構成というのが、初期のジェット機のデザインの一大特徴になっている。

ワークのM川さんからご指摘いただきました。どうもありがとうございましたっ。

スカイホーク

すかい・ほーく(軍事/機体)

 ダグラスA4Dスカイホーク。ダグラス社の小型傑作艦上攻撃機。戦闘機並みの運動性を持ち、ベトナム戦争では実際にミグ戦闘機と渡り合ったこともある。映画"トップ・ガン"でも現実同様に仮想敵機役で大活躍。派手な塗装も多く、米海軍機ファンの人気も高い。

スカイホエール

すかい・ほえーる(TV/メカ)

 勝手に吠えてろ
 →ウルトラマンタロウ

スカイヤーズ5

すかいやーず・ふぁいぶ(アニメ/タイトル)

 うーむほとんど覚えていない。作、川崎のぼる氏になるグループ・スパイアクションで、コイツはもともと"ジャンプ"に連載されていたらしい。アニメ化もされ、大ヒットとまでは行かなかったが、そこそこの人気を得てたはずだ。

スカイランサー

すかい・らんさー(軍事/機体)

 ダグラスF5D"スカイランサー"艦上ジェット戦闘機。一定の成功を収めたF4D"スカイレイ"の後継機として、その設計をもとに拡大再設計された優美な機体だが、バージョンアップ版は新製品には勝てない、という理屈のとおり、採用されたのはより斬新な設計の、F8U"クルーセイダー"の方だった。

スカイレイ

すかい・れい(軍事/機体)

 ダグラスF4D"スカイレイ"艦上ジェット戦闘機。優美なデルタ翼の美しい小型戦闘機。デザインは鬼才、エド・ハイネマン。明るいグレイで塗装された、米海軍機が限りなく魅力的に見える時代の代表的な戦闘機の一つ。

すかい・れいだー(軍事/機体)

 ダグラスADスカイレイダー。攻撃機を意味するA、ダグラスのメーカー記号Dの間に数字がないことから判る通り、ダグラス初の艦上攻撃機.単発レシプロの機体とは裏腹に、大変な爆弾の搭載量を誇る。

スカッド

すかっど(軍事/ミサイル)

 旧ソ連が開発した地対地攻撃用の短距離弾道ミサイル。湾岸戦争で一躍その名が有名になったが、イラクが使用したのはスカッドを参考に自国で生産したミサイルで、名前も"アル・フセイン"っていうのがホント。

スカッドガンダム

すかっど・がんだむ(アニメ/メカ)

 ネオイラクのモビルファイター。活躍する間もなくガンダムマックスターにたたきのめされる、完全な咬ませ犬。
 →機動武闘伝Gガンダム

 おっとっと、"ネオイラク"とは一言も言ってないんですな。てことで"ネオ中東某国"、ってことで。

スキージャンプ

すきー・じゃんぷ(艦船/用語)

 スキージャンプ式甲板のこと。5°〜10°ほどの傾斜を付けた飛行甲板を滑走して離陸させることで、VTOL機の最大離陸重量を増加させるシステム。言われて見れば単純なアイディアだが、人間ってのはなかなか、その単純な中に潜む真理を見抜けないものであるね。発案者は英国海軍の中佐で、このアイディアで彼は結構な額の賞金を手にしたんだそうだ。

スキップジャック

すきっぷ・じゃっく(軍事/艦名)

 アメリカの攻撃型原潜、スキップジャック級のネームシップ、SSN−585"スキップジャック"。以下同型艦に、"スキャンプ"、"スコーピオン"、"スカルピン"、"シャーク"、"スヌーク"がある。ごく初期の原潜で、70年代には退役している。

すきっぷ・じゃっく(マンガ/メカ)

 損傷を受け改装された707号に搭載された新兵器。一種のアクティブ・ホーミング魚雷なのだが、敵の接近を感知して自動発射、自動追尾するのがミソ。ウルフの新鋭艦、UX号に損傷を与える。
 →サブマリン707

スキャナーズ

すきゃなーず(映画/タイトル)

 1981年アメリカ。"ザ・フライ"のデヴィッド・クローネンバーグ監督による超能力スプラッタ映画。超能力者同士の戦いで、負けたほうの顔面が膨張して破裂するシーンだけがやたら有名。CGI全盛となる前の"これがSFX技術だ!"的な番組では、必ずお目にかかりますな。

スクランブル

すくらんぶる(軍事/用語)

 領空侵犯機に対する、迎撃戦闘機の緊急発進のこと。

すくらんぶる(ゲーム/タイトル)

