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2010年 |
12月 |
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11(土) |
最高気温18℃の予想。
今日こそムラサキシジミが見られるだろうと支所の森を目指します。
10:30頃到着し、越冬中のウラギンシジミ2頭を確認。
ゴマダラチョウの幼虫がまだ残っていることなど確認して、10:45には出てくるだろうと上の方で待っていましたがその気配もありません。
あきらめかけていた10:55、数10m離れた下の位置のカシノキに移動すると、すぐ近くの通路に蒼い影が見えたような気がしました。
左の写真のように翅を閉じていれば、枯れ葉に紛れてとうてい見つけられません。運が良かったです。
この2日、夜中から明方にかけて雨が降ったようで、地面は濡れています。
まずは地表で水分や栄養補給をするようで、落ち葉の間に口吻を伸ばしています。
久々に出逢えたことと、今日はきっとこの1頭だけだろうと思ったので、興奮とともに大変緊張して、レンズをマクロに替える時には心臓の鼓動も早まり、手が震えそうでした。蒼い部分が少ないので♂と思われます。
その後、飛び回ったりカシノキに飛び移ったりし追いかけて写真を撮りましたが、11:30頃高い位置に飛びあがったのでそれであきらめました。まだオオスズメバチは元気に活動中です。 |
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行き帰りには歩道沿いのエノキの若木も確認しながら歩きました。
大半の葉は落ちて、幼虫たちは落ち葉とともに地表で越冬態勢に入った様子です。が、まだ大変小さくて青々しているのは残った葉を食べて少しでも大きくなろうとしているのでしょうか。幼虫たちは動けるので、残った青い葉に移っていくこともできるのです。 |
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幼虫たちは、果たしてうまく越冬できるのか?
歩道の落ち葉は掃き寄せられて捨てられ、下手をすれば側溝に落ち、風に飛ばされて人間に踏みつぶされ・・・ 隣り合って葉を食べていた幼虫たちが来年会おうね、チョウになったら結婚しようね、と決死の覚悟で地面に落ちていく寸前の会話を想像していたら、涙が出てしまいました。
まぁそのために、たくさんの卵が産みつけられるわけですが・・・
この頃は、まず18-200のズームレンズで様子を見て、途中でマクロに付け替えてゆっくり観察。
全体を撮りたいときにはコンデジを使うようにして、少し効率良くなりました。 |
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