事務所にミニログキット−開業マニュアル−

土地家屋調査士は、土地の境界に最も詳しいスペシャリストです。
土地・建物の調査、測量、登記に関する仕事で社会に貢献しています。

開業マニュアル

26.事務所にミニログキットはいかが

自宅で事務所を開業しようとした際に問題になるのが事務所スペースです。

もし一戸建てで、事務所に振り向ける部屋がない場合は、キットハウスを自分で建ててみたらどうでしょうか。

調査士は司法書士と違い法務局のそばに事務所を構える必要はありません。
なぜなら、お客さんの方へこちらから出向くことが多く、相談業務であっても自分の事務所に来てもらって話をすることは滅多にありません。

また、最近は貸事務所や貸ビルなど物件もダブついているとは言え、事務所家賃は比較的高いのが現状です。いくら安い賃貸物件でも自分のものになることはありません。

そこで、自宅をなんとか事務所にと考えるわけですが、自宅に増築工事を施した場合、10畳1部屋でも最低200万円以上はかかると思います。

今回ご紹介するミニログハウスが値段、仕様、デザイン等を他社と比較したところ気に入ったものです。

もし敷地に余裕があれば検討に値する内容だと思います。
http://www.fin-bigbox.com/

ビッグボックス社が提供しているキット「MERI-B」は12.5畳の広さで事務所にちょうど良い大きさです。

しかも、ログハウスはとってもかっこいい! (^^♪

ちなみに「MERI-B」ログ厚75、ログ2段増しの見積りを取ったところ、送料込みで120万円ちょっとでした。ただし、完成品を注文すると人件費が同じぐらいかかりますので倍の値段になってしまいます。

ミニログキットの良いところは、専門的な技術を必要としないため素人でも作れることです。在来工法ではそうはいきませんね。

このキットを家族や友人に手伝ってもらいながら、あるいは1人でコツコツと作るわけですが、基礎と電気工事はプロに依頼したほうが無難かもしれません。

ミニログを組んだ経験が身につけば、本格的なログハウスキットの製作も夢ではありません。

なんと言ってもキットを自分で組み立てると、ウソのような値段で自宅を手に入れることができます。何千万円もかけて住宅ローンを組むのがバカらしく思えてしまいます。

私もコツコツお金を貯めて是非とも「男の隠れ家的事務所」を作ってみたいと思っています。めでたく完成の暁にはご報告しますのでお楽しみに。
ログハウス組立記録


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