 コナミの初期のアーケードでのヒット作。横スクロール画面のマップを、自機を操って敵機や地上構造物を破壊しながら進んでいくゲーム。レバーを進行方向と反対に入れることで自機のスピードを落とすというフィーチャーがはじめて(かな)取り入れられた作品。

スコーピオン

すこーぴおん(軍事/機体)

 ノースロップF−89"スコーピオン"ジェット戦闘機。世界初の全天候ジェット戦闘機。細い尾部からピンと立ち上がった尾翼は確かに"サソリ"を連想させる。コイツの最大のウリは、なんといっても翼端に装備された"マイティ・マウス"ミサイル。一気に小型ミサイルを104発ぶっぱなす、という豪快なこのミサイルの弾幕の及ぶ面積は、軽くラグビー場ぐらいの面積になるんだそうだ。

すこーぴおん(軍事/戦車)

 英国の軽戦車。現在はそのシャーシを流用した"セイバー"軽戦車が主力。パソコンゲーム、"大戦略"を英国でプレイするときに、序盤で役に立ってくれるユニット。

スコーピオン号

すこーぴおん・ごう(TV/メカ)

 地球防衛軍が開発した新型の宇宙ロケット。完全な自動運行可能な宇宙船で、その実機テストの際は、乗員は睡眠状態で搭乗していた。どうも航路チェックにバグがあるようで、あっさり第4惑星に捕獲されてしまったりする
 →ウルトラセブン

スコープドッグ

すこーぷ・どっぐ(アニメ/メカ)

 ギルガメス星系の主力AT(アーマード・トルーパー)。キリコ・キュービィが愛用する機体で、ぐりんぐりんまわる3個のレンズがチャームポイント。
 →装甲騎兵ボトムズ

ズゴッグ

ずごっぐ(アニメ/メカ)

 すごっくかっこいい、なんちて(殴/蹴)。MSN−07"ズゴッグ"。ジオン公国の水陸両用モビルスーツ。水陸両用モビルスーツの場合、冷却材として海水をふんだんに使用できるので、同じサイズの陸上型モビルスーツに比べると、格段に動力性能や武器のパワーが上なんだそうだ。中でもこの機体はバランス的にも申し分ない性能を持っていたようで、シャアも一時使用してたりする。
 →機動戦士ガンダム

スコダ

すこだ(メカ/車両メーカー)

 チェコの車両メーカー。"シュコダ"や、ちう人もいるがいちおうスコダで。第二次大戦初頭の最優秀戦車、スコダ38(t)で知られる。大戦初頭のドイツ陸軍の快進撃は、ドイツ戦車の優秀性というよりも、チェコ併合により大量に入手できたスコダ社の戦車に拠るところが大きい。

スコッティ

すこってぃ(TV/用語)

 風のささやき………ってそれはティッシュ。スコットランド人、モンゴメリー・スコット機関長の愛称。日本語版では"チャーリー"だったね。
 →宇宙大作戦

スコット・トレーシー

すこっと・とれーしー(TV/キャラクタ)

 トレーシー家の長男。1996年4月14日生まれ。エール大学、オックスフォード大学で学んだ後、トレーシー大学で宇宙飛行士の資格を取得。アメリカ空軍に入隊していたこともあり、トレーシー家の兄弟で軍隊経験があるのは彼だけ。
 →サンダーバード

スター・ウォーズ 新たなる希望

すたー・うぉーず・あらたなる・きぼう(映画/タイトル)

 記念すべき"スター・ウォーズ・サーガ"の開幕作品。スター・ウォーズの世界は、"ホイルス星系誌"という一種の叙事詩に語られた出来事で、"新たなる希望"からの3つの話は、各3話で構成される3部作のこの叙事詩のなかの第2部、"ルーク・スカイウォーカーの冒険"というパートになるという。で、エピソード4〜6、と冒頭で表記されるわけ。つい最近"特別版"が公開されたが、やはり20年前のあのショックには及ばない。予備校生だったオレ、握り飯をもって映画館に出かけ、初日にぶっ続けで3回見た覚えがある。

スター・ウォーズ ジェダイの復讐

すたー・うぉーず・じぇだい・の・ふくしゅう(映画/タイトル)

