−さ−

サー

さー(その他/用語)

 英国で貴族階級をあらわす尊称。貴族の血統に属していなくても、英国に対して多大な功績があった人物であれば、王家より"サー"の称号を賜ることもある。海賊のドレイク、レーサーのブラバム、そうそう、ビートルズもたしか"サー"じゃなかったっけ?

サーキットの狼

さーきっと・の・おおかみ(コミック/タイトル)

 日本全国を"スーパーカー"ブームに巻き込んだ池沢さとし作のマンガ。当時最大の人気を集めたのはランボルギーニ・カウンタックだが、こいつを一台買い込んで、デパートなどでの"スーパーカー・ショー"みたいな催しに貸し出してやることで、元を取ってあまりあるようなアブク銭を稼ぎ出したバブリィな連中が多くいたそうだ。「ぶっちぎり」って言葉を広めたのもこのマンガだろうな、多分。

サーク

さーく(本/用語)

 バルスームの戦士種族、緑色人の1部族の名前。サークの副頭目で、のちに皇帝(ジェダック)となるのが、ジョン・カーターバルスームでの無二の親友、タルス・タルカス
 →火星シリーズ

サーバイン

さーばいん(アニメ/メカ)

 OVA版に登場するオーラバトラー。より生物っぽさが強調されたデザインになっていた。

サービスカット

さーびす・かっと(映画&TV&アニメ&マンガ/用語)

 女の人の着ているものを必要以上に切りとること。

サービック

さーびっく(映画/キャラクタ)

 ヴァルカン人の科学士官。練習艦となったエンタープライズの艦長に昇格したスポックに換って着任した女性
 →スター・トレック/カーンの逆襲

サーブ

さーぶ(メカ/航空機メーカー)

 スウェーデンの航空機メーカー。スウェーデン航空機株式会社(Svenska Aeroplan Aktiebolaget)でSAAB。トンネルを緊急の格納場所に利用し、高速道路を滑走路として使用する、などの独自の国防政策に基づいたユニークな設計の航空機で知られる。日本ではむしろ自動車メーカーとしてのほうが有名か

サーベル

さーべる(その他/用語)

 英語読みでは"セイバー"。軍刀の一種で、馬上から切り下ろすための反りのついた曲刀のこと。ビームはサーベルで、ライトはセイバー。

彩雲

さいうん(軍事/機体)

 中島C6N"彩雲"艦上偵察機。「我に追いつくグラマンなし」の電文で知られる、旧日本海軍の最速機。斜銃を装備した夜間戦闘機型の計画もあり、ごく少数が試作されたらしい

サイエンス・フィクション

さいえんす・ふぃくしょん(その他/用語)

 日本では"空想科学小説"。SFのことだ。略して"Sci-Fi"、サイ・ファイ、などとも呼ぶ。こう、なんというか最近は"空想"とか"科学"とかいう言葉が、それが耳に入ってきただけでなんとなくわくわくしてしまうような気分が薄れてしまっていて、SF全体に元気がないような気がする。かえってミステリやホラーの分野に、はるかにSFしてる作品を見つけたりすることもあったりして、オジサンSFファンとしては少々悲しい

サイキック

さいきっく(その他/用語)

 犀に蹴られたら痛いだろうなあ

サイキック・ソルジャー

さいきっく・そるじゃー(ゲーム/タイトル)

 タイトーのポリゴン格闘ゲーム。格闘よりも"乳揺れ"が話題になった

サイクリック

さいくりっく(メカ/用語)

 サイクリック・レバー。ヘリコプターの操縦桿のことで、ローターのつけ根の角度を変え、推力を偏向させるためのレバー。

サイクロン

さいくろん(TV/メカ)

 仮面ライダー1号&2号の愛車。サイクロンはインド洋で発生する暴風のこと。初期のサイクロンはフルカウル状態だったが、オフロードでのアクションがしにくかったのか、セミカウルタイプの新サイクロンが誕生している。これ以降のライダーの愛車はみな、基本的にオフローダーの改造車になっているようだ。
 →仮面ライダー

サイケ

さいけ(その他/用語)

 幻覚症状で見るような(見たことないけど)超現実的な色彩、パターンに彩られた映像などの表現。サイケデリックがちぢまって"サイケ"。まあ死語だな。この言葉が流行語であった頃、どういうものが"サイケ"と呼ばれたかは、"ゴジラ対ヘドラ"を見ると割とよくわかる。

サイコ

さいこ(映画/タイトル)

 ヒチコックの傑作スリラー。モノクロ画像の血がこれほど血らしく見えるとは知らなかった。アンソニー・パーキンスの出世作。

サイゴ

さいご(TV/怪獣)

 "宇宙船救助命令"のエピソードに登場した、Q星に棲む怪獣。制作上は最後のエピソードとなったため、その名前も"サイゴ"。
 →ウルトラマン

サイコガン

さいこ・がん(マンガ/メカ)

 コブラの左腕に装着されたビーム兵器。使用者の思念により、発射したビームを思いのままに曲折させることができる。普段は義手に被われているがごの義手、ふつうに人間のやる動きが可能で、ロケットパンチよろしく遠隔地からリモコンで帰ってくる機能まで持ち、さらにサイコガンが収まるスペースまであるという、ある意味サイコガンよりすごい技術の賜物。
 →コブラ

サイコガンダム

さいこ・がんだむ(アニメ/メカ)

 サイコミュ技術をふんだんに投入した大型モビルスーツ。のち、さらに顔つきを凶悪にしたサイコガンダムMk2も作られる。ミノフスキークラフトで自力で飛行することも可能。飛行中は"サイコロガンダム"と呼んだほうがいいかもしれない。
 →機動戦士Zガンダム

