不妊症と漢方薬・子宝相談

不妊症の漢方相談は、お任せください!
不妊症、不育症でお悩みの方のお力になれることを日々願っています。ご不安なことも多いかと思いますが、日本漢方に精通した経験豊富な漢方薬・生薬認定女性薬剤師が不妊症子宝相談に親身になってご相談に応じますのでご安心してお越しください。
これまで30年間多くの不妊症の方々の笑顔が私たちの喜びでもあり力になっています。
リラックスでき、ゆったりとご相談でき、希望が持てるように丁寧にカウンセリングを行います。
不妊症・不育症のご相談は、是非お任せください。

上郡町、赤穂市、たつの市、相生市、佐用町、姫路市、宍粟市、太子町、備前市、和気町を中心とした地域の皆さまに本来の日本漢方の真髄と叡智が不妊症改善のお役に立つものと確信しております。日々の養生と一人一人の証に随ったオーダーメイドの漢方薬と食養生で夢の子宝を実現してください。

 

子宝漢方相談は、漢方芍薬堂へ

 

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◆不妊症(不育症)の原因

不妊症は、現代医学的にみて無排卵、無月経、排卵障害、頚管炎、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、黄体機能不全、多のう胞性卵巣(PCOS)、高プロラクチン血症、発育不全、子宮筋腫、卵管周囲癒着、卵管閉塞(卵管狭窄)、精子免疫、甲状腺障害糖尿病、肥満、心身症などが原因とされ、また原因が特定できない機能性不妊(原因不明の不妊症)なども多くあります。

 

 夫婦が「妊娠を望んで1年から3年の間、妊娠しないもの」と産婦人科では不妊症を定義し、実際には、1年間の性生活を行なっていて妊娠しないものとみています。 
 一度も妊娠したことのない不妊症を「原発性不妊」、過去に妊娠した経験はあるが、その後、妊娠しない不妊症を「続発性不妊」と言います。(二人目が出来ない不妊症)
最近では、何ら異常が無いのに妊娠しない人の率が多くなってきて、気付かないうちに、妊娠しにくい体になっています。生活習慣や食習慣、栄養バランス、ストレスなどにも影響を受け、不妊症になっています。これらの要因は、男性不妊症にも当てはまるります。

 

 不妊治療を受け続けると一番感じるのはストレスだと思います。心の奥深く沈み込んだストレスとなり、全てがうまくいきません。また不妊症の多く方に「冷え」の状態があります。冷え症(冷え性)を感じておられる方もいらっしゃいますが、実際は冷えているのにまったく冷え症を自覚されておられない方もいらっしゃいます。冷えには全身的冷え、局所的冷えなど様々で、その改善に漢方薬が大変お役に立ちます。
漢方薬が奏効する不妊症の原因について少し触れておきます。

 

卵巣機能異常

不妊症  漢方芍薬堂 上郡町 赤穂市

 ○卵胞ホルモン分泌異常
  子宮内膜の増殖に影響し、例え受精しても着床しにくい

 

 ○排卵異常
  排卵回数が少ない、または無排卵。この原因には
   多嚢胞性卵巣症候群
     小さな卵胞が両側の卵巣に多数出来て、主席卵胞の成長を阻害し排卵ができに
     くくする
   高プロラクチン血症
     プロラクチンは脳下垂体から分泌されるホルモンで乳腺を刺激し本来、母乳を
     出すホルモンですが、これが高い状態ですと排卵を抑制し稀発性月経、無月経
     になりやすく不妊症の原因になります。
     ストレスを多く感じたりすると自律神経が乱れ、視床下部に影響しさらに
     下垂体へと連動し高プロラクチン血症になると考えられています。
   黄体化非破裂卵胞
     黄体ホルモン機能不全のため、生理が正常に来て基礎体温が上がっても排卵し
     た卵胞が破裂せずにいる

 

卵管通過性異常
 卵管腔に障害があると卵子と精子が出会えません。その原因の多くは、子宮内膜症や細菌感染などによって炎症が原因で、卵巣や卵管の子宮内膜症では、しばしばその周囲の臓器と癒着を起こし卵管が狭窄したり癒着したりして卵管の通過性を妨げ、不妊症の原因になります。

 

子宮の異常
 子宮の発育不全、奇形、子宮内膜の増殖異常や子宮内膜症子宮筋腫、子宮ポリープ、子宮腺筋症などが不妊症の原因となります。特に子宮頚管から分泌される頚管粘液の異常は、精子の侵入を妨げます。その原因としては卵巣ホルモンの分泌異常や炎症などが考えられます。

