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KANAYAMA’S BIOLOGY HANDBOOK.
カナヤマ 生物学 辞典
日本語版
見出し語 『 た 』。
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■ 次の項目を選び、クリックして下さい。
□ 生物学 辞典 (総合)。
□ た ● 五十音順 (アイウエオ順)。
□ 見出し語 たいか。
□ 見出し語 たいさ。
□ 見出し語 たいた。
□ 見出し語 たさ。
□ 見出し語 たん。
□ 見出し語 たんさ。
□ 見出し語 たんは。
〇 たい 体液。
(たいえき) 。 《人体》。
○ 〈広義〉 細胞内液と細胞外液。
(⇒ ヒトの体の構造)。
■ 体液とは、広義では、ヒト(人類)を含む
生物の体の水分である、体内の液体であり、
生物の細胞内液と生物の細胞外液である。
○ 〈狭義〉 細胞外液。
● 体液とは、狭義では、ヒト(人類)を含む
生物の体の細胞外の水分である、生物の細
胞外液のみである。
● ヒト(人類)の細胞外液には、「血液」、「組
織液」、「リンパ液」がある。
(たいえきせいめんえき)。
(免疫)。 《人体》。
■ ヒト(人類)の、適応免疫(=獲得免疫)
の体液性免疫。
● ヒト(人類)の、体液性免疫 は、 適応
免疫(=獲得免疫)の1つである。
■ ヒト(人類)の、適応免疫(=獲得免疫)
の、体液性免疫とは、 病原体・異物の生
体内侵入時、 免疫細胞(= 広義の白血球)
の、B細胞が、病原体・異物に対し、抗体を
つくり、抗体が病原体・異物の抗原(こうげ
ん)を見つけ、病原体・異物と結合して(に
くっついて固まって)、病原体・異物に対抗し
て、抵抗力をもつことである。
■ ヒト(人類)の生体内の細菌・ウイルス
などの病原体・異物の排除。
ヒト(人類)の、生体内にいる(侵入し
た)細菌・ウイルスなどの病原体・異物は、
免疫の第1次防御として、 自然免疫の
食作用の食細胞の好中球やマクロファー
ジが細菌などの病原体・異物を捕食した
り(食べたり)、 自然免疫の破壊防御の
NK細胞がウイルスなどの病原体・異物を
攻撃し破壊したりしている。
そして、それをすり抜けた、細菌・ウ
イルスなどの病原体・異物は、 免疫の第
2次防御として、 適応免疫の体液性免疫
の抗体が細菌・ウイルスなどの病原体・異
物と結合したり(にくっついて固まったり)、
適応免疫の細胞性免疫のキラーT細胞
(CTL)がウイルスなどの病原体・異物を
攻撃し破壊したりして、 生体内から排除
(除去)され、ヒト(人類)は、細菌・ウイル
スなどの病原体・異物から体を守り、病気
にならないようにしている。
■ ヒト(人類)の、適応免疫(=獲得免疫)
には、 病原体・異物の排除の方法によ
る分類では、 「体液性免疫」 と、 「細胞
性免疫」 の2種類がある。
● 適応免疫の体液性免疫。
「適応免疫の体液性免疫」とは、B
細胞産出の、抗体が、生体内の病原体・
異物の抗原を見つけ、病原体・異物と結
合して(にくっついて固まって)、病原体・
異物を生体外に排除することである。
● 適応免疫の細胞性免疫。
「適応免疫の細胞性免疫」とは、生
体内の病原体・異物の抗原を見つけ、病
原体・異物をキラーT細胞が攻撃・破壊し
て、病原体・異物を生体外に排除すること
である。
■ 病原体や異物から体を守る、ヒト(人
類)の免疫の仕組みには、 「自然免疫」
と、 「適応免疫」(= 獲得免疫) がある。
● ヒト(人類)の体では、 「そこそこの免
疫力の自然免疫(バリア・化学物質・食作
用)」によって排除できない、生体内にあ
る(侵入した)病原体・異物は、「強力な免
疫力の適応免疫(体液性免疫と細胞性免
疫)」によって生体外に排除している。
■ ヒト(人類)の、免疫の3段階の主要な
防御。
● 免疫の第1段階の防御
<自然免疫の物理的・化学的防御>。
生体内に入ろうとする病原体・異物に対し、
バリア(壁)や化学物質などによる防御。
皮ふなどのバリア(壁)が病原体・異物
を防いだり、 外部と直接接する部分(目・
鼻・口など)では、涙、鼻水、汗、消化酵素、
胃液などに含まれる化学物質が病原体・
異物を防いだりしている。
● 免疫の第2段階の防御
<自然免疫の食作用>。
生体内に侵入した病原体・異物に対し、
食細胞の捕食などによる防御。
好中球やマクロファージなどの食細胞
が病原体・異物を捕食して防いでいる。
● 免疫の第3段階の防御
<適応免疫(=獲得免疫)の体液性免疫
と 細胞性免疫>。
生体内に侵入した病原体・異物に対し、
抗体の結合(体液性免疫)やキラー細胞
の破壊(細胞性免疫)などによる防御。
B細胞が抗体(こうたい)を産出(産生)
して(つくって)、B細胞産出の、抗体が、病
原体・異物の抗原(こうげん)を見つけ病原
体・異物と結合して(にくっついて固まって)
防いだり、 キラーT細胞(= CTL)が、病原
