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     KANAYAMA’S BIOLOGY HANDBOOK

 

 

 カナヤマ 生物学 辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 め 』。

 

 

メ ニュー (目次)  #jpmenu                 

■ 次の項目を選び、クリックして下さい。    

□ 生物学 辞典 (総合)            

□        ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 □ 見出し語 めか

 □ 見出し語 めた

 □ 見出し語 めん

 

 

 め   

              (め)。感覚器官)。 《人体》。

          ○ ヒト(人類)の、「見る」視覚の

          感覚器官。

          (⇒ 感覚器官)。

          (⇒ 視覚)。

             ■ 目 (め、英:EYE(S))は、 ヒト(人類)

             の、「見る」視覚の感覚器官である。

             ● 目は、 ヒト(人類)の、感覚器官の5官 

             の(5つ器官、目、耳、鼻、舌、皮膚) の1つ

             である。

             ● 目は、 ヒト(人類)の、見る、聞く、かぐ、

             味わう、触れるの五感(5つの感覚)、の1つ

             の働きをする感覚器官である。

             ● 目は、 ヒト(人類)の、視覚、聴覚、臭覚、

             味覚、接触感覚の五感(5つの感覚)の、1つ

             の働きをする感覚器官である。

 

 めー  メートル ()。

              (めーとる)。 《長さの単位》。

          (m:メートルの記号)。

             ○ 記号m:メートル。

          ○ 長さの単位。

          ○ 1mm(ミリ)の千 倍。

          ○ 1μm(マイクロメートル)の百万倍。

          ○ 1nm(ナノメートル)の十億倍。

          ○ 1m(メートル)

              =1000mm(ミリ)。

           =1,000,000μm(マイクロメートル)。

           =1,000,000,000nm(ナノメートル) 。

             ■ メートル(記号)は、 記号 はであり、 

             長さの単位であり、 1mm(ミリ)の千倍、

             1μm(マイクロメートル)の百万倍、 1nm

             (ナノメートル)の十億倍である。

             ■ 1(メートル)は、 1000mm(千ミリ)

             であり、 1,000,000μm(百万マイクロメー

                         トル)であり、 1,000,000,000nm(十億

             ナノメートル)である。

          (⇒ 国際単位系(SI)(地理学辞典)) 。

          (⇒ メートル(生物学辞典)

            メートル(地理学辞典)) 。

          (⇒ ミリメートル(生物学辞典、

                地理学辞典)) 。

          (⇒ マイクロメートル(生物学辞典)、

                マイクロメートル(地理学辞典)) 。

          (⇒ ナノメートル(生物学辞典)、

                ナノメートル(地理学辞典)) 。

          (⇒ ミクロン(旧称)(生物学辞典、

                地理学辞典) 。

          (⇒ ミリミクロン(旧称)(生物学辞典、

                地理学辞典)) 。

 

#meka

 

 めが  メガネザル類

            (めがねざるるい)。 霊長類》。

         直鼻猿類)。(原猿類)。  

            ○ メガネザル類は、

          現生霊長類。

            ○ メガネザル類は、

          霊長類・ 9種類の1種類。

        (⇒ 霊長類

          (⇒ 直鼻猿類原猿類

            ■ メガネザル類 (めがねざるるい)は、

            現生霊長類であり、  霊長類・9種類の1種

            類で ある。

            ■ 霊長類の9種類は、 メガネザル類(現

            存)1種類、 広鼻猿類(現存、=新世界ザ

            ル、南米ザル)1種類、 オナガザル類(現

            存)1種類、 コロブス類(現存)1種類、 

                         類人猿(現存)1種類、 人類(現存)1種類、 

            キツネザル類(現存)1種類、 ロリス類(現

            存)1種類、 シバラダピス類(絶滅)1種類

            である。  

            ■ メガネザル類 は、 霊長類(サルの仲間)

             の、直鼻猿類または原猿類に属する。

             ■ 直鼻猿類 ( ちょくびえんるい)は、 メガ

            ネザル類(現存)1種類 と 広鼻猿類(現存、

            = 新世界ザル、南米ザル)1種類 と 狭鼻

            猿類の4種類の、オナガザル類(現存)1種

            類、コロブス類(現存)1種類、類人猿(現存)

            1種類、人類(現存)1種類 の合計6種類の

            霊長類である。

               直鼻猿類には、 メガネザル類(現存)

            1種類を含む。

             ■ 原猿類 ( げんえんるい)は、 メガネザ

            ル類(現存)1種、 キツネザル類(現存)1種

            類、 ロリス類(現存)1種類、 シバラダピス

            類(絶滅)1種類 の合計4種類の霊長類で

            ある。

               原猿類には、 メガネザル類(現存)1種

            類を含む。

          ■ メガネザル類

              <直鼻猿類 (ちょくびえんるい)、

              または、原猿類 (げんえんるい)。

              <霊長類(れいちょうるい)。

              <有胎盤哺(ほ)乳類(=真獣類)。

              <哺(ほ)乳類。

               <脊椎(せきつい)動物

               <動物

               <真核(しんかく)生物

               <地球生物

 

 めが  メガベースペア

          《塩基対の単位》。

          (= 100万塩基対、略号:Mb)。

          (英名: MEGA BASE  PAIR)。

           ○ 塩基対の単位。

        (⇒ 塩基対。  

             ■ メガベースペア (= 100万塩基対、略号:

             Mb、英: MEGA BASE  PAIR)は、塩基

             対の単位の1つである。

 

 めそ  メソミセトゾア・グループ 。

                    《原生生物》。

          (= 原生生物の一部)。

             Mesomycetozoa Group。

                          ○ イクチオスポラ類。

                          ■ メソミセトゾア・グループ 

             (Mesomycetozoa Group)は、 

             原生生物の一部であり、イクチオ

             スポラ類である。 

                          ■ メソミセトゾア・グループは、 オピスト

              コンタ (Opisthokonta/メタゾア(後生

                     動物)、ユミコタ(菌類)、メソミセトゾア

                          コアノゾア) の1グループである。

          (⇒ 原生生物) 。

                    (⇒ 分子系統学的生物

                分類)。

          ■ メソミセトゾア・グループ。

             <オピストコンタ。

             <ユニコンタ。

               < 真核(しんかく)生物

               <地球生物

 

#meta

 

 めた  メタゾア(後生動物)グル

          ープ。  

             ( めたぞあ(こうせいどうぶつ)ぐるーぷ)。

          《動物》。

           (= 動物)。

             Metazoa (Animals) Group。 

                         ■ メタゾア(後生動物)グループ (めたぞ

            あ(こうせいどうぶつ)ぐるーぷ、Metazoa

            (Animals) Group) は、 動物である。 

                          ■ メタゾア(後生動物)グループは、 オピ

             ストコンタ (Opisthokonta/メタゾア(後

                     生動物)、ユミコタ(菌類)、メソミセトゾア

                          コアノゾア) の1グループである。

          (⇒ 動物) 。

                    (⇒ 分子系統学的生物

        分類)。

          ■ メタゾア(後生動物)グループ。

              <オピストコンタ。

              <ユニコンタ。

                < 真核(しんかく)生物

                <地球生物

 

 めた    メタン生成菌 

              (めたんせいせいきん)。《地球生物》。

              ■ メタン生成菌 (めたんせいせいきん)

              は、 メタンガスを発生させる微生物であ

              る。

              ■ 現在、人類が地球の大気中の二酸化

              炭素を大量に増加させ、地球温暖化が進

              み、極 地の温度が上昇した。

                 現在、極地の永久凍土が融(と)け出

              し、永久凍土の中にあった有機物が分解し、

              その分解した有機物をエネルギー源として、

              「メタン生成菌」が、メタンガスをつくり、現

              在、メタンガスを大量に地球の大気に放出

              している。 メタンは二酸化炭素の約20倍

              の温室効果があり、地球温暖化を加速さ

              せ、大気や海水の温度を上昇させ、気候

              変動(異常気象)が起き、地球環境悪化の

              悪循環が起きている。

 

 めっ   メッセンジャーRNA

             (めっせんじゃーあーるえぬえい)。

          《RNA》。

          (= mRNA 、伝令RNA)。

             ■ メッセンジャーRNA  (めっせんじゃー

             あーるえぬえい、= mRNA) は、伝令RNA

             である。

 

 めら   メラトニン。

          《人体》。

            ○ がんの増殖を抑制する物資。

        (⇒ がん)。

             ■ メラトニンは、 がんの増殖を抑制する

             物資である。

 

#men

 

 めん  免疫

             (めんえき)。 《人体》。

              ○ 「自然免疫」 と 「適応免疫」。

              ■ 免疫 (めんえき)とは、 病原体や異

             物から体を守る人体の仕組みであり、

             「自然免疫」 と、「適応免疫」(= 獲得免疫) 

