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 カナヤマ 生物学辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 わ 』。

 

 

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□ 生物学 辞典 (総合)            

□      ●  五十音順 (アイウエオ順)。

 □ 見出し語 わさ

 □ 見出し語 わな

 

 

〇 わか  若返り生物。

             (わかがえりせいぶつ)。

             不死の生物》。

              ○ 若返り生物とは、

          不死の生物である。

          ○ 若返り生物とは、

          老化した後死なずに若返る

                  ことができる生物である。 

          (⇒ ベニクラゲ)。

             ■ 若返り生物 (わかがえりせいぶ

             つ)とは、

             不死の生物であり、 老化した後死な

             ずに若返ることができる生物である。 

                不死の生物の例としては、ベニ

             クラゲがある。

 

〇 わく   ワクチン接種。

             (わくちんせっしゅ)。

          (予防接種)。 《人体》。

              VACCINATION.

                    (⇒ 予防接種)。

                       ■ ワクチン接種 (わくちんせっしゅ、英:

             VACCINATION)は、 病気の、予防接種

             である。

 

#wasa

 

〇 わし  ワシントン条約

             (わしんとんじょうやく)。 《国際条約》。

          (= CITES サイテス)。

                    (1973年ー現在)。

             CITES.

             THE WASHINGTON CONVENTION.

             THE ONVENTION ON NTERNA-

             TIONAL RADE IN NDANGERED 

             PECIES OF WILD FAUNA AND 

             FLORA.

                     ○ 絶滅のおそれのある野生動

          植物の種(しゅ)の国際取引に関す

          る条約 。

                     ○ 希少動植物の保護を目的とし

                     た条約。 

                        ■ ワシントン条約 (わしんとんじょうやく、

             = CITES サイテス、1973年ー現在)は、

             絶滅のおそれのある野生動植物の種(しゅ)

             の国際取引に関する条約であり、 希少動

             植物の保護を目的とした条約である。

                         ■ ワシントン条約は、 英語名は、THE 

             WASHINGTON CONVENTIONであり、

             THE ONVENTION ON NTERNA-

             TIONAL RADE IN NDANGERED 

             PECIES OF WILD FAUNA AND 

             FLORA である。

 

〇 わし  ワシントン条約締約国会議

            (わしんとんじょうやくていやくこくかいぎ) 。

          《国際会議》。

             (1976年 ー現在)。

              2、3年に一度、開催 。 

          ○ 2010年3月にドーハ会議(ワ

          シントン条約第15回締約国会議)

          が開催され、食用のクロマグロの、

          商業目的の国際取引 の禁止(ワ

          シントン条約附属書 I のリ ストへ

                    掲載)が、 ドーハ会議で、提案

          されたが、否決された。

                        ■ ワシントン条約締約国会議 (わし んと

             んじょうやくていやくこくかいぎ、1976年ー

             現在)は、 2、3年に一度、開催されている。 

                        ■ 2010年3月にドーハ会議(ワシントン

             条約第15回締約国会議) が開催され、食用

             のクロマグロの、商業目的の国際取引 の禁

             止 (ワシントン条約附属書 I のリ ストへ

                       の掲載)が、 ドーハ会議で、提案 されたが、

             否決された。

 

〇 わし  ワシントン条約 附属書 I 。 

            (わしんとんじょうやくふぞくしょいち)

          《国際条約》。

          ○ 絶滅のおそれのある種(しゅ)で、

          商業目的の国際取引を全面的に

          禁止する動植物の種を 掲載してい

          るリスト。

                        ■ ワシントン条約 附属書 I (わしんとんじょ

             うやくふぞくしょいち)は、 絶滅のおそれのあ

             る種(しゅ)で、 商業目的の国際取引を全面的

             に禁止する動植物の種を 掲載しているリスト

             である。

 

#wana

 

〇 わに  ワニ類。

              (わにるい)。 《爬(は)虫類》。

          (双弓類(そうきゅうるい))。

        (⇒ 双弓類(は)虫類)。  

              ■ ワニ類(わにるい)は、 爬(は)虫類の、

              双弓類(そうきゅうるい)である。

           ■ ワニ類

             <双弓類 (そうきゅうるい)