 "ルーク・スカイウォーカーの冒険"の完結編。当初は"Revenge of Jedi"のタイトルだったが、一応正義の味方のジェダイ騎士が"復讐"(Revenge)ってのはいかがなものかということで、急遽タイトルは"Return of Jedi"、"ジェダイの帰還"と変更された。ただし日本では"復讐"のまま。さしものルーカスも、広げすぎたフロシキをうまく畳むことはできなかったようで、ビジュアルなクオリティの高さとは裏腹に、ストーリー面は不満が残る。特にクライマックスでは同時に3ヶ所で話が進行するため、どのエピソードにもノリ切れないまま、大団円を迎える結果になってしまって大変残念。初登場のキャラ、ジャバ・ザ・ハットやイウォークも、果たして"スター・ウォーズ"の世界にとって必要だったのかどうか、賛否がわかれるところだろう。

スター・ウォーズ 帝国の逆襲

すたー・うぉーず・ていこく・の・ぎゃくしゅう(映画/タイトル)

 "スター・ウォーズ"5番目のエピソードは基本的に負け戦の物語。オレの周りには「『帝国の逆襲』が一番好き」という友人が多い。オレもかなり好き(ただしこれはエピソードⅣは別格、という前提付きのお話)。冒頭、ルークがワンパに襲われて顔をけがするシーンがあるが、これはクランクイン直前にルーク役のマーク・ハミルが交通事故で顔を負傷してしまったため、急遽追加されたシークエンスだという。おかげで上映時間がちょっぴり長くなる結果になった。

スター・ウォーズ ファントム・メナス

すたー・うぉーず・ふぁんとむ・めなす(映画/タイトル)

 こちらが"スター・ウォーズ"の歴史の上では、正真正銘の第一作目。エピソードⅣ以降の敵役である帝国が、いかに共和国に取って代わっていったかを描く三部作。豪華絢爛たる映像は必見だが、シンプルであるが故に有無を言わせぬ疾走感と高揚感に満ちていた旧作(エピソードⅣ)のあの味わいは感じられない。残念な話じゃ。

スターウルフ

すたー・うるふ、スターウルフ・シリーズ(本/タイトル)

 スペースオペラの父、エドモンド・ハミルトン原作のSF小説。高重力の惑星ヴァルナに暮らす宇宙海賊、"スターウルフ"の一人、モーガン・ケインが地球人とともにさまざまな冒険に巻き込まれていく、というストーリー。こいつを翻案したのが………

すたーうるふ(TV/タイトル)

 円谷プロによるテレビシリーズ。高圧空気でほっぺたの肉をぷるぷるさせて、宇宙船に高Gがかかってるって描写をしてましたな。印象に残ってるのはそれぐらいっす。視聴率も振るわず、後半は"宇宙の勇者/スターウルフ"と改題していたが効果は無かったようで………。

すたーうるふ(ゲーム/キャラクタ)

 スターフォックスを目の敵にする雇われ宇宙戦闘機隊"スターウルフ"のリーダー。ゲーム進行によっては、改造人間化して再登場してくる。

スターシップ・トゥルーパーズ

すたーしっぷ・とぅるーぱーず(映画/タイトル)

 ハインラインの同名の小説(日本では"宇宙の戦士")を"ロボコップ"のポール・バーホーベンが監督したSFX超大作。輪切りになって燃えながら墜落していく宇宙船とかエイリアンたちの動きとか、見所満載なんだが、お話的には忠実にハインラインの原作をなぞってる様に見せかけながら、じつはハインラインが高らかに謳いあげたかったものを徹底的におちょくっている、というなかなかトリッキーな作品。悪くないけど、良くもない。

スタージョンの法則

すたーじょん・の・ほうそく(その他/用語)

 SF作家、シオドア・スタージョンの唱えた法則、「SFの90%はクズである。しかしあらゆるものの90%もクズである」のこと

スター・デストロイヤー

すたー・ですとろいやー(映画/メカ)

 帝国宇宙艦隊の主力艦で、スター・デストロイヤーは艦名ではなく艦種を表す。本来デストロイヤーってのは駆逐艦の事だけど、この世界では星すら破壊する、って意味合いなんだろう、エピソード4〜6に登場するのはインペリアル級スター・デストロイヤー。全長1600メートルってことは、マクロスよりでかいんであるこの艦。
 →スター・ウォーズ

スター・トラック

すたー・とらっく(コミック/タイトル)

 新田たつお作のパロディSFマンガ。宇宙空間を走るトラックが左折巻き込みで人をはねてさあ大変、という、くだらなくてあいた口がふさがらないような作品。大好き(^o^)。なお、この作品中の航星日誌の日付は8823。

スター・トレック

すたー・とれっく(TV/タイトル)

 →宇宙大作戦

スター・トレック

すたー・とれっく、スター・トレック・ザ・モーションピクチャー(映画/タイトル)

