−ま−

マーク・ジャクスン

まーく・じゃくすん(映画/キャラクタ)

 国際ダイヤ密売組織を追う、「平たく言えばダイヤGメン」(本人・談)のエージェント。番茶と枝豆の取り合わせに喜ぶ、妙な日本通。演じるはダン・ユマ。東宝特撮映画史上最も存在感のある外人さんは彼だと個人的には言い切っちゃう。
 宇宙大怪獣ドゴラ

マーク・ハミル

まーく・はみる(人物/俳優)

 "スター・ウォーズ"のルーク・スカイウォーカー役が実質的なデビュー作。ただ、その後はどちらかというと出演作には恵まれていないようだ。翳のない、薄味な顔でソンしてるのか?

マイケル・ムアコック

まいける・むあこっく(人物/作家)

 "永遠のチャンピオン"の系列に属するさまざまなヒロイック・ファンタシィで知られる作家。それまでの筋肉バカの大暴れ的ファンタシィ世界に、やたら苦悩しまくる主人公像を持ち込み、新たな地平を開拓した。ロック・ミュージシャンとしても活動しているそうだが、こっちのほうはぱっとした話は聞かないな。

マイティ・アトム

まいてぃ・あとむ(TV/メカ)

 フッドが国際救助隊のメカを極秘に撮影しようとしてどこかから盗み出した、カメラ搭載のネズミ型ロボット。なぜかサンダーバード・メカのカメラ探知機に引っかかることなく2号機の機内の撮影に成功するが、写っていたのはペネロープの顔ばっかりだった。
 →サンダーバード

牧丘博士

まきおか・はかせ(映画/キャラクタ)

 南太平洋の小島、ファロ島から強い沈静、酩酊作用を持つ赤い実を発見、日本に持ち帰りパシフィック製薬に持ち込む。薬学の分野ではかなり有名な人らしい
 →キングコング対ゴジラ

真城吾郎

まき・ごろう(映画/キャラクタ)

 フリーのジャーナリスト。独自の情報網から国連の極秘プロジェクトをキャッチし、単身ゾルゲル島へとやってくる。演じるは久保明
 →怪獣島の決戦 ゴジラの息子

マ・クベ

ま・くべ(アニメ/キャラクタ)

 キシリア麾下の、ジオン地球占領軍司令。古代オリエント美術マニアで、美術品を発掘していた場所をホワイトベースが基地と間違えて破壊してしまったために逆上し、これがもとで微妙に戦力のバランスが狂っていった、てな裏話を何かで読んだような気がする。それともこれって本編のストーリーだったっけ?TV版ではギャンに乗ってアムロガンダムと戦って散る。いまわの言葉は「………あれ(宗の壷)は、良いものだ………」ちゅどーん。
 →機動戦士ガンダム

マグマ大使

まぐま・たいし(TV/タイトル)

 原作は手塚治虫さん。"マグママン"でも"スーパーマグマ"でもなく、なんか大人びたイメージの"大使"っちうネーミングセンスは、さすが手塚氏であります(^o^)。既にいっぱしのメカフェチだった私は、ロケット型になったモルの活躍シーンが少ないのが不満でありました(苦笑)。

マクラーレン

まくらーれん(メカ/レーシングチーム)

 ニュージーランド人レーサー、ブルース・マクラーレンが相棒のレーサー、デニス・フルムとともに興したレーシングチーム。F1だけでなくCANAMシリーズなどにも参戦しており、ニュージーランドのナショナルカラーのオレンジに塗られたマシンから、"オレンジ・エレファント"の異名を取った。現在は複合企業、"プロジェクト4"の資本で運営されており、'98シーズンのマクラーレンのマシンの型式番号、MP4/13とは、マクラーレン・プロジェクト4の13号車という意味になる。てことでMP5、ってマシンはいくら待ってても出てこないよ。

 大嘘発見。"プロジェクト4"はロン・デニスのレーシングチームの名称でありました。

マジンガーZ

まじんがー・ぜっと(アニメ/タイトル)

 元祖スーパーロボット。長く、永井豪氏のマンガが先にあったと思っていたのだが、そうではなく始めにアニメ企画ありきで、タイアップ連載の形であったようだ。人が乗り込んで操縦するロボットの草分け的存在。