              爬(は)虫類

               <脊椎(せきつい)動物

               <動物

               <真核(しんかく)生物

               <地球生物

 

 わむ  ワムシ

          (輪形動物)。  《地球生物》。

       (⇒ 輪形(りんけい)動物)。

             ■ ワムシは、 輪形動物(りんけいどうぶつ)

            である。

 

 

  ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

■ 上位のWEBサイト。 

□ (KOH) カナヤマ オフィシャル  >

         ホームページ。 

□ (Cse)  国際理解総合サイト    >   

         われら地球市民

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#jpdictionary(general)

 

◆ 生物学辞典

 

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#wa

 

#washingtonjoyaku

 

■ ワシントン条約 

     (わしんとんじょうやく)。

 

■ ワシントン条約。

■ 名称 : ワシントン条約 

        (わしんとんじょうやく)。

● 別名 : CITES サイテス。

■ 英名: 

   THE WASHINGTON CONVENTION

● 英名: THE ONVENTION ON

   NTERNATIONAL RADE IN

   NDANGERED PECIES OF WILD 

   FAUNA AND FLORA.

■ ワシントン条約とは、

  絶滅のおそれのある野生動植物の種(しゅ)

  の国際取引に関する条約である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典 22128。

 

 

 ■ ワシントン条約。

   ■ ワシントン条約とは、

     絶滅のおそれのある野生動植物の種(しゅ)

     の国際取引に関する条約である。

   ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ■ ワシントン条約。

   ■ ワシントン条約は、

     希少動植物の保護を目的とした条約 である。

 

   ■ ワシントン条約は、

     希少な野生動植物の国際的な取引を規制

     する条約である。 

 

   ■ ワシントン条約は、

     経済活動としての国際取引によって種(しゅ)

     の存続が脅かされる生物の種の保全を目的

     とする。

 

   ■ ワシントン条約は、

     1973年3月に、アメリカのワシントンD.C.

     で、条約が採択され、 1975年7月に、条

     約が発効した。

 

   ■ 日本は、1980年11月にワシントン条約の

     締約国になった。

 

   ■ ワシントン条約の締約国は、 175か国 

     (2010年現在)である。

 

   ■ ワシントン条約の締約国会議は、2、3年に

     一度、開催されている。

 

   ● 1976年に、スイスで、ワシントン条約の

     第1回締約国会議が開催される。

 

   ● 2010年3月に、 ワシントン条約第15

     回締約国会議 (ドーハ会議)が、開催され

     た。

 

   ■ ワシントン条約の詳細な内容は、 

     ワシントン条約事務局のWEBサイト (英文、

     www.cites.org)  または、 日本の外務

     省または経済産業省のWEBサイトの「ワシ

     ントン条約」の項目を参照して下さい。

   ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

 ■ ワシントン条約。

   ■ ワシントン条約 (わしんとんじょうやく)とは、 

     絶 滅のおそれのある野生動植物の種の国際

     取引に関する条約である。

 