 

全身性疾患
 下垂体、甲状腺、副腎などの機能異常による内分泌障害、糖尿病、栄養障害、精神障害などがあります

◆漢方から見た不妊症(不育症)の原因

漢方医学と西洋医学の大きな違いは、西洋医学は不妊症の原因を局所的、器質的にとらえており、漢方医学は、人は自然に順応することにより健康を維持できると考え、全人的にとらえます。つまり生活(養生)、ストレスケア(心養生)、食事(食養生・薬膳)、個々の体質についても重要視します。
例えば、食事の乱れから起こった病気は、その食事を見直した食養生をすることによってその病気が治ってきます。漢方薬も自然の中から生まれた生薬であり、自然と一体となって生きている私たちの健康に役立っています。「薬食同源」「医食同源」と言われる所以でもあります。

 

 漢方では、不妊症についても自他覚症状をトータルに観察し、その歪みを見極め漢方薬や養生法で対処します。高齢での妊娠希望については、アンチエイジングも視野に入れて漢方薬と養生で若返りを図りながら不妊症対策を進めます。
漢方では、昔から不妊の原因を「男子の陽気不足、婦人の陰血虚弱にある」とみてきましたが、これは、いわゆる男性は、性的能力の低下、女性は、生理が調っていないことを表しております。

 

 子宝相談にお越しになる方の多くは、既に排卵促進剤や人工授精、体外受精を何回もされて結果が出ず、お越しになるケースが多く、慢性的な疲れ、ストレス、不規則な生活、バランスの悪い食事、体を冷やす生活(薄着等)が必ずあります。
不育症(習慣性流産)を繰り返す方もやはり、そのようなことが言えます。

 

 漢方療法では、日本の気候風土、日本人の体質に合った漢方薬をご提案しています。これは、漢方薬の基本であり、現在中国で行われ日本にも輸入されている中医(中国漢方)とは気候風土、体質も違い、似て非なる物で、日本の特質と真髄を捉えたものでなければならないと思っています。漢方芍薬堂は、日本の気候風土、日本人の体質に合った生薬の組み合わせを重要視し、漢方薬だけではなく、養生、食養生も大切にしております。これらの改善をするだけでも妊娠率は大変違います。体の元となっているのは、先ず食べ物です。

 

 漢方カウンセリングの過程で、今まで気づかなかった些細なことの積み重ねも原因の一つと気づくこともあります。妊娠は、自然の摂理であるが故に自然の摂理に従った生活をしなければ、よい卵子よい精子はできません。

 

 妊活、不妊症相談は、ゆっくり時間をかけお話をお聞きする中から様々な問題点や疑問点を再認識していただき、それを解決、改善する漢方薬や養生法への理解を深めていただきます。

◆漢方薬で健やかなベッド作り

人口受精体外受精をしても着床しにくい、流産しやすいのは、母体の準備がちゃんと出来ていないためです。
妊娠率は、年齢が高齢化するとともに低下します。30歳を過ぎると卵胞ホルモンは低下しはじめ、40歳ぐらいになると更年期障害の兆しが見えてきます。

 

卵子の成長は、180日かかると言われています。元気な卵子が排卵するためには180日以前の母体の体調や栄養状態、精神状態が反映されます。

不妊症の漢方薬  漢方芍薬堂 上郡町 赤穂市

 現在妊娠しにくい状態であれば少なくとも180日先をじっくり見据え、漢方薬と養生、食養生で準備する必要があります。

 

 先ずは、じっくりと体を立て直し、着床しやすいベッド作りが大切。漢方薬で血行を良くしホルモンバランスを整え妊娠力を高めます。卵巣機能低下には、卵巣のアンチエイジングを目標にした漢方薬処方も大変有効です。

 

 養生として心身ともに健やかであるためには、日々の食事が大変重要です。特に今注目したいのが乳酸菌、や発酵食品です。人は乳酸菌(腸内細菌)の力で吸収・代謝・排泄を行います。
 しっかりと栄養を吸収し着床しやすベッド作りをしましょう。
そのためには、漢方薬と一緒に普段の生活の中に乳酸菌や発酵食品を積極的に取り入れ基礎となる体調を整えることが専一といえます。

 