 通称STTMP。5年間の調査航海を終えて大改装中のエンタープライズ号と、地球に接近する謎のエイリアンの遭遇を描く劇場用映画第一弾。監督に巨匠ロバート・ワイズ、SFXにはジョン・ダイクストラ、映画史上空前(当時)といわれる4,000万ドルの巨費を投じて制作されたが興行的には今一歩。これが災いしてその後のスター・トレック映画はTV版の大がかりな延長でしかないものになってしまう。正々堂々の"SF映画"を造ろうとした第1作はもっと評価されていい。

スター・トレック カーンの逆襲

すたー・とれっく/かーん・の・ぎゃくしゅう(映画/タイトル)

 TVシリーズ"宇宙の帝王"のエピソードに登場した優生人類カーンとカーク達エンタープライズのクルーの闘いを描く。"コバヤシ丸・テスト"、"ジェネシス・システム"などのちのち遊べるネタが多数あった。

スター・トレック ザ・ネクスト・ジェネレーションズ

すたー・とれっく・ざ・ねくすと・じぇねれーしょんず(TV/タイトル)

 通称STTNG。エンタープライズの時代からさらに未来。新しいエンタープライズとそのクルー達の冒険を描く。大変丁寧なドラマづくりとキャラクターの魅力で人気シリーズとなり、新たなトレッキーの獲得に成功した。

スター・トレック ディープ・スペース・ナイン

すたー・とれっく・でぃーぷ・すぺーす・ないん(TV/タイトル)

 よく知りません

スター・トレック 故郷への長い道

すたー・とれっく・ふるさと・への・ながい・みち(映画/タイトル)

 劇場版第四作。スター・トレック、TVシリーズお得意の、"20世紀へタイムスリップ"ネタ。Macを使うスコッティ、という笑えなくもないシーンもあったが、なにも映画でやらなくても………ってお話じゃあないだろか。ちなみにこのエピソードから、NCC−1701"A"エンタープライズ、などというワケの判らんもんが出てきて、話をややこしくするんだった

スター・トレック ボイジャー

すたー・とれっく・ぼいじゃー(TV/タイトル)

 よく知りません

スター・トレック ミスター・スポックを探せ

すたー・とれっく・みすたー・すぽっく・を・さがせ(映画/タイトル)

 劇場版"スター・トレック"の第三作。爆発するエンタープライズの第一船体のシーンが話題になった。

スターファイター

すたー・ふぁいたー(軍事/機体)

 ロッキードF−104"スターファイター"ジェット戦闘機。ケリー・ジョンソンの手になる、極めてアグレッシブなスタイルから、"人間の乗る最後の戦闘機"などと喧伝されたが、もちろん最後にはならなかった。高速性能を追求した小型軽量の機体が、本家アメリカでは逆に災いして、さほど多くは配備されなかったが、日本、西ドイツなど各国が採用してベストセラー戦闘機となる。日本では"栄光"のニックネームが付けられた。

スターファイア

すたー・ふぁいあ(軍事/機体)

 ロッキードF−94"スターファイア"ジェット戦闘機。P−80をベースに複座への改造を施した全天候ジェット戦闘機。一見P−80だが、よーく見ると意外に別なスタイルをしてたりする。

スターフォックス

すたー・ふぉっくす(ゲーム/タイトル)

 スーパーファミコン初の本格的3Dポリゴン・シューティング。たしか3D演算用のFXチップとかいうのを積んで、非力なスーファミでそれなりにぐりんぐりんと機体を動かしていた。もっとも64版の"スターフォックス64"をプレイした後だと、さすがにトロくさく感じちゃうけどね。

スターフリート

すたー・ふりーと(映画・TV/用語)

 惑星連邦の宇宙艦隊で連邦議会に直属する。

スターラスター

すたー・らすたー(ゲーム/タイトル)

 ナムコ製、ファミコン時代の秀作3Dシューティングゲーム。ファミコンにしておくのがもったいないくらいいい出来なので、ぜひリニューアルしていただきたいものだ。ファミコンの2コン(コントローラー2)のマイクに対応した、数少ないソフトでもある。

スダール

すだーる(TV/怪獣)

 第23話、"南海の怒り"に登場する、コンパス島の住民に島の守護神として恐れられている大ダコ。ほんとにただのタコ。"キングコング対ゴジラ"の大ダコのシーンが上手に使われていたはず。いつものことだが記憶があやふやなのでちゃんと確認しておきます
 →ウルトラQ

スタック

すたっく(ゲーム/用語)

