シスタープリンセス2・リアルタイムレポート
<ログ1>

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1 「シスプリの朝」 










諸君。朝が来た。





飢狼のお兄ちゃん諸君。
古今無双の妹萌え諸君。














満願成就の朝が来た。


シスプリの朝へようこそ!!













2 「萌死遊戯」 初プレイ〜OPムービー


父さん。母さん。
今。
僕の目の前には、天国があります。

PS2から、濃厚な萌えの空気が漂ってくる。
この日。この瞬間。
俺の部屋は、まさに、"萌えの穴"であった――。

オープニング・ムービー。
思い出す。初代シスプリ。ピュア・ストーリーズ。
俺を始め、全国海千山千のお兄ちゃんは、しかし、この濃厚なオープニング・ムービーに対し、
電波ゆんゆんという評価を下すことにやぶさかではなかった。
萌えるが、それは一旦人間としての殻を破ってからの話だったのだ。



今作は、シスプリ2のムービーは、そもそも違う。
具体的に言うと――


  一見、即ち萌死


ここまで。
ここまで見事なアニメーションを用意してくるとは……!

構成が凄い。
萌え度が凄い。
約一名エロバレーすら裸足で逃げ出すほどにエロい

もうね、電波とか言ってるヒマはありません。
俺はこれを見て、人間(ひと)ではいられなりました。


OP開始。可憐が走り――
白雪登場。なんかもう、この時点でアニメーションのクオリティが尋常でないことに気がつきます。
生クリームをペロリ。
もうね、ペロリ? ペログリ? みたいな。
同時にバックで流れる独白、「むふん★」 ……ッッ!?
ああ、俺は飢えていた。
砂漠で遭難して、干からびていた人に急激に水を与えられたような、そんな感じ。
そんなことをして、死んでしまわないかと自分を心配していたら、その次の瞬間。



 ズルリ。


  エッ?


  エッ、なに、スカート?

  …………尻?



 ――尻!?


萌死、一回目。
やはり貴様か――と、思う余裕すらなく、
滅茶苦茶作画に気合が入っている、尻の、ビキニのしわを指で直す仕草で――

bounce(乳揺れ)!?


続く連弾。
「ビショビショにしちゃうよ!」雛子。かわええ。直前の反作用か。
プールサイドで、足で水をパシャパシャて!


だが、本当に凄い反作用は次。春歌。
夕暮れ+縁側+浴衣=春歌!
これがね、これが、ほんと、凄い、凄いよ!
はっとした。リピュアBパートの春歌で感動した人よ、これを見ろ。必ず見ろ!

噴水と亞里亞。走る可憐――木陰でお休み鞠絵。自転車まも。
どれも素晴らしい。

チェキ。
森をたんけん、突然飛んでくるカエルにビクッっとなる四葉。これがまた……!


花穂、鉄棒で逆上がり中。
スカート! スカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートスカートォッッ!!!!(←ワラキア様風に)


可憐さんは砂浜を走ります。
鈴凛 in ニューマシン。夜を背負いし千影。良い――!

ラスト。可憐さん、ゴール。
すなわち、お兄ちゃんに抱きつき。
うわ、笑顔。超笑顔――!







どうですか。
一番恐ろしいのは、まだ本編を少しもプレイしてない時点で、
シスプリ野郎数万人分の致死量に達するほどの萌えを提供できているということ。


どうなってしまうんだ。
ゲームを始めてしまったら。
恐ろしい、恐ろしい――!




この恐怖だ。
この恐怖すら抱くほどの、むせかえるほどの濃度の萌えこそが、
俺が干からびるほどに求めていたもの――!