             がある。

          (⇒ ヒトの体の構造)。

           (⇒ 免疫細胞白血球血液)。

           (⇒ 自然免疫適応免疫)。

              ■ 免疫(めんえき)とは、 病気(= 疫)を

             免(まぬが)れることである。

                免疫(めんえき)とは、 病気にならな

             いようにする仕組みで ある。

              ● 免疫は、病原体・異物から、いつも体

             を守っている。               

              ■ ヒト(人類)の、免疫とは、 病原体・

             異物からヒト(人類)の体を守るしくみ(仕

             組み)である。

              ■ 病原体や異物から体を守る、ヒト(人

             類)の免疫の仕組みには、 「自然免疫」 

             と、 「適応免疫」(= 獲得免疫) がある。

             ● ヒト(人類)の体では、 「そこそこの免

             疫力の自然免疫(バリア・化学物質・食作

             用)」によって排除できない、生体内にあ

             る(侵入した)病原体・異物は、 強力な免

             疫力の適応免疫(体液性免疫と細胞性免

             疫)によって生体外に排除している。

             ■ ヒト(人類)の、免疫の3段階の主要な

             防御。

             ● 免疫の第1段階の防御 

             <自然免疫の物理的・化学的防御>。

             生体内に入ろうとする病原体・異物に対し、

             バリア(壁)や化学物質などによる防御。

               皮ふなどのバリア(壁)が病原体・異物

             を防いだり、 外部と直接接する部分(目・

             鼻・口など)では、涙、鼻水、汗、消化酵素、

             胃液などに含まれる化学物質が病原体・

             異物を防いだりしている。 

             ● 免疫の第2段階の防御 

             <自然免疫の食作用や破壊防御>。

                生体内にいる(侵入した)病原体・異

             物に対し、食細胞の捕食、NK細胞の破壊

             などによる防御。

                好中球やマクロファージなどの食細

             胞が病原体・異物(主に細菌)を捕食して、

             防いでいる。

                NK細胞が病原体・異物(主にウイル

             ス)を攻撃・破壊して防いでいる。

             ● 免疫の第3段階の防御 

             <適応免疫(=獲得免疫)の抗体の結合

             (体液性免疫)や破壊防御(細胞性免疫)>。

                生体内にいる(侵入した)病原体・異物

             に対し、抗体(こうたい)の結合(体液性免疫)

             やキラー細胞の破壊(細胞性免疫)などによ

             る防御。

                B細胞が抗体を産出(産生)して(つく

             って)、 B細胞産出の、抗体が、病原体・

             異物の抗原(こうげん)を見つけ、病原体・

             異物と結合して(にくっついて固まって)、防

             いでいる。

               キラーT細胞(CTL)が、病原体・異物

             (主にウイルス)の抗原を見つけ、病原体・

             異物を攻撃・破壊して、防いでいる。

             ■ 免疫細胞(= 広義の白血球)には、 自

             然免疫系では、 好中球、マクロファージ

             (大食細胞)、  NK細胞(=ナチュラルキラ

             ー細胞)、 好塩基球、 好酸球、 肥満細

             胞(= マスト細胞) などがあり、 適応免

             疫系では、 樹状細胞、 B細胞、 T細胞 

             (キラーT細胞(= CTL、細胞傷害性T細胞)

             やヘルパーT細胞) などがある。

             ■ 病原体から体を守る免疫。

             ヒト(人類)が、細菌、ウイルス、カビ等の菌

             類の病原体に感染すると病気になることが

             ある。

                しかし、 私達・ヒト(人類)の体には、

             病原体から体を守る免疫という仕組みが

             備わっている。 

             ■ 病原体と感染。

                ヒト(人類)の、病気の原因の1つとな

             る病原体には、 ある種の(一部の)、「細

             菌」、「ウイルス」、「カビ等の菌類」 があ

             る。 病原体が体(からだ)にとりついて増

             えることを「感染」という。 

             ● 細菌、ウイルス、カビ等の菌類の病原

             体に感染すると病気になることがある。

             ● ヒト(人類)の場合、例えば、軽い風邪

             (がぜ)なら自然に治ることもある。 それ

             は、免疫のおかげである。 病気に対し、

             免疫という仕組みが、ヒト(人類)の体(か

             らだ)に備わっているからである。

 

 めん  免疫細胞

             (めんえきさいぼう)。 《人体》。

                          = 免疫担当細胞)。

                          (= ヒト(人類)の広義の白血球)。

             ■ ヒト(人類)の、免疫細胞 (= 広義の

             白血球)は、体に侵入した病原体・異物

             と戦い、体を守ってくれる細胞 である。

          (⇒ ヒトの体の構造)。

           (⇒ 免疫白血球血液)。

             ■ ヒト(人類)の、免疫細胞 (めんえき

             さいぼう)は、免疫担当細胞であり、広義

             白血球である。

             ● ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の

             血球)は、 血液や組織液の中にいて、 体

             内に入った、細菌(原核生物)やウイルス

             等の病原体や毒素等の異物の外敵から

             体(からだ)を守る働きをする。

             ■ 免疫細胞(= 広義の白血球)には、 自

             然免疫系では、 好中球、マクロファージ

             (大食細胞)樹状細胞、NK細胞(=ナチュ

             ラルキラー細胞)、好塩基球、好酸球、肥

             満細胞などがあり、 適応免疫系では、B

             細胞 と T細胞(キラーT細胞(= 細胞傷害

             性T細胞) と ヘルパーT細胞)などがある。

             ● ヒト(人類)の、免疫細胞 (= 広義の

             血球)には、 顆粒球(かりゅうきゅう、3種 

                        類の好中球、好塩基球、好酸球)、 単球

                        (マクロファージに分化)、 リンパ球 (T細 

                        胞、B細胞(抗体産生細胞に分化)、NK細

                        胞、抗体産生細胞(= 形質細胞)などのリン

                          パ球)、 樹状細胞 などが存在する。

 

 

  ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

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#jpdictionary(general)

 

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#theeyes

 

■   

     (め)。

 

■ 

■ 名称 : 目 (め)。

■ 英語名 : THE EYES。

 

 

■ 目 (め)は、 ヒト(人類)の、「見る」視覚の感覚

  器官 である。

 

■ 目は、 ヒト(人類)の、感覚器官の5官 (5つの

  器官、目、耳、鼻、舌、皮膚) の1つ である。

 

■ 目は、 ヒト(人類)の、見る、聞く、かぐ、味わう、

  触れるの五感(5つの感覚)、の1つの働きをする

  感覚器官 である。

 

■ 目は、 ヒト(人類)の、視覚、聴覚、臭覚、味覚、

  接触感覚の五感(5つの感覚)の、1つの働きを

  する感覚器官 である。

 

 

■ タメータム。

■ タメータム(= 輝板)の例としては、 ネコが暗闇

  (くらやみ)で目が光るなどがある。

■ タメータム(= 輝板)は、 動物の目の一部であり、

  ネコや深海魚のヒメカリなどの動物が、 暗闇で

  も、 光を反射させてものを見る働き(機能)がある。

 

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#me

 

#immunity

 

■ 免疫  

     (めんえき)。

 

■ 免疫

■ 名称 : 免疫 (めんえき)。

■ 英語名 : Immunity。

■ 免疫細胞(= 広義の白血球関しては、 「

  疫細胞白血球」を参照してください。

■ 「ヒト人類の体(からだ)の構造」全体に 関し

  ては、 「ヒトの体の構造」を参照してく ださい。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典 52220。

 

 

■ 免疫。

■ 免疫は、病原体・異物から、いつも体を守って

  いる。

● ヒト(人類)の体は、色々な免疫で何重にも守

  られている。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)が、細菌、ウイルス、カビ等の菌類

  の病原体に感染すると病気になることがある。

     しかし、 私達・ヒト(人類)の体には、病

  原体から体を守る免疫という仕組みが備わっ

  ている。 

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ヒト(人類)の、感染症の病気予防

  と病気治療。

■ ヒト(人類)の、感染症の病気予防法には

  予防接種(= ワクチン接種など、 感染症

  の病気治療法には血清療法など がある。

○ 予防接種(= ワクチン接種)(英:VACCI-

     NATION) は、 ヒト(人類)の、適応免疫

  (獲得免疫)の体液性免疫の人工能動免疫

  を利用する、感染症の病気予防法である。

○ 血清療法 (英:SERUM THERAPY は、

  ヒト(人類)の、適応免疫(獲得免疫)の体液

  性免疫の受動免疫を利用する、感染症の病

  気治療法である。

 

■ 生体内にある病原体・異物。

 ヒト(人類)の、生体内にある病原体・異物

  は、 体内にある(体内に侵入した)、 細菌

  原核生物)、ウイルス、カビ等の菌類などの

  病原体、 毒素など非自己の異物、 及び、

  細胞などの自己の体内に新生 した異物 で

  ある。

 

■ 免疫。

■ ヒト(人類)の、免疫には、 生まれなが らに

  もっている自然免疫 (先天性免疫、基本免

  疫) と、 生後獲得する適応免疫(後 天性

  免疫、獲得免疫) とがある。

○ ヒト(人類)の、自然免疫には、「物理的防

  御」、「化学的防御」、「食作用」などがある。  

○ ヒト(人類)の、適応免疫には、「B細胞産出・

  抗体の病原体・異物との結合」、「キラーT細

  胞の病原体・異物の破壊」などがある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ 適応免疫。

■ ヒト(人類)の、適応免疫(=獲得免疫) には、 

  原体・異物の排除の方法による分類では、 「

  液性免疫」  と、 「細胞性免疫」 の2種類がある。

● 適応免疫の体液性免疫。

     「適応免疫の体液性免疫」とは、B細胞産出

  の、抗体が、生体内の病原体・異物の抗原を見つ

  け、病原体・異物と結合 して、病原体・異物を生体

  外に排除することである。

● 適応免疫の細胞性免疫。

     「適応免疫の細胞性免疫」とは、キラーT細胞

  が、生体内の病原体・異物の抗原を見つけ、病原

  体・異物を攻撃・破壊して、病原体・異物を生体外

  に排除することである。

 

■ 免疫。

■ 病原体や異物から体を守る、ヒト(人類)の免疫の

  仕組みには、 「自然免疫」 と、適応免疫」(= 獲

  得免疫) がある。

             

● ヒト(人類)の体では、 「そこそこの免疫力の自然

  免疫(バリア・化学物質・食作用)」によって排除で

  きない、生体内にある(侵入した)病原体・異物は、

  「強力な免疫力の適応免疫(体液性免疫細胞

  免疫)」によって生体外に排除している。

 

            

 自然免疫の食作用や破壊防御 と、

  適応免疫の体液性免疫の抗体の結

  合や細胞性免疫の破壊防御。

 ヒト(人類)の生体内の細菌・ウイルスなどの病

  原体・異物の排除

      ヒト(人類)の、生体内にいる(侵入した)

