−お−

オーガス

おーがす(TV/メカ)

 たしかですねえ、主人公桂木桂が飛ばされた未来で、世話になることになったキャラバンの連中がでっち上げたメカだったように記憶しているですが………
 →超時空世記オーガス

オーギュメンター

おーぎゅめんたー(航空/用語)

 アフターバーナーのこと。F15イーグル戦闘機のパイロット達はアフターバーナーをこのように呼んでいる、と昔の航空雑誌に書いてあったけど、今もそう呼んでいるんだろうか。

オーク

おーく(その他/植物)

 樫(かし)の木のこと。昔の英国の王様が落雷を防いだかなんだかいう故事で、英国では王室に関する縁起物扱いされることがある。軍艦の名前にも使われることがある。

オーサリング・ツール

おーさりんぐ・つーる(コンピュータ/用語)

 "著述する"ツールとはなんぞや?一般に"マルチメディア・タイトル作成ツール"等と呼ばれる。手順を記述してやることで、その順番にしたがって画像、テキスト、音声などが再生されるツール。Macromedia社の"Director"が有名。

オーシャンパイオニア号

おーしゃん・ぱいおにあ・ごう(TV/メカ)

 シリーズ中もっとも謎の多いエピソードといわれる"オーシャンパイオニア号の危機"のゲストメカ。液体燃料アステリンを満載した輸送船の謎の爆発にまつわる物語なのだが、特殊燃料アステリンと反応する化学物質OD60はドッグフードの原料。なぜこんなものを海にまき散らしていたのかが不明なんであった。
 →サンダーバード

オーソン・スコット・カード

おーそん・すこっと・かーど(人物/作家)

 現代アメリカSFを代表する作家。"エンダーのゲーム"とその続編"死者の代弁者"は傑作。いわゆるフェミニズムに批判的な立場をとることでも知られる。

オーソン・ウエルズ

おーそん・うえるず(人物/俳優)

 ラジオで"火星人がやってきた!"という迫真のドラマを放送して全米をパニックに落としいれた人騒がせな人物。舞台、映画ともに活躍する名優である。多数の傑作に出演しているが、やはり"第三の男"が代表作と言うことになるか。

オートジャイロ作戦

おーと・じゃいろ・さくせん(TV/用語)

 宇宙から飛来した超重量怪獣スカイドンを、宇宙に放出しようとたてられた作戦の一つ。科特隊の保持する超大型オートジャイロで、怪獣を持ち上げようとしたが、成層圏近くまで持っていったところで、ローターの推進力を失って作戦は惜しいところで失敗する
 →ウルトラマン

オートマトン

おーと・まとん(その他/用語)

 自動人形のこと。雰囲気だけだけど、マリオ66なんてのは、限りなくオートマトンに近いような気がする。

オーニソプター

おーにそぷたー(メカ/用語)

 鳥のように、羽ばたいて飛行するタイプの飛行機械の総称。

オーパーツ

おーぱーつ(その他/ 用語)

 太古の遺物だがその使途がはっきりしないモノの総称。インカの黄金の飛行機とか、ああいうやつだ。不思議な物なのだが、だからといって性急に"古代超文明!"とはしゃぐのもどうかと思うぞ

オーバーロード

おーばー・ろーど(その他/用語)

 "積載量オーバー"のこと。人間がストレスや緊張などのオーバーロード状態になると、眉間に電光が走ったり怪物に変身したり超人に変身したりするらしい。

おーばー・ろーど、オーバーロード作戦(軍事/用語)

 この場合の"ロード"は"lord"、ロード・ブリティッシュとかのあれだ。"大君主"作戦、ノルマンディー上陸作戦のこと。

オーピンク

おー・ぴんく(TV/キャラクタ)

 "超力戦隊オーレンジャー"。変身前の名前は桃。演じるは最近めっきりテレビでの露出の増えた、さとう珠緒。ただし"オーレンジャー"放映当時は姓無しの"珠緒"という芸名だった。

黄金勇者ゴルドラン

おうごん・ゆうしゃ・ごるどらん(アニメ/タイトル)