 シミュレーションゲームの用語で、同じ箇所に複数のユニットが重なる(スタックする)、その状態によって、ユニット自体の能力に変化が生じることを表す。早い話がザクが一機あっても、操縦するのが一般兵士とシャア少佐では戦力的には大きな隔たりができる、ってことだ。スタックの考え方の導入で、ボードによるシミュレーションでの効果判定には繁雑な計算が必要となり、これを簡略化したコンピュータ・シミュレーションゲームがヒットすることになる。

スタンピート

すたんぴーと(マンガ/メカ)

 ""の潜水艦に配備される特殊魚雷。発射後四度にわたって走行コースを変え、その都度形状も変化させながら、目標が思いもよらないところから当たってくる。最後の"ト"に濁点をつけると、(牛などの)暴走を意味する"スタンピード"(ドゥービーのアルバムにもありましたな)になるけど、関連はあるんだろうか
 →青の6号

ステーション北6318

すてーしょん・きた・ろくさんいちはち(映画/用語)

 国連科学委員会の支部の一つ。所在地は東京。東京支部は6318だが、そこに一番近い基地とおぼしきフィリピンの支部の番号はなぜか2111だったりする。
 →キングコングの逆襲

ステーションホーク

すてーしょん・ほーく(TV/メカ)

 地球防衛軍の宇宙ステーション、V1〜V3に配備される宇宙用迎撃機。大気圏脱出/突入能力を持ち、大気圏での機動も可能な小型戦闘機で1号、2号の二つの形式が存在する
 →ウルトラセブン

スティーヴン・スピルヴァーグ

すてぃーぶん・すぴるばーぐ(人物/監督)

 おそらく現在世界でもっともカネの稼げる映画監督の一人。大ヒット作を連発し、よく"子供時代の夢をスクリーンに焼きつける"といった、ヒューマニスティックな魅力を強調されるけれど、この人の真骨頂は、客を驚かせてナンボの策士的サービス精神にあると思う。間の外しかた、ツボの押さえかたが圧倒的にうまいのだな。そういう意味で一種の天才なんでありましょう。

スティーブ・マーチン

すてぃーぶ・まーちん(映画/キャラクタ)

 アメリカの通信社、ユナイテッドグローブ社の記者。カイロへむかう途中立ち寄った東京で、ゴジラと遭遇する。以前にも日本に来たことがあり、芹沢博士とは友人同士という設定。アメリカで再編集された"ゴジラ"の狂言迴し的役割をもつ。演じるのはテレビドラマ、"アンタッチャブル"などで知られるレイモンド・バー。
 →GODZILLA

スティルスーツ

すてぃる・すーつ(SF/用語)

 人体から発散する汗などの液体を回収して、老廃物などを分離して再び水分として人体に戻す機能をそなえた服。ちょっちスカトロな感じもするけど、生きるためには贅沢ゆうてられへん。惑星アラキスの必需品
 →デューン/砂の惑星

スティレット

すてぃれっと(軍事/機体)

 ダグラスX−3"スティレット"実験機。初の超音速機のタイトルをベルX−1に持っていかれた名門ダグラス社が、威信をかけて送り出した機体は、その名(スティレット=短剣、裁縫用の目打ち)の通りシャープで有無を言わせぬカッコよさ。ただし当初の目的だった超音速性能は、搭載したエンジンが予想された性能を発揮できなかったため低調に終ってしまった。

スティングレイ

すてぃんぐれい(メカ/自動車)

 アメリカを代表するスポーツカー、シボレー・コーヴェット・スティングレイ。一般に"シェビー"と呼ばれる。

すてぃんぐれい(TV/メカ)

 WASPに配備される高性能潜水艦、スティングレイ・MkIII。艦長はトロイ・テンペスト。
 →海底大戦争

ステディカム

すてでぃ・かむ(映画/用語)

 カメラをスプリングなど(ジャイロが組み込まれているものもあるという)でアームにマウントした手持ちカメラで、撮影者が姿勢を変化させても、カメラの位置がそれにつられて大きく変わらないようにしたもの。"ジェダイの復讐"のスピーダー・バイクのチェイスシーンで有名になった。この技術の応用が、"エイリアン2"に登場するスマートガン。

ストームブリンガー

すとーむ・ぶりんがー(本/アイテム)

 白子の皇子エルリックの揮う魔剣。斬った相手の精気を吸い取って力を増す。対になる魔剣、"モーンブレイド"が存在する

須藤兵長

すどう・へいちょう(映画/キャラクタ)

 軍用行李2号の秘密を知ってしまったために大西少尉らに殺されかかった旧軍人。中本と名前を変え、仁木博士の開発した物質電送装置でかつての恨みを晴らそうとする。演じるは中丸忠男。もうドンピシャのはまり役(^o^)
 →電送人間