 母親の腸内細菌は、出産の時に赤ちゃんにコピーされます。その後、母親との接触、授乳でも母親の腸内細菌叢のバランスが赤ちゃんの腸内細菌叢のバランスに影響を与えます。最近の研究では、胎児の時に母親から腸内細菌の移行が始まっているとの報告もあります。
 善玉菌優位のバランスの取れた腸内細菌叢のバランスは、赤ちゃんの免疫、アレルギーその他の疾病の予防に深く関わっています。
妊娠前、妊娠中は勿論のこと、母体の腸内細菌叢のバランスを整えるのも妊活の一つとも言えます。

◆心身のバランスで子宝を

漢方では、「心身一如」と言って心と体は、一体のものと捉えます。ストレスがあれば体調もうまく整いません。私たちは、漢方を通じストレスをうまく緩和したり、ストレスに負けない心身づくりのお手伝いをいたします。勿論、カウンセリングにも力を入れています。リラックスした雰囲気の中でお話をお聞きいたします。
 日々のリラックスを得るための養生法などもアドバイスいたします。

 

 実家の親から「赤ちゃんはまだ?」とか姑さんからの何気ないプレッシャー、お友達や周囲での赤ちゃんの話題、お医者様の事務的な対応。タイミング療法→人工授精→体外受精→顕微鏡受精への不安などなど。

 

 先ず、不妊症は心のケアから考えねばならない時もあります。頑張り過ぎないことも大切。一度気持ちのリセットしてみては? そんな時も漢方カウンセリングがお役に立ちます。
 心身のバランス、自然の中で生かされている人としてのバランスを調整出来るのが漢方療法です。妊娠力を高めるために、是非、こころの漢方カウンセリングをお勧めいたします。
 ここ上郡は、自然豊かで季節を感じられ五感が癒され、漢方カウンセリングにはもってこいの環境です。ゆったりと自然を感じながら漢方カウンセリングをお受けいただけます。

 

漢方芍薬堂は、温暖な瀬戸内式気候の上郡の豊かな自然の中にあり、店舗から窓越しに見る四季折々の風景にもおのずと癒されます。そう言った中で、親身にお客様に寄り添いカウンセリングを行いと思っています。

◆漢方薬は子宝の強い味方

 

 長い歴史と共に経験と実績を積み上げてきた日本漢方薬は、女性の強い味方です不妊症 漢方薬  上郡町 赤穂市(男性不妊症にも漢方薬は強い味方です)。
漢方の古典で唐時代に書かれた「千金方」や曲直瀬道三の「啓迪集」、江戸時代後期に書かれた本間棗軒の「内科秘録」などにも婦人篇の最初に「求嗣」(あとつぎをもとむ)の項目をたてその治療に関して詳しく説明してきました。

 

 漢方薬は一人ひとりの証(体調・体質)に合わせて処方します。不妊症(不育症)といっても人それぞれ、まさにオーダーメイドで、丁寧に漢方カウンセリングを行い、あなたにぴったり合った漢方薬を処方いたします。日本漢方には1300年以上の歴史があり、日本の気候風土、日本人の体質に合った漢方薬があり、現代においても皆様のお役にたっています。

 

 曲直瀬道三の啓迪集には「婦人の経脈の調査を視著し、未だ調わざるに曲直瀬道三 漢方芍薬堂(上郡町・赤穂市)は必ず薬を以て之を調うべし」「肥痩の弁別、肥女軀脂、満溢し、子宮閉塞し、孕むを得ず、湿を行り痰を燥すべし、痩婦は子宮乾渋して、受する能わず、宜しく滋陰四物に香(香附子)を加えて血を養うべし」

 

 子宝というものは、自然の摂理に従ったもので、江戸時代前期の後世派の漢方医「香月牛山」が書いた「婦人寿草」の一番最初の項「求嗣の説」には、「それ人の夫婦は天地のごとし」「天地和合して万物を生じ、夫婦交媾して男女生ず。人は万物の霊長なれば、生きとし生けるものは、何れか人にまされる。」
と子宝の基本を言っています。

 

 妊娠しやすい体づくりの第一は、生理を正しくするとにあります。規則正しい生理は、基本中の基本であり、漢方の古典にも「先ず生理を調えなさい」と書かれています。
 しかし、不妊治療に取り組まれる方の多くが高齢で、女性も35才を過ぎるとさらに腎の気がパワー不足します。つまり生命エネルギーを生み出す源のパワー不足となります。

 

 漢方薬では、生理を順調にするだけではなく、この腎の気のパワーを補い、精(生きる力)を高めていきます。それには腎を強力に補う力を持った漢方薬を合わせていきます。
 生命の源である腎を強化し、若返らせる漢方は、病院などで一般的に使われる漢方薬にはない、日本漢方薬の独擅場であります。長い歴史の中、日本で研究され発展してきた日本漢方が不妊症で困られている方の問題を解決し、効率的に妊娠しやすい体づくりを促します。