 勇者シリーズ第6弾は主人公が三人の少年。あちこちに松本零士作品やガンダムなどのパロディがふんだんに盛り込まれつつ、全体としての作りは、冒険に立ち向かう少年の物語を上手に描いていて完成度高し。最終回はかなりうるうるしました、オジサンも

王立宇宙軍

おうりつ・うちゅう・ぐん(アニメ/タイトル)

 ガイナックスの劇場用オリジナルアニメーション映画。地球とは別の惑星のオネアマという王国で、宇宙旅行に賭ける若者たちを描く。音楽に坂本龍一、主役のシロツグの声に森本レオ、作画のヘルプに江川達也など、豪華なスタッフが勢揃い。作画レベルも超絶的に高く、ラストがやや曖昧な観念論に陥ってしまったのを除けば日本のアニメ映画史上屈指の作品といっても過言ではない。ヲタク層が喜ぶところが少なかったせいか興業的には失敗であったが、このことが庵野監督に、ヲタク層に対する不信感を植え付けるきっかけになったかどうかは知らない。

大河原邦夫

おおがわら・くにお(人物/デザイナー)

 ガンダム生みの親のメカニック・デザイナー。元々はタツノコプロで"ガッチャマン"のゲストメカ等を担当していた。現在はもう一方の人気ロボット物、"勇者シリーズ"のメカデザインも手掛ける。氏以降の、基本的に"メカニクス"としての方法論を先に持ってくるデザインとは明らかに異なる、非常にキャラクター性の強いメカデザインが特徴。ツボにはまるとめちゃめちゃカッコええメカを我々に見せてくれる。

大河内明日香

おおこうち・あすか(映画/キャラクタ)

 大河内財団の令嬢にして国立超科学センターの研究者。超能力の研究中にゴジラの復活を察知する。演じるはス−ちゃん(ふ、古い)こと田中好子。
 →ゴジラ対ビオランテ

大河内財団

おおこうち・ざいだん(映画/団体)

 新宿でいったん倒れたゴジラからG細胞を採集、保管していた日本有数の財閥。G細胞を元に、あらゆる核物質を無力化する抗核バクテリアをつくろうと画策する。
 →ゴジラ対ビオランテ

大阪

おおさか(その他/都市)

 通天閣って怪獣に壊されたり、繭つくられたりしたこと、ありましたっけ?

大阪城

おおさか・じょう(その他/建造物)

 何度か怪獣に壊されているが、個人的にはゴジラの逆襲の時の、アンギラスゴジラとの戦いで、無数にヒビが走るシーンが好き。

大迫力

おおさこ・つとむ(映画/キャラクタ)

 もと長崎県警の刑事。後に退官して北海道で警備員の仕事につく。行く先々で怪獣に遭遇する不幸な人。「なんでアタシばっかり、こげなめにあわんといかんとですかぁ〜」
 →"ガメラ-大怪獣空中決戦-"

大島弓子

おおしま・ゆみこ(人物/マンガ家)

 '80年代のコミックシーンをリードした女流マンガ家のひとり。マンガの世界でユーミンといえば彼女を指す。代表作は"綿の国星"、"四月怪談"など多数。長いキャリアを誇り、今も現役で活躍中。ふわっとした絵柄で結構キツイ話描いてくれます。

太田愛

おおた・あい(人物/脚本家)

 平成ウルトラシリーズの人情話担当脚本家。"ダイナ"のエピソード"少年宇宙人"はシリーズ屈指の名作。とにかくこの手のお話書かせたら天下一品なのが災いして、その手の話しか書かせてもらえないらしい。

大田航一郎

おおた・こういちろう(アニメ/キャラクタ)

 航一郎はこの漢字でいいのだろうか………、大田コーチだから大田航一郎、ってか。対宇宙怪獣戦闘部隊"トップ"の鬼コーチでガンバスター開発の責任者。トップ隊員アマノ・カズミと結婚する。原型はもちろん宗方 仁。
 →トップをねらえ!