須藤真澄

すどう・ますみ(人物/マンガ家)

 "電気ブラン"、"振袖いちま"、"ゆず"など作品多数。以前は別冊宝島等で挿絵も描いたりしていた。独特のペンタッチで描かれる東京下町のきっぷと、しみじみとした読後感が魅力。"アクアリウム"は泣ける。

ストゥーム・トゥルーパーズ

すとぅーむ・とぅるーぱーず(映画/用語)

 →機動歩兵

ストリートファイター

すとりーと・ふぁいたー(映画/タイトル)

 カプコンの大ヒット格闘ゲームの映画化作品。東南アジアに秘密基地を構え、世界征服をもくろむバイソン将軍対国連軍のガイル大佐の戦いを軸に、さまざまなファイターたちが入り乱れる。ガイル役はジャン・クロード・ヴァン・ダム、バイソン役は"ワン・フロム・ザ・ハート"や"アダムズ・ファミリー"などでも知られる性格俳優、ラウル・ジュリア(ちなみに本作品が遺作だとか)。ゲームが好きな人にとっては噴飯モノの作品かも知れないが、わたしゃこの映画のバカさ加減が大好きであります。

すとりーと・ふぁいたー(ゲーム/タイトル)

 初代"ストリートファイター"の最大のウリが圧力感知型の攻撃ボタンにあったことを覚えている人は今どれぐらいいるんだろう………。

ストリーム・ベース

すとりーむ・べーす(マンガ/メカ)

 秘密結社"マックス"の初代秘密基地。全高300メートルの筒状の浮体で、海底海流に乗って海中を移動する。見つけにくいところに隠れるのでなく、常に移動して見つからない、という発想がおみごと。第一部で破壊されてしまい、第二部"ヤマトワンダー"編では普通の秘密基地になっちゃったのが残念っす
 →青の6号

ストリングフェロー・ホーク

すとりんぐふぇろー・ほーく(TV/キャラクタ)

 超音速攻撃ヘリ"エアーウルフ"のパイロット。その名の通り、チェロかなんかが趣味。演じるのは"ビッグ・ウェンズデイ"などでもおなじみの二枚目、ジャン・マイケル・ヴィンセント。
 →超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ

ストラトジェット

すとらと・じぇっと(軍事/機体)

 ボーイングB−47"ストラトジェット"戦略爆撃機。
 →B−47

ストラトス

すとらとす(メカ/車)

 ランチア・ストラトス。ランチアがラリーでの勝利を目指してGTカーのホモロゲーションをぎりぎりクリアするため少数生産されたスポーツカー。ベルトーネのデザインになる車体はきわめてアグレッシブで、特にフルフェイス・ヘルメットのウインドシールドを思わせる、大きくカーブを描いたフロントウインドウが特徴的。ホンダ・シビックとどっこいのサイズのボディにフェラーリ・ディノのV6エンジンを積んだこのマシン、思惑通りラリーで圧倒的な強さを発揮する。"サーキットの狼"の主人公、風吹裕矢の3台目の愛車もこれ。

ストラトフォートレス

すとらと・ふぉーとれす(軍事/機体)

 ボーイングB−52"ストラトフォートレス"戦略爆撃機。15年戦争がB−29によって象徴されるように、ベトナム戦争とその時期のアメリカの軍事を象徴する大型爆撃機。
 →B−52

ストロングザボーガー

すとろんぐ・ざぼーがー(TV/メカ)

 マシーンザボーガーとマシーンバッハが合体してできる強化型ザボーガー。バイク二台が合体してもザボーガーとあんまりサイズが変わらない。カッコよくなってるんだけど、なんか親しみがわかないのはなぜだろう………
 電人ザボーガー

スノースピーダー

すのー・すぴーだー(映画/メカ)

 共和国軍のエコー基地に配備されている小型戦闘機。もとはインコムT−47という非武装のスポーツ用一人乗りエアスピーダー。これを複座に改造し、武装したのがスノースピーダーというわけらしい。
 →スター・ウォーズ/帝国の逆襲

スパイ手帳

すぱい・てちょう(その他/グッズ)

 おそらく現在30代後半以上の年代の方なら、懐かしくて涙ちょちょ切れモノのアイテム。水に溶ける紙、見えないインキのペン、変装小道具などがセットされた小さな手帳は、ごく短い間だが大ヒットした。でもよく考えたら"スパイ手帳"もってたら、"スパイ"だってマルわかりやんけー

スパイトフル

すぱいとふる(軍事/機体)

