ガーデン・ダイアリー
             
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2008年  6月
30(月) 雨は朝のうちに止み、日中はずっと曇り。 ゼフィルスは夕方降りてくると言う・・・。
今年のゼフィルス最後のチャンス・・・ なんとか夕方時間を作り、昨日から腰が痛かったのも忘れて支所の森に飛んで行きました。
14:20に着いてみると、森の入り口のクヌギの樹液は流れるように出ているものの、大きなスズメバチが何頭も。シャッターの音を立てるのも怖くて行き過ぎました。
ようやく見られたのは、ヒトリガのように頼りなく飛ぶキタテハ。
工事の車はあったけれど、道をふさいではいなかったので、墓地を通り抜けてふるさとの森へ。
カシノキの樹液にナミヒカゲが群がり、そろそろ寝に着く準備のナミヒカゲもたくさん居ました。
キタテハナミヒカゲ
どこで約束の時間を待とうか迷いました。チャンスは今日だけ。
この頃さっぱり成果が上がらないけれど、ミズイロオナガシジミやテングチョウ、ムラサキツバメを見たことのある支所の森の1箇所に的を絞りました。
15:00になった途端、雲間から日が差し、一斉にチョウが舞い始めました。ほとんどは茶色くナミヒカゲのようでしたが、その中に青い色が。それも大きい。なんと
初めて見るルリタテハでした! 2頭が絡み合って空高く上がり、もう証拠写真だけかな、と思ううち、降りてきました。どうしても熱吸収のよい場所に止まるそうで、味気の無いフェンスなどに止まるのはお決まりだそうです。
それでも表裏の翅の美しさを間近で見られて感動しました。
ルリタテハルリタテハ
少しましな木のフェンス。(下左)     ブロックの上。(下右)
ルリタテハルリタテハ
葉の上・・・(下左) 
そのうちすぐ傍を飛ぶようになり、何度も肩や腕に止まりました。(下右) カメラはストラップで首からかけているので、逆さに持ってもあまり離す事ができずにうまく写りませんでしたが。
一度、見えなくなったと思ったら、帽子の上に止まっていたことも。そっと帽子を取って間近で見せてくれましたが、カメラを構えた途端行ってしまいました。
見られたのは3頭でした。このすぐ近くでホトトギスを見ていますが、人間が植えたものでまだたいした株ではなかったような。
でもここで見られたチョウはまた1種増えました。
ルリタテハ肩に止まるルリタテハ
ナミヒカゲ
これは久々に美しいと思ったナミヒカゲ。

他にも、わたしの見たかったチョウが飛んでいたかもしれませんが、15:35 後ろ髪引かれながら、でも大満足で家路に着きました。
27(金) なんとかしてゼフィルスが見られないかと支所の森に行って見ますが、今年のチャンスは終わったような・・・。
トンボが増えました。
ナミヒカゲ
支所の森からふるさとの森へは数10mの距離なのに、日中は通り道に「通り抜け禁止」の看板とともに、重機を積んだトラックと作業の人たちがいるのでぐるっと数100m回らなくてはなりません。

相変わらず、キマダラセセリが1頭とナミヒカゲばかり。
せめてクロヒカゲが居ないものか? ジャノメチョウでも居ないかと期待しますが、それも叶わず、カシノキの樹液に集まる数を数えるくらいしか楽しみもありません。

ムラサキシジミも一瞬見かけましたが、追いつきませんでした。
ナミヒカゲナミヒカゲ
カシノキの樹液にナミヒカゲカシノキの樹液にナミヒカゲ
26(木) 鉄砲ユリ
姉と一緒に、母の育てている花のスケッチをしました。
どう言うわけか、こちらを訪問するときは雨が多く、今日も1日雨の予報であったため、前日に花を切ってくれていました。
雨に濡れると、花はかなり傷んでしまいますので。
他にも遅咲きのバラや、ミヤコワスレ、ゴデチヤも残っていましたし、カシワバアジサイもきれいでした。
グラジオラスは蕾が膨らんできたところ。

天気が悪いと、部屋の中ではあまり花の色がきれいに見えないので、悩ましいことでした。
それと持っていった画材が水彩だけだったので時間をかけないと絵が締まらず・・・ 帰宅してから少し色鉛筆で加筆しました。