   ■ ワシントン条約 (わしんとんじょうやく)は、

     英 語名は THE WASHINGTON 

     CONVENTION である。 

        別名は CITES サイテス と言い、

     英語名の THE ONVENTION ON

     NTERNATIONAL RADE IN

     NDANGERED  PECIES OF WILD 

     FAUNA AND FLORAの省略形である。

   ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ワシントン条約 は、希少な野生動植物の国際的

  な取引を規制する条約であり、 経済活動としての

  国際取引によって種の存続が脅かされる生物の種

  の保全を目的とする。

■ ワシントン条約の締約国は、 175か国 (2010

  年現在) である。

■ ワシントン条約の締約国会議は、2、3年に一度、

  開催されている。

● 2010年3月に、 ワシントン条約第15回締約国

  会議 (ドーハ会議) が、カタールのドーハで、開

  催された。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

 ■ ワシントン条約。

■ 1972年の国連人間環境会議で、「野生動植物の

  国際取引のための条約案作成と会議の召集」が勧

  告される。

● これを受けて、 アメリカ政府 と IUCN(国際自然

  保護連合) が中心となって、  野生動植物の国際

  取引の規制のための条約案の作成作業が進めら

  れた。 そして、 1973年3月に、アメリカのワシン

  トンD.C.で、条約が採択され、 1975年7月に、

  条約が発効した。

● 日本は、1980年11月に締約国になった。

■ ワシントン条約の締約国は、 175か国 (2010

  年現在) である。

 

 

 ■ ワシントン条約。

■ ワシントン条約 附属書 (わしんとんじょうやくふ

  ぞくしょ) とは、 ワシントン条約により取引を制限

  される動植物の種を掲載したリスト である。

 

■ 絶滅のおそれのある動植物の野生種を、希少性

  に応じて、3ランクに分類し、これらを ワシントン

  条約の、附属書 I、附属書 II、附属書 IIIに分け

  てリストアップし、 約30,000種 (2008年現在) 

  の動植物を、取引制限の対象としている。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

● 附属書I  には、 絶滅のおそれのある種で、 商

  取引により影響を受ける種を掲載(けいさい)してい

  る。

     そのため、附属書I に掲載された種の商業目的

  の国際取引が全面的に禁止される。 但(ただ)し、 

  学術研究目的 (主に、大学、動物園などでの繁殖、

  展示、研究)のための国際取引 は、可能である 

  (輸入許可書や輸出許可書が必要)。 

     附属書Iのリストに掲載された種は、約900種 

  (2008年現在) である。

● 附属書II  には、 必ずしも絶滅のおそれのある種

  ではないが、その種の存続を脅かすような利用を制

  限するために、掲載されている。 

    そのため、附属書II に掲載された種の商取引の

  場合、輸出国の輸出許可書を必要とする。

● 附属書III には、 世界的には絶滅のおそれが少

  ない種ではあるが、 ある条約締約国が、その種の

  国内では保護を必要とする場合、 その国の国内産

  の種の商業目的の国際取引の禁止を、 他の条約

  締約国に、協力を求めるものである。

     そのため、附属書III に掲載された種の商取引

  の場合、輸出国の輸出許可書または原産地証明書 

  等を必要とする。

 

● 会議で議決され、附属書に掲載された種に対し、

  各締約国は、「留保」を付すことができる。 留保を

  付した場合は、 留保を付した締約国は、その種に

  ついては、 締約国としては扱われず、非締約国と

  の取引を行うことはできる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ ワシントン条約により国際取引規制の対象となる動植物 は、 生体だけ

 でなく、 死体、剝製(はくせい)、毛皮、骨、角(つの)、牙(きば)、葉、根 など

 の生体の一部及びそれらの製品も対象 となる。    

 

■ 条約違反に対する貿易制裁勧告。

■ ワシントン条約そのものに罰則規定はないが、 条約違反行為に対しては、

 貿易制裁勧告がなされる。

● 締約国会議の下に常設委員会が設けられていて、 常設委員会は、条約

 違反国に対する貿易制裁を、 締約国政府(条約加盟国約170か国の政府)

 に勧告する権限があり、 常設委員会の貿易制裁勧告措置が行われた場合、 

 条約違反国の多くは、その常設委員会勧告を受けて、 是正措置(ぜせいそ

 ち)を講(こう)じている。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

 ■ ワシントン条約。

■ ワシントン条約 は、 経済活動としての国際取引によって種の存続が脅

 (おびや)かされる生物の種の保全を目的とする。

● 絶滅危惧(きぐ)種でも経済的な国際取引の対象となり得ない生物 は、

 ワシントン条約の対象とは ならない。 ワシントン条約の 附属書 I,II,III 

 の取引制限の生物種( 附属書リスト掲載の生物種) と IUCN(国際自然

 保護連合)の「レッドデータブック」掲載の生物種 とは、一致せず、直接的な

 関係はない。

 

