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ドーントレス

どーんとれす(軍事/機体)

 ダグラス社製の急降下爆撃機、SBDドーントレス。ミッドウエイ海戦で一気に赤城蒼竜加賀の三空母を撃沈する大武勲を上げる。突出した性能はないが安定性、信頼性に優れ長く使用された名機。

どーんとれす(本/メカ)

 銀河パトロール隊の大型戦艦、ドーントレス号。主にキムボール・キニスンが使用する。同型艦の話を聞かないので、キニスン専用のカスタムメイドと思われる

東京広告社

とうきょう・こうこく・しゃ(TV/企業)

星川航空がビラまきの仕事などを請け負っている広告会社。東京丸の内に社屋があり、マンモスフラワーの出現のあおりをくらって大破する。女子社員道子は一平君とちょっと仲がいいみたいだ。
 →ウルトラQ

等身大ヒーロー

とうしん・だい・ひーろー(TV/用語)

 仮面ライダーのシリーズに代表される、人間と同サイズの変身ヒーローモノの総称。"変身する"事が必要条件。復讐、探索など、望まずして超人となった自分への悩みなど、主人公たちの戦いの動機などを深く掘り下げる傾向があるため、人間ドラマの部分が充実し、それがゆえにファンが多い。個人的にあまり好きではないが、これはワタシがメカフェチで、「単車1台で地球を守るなよ、ビンボ臭い〜」という無茶な因縁だけなので気にしないでください

研ぎ出し

とぎ・だし(模型/技法)

 主にカーモデルで多用される技法で、その目的は光沢のある美しい表面を作る事にある。具体的には、塗装し、デカールを貼り、十分乾燥したところで、充分な厚さになるまでクリア塗料を重ね吹き。このままではクリア塗料の凹凸があるので、これを2000番程度の細かいペーパー→コンパウンドで十分磨いてやる。単にクリアーを吹き付けただけのものとは、その光沢感、表面の滑らかさは比較にならない。特に濃い目の色で絶大な効果を発揮する。

弩級

ど・きゅう(軍事/用語)

 →ドレッドノート

ドクター・フー

どくたー・ふー(映画/キャラクタ)

 悪の天才科学者。某国の秘密諜報員、マダム・ピラニアの依頼でエレメントX発掘のため、北極の秘密基地で巨大ロボ、メカニコングを建造した。演じるは怪優、天本英世
 →キングコングの逆襲

ドクター・マリク

どくたー・まりく(映画/キャラクタ)

 悪の天才科学者(こればっかりかいっ)。"緯度0"のマッケンジー艦長とは100年以上にわたるライヴァル関係にある。
 →緯度0大作戦

ドゴラ

どごら(映画/怪獣)

 炭素構造物を好んで食する宇宙生命体。出現当初はダイヤモンドを襲ったが、やがて豊富な石炭を求めて大挙九州に出現する。特定のハチが生成するハチ毒に弱い。→宇宙大怪獣ドゴラ

戸田一平

とだ・いっぺい(TV/キャラクタ)

 星川航空の見習いパイロット。そそっかしくお調子者だが、女の子の前では結構勇敢だったりする。演じるは西條康彦。
 →ウルトラQ

トップをねらえ!

とっぷ・を・ねらえ!(アニメ/タイトル)

 エースをねらえ!のフォーマットを利用してつくられた、ガイナックス制作のロボットアニメ。ヲタク心を直撃するくすぐり満載。全4作の予定だったが人気が高くさらに2作が追加された。最終回はテキの狙いが判っていても泣ける。

富野由悠季

とみの・よしゆき(人物/監督)

 "機動戦士ガンダム"の産みの親。もとは富野善幸。キャリアは古く"海のトリトン"、さらに"鉄腕アトム"の時代まで遡ることができる。ストレートな勧善懲悪でなしに、いわゆる悪役サイドにも悪役サイドなりの事情がある、というストーリー展開を本格的に子供向けアニメに持ち込んだ人。氏の自伝、"だから、僕は……"はあるイミ自意識過剰な所のある氏の個性が出ていて、なかなか読み応えがある。ゲームソフト"バトルロボット烈伝"の取説に寄せたコメントでは、"エルガイム"、"ダンバイン"については必ずしも満足のいく作品ではなかったような事が書かれていて興味深かった。

ドム

どむ(アニメ/メカ)