ゆこう。



 <START> →  はじめから


3 「足音で理解(わか)る」 〜マイシスター選択

地獄(という名の天国)、開始――


スタートシーンは、なんと兄抜き。
亞里亞邸にて、胸をどきどきさせながら兄が来るのを待ちわびる12人。

ドキドキしすぎたせいか、直接お互いの胸をさわって心音を確かめ合うという
百合りん百合りんな展開をも交えつつ。(また貴女ですか……

兄到着。
妹たちはみんな達人か何かでしょうか。足音にこれほど敏感とは……!
さあ役者はそろった、楽しいサバトの始まりだ!(←微妙にまだメガテンを引っ張ってるようです)


 「咲耶の声」
 お兄様……。
 私達みんなみんな……
 大好きなお兄様のこと、ずーっと待ってたのよ★

 (↑もの凄いエコー付きで

ビビりました。


そして、改めて兄視点へ。
軽い妹紹介を経て、マイシスター選択へ。
このへんの流れは、前作とほぼ同じなようです。


それにしても、花穂の服はエロステキ。
これでもかというほど、脇の付け根のぷにっとした肉が強調されております。
(それはそうと、学校にこの服を着ていっていいのか。エロすぎでしょ。
 ……否、そもそも制服じゃなくて平気なのか、という疑問の方が先に来るべきなのですが、つい)

発表当初懸念されていた、立ち絵のクオリティに関してですが、
全般的に非常にクオリティ高いです。
線画の段階からしてヘタレ絵ではないし、CGとしても、PSで表現できる範囲内ではかなりキレイです。
この、「実際にプレイしてみたら全然大丈夫でした、てへり」という感覚は、思えば前作でもそうでした。

一方、BGMはかなりレベルアップ。
良い曲というわけではないんですが、全体的に、落ち着いた選曲がなされているというか。
雰囲気とよくマッチしています。白雪のテーマとか好み。

声。前作と比べると鈴凛の神崎ちろさんの声は、格段に上手くなっているのが分かります。
気軽な関係なんだけど、それでいて妹的ないじらしさを少しも損なっていないような。
亞里亞も、前作のときとくらべ、キャラが固まってきたせいか、
いい具合になっていると個人的には思います。
主人公の亞里亞評として、「甘えん坊だけど、芯は意外としっかりしている」という部分があり、ちょっと良い予感が。
亞里亞ってキャラは、もっと深く突き詰められると思うので。
ちばちーの雛子演技、密かにかなりこなれて来ているような……良いです。 前作と違って、ちょっと無理してるって感じがなくなっています
もっちとか、ナチャーンとか若手の面々は総じてレベルアップ、
他の人たちも、以前と変わらぬ妹演技で楽しませてくれます。



……というかですね。

前作と同じく、プレイしていて思わず顔がニヤニヤしてくるってのはアレです、
素晴らしいです。
人には決して見せられない顔というか。
うわぁ、四葉かわええ……!(探偵心得を真似て、兄チャマの前で石になったフリの四葉がもうね、ハァハァというか犯(r



まあ、そのあたりは、プレイ後の総評として改めて書くとして。
いざ、マイシスターを選択――!





 <MySisterを選んでください> →  可憐




幕間 〜妹との千年王国


――朝になっていた。


そこには、ぴくぴくと、浜に打ち上げられた魚のように痙攣している男の姿があった。
男は、ふと外を見た。

雪が――

雪はいいな、と思った。
涙も、色々な汁も、雪が隠してくれる。
最後の力を振り絞り、男は天を仰ぐ。
そして発した言葉――

  「YU-SHOW、現実世界に復帰できず――」

天使の――12人の妹たちが形作る、天への螺旋階段が見えた。
傍らを見る。老婆を連れた、金髪の少年がいた。
少年――ルイ=サ……――は、言った。

  「君は、身も心も、お兄ちゃんへと成り果てたんだね。
   二次元への帰還はかなわなかったけれど……
   ボクは君を祝福するよ。
   ――ようこそ、妹たちの千年王国へ」




4 「可憐が、お兄ちゃんの汗の匂いに興味を示されました」 マイシス可憐〜中盤


初回プレイのマイシスターは、可憐。

この俺は、12人全てをマイシスターとして美味しく頂くという主義の持ち主ですが、
やはりというかなんというか、こういう風に誰か一人を代表して、と言われたならば、
なんとなく可憐を選んでしまいます。

