−え−

エース

えーす(軍事/用語)

 空中戦において5機以上の敵機を撃墜したパイロットに贈られる称号。第2次大戦のトップエースは350機以上のスコアを誇るドイツのエーリヒ・ハルトマン。ドイツ、日本のエース達は英米のエースに比べて撃墜数が桁違いに大きいが、これは、休む間もなく戦わされつづけたためであって、個人としての資質や気構えはともかく、国家としては決して誉められた状況とは言えない。

エースキラー

えーす・きらー(TV/怪獣)

 ヤプールによって送り込まれたウルトラマンA抹殺の切り札。ウルトラ4兄弟をことごとく打倒するが、Aの秘密兵器"スペースQ"で倒された。
 →ウルトラマンA

エースをねらえ!

えーす・を・ねらえ!(コミック/タイトル)

 山本鈴美香作。スタート当初はよくあるスポコンマンガだったが、ある日突然大化けする。トップをねらえ!はこの作品のフォーマットを上手に踏襲して作られている。

エーベルバッハ少佐

えーべるばっは・しょうさ(コミック/キャラクタ)

 青池保子作、"エロイカより愛をこめて"の名脇役でNATO情報部少佐。本名クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ。エーベルバッハは、ebar="イノシシ"、bach="川"ってことで、日本語に直すと"猪川"さん、になる。エピソード中で伯爵に"キャプテン"と呼ばれて「オレは大佐じゃなくて少佐だ」と怒っていたところを見ると、実は海軍の軍人さんらしいゾ

エアーウルフ

えあー・うるふ(TV/メカ)

 正体はベル・ジェットレンジャー(それだけかいっ)

 →超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ

エアインテイク

えあ・いんていく(メカ/用語)

 一般的には航空機の空気取り入れ口をさす。インテイクとも。多くの最近の機体では直方体を斜めに切り落としたような形状のものが多いが、これは大迎え角をとった(インテイクが上を向いた)状態でも充分な量の空気が流入するように考慮されているため。

エアシップ・コンビナート

えあしっぷ・こんびなーと(TV/用語)

 高い知能を持ち、ついに文明を持つまでに至った吸血植物、ケロニアの開発した飛行船団。地上の人類に取って代わるべく、攻撃を開始しようとした矢先、科特隊とウルトラマンの活躍で壊滅させられる
 →ウルトラマン

エア・テレイニアン

えあ・てれいにあん(TV/団体)

 "空を版図とするもの"ぐらいの意味だろうか。未来の地球での超国家規模の航空会社で、機体の開発から運営まで一手に行っている。世界初の原子力旅客機、”ファイヤーフラッシュ”もこの会社で開発された。
 →サンダーバード

エアフィックス

えあふぃっくす(模型/メーカー)

 老舗中の老舗の英国の模型メーカー。'50年代には既にインジェクションキットを発売していた。長い歴史と豊富なアイテム数を誇る。日本ではグンゼ産業が輸入していた。あ、最近はツクダホビーか。

エアブラシ

えあぶらし(模型/技法)

 別に模型専用なわけではなく、むしろ本来は美術系のアイテム。ピースコン、ハンドピースとも。気のせいか模型を作る人はオリンポス社のピースを愛用することが多いように思う。かくいうオレも20年近くオリンポスのPC101という0.3mmノズルのものを愛用している。予備校のころ、模型屋に借金して買ったのさ(苦笑)。

エアラコブラ

えあら・こぶら(軍事/機体)

 ベルP−39"エアラコブラ"戦闘機。エンジンを胴体中央部におき、延長軸でプロペラを回そうというミッドシップ・レシプロ機。機体の安定性向上と機首に集中的に武装が可能というメリットがあるレイアウトで、試作段階ではそれなりに高性能だったが、実際に武装して量産されるとまったくぱっとせず、零戦のいいカモになるだけだった。愛想をつかしたアメリカは、これを大量にソ連に貸与したが、なぜかこの変な機体がロシア人はいたくお気に召したようで、地上攻撃機としてドイツ軍相手にかなりの戦果を挙げている。

エアリーズ

エアリーズえありーず(映画/メカ)

 21世紀の短距離用シャトル。モノリスの調査に向かうフロイト博士を宇宙ステーションから月基地まで運んだ。

永遠のチャンピオン

えいえん・の・ちゃんぴおん(本/用語)