マダム・ピラニア

まだむ・ぴらにあ(映画/キャラクタ)

 某国の秘密諜報員。エレメントX採掘のため、ドクター・フーと手を組み、北極に潜伏する。演じるのは浜美枝
 →キングコングの逆襲

マタンゴ

またんご(映画/タイトル)

 1963年東宝。監督本多猪四郎、特技監督円谷英二、ウィリアム・ホジスンのSF小説、"闇の声"を元に、星新一と福島正美が原案を作成したSFホラー映画の秀作。いわくありげな無人島に漂着した7人の男女が、極限状況のなかで人間のエゴをむき出しにしていく様が鮮やかに描き出されている。劇中に登場するキノコ、マタンゴを食べて変身してしまった怪人を演じているのは天本英世。もったいないというか、豪華なキャスティングではあります。

マデリーネ・オーネスティン

までりーね・おーねすてぃん(映画/キャラクタ)

 若くして絶命した女性。プレトリアス教授によって強奪され、二人目の人造人間の素材となる。
 →フランケンシュタインの花嫁

マックス

まっくす(マンガ/団体)

 世界征服をもくろむ秘密結社。独自の設計になる高性能戦闘潜水艦、"ムスカ"を装備している。首領の正体は謎。世界の通貨の60分の一を自由に運用できる、という設定があり、この60分の1、ちう数字が妙にリアルだった

 →青の6号

マックス号

まっくす・ごう(TV/メカ)

 地球防衛軍の最新鋭艦。"UWW"では洋上3ステーション、という位置づけをしていたが、確かに最前線でドンパチやるような艦にはみえない。最新鋭という割に、主機はディーゼルエンジンのようにみえるんだが、あれは一種のカムフラージュか?極めて高い気密性を持ち、真空中でも乗員が活動できる。
 →ウルトラセブン

マックス・パース

まっくす・ぱーす(マンガ/メカ)

 の日本支局が開発した、マックスの潜水艦を探知するための電子装置。潜水艦の聴音機に接続するだけで、マックスの潜水艦のスクリュー音、機関の固有振動などを鋭敏に察知する。青の102号"ちはや"に積み込まれ、青の潜水艦のランデブーポイントに向かったが、この装置が青の潜水艦に搭載されることはなかった。
 →青の6号

マックス・レボ・バンド

まっくす・れぼ・ばんど(映画/キャラクタ)

 ジャバセイル・バージ内で気の抜けた音楽を演奏しているバンド。多分にカンティーナ・クラブ・バンドの二番煎じ的な持って来かたであり、キャラクター的な面白さにも欠けていて、成功したとは言いがたい。
 →スター・ウォーズ/ジェダイの復讐

松宮冴子

まつみや・さえこ(映画/キャラクタ)

 父、松宮博士とともにゾルゲル島で暮らしていた女性。演じるのは脚線美で名高い前田美波里。東宝特撮には珍しい、大変に健康的なヒロインは、彼女のほぼデビュー作であります。
 →怪獣島の決戦・ゴジラの息子

松宮正

まつみや・ただし(映画/キャラクタ)

 ゾルゲル島に残って研究を続けていた日本人考古学者。妻を娘、冴子が生まれた直後になくし、その後自分も、気象コントロール実験班が島を訪れる7年前に死去。古生物学者とかじゃなく、考古学者、っつー設定がそれなりに謎な感じもする。
 →怪獣島の決戦・ゴジラの息子

松本染升

まつもと・せんしょう(人物/俳優)

 ずーっと"そめます"さんだと思ってました。先代の松本幸四郎の門弟、れっきとした歌舞伎役者さんだ。宇宙円盤クラブの会長とか、大貫博士とかも印象深いが、やっぱ"怪獣大戦争"の"宗教代表"が一番スゴい。まわりで「X星人がくるー、どうしよう」って騒いでるのに「それよりまず、神に祈りましょう」だもんなァ

松本零士

まつもと・れいじ(人物/マンガ家)

