犬・猫にも漢方薬
私たちの良き仲間であり家族の一員であるペット(犬・猫)たちは人と同じように四季の移り変わりの中で生きています。犬がかかりやすい病気では、犬種や年齢により違いますが、外耳炎、皮膚炎、下痢、嘔吐などが多く、加齢とともに肝機能低下や腎機能う低下が起こります。現在ではペット(犬・猫)たちの長寿に伴い人と同じようなアトピー性皮膚炎、がん、肝炎などの病気にかかるペットも多くなってきました。
私たちは、日々私たちを癒してくれるペットたちがいつまでも健康で長生きしてくれることを願っており、ペットたちも私たち飼い主を頼りにして寄り添っています。人が自らの健康増進や病気治療のために漢方薬を取り入れようとするのと同じようにペットたちにも自然の恵みである漢方薬で健康増進を図ったり病気治療を考えるのも自然な流れではないでしょうか。
漢方芍薬堂では、獣医の専門的な治療を行いながら、家庭で行う西洋医学治療との併用や補完医療として飼い主様のご理解ご判断の元、ペットの漢方相談をお受けしております。
漢方薬の特質
- ペット(犬・猫)それぞれの体質に応じたオーダーメイドの対応が出来ます
- ペットの体調不良を改善し免疫力を高めます
- ペットのストレスを緩和してくれる漢方薬があります
- ペットが好んで舐めてくれ、元気になり毛づやも良くなる漢方薬があります
- 人間同様、体調不良の時の頓服もあります
- 天然生薬で出来た漢方薬は安心安全です
- 外用剤の漢方薬はペットたちが舐めても安全なお薬です
犬の熱中症
犬は暑さが苦手です。夏期の快適な気温は、犬種にもよりますが、Wコートの犬で23℃~26℃、シングルコートで22℃~25℃です。犬は、ゆっくり時間をかけて気温に順応しようとしますが、最近の夏の猛暑には対応しきれません。また、室内で飼われている犬にとっては、エアコンのきいた室内にいると人間同様、屋外の気温との差が大きすぎてついていけません。屋外では、気温だけでなくアスファルトやコンクリートからの放射熱にも影響を受けます。
犬は、舌を出してハーハーと息することによって体内の温度を下げようとします。夏の高温多湿に適応できず体温が下がらないと荒い息が続き、ボーとして熱中症になります。重症化すると各臓器に障害を起こし、下痢、嘔吐、震え、発作、意識障害が起こります。重症化した時は、体を氷や水タオルで体を冷やしてやり動物病院での応急措置を受けなくてはなりませんが、飼い主としては、そうならない様、危険回避や予防措置を取っておかなければなりません。
犬の熱中症にも漢方薬がお役に立ちます。暑さで弱ったかな、熱中症かなと思ったら先ず牛黄です。牛黄の清熱作用と抗炎症作用、強心作用、鎮痙作用が有効に働きます。
ペット(犬・猫)にも養生・食養生を
毎日ペットたちへ愛情のこもった食事を与えていても人と同じように食事の偏りやストレスがあります。犬や猫は本来肉食であるとか雑食であるとか言われていますが、現在のペットフードは、加工食品であり消化に負担をかけるとともに胃腸の働きにも負担をかけることになります。
このようにペットフードだけでは消化は勿論のこと体調を整えるための酵素や免疫を高める腸内善玉菌が不足しています。最近では、皮膚炎などのアレルギーのペットも増えてきました。アレルギー対策にも腸内細菌を正常化することが大切で、FK-23フェカリス乳酸菌がペットにも大変お役に立ちます。
ツヤット
お徳用 3箱入 りもあります |
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原料成分 |
デキストリン、マルトオリゴ糖、乳酸菌粉末、 |
栄養成分 |
粗たんぱく質:5.0%以上、 |
内容量 |
1箱(1.0g×30包) |
希望小売価格 |
4,380円+税/1箱 |
与え方の目安 |
小型犬(~10kg)…1包 |
飲み方・食べ方 |
食事に振りかけてください。 |
- 愛情をもってペットの日々のストレスを緩和してあげること
- 愛情をもって食養生をしてあげること
- 愛情をもって冷静にペットの体調管理をしてあげること
これらが一番大切です。そのうえで天然薬・漢方薬をペットたちの健康増進や病気予防などにも是非お役立て下さい。
また、健康なペットたちにも日頃から健康維持・病気予防のために天然素材でできたサプリメントもお勧めします。
犬のカーミングシグナル
犬は非言語によるコミュニケーションをとりますので些細な動きや表情を読み取ることが愛犬の健康状態、精神状態を把握するポイントとなります。犬は絶えず飼い主や周囲に対してサインを発しています。その特徴的なのがカーミングシグナルです。犬がストレスを感じた時などのカーミングシグナルには下記のようなものがあります。
- 欠伸をする・・・相手に落ち着いてと言っている
- 口をなめる・・・緊張状態
- 身震いをする・・・ストレスから解放された時
- 地面のにおいをかぐ・・・落ち着こうとしている
- 座り込む・・・落ち着こうとしている
- 背中を見せたり、お腹を見せる・・・降参しました
その他ストレスを感じた時に足をなめたりかじったり、しっぽを噛むなどの行動があります。また、身体的症状としては、下痢や嘔吐、食欲不振があります。
近年では犬と行動を共にする愛犬家も多く、ドライブ、旅行、ドッグカフェ、ドッグスポーツなど、人にとっては楽しい行動も犬にとっては結構ストレスになっている場合もあります。その犬の性格、特性に合わせ行動するようにし、ストレスを感じやすい犬には、漢方薬の麝香・牛黄などの気血剤を頓服として飲ませてあげるのも大変有効です。
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