 ヴィッカース・スーパーマリン・スパイトフル。性能向上版"スピットファイア"として、特に翼の再設計を重点に計画された機体だったが、新しい翼には新設計の胴体が必要ということで、新設計の機体となり名前も新しいものになった。"ムスタング"に匹敵する高性能機だったが、初飛行が1945年4月と、終戦間近だったため17機が製作されただけで終わる。カッコいいよ。

スピーダーバイク

すぴーだー・ばいく(映画/メカ)

 帝国軍がエンドアの緑の月に配備した一人乗りの高速ホバーバイク。わざわざ障害物の多い森の中に配備するような機体じゃないような気がするんだが、うーむ。
 →スター・ウォーズ/ジェダイの復讐

スピード

すぴーど(映画/タイトル)

 沖縄出身の4人の女の子がブレーキの壊れたバスの中で歌って踊る映画………ではない(あたりまえ)。でもインド映画ならやってのけそうな気もするぞ。

スピットファイア

すぴっとふぁいあ(軍事/機体)

 ヴィッカース・スーパーマリン・スピットファイア。第二次世界大戦を代表する名戦闘機の一つ。ドイツ空軍とのバトル・オブ・ブリテンにおいて、劣勢にもかかわらず健闘し、よくドイツ軍の攻勢を食い止めたことで、"英国を救った戦闘機"と呼ばれ、英国民にはなみなみならぬ思い入れのある機体。レジナルド・ミッチェルが設計した機体は優美で拡張性に富み、戦後もしばらく活躍した。

スプライト

すぷらいと(ゲーム/用語)

 ゲームで表示されるもののうち、画面内を自由に移動する事のできるグラフィックのこと。シューティングゲームのミサイルとか、アクションゲームのマイキャラとか。スプライトはテレビ画面の走査線上で直接絵を表示するため、ハードウエア的に負担が大きく、初期のゲームマシンでは一定数以上のスプライトが水平線上に重なって表示されると、制限数を超えたものが表示されないことがあった。"ドラクエ2"などで、街の中の人に話を聞こうとすると、パーティの最後尾のキャラが点滅したりするのはこれが原因。セガをはじめ、ほとんどのメーカーは"スプライト"と呼ぶが、一部に"オブジェ"と呼ぶ向きも存在する

スペース1999

すぺーす・いち・きゅう・きゅう・きゅう(TV/タイトル)

 正式にはスペースと1999の間に”・”が入ってたんじゃなかったかな。サンダーバードを生んだITCの、"謎の円盤UFO"に続く実写SFシリーズ。蓄積された核廃棄物の連鎖爆発で地球軌道を離脱してしまった月に残された人間たちの冒険を描く。ストーリーのバックボーンには、当時人気だった"宇宙大作戦"のコンセプトが取り入れられている。一連のITC作品の魅力である、リアルなメカ描写はこの作品でも健在で、おそらく"現実的なリアリティ"という点ではトップの出来。

スペースインベーダー

すぺーす・いんべーだー(ゲーム/タイトル)

 全日本を席捲した初の大ヒットテレビゲーム。タイトーが開発したがあっという間に膨大なパチ物が世間にあふれかえった。単純なルールの上に抑圧と開放のバランスが絶妙に成り立ったゲームシステムは、今見ても"ゲームのお手本"として充分に通用する。社会現象になるほどのヒットの結果、今でも少々頭の固い人にとっては、テレビゲームというと宇宙モノ、電子音、というイメージが色濃く刷り込まれているようで、小説やテレビなどを見ててもゲーム、ちうモンをちゃんと理解して表現している作品というのは意外と少ない。

スペースゴジラ

すぺーす・ごじら(映画/怪獣)

 左手にサイコガンを仕込んだ怪獣………ちゃうちゃう。ビオランテとの戦いの結果、宇宙に飛び散ったゴジラ細胞がブラックホールに飲み込まれて撹拌され、ホワイトホールから出てきたら新しい怪獣になっちゃってた、というような怪獣(だったよな)。そんな近場にブラックホールがあったとは………。
 →ゴジラvsスペースゴジラ

スペクター

すぺくたー(軍事/機体)

 マクダネルF4H"ファントムII"の、ごく初期の米空軍での愛称。セクト主義でもないだろうが、どこの国でも海軍と陸軍、海軍と空軍の仲ってのはあんまりよろしくないようで。

すぺくたー(映画/組織)

 "007"シリーズに登場する敵方の犯罪組織の名前。" SPecial Executive for Counterintelligence, Terrorism, Revenge, and Extorition"、"防諜、テロリズム、復讐、恐喝の達人"てか。

スペクトラム

すぺくとらむ(TV/組織)