 "エターナル・チャンピオン"。マイケル・ムアコックの一連のヒロイック・ファンタシィの主人公たちのこと。この場合の"チャンピオン"は勝者ではなく戦士の意味。伝説の理想郷、"タネローン"を求めておのれの世界をさまよいつづけ、時には複数の永遠のチャンピオン達が一つの物語の中で出会ったりもする。

栄光

えいこう(軍事/機体)

 ロッキードF−104"スターファイター"の日本向けタイプ、J型の自衛隊での呼称"旭光"、"栄光"と続いた日本の戦闘機の呼称だが、ファントムに代替わりしてからは使用されなくなった。"燐光"ぐらいつけときゃ面白かったのに

えいこう(TV/用語)

 残念ながら青木が手にすることはできなかった。だいたい彼が何をもって"栄光"を手にすることができると考えていたのかも不明である。
 →ウルトラセブン

栄光丸

えいこう・まる(映画/メカ)

 南海汽船に所属する貨物船。太平洋を航海中、謎の爆発に巻き込まれて沈没する。
 →ゴジラ

エイブラムス

えいぶらむす(軍事/戦車)

 アメリカの現在の主力戦車、M1エイブラムス。強力なガスタービンエンジンとコンピュータ制御されたハイテク火噐管制装置を持った現代最強の戦車の一つ、なんせアメリカの国力がバックにあるから、単体ではおそらくこれ以上の能力を持った戦車もあるんだろうが、数で勝負にならない。当初開発が間に合わず、それまでの105mm砲を装備していたが、現在の主力、M1A1は120mm砲装備型。

英本土航空決戦

えい・ほんど・こうくう・けっせん(軍事/用語)

 →バトル・オブ・ブリテン

エイモス1号

えいもす・いち・ごう(コミック/メカ)

 アポロ・ノームに搭載される戦闘潜水艦だが、エイモス、という名前は強奪後、エイモス・リーグが勝手につけたものだろう。艦首ソナーの形状が鉄人28号顔しているので有名。小沢さとる氏は一時横山光輝氏のアシスタントの経験があるそうなので、無意識のうちに影響を受けたのかもしれない。
 →サブマリン707

エイモス・リーグ

えいもす・りーぐ(コミック/用語)

 米海軍の潜水艦長、エイモス中佐の秘密組織。海軍の最新鋭大型空母、"アポロ・ノーム"乗っ取りを画策するが計画前に事故死。その意思は息子のケーン・エイモス少尉に受け継がれる。
 →サブマリン707

エイリアン

えいりあん(映画/タイトル)

 宇宙貨物船"ノストロモ"に進入した謎の異星生命体と乗員の死闘を描くSFホラー映画。監督はリドリー・スコットスター・ウォーズから始まった宇宙SFブームの映画の中で異彩を放つ傑作。脚本ダン・オバノン、ビジュアルイメージにはクリス・フォス

えいりあん(映画/キャラクター)

 その出自等は一切不明の完全生物。他の生命体に幼生を産み付け、体内に生息する。卵から孵り宿主を待ち受けるフェイス・ハガー、宿主の身体を突き破って出てくるためのチェストバスターと呼ばれる形態を経て、完全体に進化する

えいりあん(映画/団体)

 抗核バクテリアを狙って三原山で爆発を起こし、火山の内部で眠るゴジラを目ざめさせようとする組織が名乗った組織名。その正体は西側バイオメジャーの工作員。ネーミングのセンスの悪さには権藤一佐でなくても呆れてしまいますな
 →ゴジラ対ビオランテ

エイリアン2

えいりあん・つー(映画/タイトル)

 監督が変わるとこうも変わるかの代表格。"ターミネーター"シリーズのジェイムズ・キャメローン監督の第二作は一転、激しいシーン満載のアクション超大作となった。キャメローンさんが兵器オタクだったせいで、宇宙海兵隊がらみの描写などかなりリアルだが、仮にも完全生物のエイリアンがほいほいぶち殺されるのを見るのは悲しい。決して悪い出来の映画ではないが、別に相手がエイリアンでなくても良かったんじゃね−の?