鉄砲ユリは好きな花ですが、開いてから時間が経っていたのと、白い花を電気の元で描くのは辛かったかも。

クレマチスは形が好きなので、雨の中、切ってきました。

ガクアジサイは昨年買った時の絵を見せてもらったら、ほとんど青の入っていないかわいいピンクでしたが、土壌の関係でずいぶん青が出てしまったようです。
クレマチスガクアジサイ
菖蒲はきれいでしたが、描いているうちに開いてきて、ちょっと辻褄が合わなくなりました。
こうしてみると、紫系の花がとても多いようです。わたしだったら、まずピンクの花を選ぶのですが。
菖蒲菖蒲
1年に2回も会える事は少ないのに、会えばほとんど話もせずに絵を描いている無口な姉妹です。
子どものときは、会うとすぐお人形ごっこだったと記憶していますが。
雨の上に、電車がポイント故障で遠回りしていったり、ちょっと出鼻をくじかれました・・・。
最高気温17度くらいは夜中のうちに出て、日中は羽織るものの居る涼しさでした。
25(水) ナミヒカゲ
ゼフィルスの季節も後わずかですが、今年のチャンスはもう終わってしまいそうです。
で、今朝もがんばってみましたが、キマダラセセリとナミヒカゲのみ。
少しだけ粘ってムラサキシジミらしきも影だけ見ましたが・・・。

それでもカシノキの樹液には、最高6頭のナミヒカゲが寄り集まっており、フラッシュのカタン・・・と言う音で逃げられたり、スズメバチがやってきてこちらが逃げたりしながら、あっちこっちで吸汁写真はなんとか。

犬の散歩中の人が、よく話しかけてくださいます。
よほど怪しいので事情聴取しておかなくては、と思われているか、一体何を撮っているのだろうと興味を持たれているのか・・・? 皆さん、昔はもっと木がたくさんあったのに。もっとこっちも入れたのに、と話して下さり、自然を守っていくことの大事さを痛感します。最近は事件を防ぐために見通しよく、と言うことで木がたくさん切られ、こどもを守るために立ち入り禁止にしてあるらしいのです。
ナミヒカゲ 5頭ナミヒカゲ 6頭
24(火) 夜中まで雨だったようですが、今日は久しぶりの晴れ。ただし日が出るのは予報どおり9時以降。
6:50から7:45まで支所の森とふるさとの森に行きましたが、支所の森では何も見つけられず。
ふるさとの森でも、いつものように、キマダラセセリとナミヒカゲのみ。
ナミヒカゲ
カシノキの樹液には無数のアリも。
ナミヒカゲナミヒカゲ
ナミアゲハ。
ナミアゲハナミアゲハ
朝早くから写真を撮っていると散歩で通りかかり話しかけてくる人が多く、怪しいものではないことを示すためにも、ちゃんと受け答えをしなくてはなりません。たいてい地元の方で、昔、大きな道路で分断されるまではもっと大きな森で、蝶もたくさん居たのに、とおっしゃいます。残念です・・・。
23(月) ガクアジサイ
朝夕、雨でした。
日曜日は湿度が高く辛かったですが、今日は割りに涼しくて楽でした。

終わりかけのガクアジサイです。
20(金) ナミヒカゲが4頭5:45から7:15まで「ふるさとの森(県指定・・・支所の森も含む)」に行きました。立入り禁止の立て札はその後立てられたらしいのですが、昭和55年に「ふるさとの森」に指定されたとの看板も残っていました。スズメバチが居るので、入れる部分はごく限られていますが。
支所の森では何も見つけられず、南側部分に行きましたが、やはりナミヒカゲばかり。

クロヒカゲは中室の黒筋が2本だそうですが、見てみたいものです。

下左:わずかばかりのカシノキの樹液を吸うナミヒカゲ。
下右:口吻で小さな団子状の物を転がしている。
ナミヒカゲナミヒカゲ
翅表を撮りたいのですが、なかなか開いてはくれません。
ナミヒカゲナミヒカゲ
大胆に開いてくれたのは、「ここにゴミを捨てないでください」の看板の上・・・。
ナミヒカゲナミヒカゲ
ヒメジャノメ。下左は開いた一瞬にシャッターが切れました。
下右はソテツの葉の筋を流れている液(水?)を飲んでいます。
ヒメジャノメヒメジャノメ
下左:昨日見つけた場所の近くを探すとムラサキシジミ。準備運動もせずに飛び去りました。
下右:それより更に高い位置にキマダラセセリ。 一所懸命図鑑と見比べるのですが、よく分からずに読者の方に教えていただいています。
ムラサキシジミキマダラセセリ
ナミアゲハ
外側を回って支所の森に戻ったとき、羽化したばかりのようなナミアゲハ。