  菌・ウイルスなどの病原体・異物は、免疫の第1

  次防御として、 自然免疫の食作用の食細胞の

  好中球やマクロファージが細菌などの病原体・

  異物を捕食したり(食べたり)、 自然免疫の破

  壊防御のNK細胞がウイルスなどの病原体・異

  物を攻撃し破壊したりしている。

        そして、それをすり抜けた、細菌・ウイルスな

  どの病原体・異物は、免疫の第2次防御として、 

  適応免疫の抗体の結合の体液性免疫の、抗体

  が細菌・ウイルスなどの病原体・異物と結合した

  り(にくっついて固まったり)、 適応免疫の破壊

  防御の細胞性免疫の、キラーT細胞(CTL)がウ

  イルスなどの病原体・異物攻撃し破壊したりし

  て、 生体内から排除(除去)され、 ヒト(人類)

  は、細菌・ウイルスなどの病原体・異物から体を

  守り、病気にならないようにしている。

 

 

■ ヒト(人類)の、免疫の3段階の主要

  な防御。

     ヒト(人類)の、免疫の防御では、主に、次

  の3段階の免疫の方法で、 体の防御を行って

  いる (病原体・異物を生体より排除している)。

             

● 免疫の第1段階の防御。

  <自然免疫の物理的・化学的防御>。

● ヒト(人類)の、免疫の第1段階の防御とは、 

  生体内に入ろうとする病原体・異物に対し、  

  バリア(壁)や化学物質などによる自然免疫

  防御 である。

● ヒト(人類)の、生体内へ侵入しようとする病原

  体・異物に対し、 自然免疫でのバリア(壁)や

  化学物質などの防御によって、 病原体・異物

  が生体内に入らないようにしている (生体より

  排除している)。

● ヒト(人類)の、皮ふなどのバリア(壁)が病原

  体・異物を防いだり、 外部と直接接する部分

  (目・鼻・口など)では、涙、鼻水、汗、消化酵素、

  胃液などに含まれる化学物質が病原体・異物を

  防いだりしている。 

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

● 免疫の第2段階の防御。 

  <自然免疫の食作用や破壊防御>。

● ヒト(人類)の、免疫の第2段階の防御とは、 

  生体内にいる(侵入した)病原体・異物に対し、  

  細胞の捕 食NK細胞の破壊などによる

  然免疫の防御 である。

● ヒト(人類)の、自然免疫のバリア(壁)や化学

  物質の防御をすり抜けて、生体内にいる(侵入

  した)病原体・異物に対し、 自然免疫の、

  での食細胞の捕食 や 破壊防御 でのNK細

  胞の破壊 などによって、 病原体・異物を生体

  内から排除 (除去)している

● ヒト(人類)の、好中球マクロファージなどの

  食細胞が、 病原体・ 異物(主に細菌)を捕食し

  て、防いでいる。

● ヒト(人類)の、NK細胞が、 病原体・異物(主

  にウイルス)を攻撃・破壊して、防いでいる。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

● 免疫の第3段階の防御。 

   <適応免疫の「抗体の結合」(体液性免疫)

    「破壊防御」(細胞性免疫)>。

● ヒト(人類)の、免疫の第3段階の防御 とは、 

  生体内にいる(侵入した)病原体・異物 に対し、

  抗体の結合(体液性免疫)やキラーT細胞(C

  TL)の破壊防御(細胞性免疫)などに よる適応

  免疫(=獲得免疫)の防御 である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

● ヒト(人類)の、自然免疫の細胞の捕 食NK

  細胞の破壊防御 などをすり抜けて、生体内に

  いる(侵入した)病原体・異物に対して、適応免

  疫での、B細胞産出・抗体(こ うたい)の結合(体

  液性免疫) や キラーT細胞の破壊防御(細胞

  性免疫) などによって、 病原体・異物を生体

  内から排除(除去)している

● ヒト(人類)の、B細胞が抗体を産出(産生)し

  て(つくって)、 B細胞産出の、抗体が、病原 

  体・異物の抗原を見つけ病原体・異物と結合し

  て(にくっついて固まって)、防いでいる。

● ヒト(人類)の、キラーT細胞(CTL)が、病原体・ 

  異物(主にウイルス)の抗原を見つけ病原体・異

  物を攻撃・破壊して、防いでいる。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ 免疫細胞。

■ 免疫細胞(= 広義の白血球) には、 自然免疫

  系では、好中球、マクロファージ(大食細胞)

  状細胞、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)、好塩

  基球、好酸球、肥満細胞などがあり、 適応免疫

  系では、B細胞とT細胞(キラーT細胞(細胞傷害

  性T細胞)とヘルパーT細胞)などがある。

 

■ 抗原は、免疫細胞の抗体や捕食・破壊の働きによ

  って、生体内から除去される。

     体内にある(体内に侵入した)病原体・異物の

  抗原は、 免疫細胞が産出(産生)した抗体(英:

  ANTYBODY)と(に)結合して、 または、免疫細

  胞に捕食・破壊されて、 生体内から除去される。

 

■ 免疫細胞の中で、病原体・異物を捕

  食・破壊する細胞。

■ 体内にある病原体・異物を捕食・破壊して、生体

  内から除去する働きをする細胞には、好中球 や

  マクロファージなどの貪食細胞、 NK細胞やキ

  ラーT細胞などの細胞傷害性細胞がある。

 

■ 好中球 (英:NEUTROPHIL(S)) や マクロ

  ファージ(英:MACROPHAGE(S)) などの食

  細胞は、貪食細胞であり、 病原体・異物を捕食

  する(食べる、貪食滅菌する)。 一方、NK細胞

  (英:NATURAL KILLER CELL(S)) や キ

  ラーT細胞 (CTL、細胞傷害性T細胞,英:CY-

  TOTOXIC T LYMPHOCYTE(S)) は、 細

  胞傷害性細胞(英:KILLER CELL(S))であり、

  捕食せず(食べず)、 病原体・異物を攻撃し、破

  壊する。

 

■ 免疫。

■ ヒト(人類)が、細菌、ウイルス、カビ等の菌類の

  病原体に感染すると病気になることがある。

    しかし、 私達・ヒト(人類)の体には、 病原

  体から体を守る免疫という仕組みが備わっている。 

○ ヒト(人類)の場合、例えば、軽い風邪(がぜ)な

  ら自然に治ることもある。 それは、免疫のおかげ

  である。 病気に対し、免疫という仕組みが、ヒト

  (人類)の体(からだ)に備わっているからである。

 

■ 免疫とは、動物体が特定の病原体や毒素など

  の非自己の異物に対して抵抗性をもつことであ

  る (発病させない抵抗力をもつことである)。

○ ヒト(人類)の、免疫 とは、 ヒトの体内に侵入す

  る、特定の病原体や毒素などの非自己の異物に

  対して抵抗性をもつことである (発病させない抵

  抗力をもつことである)。

 

 

■ ヒト(人類)の、自然免疫。

■ ヒト(人類)の、自然免疫には、 「物理的防御」、

  「化学的防御」、「食作用」がある。

    ヒト(人類)の、「自然免疫の物理的防御」とは、

  病原体の体内環境への侵入を、 皮ふなどのバリ

  ア(壁)によって防ぐことである。 

    ヒト(人類)の、「自然免疫の化学的防御」とは、

  病原体の体内環境への侵入を、涙、鼻水、汗、胃

  液などに含まれる化学物質によって防ぐことであ

  る。

    ヒト(人類)の、「自然免疫の食作用」とは、体内

  環境に侵入した病原体を好中球やマクロファージ

    などの食細胞よって排除することである。

 

■ 免疫。

■ 免疫 (めんえき)は、 動物体が特定の病原

  や毒素などの非自己の異物に対して抵抗

  性をもつことである (発病させない抵抗力を

  もつことである)。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 免疫は、 病気から免除されている状態であ

  る。 

 

■ ヒト(人類)の免疫。

■ ヒト(人類)の、免疫とは、 ヒトの体内に侵入

  する、特定の病原体や毒素などの非自己の異

  物に対して抵抗性をもつことである (発病さ

  せない抵抗力をもつことである)。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、免疫には、 生まれながらにも

  っている自然免疫 (先天性免疫、基本免疫) 

  と、 生後獲得する適応免疫(後天性免疫、獲

  得免疫) がある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

■ 自然免疫(先天性免疫、基本免疫)は、 ある

  種の病原体・異物に対し、 生体が先天的に

  持っている抵抗性 である。

■ 適応免疫(後天性免疫、獲 得免疫)は、ある

  種の病原体・異物に対し、 生体が後天的に

  持つ抵抗性 である。

 

  ヒト(人類)の、抗原(こうげん 、英:Antigen)

  は、 病原体・異物の成分の一部であり、 

  疫を形成させる原因になる物質であり、 免疫

  反応を引き起こさせる物質であり、 体内にあ

  る病原体・異物の成分の一部 である。

    ヒト(人類)の、病原体・異物は、体内にある

  (体内に侵入した)、細菌原核生 物ウイル

  等の病原体、毒素など非自己の異物、及び、

  ガン細胞などの自己の体内に新生した異物 で

  ある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の免疫細胞。

■ ヒト(人類)の免疫細胞(= 広義の白血球)に

  は、 体内に侵入した病原体ウイルス細菌

  (原核生物等)・毒素等の異物、 体内の老

  廃細胞、がん細胞 などを捕食・消化する働

  きがある。

     ヒト(人類)の約2兆個の免疫細胞(= 広

  義の白血球)が、 大人の体内の約60兆個

  の細胞を守っている。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、白血球= 免疫細胞、

  広義の白血球)。 

■ ヒト(人類)の、白血球= 免疫細胞、広義の

  血球) には、 顆粒球 (かりゅうきゅう、3種類

  の好中球、好塩基球、好酸球)、 単球 (マクロ

  ファージに分化)、 リンパ球 (T細胞細胞

  (抗体産生細胞に分化)、NK細胞、抗体産生細

  胞(= 形質細胞)などのリンパ球)、 樹状細胞 

  などが存在する。

     ヒト(人類)の、白血球= 免疫細胞、広義

  の白血球)は、 大きさは6〜50μm(マイクロ

  メーター) (0.006〜0.05mm) ほどで、

  アメーバ運動をし、血管壁も通り抜ける。

     ヒト(人類)の、白血球 (= 免疫細胞、広

  義の白血球) は、 病原体・異物が体内に

  入り込むと、 これに近づき、様々な種類のも

  のが連携して、 取り込んで消化する食作用

  も行い、 病原体や異物を排除する。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ ヒト(人類)の、自然免疫 (先天