エイリアン3

えいりあん・すりー(映画/タイトル)

 "エイリアン"のシリーズ第3弾。前二作のお話をほとんどチャブ台返し状態でリセットして造られた第三作は、いって見ればサバイバル・アクションものの映画。どちらかといえばテンションは低い。

エゥーゴ

えぅーご(アニメ/用語)

 "Anti Earth United Goverment"の頭文字、A.E.U.Gでエゥーゴ。地球からスペースノイドをコントロールしようとする地球連邦政府、特にその中でも過激なエリート意識に固まったティターンズに対抗する組織。
 →機動戦士Zガンダム

エヴァンジェリスト

えばんじぇりすと(その他/用語)

 "新世記エヴァンゲリオン"信者のこと………じゃなく、"福音の伝道者"、といった意味合い。最近"なんとかかんとかエヴァンジェリスト"って類の人間がよく登場しているが、まあ、タイコ持ちのことだな。

エオヒップス

えおひっぷす(その他/用語)

 馬の祖先と思われる小型の哺乳類。アメリカ西部には今もこれらの古代生物が生き残っている谷があるといわれる
 →恐竜グワンジ

江川達也

えがわ・たつや(人物/マンガ家)

 師匠が本宮ひろ志氏っつーのがどうしても信じられん

エキゾチック・カー

えきぞちっく・かー(メカ/用語)

 フェラーリ、ランボルギーニ、マセラーティに代表される、流麗なスタイリングと超高性能、目の玉飛び出るような価格に希少価値が売り物のスポーツカー。池沢さとしが"スーパーカー"なんて言葉をはやらせたもので、その中に組み込まれてしまったが、速いだけでは"エキゾチック"の資格はない

液冷エンジン

えきれい・えんじん(メカ/用語)

 エンジンをグリコール液などの液体で冷却するタイプのエンジン。空冷星型のエンジンに比べ整備が厄介なのと被弾するともろい、というデメリットはあるが、シリンダーを直線的に配置できるため、前面投影面積を小さくできる→空気抵抗を減らせる、というメリットがあるため、速度を重視するヨーロッパの戦闘機の大部分は液冷エンジンを装備している。

エクスカリバー

えくすかりばー(その他/用語)

 アーサー王が初めて引き抜いたとされる聖剣。

えくすかりばー(コミック/メカ)

 "超人ロック"、"ロード・レオン"のエピソードでレオンが乗っていた宇宙海賊船。あまり活躍しないうちに壊れてしまった。

えくすかりばー(TV/メカ)

 スターフリート所属のコンスティテューション級ヘヴィ・クルーザー。艦隊製造番号はNCC−1705。

エクスターミネーター

えくすたーみねーたー(映画/タイトル)

 ターミネーターと同時期の公開だったためパチモン映画と思ってる人もいるようだが、内容はまったく別物。一種の私設処刑人のお話で、悪党を肉挽き機に生きたまま放り込んで、ミンチにしちゃう、ってシーンが話題になった。

エクスプロアー号

えくすぷろあー・ごう(映画/メカ)

 国連所属の潜水艦。映画ではあまり気にならないが、巨大な艦橋、薄っぺらな艦体の非常に変わったスタイルをしている。ホバー走行の水陸両用車を1台搭載する。
 →キングコングの逆襲

エクスプローラー

えくすぷろーらー(コンピュータ/用語)

 Windows95の標準的なファイル操作ツール。Win3.1のファイルマネージャー等に比べて格段に使い勝手は向上している。インターネット・エクスプローラーの拡張に伴って、よりWWWブラウザライクなものとなった。便利になったところもあるし、そうでないところもある。

エグゼクター

えぐぜくたー(映画/メカ)

 スーパー・スターデストロイヤーの(多分)一番艦でシス卿の専用艦。超巨大、重武装の艦だが、どうも操舵系がブリッジに集中しているようで、バリアの展開に間に合わず、体当たりしてきたクライニッド機の爆発でたやすく操舵不能に陥ってしまった。
 →スター・ウォーズ/帝国の逆襲
 →スター・ウォーズ/ジェダイの復讐

エグゼター

えぐぜたー(軍事/艦名)

 英国の巡洋艦。ドイツ戦艦ビスマルク追撃戦に功績を上げる。

えぐぜたー(TV/メカ)

 スターフリート所属のコンスティテューション級ヘヴィ・クルーザー。艦隊製造番号はNCC−1706。

エクセリヲン

えくせりをん(アニメ/メカ)

 宇宙怪獣迎撃のため地球を発進した地球艦隊の旗艦。のち雷王星宙域で自沈
 →トップをねらえ!