体・異物の抗原を見つけ病原体・異物を攻
撃・破壊して防いだりしている。
〇 たい 大気圏。
(たいきけん)。 《地球》。
■ 大気圏 (たいきけん)とは、 一般の
宇宙空間とは異なる空間であり、 地球の
大気圏などがある。
(⇒ 地球の大気圏)。
〇 たい 大気の酸素濃度。
(たいきのさんそのうど)。 《地球》。
■ 地球の大気中の現在の酸素濃度は、
約21%である。
(⇒ 地球の大気圏)。
〇 たい 袋形動物。
(たいけいどうぶつ)。
(= 線形(せんけい)動物 と、
輪形(りんけい)動物)。
《無脊椎(むせきつい)動物 》。
○ 現生種類例 :
線形(せんけい)動物の回虫、
輪形(りんけい)動物 のワムシ。
■ 袋形動物 (たいけいどうぶつ)とは、
線形(せんけい)動物 と、輪形(りんけい)
動物であり、 無脊椎(むせきつい)動物で
あり、 現生種類の例としては、線形(せん
けい)動物の回虫、 輪形(りんけい)動物
のワムシなどである。
■ 袋形動物。
(たいけいどうぶつ)。
< 無脊椎(むせきつい)動物。
<動物。
<真核(しんかく)生物。
<地球生物。
〇 たい 体細胞クローン。
(たいさいぼうくろーん)。 《クローン》。
(⇒ クローン)。
■ 体細胞クローンは、 体細胞を活性化し
て移植し誕生した、同遺伝形質の生物個体
である。
■ クローンとは、 親と同じ遺伝形質をもつ
生物個体で ある。
クローンには、 受精卵クローンと体細胞
クローンの2種類がある。
〇 たい 代謝産物。
(たいしゃさんぶつ)。 《新薬開発》。
○ 微生物が酵素によって作り
出す化合物の代謝産物。
■ 代謝産物とは、 微生物が酵素によっ
て作り出す化合物である。
● 微生物が酵素によって作り出す化合物
には、 一次代謝産物 と、 二次代謝産
物 がある。
● 微生物が作り出す化合物の、一次代謝
産物は、 アミノ酸など、自らの生育に重
要な化合物である。
微生物が作り出す化合物の、ニ次代謝
産物は、 自らの生育にそれほど重要で
ない化合物である。
● 微生物が作り出す化合物のニ次代謝産
物は、独自のものが多く、 ヒトの薬として
使えることが多い。
(⇒ ストレプトマイセス・
〇 たい 体循環。
(たいじゅんかん)。 《人体》。
■ ヒト(人類)の、体循環とは、 心臓と
肺との間以外の、心臓と全身との間の
血液の循環 である。
● ヒト(人類)の、血液の体循環の流れ。
ヒト(人類)の、心臓の左心房 (心臓が
血液を押し出す) ⇒ 心臓の左心室 ⇒
動脈の血管 (血液が酸素を持ち移動)
⇒ 細胞 (細胞が酸素を消費し、二酸化
炭素を出す) ⇒ 静脈の血管 (血液が
二酸化炭素を持ち移動) ⇒ 心臓の右
心房 (心臓が血液を押し出す) ⇒ 心
臓の右心室 ⇒ ヒト(人類)の、血液の
肺循環。
〇 たい 耐性。
(たいせい)。 《人体》。
(= 抵抗性)。
■ 耐性 (たいせい)は、 生物が抵抗性を
もつことである。
● 耐性 (たいせい)は、 人体では、ヒト(人
類)に病気を起こさせる、病原体が、抵抗性を
もつことである。
〇 たい 耐性菌。
(たいせいきん)。 《人体》。
antibiotic resistant
bacterium (bacteria).
(通称: superbug(s)).
■ 耐性菌とは、 抗生物質に抵抗性をも
つ細菌 である。
● 現在、日本や世界で、 CRE (カルバ
ペネル等抵抗耐性菌)が、 病気治療の現
代医療現場で脅威となっている。
● 様々な耐性菌の増殖を防ぐには、抗生
物質づけの治療をなるべく行わないことで
ある。
● 耐性菌 (英:antibiotic resistant
bacterium (複 数pl.、bacteria)、通称:
superbug(s)) とは、 抗生物質 (英:
antibiotic(s)) に抵抗 性をもつ細菌(英:
bacterium (複数pl.bacteria) であ る。
● 英語では、一般的に小虫を「bug(s)」
というが、小虫以外に、病原菌も「bug(s)」
という。 耐性菌は、病原菌の中でも手ご
わい相手という意味で、「superbug(s)」と
いう。
〇 だい 大腸菌。
(だいちょうきん)。 《原核生物》。
colon bacillus (pl.bacilli),
coliform bacillus (pl.bacilli)。
■ 大腸菌 (だいちょうきん)は、 原核生
物 (げんかくせいぶつ)の、真正細菌 (し
んせいさいきん)である。
■ 大腸菌の英語名は、colon bacillus
(pl.bacilli) や coliform bacillus
(pl.bacilli) である。
原核細胞)。
■ 大腸菌。
(だいちょうきん)。
< 真正細菌 (しんせいさいきん)。
< 原核(げんかく)生物。
<地球生物。
〇 たい 大量絶滅。
(たいりょうぜつめつ)。 《地球生物》。
(= 生物大量絶滅)。
THE MASS EXTINCTION OF
LIVING ORGANISMS.