最後の猿の惑星

さいご・の・さる・の・わくせい(映画/タイトル)

 "猿の惑星"シリーズの完結編。人類に猿が取って代わった地球のはるか未来、やはり種の限界に近づき、衰退しつつある猿たちによる最終戦争………と書くとそれなりにスケールの大きな物語を想像してしまうが、やってることは不良高校生同士のケンカレベルなのが悲しい。個人的に、初めて一人で見に行った(小5ぐらいだったと思う)洋画だったことと、同時上映が"バニシング・ポイント"で、こっちがえらく印象的だったことで記憶に残っております。

サイコフレーム

さいこ・ふれーむ(アニメ/用語)

 サイコミュ能力をもった金属粒子サイズのチップをモビルスーツのフレームに封じ込んだもので、サイコミュ関連の機材の必要スペースが大幅に減少する→モビルスーツの小型化に有効、というメリットがある。また、なぜかはしらないがモビルスーツ全体のパフォーマンスも向上する。
 →機動戦士ガンダム/逆襲のシャア

サイコミュ

さいこみゅ(アニメ/用語)

 ミノフスキー粒子の影響下でも確実に誘導可能な一種の思念誘導兵器の技術。高い空間認識力を持つ"ニュータイプ"と呼ばれる人種によって運用可能な兵器。
 →機動戦士ガンダム

サイ・スヌートルス

さい・すぬーとるす(映画/キャラクタ)

 ジャバ・ザ・ハットの御座船"セイル・バージ"内で場にそぐわないライトなロックミュージックを演奏している、"マックス・レボ・バンド"の女性ヴォーカリスト。取ってつけたような唇がチャームポイント
 →スター・ウォーズ/ジェダイの復讐

再生怪人

さいせい・かいじん(TV/用語)

 多分弱点も10倍に強化されているんだと思うぞ。

底人

さいてい・じん(マンガ/キャラクタ)

 いしいひさいちの生んだ史上空前の生物。
「………お、お、ま、ー………。あ、あほやろー………。」
「………………あ、あほと、………ちゃう………ぞー………………」

 うは、ずっと単純に"最低人"だと信じてた。sds044さん、毎度どうもです

斎藤審議官

さいとう・しんぎ・かん(映画/キャラクタ)

 環境庁の審議官。親方日の丸を背負ってるときの傲岸な態度と、その親方に掌を返されたときの弱腰のギャップが楽しい。演じるは本田博太郎。
 →ガメラ/大怪獣空中決戦

さいとうたかを

さいとう・たかを(人物/マンガ家)

 プロダクション形式の分業制によるマンガの生産体勢を確立した作家。マンガにおける分業制の是非というのは、なかなか難しいところもあり、特に日本のマンガの場合その問題は結構深いと思う。ただ、さいとう氏の場合は、ちゃんと"さいとうプロ作品"として、担当スタッフの名前をちゃんと表記してあり、こういう行き方はありだろうな、と思う。反面、さいとうプロ出身のマンガ家はどうしてもさいとうたかを風な絵しか描けないんで、損といえば損してるかもしれない。

サイドエレベーター

さいど・えれべーたー(軍事/用語)

 近代空母の大発明の一つ。それまで飛行甲板に設けられていたエレベーターを、舷側に張り出す形で設置する形式、これにより、艦載機の離着艦を止めることなく、艦載機を格納庫から飛行甲板に上げることができるようになり、運用効率は飛躍的に向上した。旧日本海軍が最後まで実現できなかった技術でもある。

サイドワインダー

さいどわいんだー(軍事/ミサイル)

 熱源追尾式の空対空ミサイル、AIM-6AIM-9"サイドワインダー"シリーズ。サイドワインダーとはガラガラ蛇のこと。ガラガラ蛇には他の生物の体温を検知する能力があるところから付けられた。初期の"サイドワインダー"は敵の後方から発射しなければ有効に動作しなかったが、最新型ではヘッドオン(敵と正対した状態)からの攻撃も可能となっている。

ワークのM川さんからご指摘いただきました。どうもありがとうございましたっ。

災難

さいなん(その他/用語)

 人の名前を笑ったばかりに出世の本流からははずれ、好きになった女は死に、自分も死んでしまうこと。ジェリドってほんとにかわいそう。

サイバー

さいばー(その他/用語)

 "コンピュータ管理による自動制御"、といった意味合いの"cybernation"から来た言葉。"電脳"という訳語が充てられる。最近はコンピュータがちょっとでもからむと、なんでもかんでも"サイバーなんたら"になってしまう。きっとそのうちとんちんかんなヤツが"サイバーなコンピュータ"とか、ワケのわからんことを言い出すに違いない。

サイバーコップ

さいばー・こっぷ(TV/タイトル)

 コンピュータ制御されたコップではないだろうなあ、やっぱ。見てないんで、詳しい人に聴くように

サイバースペース

さいばー・すぺーす(その他/用語)

 "電脳空間"。電子的なネットワークや巨大なコンピュータの内部など、普段我々が直接見ることは出来ないけれども、その内部には広大な空間があり、何らかの形で人がアクセスすることもできる世界。サイバーパンクと呼ばれる作品の多くは、この世界を舞台にしていたり、お話の中で重要な意味を持たせたりしている。

サイバーパンク

さいばー・ぱんく(その他/用語)

 80年代後半から90年代前半にかけてSF界を席捲したムーブメント。SFは10年に一度ぐらいの割合で、なんたらブーム、ってのが発生するんだが、これもその一つ。気がついたらだれも"サイバーパンク"って言葉を使いたがらなくなってるように見受けられるがそんなことないか??