 ジオン軍の重モビルスーツ、MS−09ドム。強力な熱核ジェットエンジンを搭載し、地上をホバー走行することで巨体に似合わぬ機動性を誇る。この、ホバー走行するロボット、という斬新なアイデアが、実は作画枚数を減らすための苦肉の策だったというのは有名な話。のち、宇宙戦用のMS−09R"リックドム"も作られた。小説版ではシャア専用の赤いリックドムが登場する
 →機動戦士ガンダム

ドモン・カッシュ

どもん・かっしゅ(アニメ/キャラクタ)

 シャッフル同盟の一人、"キング・オブ・ハート"の紋章を持つ、ネオジャパンのモビルファイター。声優、関智一さんがオーディションで手渡された台本には、ドモンの性格について"粗暴"としか書いてなかったんだそうだ。思いこみ激しく、単純で、熱しやすく、恥ずかしいという感情を持たないナイスガイ(どこが)。"ガンダム"史上もっとも異彩を放つキャラクター。ゲームでは生身でスーパーロボット並みの戦闘力を持っている
 →機動武闘伝Gガンダム

ドラコ

どらこ(TV/怪獣)

 怪彗星ツイフォンの接近に乗じて地球に飛来した宇宙怪獣。黒を基調にしたボディと薄い羽根が特徴の、シリーズ中でもユニークなデザインの怪獣。ちょっと弱っちかったのがちと残念。ハデな光線技の一つも持ってたらよかったんだけどね。
 →ウルトラマン

ドラゴンハート

どらごん・はーと(映画/タイトル)

 剣と魔法の世界が終わろうとする時代のファンタジー映画。圧倒的にリアルなCGIによるドラゴン、ドレイコの存在感が話題となった。お話自体もしみじみといい感じ。ちなみにドレイコの声を当てているのは名優ショーン・コネリー。

虎畑次郎

とらはた・じろう(映画/キャラクタ)

 一種の"2世代議士"みたいな人物なのだろうか。政財界に太いパイプを持つが決して表面には表れない黒幕。ハッピー興業社の熊山を使って、モスラの卵をネタに大もうけを企む。演じるは佐原健二。強欲ながらどこか憎みきれない味わいで、東宝特撮作品を代表する悪役の一人。
 →モスラ対ゴジラ

鳥居哲男

とりい・てつお(映画/キャラクタ)

 街の発明家。演じるは久保暁サン。久保氏には珍しく頭脳労働専門で腕っぷしはからきしのキャラ。哲男クンを見てると、もし日本で"スーパーマン"つくるなら、クラーク・ケントは久保暁しかいないような気がしてくるね。
 →怪獣大戦争

トレーシー大学

とれーしー・だいがく(TV/用語)

 旧カンサス大学。ジェフ・トレーシーの母校。宇宙開発を始めとする大規模な事業に多大な貢献のあったジェフにちなみ、2005年、トレーシー大学と改名された。2010年に宇宙飛行士訓練部を設立。トレーシー家の五人兄弟のうち、ゴードンを除く四人はこのコースを収め、宇宙飛行士の資格を持っている。
 →サンダーバード

トレーシー島

とれーしー・とう(TV/地名)

 土木建設業で莫大な富を築いたジェフ・トレーシーが購入した島で、南北2km、東西3kmほどの孤島。ここが国際救助隊の秘密基地である。その正確な位置は不明だが、第21話での地図や英国との時差が5時間、というところから、南米チリ沖の南太平洋のどこかであろうと思われる。
 →サンダーバード

トレッキー

とれっきー(TV/用語)

 熱心な"スター・トレック"ファンをさす言葉。"fen"という呼びかたもあるそうだ。

ドレッドノート

どれっどのーと(軍事/艦名)

 1906年に進水した英国の革新的な戦艦。副砲を廃し、大口径主砲を回転砲塔に搭載した大型艦。それまでの戦艦の概念を覆し、"ド級艦"建造が世界的な風潮となるが、意外に早い時期に副砲は復活し、さらに巨大な超ド級艦の建造ラッシュが発生する。日本語の当て字、"弩級"の"弩"は石弓のこと。なかなかしゃれておる。

トンプソン・タワー

とんぷそん・たわー(TV/建築物)

 350階建ての超高層ビル。オープン初日に地下駐車場の自動車事故の影響で火災を発生、あえなく倒壊する。
 →サンダーバード