糖尿病とは

糖尿病と言えば言わずもがなの国民病。分かっちゃいるけど止められないグルメ三昧、スイーツ三昧。体重オーバーの人はダイエットを頭に浮かべつつ、いつかダイエットすればなんとかなるさといつまでも実行しない。糖尿病と言えば言わずもがななの国民病。
分かっちゃいつけど止められないグルメ三昧、スイーツ三昧。体重オーバーの人はダイエットを頭に浮かべながらいつかダイエットできると気にとめない。

 

 糖尿病は血液検査ですぐ判明し、血糖値・HbA1cの数値管理が一つの目標となっています。

 

 ここで一つ押さえておきたいのが糖尿病の検査数値基準。

  • 早朝空腹時血糖値      126mg/dl以上
  • 随時血糖値         200mg/dl以上
  • 75経口ブドウ糖負荷試験  200mg/dl以上

     上記のいずれかと

  • HbA1c 6.5%以上(NGSP新基準)

     がある場合が糖尿病と診断されます。

 

加齢とともに筋肉が減少し脂肪を蓄積してしまうサルコペニア肥満は要注意で糖尿病になるリスクが高くなります。

糖尿病と漢方薬

漢方の古い書物の中にも糖尿病を表す記述がよく見かけられます。
「のどが渇いてたくさん水を飲み小便もたくさん出る。これには八味地黄丸で治しなさい」といった内容が金匱要略の中に書かれています。昔はこういった症状を「消渇」(しょうかち)と言っていました。

 

 八味地黄丸・牛車腎気丸が代表的な処方となりますが、漢方の場合は、同じ糖尿病と言っても体質、症状、漢方的な物差しから証により人によって処方が異なります。血糖値やHbA1cを直接下げるというものではなく、漢方薬は、糖尿病に付随する各種症状の改善と、糖尿病になりりにくい身体作りが目標となり、結果数値も安定してきます。上記の八味地黄丸、牛車腎気丸が糖尿病の人すべてに合うわけではありません、用いるケースは多いですが、実際には他にも様々な漢方処方が用いられます。

 

 しかし、八味地黄丸・牛車腎気丸と「丸」のつく漢方薬は、丸い黒い粒、つまり丸剤でないと本来の薬効が期待できません。丸剤とする訳は、熱を加える(エキス顆粒)にすると有効成分が熱でなくなってしまうので、構成生薬を加熱することなく蜂蜜で練って丸剤にする訳です。
つまり八味地黄丸、牛車腎気丸といっても顆粒や錠剤は、気の抜けたビールのようなもので、パッケージにも八味地黄丸料エキス・・・と記載されていてその違いを表記してありますのでよくわかります。
ここに漢方薬の伝統と真骨頂がある訳です。

ストレスと糖尿病

意外と考えが及ばないのが、ストレスと糖尿病の関係。食事療法・運動療法をしてもなかなか改善しない人は一度、ご自分のストレスについて考えてみましょう。

 

 自律神経の交感神経が亢進している時は血中の血糖値が上がります。
いつも緊張状態が続いていると血糖が処理されないまま、おまけにストレスを発散させるために暴飲暴食をしてしまえばもう最悪。

 

 リラックスして副交感神経を優位にさせましょう。
しかし糖尿病に運動療法は、欠かせないもので、毎日のある程度の運動も是非行いましょう。

糖尿病と食養生

食生活と生活習慣が全ての鍵を握っている糖尿病は、カロリー制限だけでなく食べ方、食材など食養生で血糖値も改善します。
血糖値・HbA1cで結果が分かりやすいので、体重管理とともに血糖値管理もしやすいですね。
糖尿病の食養生としては、肝・腎・脾を補う食材をうまく配合した薬膳がお役に立ちます。

 

 糖尿病は昔は「消渇」と言っていました。糖尿病の代表的な症状の口の渇きを表しているわけです。脂っこいものや甘いものが好きな人は胃に熱がこもり、食欲が亢進しよく食べ、胃の熱を取るのに水分を大量に飲み、そして頻繁にトイレに行きます。
 糖尿病が長くなると腎の働きが低下し、痩せて足腰が弱くなり、夜間頻尿になったりします。食養生は、腎を補う食品を日常の食事で食べるように心がけます。

 

 食養生は、糖尿病改善には大変重要です。私たちの心身は、食べ物から出来ています。間違った食べ方、食べてはいけないものを改善し、食養生・薬膳の理にかなった正しい食べ方、正しい食材を理解し食養生を実践しましょう。 
身近な食材を使った薬膳から、漢方食材を使った薬膳まで、漢方理論に基づいた薬膳を漢方の専門家ならではの薬膳をご自宅で実践できる方法でご提案いたします。薬膳は、漢方薬同様その人その人に合った薬膳を具体的にご提案いたします。

 

 五味の調和悪とり、低カロリーな食にしましょう。

糖尿病と歯周病対策

【歯周病と糖尿病の相関関係】
 歯周病の人は糖尿病になりやすいと言われています。また糖尿病の人はそうでない人より2倍歯周病になりやすいと言われています。
歯周病菌が影響してインシュリンの働きを邪魔しているといわれ、歯周病と糖尿病両面から治療することが注目されています。
歯周病ケアをすることで糖尿病予防、糖尿病治療、血糖値、HbA1cのコントロールの役に立ちます。

 

 口腔ケアは口腔常在菌を守りながら歯周病菌を抗菌することができるハミガキを使用することをお勧めします。

 

糖尿病の漢方薬・養生法。食養生(薬膳)のご相談は漢方薬専門「漢方芍薬堂」へ

 

【関連タグ】合併症 糖尿病性神経障害 糖尿病網膜症 糖尿病性腎症 血糖値スパイク #赤穂市 #姫路市 #たつの市 #相生市 #備前市 #佐用町 #宍粟市

糖尿病の漢方相談は漢方芍薬堂へ

漢方芍薬堂

兵庫県赤穂郡上郡町岩木甲158-55

TEL0791-57-3708

漢方芍薬堂は、兵庫県神戸市・明石市のお客様はもとより上郡町、西播磨、赤穂市、相生市、たつの市、備前市、佐用町、姫路市、和気町からのお客様を心よりお待ちしています。