(⇒ 生物大量絶滅)。
(⇒ 生物大量絶滅 古生物学辞典)。
THE MASS EXTINCTION OF
LIVING ORGANISMS.
■ 大量絶滅 (たいりょうぜつめつ) とは、
地球生物の、生物大量絶滅である。
■ 生物大量絶滅は、約38億年前の地球
生命誕生以来、地球上で、過去に主に5回
起こった。
■ 現在の地球は、 ヒト(人類)の自然破
壊により、 生物大量絶滅の時代に入った。
■ 生物大量絶滅の1つとして、約2億500
0万年前の生物大量絶滅では、地球上の動
植物の約95%が絶滅した。
生物大量絶滅に原因は、 大規模火山
噴火により、大量の二酸化炭素が火山から
大気に放出され、それにより海水が温めら
れ、メタンハイドレート(= 海底にあるメタン
の固体物質)から(二酸化炭素の約20倍の
温室効果をもつ)メタンガスが大量に大気に
放出され、地球の大気を 非常に高温にし、
多くの生物を絶滅に追い込んだ。
(⇒ メタン ハイドレート 地理学辞典)。
〇 たさ 多細胞生物。
(たさいぼうせいぶつ)。 《地球生物》。
MULTICELLULAR ORGANISM(S).
■ 多細胞生物 (たさいぼうせいぶつ、英:
MULTICELLULAR ORGANISM(S),
MULTICELLULAR CREATURE (S))
とは、 体が複数の細胞からなる生物である。
■ 地球の細胞性生物には、単細胞生物 と
多細胞生物 がいる。
■ 多細胞生物。
< 細胞性生物。
<地球生物。
〇 たち 立ち枯れ。
(たちがれ)。 《海底砂漠化》。
○ 海底砂漠化の中間段階で、
従来あった「海の森」(藻場(もば))
の主要海藻の弱体。
■ 立ち枯れとは、 海底砂漠化の中間段
階で、従来あった「海の森」(藻場(もば))の
主要海藻の弱体をいう。
(⇒ 海底砂漠化)。
〇 ため タメータム。
(= 輝板)。 《発光機能》。
● (例) ネコが暗闇(くらやみ)で目が光
る。
■ タメータム(= 輝板)は、 動物の目の
一部であり、 ネコや深海魚のヒメカリなど
の動物が、 暗闇でも、 光を反射させて
ものを見る働き(機能)がある。
(⇒ 目)。
〇 たん 単球。
(たんきゅう)。 《人体》。
(免疫細胞)。
(⇒ 免疫細胞)。
(⇒ マクロファージ)。
○ ヒト(人類)の、人体内にい
る、免疫細胞(=広義の白血球)
の1つ。
○ マクロファージに分化する。
■ ヒト(人類)の、単球は、 ヒト(人 類)
の免疫細胞(=広義の白血球)の 1種類で
ある。
■ ヒト(人類)の、単球は、マクロファー
ジに分化する。
〇 たん 単孔類。
(たんこうるい)。 《哺乳類》。
Order Monotremata 。
(= 単孔類の哺(ほ)乳類)。
○ 哺乳類の原獣類の1つ。
○ 現生種類例 : カモノハシ、
ハリモグラ。
■ 単孔類 (たんこうるい、Order
Monotremata) は、 哺乳類の原獣類の
1つであり、 現生種類 の例としては、カモノ
ハシ、ハリモグラなどである。
■ 単孔類。
(たんこうるい)。
Order Monotremata 。
<原獣類。
<哺(ほ)乳類。
<脊椎(せきつい)動物。
<動物。
<真核(しんかく)生物。
<地球生物。
〇 たん 単細胞生物
(たんさいぼうせいぶつ)。《地球生物》。
UNICELLULAR ORGANISM(S).
■ 単細胞生物 (たんさいぼうせいぶつ、
英:UNICELLULAR ORGANISM(S),
UNICELLULAR CREATURE (S))
とは、体が細胞1つのみの生物 である。
■ 地球の細胞性生物には、単細胞生物
と 多細胞生物 がいる。
■ 単細胞生物。
< 細胞性生物。
<地球生物。
〇 たん 単細胞藻類。
(たんさいぼうそうるい)。 《原生生物》。
(= 5界説生物分類の単細胞藻類)。
PROTOPHYTE(S).