大塚康生

おおつか・やすお(人物/アニメーター)

 職人肌であまり表立った活動はなさらないが、今をときめく宮崎駿氏の先輩にあたる、日本アニメーション界の重鎮でオレの尊敬してやまない人物。"未来少年コナン"、"カリオストロの城"等の作監のお仕事だけもすばらしいのに、その上日本有数の非裝甲の軍用車両(ソフトスキン)の研究家でもいらっしゃる。少年時代から機関車、軍用車両などのスケッチを数多くものしておられ、それらを集めた本、"大塚康生・16歳の車の画帖"はオレの大好きな画集の一つ。

大戸島

おおと・じま(映画/地名)

 古くより"呉邇蘿"(ごじら)伝説の伝わる小島。八丈島近辺であろうか。
 →ゴジラ

大戸島さんご

おおとじま・さんご(コミック/キャラクタ)

 ゆうきまさみ"究極超人R"の(一応)ヒロイン。泉野亜の原型か?

大友克洋

おおとも・かつひろ(人物/マンガ家)

 80年代以降のマンガシーンを代表する作家。"気分はもう戦争"(大好き)、"童夢"(かなり好き)、"AKIRA"(まあまあ好き)など代表作多数。効果音の使い方、画面構成や表現手法で多くの亜流を生む。

大伴昌司

おおとも・しょうじ(人物/編集者)

 日本ビジュアルSFの父とも言える人物。斬新な方法論と卓越した想像力で、様々の企画モノを"少年マガジン"などで発表。今30代後半の人が信じている怪獣の体内構造は、ほとんどが氏の想像力から産み出されたものと思って間違いない。最近、再び評価が高まってきており、幾つかの著作物が復刻されている。ちょっと高いけどねぇ。

おおとり

おおとり(TV/メカ)

 人類初の有人金星探査ロケット。搭乗者は設計者である毛利博士。金星探査のため地球を出発するが、その途中バルタン星人に捕獲されてしまう。
 →ウルトラマン

おおとり号

おおとり・ごう(映画/メカ)

 JX−2おおとり(鳳?)号。日本が建造した宇宙調査船の一隻。核兵器による爆破の可能性を探るため、地球に向かってくる妖星ゴラスに接近、無事調査を終えて地球に生還する。指揮官は遠藤艇長。同型艦にJX−1隼号がある。
 →妖星ゴラス

大貫博士

おおぬき・はかせ(映画/キャラクタ)

 原子科学博士。記者に質問されるとすぐに重沢博士に振っちゃう困ったちゃんなヒト。「両雄並び立たず。それが狙いです。」演じるのは松本染升
 →キングコング対ゴジラ

大西中尉

おおにし・ちゅうい(映画/キャラクタ)

 中尉は終戦当時の階級。仁木博士の軍用行李二号を利用して、自分たちが横領した金塊を隠匿しようとしたグループのリーダー挌。現在は貿易商を表の顔に、裏では結構ヤバいことにも手を出しているようだ。彼の手下の一人は天本英世氏である。
 →電送人間

大村千吉

おおむら・せんきち(人物/俳優)

 東宝特撮シリーズの名脇役の一人。"キングコング対ゴジラ"のアヤシイ通訳、"三大怪獣・地球最大の決戦"の謎の帽子拾いのオッちゃんと、東宝特撮作品のコメディ・リリーフには彼が必要不可欠。

大森一樹

おおもり・かずき(人物/映画監督)

 "ゴジラ対ビオランテ"以降、監督、脚本などでゴジラシリーズに深くかかわる。"ヒポクラテスたち"などの青春映画ではかなり高い評価をされてたはずだが、ことゴジラシリーズでは、根本的にSFとSF映画をナメた姿勢をしばしば指摘される。パロディの使い方もおせじにも上手とは言いがたく、脚本は破綻しまくりで、ほんとにこれでいいのかと思ってしまう。ただまあ昭和のゴジラだって"シェ−"してたんだから、平成ゴジラで"T2"ネタ持ってこられても、怒っちゃいけないのかもしれない………などと納得するわけなかろう。

大矢ちき

おおや・ちき(人物/マンガ家)