エクセルシオール

えくせるしおーる(映画・TV/メカ)

 スターフリートコンスティテューション級、フェデレーション級に変わる主力大型艦として建造された新鋭艦。試作時にはNXー2000、後に正式の艦隊製造番号、NCCー2000が与えられる。試作艦時にはスコッティのいたずらでエンストするが、後にスールーが艦長に就任していた。"ネクストジェネレーション"では同型艦"フッド"が出演していたんではなかったかな。ところでコンスティテューション級の拡張版、ボノム・リチャード級に、NCC−1718"エクセルシオール"ちうのがあるんだが、こりゃなんだ?
 →スター・トレック/カーンの逆襲

エクソダス

えくそだす(映画/用語)

 アメリカ映画"栄光への脱出"のこと。第2次大戦後のユダヤ民族のイスラエル建国の物語。モーゼの"出エジプト"の故事に準えたタイトルだろうが、ユダヤ民族にとっての脱出がアラブ民族にとっては侵略にあたるわけで、なかなか難しい問題ではある。

えくそだす(コミック/メカ)

 エクソダス号。サイボーグ009・"未来編"で、未来人達が現代の地球に移民しようとやってきたときに乗っていた航時船。

江口寿史

えぐち・ひさし(人物/マンガ家)

 白いワニに追いまわされる天才マンガ家。ストーリーよりも絵のセンスで読ませる、というあたり、実は日本でもっともアメコミに近い作風のマンガ家なのかもしれない。

エコー基地

えこー・きち(映画/用語)

 共和国軍が氷の惑星ホスに建設した基地。帝国に発見され、スノー・ウォーカーを中心とした機動部隊の攻撃を受ける。
 →スター・ウォーズ/帝国の逆襲

エジンコート

えじんこーと(ゲーム/アイテム)

 大ヒットゲーム"ファイナルファンタジー7"に登場するアイテムで、なにやら知らんがたくさんマテリアをくっつけられるシロモノ。で、気になるのはこのネーミングなんだが………

えじんこーと(軍事/艦名)

 英国の弩級戦艦。もとはトルコ向けに建造されたが、トルコ側の方針変更によりブラジルに売却、後に英国が買い戻して"エジンコート"と命名された。で、これはオレの予想でウラが取れてないんだが、"エジンコート"とはフランス語読みの"アザンクール"なのではないだろうか?ちなみにアザンクールとは、百年戦争中に英国王ヘンリー5世がフランスの大軍をうち破った古戦場の名前である。

エステル

えすてる(模型/メーカー)

 日本のガレージキットメーカー。レジンキットを主にし、特に日本特撮作品のメカニクスの良質なキットを多数リリースする。価格は若干高めだが、メカフェチなら一つは手にとって見たいものだ。

エスパー

えすぱー(SF/用語)

 髪の毛で片目が隠れている人物はエスパーの確率が高い。

エセエフ

えせ・えふ(本/用語)

 SFじたてになってはいるがSFマインドの感じられない作品。

エセックス

えせっくす(軍事/艦名)

 第二次世界大戦でアメリカの主力となった大型空母"エセックス"級の一番艦。きわめてダメージ・コントロール能力に優れ、弱体化していた日本軍相手とはいえ、一隻の戦没艦も出していない。設計に余裕があったために戦後もさまざまな改修を受けながら現役にとどまっていた。

エディ・アーバイン

えでぃ・あーばいん(人物/F1ドライバー)

 '97年の鈴鹿を沸かせたフェラーリのナンバー2ドライバー。日本のF3000シリーズでいやというほど鈴鹿を走りこんだ事が良かったのだろうなあ、というのは失礼に過ぎるか

エディ・ハウスマン

えでぃ・はうすまん(TV/キャラクタ)

 グレイ&ハウスマン建設会社の共同経営者。グレイ氏とはかなり年齢に開きがあるようなので、エディのアイデアにグレイ氏が資本参加してできた会社なのだろう。画期的な道路建設マシンを用いるが、山崩れのために危機に陥る。昔ティンティンといい仲だった時期があるようだ。
 →サンダーバード

江戸川由利子

えどがわ・ゆりこ(TV/キャラクター)