(⇒ 原生生物)。
○ 渦ベン毛藻類、 ミドリムシ類、
ケイ藻類、単細胞緑藻類。
■ 単細胞藻類 (たんさいぼうそうるい、
学名:Protophyta 英:PROTOPHYTE
(S)) は、 5界説生物分類の、原生生物
の、単細胞藻類であり、 一般の真核・単細
胞・微生物であり、 独立栄養・ 真核・単細胞・
微生物であり、 渦ベン毛藻類、 ミドリムシ
類、 ケイ藻類、単細胞緑藻類などである。
■ 単細胞藻類。
<原生生物。
<真核(しんかく)生物。
<地球生物。
〇 たん 単細胞藻類細胞。
(たんさいぼうそうるいさ いぼう)。
《細胞》。
(⇒ 真核細胞)。
■ 単細胞藻類細胞。
<真核細胞(= 真核生物の細胞)。
<ヒト(人類)の、細胞。
〇 たん 単細胞生物 と 多細胞生物
(C)。
(たんさいぼうせいぶつ と たさいぼせいぶつ)。
《地球生物》。
■ 地球の細胞性生物には、単細胞生物
と 多細胞生物 がいる。
■ 単細胞生物と多細胞生物。
< 細胞性生物。
<地球生物。
〇 たん 炭酸同化。
(たんさんどうか)。 《地球生物》。
■ 植物などの生物は、 光エネルギー
または化学エネルギーを用いて、 二酸化
炭素(CO2)から、デンプン、グルコース等
炭水化物などの有機物(栄養分)を合成し
ている。 生物のこのはたらき を、炭素同化
という。
■ 炭酸同化に光エネルギーを用いる場
合を、光合成という。 また、炭酸同化に
化学エネルギーを用いる場合を、化学合成
という。
〇 だん 男性ホルモン。
(だんせいほるもん)。
(ホルモン)。 《人体》。
(= ヒト(人類)の雄性(ゆうせい)ホルモン)。
(⇒ ホルモン)。
■ 男性ホルモン (だんせいほるもん)
は、 ヒト(人類)の雄性(ゆうせい)ホル
モンである。
■ 男性ホルモンは、 ヒト(人類)の生殖
腺の精巣や他の人体の部分からから分泌
される性ホルモンである。
■ ヒト(人類)の性ホルモンには、 男性
ホルモンと女性ホルモンがある。
■ 生物の性ホルモンには、 雄性(ゆう
せい)ホルモン と 雌性(しせい)ホルモン
がある。
〇 たん タンパク質のアミノ酸配列。
(たんぱくしつのあみのさんはいれつり)。
《タンパク質の合成》。
■ タンパク質を合成するため、各細胞の
核内で、DNAから遺伝情報(タンパク質の
アミノ酸配列の指示)が出される。
(⇒ タンパク質の合成、
RNA)。
〇 たん タンパク質のアミノ酸の鎖。
(たんぱくしつのあみのさんのくさり)。
《タンパク質の合成》。
■ タンパク質を合成するため、各細胞の
細胞質内で、タンパク質のアミノ酸の鎖が
つくられる。
(⇒ タンパク質の合成、
RNA)。
〇 たん タンパク質の合成。
(たんぱくしつのごうせい)。
《タンパク質の合成》。
■ 地球生物は、タンパク質で生体を形成
し、タンパク質は、20種類のアミノ酸で構
成されている。
地球生物は、生物の各細胞内で、ア
ミノ酸を組み合わせて、様々な種類のタン
パク質を合成する。
■ 人体の各細胞の中で、タンパク質が合
成される。
伝令RNA(= mRNA)は、細胞の核
内でつくられ、細胞の核内でDNAから遺
伝情報(タンパク質のアミノ酸配列の指示)
を受け取る。 その後、伝令RNA(= mR
NA)は、核膜孔(核膜の穴)から核外へ出
て、 細胞の細胞質にあるリボソームに付
着し、そこで、運搬RNA(= tRNA)を待つ。
リボソーム上の伝令RNA(のコドン)
は、リボソームにやって来た運搬RNA(の
アンチコドン)と結合し、アミノ酸を受け取り、
リボソームで、アミノ酸の鎖をつくり、細胞
内でタンパク質が合成される。
● 五十音順 (アイウエオ順)。
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◆ 生物学辞典
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■ 体液性免疫
(たいえきせいめんえき)。
■ 体液性免疫。
■ 名称 : 体液性免疫 (たいえきせいめんえき)。
■ 免疫の詳細に関しては、「免疫」を参照してくだ
さい。
■ ヒト(人類)の、適応免疫(=獲得免疫)の体液性
免疫。
● ヒト(人類)の、体液性免疫 は、 適応免疫(=獲
得免疫)の1つである。
■ ヒト(人類)の、適応免疫(=獲得免疫)の、体液
性免疫とは、 病原体・異物のの生体内侵入時、
体・異物に対し、抗体をつくり、抗体が病原体・異
物の抗原(こうげん)を見つけ病原体・異物と結
合して、 病原体・異物の抗原に対抗して、抵抗
力をもつことである。
■ ヒト(人類)の、感染症の病気予防
と病気治療。
■ ヒト(人類)の、感染症の病気予防法には、
予防接種(= ワクチン接種)など、 感染症
の病気治療法には血清療法など がある。
○ 予防接種(= ワクチン接種)(英:VACCI-
NATION) は、 ヒト(人類)の、適応免疫
(獲得免疫)の体液性免疫の人工能動免疫
を利用する、感染症の病気予防法である。
○ 血清療法 (英:SERUM THERAPY) は、
ヒト(人類)の、適応免疫(獲得免疫)の体液
性免疫の受動免疫を利用する、感染症の病
気治療法である。
■ 適応免疫。
● 適応免疫の体液性免疫。
「適応免疫の体液性免疫」とは、B細胞産出
の、抗体が、生体内の病原体・異物の抗原を見
つけ病原体・異物と結合して、病原体・異物を生
体外に排除することである。
● 適応免疫の細胞性免疫。
「適応免疫の細胞性免疫」とは、生体内の病
原体・異物の抗原を見つけ病原体・異物をキラー
T細胞が攻撃・破壊 して、病原体・異物を生体外に
排除することである。
■ 免疫。