 寡作の少女マンガ家。ちょっと前まで"ぴあ"でマンガを描いてらっしゃったような気がする。最近はハヤカワ文庫のファンタジー系の作品のカバーイラストも手掛ける。別名"点描の女王"。男性の喉仏をリアルかつ色っぽく描いた初めての作家なのではないだろうか

大山代議士

おおやま・だいぎし(映画/キャラクタ)

 山根博士の、核兵器によってゴジラが出現した、との可能性を示唆した報告を一般に公表すべきではないと主張する。この時期、まだまだ日本は他国と対等に対話できるような状況ではなく、大国の顔色を伺いながら国策が決定されていたことが判る………って今と大して変わらんか。
 →ゴジラ

大山昇太

おおやま・のぼった(コミック/キャラクタ)

 松本零士作、"男おいどん"の主人公。心根の奥底には大望を抱いているのだけれど、それを実現する方法も能力も才覚もなく、さりとてそれに絶望するでもなく淡々と日々を生きる主人公というのは、確かにスポコン物に疲れた目には新鮮であった。

岡崎つぐお

おかざき・つぐお(人物/マンガ家)

 主に小学館系で活躍するマンガ家。ペンのイレ、ヌキの感じ、色使いなど、安彦良和氏の影響が見受けられる。本人はSFモノがやりたいのだと思うが、近ごろ(つーてももう10年ぐらいになるのか)は少年誌ではSFはウケが悪いのか、なかなかそういうのは描かせてもらえなかったみたいだ。最近お見かけしないが、元気でやってはるのやろか。

岡田斗司夫

おかだ・としお(人物/評論家)

 自称"オタキング"。もと大阪芸術大学SF研のメンバー。第3回大阪SF大会(ダイコン3)の運営から注目を集め、SFショップ"ゼネラルプロダクツ"を大阪で開店する傍ら、"アニメック"誌等に文章もよせていた。のちアニメプロダクション"ガイナックス"の設立にも参画。現在は東大講師などもなさっておられ、マスコミへの露出度も高い。

緒方

おがた(映画/キャラクタ)

 南海サルベージの潜水技師。山根博士の令嬢、恵美子と恋仲だったが、どうやら結婚はしなかったようだ。恵美子ともども、芹沢博士の遺言を無視するたあどういう了見でいっ。演ずるは宝田明
 →ゴジラ

緒方燐作

おがた・りんさく(人物/俳優)

 東宝特撮の貴重なその他大勢。"スピップ号"乗組員、"おおとり"号乗組員と、気がつくと彼はそこにいる。珍しく名前つきだった"ラドン"では、あっというまにメガヌロンの餌になってしまった。同僚の「ゴロちぃぃん」の呼び声が哀れを誘う

沖五郎

おき・ごろう(コミック/キャラクタ)

 沖博士の長男、博士と共に日本海溝に消える。射撃を趣味とし、戦争中に愛用した旧日本陸軍の九九式歩兵銃を、スポーツ用ライフルに改造して持ち歩いている、って銃剣刀不法所持ちゃうんかいっ
 →潜水艦スーパー99

オキシジェン・デストロイヤー

おきしじぇん・ですとろいやー(映画/メカ)

 メカとはちょっと違うか芹沢博士が、酸素の研究中にその可能性に思い当たり、製作した水中の酸素を一瞬にして破壊しつくす装置。酸素を破壊するのみならず、有機物を一瞬にして腐蝕させてしまう能力も持っているようだ。
 →ゴジラ

沖ススム

おき・すすむ(コミック/キャラクタ)

 沖博士の次男。沖博士の建造した潜水艦、"SS−99"のすべての秘密はススム少年の頭の中にだけ記憶されている。
 →潜水艦スーパー99

沖田十三

おきた・じゅうぞう(アニメ/キャラクタ)

 宇宙戦艦ヤマトの初代艦長。周りからは名艦長と言われているが愚直なまでに正攻法にこだわって、しばしばヤマトを危機に陥れることがある。鷹揚で部下に多くを任せるという態度は非常に日本的な"名将"という感じ。なお、小説版では設定にあった"地質学者"という部分がアニメ本編よりほんのちょっぴり強調されていた。
 →宇宙戦艦ヤマト