マイシス選択後、数日間をプレイ。
……。
…………。
………………。

……この甘さを、なんとたとえたらいいのか分かりませんが、
お徳用袋詰めチョコレートを一人で丸ごと食べたような感じ、というくらいに甘いです。
この感覚。懐かしい。
懐かしいうえに、ますます磨きがかかっています。

今回はまた、シスプリならではのプチブルジョワジーぶりが遺憾なく発揮されております。
可憐曰く、

 ・着色料で真っ赤なかき氷を食べた事がない。
 ・「可憐、お気に入りのブランドがあるの」とブティックへ。
 ・(可憐の)ママの持っている別荘へ旅行へ。

などなど。
このほんわり上流っぷりが、シスプリ世界の甘い空気とマッチしており、良いな、と思うわけで。


それにしても。

胸元が大きく開いているワンピースは恥ずかしいという可憐。
(そのくせ、見ているお兄ちゃんが恥ずかしくなるという理由でそれを選びたがる)

お兄ちゃんと手を繋いで公園を歩いている姿をクラスメートに見られ、
彼氏と思われて大いに恥ずかしがる可憐。
(後に、逆に兄を友達に見せびらかして、「××まで進んだ」とまでのたまう咲耶と好対比。どっちも鼻血的な!)

相合傘でピッタンコ。密着するに際し、色々と。

などなどと。俺は一見、上記の文をこうして冷静に書いているように見えますが、
実際にプレイしている最中は、常に他人には見せられない表情を浮かべており、
時には耐え切れず、床でジタバタとのた打ち回るような痴態すら演じていたことをここに白状します。

ちょっと俺がいいな、と思ったのが、
兄がところどころで可憐を見て、
「気がつかないうちに、可憐もどんどん成長しているんだなあ」的感想を抱いていること。
妹属性持ちとして、これは地味ながら、最も重要な視点でして。
序盤の、映画で見たパラソルのシーンを真似る可憐のイベントとか、
すごく兄妹モノとしていいなあ、と。
ぽわわ〜、というか、とても暖かいものを見たような、それでいて、どこか切ないような。
大人か、子供か。妹か、女の子か。
図書室での恋愛小説話とかも、良いなあ、と。


そんな中で、萌死的なのが、やはりテニスと、二人だけでのプール。
まずテニス。すでにあちこちで取りざたされてますが、

「あん★ お兄ちゃん……大きい★」
(どのようなシチュエーションでこのような台詞が出たのかは、想像にお任せいたす次第)

――! ッッ!! 〜〜〜〜ッッッ!!!(←もはや泣きたいのか笑いたいのか分からない仕草)
しかし、それだけでは収まりません。
一戦終えた後、兄の汗でグッショリになったタオルを手に取り、可憐さん、軽く興奮。
俺も興奮するがな!
今回の可憐の行動パターンとして、
お兄ちゃんとのちょっぴり過激な妄想 → きゃっ★(←自爆テロならぬ自爆照れ)
という場面がもうむせかえるくらいに多く、そのようなベタなシチュが大好きなボキも大満足です。
可憐=妄想。ちい、覚えた!(今さら)


プール。
賢明なるG's読者は覚えていらっしゃることでしょう。

 ビキニのヒモをお兄ちゃんに結んで欲しい可憐。
 どっち? 腰? それとも胸?

どうやったらこんな、心停止が起きそうな展開が生じるのだろうかと思っていましたが、
なるほど、ああいう理由でヒモが緩んでいたとは。
筋金入り――! まさにシスプリ。萌えが萌えを呼ぶとはこのことか。

 <選択> → 腰
 可憐「あ、お兄ちゃん。
     お尻の方じゃなくて、横のところ……」

     ↓
 可憐「あん★
     可憐はずかしい★」

 <選択> → 胸
 可憐「あ、お兄ちゃん。
     前じゃなくて、背中の方です……」

     ↓
 可憐「うふふ★
     お兄ちゃんのエッチ★」

     ↓
 可憐「可憐……胸ないから、
     見られると恥ずかしくなっちゃう★」



<このシーンを眼前にして、YU-SHOWさんが受けた心的ダメージ>

獣の眼光(行動回数が2回増える) → 龍の眼光(行動回数が4回増える) →

マカカジャ(魔法攻撃力倍加) → マカカジャ →
メギドラオン(最強攻撃魔法) → メギドラオン → メギドラオン → メギドラオン










天の裁きは、分け隔てなく行われる。



人にあらずとも、兄であるならば――








to be continued...