 

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#washingtonjoyaku-fuzokushoichi

 

■ ワシントン条約 附属書 I 

     (わしんとんじょうやくふぞくしょいち)。

 

■ ワシントン条約 附属書 I

■ 名称 : ワシントン条約 附属書 I (わしんとんじょうやくふぞくしょいち)。

■ ワシントン条約により取引を制限される動植物の種(しゅ)を掲載したリ

 スト (附属書) の1つ。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

■ 絶滅のおそれのある種(しゅ)で、 商業目的の国際取引を全面的に禁

 止する動植物の種を掲載しているリスト。

■ 学術研究目的 (主に、大学、動物園などでの繁殖、展示、研究) の国

 際取引 は、可能である (輸入許可書や輸出許可書が必要)。 

■ 約900種 (2008年現在)。

■ 食用のクロマグロの、 商業目的の国際取引の禁止 (ワシントン条約

 附属書 I のリストへの掲載) が、 2010年3月に開催される、ドーハ会

 議で、 提案されたが、 否決された。

 

 

■ ワシントン条約 附属書 I (わしんとんじょうやくふぞくしょいち) とは、

  ワシントン条約により取引を制限される動植物の種を掲載したリスト(附

 属書)の1つで、 絶滅のおそれのある種で 商業目的のための国際取

 引が全面的に禁止される種を掲載(けいさい)しているリスト である。

■ ワシントン条約 附属書 I に掲載した動植物の種でも、 必要な輸入許

 可書や輸出許可書を得れば、 学術研究目的 (主に、大学、動物園など

 での展示、研究、繁殖)のための国際取引 は、可能である。

■ ワシントン条約 附属書 I に掲載されている動植物 は、 約900種

 (2008年現在) である。

■ 食用のクロマグロの、 商業目的の国際取引の禁止 (ワシントン条約

 附属書 I のリストへの掲載) が、 2010年3月に開催される、ドーハ会

 議 (ワシントン条約第15回締約国会議) で、提案されたが、 否決され

 た。 

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ ワシントン条約 附属書 I に属する動物で、 学術研究目的や繁殖で

 輸出入許可を得た動物を、 テレビ番組に出演させ (類人猿の動物バラ

 エティ番組出演など)、 飼育者である動物園が商業目的の疑いをかけら

 れて、問題になったケースもある。

 

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#washingtonjoyakuteiyakukokugaigi

 

■ ワシントン条約  

   締約国会議  

      (わしんとんじょうやくていやく

      こくかいぎ)。

 

■ ワシントン条約締約国会議。

■ 時期 : 1976年〜現在。

■ 名称 : ワシントン条約締約国会議 

                (わしんとんじょうやくていやくこくかいぎ)。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

■ ワシントン条約の締約国は、 175か国 (2010年現在) である。

■ ワシントン条約の締約国会議は、2、3年に一度、開催されている。

● 1976年に、スイスで、ワシントン条約第1回締約国会議が開催される。

■ 2010年3月に、 ワシントン条約第15回締約国会議 (ドーハ会議) 

 が、 カタールのドーハで、開催された。

■ 食用のクロマグロの、 商業目的の国際取引の禁止  が、 2010年

 3月に開催された、ドーハ会議で、 提案されたが、 否決された。

 

 

 ■ ワシントン条約締約国会議。

■ 食用のクロマグロの、 商業目的の国際取引の禁止 (ワシントン条約

 附属書 I のリストへの掲載) が、 2010年3月に開催される、ドーハ会

 議 (ワシントン条約第15回締約国会議) で、 提案されたが、 否決さ

 れた。

 

■ 近年の世界的な動植物保護の国際世論の高まりを受けて、 世界各国

 政府が、 減少した一部の食用の魚類、魚介類の、 商業目的の国際取

 引を禁止しようとする動きがある (減少した一部の食用の魚類、魚介類

 を、ワシントン条約附属書 I に掲載しようとする動きがある)。

 