沖田竜次

おきた・りゅうじ(マンガ/キャラクタ)

 の電子計算機が選抜した特殊潜航艇"フリッパー"操縦員の候補者の一人。最終候補まで残ったが、もう一人の候補者、山野ケン太との成績差が全くなかったため、どちらを艇長に採用するか、伊賀は頭を悩ますことになる。
 →青の6号

沖博士

おき・はかせ(コミック/キャラクタ)

 何が専門かよく判らないが、恐らく工学博士。長男、五郎とともに日本海溝を調査中に行方不明となる。深海に謎の秘密結社があることを察知しており、これに対抗するために秘密裏に高性能潜水艦、"SS−99"を建造していた、ってどこからそんな金が。
 →潜水艦スーパー99

小沢さとる

おざわ・さとる(人物/マンガ家)

 海洋冒険マンガの第一人者、という呼ばれるが、むしろ冒険ハードSFマンガの草分けというべき人。次々と繰り出される新兵器の数々に大興奮。シャープなメカ描写は現在でも全く魅力を失わない。現在は小澤さとるである

押井守

おしい・まもる(人物/映画監督)

 アニメ"うる星やつら"、"機動警察パトレイバー"、実写版"紅い眼鏡"等で知られる。ディティールへの異常なこだわりと、斜に構えた人間観の、独特な味わいの作品が特徴。最新作"攻殻機動隊"は原作とのイメージギャップから賛否両論をまきおこした

オスカー

おすかー(映画/用語)

 映画界でもっとも権威のある賞の一つ、アカデミー賞の受賞者に贈られる黄金の彫像。"オスカー"の名前の由来は、この像を見たアカデミー賞の事務局の女性職員が「おじさんのオスカーにそっくり」とコメントしたところから。

おすかー(軍事/用語)

 第二次世界大戦中にアメリカ軍が、日本の陸軍一式戦闘機"隼"につけた識別用のコードネーム。

おすかー(TV/キャラクタ)

 アメリカの人気子供番組、"セサミ・ストリート"のレギュラーキャラの一人。ゴミバケツに生息するやかまし屋のモンスター。

オストヴィンド

おすとびんど(軍事/対空戦車)

 四号戦車の車体に砲塔つき単装37mm機関砲を搭載した対空戦車。量産前に終戦を迎えた。オストヴィンドは"東風"

オスプレイ

おすぷれい(軍事/機体)

 ボーイング・バートルV22オスプレイ。世界初の実用ティルトローター機(になる予定)。両翼端に大型のローターを駆動するエンジンポッドを装備、ポッドごと回転させることでヘリコプターのようにローターをまわす形態と、航空機のようにローターをプロペラとして使用する形態を使い分けることができる。アメリカ海軍、海兵隊、陸軍で採用が予定されている。小説の世界では一足早く、デイル・ブラウンが"ハマーヘッド緊急出動"でオスプレイを登場させている。

小高恵美

おだか・えみ(人物/女優)

 平成ゴジラシリーズで(図らずも)キーパースンの一人となる超能力少女、三枝美希を演じる。どうひいき目に見ても演技力があるとは思えないが、妙に存在感はある。先日テレビを見てたら、泉ピン子主演の看護婦さんモノのドラマで、人気女優の役を演じていた。現実でも早くそうなって欲しいと思う。いや、結構好きなんだ彼女。

織田信長

おだ・のぶなが(人物/戦国武将)

 時代にそぐわない合理主義的なものの考え方が災いしたのか、小説、マンガ、ゲームの世界ではしばしば"魔王"、"宇宙人の手先"、"魑魅魍魎の手先"といった扱いを受けている人。まあ確かに日本人ばなれした人のようには見えるけど。

落ちゲ−

おち・げー(ゲーム/用語)

