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バージル・トレーシー

ばーじる・とれーしー(TV/キャラクタ)

 トレーシー家の次男。1999年8月15日生まれ。デンバー・スクールで科学技術を専攻した後、トレーシー大学で宇宙飛行士訓練過程を終了。絵画、ピアノなど極めて多趣味なヒト。
 →サンダーバード

バード・オブ・プレイ

ばーど・おぶ・ぷれい(映画/メカ)

 映画版で登場するクリンゴンの宇宙戦闘艦。テレビ版でバード・オブ・プレイといえばロミュランの宇宙船だったはずだが、はて?
 →スター・トレック/ミスター・スポックを探せ

バイキング

ばいきんぐ(軍事/機体)

 ロッキードS3バイキング。空母からの運用が可能なジェット対潛哨戒機。

ハイラム・K・ハッケンバッカー

はいらむ・けー・はっけんばっかー(TV/キャラクター)

 ブレインズが自分の正体を隠すために使った偽名。ハッケンバッカーはともかく、ハイラムというのはブレインズの本名なのではないかという説がある
 →サンダーバード

袴田

はかまだ(マンガ/キャラクタ)

 の日本支局長。その名の通り羽織袴姿の成金風な風体のおっさん。
 →青の6号

萩尾望都

はぎお・もと(人物/マンガ家)

 日本屈指のマンガ家。個人的には手の造作、特に指使いの表現は天下一品だと思う。萩尾氏のマンガでは、手は口ほどに物をいう。代表作、名作は数限りないが、個人的には"AーA’"がかなり好き。

バキュームフォームキット

ばきゅーむ・ふぉーむ・きっと(模型/用語)

 通称バQ。ヒートプレスと同様、熱した塩ビ板を型に押し当てて成型する技法だが、型と塩ビ板の間の空気を抜き、密着性を高める。………というと大がかりに聞こえるが、なに、掃除機でも充分用をなすので個人でも実行可能。日本はそうでもないが、欧米にはマイナー機専門のバキュームフォームキット・メーカーが幾つか存在し、その技術も高い。日本では昔、ゼネラルプロダクツが、特撮関係の愛らしいキットを何点か出していた。また造りたいので、安くゆずってくれる人、いてはらへんやろか。

萩原記者

はぎわら・きしゃ(映画/キャラクタ)

 大戸島の調査団に同行し、巨大な足跡を目撃する新聞記者。のちに芹沢博士の研究がゴジラへの対抗策の決め手になるかもしれないという情報を掴み、彼にコンタクトを取ろうとする。演じるのは堺左千夫。よってイマイチ押しが弱い。
 →ゴジラ

パシフィック製薬

ぱしふぃっく・せいやく(映画/企業)

 日本の大手製薬メーカーだが、ライバル企業、セントラル製薬に業績で水をあけられているようだ。人気のセ、実力のパ、という関係だったのかどうかは不明。
 →キングコング対ゴジラ

パテ

ぱて(模型/用語)

 模型のパーツ分割の影響などで発生する、本来無いはずの線や段差を埋めるために使われる。また、ドイツ戦車独特のツィメリート・コーティングの表現などにも使われる(レベルのパテが食い付きが弱く、ボロボロはがれて大変よろしい)"パテ盛り、ペーパーがけ"の作業は、模型を作る上でさけては通れないが、いつ果てるともしれない難行である。とはいえ最近のキットはみな出来が良く、昔ほどしんどいパテ盛りが必要なキットは少なくなってきており、これはこれで寂しい

バトル・オブ・ブリテン

ばとる・おぶ・ぶりてん(軍事/用語)

 英本土航空決戦。1940年から1941年にかけての、ドーバー海峡と英本土上空でのドイツ、イギリス両国の航空戦。ドイツ側としては予定される英本土上陸の前に、英国空軍の勢力を削ぐのが本来の目的だったが、さまざまな要素が交錯した結果、いつしか長期にわたる消耗戦の様相を呈し、最終的に英本土上陸作戦、"ゼーライオン"(あしか)作戦は無期延期となり、同時に総力をもっての航空戦もその規模を縮小することになった。この戦いの一つのエピソードとして、ドイツ空軍によるロンドン空襲(その発端は搭乗員の航法ミスだったそうだ)があり、これが非戦闘員までも巻き込む都市空襲の発端となった。

ハニーゼリオン

はにー・ぜりおん(TV/用語)

 いってみれば実用的な青葉クルミ。農地試験場の木村技師によって研究開発が進められていた
 →ウルトラQ

浜美枝

はま・みえ(人物/女優)

 東宝の美人女優。なぜかキングコングと縁が深く、"キングコング対ゴジラ"ではコングの手に握られ、"キングコングの逆襲"ではメカニコングのスポンサーとなる。ボンドガールとして"007・サンダーボール作戦""007は二度死ぬ"にも出演している。"国際派"なんて粋がってる島田陽子も松田聖子も、彼女に比べればまだまだ小物であるよ。

 うおー、sds044さんからツッコミいただきました。「サンダーボール作戦」じゃなく「007は二度死ぬ」が正解。アヴロ・バルカンに惑わされたか…

ハヤタ隊員

はやた・たいいん(TV/キャラクタ)

 科学特捜隊、極東支部もムラマツ斑の隊員。成績優秀なエリートで、キャップが不在の時は代理の隊長役も務める。超個性的なウルトラマンというキャラクタの仮の姿である分、この人の個性は隊員中一番希薄だったりする。
 →ウルトラマン

 上の修正のついでに。このまえ食玩のパッケージ見てたら、ハヤタ隊員に"ハヤタ・シン"というフルネームが付けられていたけど、これって公式な設定なのだろうか?