■ 病原体や異物から体を守る、ヒト(人類)の免疫の
得免疫) がある。
● ヒト(人類)の体では、 「そこそこの免疫力の自然
免疫(バリア・化学物質・食作用)」によって排除で
きない、生体内にある(侵入した)病原体・異物は、
免疫)」によって生体外に排除している。
■ 自然免疫の食作用や破壊防御 と、
適応免疫の体液性免疫の抗体の結
合や細胞性免疫の破壊防御。
■ ヒト(人類)の生体内の細菌・ウイルスなどの病
原体・異物の排除。
ヒト(人類)の、生体内にいる(侵入した)細
菌・ウイルスなどの病原体・異物は、免疫の第1
次防御として、 自然免疫の食作用の食細胞の
好中球やマクロファージが細菌などの病原体・
異物を捕食したり(食べたり)、 自然免疫の破
壊防御のNK細胞がウイルスなどの病原体・異
物を攻撃し破壊したりしている。
そして、それをすり抜けた、細菌・ウイルスな
どの病原体・異物は、免疫の第2次防御として、
適応免疫の抗体の結合の体液性免疫の、抗体
が細菌・ウイルスなどの病原体・異物と結合した
り(にくっついて固まったり)、 適応免疫の破壊
防御の細胞性免疫の、キラーT細胞(CTL)がウ
イルスなどの病原体・異物を攻撃し破壊したりし
て、 生体内から排除(除去)され、 ヒト(人類)
は、細菌・ウイルスなどの病原体・異物から体を
守り、病気にならないようにしている。
■ ヒト(人類)の、免疫の3段階の主要
な防御。
ヒト(人類)の、免疫の防御では、主に、次
の3段階の免疫の方法で、 体の防御を行って
いる (病原体・異物を生体より排除している)。
● 免疫の第1段階の防御。
<自然免疫の物理的・化学的防御>。
● ヒト(人類)の、免疫の第1段階の防御とは、
生体内に入ろうとする病原体・異物に対し、
バリア(壁)や化学物質などによる自然免疫の
防御 である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
● ヒト(人類)の、生体内へ侵入しようとする病原
体・異物に対し、 自然免疫でのバリア(壁)や
化学物質などの防御によって、 病原体・異物
が生体内に入らないようにしている (生体より
排除している)。
● ヒト(人類)の、皮ふなどのバリア(壁)が病原
体・異物を防いだり、 外部と直接接する部分
(目・鼻・口など)では、涙、鼻水、汗、消化酵素、
胃液などに含まれる化学物質が病原体・異物を
防いだりしている。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
● 免疫の第2段階の防御。
<自然免疫の食作用や破壊防御>。
● ヒト(人類)の、免疫の第2段階の防御とは、
生体内にいる(侵入した)病原体・異物に対し、
然免疫の防御 である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
● ヒト(人類)の、自然免疫のバリア(壁)や化学
物質の防御をすり抜けて、生体内にいる(侵入
用での食細胞の捕食 や 破壊防御 でのNK細
胞の破壊 などによって、 病原体・異物を生体
内から排除 (除去)している。
食細胞が、 病原体・ 異物(主に細菌)を捕食し
て、防いでいる。
● ヒト(人類)の、NK細胞が、 病原体・異物(主
にウイルス)を攻撃・破壊して、防いでいる。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
● 免疫の第3段階の防御。
<適応免疫の「抗体の結合」(体液性免疫)と
「破壊防御」(細胞性免疫)>。
● ヒト(人類)の、免疫の第3段階の防御とは、
生体内にいる(侵入した)病原体・異物に対し、
よる適応免疫(=獲得免疫)の防御 である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
NK細胞の破壊防御 などをすり抜けて、生体
内にいる(侵入した)病原体・異物に対して、
適応免疫での、 B細胞産出・抗体(こ うたい)
の結合(体液性免疫) や キラーT細胞の破
壊防御(細胞性免疫) などによって、 病原
体・異物を生体内から排除(除去)し ている。
● ヒト(人類)の、抗体をB細胞が産出(産生)し
て(つくって)、 B細胞産出の、抗体が、病原
体・異物の抗原を見つけ病原体・異物と結合し
て(にくっついて固まって)、防いでいる。
● ヒト(人類)の、キラーT細胞(CTL)が、 病原
体・異物(主にウイルス)の抗原を見つけ病原
体・異物を攻撃・破壊して、防いでいる。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
□ 生物学 辞典の先頭ページへ 。
■ 体液
(たいえき)。
■ 体液。
■ 名称 : 体液 (たいえき)。
■ ヒト(人類)の体の構造に関しては、「ヒトの体の
構造」を参照してください。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典 51923。
■ 体液 (たいえき) とは、 広義では、体内にある
すべての液体である。
■ 〈広義〉 細胞内液と細胞外液。
■ 体液 (たいえき) とは、生物学では、広義では、
ヒト(人類)を含む生物の体の水分である、生物
の体内の液体 である。
広義の体液には、 生物の細胞内液 と 生
物の細胞外液 がある。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ ヒト(人類)の体液とは、広義では、ヒト(人類)
の体の水分である、体内の液体であり、 ヒト
(人類)の細胞内液 と ヒト(人類)細胞外液で
ある。
ヒト(人類)の体液とは、 ヒト体内の液体で