 毎日新報の女性カメラマン。好奇心旺盛な女の子。スタート当初はどちらかというと新米扱いされていたが、後半になるとアシスタントがついていたりする。いずれにせよ、かなり自由裁量で動いていいポジションにあるようだ。"ウルトラQ"のレギュラーメンバー、演じるは桜井浩子。

エド・ストライカー

えど・すとらいかー(TV/人名)

 あまりもうかっていない映画会社の重役。だがその正体は地球防衛秘密組織、"S.H.A.D.O"の司令官。きれいなプラチナ色の髪は実はカツラだそうだ。

エドモンド・ハミルトン

えどもんど・はみるとん(人物/作家)

 スペースオペラの父。"キャプテン・フューチャー・シリーズ"が有名。

エドワウ・マス

えどわう・ます(アニメ・キャラクタ)

 ジオン・ダイクンの忘れ形見、キャスバル・レム・ダイクンの偽名。ザビ家による暗殺を恐れたジンバ・ラルは、キャスバル、アルテイシアの兄妹をマス家の子供であると偽って養育した。
 →機動戦士ガンダム

エナメル塗料

えなめる・とりょう(模型/用語)

 乾燥が遅いため塗布面が均一になりやすいため、筆塗りに向いた塗料。ハンブロール社の塗料が世界的に有名。昔、テスターからもエナメル塗料が出ていたような気がするが、気のせいだったろうか。タミヤからもエナメル塗料は出ているが、元はアメリカのパクトラ社と共同で販売していた。タミヤのエナメルカラーをつい"パクトラ"と呼ぶ人はオジサンの資格あり、ってオレのことかいっ。

エピディアスコープ

えぴでぃあ・すこーぷ(映画/用語)

 一種のビデオ信号受像機。ホントにあるモノなのかどうかはよく知らんけど、多分架空のキカイのような気はする。捕獲に成功した火星人の監視カメラを繋いで、"火星人から見た映像"を映し出すことに成功する。
 →宇宙戦争

架空のものだと思ってたらこれ、現実にある言葉だった。写真用語らしい、って今わかってるのはそれぐらいなんだけど。(2000/10/31)
エブリタウン

えぶりたうん(映画/地名)

 英国の都市。世界戦争勃発で出征者を送り出し、やがて戦乱に呑み込まれ、新たな時代の中心地となっていく町。
 →来るべき世界。

エメリウム光線

えめりうむ・こうせん(TV/用語)

 ウルトラセブンの必殺技。額のクリスタル状の部分から発射される

エリア88

えりあ・はち・はち(コミック/タイトル)

 新谷かおる作の戦争マンガ(………になるんだろうな、やっぱ)。中東の小国、アスランを舞台にした傭兵戦闘機隊の戦い。最初のうちはその機種選定などもそれなりにリアルだったが、人気が出てくるに連れてなんかすごいことになり、最後には主人公、シン・カザマは実験機でしかないX−29で実戦に赴く。ま、面白いからいいけどさ。

エリアルール

えりあ・るーる(メカ/用語)

 面積法則。NACA(のちのNASA)の研究員、ロバート・ホイットコムが発見した理論で、そのキモは"翼胴結合体の抗力は断面積分布が同じ回転体の抗力に等しい"というもの。なんのこっちゃよくわからんが、早い話が、翼だけでいくら空気抵抗を考えても、それ(翼)が胴体についたときの計算をしなければ正しい空気抵抗の値は得られない、ということ。遍音速域では、ちょうど翼の断面積が最大になる、胴体中央部をくびれた形にしてやることで空気抵抗がかなり減少する。このタイプのボディーは"コークボトル・ボディー"などと呼ばれ、F−102F−106などの戦闘機の胴体が、上からみると括れた部分があるのはこの理論を適用しているため。なお、超音速ではこれほど話は単純ではなく、コークボトルボディーを適応させた機体は最近はあんまり見かけない

エリコン

えりこん(軍事/メーカー)

 スイスの銃器メーカー。歴史は古く、零戦の搭載する20mm機関砲もエリコン社の製品である。有名なバルカン砲はエリコン社の登録商標。ドモンも「ばぁーるかん!」って叫ぶたびに、エリコン社にいくばくかのお金を払ってるのかもしれない。

エリス中尉

えりす・ちゅうい(TV/キャラクター)