隼号

はやぶさ・ごう(映画/メカ)

 世界初の土星探査を目的に日本で建造された宇宙船。艇長は園田雷蔵博士、副長に真鍋技師。土星探査の航行中い発見された謎の遊星、ゴラス調査に向かい、その引力から脱出できずにごラスと衝突、乗員共々失われた。
 →妖星ゴラス

ハリアー

はりあー(軍事/機体)

 ブリティッシュ・エアロスペース(旧ホーカー・シドレイ)・ハリアー。世界唯一の実用的な垂直離着陸ジェット機。その歴史は古く、1960年には既に最初の試作機が進空している。その後長い時間をかけて熟成が行われ、最初の飛行隊に配備されたのは1969年になってからだった。正式な大型空母が次々と退役する英海軍、常に前線基地からの作戦行動が想定される米海兵隊でその有用性が高く評価された。英国でのさまざまなサブタイプに加え、米海兵隊用にマクドネル・ダグラスが改良を施したタイプも存在する。困ったことに本家より数段性能が上がっているそうだ。

ハリケーン

はりけーん(軍事/機体)

 ホーカー・ハリケーン。英国初の近代的な底翼単葉の戦闘機。主任設計者はシドニー・カム。世界でもっとも進んだ戦闘機と言われたが、その時期は短く、ドイツ、日本の戦闘機には到底歯が立たない事が明らかになる。が、機体の堅牢さと扱いやすさから第一線は退いても活躍の場は多かった。英国樹らしい垢抜けないデザインが大好きさ

はりけーん(TV/メカ)

 仮面ライダーV3の愛用マシン。シンプルでいいデザインだと思う。ネーミングもちゃんとサイクロンを引き継ぐ形になってて好感が持てるし。

バルカン

ばるかん(軍事/機体)

 アブロ・バルカン。英国アブロ社の開発したジェット爆撃機。優美なデルタ翼の機体で、"007・サンダーボール作戦"の冒頭で墜落する英国空軍のジェット爆撃機がこれである。長く使用され、最初にして最後の実戦はフォークランド紛争であった。

ばるかん(軍事/用語)

 いわゆるガトリング砲のこと。スイス、エリコン社では自社のガトリング砲をバルカン砲と呼ぶ。

バルゴン

ばるごん(映画/怪獣)

 ニューギニアの奥地に棲む大型爬虫類。ヒカリモノが好きで水に弱い。子供のころ、一番かっこいいと思ってた怪獣なんだけど、改めて見てみると、人が入って四つ足歩行する着ぐるみの常で、実はそれほどでもなかったりするのが悲しい
 →大怪獣決闘/ガメラ対バルゴン

バルスーム

ばるすーむ(本/地名)

 "火星シリーズ"における火星の呼び名。美男美女が大量に、ほどんど裸の状態で登場することから、"バスルーム"をもじってつけられた名前………では断じてないので念のため(でも意外と………)

バルタン星人

ばるたん・せいじん(TV/宇宙人)

 通称"宇宙忍者"。ネーミングは歌手のシルヴィー・バルタンから。危うく自分の弱点をしゃべってしまいそうになったり、他の宇宙人にいいようにこき使われたりと、どこか憎めない宇宙人である。人気があるのもその辺が理由かも、なぁんて。

ハンソン機長

はんそん・きちょう(TV/キャラクター)

 ファイヤーフラッシュの処女飛行時のメイン・パイロット。後にファイヤーフラッシュが謎の墜落事故を起こしたときには、原因究明のためスコットとともにファイヤーフラッシュを操縦する。この時点でハンソン機長は、初対面(第一話では顔は合わせていない)にもかかわらず、スコットの姓がトレーシーであることを知っている。
 →サンダーバード

パンター

ぱんたー(軍事/戦車)

 旧ドイツ陸軍の五号重型中戦車、"パンター"。英語読みなら"パンサー"、豹である。ロシアに侵攻したドイツ軍が遭遇したT−34の高性能ぶりに衝撃を受けたドイツ軍が急遽つくりあげた新型戦車。あわててつくったせいか初戦は機械的故障でさんざんな目にあったが、後に改良が進み大戦における優秀戦車の一つとなる。英米の戦車に対しては圧倒的に優位を誇り、ソ連戦車のほとんどとも互角以上に戦えたが、国力からくる量の劣勢が最後までつきまとった。