  性免疫、基本免疫)。

■ 自然免疫 (しぜんめんえき)は、 ある種の

  原体・異物に対し、生体が先天的に持っている

  抵抗性 である。

     自然免疫の別名は、 先天性免疫、基本免

  疫である。

     自然免疫の英語名は、 the innate 

  immune system である。

 

■ ヒト(人類)の、自然免疫(先天性免疫、基本免 

  疫) は、 免疫細胞(= 広義の白血球の、好中

  球などの食作用 や、 樹状細胞ヘルパーT細

  マクロファージ等の連携による食作用などに

  より、 病原体異物に対して抵抗性をもつことで

  ある (発病させない抵抗力をもつことである)。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 次のような免疫細胞(= 広義の白血球)の活

  動のおかげで、ヒト(人類)は、健康を保って

  いる。

(1) ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血球

  には、 好中球(こうちゅうきゅう) などがある。

     好中球は、体の損傷部位や感染部位に

  最初に到達し、 食作用や殺菌を行い、急性

  の炎症を起こす。  

    病原体・異物の体内進入には最初に好中

  球が最初に集結し、主に好中球が貪食し、対

  処する。 好中球は抗原提示を行わない。 好

  中球が処理し切れなかった病原体・異物は、

  マクロファージなどが貪食する。

    炎症部位に生ずる膿(うみ)の主成分は、

  好中球の死骸である。

 

(2) ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血球

  には、 樹状細胞(じゅじょうさいぼう、樹技状

  (じゅぎじょう)細胞)、 ヘルパー T細胞マク

  ファージ などがある。

     ヒト(人類)の、ヘルパー T細胞を中心と

  したチームプレーで、 ヒト(人類)は、健康を保

  っている。

  @ ヒト(人類)の、樹状細胞は、偵察の役割を

   もち、病原体・異物を見つけてキャッチし、

   ヘルパーT細胞に運ぶ。 

  A ヒト(人類)の、ヘルパーT細胞は、司令塔

   の役割をはたし、 病原体・異物を攻撃対象

   かどうか判断し、 攻撃対象なら、 攻撃命令

   を伝えるサイトカイン(= インターロイキン)と

   いう物質を出す。 

  B ヒト(人類)の、マクロファージは、攻撃の役

   割をもち、ヘルパーT細胞の指令で、 攻撃対

   象の病原体・異物を捕食・消化する。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫 (後天

  性免疫、獲得免疫)。

■ 適応免疫 (てきおうめんえき)は、 ある種の

  原体・異物に対し、生体が後天的に持つ抵抗性

  である。

     適応免疫の別名は、 後天性免疫、 獲得

  免疫 である。

     適応免疫の英語名は、 the adaptive  

  immune system である。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得 

  免疫) とは、 抗原 (こうげん、病原体・毒素

  などの異物に 対し抗体をつくり、 病原体・

  異物の体内侵入 時、免疫細胞(= 広義の

  血球)の、B細胞、または、キラーT細胞など

  が対抗して、 病原体・異物に抵抗力をもつこ

  とである。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得

  免疫)には、 B細胞などによる体液性免疫 と、

  キラーT細胞などによる細胞性免疫の2種類が

  ある。 

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得

  免疫) には、 病後免疫と人工免疫とがある。

    人工免疫には、能動免疫(ワクチン療法)

  と受動免疫(血清療法)とがある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、抗体 (こうたい)は、 病原体・

  異物(ウイルス細菌原核生物) 、毒素など

  非自己の異物) の抗原(こうげん)と特異的

  に結合して、 抗原抗体反応を起こす物質で

  ある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得

  免疫)は、 病原体・異物 (ウイルス細菌

  (原核生物) 、毒素など非自己の異物) の

  抗原 (こうげん) に対して特異性があり、 体

  液性免疫と細胞性免疫 の2種類がある。 

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ヒト(人類)の、体液性免疫。

 ヒト(人類)の、体液性免疫。

          ヒト(人類)の、体液性免疫 は、 ヒト(人

  類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得免疫)の

  1つであり、 B細胞などによる体液性免疫 

  である。

    ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲

  得免疫)の、体液性免疫は、 病原体・異物の

  体内侵入時、 免疫細胞(= 広義の白血球)の、

  B細胞が、 病原体・異物の抗原(こうげん

  対し、抗体をつくり、  病原体・異物に抵抗力を

  もつことである。

 

 ヒト(人類)の、体液性免疫。

     ヒト(人類)の、体液性免疫とは、 体内

  に侵入した病原体・異物の抗原に対し、体液

  (細胞外液)中に産出された抗体が特異的に

  反応して起こる免疫 である。 

     ヒト(人類)の、B細胞(= 抗体産生前駆

  細胞)が、病原体・異物の抗原の刺激により急

  速に増幅分化して抗体産生細胞になり、 抗

  体産生細胞が抗体を高速度で合成し分泌す

  る(抗体を合成して体液中に放出する)。

     その抗体が、体内に侵入した病原体・異

  物の抗原と特異的に結合して、抗原抗体反応

  を起こす。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ヒト(人類)の、細胞性免疫。

 ヒト(人類)の、細胞性免疫。

         ヒト(人類)の、細胞性免疫は、 ヒト(人類)

  の、適応免疫(後天性免疫、獲得免疫)の1つ

  であり、キラーT細胞などによる細胞性免疫 で

  ある。

     ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲

  得免疫)の、細胞性免疫は、 病原体・異物の

  体内侵入時、免疫細胞(= 広義の白血球) の、

  キラーT細胞が病原体・異物(主にウイルス)を

  攻撃し破壊して、対抗し、病原体・異物に抵抗

  力をもつことである。

 

 ヒト(人類)の、細胞性免疫。

     ヒト(人類)の、細胞性免疫は、体内に侵

  入した病原体・異物(主にウイルス)に対し、直

  接、特異的に作用して起こる免疫 である。 

    ヒト(人類)の、キラーT細胞が、 体に侵入

  した病原体・異物(主にウイルス)の抗原を見

  つけ、病原体・異物を攻撃し破壊して、病原体・

  異物を生体内から排除(除去)する。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

♪♪ 免疫 が登場する、興味深 い、

  ドキュメンタリー、ドラマ、映画。

 

★ 免疫 が登場する、興味深い、 ド

  キュメンタリー。

 

■ 『 人体 ミクロの大冒険 』 

    プロローグ、第1〜3回。

   (NHKスペシャル・2014年3月・4月・

   本放送ドキュメンタリー番組)。

■ 人体の様々な体内各所をCGで描く。

■ ヒト(人類)の細胞、血管、血液を描く。

 

■ 『 人体 ミクロの大冒険 』 

    第3回。

   (NHKスペシャル・2014年4月・本

   放送ドキュメンタリー番組)。

■ 免疫細胞を描く。

 

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#immunecells

 

■ 免疫細胞  

     (めんえきさいぼう)。

 

■ 免疫細胞

■ 名称 : 免疫細胞 (めんえきさいぼう)。

■ 別称 : 免疫担当細胞。

■ 免疫、免疫細胞(= 広義の白血球関して

  は、「免疫白血球」を参照してください。

■ 「ヒト人類の体 (からだ)の構造」全体に

  関しては、 「ヒトの体の構造」を参照してく

  ださい。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典 51538。

 

             

■ ヒト(人類)の、免疫細胞。

■ ヒト(人類)の、免疫細胞(めんえきさいぼう)

  は、 広義の白血球 である。

       免疫細胞の別名は、 免疫担当細胞であ

  る。

 

■ ヒト(人類)の免疫細胞(= 広義の白血球)は、 

  体に侵入した病原体・異物と戦い、体を守って

  くれる細胞 である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の免疫細胞(= 広義の白血球)は、

  背骨の骨髄でつくられる。 骨髄から血管に入

  り、免疫細胞(= 広義の白血球)は、全身をめ

  ぐる。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の免疫細胞(= 広義の白血球)に

  は、 体内に侵入した病原体(ウイルス細菌

  (原核生物等)・毒素等の異物、 体内の老

  廃細胞、がん細胞 などを捕食・消化する働き

  がある。

     ヒト(人類)の約2兆個の免疫細胞(= 広

  義の白血球)が、 大人の体内の約60兆個 の

  細胞を守っている。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、白血球= 免疫細胞、

  広義の白血球)。 

■ ヒト(人類)の、白血球= 免疫細胞、広義の

  血球) には、 顆粒球 (かりゅうきゅう、3種類

  の好中球、好塩基球、好酸球)、 単球 (マクロ

  ファージに分化)、 リンパ球 (T細胞細胞

  (抗体産生細胞に分化)、NK細胞、抗体産生細

  胞(= 形質細胞)などのリンパ球)、 樹状細胞 

  などが存在する。

     ヒト(人類)の、白血球= 免疫細胞、広義

  の白血球)は、 大きさは6〜50μm(マイクロ

  メーター) (0.006〜0.05mm) ほどで、

  アメーバ運動をし、血管壁も通り抜ける。

     ヒト(人類)の、白血球 (= 免疫細胞、広

  義の白血球) は、 病原体や異物が体内に

  入り込むと、 これに近づき、様々な種類のも

  のが連携して、 取り込んで消化する食作用

  も行い、 病原体や異物を排除する。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、血液の成分。

■ 血液は、 血しょう、赤血球白血球、血小板

  から成る。

■ ヒト(人類)の血液の成分(せいぶん) は、

  「血しょう」(けっしょう)という液体 と 赤血球、

  白血球、血小板の3種類の「血球」(けっきゅう)