今日までなんとか降りませんでした。
明日からはしばらく梅雨空が続きそうです。
19(木) 初めて支所の森の裏側に回りました。
朝6時過ぎから7時まで。ナミヒカゲがたくさんと、ムラサキシジミが1頭見られただけでしたが。
今日も雨は降りませんでした。
ナミヒカゲナミヒカゲ
ナミヒカゲナミヒカゲ
18(水) 梅雨の中休み最後の日。曇り一時晴れ。湿度が低くさわやかな陽気でした。
先日の栗の花を見に行きましたが、もうほとんど終わって実が生りかけているのもあり、蜂が少し見られたくらいです。
次に支所の森に向かいましたが、9時半頃、一瞬黒いアゲハが見られましたがそれっきり。ルリシジミの産卵。
ルリシジミの産卵ルリシジミ
キマダラセセリ。ダイミョウセセリは日が差した途端に飛び出しました。
いつも種名が不確かなものが多いのですが、読者の方に教えていただき感謝しています。<(_ _)>
キマダラセセリダイミョウセセリ
ビロウドハマキモンシロチョウの隣に、何の幼虫だろうかと見ていたら、なんと飛び立ちました。
多分、ビロウドハマキと言う蛾のようです。驚きましたね・・

もうあきらめて帰ろうかと思う10:50、蒼い影が見えました!
久しぶりのムラサキシジミです。
3頭ほど見かけましたが、多分どれも♀で、あちこちに産卵していたようです。
下左 枝にはアリがいっぱいいます。
下右 フェンスを越えてグラウンドに入ってしまったので網の間からです。
ムラサキシジミムラサキシジミ
トンボ
トンボが増えてきました。
「町田趣味の切手展'08」でトンボの絵を描いていたのでとても嬉しかったです。

下のトンボはオオシオカラトンボの♀♂のようです。
オオシオカラトンボ♀オオシオカラトンボ♂
ナミヒカゲ
ナミヒカゲ。

ゼフィルスを見るにはもっと早く出かけなくてはならないそうですが、疲れきって出かけるだけで精一杯でした。
10(火) アジサイ
今年は6/2に梅雨入り。
7(土) 久しぶりに晴れましたが、一時的ですぐに曇ってしまいました。それでも気温は25度くらいまで上がり、チョウも活動するはず。
ですが、支所の森に2時間居てもたいしたチョウは見られませんでした。
キマダラセセリ、イチモンジセセリ・・・だと思いますが。
キマダラセセリイチモンジセセリ
ヒメジャノメ、ルリシジミ。
ヒメジャノメルリシジミ
ようやく撮れたクロアゲハはもうボロボロ・・・ ナミアゲハも尾が切れていました。
クロアゲハナミアゲハ
キタテハは後翅が欠けていましたが、カナムグラに産卵するところが見られました。
他にはコミスジらしきも見ましたが。
疲れて退散・・・ 念のため、少しだけ遠回りして栗の木を見に行きました。11:20。
2本の栗の木は、左側が花の開きが早いようです。あれ、赤茶色の影が・・・!(下右中央)
2本の栗の木中央に赤茶色の影が・・・!
アカシジミ初見です! 生まれて初めて。今年初めてのゼフィルスです。
30分、頭上数メートルを見上げて粘りましたが、頭が見えても尾が見えず・・・ どんなにしても全体が写ることはありませんでした・・・
アカシジミ初見栗の花にアカシジミ
栗の花にアカシジミ栗の花にアカシジミ
栗の花にアカシジミ栗の花にアカシジミ
そして、最後に更に高い葉の中に隠れてしまいました。
でも、見られただけで運がよいのでしょう。
森から少し離れているので、いくら探しても他には蜂しか見られませんでした。
モンシロチョウやツマグロヒョウモンの♀も見かけましたが、栗の花には見向きもしません。

今日はミズイロオナガシジミが見られないかと思って行ったのですが、でも充分満足です。
1(日) 栗の花久々の晴れです。
昨日まで3日間、雨や曇りで最高気温が15℃から17℃くらい。
朝は涼しい空気が残っていました。

栗の花が咲き始めましたが、蜂しか居ませんでした。

支所の森には8:15頃到着。
が、ようやくキタテハを見たのが8:38。
キタテハキタテハ
キマダラセセリ。
キマダラセセリキマダラセセリ
ヒメジャノメ。
ヒメジャノメヒメジャノメ
サトキマダラヒカゲサトキマダラヒカゲ。
そろそろアジサイが色づいてきました。
アカスジキンカメムシの絵を描いたことを思い出します。
アジサイにアカスジキンカメムシアジサイ
きれいなクロアゲハがいましたが、撮れませんでした。他にはモンシロチョウが居たくらい。
10:30まで居ました。12時で22℃くらい。さわやかでした。

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