5 「エロ攻撃」 マイシス可憐〜中〜終盤


――まだだ。まだ死ねない。
まだ可憐シナリオですら、半分も終わっていないのだ。
パンチドランカーのような心境で、プレイを継続する。
まだ、これからだ――!


イチャイチャ。
ねっとりと、濃厚な日々が過ぎてゆきます。
この濃度。慣れていない人ならば、これだけで胸をおかしくしてしまいそうな萌気。
至福――。

そして、今回の目玉、水着選択イベントに到達。
これは――今月のG'sにて、全員のパターンが出ているから、我々既読者は
そこから気に入ったデザインをあらかじめ選んでおけるわけですが、
読んでいない人は、きっととてつもなく難しい選択となるのではないでしょうか。

今回は、あえて露出の少なそうなワンピースを選びました。

どうやら、この水着システムは(鞠絵除く)全員共通の、みんなで海水浴イベントに着ていくものということ。
そして、その間花火などを楽しみつつ、海水浴当日へ。
海水浴といっても、プライベートビーチのあるホテルなので、非常にゴージャス感が漂っております。
(っていうか、ここは本当に日本なのか……?)

そして。海水浴当日、俺を待ち受けていたのは――


妹たちによる(主に咲耶)エロ攻撃でした。

柔軟と称し、春歌に揉まれ――
咲耶には、案の定「サンオイル、塗ってくれる★」攻撃を受け――

  咲耶「お兄様と私の仲なんだから、
      もっと優しく、ゆっくり、
      たっぷりさわってイイのよ★」

  咲耶「次はブラも外すから、
      そこもお願いしちゃおうかな★」

  白雪「むふん……にいさまのエッチ★」

  咲耶「あの、大人の女の人だったら、
      もっと胸とかあって、スタイルがいいから……
      可憐じゃ、お兄ちゃんには……物足りないかもしれないけど……」

そして、温泉。
妹たちが、よってたかって……兄のボディを。
ある種、集団による羞恥行為!?
洗われてしまいました。恥ずかしいところまで、すみずみまで。
一番ちっちゃな、雛子や亞里亞にまで! こんな!
(↑例によって、プレイヤーの妄想次第で大変なことになるシチュと心得られたし)


海水浴後は、着実にストーリーが進行しつつあります。
明確な分岐ではありませんが、ここから個々のシナリオが展開していくという感じでしょうか。


雷を怖がる可憐。
ただ事ではない文面のメールを受け、可憐の家へ急行。
雷をひたすらに怖がる可憐と、
と……


ああ……ッ! それにしても俺は二次元を超えたい……ッ!


現実世界での肉体など要るか! 捨てる!(←落ち着きなさい)


――!?
乃絵美風ポニーテールだとぉ……ッ!
お、俺がこの髪型に過剰反応すると知っての狼藉か!
当初発表されたCGとは差し替えられてますが、良し。
だって! 肩から背中が丸出しなんでしゅるピぶ!(←大脳新皮質がやや犯され気味)


ディスクチェンジ。
夏祭り、すなわち浴衣。
無意識に誘惑する妹(走っちゃったら見えちゃうかな、あにぃにならいいんだけど……衛)、
思い切り自覚的に誘惑する妹(咲耶、裾からチラ。……下着は!?)、
浴衣を着ていること自体がたまらないと思える妹(ちかちかちかちかちかちかちかちかちかちかちか)

しかし、今回は咲耶&春歌=誘惑コンビというのがやたらと定着しているような。
卑怯とは言うまいね――否、卑猥。思わず俺は一言、「あフん」(←陥落した模様)


その後は、マターリとした甘いイベントが淡々と流れます。
しかしそんな中でも、可憐はどんなきわどい部分を蚊に刺されたのだろう、と不埒な妄想することもしばしば。


そしていよいよ、可憐と二人きり旅行へと――!


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