あり、 ヒト体内から出る血液、汗、尿・便なども
体液 である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 〈狭義〉 細胞外液。
■ 体液 とは、 生物学では、狭義では、 ヒト(人
類)を含む生物の体の細胞外の水分である、生
物の細胞外液 のみである。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ ヒト(人類)の体液とは、狭義では、ヒト(人類)
の体の細胞外の水分である、ヒト(人類)の細胞
外液のみである。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ ヒト(人類)の体の水分。
■ ヒト(人類)の体の約60%は、水分である。
体重が約60kgのヒト(人類)の場合、 約36
リットル (2リットルのペットボトル18本の相当、
36kg) が水分である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ ヒト(人類)の体の水分には、 ヒトの体の細胞内
の水分(= 細胞内液) と、 ヒトの体の細胞外の
水分(= 細胞外液)がある。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ ヒト(人類)の体の細胞外の水分(= 細胞外液)に
■ タンパク質の合成
(たんぱくしつのごうせい)。
■ タンパク質の合成。
■ 名称 : タンパク質の合成 (たんぱくしつのごうせい)。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
□ タンパク質の合成(総合)。
■ 地球生物は、タンパク質で生体を形成し、タンパ
ク質は、20種類のアミノ酸で構成されている。
地球生物は、生物の各細胞内で、アミノ酸を
組み合わせて、様々な種類のタンパク質を合成
する。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 人体の各細胞の中で、タンパク質が合成される。
伝令RNA(= mRNA)は、細胞の核内でつ
くられ、細胞の核内でDNAから遺伝情報(タンパ
ク質のアミノ酸配列の指示)を受け取る。 その
後、伝令RNA(= mRNA)は、 核膜孔(核膜の
穴)から核外へ出て、 細胞の細胞質にあるリボ
ソームに付着し、そこで、運搬RNA(= tRNA)を
待つ。
リボソーム上の伝令RNA(のコドン)は、リボ
ソームにやって来た運搬RNA(のアンチコドン)
と結合し、アミノ酸を受け取り、 リボソームで、ア
ミノ酸の鎖をつくり、タンパク質を合成する。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ タンパク質の合成(総合)。
■ 細胞内では、DNAの遺伝情報をもとに、酵素など
のタンパク質がつくられる。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 真核生物 (ヒトを含む動物、植物、菌類、原生生
物) の細胞は、 大きく分けて、 核(核物質)と細
胞質、または、核(核物質)と細胞質と細胞壁 から
構成されている。
● 細胞の核は、 核小体とクロマチン繊維と核膜で
構成されている。
● 真核生物では、主要な遺伝情報をもつDNAは、
細胞の核内にある。 クロマチン繊維の中に、
主要な遺伝情報をもつDNAがある。
● 細胞の核を包む核膜には、核膜孔という穴があ
いている。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
● 細胞質の中には、リボソームという細胞小器官
がある。
● リボソームは、 20nm(ナノメートル)ぐらいの
大きさのだるま形 の粒子で、 タンパク質とリボ
ソームRNAからなる。 リボソームは、細胞内で、
タンパク質の合成の場である。
● 地球生物の生体を構成する、タンパク質は、20
種類のアミノ酸で構成されている。
■ 真核生物の細胞内での
各RNAの行動。
■ リボソームRNA (= rRNA)。
■ リボソームRNA (= rRNA)は、 生物の細胞内
でタンパク質を合成するため、 タンパク質合成の
場であるリボソームを形成する。
■ リボソームRNA は、 細胞のリボソームの構成成
分 となる。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ リボソームRNAは、 細胞内で、核内で合成され、
核外の細胞質へ移動し、 細胞質で、タンパク質と
結合して、リボソーム自体を形成する。
■ 伝令RNA (= メッセンジャーRNA、
mRNA)。
■ 伝令RNA(= mRNA) は、 生物の細胞内でタン
パク質を合成するため、 DNAの遺伝情報を核内
で転写し、その情報を細胞質中のリボソームに運
ぶ。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 伝令RNA(= mRNA) は、 細胞の核内で合成さ
れ、核外の細胞質へ移動する。
■ RNAポリメラーゼのはたらきで、 ほどけたDNA
の鎖の部分に、 それと対合したヌクレオチドの塩
基が、結合して、 新しい鎖状の分子、即ち、伝令
RNA (= メッセンジャーRNA、mRNA) がつくら
れ、 DNAの遺伝情報 (タンパク質のアミノ酸配
列の指示)が伝令RNAに写し取られる (タンパ
ク質合成の転写)。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 真核生物 (核膜をもつ生物、動物、植物、菌類、