 "テトリス"に代表される。画面上から落ちてくる物体を、並び替えるなどして特定の条件を満たすことで消していくタイプのアクションパズルゲームの総称。ちなみに"上から落ちてくるブロックを並べ、条件を満たすとブロックが消える"というゲームシステムは、カシオ計算機が特許だったか登録商標だったかを持っていて、本来誰でもほいほいと作ったりしてはいけないことになっている。

オッゼル提督

おっぜる・ていとく(映画/キャラクタ)

 帝国軍の宇宙艦隊指揮官。ホスの共和国軍基地を攻撃する際、艦隊の動静を敵に察知され、究極の目的であった共和国軍のリーダーの捕獲に失敗。シス卿によって処刑される。
 →スター・ウォーズ/帝国の逆襲

オット−

おっとー(本/キャラクター)

 フューチャーメンの一人で、アンドロイド。ロボットのグラッグからは"ゴム人間"と言われてバカにされる。

おっとー、オット−・スコルツェニー(人物/軍人)

 ナチス・ドイツの軍人で大佐。幽閉されたムソリーニを救出する特殊作戦の立て役者。

おっとー、OTTO(メカ/オーディオ)

 昔サンヨーからそういう名前のステレオが出てたんだけど、知らねえだろうなあ(苦笑)。

おでん

おでん(その他/食品)

 最近は東西間の格差も少なくなってきているが、ちょっと前まで関西では"関東煮"などというておった。子供のときはおでんってなあ、串にささったものだと思ってたんだけど、あんまりみかけないなあ。

男おいどん

おとこ・おいどん(コミック/タイトル)

 松本零士作。松本零士にとってはメジャー週刊誌での始めてのヒット作。連載当時オレはまだ小学生で、このお話のペーソスみたいなものは残念ながらくみ取れなかった。むしろこの次の"ワダチ"が好きやったね

オネアミスの翼

おねあみす・の・つばさ(アニメ/タイトル)

 →王立宇宙軍

小野

おの(TV/キャラクタ)

 野猿研究所の職員で、留守にしていた研究所から青葉クルミが大量になくなっているのを発見する。演じるは土屋嘉男。珍しく普通な人の役だ。
 →ウルトラQ

オムニ

おむに(本/雑誌)

 アメリカの科学雑誌。誌名の"OMNI"は0、3、2、1と読めるようなロゴデザインになっていた。日本語版も刊行されたが短命に終わる。

おむに、オムニ社(映画/団体)

 アメリカのハイテク企業。日本の特撮ヒーロー物に強く影響を受けた人が経営者のようである。

オバケのQ太郎

おばけ・の・きゅー・たろう(コミック/タイトル)

 藤子不二夫作。なかなか信じてもらえないのだが、元々は"少年サンデー"で連載されてたんだってば。コミックスが倒産した虫プロ発行の虫コミックスから出版されていたため、オリジナルの"オバQ"を入手するのは、今となっては大変困難。再版してくれたら絶対買うのに。ときどきトキワ荘グループの石森章太郎氏がヘルプでよっちゃんを描いてて、これが大変いろっぺーかったのだ(いやそれだけが理由じゃないけど)。

オビ・ワン

おび・わん(映画/キャラクタ)

 ジェダイの騎士、ベン・ケノービの別名で一種の称号だろう。"オビ"は日本語の"帯"から。もともとこの役には三船敏郎氏が考えられていたそうだ。ご存じのとおり、実際にはアレック・ギネスが演じていた。
 →スター・ウォーズ/新たなる希望

オブジェ

おぶじぇ(ゲーム/用語)

 いわゆるスプライトのこと。なぜかコナミ、ナムコ系のゲーム開発者はスプライトでなくオブジェの方を好んで使うようだ。何でも、初めてスプライトを使用したナムコのゲーム、"ギャラクシアン"を誰かが(リバースエンジニアリングの目的で)解析したときに、スプライト表示ルーチンのラベルか何かが"オブジェ"になっていたのが発端だとか(聞いた話なので真偽のほどは知りませぬ)

オベリスク島

おべりすく・とう(映画/地名)

 南太平洋の小島。戦時中は日本が統治していたらしく、住民の中には日本語を理解するものも多い。ポリネシア、ミクロネシアあたりの石像文化がごっちゃになったような島。
 →大巨獣ガッパ