 

特に生理不順や冷え性のある方は、あなたの証に的確に合った漢方薬と養生、食養生の三位一体となった漢方療法で妊娠しやすい体づくりをしましょう。

 

漢方薬を用いることについて先に登場しました香月牛山の「婦人寿草」の中に、(明時代)樓英の説を引用し「子をもとむる法は、婦人の経水を調えるを以って先とする。経水ととのえざれば、はらむことなし、其調ざるものの由来をよく審(つまびらか)にして薬を用べし。」
とあり、その人の生理不順の原因をしっかりと把握し、その人に合った漢方薬を用いなさいと言っています。

 

 漢方薬の古典である金匱要略の中に冷え症や、不妊症に汎用される漢方処方の文には「婦人少腹(下腹部)寒え、久しく胎を受けざるを主る。兼ねて漏中去血(子宮出血)或いは月水(生理)来ること過多、及び期に至るも来らざるものこれを主る。」と記されており、下腹部が冷えていたり、不正出血や生理不順があるものはこの漢方処方で治しなさいと言っています。

 

この下腹部の冷えの改善は重要で、漢方では下腹部を下焦といい漢方の古典である「諸病源候論 無子候」に
「皆田労傷血気、冷熱不調、而受風寒、客於子宮、致使胞内生病、或月経渋閉、或崩血帯下、致陰陽之気不和、経血之行乖候、故無子也」
「不妊症になった人は血気を疲労し、体温調節がうまく行かず風寒の邪が子宮に入って胞内に病を生じさせ、そのために或いは月経が滞り止まったり、或いは下血やおりものを生じるようになり、それが故に陰陽の気が不調和になり、経血の異常をきたすと不妊症になる」と言っています。
下腹部を常に温かくし冷やさない養生と、漢方薬の温性の血剤を中心とした下腹部の血行を良くし温める処方を用いるのが第一選択となります。

 

 

 漢方薬はただ西洋医学的治療や周期療法だけにとらわれるのではなく、心身全体のバランスを大切にし、全人的治療をし気血水のめぐりを良くし、精神を安定させ、体を温めて妊娠しやすい状態にもって行きます。
 しっかりと漢方薬と養生を実践され、可愛い赤ちゃんとの新しい生活に喜びと幸せを実感されている方々から感謝のお言葉を頂くのは私たちの励みにもなります。
 日本漢方は不妊症改善に連綿と続く多くの実績を持ち、不妊症(不育症)にお悩みの方の強い味方となります。

 

 また。先のも言いました、病院へ行って検査しても夫婦ともに異常がないのに子宝に恵まれない機能性不妊症には漢方薬がまさに本領発揮するところです。
西洋医学的な治療でなかなか妊娠しなかった例でも、漢方薬と養生で妊娠にたどり着いた例は数多くあります。
また、排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)と漢方薬の併用で妊娠率が高くなったという婦人科の漢方薬研究の発表もあります。

 

 私たちは単に漢方薬という物を提供するのではなく、漢方療法が自然の中に生かされている人間の真の力を引き出せる手助けになればと日々研鑽し、相談者の方々に向かい合い、寄り添い少しでも力になれればと思っています。

◆流産・習慣性流産(不育症)も漢方薬で改善

漢方薬は、産前、妊娠中、産後に対する漢方薬処方が整っており、不妊、妊娠中の心配事である切迫流産、早産、流産癖(不育症)、つわり、不正出血、浮腫、妊娠腎などから産後の肥立ち、産後うつなど様々な症状に対応でき、皆様に喜ばれています。

 

特に妊娠中には昔から「安胎薬」を用いて流産予防してきました。

 

 漢方の古典である金匱要略には「婦人妊娠常に服するによろし」~中略~「妊婦常に服すれば即ち産易し、胎に苦疾なく産後ことごとくこれをつかさどる」などと記されており、流産、悪阻(つわり)、妊娠浮腫、妊娠腎などを予防し、お産を楽にし(安産)赤ちゃんも元気に育ち、母乳の分泌も良く、産後の肥立ちも良くなり妊娠中から産後も続いて服用するとよいと説明されています。

 