 一度もジャンプにマンガを描かずに愛読者賞にノミネートされたマンガ家は氏とあだち充氏ぐらいしかオレは知らない。それぐらい"ヤマト"から"999"に至る時期は高い人気を誇っていた。活躍時期は長く、ペンネームも松本晟→松本あきら→松本零士と変遷している。"戦場まんがシリーズ"に代表されるように情緒的マンガが多く、そのせいか長編マンガになるとちゃんと落ちてくれないことが多々ある。というわけで"四次元世界"、"ワダチ"など、初期〜中期の作品が好き。

マナベ参謀

まなべ・さんぼう(TV/キャラクタ)

 地球防衛軍の高級幕僚の一人。演じるは宮川洋一。ベル星人の存在を事前に知ってるのにみんなに教えなかったり、クラタの独断専行を黙認したり、日本的な大物将軍の条件である"鷹揚さ"を持った人物のようだ。ということは実際の参謀職に関する能力は低いということになるな。
 →ウルトラセブン

真鍋副長

まなべ・ふくちょう(映画/キャラクタ)

 土星探査宇宙船、JX-1隼号の副長で技師。演じるは桐野洋雄野村滝子と婚約していたが結婚前に殉職。
 →妖星ゴラス

真船博士

まふね・はかせ(映画/キャラクタ)

 恐竜の存在を学会で強硬に主張したり、後にはその恐竜を自分の手でコントロールできるなどとと主張し、同業者たちから異端視された学者。何事も自分の意見だけを強硬に主張するばかりではものごとは先に進まない………などということが語られるわけではない。演じるは平田昭彦氏。こういう、取り憑かれたマッドサイエンティストてのは、氏には向いていないような気がする。
 →メカゴジラの逆襲

マラサイ

まらさい(アニメ/メカ)

 RMS−108マラサイ。アナハイム・エレクトロニクスティターンズにロハで提供したモビルスーツ。劇中でジェリドも「もらい物だからといって、バカにできんか」と言うてるとおり、バランスのよく取れた機体。デザイン的にもザクの流れを汲む、オーソドックスながら格好良い機体で、オレもかなり好き。MGで出してほしい機体であります。
 →機動戦士Zガンダム

マラコット号

まらこっと・ごう(コミック/メカ)

 海洋安全保障組織、"青"に所属するフランスの戦闘潜水艦、青の3号、マラコット号。ティアドロップ型でもシップ型でもないユニークな艦型が大好き(^o^)
 →青の6号

マンガ少年

まんが・しょうねん(マンガ/雑誌)

 朝日ソノラマが'70年代中盤に創刊したマンガ誌。もちろん大先輩である"漫画少年"にあやかりたいという気持ちが雑誌名にも現れているんだろう。創刊号の執オレは手塚治虫石森(当時)章太郎石川賢松本零士ジョージ秋山、ますむらひろし、吾妻ひでお、藤子不二雄という超豪華メンバー。のちに竹宮恵子や岡田史子、大友克洋やら新谷かおるやら御厨さと美やらモンキーパンチやらも執筆している。ますむらひろし、高橋葉介、石坂啓が世に出るきっかけともなった。ものスゴい執筆陣なんだがイマイチメジャーにはなり切れず5年で廃刊。"亜素湖に潰された雑誌"ってなあ、これです。

万丈目淳

まんじょうめ・じゅん(TV/キャラクタ)

 "ウルトラQ"、一応全編を通じての主人公で星川航空のパイロット兼(他称)"売れないSF作家"。南極観測隊のルポルタージュを依頼され、実際に南極まで出向いたりもするところを見ると、作家としての資質は結構あるようで、ゆりッぺの言い分は多分に揶揄を含んでのものなのかもしれない。パイロットとしては平均的で、戦争体験者などから見るとまだまだ訓練不足、というレベルのようだ。
 →ウルトラQ

マンダ

まんだ(映画/怪獣)

 ムウ帝国の守護神の海龍。東宝特撮映画ではめずらしい中国型の龍である。"怪獣総進撃"に出演したときは角がとれ、顔がなんか扁平でぶちゃいくな感じなのが悲しい。"ウルトラQ"の"育てよ亀"のエピソードにも出演している。
 →海底軍艦