サイバスター

さいばすたー(ゲーム/メカ)

 風の魔装機神。例のゲームの常連メカ。もともと、ある有名なロボットが出演予定だったらしいが、版権関係がクリアされず急遽作ったモノだった、とか聞いたことがある。何のピンチヒッターだったのか、想像するのも一興かと。

サイボーグ

さいぼーぐ(その他/用語)

 "サイバネーテッド・オーガニック"、電子制御される有機体、とでも訳すのか。科学的に強化された半機械人間の総称。石森章太郎氏はとある科学雑誌でこのサイボーグという技術の可能性を示唆する記事を読み、それにインスパイアされて産まれたのが名作"サイボーグ009"というわけ。

サイボーグ009

さいぼーぐ・ぜろ・ぜろ・ないん(マンガ/タイトル)

 石森章太郎作。前世界規模の武器商人"黒い幽霊"に改造された9人のゼロゼロナンバー・サイボーグの戦いを描く。日本SFマンガ史上もっとも重要な作品の一つ。未完ゆえに何かと話題になる"天使編"も確かにいいが、個人的な好みとしては"ベトナム編"が好きっす。

サイボット

さいぼっと(映画/用語)

 '84年の"ゴジラ"製作のために作られた、リモコンの大型ゴジラ(歩行はしませんが)。JRの吹田駅前に展示されているのを見たが、制作費1億円!とかいうだけあって確かによくできてはいたが、映画を作るうえで必要不可欠のモノだったのかどうかはよくわからずじまい。

サイモンとガーファンクル

さいもん・と・がーふぁんくる(人物/フォーク・デュオ)

 アメリカを代表するフォーク・デュオ。アルバム"ブックエンド"が好き。映画"卒業"の挿入歌のみならず、この二人、役者としてもあちこちの映画に出演している。ポール・サイモンはウディ・アレンの"アニー・ホール"、アート・ガーファンクルは"キャッチ22"等に出演してますです。

柴門ふみ

さいもん・ふみ(人物/マンガ家)

 ペンネームはポール・サイモンのファンだったところからだそうだ。アート・ガーファンクルのファンだったらと思うとぞっとする。本来、"負けない女の子"を描いて大変魅力的だった女流作家。ただし、弘兼憲史と結婚してから発表する作品はどれもあんまり面白くない。ごく初期の短編集、"ライミン・フーミン"とか、すごく良かったのにねえ。

サイリックス

さいりっくす(コンピュータ/企業)

 互換チップで有名なメーカー。インテルのi80386用ソケットで使用可能な486互換チップで一躍有名になったが、ペンティアム互換チップでは、当面のライバルであるAMDにやや水を開けられているようだ。もともとTI(テキサス・インストゥルメンツ)社に在籍していた技術者たちによって興された企業で、初期の486互換チップのなかには、TIのロゴが印刷されたものもあった。

サイレンサー

さいれんさー(メカ/用語)

 消音器のこと。ワシらはとっさにピストルの先っちょに着けるアレを連想するけど、バイク乗りの人はまた違ったものを思い浮かべるようで、一度お互いに別のものを念頭に置いて、かなりの時間話してて、意外に違和感なくお話がつながるので笑っちゃった記憶がある。

さいれんさー(映画/タイトル)

 アメリカの大エンターティナー、ディーン・マーティン主演のスパイアクションシリーズ。主人公マット・ヘルムは、ジェイムズ・ボンドとナポレオン・ソロの軟派な部分だけを引っ張り出して増幅したような感じの男。原作は読んだことないけど、たぶんここまで能天気じゃあ無いと思うぞ

サイレント・ランニング

さいれんと・らんにんぐ(映画/タイトル)

 "2001年宇宙の旅"の特撮監督、ダグラス・トランブルによるSF映画。ストーリー的に弱いところがないでもないが、その映像はさすが。メインをはった大型宇宙船"バリィ・フォージ"のミニチュアがのちに"ギャラクティカ"でも使用されているのは有名な話。ついでにこの作品に登場する小型ロボット、ヒューイ、デューイ、ルーイのうちの一体に入っているのが、のちに"スター・ウォーズ"でR2ーD2を演じるケニー・ベイカー

サイロン

さいろん(映画/宇宙人)

 サイロン人。人類の植民惑星を征服し、逃走するギャラクティカを追撃する異星人。げんこつで胸をとんとん叩きながら「めいれいのままに」と喋れば、キミもサイロンの兵士だ
 →宇宙空母ギャラクティカ

サイロン・レイダー

さいろん・れいだー(映画/メカ)

 サイロンの一人乗り円盤形宇宙戦闘機。コクピットの後ろがまんまセンチュリオン戦車のエンジンカバーまわりだったりする。センチュリオンのキットはタミヤから出ていたから、これを流用したんであろう。その他、4号戦車の駆動輪とか、ドイツ戦車のジャッキなどがあちこちに見受けられて楽しい。モノグラムのキットはこの辺しっかり再現してくれている。あ、むちゃくちゃ言ってるけど、サイロン・レイダー自体はかっこいいと思うよ。
 →宇宙空母ギャラクティカ

三枝未希

さえぐさ・みき(映画/キャラクタ)

 超能力でゴジラの動きを察知する能力を持った少女。"ゴジラ対ビオランテ"で初登場したときはまだ十代の少女だったが、シリーズが進んでいくにつれてその容姿と共に考え方までも微妙に変わっていく。最終的に彼女は、どちらかといえばゴジラと共感しつつ生きていく道を見いだしたようだ。一応"ゴジラvsメカゴジラ"が彼女の考え方の転回点、ということになるのかな。

堺左千夫

さかい・さちお(人物/俳優)

 "ゴジラ"の萩原記者、"電送人間"の滝と、シリアスな役どころもあるんだけれど、やっぱこの人はコメディ担当。なんといってもパシフィック製薬の宣伝部員、大林がいい味出してる。「だめです。今日のソバぜんぜん伸びちゃってます。」
 →キングコング対ゴジラ