  という細胞 に分けられる。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、血液。

    ヒト(人類)の血液(けつえき)は、消化器官で

  吸収した「栄養素」を体内の各組織に運び、呼吸

  器官から得た酸素(O2)を人体の各組織へ運び、

  組織細胞で生じた二酸化炭素(CO2)や老廃物

  を運び出し、 体内でホルモンや抗体を各部に運

  搬し、 体内に入った、細菌原核生物)やウイル

  などの病原体や異物の、外敵から体(からだ)

  を守る。

    ヒト(人類)の血液(けつえき)は、 血管に流

  れていて、 「栄養素」や「酸素」を運ぶ役割を

  っている。 

    ヒト(人類)の血液は、「栄養素」や「酸素」を

  全身の細胞に届ける働きをしている。

    血管を通して循環しているものが血液 であ

  る。 血液は、心臓を通って、全身を廻(めぐ)っ

  ている。

    ヒト(人類)の血液は、 主に腸から「栄養素

  を取り込んで、 主に肺から「酸素」を取り込ん

  でいる。

    ヒト(人類)の血液の量は、一般的に、およそ

  体重の13分の1である。 体重が約60kgのヒト

  の場合、 血液の量は、 約4.6リットル (2リッ

  トル・ペットボトル2本、プラス0.6リットル)であ

  る。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ ヒト(人類)の免疫。

■ ヒト(人類)の、免疫とは、 ヒトの体内に侵入

  する、特定の病原体や毒素などの非自己の異

  物に対して抵抗性をもつことである (発病さ

  せない抵抗力をもつことである)。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、免疫には、 生まれながらにも

  っている自然免疫 (先天性免疫、基本免疫) 

  と、 生後獲得する適応免疫(後天性免疫、獲

  得免疫) がある。

■ 自然免疫(先天性免疫、基本免疫)は、 ある

  種の病原体・異物に対し、 生体が先天的に

  持っている抵抗性 である。

■ 適応免疫(後天性免疫、獲 得免疫)は、ある

  種の病原体・異物に対し、 生体が後天的に

  持つ抵抗性 である。

 

  抗原(こうげん 、英:Antigen)は、 免疫を形

  成させる 原因になる物質であり、  ウイルス

  細菌原核生物)等病原体・毒素など非自己の

  異物、及び、ガンなどの自己の体内に新生した

  異物 である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ ヒト(人類)の、自然免疫 (先天

  性免疫、基本免疫)。

■ 自然免疫 (しぜんめんえき)は、 ある種の

  原体・異物に対し、生体が先天的に持っている

  抵抗性 である。

     自然免疫の別名は、 先天性免疫、基本免

  疫である。

     自然免疫の英語名は、 the innate 

  immune system である。

 

■ ヒト(人類)の、自然免疫(先天性免疫、基本 

  免疫) は、 免疫細胞(= 広義の白血球の、  

  好中球などの食作用 や、 樹状細胞ヘル

  パーT細胞マクロファージなどの連携によ

  る食作用などにより、 病原体異物に対して

  抵抗性をもつことである (発病させない抵抗

  力をもつことである)。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 次のような免疫細胞(= 広義の白血球の活

  動のおかげで、ヒト(人類)は、健康を保って

  いる。

(1) ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血球

  には、 好中球(こうちゅうきゅう) などがある。

     好中球は、体の損傷部位や感染部位に

  最初に到達し、 食作用や殺菌を行い、急性

  の炎症を起こす。  

    病原体・異物の体内進入には最初に好中

  球が最初に集結し、主に好中球が貪食し、対

  処する。 好中球は抗原提示を行わない。 好

  中球が処理し切れなかった病原体・異物は、

  マクロファージなどが貪食する。

     炎症部位に生ずる膿(うみ)の主成分は、

  好中球の死骸である。

 

(2) ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血球

  には、 樹状細胞(じゅうじょうさいぼう、樹技状

  細胞)、 ヘルパー T細胞、 マクロファージ な

  どがある。

     ヒト(人類)の、ヘルパーT細胞を中心と

  したチームプレーで、 ヒト(人類)は、健康を保

  っている。

  @ ヒト(人類)の、樹状細胞は、偵察の役割を

   もち、病原体・異物を見つけてキャッチし、

   ヘルパーT細胞に運ぶ。 

  A ヒト(人類)の、ヘルパーT細胞は、司令塔

   の役割をはたし、 病原体・異物を攻撃対象

   かどうか判断し、 攻撃対象なら、 攻撃命令

   を伝えるサイトカイン(= インターロイキン)と

   いう物質を出す。 

  B ヒト(人類)の、マクロファージは、攻撃の役

   割をもち、ヘルパーT細胞の指令で、 攻撃対

   象の病原体・異物を捕食・消化する。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫 (後天

  性免疫、獲得免疫)。

■ 適応免疫 (てきおうめんえき)は、 ある種の

  原体・異物に対し、生体が後天的に持つ抵抗性

  である。

     適応免疫の別名は、 後天性免疫、 獲得

  免疫 である。

     適応免疫の英語名は、 the adaptive  

  immune system である。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得 

  免疫) とは、 抗原 (こうげん、病原体・毒素

  などの異物に 対し抗体をつくり、 病原体・

  異物の体内侵入 時、免疫細胞(= 広義の

  血球)の、B細胞、または、キラーT細胞など

  が対抗して、 病原体・異物に抵抗力をもつこ

  とである。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得

  免疫)には、 B細胞などによる体液性免疫 と、

  キラーT細胞などによる細胞性免疫の2種類が

  ある。 

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得

  免疫) には、 病後免疫と人工免疫とがある。

    人工免疫には、能動免疫(ワクチン療法)

  と受動免疫(血清療法)とがある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、抗体 (こうたい)は、 抗原(こ

  うげん、ウイルス細菌原核生物)等病原体

  毒素など非自己の異物) と特異的に結合して

  抗原抗体反応を起こす物質 である。

 

■ ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得

  免疫)は、 抗原 (こうげん、ウイルス細菌

  (原核生物)等病原体・毒素など非自己の異

  物 に対し て特異性があり、 体液性免疫と

  細胞性免疫 の2種類がある。 

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ヒト(人類)の、体液性免疫。

 ヒト(人類)の、体液性免疫。

          ヒト(人類)の、体液性免疫 は、 ヒト(人

  類)の、適応免疫(後天性免疫、獲得免疫)の

  1つであり、 B細胞などによる体液性免疫 

  である。

     ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲

  得免疫)の、体液性免疫は、 抗原(こうげん、

  病原体・毒素などの異物に対し抗体をつくり、 

  病原体・異物の体内侵入時、免疫細胞(= 広義

  の白血球) の、B細胞などが対抗して、 病原

  体・異物に抵抗力をもつことである。

 

 ヒト(人類)の、体液性免疫。

     ヒト(人類)の、体液性免疫とは、 体内

  に侵入した抗原に対し、 体液(細胞外液)中

  に産出された抗体が特異的に反応して起こる

  免疫 である。 

     ヒト(人類)の、B細胞(= 抗体産生前駆

  細胞)が抗原の刺激により急速に増幅分化し

  て抗体産生細胞になり、 抗体産生細胞が抗

  体を高速度で合成し分泌する(抗体を合成し

  て体液中に放出する)。

    その抗体が、体内に侵入した抗原と特異

  的に結合して、抗原抗体反応を起こす。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ヒト(人類)の、細胞性免疫。

 ヒト(人類)の、細胞性免疫。

         ヒト(人類)の、細胞性免疫は、 ヒト(人類)

  の、適応免疫(後天性免疫、獲得免疫)の1つ

  であり、キラーT細胞などによる細胞性免疫 で

  ある。

     ヒト(人類)の、適応免疫(後天性免疫、獲

  得免疫)の、細胞性免疫は、 抗原(こうげん、

  病原体・毒素などの異物に対し抗体をつくり、 

  病原体・異物の体内侵入時、免疫細胞(= 広義

  の白血球) の、キラーT細胞などが対抗して、病

  原体・異物に抵抗力をもつことである。

 

 ヒト(人類)の、細胞性免疫。

     ヒト(人類)の、細胞性免疫は、体内に侵

  入した抗原に対し、 直接、特異的に作用して

  起こる免疫 である。 

    ヒト(人類)の、キラーT細胞が、直接、体内

  に侵入した抗原を攻撃し、破壊する。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、老化

■ ヒト(人類)の体の老いの根底には、免疫細胞

  (= 広義の白血球)の存在がある。 老いの正

  体には、免疫細胞(= 広義の白血球)の異常、

  衰えがある。 健康を守る免疫細胞(= 広義の

  白血球)が、体を壊し、老化させる場合がある。 

  病(やまい)や老化と戦う細胞が、逆に病や老

  化を引き起こす場合がある。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、老化防止。    

     1日5分の運動で、ヒト(人類)の衰えた

  疫細胞(= 広義の白血球を活発化(改善化)で

  きたという実験の研究報告がある (英・バーミン

  ガム大)。 

     毎日の短い運動は、ヒト(人類)の老化を

  防ぐ1つと言える。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 「免疫細胞の暴走」が、ヒト(人類)の老化の