 ムーンベースの主席オペレーター。フルネームはゲイ・エリス。ムーンベースの女性隊員たちは紫色のかつらを着けているが、これも制服のうち。本人の髪の色はブルネット。
 →謎の円盤UFO

エルスン教授

えるすん・きょうじゅ

 高名な古生物学者。北極で復活したリドザウルスの調査のため潜水球でニューヨーク沖合に潜航する。幸か不幸か教授はリドザウルスを発見し、そのため命を落とすわけだが、死の直前まで怪獣の外形的特徴を海上のメンバーに報告するあたりの科学者魂が、"ゴジラ"の鉄塔のアナウンサーの描写に取り入れられたのかもしれない。
 →原子怪獣現わる

エルトリウム

えるとりうむ(アニメ/メカ)

 人類の作り出した最大級の宇宙戦艦。全長70キロ。宇宙怪獣の襲撃から、選ばれた人間だけを乗せて地球を脱出するために造られたが、一転、宇宙怪獣の本拠を攻撃するための殴り込み艦隊の旗艦として進宙する
 →トップをねらえ!

エルリック

えるりっく(本/キャラクタ)

 マイケル・ムアコックの創造した"永遠のチャンピオン"の一人。魔剣ストームブリンガーを持つ白子の貴公子。

エルロック・ショルメス

えるろっく・しょるめす(本/キャラクタ)

 "ルパン"の生みの親、モーリス・ルブランが創造した英国の名探偵。"シャーロック・ホームズ"のS(Sh?)とHを入れ換えただけの安易なネーミングであろうことは想像に難くない(フランス語はHを発音しないからね/笑)。子供のころ読んだポプラ社のシリーズでは、"ルパン対ホームズ"、"奇巖城"、"813"の、ホームズが登場する3作にドイルがクレームを付けたためにこのような名前に変更した、とか書いてあったように思ったが、実はこれらとは別に"ショルメス"ものというのがあるんだそうだ。ちなみにホームズの友人はワトソンだが、ショルメスの友人はウィルソンである。

エレール

えれーる(模型/メーカー)

 フランスのプラモデルメーカー、というかバンダイやマッチボックスと同様、フランスの大手のおもちゃメーカー。つづりはHellerだがフランス語ゆえ"H"は発音しないわけだ。特に自国の飛行機、戦車等のキットを精力的にリリースする。日本製の出来のいいキットを見なれた目からは、やや精度やモールドは甘いようにも見えるが、時々とんでもなくいい感じのキットも出すので油断できない。80年代前半のいわゆる"黒箱"時代のボックスアートも秀逸なものが多い。

エレキング

えれきんぐ(TV/怪獣)

 ピット星人に操られる一種のロボット怪獣。口に見える部分、実は目なのか?。ネーミングといいデザインといい、ウルトラシリーズ中もっともユニークで成功した怪獣の一つで、ファンも多いし知名度も高い。
 →ウルトラセブン

エレクトラ

えれくとら(メカ/機名)

 ロッキード・エレクトラ。レシプロ4発の旅客機。この機体を改造したのが、ロッキードP3"オライオン"。

エレコーゼ

えれこーぜ(本/キャラクタ)

 マイケル・ムアコックの創造した"永遠のチャンピオン"の一人。ちなみにエレコーゼ・サーガの第一巻のタイトルは"永遠のチャンピオン"。

エレメントX

えれめんと・えっくす(映画/用語)

 ごく微量が発見されている未知の新元素。核兵器以上の破壊力を持つ兵器を生産することが可能になるが、強烈な放射能と磁場を発生するため、精密機械を狂わせたりすることもある。北極のどこかに大量に埋まっているようだ。
 →キングコングの逆襲

エロイカ

えろいか(コミック/キャラクタ)

 青池保子作、"エロイカより愛をこめて"の(一応)主人公で、美術品をメインにねらう世界的大泥棒で美青年趣味の英国貴族。本名ドリアン・レッド・グローリア伯爵、通称"伯爵"。NATO情報部のエーベルバッハ少佐と丁々発止の大騒動を繰り広げる

エロイカより愛をこめて

えろいか・より・あい・を・こめて(コミック/タイトル)

 青池保子作。美術品を愛好する怪盗"エロイカ"のしゃれたコメディになるはずだったが、なぜか世にもめずらしいおっさんコメディとなる。青池さんの画がこなれるにつれて、画がオッサン臭くなっていくのが大変興味ぶかい。