堺正章

さかい・まさあき(人物/俳優)

 ノーメークで猿やれる人。隠し芸多数あり。

サカキ

さかき(TV/キャラクタ)

 岩村博士の助手。ガミガミオヤジ相手に淡々と仕事をこなす有能で親切そうな人物だが、実はシャプレー星人が化けた姿。
 →ウルトラセブン

坂口尚

さかぐち・ひさし(人物/マンガ家)

 オレがこよなく愛するマンガ家の一人。ユーゴのパルチザンの戦いを描く大河ドラマ"石の花"、SF大作"Version"などなど、名作、傑作多数。個人的にはごく初期の"3月の風は3ノット"とか、あのへんのリリカルな作品も好き。"パラサイト・イブ"の瀬名秀明氏も坂口氏の大ファンだったそうで、わたしゃそれだけで瀬名秀明が少し好きになった。95年に死去。あまりにも惜しい人物。

坂田靖子

さかた・やすこ(人物/マンガ家)

 オレお気に入りの女流マンガ家の一人妙に味のあるシンプルな描線とやたら奇怪でユーモラスなお話が楽しい人。ときどき"JUNE"系のマンガも描いたりする。オレのお気に入りは"闇夜の本"かな。あとちょっと"JUNE"入ってますけど"バジル氏の優雅な生活"もよろしいかと。

ザク

ざく(アニメ/メカ)

 MS−06ザク。ジオン公国の量産型モビルスーツで、高い機動性と汎用性を誇り、連邦との圧倒的な兵力的劣勢をはねかえす原動力となった。非常に実直そうな顔つきで好感が持てる。ザクの登場で、日本のSFアニメにおけるやられメカの考え方は一変することになった。
 →機動戦士ガンダム

作画グループ

さくが・ぐるーぷ(マンガ/団体)

 日本最大級のマンガ同人グループの一つで、日本全国に会員がいる。数多くのプロ作家を産み出していることでも知られており、ここからプロになった人には、みなもと太郎聖悠紀沢田ユキオ、あずみ涼、横山えいじ、清原なつのなどなど、そうそうたる名前が並ぶ。実は一時期オレも同人だった頃があったりするんだった

作田艇長

さくた・ていちょう(映画/キャラクタ)

 笠井が所有する総工費3,000万円の高級外洋型ヨットの艇長をつとめる人物。フルネームは作田信之。あまり富裕ではない家の生まれで、笠井の援助を受けてレースに出場し、好成績を残しており、ヨット界では一流の人物だがいまだに笠井には頭が上がらない。演じるは小泉博
 →マタンゴ

さくら9号

さくら・きゅう・ごう(TV/メカ)

 アンノン星調査のため打ち上げられた無人宇宙船。消息を絶って3ヶ月後に突然地球に帰還するが、その内部にはさくら9号の発射を自らの星への侵略の第一歩と判断したアンノン星人が潜んでいたんだった。
 →ウルトラセブン

桜井修

さくらい・おさむ(映画/キャラクタ)

 TTVテレビのキャメラマンで、スポンサー、パシフィック製薬の(強い)要望で"巨大なる魔神"探索のため南太平洋の小島、ファロ島にむかう。演じるは高島忠夫
 →キングコング対ゴジラ

桜井ふみ子

さくらい・ふみこ(映画/キャラクタ)

 桜井修の妹で隣室の住人、藤田一雄(佐原健二)と婚約中。演じるは浜美枝。"マダム・ピラニア"の妖艶さと小悪魔っぽさを兼ね備えた魅力にファンが多いが、オレどっちゃかというと、こっちの若くみずみずしい浜美枝の方が好きである。むう、清純派に弱いのかオレ
 →キングコング対ゴジラ

ザクレロ

ざくれろ(アニメ/メカ)

 MA−04Xザクレロ。ジオン公国でごく初期に開発されたモビルアーマー。冗談みたいなデザインで映画には出してもらえなかったかわいそうな存在なんだけど、テレビ版のほうではなぜかこいつを愛する兵隊さんがいて、勇躍出撃したはいいけどガンダムにたたき落とされていた
 →機動戦士ガンダム

ザコ

ざこ(ゲーム/用語)

 一応オレもゲーム屋の端くれなので、強すぎもせず、弱すぎもせず、ゲームを進めていくうえで、いい壁になってくれ、プレイヤーのスキルアップの助けにもなるザコの設定には頭を悩ますこともある。ザコがよく考えられているゲームは、プレイしても楽しいものであります。

佐々木孝丸

ささき・たかまる(人物/俳優)

 特撮作品への出演は少ないが、渋いおじいちゃんでいい味を見せる。"妖星ゴラス"の関総理とか、"電送人間"の仁木博士とか。

佐々木倫子

ささき・のぶこ(人物/マンガ家)

 "動物のお医者さん"でシベリアン・ハスキー犬を一躍国民的アイドルにした人。動物のお医者さんの話の次は人間の看護婦さんのお話、"おたんこナース"。端正だが妙に硬質な絵と、写植風な独特の効果音の表現がユニーク。お話もどこかシニカルな面白さがあって好きです、この方。

サザビー

さざびー(アニメ/メカ)

 ネオジオンのシャア専用モビルスーツ。シャアの乗る最後の機体はスケールアップしたマラサイって感じ。そういえばマラサイもこいつもアナハイムのモビルスーツか。小説版ではなぜか"ナイチンゲール"という名前だった。
 →機動戦士ガンダム/逆襲のシャア

サターン

さたーん(メカ/ロケット)