原生動物)のDNAの塩基配列には、 タンパク
質合成で、タンパク質のアミノ酸配列を指示する
領域(タンパク質合成に関わるDNAの塩基配
列)のエキソン と、 タンパク質合成で、タンパク
質のアミノ酸配列に関与しない領域(タンパク質
合成に無関係なDNAの塩基配列)のイントロン
がある。
DNAの遺伝情報に基いてつくられたRNA
は、核外に出るまでにイントロンの部分が取り除
かれ(スプライシングという)、伝令RNAが完成
する。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 伝令RNAは、 細胞の核内でつくられ、細胞の
核内でDNAから遺伝情報(タンパク質のアミノ
酸配列の指示)を受け取る。 その後、伝令RNA
は、 核膜孔(核膜の穴)から核外へ出て、 細胞
質にあるリボソームに付着し、 そこで、運搬RNA
を待つ。
リボソーム上の伝令RNA(のコドン)は、リボ
ソームにやって来た運搬RNA(のアンチコドン)と
結合し、アミノ酸を受け取り、 リボソームで、アミ
ノ酸の鎖をつくり、タンパク質を合成する。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 運搬RNA (= トランスファーRNA、
tRNA)。
● 運搬RNA(= tRNA) は、 生物の細胞内でタ
ンパク質を合成するため、 アミノ酸を、伝令
RNA(mRNA)のところまで運ぶ。
● 生物の生体を構成する、タンパク質に含まれ
るアミノ酸は、 20種類である。
● 運搬RNA(= tRNA 、トランスファーRNA)は、
細胞の核内で合成され、 核外の細胞質へ移
動する。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
● 運搬RNA(= tRNA)は、細胞の核内でつくられ、
細胞質へ移動し、細胞質で、特定のアミノ酸と結
合したのち、 (リボソームに付着した)伝令RNA
のところへアミノ酸を運び、 運搬RNA(のアンチ
コドン)は、 リボソーム上の伝令RNA(のコドン)
と結合して、リボソームでアミノ酸を渡したあと、
リボソーム上の伝令RNAから離れる。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 真核生物の、タンパク質の
合成の方法。
■ 酵素などのタンパク質は、 細胞内で、 RNA
がDNAの情報を核内で転写し細胞質中で翻訳
して、つくられる。
(1) 真核生物の細胞の核内にある、DNAの2本
鎖の一部で、ヌクレオチドの塩基どうしの結合
が、ほどける。
(2) RNAポリメラーゼのはたらきで、 ほどけた
DNAの鎖の部分に、それと対合したヌクレオチ
ドの塩基が、結合して、新しい鎖状の分子 、即
ち、伝令RNA (= メッセンジャーRNA、mRNA)
がつくられ、 DNAの遺伝情報 (タンパク質の
アミノ酸配列の指示)が伝令RNAに写し取られ
る(タンパク質合成の転写)。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
(3) 伝令RNAは、 核膜孔から細胞質へ出て行き、
リボソームに付着する。
(4) 細胞質内にある運搬RNA(= tRNA)は、 アン
チコドン (運搬RNAにある、遺伝暗号の3塩基の
配列) をもち、特定のアミノ酸と結合する。
その後、運搬RNAが (リボソームに付着す
る)伝令RNAのところへ行き、 アンチコドンに対
応する、伝令RNA(= mRNA)にあるコドン (伝
令RNAにある、遺伝暗号の3塩基の配列) と結
合すると、 アミノ酸の鎖ができる。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
(5) リボソーム上の伝令RNAのところに次々にや
って来る運搬RNA (のアンチコドン)は、 伝令
RNA(のコドン)と結合し、 リボソームでアミノ酸
を渡し、 アミノ酸の鎖ができたあと、次々に離れ
ていく。
(6) アミノ酸の鎖が徐々に伸びていき、 伝令RNA
の情報(タンパク質のアミノ酸配列の指示)どおり
の、 タンパク質が合成される (タンパク質合成
の翻訳)。
■ 体細胞クローン
(たいさいぼうくろーん)。
■ 体細胞クローン。
■ 名称 : 体細胞クローン
(たいさいぼうくろーん)。
■ 体細胞を活性化し移植して誕生した、同遺伝
形質の生物個体。
■ クローン (受精卵クローンと体細胞クローン
の2種類) の1つ。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ クローンとは、 親と同じ遺伝形質をもつ生物
個体で ある。
クローンには、受精卵クローンと体細胞
クローンの2種類がある。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 体細胞クローンは、体細胞を活性化し移植し
て誕生した、同遺伝形質の生物個体 である。
■ 体細胞クローンは、成体生物の体内より体
細胞を取り出し、体細胞の核と代理母の未受
精卵を融合して受精卵をつくり増殖させ、初
期(胚盤胞期)の細胞を代理母に移植し、代
理母より出産した子である、同遺伝形質の生
物個体 である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ クローンとは、 親と同じ遺伝形質をもつ生物
個体で ある。
■ 体細胞クローンとは、 生殖でなく体細胞を使
って誕生させた、親と同じ遺伝形質をもつ生物
