−な−

ナイトライダー

ないとらいだー(TV/タイトル)

 瀕死の重傷を負った正義感あふれる元警官、マイケルと、ナイト財団から彼に与えられたスーパーカー、"ナイト2000"の活躍を描くテレビシリーズ。車載超AI、"K.I.T.T"とマイケルの掛け合いが楽しい。一時日本でも、ナイト2000よろしく、ボンネットに赤いイルミネーションをつけた車が走ってたよね

永井豪

ながい・ごう(人物/マンガ家)

 石森章太郎氏のアシスタントを経てデビュー。デビュー当時はハレンチマンガ家、後にSFマンガの巨匠。"ハレンチ学園"が社会現象を巻き起こし、NHKの朝のニュースショー番組に永井氏本人が出演して、PTAのおばさん達からやいやい文句言われたなんて、今の若い衆はご存じあるまいて。その後"鬼"、"真夜中の戦士"等から本格的なSF作品を多く発表しはじめるが、最近はイマイチ切れ味が鋭くないのが残念でならない。"マジンガーZ"、"Xボンバー"など、映像の分野でも貢献は大きい。オレのお気に入りは"黒の獅子"。

長峰真弓

ながみね・まゆみ(映画/キャラクタ)

 鳥類学者。姫神島ギャオスを目撃、捕獲作戦の立案を要請される。日本特撮映画史上、もっとも活動的でキュートなヒロインの一人。演じるは中山忍。中山美穂の妹だとは知らんかった(苦笑)。
 →ガメラ/大怪獣空中決戦
 →ガメラ3/邪神覚醒

名越勝茂

なごし・かつしげ(映画/キャラクタ)

 名越領の当主、兵衛の息子。御子柴弾正によって兵衛を殺されたあと、千草十郎を助けて千草領、名越の里を御子柴の手から取り戻そうと戦う。演じるは上野山功一。陣内孝則をお公家さん風味にしたような個性的な顔立ちの役者さんで、"イナズマンF"にも出演しているそうな。
 →大魔神怒る

名越早百合

なごし・さゆり(映画/キャラクタ)

  名越領の当主、兵衛の娘で、千草十郎の許嫁。クライマックスで磔にされ、火あぶりにされる(もちろん魔神様が助けに来るのだが)シーンがたいへん色っぺー。演じるは藤村志保。
 →大魔神怒る

名越兵衛

なごし・ひょうえ(映画/キャラクタ)

 名越の里の領主。名越は千草の分家で、代々八雲の湖の武神を祀る役目を負った一族。千草に進行した御子柴の軍勢をとどめようとして、逆に殺害されてしまう。演じるは内田朝雄。
 →大魔神怒る

ナショナルカラー

なしょなる・からー(メカ/用語)

 1960年代半ばまで、F1マシンはそれぞれのチームの国籍に応じたナショナルカラーで塗装され、スポンサーのステッカー類は最低限になっていた。ちなみに各国のカラーは、イギリス=緑、フランス=青、イタリア=赤、ニュージーランド=オレンジ、ドイツ=銀、ブラジル=黄色、南アフリカ=金色、てな感じ。ホンダがF1に初参加したとき、本多宗一郎氏は自分たちのマシンに金箔を貼りたいと考えていたが、金色が南アフリカのナショナルカラーだったために実現しなかった、という有名なエピソードがある。ちなみに複数のチームがエントリーする英国の場合、チームごとに微妙に緑色の色合いが違っていたのだそうだ。

謎の円盤UFO

なぞ・の・えんばん・ゆー・えふ・おー(TV/タイトル)

 ITC初の実写版SF特撮シリーズ。1980年、地球侵略を本格化させつつある異星人と、地球防衛秘密組織、SHADOの戦いを描く。英国人の特性なのか、"組織"という物を元来胡散臭いものと捉える冷めた視点が斬新で、宇宙人相手の時よりも人間同士のドラマのほうが面白かったりする。なお、ムーンベースでインターセプターの乗員がスクランブルにかかるとき、"サンダーバード"の音楽が鳴るが、これは日本語版のみのアレンジで、原版ではそんな曲は鳴っていない。

夏木陽介

なつき・ようすけ(人物/俳優)

 個人的にはTVシリーズ、"太陽野郎"(だったっけ)のカウボーイにーちゃんのイメージが強いんだけども、東宝特撮シリーズにも縁の深い人。出演作品に"宇宙大怪獣ドゴラ"、"三大怪獣・地球最大の決戦"、戦争物の"青島要塞爆撃命令"など。怪獣物だとなぜか刑事役。上司が平田昭彦という恐ろしい境遇の"地球最大の決戦"よりは、わかりやすい田崎潤が上司の"ドゴラ"の方が仕事が楽しそうで好きです。漫才の相方にダン・ユマもいてるし。'84年の"ゴジラ"では科学者役で出演していたが、こっちはちょっといいところなしの感じ。

波川女史

なみかわ・じょし(映画/キャラクタ)

 世界教育社の社員で、鳥居哲夫が開発した"レディ・ガード"のライセンス契約の交渉にあたる。正体はX星人。邦画で一番有名な女性エイリアンだろう。演じるのは水野久美。なお、処刑される寸前にグレンにわたしたメモには、T.Namikawaと読めるサインがある。してみると地球での名前は波川ともこ、あたりになるんだろうか。波川トメ、とかだとちょっといやーん
 →怪獣大戦争

ナムフ

なむふ(模型/用語)

 日本機ファンをさす言葉。旧日本軍機のエルロン等の動翼にはカタカナで"フムナ"(踏むな)と書かれていた。右から左へ書かれていたため、現在の我々には"ナムフ"と読める。"ナムフな人"、と言うように使う

南海汽船

なんかい・きせん(映画/団体)

 東京に本社のある海運会社。ゴジラのために持ち船を連続して失ってしまう。緒方が所属する南海サルベージは南海汽船に所属している。
 →ゴジラ

南海サルベージ

なんかい・さるべーじ(映画/団体)

 南海汽船の傘下にあるサルベージ業者。規模は小さいが親会社からの信頼も厚いようだ。あまり詳しく語られてはいないが、緒方はこの会社では現場責任者クラスの地位にあると思われる。
 →ゴジラ

南極計画

なんきょく・けいかく(映画/用語)

 地球とのピンポイント衝突コースをとっていることが判明したゴラスから逃れるため、人類の科学力を結集して実行された計画。そのキモは、南極に巨大なジェットパイプをずらーっと並べて一斉に点火、むりやり地球の軌道をかえてゴラスをやり過ごそうという物。速夫くんの無責任な発言を真に受けた田沢博士によってホントに実行され、恐ろしいことに成功してしまった。
 →妖星ゴラス