 アポロ宇宙船打ち上げに使われた大型ロケット。プロジェクトの責任者の一人、フォン・ブラウンは、わずか三人の人間を打ち上げるのに、三段式の使い捨ての大型ロケットを使うこの方式があまり好きでは無かったらしい。彼の理想は、やっぱ行きも帰りも同じ姿の宇宙船、ってパターンだったのだろうな。

サターン3

さたーん・すりー(映画/タイトル)

 1980年アメリカ。日本では"スペース・サタン"のタイトルで公開。大ヒットテレビシリーズ、"チャーリーズ・エンジェル"の主演女優、ファラ・フォーセット・メジャーズ主演のSFX映画ってことで話題になったが、個人的にはカーク・ダグラスのお尻しか印象に残ってないんだった(爆笑)

佐竹一佐

さたけ・いっさ(映画/キャラクタ)

 陸上自衛隊の幕僚部に所属する自衛官。一佐、つーと旧軍では大佐であるから、参謀クラスの偉い人。九州姫神島で発見された巨大な鳥の捕獲作戦、宇宙から来襲した謎の群体生物の撃退作戦に参加する。ぴしっとした、有能そうな軍人なんだが、実はこの人、よくよく考えるとなにも活躍してないんだった(苦笑)。演じるは長谷川初範。
 →ガメラ/大怪獣空中決戦
 →ガメラ2/レギオン襲来

サタゼウス号

さたぜうす・ごう(TV/メカ)

 珍しく名前がわかっている、"スペース1999"のゲストメカの大型宇宙船。モデリングを担当したのは、もちろんマーティン・バウワー。でもどんなエピソードだったか忘れてしまった。

サッフォー

さっふぉー(人物/詩人)

 古代ギリシアの女流悲劇詩人。同性愛者であったといわれ、彼女の名前がそのままそっち系の人を指す言葉としても使われる。まあ"レズビアン"ちう、濁点のおおい言葉よりはキレイなイメージがあるかもな。

薩摩剣八郎

さつま・けんぱちろう(人物/俳優)

 平成ゴジラのスーツアクター。ただしキャリアはもう少し古く、"ゴジラ対ヘドラ"だったか"ゴジラ対ガイガン"だったか、そのあたりからスーツアクターとして活躍していた。北朝鮮製映画、"プルガサリ"に入っていたのも彼。

薩摩次郎

さつま・じろう(TV/キャラクタ)

 山登りが好きな炭坑夫の青年。友人を助けるためにみずからザイルを切って断崖から落下するところを、たまたま通りがかったウルトラセブンに助けられ、以後"ミラクルマン"のあだ名をたてまつられることになる人。
 →ウルトラセブン

佐藤医師

さとう・いし(映画/キャラクタ)

 貨物船"あわじ丸"の船医。この人が小野寺に水虫の赤外線治療なんか進めたもんだから、バルゴンが突然巨大化しちゃったんだった。演じるはサッポロ一番のオジサン、藤岡琢也。
 →大怪獣決闘/ガメラ対バルゴン

真田四郎

さなだ・しろう(アニメ/キャラクタ)

 宇宙戦艦ヤマトの技師長。過去の事故で四肢がすべて義手義足。非常に先読みが鋭い人物で、冥王星で反射衛星砲に苦しめられた経験からヤマトを防護するための空間メッキ防護膜を開発する。
 →宇宙戦艦ヤマト

佐野博士

さの・はかせ(映画/キャラクタ)

 高名な生化学博士だが、陰で人体改造をもくろむ一種のマッドサイエンティスト。彼による何度目かの失敗作が水野というわけ。普段ナンバーツーの科学者役が多い村上冬樹が、たまにメインを張ったと思ったら、回想シーンのみの出演であっさり死んじゃうの
 →ガス人間第一号

佐原健二

さはら・けんじ(人物/俳優)

 甘いマスクの二枚目ながら、東宝特撮ではワキにまわることも多い。テレビでは"ウルトラQ"の万丈目 淳役、"ウルトラセブン"のタケナカ参謀役など。映画では何と言ってもおヒゲがシブイ"海底軍艦"の、"実話の友"記者(実はムウの工作員)がいい感じ。善玉も悪玉も器用にこなす。

サフェーサー

さふぇーさー(模型/工具)

 模型の表面の細かな気泡などを埋めるための下塗り素材。滑らかな表面処理が不可欠なカーモデルや気泡ができやすいレジン制ガレージキットなどには必需品。最近はフィギュアのガレキが盛んなため、ちょっと前までグレー一辺倒だったサフェーサーの世界にも白やピンクなどのバリエーションができている。なお、サフェーサーを吹いただけでは表面はつるつるにはなってくれない。その後地道にペーパーがけしてやらんといけないよ。

サフェース

さふぇーす(コンピュータ/用語)

 3DCGのオブジェクトの質感などの総称。サフェースぐらい奥の深い世界はなく、サフェースについて語るだけで一冊の本ができるくらいの情報量がある。実際一冊といわず数多くのサフェースについて語る本が出版されておる。

ザ・フッド

ざ・ふっど(TV/キャラクタ)

 自称マレーシア人。最先端の技術の塊である国際救助隊のメカニクスの秘密をスパイして一攫千金を狙おうと画策する。トレーシー家の執事、キラノとは実の兄弟で、テレパシーでキラノの精神を圧迫してさまざまな秘密を聞き出すこともできる。なお、キラノはフッドのテレパシーで記憶を消去されているため、自分にフッドという兄弟がいることを自覚していない。
 →サンダーバード

サブマック

さぶ・まっく(マンガ/タイトル)