  原因の1つ である。

    ヒト(人類)の血液中の免疫細胞(= 広義の

  白血球)の「T細胞」が衰え判断ミスにより、免

  疫細胞(= 広義の白血球)が体内の正常細胞

  を攻撃し壊す「免疫細胞の暴走」が、ヒト(人類)

  の老化の原因の1つである。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血球

  の1つでリーダー格のT細胞は、大人になる

  と、ほとんどつくられな い。 

     ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血

  球)の、T細胞は、 誕 生から20歳ごろまでの

  間に、胸にある、胸腺(きょうせん) でつくら

  れる。

     ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義の白血

  球)の 、T細胞は、 長生きする細胞である。 

  T細胞は、異物を見分けるアンテナの性能が

  落ち、高齢と共に、判断能力が落ちていく傾

  向がある。

     ヒト(人類)の、体を守るはずの免疫細胞

  (= 広義の白血球)の 、T細胞が、体を壊す場

  合がある。 ヒト(人類)の、免疫細胞(= 広義

  の白血球)の、T細胞の判断ミスで、 T細胞が

  攻撃せよという指令のサイトカイン(= インター

  ロイキン)を分泌し(撒(ま)き散らし)、 その

  指令を受け活性化した免疫細胞(= 広義の

  血球)の、マクロファージが、 体内の正常な細

  胞を攻撃する(壊す)場合がある。 これを「免

  疫細胞の暴走」と言う。

     これがヒト(人類)の老化の原因の1つと

  言われている。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 ヒト(人類)の、T細胞は、大人になると 、ほとん

  どつくられなくなるが、 iPS細胞新鮮な人工

  T細胞を実験でつくることができようになった。

    方法は、 T細胞を体内から取り出し、初期

  化し、iPS細胞の万能細胞にし、それを人工 T

  細胞に分化させ、 新鮮な人工T細胞を体内

  に入れる。

    日本で、近未来には、 暴走する衰えた(判

  断ミスをする)ヒト(人類)のT細胞に代えて、人

  工T細胞をヒト(人類)の体内に大量に入れ、

  の異常を直し、病気の基本的原因を絶ち、

  ト(人類)の、動脈硬化、糖尿病などの病気を直

  すことを目指している。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 イタリアのサルデーニャ島の長生き(長寿)。

      イタリアのサルデーニャ島で、ヒト(人類)

  の、高齢者長寿率が世界一である。

    研究者が、健康長生きできる秘密つまり

  高齢者の共通項を探(さぐ)った。

    3000人の高齢者の血液を調べたところ、

  病原体・異物に対して、免疫細胞(= 広義の

  白血球が衰えていない。 つまり、 血液を

  調べた結果、イタリアのサルデーニャ島の高

  齢者は、免疫細胞(= 広義の白血球が非常

  に効果的に働き続けていることが分かった。

     イタリアのサルデーニャ島の高齢者は、

  原体に対して、抵抗力が高い。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

♪♪ 免疫細胞 が登場する、興味深

  い、ドキュメンタリー、ドラマ、映画。

 

★ 免疫細胞 が登場する、興味深い、

  映画、ドラマ。

 

■ 『 人体 ミクロの大冒険 』 

    プロローグ、第1〜3回。

   (NHKスペシャル・2014年3月・4月・

   本放送ドキュメンタリー番組)。

■ 人体の様々な体内各所をCGで描く。

■ ヒト(人類)の細胞、血管、血液を描く。

 

■ 『 人体 ミクロの大冒険 』 

    第3回。

   (NHKスペシャル・2014年4月・本

   放送ドキュメンタリー番組)。

■ 免疫細胞を描く。

■ 活発な免疫細胞をいつまでも持つ、イタ

  リアのサルデーニャ島の人々を描く。

 

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#metanseiseikin

 

■ メタン生成菌  

     (めたんせいせいきん)。

 

■ メタン生成菌。

■ 名称 : メタン生成菌 (めたんせいせいきん)。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

■ メタン生成菌は、 メタンガスを発生する微生物

  である。

 

■ メタン生成菌は、 有機物をエネルギー源として、

  メタンガスをつくる。

    メタン生成菌は、有機物を分解し、メタンガス

  を放出し、過去に寒冷化した地球を暖めてくれた、

  人類を含む生物にとってかけがえのない、微生

  物 である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 

◆ 地球温暖化 と メタン生成菌。

■ 地球温暖化は、地球の環境破壊の1つであり、

  二酸化炭素メタンガスなどの温室効果ガスに

  より、地球の大気が温まり、地球の地上の気温

  が上昇することである。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ メタンガス。

    メタンガスは、地球上の自然界では、メタン生

  成菌がつくる気体であり、 地球の大気中に放出

  されると、二酸化炭素の約20倍の温室効果をも

  つガス である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖化

  より、極地に生存する、メタン生成菌が、活発化

  し、メタンガスを大量に大気に放出し、大気の温

  暖化を加速している。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 人類が地球の大気中の二酸化炭素を大量に増

  加させ、地球温暖化が進み、 極地の温度が上

  昇した。 北極圏での温度が過去100年間に約

  2℃、上昇した。 従来の安定した気候システム

  が崩壊し始めた。

     極地の永久凍土が融(と)け出し、 永久凍

  土の中にあった有機物が分解し、その分解した

  有機物をエネルギー源として、 「メタン生成菌」

  が、メタンガスをつくり、 現在、メタンガスを大

  量に地球の大気に放出している。 メタンは二酸

  化炭素の約20倍の温室効果があり、 地球温

  暖化を加速させ、 大気や海水の温度を上昇さ

  せ、気候変動(異常気象)が起き、 地球環境悪

  化の悪循環が起きている。

     極地の温度が上昇し、 永久凍土が、融け

  始める。 永久凍土に含まれていた有機物が分

  解し、メタン生成菌が、分解した有機物をエネル

  ギー源として、活動を開始し、メタンガスを放出

  する。

     例えば、北極圏の、アメリカのアラスカ州の

  各地で、メタン生成菌がつくり出した、メタンガス

  が、噴出(ふきだ)し、大量に大気中に放出され

  ている。 アラスカ州の大地の4分の3は、永久

  凍土で覆(おお)われている。 アラスカ州の永

  久凍土には、過去4万年の有機物やメタン生成

  菌が閉じ込められている。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 人類が地球の大気中の二酸化炭素を大量に

  増加させ、地球温暖化が進み、 極地の温度

  が上昇し、 北極圏での温度は過去100年間

  に、約2℃、上昇した。 従来の安定した気候シ

  ステムが崩壊し始めた。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

■ 現在、極地の永久凍土(えいきゅうとうど)で、

  メタンガスが大量に噴出(ふきだ)している。

    人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖

  化により、 極地の永久凍土が溶け、 永久凍

  土に生存する、メタン生成菌が、活発化し、 

  タンガスを大気に大量に放出し、 大気の気温

  の上昇を加速している。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

 地球温暖化の現状と未来。

 人類が、地球の大気中の二酸化炭素を大量に

  増加させ、地球の大気が暖められ、地球温暖化

  が進んでいる。 

    人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖

  化により、 現在、極地の温度上昇で陸の永久

  凍土(えいきゅうとうど)から、 二酸化炭素の約

  20倍の温室効果をもつメタンガスが大量に放

  出され、 大気の気温の上昇を加速し、更に 地

  球の大気が暖められ、 地球温暖化が加速して

  いる。

     このまま、 陸の永久凍土から、大量のメ

  タンガスが放出され続けると、 地球の平均気

  温が今後100年で、6〜8℃、上昇する可能性

  がある。 それを阻止しないと、人類の現代文

  明が崩壊すると予想されている。

         人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖

  化により、 現在、海水温上昇で一部の浅い海

  底にあるメタンハイドレートのみが溶け出し、

  (二酸化炭素の約20倍の温室効果をもつ)メ

  タンガスを大気に放出し、大気の気温の上昇を

  加速している。

    今のうちに地球温暖化を阻止しないと、 臨

  界点を超えて気候変動の暴走を招く時期がやっ

  て来ると予想されている。 つまり、 更に、海水

  温が高温となり、 海底に沢山あるメタンハイド

  レートが大量に溶け出すと、 地球の大気を高

  温にし、 人類を含む多くの生物を絶滅に追い

  込む。 

● TKKI カナヤマ著 電子書籍。

 

 

♪♪ メタン生成菌 が登場する、 興味

  深い、ドキュメンタリー、ドラマ、映画。 

 

★ メタン生成菌 が登場する、興味深

  い、ドキュメンタリー。 

■ スペースシップアースの未来・シリ

  ーズ・第3回 『 「客室維持装置」

  に異変あり  

   (日本のNHK制作2014年1月17日・本

   放送・ドキュメンタリー番組)。

■ 人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖

  化により、現在、極地の永久凍土が溶け、永

  久凍土に生存する、メタン生成菌が、活発化

  し、メタンガスを大気に大量に放出し、大気

  の気温の上昇を加速していることについて

  述べている。

 

■ 地球温暖化による、現在の気候変動(異常

  気象)の、巨大台風・ハリケーンや大寒波な

  どについて述べている。

■ 18世紀の産業革命以来の、人類の、化石

  燃料使用による大気中への二酸化炭素の

  排出と蓄積、及び、1950年代以後の化石

  燃料使用により大気中への急激な二酸化炭

  素の排出と増加について述べている。

■ 火山の二酸化炭素大量排出によりメタンハ

  イドレートが溶解しメタンガスが大量噴出し

  た、地球温暖化による約2億5000万年前の

  地球の動植物の95%絶滅について述べて

  いる。

■ 人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖

  化により、現在、水温上昇で一部の浅い海底

  にあるメタンハイドレートが溶け出し、 (二酸

  化炭素の約20倍の温室効果をもつ)メタン

  ガスを大気に放出し、大気の気温の上昇を

  加速していることについて述べている。

■ 人類の二酸化炭素大量放出での地球温暖

  化により、現在、極地に生存する、シアノバ

  クテリアが、活発化し、クリオコナイトホール

  (汚れた氷の穴)をつくり、グリーンランドの

  氷の融解を増加させ、地球の海面上昇を加

  速していることについて述べている。

 