オメガ

おめが(その他/用語)

 ギリシア文字の24番目、Ω。ギリシア文字の最後の文字から、最後のものを表わす時に使われる。

オメガ・セクション

おめが・せくしょん(映画/用語)

 アメリカの秘密諜報組織。CIAなどとは別系統の組織らしい。

オメガ・ゼロ・ビーム

おめが・ぜろ・びーむ(アニメ/用語)

 ゼロテスター1号機に搭載される最強武器。後にパワーアップされたシグマ・ゼロ・ビームも装備される。

小山田いく

おやまだ・いく(人物/マンガ家)

 主に"チャンピオン"など、秋田書店系の雑誌で活躍するマンガ家。大変良心的でさわやかな作風。実弟もマンガ家のたがみよしひさ氏。たがみ氏のマンガ、"軽井沢シンドローム"のエピソード中で、"女形大工"というイラストレーターの名前があった。

オライオン

おらいおん(軍事/機体)

 ロッキードP3オライオン。ロッキードの旅客機、エレクトラを改造した対潜哨戒機。機体の尾部にのびたMADブームが特徴。

オリーブドラブ

おりーぶ・どらぶ(模型/色)

 米陸軍の軍用車両の基本色。なかなか口で説明するのは難しいが、茶色がかった深緑色とでもいうか。時代や地域で色味は微妙に異なる。

オリオン

おりおん(映画/メカ)

 パンナムが運行するスペースシャトルの1機。フロイト博士を宇宙ステーションまで運んだ。2001年までにはパンナムは再び世界有数の航空会社に復帰している、ということで、期待したいものである

オリオン丸

おりおん・まる(映画/メカ)

 日本船籍の豪華客船。太平洋上でモスラと衝突して沈没する。モスラによる最初の災厄である。

オリンピック

おりんぴっく、オリンピック号(メカ/船名)

 ホワイト・スター社が建造した豪華客船、"タイタニック"号の姉妹船。"タイタニック"が沈没したとき、比較的近くを航海していたが、生存者を"タイタニック"と瓜二つの艦に乗せるのはどうかという意見があり、結局救助作業には参加しなかったとか。

おりんぴっく、オリンピック作戦(軍事/用語)

 連合軍による日本本土上陸作戦の名前。もし実施され、成功すれば、日本は連合国によって分割統治されるところだった。津軽海峡当たりに巨大な壁が出来てたかもしれない。

オルグ

おるぐ(その他/用語)

 オルガナイズ=オーガナイズ、"組織する"等の意、労働運動、学生運動などではいわゆるノンポリを、先鋭的な活動家となるよう教育する活動のこと。それって洗脳ちゃうの?と思う人もいるかもしれないが、まあそうとも言うかもしれない。オレが学生のころは、キャンパスでも、まだオルグに走る連中が少数ではあったが存在した。

オルデラーン

おるでらーん(映画/地名)

 銀河共和国の首都のある惑星で、レイア・オーガナ姫の生まれ故郷。デス・スターの主砲の試射を受けて消滅する
 →スター・ウォーズ/新たなる希望

オンボード

おん・ぼーど(コンピュータ/用語)

 爼の上の鯉のこと………じゃなくて、元来"カード"で供給されるデバイスがあらかじめマザーボード等に実装されている状態。ほんのちょっと前まで、日本製のコンピュータの多くはビデオ関係のチップなどはみなオンボード状態だった。

温帯

おんたい(コンピュータ/用語/2ちゃんねる)

 2ちゃんねるにおける、作家、栗本薫(評論家、中島梓)の呼び名。もとは言うまでもなく"御大"なのだが揶揄の意味も込めてこう表記される。"グイン・サーガ"の登場人物風に、"オン=タイ"などと表示されることもあり。

オンライン

おん・らいん(コンピュータ/用語)

 綱渡りのこと。"オンライン・ショッピング"、"オンライン・ソフト"、"オンライン・トーク"、みな、一つ間違うと奈落に真ッ逆さまだ、という意味。