 久々の小沢さとる氏の海洋冒険マンガ。"チャンピオン"で連載。"引力線"という新動力を駆使する潜水艦、"サブマック"に乗り込んだ少年少女と謎の組織の戦いを描く。少年少女の冒険譚と潜水艦アクションの噛み合いが今ひとつで人気を集めるには至らなかった。ファンとしてはあまりに早く連載が打ち切られる結果になってしまって大変残念だった。

サブマリン707

さぶまりん・なな・まる・なな(マンガ/タイトル)

 小沢さとる氏の海洋冒険マンガ。少年サンデーで連載され、大変な人気を博する事になった。アニメ化の計画もあり、実現寸前まで行っていたらしいが、自衛隊が積極的に戦闘に参加する、という図式が障害となりアニメ化は中止されてしまった。

さべあのま

さべあ・のま(人物/マンガ家)

 オレお気に入りのマンガ家の一人。キャリアは結構長く、'70年代の終わりごろから活動している。ふわっとした絵柄と、リリカルなストーリーが魅力的。初期短編集"ライトブルーペイジ"をはじめ、この人の作品はみんないいよ。

ザボーガー

ざぼーがー(TV/メカ)

 大門博士が開発したロボットで、息子、豊の命令にしたがって動く。通常はオートバイ型をしており、大門の号令で人型に変形する。シリーズ後半には、もう一台のバイク、マシーンバッハと合体してストロングザボーガーとなる。タイヤはどこに収めるんだろう………
 →電人ザボーガー

サミュエル・R・ディレーニィ

さみゅえる・あーる・でぃれーにぃ(人物/作家)

 "バベル−17"で知られるSF作家。寡作ながら日本での人気も高い

サム・ジョーンズ

さむ・じょーんず(人物/俳優)

 映画"フラッシュ・ゴードン"の主役をはった人………なんだけど、今どうしてはるのやろ。典型的な一発屋だったのかしらん

サム・ペキンパー

さむ・ぺきんぱー(人物/映画監督)

 '70年代のアメリカ映画で、バイオレンス・アクションに革新的な手法を持ち込んだ人。弾着のイフェクトのハデさ、スローモーションで展開する大殺戮シーンなど、のちの映画に与えた影響は大きいが、晩年は不遇だったようだ。個人的にはペキンパーの名を一躍有名にした"ワイルドバンチ"が好き。

さよなら銀河鉄道999

さよなら・ぎんがてつどう・すりー・ないん(アニメ/タイトル)

 正しくは"さよなら銀河鉄道999・アンドロメダ終着駅"でしたっけ(ああ長い)。おそらくアニメ化された松本零士作品中、もっとも完成度の高い作品。ただし泣ける度合は前作のほうが上。当時の"スターログ"誌に、黒騎士ダース・ヴェイダーが「お互い息子には苦労しますなあ」としみじみ語りあうという読者からの投稿イラストがあって、こいつが結構笑えた

さよならダイノサウルス

さよなら・だいのさうるす(本/タイトル)

 ロバート・J・ソウヤー作のSF小説。一種のタイムマシンものなんだが、とてもそれだけでは語り尽くせないハッタリに満ちあふれた快作。この人の作品はどれも楽しいよ。

サラ・コナー

さら・こなー(映画/キャラクタ)

 地球の未来の運命を握る、食堂のウエートレス。どうでもいいが、名前が同じ人物を片っ端から殺していく、というやり方、ありそうで今までなかったせいか、新鮮ながら大変怖いもんでありました。
 →ターミネーター

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

さらば・うちゅう・せんかん・やまと・あい・の・せんし・たち(アニメ/タイトル)

 "宇宙戦艦ヤマト"の遅ればせながらのヒットに乗って作られた劇場用映画。"ヤマト"シリーズの中ではそのストーリーのヤバさなどを考慮に入れても完成度的にはナンバーワン。ただしこの作品のヒットでプロデューサーの脳裏に「ヤマトをつくれば当たる」というとんちんかんな意識が芽生えたのが運のつき

サラマンダー

さらまんだー(軍事/機体)

 ハインケルHe162"サラマンダー"ジェット戦闘機。劣勢挽回のために、大量生産が可能なように設計されたドイツのジェット戦闘機。"フォルクスイェーガー"(国民戦闘機)などと喧伝されるが、操縦は大変難しいもので、普通の国民がほいちょと乗り込んで戦えるような機体ではない。

サリン

さりん(軍事/毒ガス)

 旧ドイツ群が開発した神経ガスの一種。子供の時読んだ本には、ドイツ軍には"黄十字"、"青十字"、"白十字"、"緑十字"という、成分ごとに区分けされた4種類の毒ガスシリーズと、この上位に位置する強力な神経ガスの系譜として、タブン、サリン、ゾマンの三種類がある、と書いてあり、よほど強力で、それゆえ精密微妙な生産工程が必要なのだろうと思っていた。まさかあんな、頭のおかしいヒゲオヤジに率いられた、プレハブ住まいの連中にも作れてしまうものだったとは………。

サルノ王女

さるの・おうじょ(映画/キャラクタ)

 正しくはマウス・ドウビナ・サルノ王女。セルジアの王位継承者で、政争を逃れて日本に向かう途中、かつて滅亡した金星人の意志とコンタクトする。演じるは若林映子。「マルネス、不忠者っ!」
 →三大怪獣・地球最大の決戦

猿の惑星

さる・の・わくせい(映画/タイトル)

 1968年アメリカ映画。脚本に"トワイライト・ゾーン"などでも知られるロッド・サーリングが参加している。服を着た猿より、裸のチャールトン・ヘストンの方がよっぽど猿っぽいのがスゴい。原作者、ピエール・ヴールはフランス人SF作家で、"カナシマ博士の月の庭園"などの作品がある。どうもこの方はことさら東洋人を嫌う傾向があるようで、この映画の猿たちも、彼の頭の中では日本人だったり中国人に置き換えられているのだろうと思うとなかなか複雑な気分になる。映画自体は大変よくできており、大ヒットしている。シリーズ化され全部で5作作られているが、第3作、"新猿の惑星"あたりまではかなりできがよろしい。近年リバイバル公開のウワサもある。