 また、別の漢方の古典である千金方には「以前に流産の経験のある人に流産予防のため予め飲ますように」との指示が記されています。

◆不妊改善は夫婦そろって

不妊と言えば、女性側に原因があると思われがちですが、男性にも何らかの原因があり、最近では約50%の夫になんだかの不妊症の原因があるとの調査報告もあり、男性不妊症の言葉も一般化し関心が高まっています。赤ちゃんは、夫婦二人が健康で元気であって、はじめて健康で元気な赤ちゃんの誕生となります。

不妊症 漢方薬  漢方芍薬堂 上郡町 赤穂市

 

桜英(明時代)「医学綱目」には
「子をもとむるの法は婦人の経水を調えるを以て先とす」不妊症には、先ずは女性の生理を調えなさいと言っています。

 

陳自明(宋時代)「校註婦人良方」には
「人の嗣続(よつぎ)なきこと、男子の陽気不足、婦人の陰血虚弱、あるいはもろもろの病におかされての故り」

 

劉宗厚(明時代)「玉機徴義」には
「子なきの因(原因)、多くは父の陽気不足におこる。しかるを、ひとり罪を母の血の不足に帰する事はあやまりなり」と男性・女性共に原因があることを述べています。

 

 男性も是非、不妊検査を受けましょう。異常がなけれ安心というのではなく、妻を支えるパートナーとしてさらに力強く意識するきっかけにもなります。
異常がない場合も夫婦で漢方薬をのむことで共に夢に向かって進んでいるんだというお互いの自覚が生まれます。どちらかに問題があるから不妊なんだととらえるのではなく、夫婦二人の問題ととらえ。二人の愛で乗り越えてもらいたいと思っています。現に男性側の問題のあるなしを考慮せず、ご夫婦で漢方薬をおのみになっての子宝の確率は高いものがあります。

 

 最近は、お二人揃って子宝相談にみえられるご夫婦も多くなってきました。是非、お二人でお越しください。私たちは、元気な赤ちゃんを望まれているご夫婦を心から応援いたします。

 

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◆不妊症は日々の生活も大切

不妊症改善には、ストレスのない、健やかな日々を過ごすことは勿論のこと、体を冷やさない生活が大切です。特に冷え症(冷え性)の女性は、冷え対策が肝腎となり、特に注意が必要なのは夏の冷えです。案外、夏にエアコンによる冷えや体を冷やす食べ物で知らず知らず冷えています。

 

 四季を通じて冷やさないようにしましょう。最近、低体温なども注目されています。この改善も重要なポイントですね。こういった養生法・食養生法(薬膳)についても、あなたに合った方法をご提案いたします。

 

◆不妊治療で一番大切なこと

 

 不妊症を改善することで一番大切なことは、ご夫婦で希望や夢をしっかり持つことです。ご夫婦で日々将来の夢を語り合うことも大切です。
 モチベーションを上げるというのもなんか変ですが、意識を高め合うことです。お互い尊敬しその存在を認め合い、生きて行くことだと思います。

 

 私たちはそんなご夫婦にピッタリ合った漢方薬を提供する訳ですが、単に物(漢方薬)の提供とは考えていません。ご夫婦の希望・夢と実現との橋渡しと考えています。
 ご夫婦の愛や夢があって初めて実現する訳ですが、漢方薬という先人から伝わったありがたい叡智をお伝えするのが私たちの使命だと思っています。
私たちは30年の実績と経験を子宝をお望みのご夫婦に活かせることを喜びに思ってご相談をお受けしております。
 初めての不妊症のご相談には、ご不安な点もあるかもしれませんが、充分なお時間をおとりし、ご夫婦のお話を充分お聞きした上で、一つ一つ小さなことから積み重ね、ご夫婦の夢が実現するためのお手伝いが出来れば幸いと思っています。

◆不妊症の養生・食養生

不妊症の養生
 不妊症(妊娠しやすい体づくり)の養生としては

  • 生活のリズムが大切で、規則正しい生活をしましょう
  • 夜更かしせず、早寝早起きが基本です
  • 軽い運動をして足腰を鍛え腎の気を高めましょう三陰交 漢方芍薬堂(上郡町・赤穂市)
  • ポジティブな考え方で、リラックスに心がける
  • 身体を冷やさないよう、特に下半身は四季を通じ温かくしておく
  • 冷え症(冷え性)の人は特に注意。足首(三陰交)を温めましょう
  • ストレス発散、ストレス解消

 