■ その流れの1つとして、 2009年10月提出のモナコ提案で、 大西洋・

 地中海産の食用の美味のクロマグロ の、商業目的の国際取引の禁止 

 (ワシントン条約 附属書 I への掲載) が、提案されたが、否決された。  

● モナコ は、 2009年10月に、 ワシントン条約事務局へ、大西洋・地

 中海産クロマグロが絶滅の危機に瀕(ひん)しているという理由で、 その

 商業目的の国際取引の禁止 (ワシントン条約 附属書 Iへの掲載) とい

 う提案書 を提出した。

● 日本は、 世界の食用のクロマグロの消費の約80%を占めている。 

 クロマグロは、 日本では、 お刺身として、美味で、人気がある。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 今回は、 かろうじて、 クロマグロ が、 ワシントン条約の規制対象に

 はならなかった。

  議決には 締約国(条約加盟国約175か国)のうち、会議に参加した出

 席国の3分の2以上が必要であり、 2010年3月のドーハ会議 (ワシン

 トン条約第15回締約国会議) でも、 大西洋・地中海産クロマグロの国

 際取引禁止を求めるモナコ提案 (2009年10月提出) が 検討された。

  ドーハ会議で、 3月18日(現地時間)にモナコ提案が会議中の委員会

 で提案されたが否決され、  続いて会議中の総会でも再提案が断念され、

 クロマグロの国際取引禁止は、 回避された。  フカヒレをとるサメなど魚

  類に対する国際取引禁止に波及することを恐(おそ)れた中国 や 中国

  が影響力をもつアフリカ諸国 が、 魚類のクロマグロの国際取引禁止に

 も反対したため。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 多くの加盟国に影響力をもつ、アメリカ政府 は、 現在のICCAT(アイ

 キャット、大西洋まぐろ類保存委員会)のクロマグロの資源管理のずさんさ

 に問題があるとして、また、漁獲量割当の削減は不十分であるとして、 モ

 ナコ提案を支持をしている。 ただし、 米政府は、 ICCATの資源管理を

 大幅に強化すれば、 モナコ提案の支持撤回を検討するとも表明している。

● 実際、ICCATの漁獲量割当にも抜け道があり、 若く小型のクロマグロ

 を捕獲し養殖し太らせたヨーロッパ産養殖クロマグロが、 ICCATの漁獲

 量割当から除外され、 輸出されている (主に日本へ)。

● 資源管理の大幅な強化、 即ち、 ICCATによる、 養殖クロマグロの

 規制 と 漁獲量割当のより一層の削減 などのクロマグロの資源管理の 

 強化が、求められている。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ モナコ提案の背景には、クロマグロの「過剰漁獲」と資源管理の失敗が

 あり、 今後、 食用の魚類、魚介類の「より充実した資源保護・管理」を

 はかならいと、 次々に、食用の魚類、魚介類の商業目的の国際取引が

 禁止され、 近未来に、 多くの輸入品の食用の魚類、魚介類が食べられ

 なくなる恐(おそ)れがでてくるであろう。 

● 今後、 魚類、魚介類を多く食す日本人にとって大きな問題 である。

  今までのように、 世界各国が、 世界中で、魚類、魚介類を無制限に

 捕獲するのではなく、 世界各国が、 協力して漁獲制限をもうけたり、養

 殖をしたりして、 魚類、魚介類の適正な資源保護・管理をしながら、 魚

 類、魚介類を食する時代が、 到来している。 

 

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 『 あなたのハートには 

   何が残りましたか? 』

 

 

以  上。     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 □ 見出し語 あか。

 □ 見出し語 あさ。

 □ 見出し語 あな。

 □ 見出し語 あま。

 □ 見出し語 あら。

 □ 見出し語 あん。

 

 □ 見出し語 か。

 □ 見出し語 さ。

 □ 見出し語 な。

 □ 見出し語 ま。

 □ 見出し語 ら。

 □ 見出し語 ん。

 

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#sa

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#na

#ma

#ra

#n

 

 

 

 

 

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