サルマタケ

さるまたけ(マンガ/植物)

 松本零士の一連の"四畳半モノ"に出てくる、押し入れの中のパンツの大群に寄生するキノコ。インスタントラーメンに良くあうらしい。

サレック

されっく(TV/キャラクタ)

 ミスター・スポックのお父っつあん。惑星連邦のバルカン大使の要職にあるひと。
 →宇宙大作戦

サワイ総監

さわい・そうかん(TV/キャラクタ)

 TPCの総監をつとめる人物。もとは国連事務総長だったんだそうで、この時期にすでに超国家規模の平和維持機構の創設を意図していたのだとか。演じるはガッパ以来久々の特撮作品の出演となる川地民夫。
 →ウルトラマンティガ

沢田ユキオ

さわだ・ゆきお(人物/マンガ家)

 "作画グループ"ほぼ創設期からのメンバーでプロのマンガ家。寡作ながら大変良心的なギャグマンガを描いておられる。近年は"コロコロコミック"で"スーパーマリオ君"をかなり長期にわたって連載中。

沢村いき雄

さわむら・いきお(人物/俳優)

 東宝が世界に誇るタクシー運転手。ムウ帝国工作隊にクルマを奪われたり、ゴラスの衝突を真に受けなくて河野博士に嘆息されたり、あまりいい目にあっていない。特撮シリーズ以外でもやたらと運転主役が多いが、個人的には"モスラ対ゴジラ"の神主さんなんかも好き。「こぉの、腰抜けめらがぁっ!」神主のセリフとは思えん。

三亀商事

さんかめ・しょうじ(映画/団体)

 田村冴子が勤務する商事会社。なんかスゴい名前ですが
 →世界大戦争

サンジェルマン伯爵

さんじぇるまん・はくしゃく(人物?/??)

 みずからを不老不死と称した謎の人物。そのいかがわしさが受けるのか、映画、マンガなどでたびたび謎の悪役で登場する。最近じゃあ"アキハバラ電脳組"に出演しておったような気がするぞ。あのヒゲのおっちゃんだ。

サンダージェット

さんだーじぇっと(軍事/機体)

 リパブリックF−84D/G"サンダージェット"ジェット戦闘機。フレームの多いキャノピー(のちに涙滴型でフレームのないタイプに改められた)に直線翼と、いかにも黎明期のジェット機らしい姿がプリティー。朝鮮戦争では対戦闘機戦闘よりも、むしろ地上攻撃で活躍した

サンダーストリーク

さんだーすとりーく(軍事/機体)

 リパブリックF−84F"サンダーストリーク"ジェット戦闘機。直線翼の"サンダージェット"を後退翼化した機体。

サンダーセプター

さんだーせぷたー(軍事/機体)

 リパブリックXF−91"サンダーセプター"ジェット/ロケット混合動力戦闘機。翼端に行くほど幅が広くなる逆テーパー翼、主翼の取りつけ角度を変更可能な機能など、怪しげなフィーチャー満載の試作戦闘機。実際に採用されることはなかったが、実験機としてさまざまなテストに使われたらしい。

サンダーチーフ

さんだーちーふ(軍事/機体)

 リパブリックFー105"サンダーチーフ"ジェット戦闘機。超音速で核攻撃を可能とするため、戦闘機でありながら爆弾層を持つというユニークな機体。低空性能が優秀なためベトナム戦争でも大活躍したが、反面喪失機数もまた"センチュリー・シリーズ"1という悲惨な記録も持つ。リパブリックの機体は一般に無骨、と言われるんだが、ある角度からみるとやたらかっこいい、というイメージがあり、この機体も横からみると、もっさりした感は否めないんだが、真上から見たときのスリムな美しさは最高にカッコいい。特に"ワイルドウィーズル"ミッションのため複座になり、その分機首の延びたG型のカッコ良さは天下一品。どちらかと言えば海軍機ファンのオレだが、この機体だけは大好き(^o^)

サンダーバーズ

さんだーばーず(軍事/団体)

 アメリカ空軍公式アクロバットチームのニックネーム。チーム名はインディアンの伝説の鳥、"サンダーバード"から。T−38"タロン"ジェット練習機を使用していた一時期を除き、常に現用のジェット戦闘機を用い、ソロ機の豪快なアクロを持ち味とするチーム。現在はF−16Cを使用中。

サンダーバード

さんだーばーど(TV/タイトル)

 1965年にスタートした、英国の特撮人形劇シリーズ。日本ではまずNHKで放映された。もと英国空軍に勤務していたスタッフが特撮チームにいたせいか、その特撮シーンの迫力と説得力はただならぬものがある。極端に発達した技術文明は些細なことで大惨事を引き起こしかねない、と言うテーマや人種やイデオロギーを超えて活動する国際的救難組織というコンセプトは今こそ見直されるべき。オレは神戸の人間だが、あの震災のとき、友人達と冗談交じりに「こんな時国際救助隊がいてくれたら」と何度も話し合った記憶がある。ま、そんなことは別にしても見応えありまくりの傑作シリーズである。

 さんだーばーど(映画/タイトル)

 初の火星探査宇宙船、"ゼロX"の冒険と、その帰還時のアクシデントに立ち向かう国際救助隊の活躍を描いた劇場版"サンダーバード"。1966年作品。ゼロXのド迫力は見物だが、救助隊の活躍はちょっと控えめ。

サンダーバード1号

さんだーばーど・いち・ごう(TV/メカ)

