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仁木博士

にき・はかせ

 "真空管に取って代わる"デバイスの元となる、クライオトロンを使用した、物質の電送装置を考案した人物。もとは国粋主義者だったが、終戦まぎわのどさくさで、軍人の胡散臭さが骨身にしみたのか、戦後は軽井沢に引きこもって研究を続けている。演じるは佐々木孝丸
 →電送人間

ニキ・ラウダ

にき・らうだ(人物/F1レーサー)

 オーストリア人のF1レーサー。フェラーリマクラーレンでワールドチャンピオンに。1976年のニュルブルクリンク・サーキットでの大事故から奇跡的にカムバックしたときに、フェラーリの総帥、エンツォ・フェラーリが彼を"フェラーリの息子"と呼んで称えたというエピソードは有名。だが同じ年の日本グランプリで、雨下のレースを拒否してチャンピオンの座をジェームズ・ハントに渡したときには同じフェラーリから手のひらを返したかのような扱いを受けることになってしまった。

西川伸司

にしかわ・しんじ(人物/マンガ家)

 代表作に"土偶ファミリー"、"じじばばファイト!"など。NHKのアニメ、"YAT安心!宇宙旅行"の原作、キャラクターデザインも手がける。マンガ関係以外でも、平成ゴジラシリーズで"デザインワークス"の一員として活躍。氏の手になるデザインとしては、ビオランテ、ドラット、キングギドラ/メカキングギドラ、スーパーX3などがある。ゴジラ2000ミレニアムでは、リニューアルされたゴジラのデザインも担当した。パソ通やってた人ならご存じだと思うが、ネットワークの世界ではMASH、というハンドルでも知られる。

西崎義展

にしざき・よしのぶ(人物/プロデューサー)

 "宇宙戦艦ヤマト"産みの親。彼が明確に戦艦大和を宇宙にとばしたら、というコンセプトを持っていたのか、松本零士氏のマンガ、"電工オズマ"(宇宙戦艦ヤマトの巻、というエピソードがある)あたりからインスパイアされたものなのかは良く知らない。ただ、アニメ界で久々の大ヒットとなったこの作品の、何が原因でそうなったのかを彼は最後まで正確には把握していなかったように見え、迷走したあげく手が後ろに回るところまで行ってしまったのはちょっと(だけ)かわいそう。

仁田

にた(映画/キャラクタ)

 市野の友人で、いっしょにレッチ島に流されてしまった学生。山岳部に籍を置いているらしいがとてもそうは見えん。演じるは砂塚秀夫。この方の東宝作品への出演は珍しく、特撮物だとこの作品以外では、"ダイゴロウ対ゴリアス"に出ているぐらい。
 →ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

新田たつお

にった・たつお(人物/マンガ家)

 現在はテレビドラマなどにもなってる"静かなるドン"や故・横山やすし師匠の主演になる"ビッグマグナム黒岩先生"で有名な青年マンガ作家だが、70年代後半から80年代初頭にかけてはSFマインドあふれるギャグマンガを多数発表。代表作は"怪人アッカーマン"。その他、パロディSFギャグマンガ"カス人間第一号"、"スタートラック"、"最低軍艦"など多数。

二宮博士

にのみや・はかせ(TV/キャラクタ)

 科特隊からの調査、研究を依頼される科学者の一人で植物学者。恩師である後藤博士の研究から、高度な知性を持った謎の吸血植物、ケロニアの秘密に迫る。演じるのは後にキリヤマ隊長を演じる中山昭二。

ニュー・ワールド・エアクラフト・コーポレーション

にゅー・わーるど・えあくらふと・こーぽれーしょん(映画/企業)

 民間の航空機メーカー、NWAC。TVシリーズで何かとトラブルに巻き込まれるエア・テレイニアンに替わり、映画版ではNWACが総力を挙げて開発したゼロXスカイシップ1がつぎつぎとトラブルに巻き込まれる。
 →サンダーバード
 →サンダーバード6号