エンカウント

えんかうんと(ゲーム/用語)

 エンカウントは"遭遇"の意。RPG等で、プレイヤーがマップを移動したりしているときに敵と遭遇すること。「スライムがあらわれた」ってやつだ。エンカウント率が高すぎても低すぎても、ゲームの完成度は大きくそこなわれる。

エンクローズド・バウ

えんくろーずど・ばう(艦船/用語)

 航空母艦の技術的革新の一つ。飛行甲板と艦首(バウ)が密閉された(エンクローズド)状態の艦型をいう。前方からの波頭に対する強度があがる。現代の空母は全てこの形式になっている。

エンサイン

えんさいん(軍事/用語)

 軍艦旗のこと。ホワイト・エンサインは英国海軍の軍艦旗、転じて英国軍艦を表わすこともある。

エンジェル機

えんじぇる・き(TV/メカ)

 →インターセプター

エンジェル部隊

えんじぇる・ぶたい(TV/用語)

 地球防衛組織、スペクトラムの戦闘機隊で乗員は全員女性。日本語版では隊員たちにはラプソディ、シンフォニーなど、音楽用語のコールサインが割り当てられていたが、これらの名前は原版とは異なっている。
 →キャプテンスカーレット

エンタープライズ

えんたーぷらいず(軍事/艦名)

 ヨークタウン級空母の2番艦、CVー6エンタープライズ。アメリカの歴史の中で、7代目のエンタープライズである。ちなみにそこまでのエンタープライズの歴史は、
初代・1775年、独立戦争中に英国から捕獲したスループ艦
2代目・1776年、大陸会議が購入した25トンのスクーナー
3代目・1799年、ボルチモアで建造された135トンのスクーナー
4代目・1831年、ニューヨーク海軍造船所で進水した195トンのスクーナー
5代目・1877年、ポーツマス海軍造船所で造られた1375トンの蒸気船(艦種はコルベット)

6代目・1916年製のパトロール・モーターボート
7代目は太平洋戦争の武勲艦。

えんたーぷらいず(軍事/艦名)

 8代目のエンタープライズ。世界初の原子力空母、CVANー65エンタープライズ(1975年からはCVNー65)。パゴダ・マストといわれる特徴的な艦橋構造物を持っていたが、1979年の改装工事で取り払われた。

えんたーぷらいず(メカ/愛称)

 初のスペース・シャトル・オービターには多数のトレッキーの投書が功を奏して"エンタープライズ"の名が冠された。ただ残念ながら初の"宇宙船"エンタープライズは宇宙に行くことはなかった。

えんたーぷらいず(TV/メカ)

 スターフリート所属、コンスティテューション級ヘヴィ・クルーザー。艦隊製造番号はNCCー1701。建造中のフェデレーション級ドレッドノートを除けば、スターフリートで最大級の宇宙艦である。

えんたーぷらいず(映画/メカ)

 改良型コンスティテューション級宇宙艦。そのレクリエーション・ルームには歴代"エンタープライズ"のレリーフがあるが、CVー6の姿がない。よって"スター・トレック"の世界は我々が住んでいる地球とは地球の未来の物語であると思われる。

えんたーぷらいず(映画・TV/メカ)

 すいませんA型だのB型だのといわれるとオレの手にはおえません。現在E型まで存在が確認されている。

エンドア

えんどあ(映画/地名)

 銀河のどこかの恒星系。このなかの"緑の月"と呼ばれる星の軌道上でス−パー・デス・スターが建造されていた。
 →スター・ウォーズ/ジェダイの復讐

遠藤艇長

えんどう・ていちょう(映画/キャラクター)

 JX−2"おおとり"号の艇長。爆破の可能性を探るため、地球に向かってくるゴラスに接近、無事脱出に成功する。過去の事故で右の耳の下がちぎれている。演じるは平田昭彦
 →妖星ゴラス

エンパイア・ステート・ビル

えんぱいあ・すてーと・びる(その他/建築)

 長く世界一の座にあった高層ビル。何度もキングコングに登られたせいか足場がゆるみ、後に移動計画が持ち上がった。しかしこの工事の途中、脆弱な地盤にさしかかったところでビルは倒壊してしまう。