 国際救助隊の偵察/指揮専用原子力ロケット。弾道飛行により地球上のいかなる地点にも60分以内で到着することができる。BAC/ホーカー・シドレイ社に特注した機体にブレインズの設計した原子力ロケットエンジンを1基、ロールス・ロイス製ファン・ジェットエンジンを7基搭載。全長35メートル、最大幅24メートル。最大速度はマッハ19.48。主なパイロットはトレーシー家の長男スコット

サンダーバード2号

さんだーばーど・に・ごう(TV/メカ)

 国際救助隊の超大型輸送機。用途に応じて各種装備が搭載された6個の"ポッド"(日本ではコンテナ、と呼ばれた。)の一つを搭載して発進する。全長76メートル、全幅54メートルはジャンボジェットにほぼ匹敵。120トンにおよぶペイロードを持ち、ホーカー・シドレイ社のリフティング・ボディにメイン2基、補助14基のエンジンを搭載し、翼端失速しにくい前進翼を組み合わせた巨体を最高マッハ6.49まで引っ張れる。主なパイロットはトレーシー家の次男バージル

サンダーバード3号

さんだーばーど・さん・ごう(TV/メカ)

 国際救助隊の宇宙ロケット。小さく見えるが全長87メートルは20階建てのビルに匹敵する。一段で大気圏を脱出する事が可能な強力なエンジンを搭載する。主なパイロットはトレーシー家の五男アラン

サンダーバード4号

さんだーばーど・よん・ごう(TV/メカ)

 国際救助隊の高速潜水艇。9.14メートルと小型だが、水上250Km、水中140Kmの高速を発揮。事故現場まではサンダーバード2号の4番ポッドで運搬される。主な搭乗者はトレーシー家の四男ゴードン

サンダーバード5号

さんだーばーど・ご・ごう(TV/メカ)

 国際救助隊の情報収集、通信用宇宙ステーション。全長100メートルを超える大型の宇宙建造物だが、電波吸収アンチ・レーダーシステムでその存在は不可知。主な乗員はトレーシー家の三男ジョン

サンダーバード6号

さんだーばーど・ろく・ごう(映画/タイトル)

 1968年公開の劇場用サンダーバード第2作。最新鋭飛行船、"スカイシップ1"に忍び込んだ悪党たちと国際救助隊の戦いを描く。飛行船からぽろぽろと死体がばらまかれたり、どうにも殺伐とした印象が拭えない。テレビ版は大成功を納めた"サンダーバード"だが、劇場版に限っては2作品とも興行成績は惨憺たるものであった。

さんだーばーど・ろく・ごう(映画/メカ)

 国際救助隊の新型救助メカ。その正体は1931年に初飛行した英国の複葉機、デ・ハヴィランド"タイガーモス"機。子供心に「そりゃなかろ」と思ったぞメカフェチのオレは

サンダーバリー

さんだー・ばりー(マンガ/メカ)

 の本局の最終防衛ラインで、高電圧のバリア。一度は赤ハゲの突撃を阻止することに成功するが、バリアの常で最後までは保たないんだった
 →青の6号

サンダーフラッシュ

さんだーふらっしゅ(軍事/機体)

 リパブリックRF−84"サンダーフラッシュ"ジェット戦闘偵察機。"サンダーストリーク"の機種にカメラ窓を増設し、空気取り入れ口を主翼つけ根に移動した機体。"サンダーストリーク"か"サンダーフラッシュ"だったか忘れたんだけど、"かもめのジョナサン"で有名な作家、リチャード・バックもこの機体のパイロットだったことがある。

サンダーブレーク

さんだー・ぶれーく(アニメ/用語)

 グレートマジンガーの必殺技の一つ。耳部分から放電された高圧電流を、指を介して相手に向かって放つという、見た目に大変格好良いワザ

サンダーボルト

さんだーぼると(軍事/機体)

 リパブリックP−47"サンダーボルト"戦闘機。重武装、重裝甲の巨大なボディを、タービン過給装置つきの強力なエンジンで引っ張る、という、じつにアメリカ的なイメージの戦闘機だが、実はこのイメージに合致する機体というのは思いの外少なかったりする。リパブリックの機体の例にもれず、コイツも横からみるとめったやたらに太い機体だが、上から見てみると驚くほどスリムで格好良い。

サンダーボルトII

さんだーぼると・つー(軍事/機体)

 フェアチャイルド・リパブリックA10サンダーボルトII。長く独自の地上攻撃機を持たなかった米空軍が初めて採用した機体。膨大なワルシャワ条約機構軍の戦車部隊に対抗するため、高いサバイバビリティとロイタリング時間を要求された機体は大変ユニークなデザインになっている。乗員からはWarthog(イボイノシシ)、縮めて"hog"とも呼ばれる。

サンダーロック

さんだー・ろっく(マンガ/武器)

 二代目707号に搭載された特殊武器。艦後部の武器区画から左右に発射され、サインカーブを描いて航行する一種のロケット弾。この手の魚雷以外のさまざまな武器が小沢海洋マンガの魅力の一つ。
 →サブマリン707

サンデーコミックス

さんでー・こみっくす(マンガ/シリーズ)

 秋田書店が刊行していたコミックスシリーズ。経緯はよく知らないのだが、特に"少年サンデー"と関係が深いわけではなく、いろいろな雑誌に掲載されてコミックがまとめられていた。

ザンバ星人

ざんば・せいじん(TV/宇宙人)

 クラタキリヤマという地球最凶コンビによって絶滅させられたヘルメス星系の宇宙人。かろうじて生き残ったザンバ星人は月怪獣ペテロを使って二人に復讐しようとする。この場合の正義、なんとなくザンバ星人側にあるような気がするね。
 →ウルトラセブン