 火星に生息する謎の生命体、ミステロンに対抗するために設立された地球防衛組織。地上12000メートルを航行する巨大空母、クラウドベースを基地にする。
 →キャプテンスカーレット

スペシウム

すぺしうむ(TV/用語)

 火星から取れる物質で、極めて強力な破壊力を有すると思われる物質。バルタン星人はこれが火星にあるため、火星移住をあきらめて地球に侵攻する。これを光線に変えて発射するのがウルトラマンの必殺技、スペシウム光線。でもウルトラマンは火星人ではない。
 →ウルトラマン

スペルゲン・ミラー

すぺるげん・みらー(TV/用語)

 スペシウム光線で壊滅寸前の目にあわされたバルタン星人が開発した、スペシウム光線封じの技。胸部に仕込まれた反射鏡でスペシウム光線をそのままウルトラマンに向けてはね返す。まああれだ、空間メッキ防護膜だわな。
 →ウルトラマン

スペル星人

すぺる・せいじん(TV/宇宙人)

 第12話、"遊星より愛をこめて"に登場する宇宙人。自ら開発した"スペリウム爆弾"に"被爆"して………、という設定が"ひばく宇宙人"問題を巻き起こし、このエピソードは欠番となってしまい、作品の出来云々とは別のところで幻の傑作扱いされている。本放送中で"被爆宇宙人"などという言葉は使われておらず、濡れ衣と言えば言えるんだが、だからといって裏で高い金出してまで、コイツを鑑賞しようとする動きがあるのはいかがなものか
 →ウルトラセブン

スペンサー・シリーズ

すぺんさー・しりーず(本/タイトル)

 R・B・バーカー作のハードボイルド探偵小説。ボストンを舞台に、もとプロボクサー兼もと警官の私立探偵、スペンサーの活躍を描く。ハードボイルド史上もっとも能書きと料理シーンの多いシリーズであろう。

スミス&ウエッソン

すみす・あんど・うえっそん(メカ/銃器メーカー)

 →S&W

スメルシュ

すめるしゅ(映画/組織)

 "007"シリーズに登場するソ連系の秘密組織で、映画だけの組織だと思っていたんだがどうも実在の組織らしく、ソ連軍の内部特務機関であるようだ。"スメルシュ"が"スパイに死を"という意味であるというのは広く知られているが、これはロシア語の"死"を意味する"スメルチ"と"スパイ"を意味する"シュピオン"という言葉の合体短縮形。

スラコ号

すらこ・ごう(映画/メカ)

 宇宙海兵隊の輸送船。コネストーガ級。78,000トンというからかなりの巨艦。"コネストーガ"とは西部開拓時代に名を成した幌馬車の産地で、この時代の幌馬車は、しばしばコネストーガ・ワゴンなどと呼ばれる。

スラストレバー

すらすと・ればー(メカ/用語)

 ガメラとレギオンの死闘のあおりを受け、霞目から飛び立てないCH−47のパイロットが、「振動でスラストレバーがあがらないんだ!」と叫ぶ。ところでヘリコプターってサイクリックコレクティブで操縦するもんだと思ってたんだけど、スラストレバーってなあ、なんだろう。「あがらない」つーことはコレクティブかいな?
 →ガメラ2/レギオン襲来

スラン

すらん(本/タイトル)

 A・E・ヴァン・ヴォークト作のSFの古典的名作。迫害されるエスパーの少年少女って図式は特に日本人受けしたのか、数々のSFマンガの重要なモチーフになっている。超能力者たちが融合して新たなステップの人類の可能性を示唆する"ゲシュタルト生命体"のコンセプトも秀逸。

すらん(マンガ/用語)

 森脇真末味のマンガ"緑茶夢"(グリーンティー・ドリーム)の主人公たちが所属するロックバンドの名前。なんて通な名前を

スリットスキャン

すりっと・すきゃん(映画/用語)

 移動するスリットごしに被写体を撮影することでさまざまな効果を得る特撮の技法の一つ。"2001年宇宙の旅"のスターゲイトのシーンが有名、てかこのシーンでスリットスキャンの技法が一躍有名になった。

スレーヴ1

すれーぶ・わん(映画/メカ)

 帝国に雇われたバウンティ・ハンターの一人、ボーヴァ・フェットの愛機。我々が見慣れている着陸時の姿は飛行姿勢を90度後ろに倒したもので、実際に飛んでいるときはちょうど象さんの顔が飛んでるようなイメージになる。クァト・システム・エンジニアリング社製、"ファイアスプレイ"なる宇宙機がその原形なのだそうだ
 →スター・ウォーズ/帝国の逆襲