 不妊治療をしていると、なにかとストレスが溜まります。夫婦間の関係もぎくしゃくしたり、そんなときには夫婦でストレス解消やストレス発散できること実践しましょう。
 温泉旅行に出かけるもいいですね、兵庫県ですと城崎温泉有馬温泉がいいですね。
地元の温泉といえば「赤穂温泉」海のミネラル豊富で美肌効果だけではなく冷え症改善、自律神経安定など様々な効果を持つ泉質。是非、赤穂温泉も利用されてはいかがですか。

 

基礎体温で体調管理
 基礎体温は、高温期(12~14日)と低温期の差は0.3~0.5℃ある二相型になることがベストです。この二相型になっていてもなかなか妊娠しない場合は、漢方薬がおすすめです。
 また、波形がギザギザに乱れている人は、生理不順だけでなくストレスがかかっている場合もありますので、ストレス解消、ストレス発散に心がけましょう。

 

 ストレスに対して用いる漢方薬には、辛温の気剤と言って、気持ちを鎮めたり、気の流れを良くして精神を安定させてくれる薬があります。それら中には、漢方の古典の中でストレスに対する効能だけではなく「子宮を温めて、子を有らしめ又虚冷の帯下(子宮出血又はこしけ)を治す」と説明している生薬もあります。

 

不妊症の食養生
 貝原益軒の養生訓にありますように
「腎は五臓のもと、脾は滋養の源である。それゆえに人間の身体は脾腎を中心とする」
これが基本になります。

 

 食養生は、不妊症改善には大変重要です。私たちの心身は、日々の食べ物から出来ています。間違った食べ方、食べてはいけないものを改善し、食養生・薬膳の理にかなった正しい食べ方、正しい食材を理解し、食養生を実践しましょう。
身近な食材を使った薬膳から、漢方食材を使った薬膳まで、漢方理論に基づいた薬膳を漢方の専門家ならではの薬膳をご自宅で手軽に実践できる方法でご提案いたします。

 

 江戸時代前期の後世派の香月牛山は、不妊症の食養生についても香月牛山 漢方芍薬堂(上郡町・赤穂市)
「子を求むる薬餌の説」
「男婦共に元気虚弱、陰血衰微にして子なき者あり、薬餌をなして必ず生ずること多し。」
「薬餌は、冬月にいたりて、肉食をなすべし、冬月肉食によろしきは、陰血閉蔵のときには、腎水源に帰す。この時、房事をを秘して肉食すれば腎水をたすけ、気血を盛ならしむ。」
「薬餌は、なせばその味を嗜み、食すべからず。」

 

つまり、血色悪く虚弱な夫婦は、共に食養生をすれば、不妊症改善に役立ち、冬季に禁欲をして、肉を味噌で煮込んだものを食べれば、血色も良くなり気力、精力が盛んになるといっています。
ただ、食養生は、その味をたしなむ程度にして、食べ過ぎないことが肝腎と言っています。

 

 現代は、過食、飽食で高カロリー、高脂肪食になっていて、生物学的には栄養過多で人は、子孫を残そうとする働きが低下しているとの見方もある反面、栄養バンスの偏りで、生殖機能が低下しているとの見方もあります。
いずれにしても人として正しい食生活ではないことは明らかです。

 

 では、具体的に不妊症の食養生を考えると、漢方的にも「瘀血」が不妊症の原因の一つであることから、漢方薬で「瘀血」をさばき、不妊症改善するのは勿論ですが、「瘀血」を作らない食生活が大切になります。「瘀血」を作りやすい食べ物は、砂糖、乳製品、肉類、魚卵、アルコール(酒類)などですが、肉類が必ずしも悪いものではありません。食養生としての食べ方が大切です。その実践が薬膳です。

 

 不妊症の食養生(薬膳)として食べたい食べ物は、補血、温補する食材で、肉類ですと羊肉(温補)、鶏肉(温補)でその他、もち米(温補)、えび(補腎)、ヨモギ(温補)、生姜(温補)などです。生姜は、漢方では「嘔家の聖薬」と言われ、吐気止めの作用にすぐれています。
 薬膳は、漢方薬同様で、その人その人に合った薬膳を季節を考慮し具体的にご提案いたします。
不妊症カウンセリングの過程でご夫婦やあなたに合った薬膳・食養生を分かりやすくご指導いたします。

不妊症薬膳 上郡町 漢方芍薬堂 赤穂市

 

 不妊症(子宝)、不育症、妊娠しやすい体づくり、子宝の漢方薬・養生法(薬膳)のご相談は、上郡町の漢方薬専門「漢方芍薬堂」へお気軽にどうぞ。なたの妊活を経験豊かな女性子宝カウンセラーが応援いたします。

 

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