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#messengerrna

 

■ メッセンジャーRNA 

     (めっせんじゃーあーるえぬえい)。

 

■ メッセンジャーRNA。

■ 名称 : メッセンジャーRNA (めっせんじゃー

  あーるえぬえい)。

● 略号 mRNA

 別名 : 伝令RNA (でんれいあーるえぬえい) 

 英名 : messenger RNA。

 RNAの1つ。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 細胞内で、タンパク質を合成する役割をもつ

  RNAの1つ。

 

 

 

 

■ メッセンジャーRNA 。

■ メッセンジャーRNA (= mRNA、伝令RNA) は、 生物

 の細胞内でタンパク質を合成するため、 DNAの遺伝情報

 、細胞の核内で写し、その情報を、細胞の細胞質中の

 リボソームに運ぶ。

   メッセンジャーRNAは、細胞内で、細胞の核内で合成さ

 れ、核外の細胞質へ移動する。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ メッセンジャーRNA (めっせんじゃーあーるえぬえい)

 は、 略号は、 mRNAで、 別名は、伝令RNA である。

 英名は、 messenger RNA である。

   メッセンジャーRNAは、 RNAの1つで、細胞内で、

 ンパク質を合成する役割をもつRNAの1つ  である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ メッセンジャーRNA (= mRNA、伝令RNA)は、細胞

 の核内でつくられ、 細胞の核内でDNAから遺伝情報

 (タンパク質のアミノ酸配列の指示)を受け取る。 その後、

 メッセンジャーRNA は、 細胞の核の核膜孔(核膜の穴)

 から核外へ出て、 細胞の細胞質内にあるリボソームに付

 着し、そこで、トランスファーRNA (= tRNA、運搬RNA)

 を待つ。 

 

■ 細胞の核内で、 RNAポリメラーゼのはたらきで、 ほ

 どけたDNAの鎖の部分に、 それと対合したヌクレオチド

 の塩基が、結合して、 新しい鎖状の分子、即ち、メッセン

 ジャー (= mRNA、伝令RNA) がつくられ、 DNA の

 遺伝情報 (タンパク質のアミノ酸配列の指示) が、メッ

 センジャーRNAに写し取られる (タンパク質合成の転

 写)。

 

● 真核生物 (核膜をもつ生物、動物、植物、菌類、原生

 動物) のDNAの塩基配列には、  タンパク質合成で、タ

 ンパク質のアミノ酸配列を指示する領域 (タンパク質合

 成に関わるDNAの塩基配列)のエキソン と、 タンパク

 質合成で、タンパク質のアミノ酸配列に関与しない領域 

 (タンパク質合成に無関係なDNAの塩基配列) のイント

 ロン がある。 

   細胞の核内で、DNAの遺伝情報に基いてつくられた

 RNAは、 核外に出るまでにイントロンの部分が取り除

 かれ(スプライシングという)、メッセンジャーRNAが完成

 する。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ メッセンジャーRNA (= mRNA、伝令RNA) は、細

 胞の核内でつくられ、 細胞の核内でDNAから遺伝情報

 (タンパク質のアミノ酸配列の指示)を受け取る。 その後、

 伝令RNA は、 細胞の核の核膜孔(核膜の穴)から核外

 へ出て、 細胞の細胞質内にあるリボソームに付着し、そ

 こで、トランスファーRNA (= tRNA、運搬RNA) を待つ。 

   トランスファーRNA (= tRNA、運搬RNA) は、細胞

 の細胞質内で、特定のアミノ酸と結合する。

   細胞の細胞質内の、リボソーム上の伝令RNA(のコド

 ン)は、 リボソームにやって来たトランスファーRNA(のア

 ンチコドン)と結合し、アミノ酸を受け取り、 リボソームで、

 アミノ酸の鎖をつくり、 タンパク質を合成する。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

 

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#tarsiers

 

■ メガネザル類 

     (めがねざるるい)。

 

■ メガネザル類。

■ 名称 : メガネザル類 (めがねざるるい)。

● 英名 : TARSIER(S)。 

■ 学名 : Tarsiiformes 。

■ 学術分類 ランク : 

    メガネザル下目 Infraorder Tarsiiform es 。

■ 現在、東南アジアに生息。

■ 霊長類・9種類の1つ。

 

□ メガネザル類の学術分類表 

   (上位分類)

□ メガネザル類の基本的特徴一覧表

 霊長類の分類一覧表 (下位分類)

□ 霊長類 画像アルバム NO.1 

   (メガネザル類)。

 

 

■ メガネザル類 (めがねざるるい)は、 現在、

  東南アジアに生息する。 

      メガネザル類は、霊長類・ 9種類の1つ

  である。

     メガネザル類の学名は、Tarsiiformes、

  英語名は、TARSIER(S) である。 

     メガネザル類学術分類 ランク は、 

    メガネザル下目 Infraorder Tarsiiformes

  である。

 

■ 新分類法では、メガネザル類は、 直鼻猿類

  (ちょくびえんるい) に属する。

    旧分類法では、メガネザル類は、 原猿類 

  (げんえんるい) に属する。

 

■ メガネザル類は、 脊椎(せきつい)動物であり、 

  有胎盤哺(ほ)乳類であり、 霊長類であり、 

  分類法では、直鼻猿類(ちょくびえんるい)であり、

  旧分類法では原猿類(げんえんるい)である。 

  

 

■ メガネザル類。

  <直鼻猿類 (新分類法) または原猿類  

   (旧分類法)。   

  <霊長類。  

  <有胎盤哺(ほ)乳類。 

  <哺(ほ)乳類。  

  <脊椎(せきつい)動物。 

 

■ 学術分類 : 

  哺乳綱 (ほにゅうこう 、Class Mammalia)、

  真獣下 (Infraclass Eutheria、有胎盤哺乳類)、

  霊長目(サル目) (Order  Primates) 、

  直鼻猿亜目 (Suborder Haplorrhini)、 

  メガネザル下目 (Infraorder Tarsiiformes)。

 

■ 霊長類・9種類の分類。

■ 人類(ヒト)は、 霊長類・9種類の1種類である。

■ 類人猿は、 霊長類・9種類の1種類である。

● 霊長類の9種類は、 

  @ メガネザル類(現存)、 

  A 新世界ザル(= 南米ザル)(現存)、 

  B オナガザル類(現存) 、 

  C コロブス類(現存)、 

  D 類人猿(現存)、  

  E 人類(現存)、 

  F キツネザル類(現存)、 

  G ロリス類(現存)、

  H シバラダピス類(絶滅)

  である。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

 

■ 霊長類・9種類  (学名、英名併記)。

   (英:9 KINDS OF PRIMATES)。

  @ メガネザル類(現存)。

      Infraorder Tarsiiformes

     英:TARSIER(S)。

  A 新世界ザル(= 南米ザル)(現存)。  

     Parvorder Platyrrhini

     英:PLATYRRHINE(S)、

     英:NEW WORLD MONKEY(S)。

  B オナガザル類(現存)。          

     Subfamily Cercopithecinae

     英:CERCOPITHECINE(S)。

     ● TKKI カナヤマ 著 生物学辞典。

  C コロブス類(現存)。

    Subfamily Colobinae  、

    英:COLOBINE(S)。

  D 類人猿(現存)。

     英名:NONHUMAN APE(S)。 

  (a) テナガザル          

    (a) Family Hylobatidae

       英:GIBBON(S) 

  (b) オランウータン         

    (b) Genus Pongo

       英:ORANGUTAN(S) 

  (c) ゴリラ             

    (c) Genus Gorilla 、

       英:GORILLA(S)

  (d) チンパンジー(チンパンジー         

    (d) Genus Pan

       英:CHIMPANZEE(S)。

    ● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

  E 人類(現存)                

    Subtribe Hominina、

    英: HUMAN (S)。

  F キツネザル類(現存)                     

    Infraorder Lemuriformes

    英:LEMUR(S)。

  G ロリス類(現存)

    Infraorder Loriformes

    英: LORIS(ES)。

  H シバラダピス類(絶滅)。

 

 

#tarsiers-basicfeaturestable

 

■ メガネザル類の基本的特徴

   一覧表。

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

■ 恒温動物           

    (英名:WARM-BLOODED ANIMAL(S),

      HOMOIOTHERM(S),ENDOTHERM(S))。

■ 陸生生物           

    (英:TERRESTRIAL (LAND) 

     ORGANISM (S))。

■ (Ka) 好気性生物     

    (英:AEROBIC ORGANISM(S))。

■ (Eb) 従属栄養生物    

    (英:HETEROTROPH(S) )。 

■ ホミノイド           

    (英:HOMINOID(S))。

■ 霊長類             

    (英:PRIMATE(S))。

■ 有胎盤哺乳類         

     (学名:Eutheria、英名: EUTHERIAN、

     PLACENTAL MAMMAL)(S))

■ 哺(ほ)乳類         

    (英:MAMMAL(S))。

■ 有羊膜(ゆうようまく)類  

    (学名:Amniota、英名:AMNIOTE(S))。.

■ 四肢(しし)動物       

    (学名:Tetrapoda、英 名:TETRAPOD(S))。

■ 有顎(ゆうがく)動物    

    (学名:Gnathostomata

    英名:VERTEBRATE(S) WITH JAW)。

■ 脊椎(せきつい)動物    

    (英:VERTEBRATE ANIMAL (S))。 

■ 動物              

    (英:ANIMAL(S))。

■ (Hb) 可視大型生物  

    (英:VISIBLE BIG LIVING BEING (S))。 

■ (Cb) 多細胞生物     

    (英:MULTICELLULAR  ORGANISM (S))。 

■ (Db) 真核生物      

    (英:EUKARYOTE (S))。 

■ (Ma) 細胞性生物      

    (英:LIVING BEING (S) WITH CELL)。 

■ (Aa) 地球・地表生物    

    (英:THE LIVING BEING (S) ON THE   

    SURFACE OF THE EARTH)。

■ (Na) 地球生物       

    (英: LIFE ON EARTH)。 

 

 

◆ メガネザル類の分類

    (上位分類)。

 

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■ メガネザル類の学術分類表  

        ( 詳細上位分類、上位所属の分類、

           日本語名・学名・英語名対照)。

○ THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION 

  TABLE OF TARSIERS .  

● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。

■ メガネザル類。   

  (学名: Tarsiiforms 、英名:TARSIER(S))。    

■ 地球生物         LIFE ON EARTH。

⇒ 真核生物         ( ドメイン : 真核生物域 

                 Domain Eukaryota) 

                 (英名: EUKARYOTE(S))。

⇒ 動物            ( 界 : 動物界      

                 Kingdom Animalia) 

                 (英 名:ANIMAL (S))。

⇒ 脊索(せきさく)動物  ( 門 : 脊索動物門    

                 Phylum Chordata) 

                 (英名:CHORDATE (S))

⇒ 脊椎(せきつい)動物 (亜門 : 脊椎動物亜門 

                 Subphylum Vertebrata) 

                 (英 名:VERTEBRATE(S))

   ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

⇒ 有顎(ゆうがく)動物  (下門 : 有顎動物下門 

  (顎口類、有顎類)    Infraphylum Gnathostomata)

                 (英名: VERTEBRATE (S)

                 WITH JAW(S)).

⇒ 四肢(しし)動物     (上 : 四肢動物上綱 

                 Superclass Tetrapoda ) 

                 (英名:TETRAPOD (S))  

⇒ 有羊膜類         (ランク(階級)なし   

 (ゆうようまくるい)      Unranked Amniota) 

                                   (英名:AMNIOTE (S))。   

⇒ 哺(ほ)乳類       (  綱  : 哺乳           

                  Class Mammalia)      

                  (英名:MAMMAL(S))。

⇒ 獣類             (亜綱   : 亜綱      

                  Subclass Theria)  

                  (英名:THERIAN(S))。

⇒ 真獣類 (正獣類)    綱  : 真獣下(正獣下)  

 (有胎盤類、           Infraclass Eutheria) 

 有胎盤哺(ほ)乳類)    (英名:EUTHERIAN(S))  

                  英名:PLACENTAL

                  MAMMAL(S)) 。

⇒ 霊長類            目  :  霊長目(サル目) 

                  Order Primates)   

                  (英名:PRIMATE(S))。

   ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

⇒ 直鼻猿類 (新分類法) 亜目 : 直鼻猿亜目    

                   Suborder Haplorrhini) 

                  (英名:HAPLORRHINE(S))。

 または 

  原猿類 (旧分類法)   (亜目 : 原猿亜目       

                   Suborder Prosimii ) 

                  (英名: PROSIMIAN(S))。

⇒ メガネザル類       下目 : メガネザル下目  

                  Infraorder Tarsiiforms ) 

                  (英名: TARSIER(S))。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

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◆ 霊長類の分類 (下位分類)。

 

■ 霊長類の新分類法一覧表 

  (下位分類 )。

(F) 直鼻猿類 ( 直鼻猿亜目 Suborder Haplorrhini) 

      (英名: HAPLORRHINE(S))。

 (Fa) メガネザル類 

      (メガネザル下目 Infraorder Tarsiiformes) 

      (英名:TARSIER(S)) (現在、東南アジアに生息)。

 (Fb) 真猿類 

      (真猿下目 Infraorder Simiiformes,Anthropoidea)

      (英名:  SIMIAN(S), ANTHROPOID(S))。

   (Fb1) 広鼻猿類  (広鼻 小目 Parvorder Platyrrhini) 

      新世界ザル (= 南米ザル) (英名:PLATYRRHINE(S),

       NEW WORLD MONKEY(S))。 (現在、南米に生息)。

   (Fb2) 狭鼻猿類  (狭鼻 小目 Parvorder Catarrhini)

          (英名:CATARRHINE(S))。

       (Fb2-a) 旧世界ザル  

          (オナガザル科  Family Cercopithecidae)

             (英名:OLD WORLD MONKEY(S)、 

          CERCOPITHECID(S)) 

          (現在、アジア、アフリカに生息)。

       ・(Fb2-a1) オナガザル類  ( オナガザル亜科 Subfamily 

          英Cercopithecinae、名:CERCOPITHECINE(S))。

       ・(Fb2-a2) コロブス類  

          ( コロブス亜科 Subfamily Colobinae、

                     英名: COLOBINE(S))。

          ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

     (Fb2-b) ホミノイド  (ヒト上科  Superfamily Hominoidea) 

            (英名:HOMINOID(S))

       ・(Fb2-b1) 類人猿   (英名: NONHUMAN APE(S), 

            ANTHROPOID APE(S))。

         ・(Fb2-b1-a) 化石類人猿 (= 中新世ホミノイド) 

            (約300万年前絶滅)

            (英名:MIOCENE HOMINOID(S)、 FOSSIL 

             ANTHROPOID APE(S))

         ・(Fb2-b1-b) 現生類人猿 (= テナガザル、オラウータン、

             ゴリラ、チンパンジー)

            (Family Hylobatidae,Genus Pongo,Genus 

              Gorilla,Genus Pan)

            (英 EXTANT NONHUMAN APE(S)、 

             EXTANT ANTHROPOID APE(S))。

            (英:  GIBBON(S),ORANGUTAN(S),

             GORILLA(S), CHIMPANZEE(S))。

       ・(Fb2-b2) 人  類  (ヒト亜族、 Subtribe Hominina ) 

            (英: HUMAN(S), HUMAN BEING(S))

             ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

(G) 曲鼻猿類 (曲鼻猿亜目 Suborder Strepsirrhini) 

      (英名: STREPSIRRHINE(S))。

 (Ga) シバラダピス類 (約500万年前絶滅) 

      (英名:SIVALADAPID(S)) 

 (Gb) キツネザル類  (キツネザル下目 Infraorder Lemuriformes) 

      (英名:LEMUR(S)) (現在、マダガスカル島のみに生息)。

      ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 (Gc) ロリス類  (ロリス下目 Infraorder Loriformes)    

      (英名:LORIS(ES)) (現在、アフリカと東南アジアに生息)。  

 

 

■ 霊長類の旧分類法一覧表 (下位分類 )。

(A) 真猿類 

      (真猿亜目 Suborder Simiiformes, Anthropoidea)

      (英名:  SIMIAN(S), ANTHROPOID(S))。

 (Aa) 広鼻猿類  (広鼻下目 Infraorder Platyrrhini) 

         新世界ザル (= 南米ザル) (英名:PLATYRRHINE(S),

          NEW WORLD MONKEY(S))。 (現在、南米に生息)。

 (Ba) 狭鼻猿類  (狭鼻下目 Infraorder Catarrhini)

          (英名:CATARRHINE(S))。

   (Ba1) 旧世界ザル  (オナガザル科  Family Cercopithecidae)

             (英名:OLD WORLD MONKEY(S)、 

          CERCOPITHECID(S)) 

          (現在、アジア、アフリカに生息)。

       ・(Ba1−a) オナガザル類  ( オナガザル亜科 Subfamily 

          Cercopithecinae) (英名:CERCOPITHECINE(S))。

       ・(Ba1−b) コロブス類  

          ( コロブス亜科、Subfamily Colobinae)

                    (英名:COLOBINE(S))。

   (Ba2) ホミノイド  (ヒト上科  Superfamily Hominoidea) 

       (英:HOMINOID(S))

     ・(Ba2−a) 類人猿   (英名: NONHUMAN APE(S), 

          ANTHROPOID APE(S))。

       ・(Ba2−a1) 化石類人猿 (= 中新世ホミノイド) 

          (約300万年前絶滅)

          (英 名:MIOCENE HOMINOID (S)、 FOSSIL 

           ANTHROPOID APE(S))

       ・(Ba2−a2) 現生類人猿 (= テナガザル、オラウータン、

           ゴリラ、チンパンジー)。

          (Family Hylobatidae,Genus Pongo,Genus 

           Gorilla,Genus Pan)

          (英 EXTANT NONHUMAN APE(S)、 

           EXTANT ANTHROPOID APE(S))。

          (英:  GIBBON(S),ORANGUTAN(S),

           GORILLA(S),CHIMPANZEE(S))。

     ・(Ba2−b) 人  類  (ヒト亜族、Subtribe Hominina ) 

          (英: HUMAN(S), HUMAN BEING(S))

           ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

(B) 原猿類 

      (原猿亜目 Suborder Prosimii)。 

      (英名: PROSIMIAN(S))。

 (Ba) シバラダピス類 (約500万年前絶滅) 

     (英名:SIVALADAPID(S))。

 (Bb) キツネザル類  

     (キツネザル下目 Infraorder Lemuriformes) 

     (英名:LEMUR(S)) 

     (現在、マダガスカル島のみに生息)。

 (Bc) ロリス類 

     (ロリス下目 Infraorder Loriformes)    

     (英名:LORIS(ES)) 

     (現在、アフリカと東南アジアに生息)。  

     ● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 (Bd) メガネザル類 

     (メガネザル下目 Infraorder Tarsiiforms) 

     (英名:TARSIER(S)) 

     (現在、東南アジアに生息)。

 

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『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』

 

 

以  上。