個体 である。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 体細胞クローン技術は、生殖でなく、体細胞を
使って、生命を誕生させる技術である。 体細胞
クローン技術は、通常の生殖でなく、 生物の成
体個体の体細胞を使って、生物の別固体を新た
に形成する技術である。
■ クローンは、 同じ遺伝形質をもつ生物個体
である。
■ 体細胞クローンの子は、親と同じ遺伝形質
をもつ。
■ イギリスのウィルマットらが、1997年に世
界初の体細胞クローンのヒツジ「ドリー」を
誕生させて以来、体細胞クローン技術が発
展している。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 科学は、 真理の追究であり、 ヒト(人類)
を幸福にするためにある。
■ 体細胞クローンによる生命誕生 は、 通常
の生殖による生命誕生に比べ、 遺伝子の
多様性がそこなわれるという問題がある。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 体細胞クローンでは、 胚(はい)を移植す
る生物の代理母が、必要である。
■ 体細胞クローンのヒト(人間)を、ヒトクロー
ンまたは、クローン人間と呼ぶ。 ヒトクロー
ンの作成(クローン人間をつくること)は、
日本では、現在のところ、禁止されている。
■ 体細胞クローン生物の作り方の
概略 (例、ヒツジの「ドリー」)。
@ クローンをつくりたい生物固体、即ち、「クロ
ーンの親」の細胞から核を抜き出す。
A 「クローンの親」と同種の生物固体の代理母
の未受精卵から核を除く。
B 「クローンの親」の細胞の核を、代理母の未
受精卵に挿入して、電気融合で核移植する。
C 電気刺激で、遺伝子を目覚めさせて、受精
卵ができる。
D 受精卵が細胞分裂を始める。
E 分裂し始めた初期の細胞(胚盤胞)を、代理
母の子宮に挿入し着床させて、代理母に移
植する。
F 「クローンの子」が代理母の胎盤で成長し、代
理母が「クローンの子」を出産して、代理母か
ら「クローンの子」が誕生する。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
◆ あなたは、この世の中でたった
一人しか存在しない貴重な存在。
◆ ひとりひとりの人間(ヒト)は、皆、
個性をもっていて、 この世界で
は、たった一人しか存在しない。
■ 個々のヒト(人間)の「完全」再生
は不可能である。
ヒト(人間)は、身体と人格をもつ。 未来
に、 身体と人格が本人と類似したヒト(子)を
つくり出せるが、 全く本人と同じヒト(子)をつ
くりだすのは、不可能である。 なぜなら、本人
の身体をクローン技術で全く同じように再生で
きても、 本人の人格は、本人の出生後複雑に
形成されるので、完全に再生できないため。
■ 未来のクローン人間の造作 (同じ遺伝子
をもつヒト(人間)の再生)。
■ 未来に、国や多くの人々の認定、合意を得られた
場合、 体細胞クローン人間がつくられると予想され
る。
■ 体細胞クローン人間をつくるには、細胞提供者の細
胞を保存しておく、「細胞バンク」の設立が必要である。
細胞提供者は、生前に、「細胞バンク」に複数の体細
胞を預ける必要がある。
■ ヒト(人間) は、 体(からだ、身体)と人格(性格・
性質)で構成されている。
細胞提供者やその家族等が、細胞提供者と全く同
じ体細胞クローン人間をつくりたいと望む場合、 細胞
提供者と体、人格の2つとも同じ体細胞クローン人間を
つくりだす必要がある。
ヒト(人間)の体(からだ)は、 複数の体細胞から、
体細胞クローンの完成体を再生し、 ヒト(人間)の人格
は、生まれた後につくられたものであり、 細胞提供者や
その日記や家族・友人等関係者の証言などの情報の記
憶をもとに、再生する。
◆ 体細胞クローン人間の身体の再生。
■ 全く同じ遺伝子をもつ、ヒト(人間)の体(からだ)の再
生の課題。
■ ヒト(人間)の体(からだ)は、 体細胞クローンで再生
できる。
自然生殖では、 完全体(健常児)がほぼ生まれる。
但し、 男女の体内での化学物質の体内蓄積や放射能
などの影響により、不完全体(異常児)が生まれることが
ある。
クローン生殖では、 不完全体(異常児)が生まれる
ことが多いと予想される。
一般動物の体細胞クローンの実験では、 30体に1
体の確率で完全体(健常動物)が生まれ、 残りの29体
が、不完全体(異常動物)という事例がある。 特に、内
臓器に欠陥が多い。 また、誕生後、生育が途中でとま
ってしまう場合もある。
クローン生殖では、 細胞提供者または家族等は、完
全体(健常児)を望むため、細胞提供者の複数の体細胞
から、 複数の個体(乳児)を再生し、 完全体(健常児)
を得ることになるが、 不完全体(異常児)をどうするのか
という問題がある。
◆ 体細胞クローン人間の人格の再生。
■ 体細胞クローン人間の人格の再生の課題。
■ 体細胞クローン人間の幼児は、 まだ、人格が形成さ
れていない、真っ白な状態である。 細胞提供者と同じ
人格を持たせる必要がある。
細胞提供者と同じ人格を持たせるため、その細胞提
供者の記憶を、体細胞クローン人間に注入する必要が
ある。
もし、細胞提供者が既に死んでいる場合は、本人の
日記や家族・友人等関係者の証言などの情報をもとに、
記憶を注入する必要がある。
ヒト(人間)の記憶は、ヒト(人間)の脳(のう)の海馬
(かいば)にある。 記憶喪失したヒト(人間)の脳の海
馬に海馬チップを埋め込みヒト(人間)の記憶を取りもど
すという研究が、 動物をつかって、アメリカや世界各国
で進んでいる。 近い将来、記憶喪失したヒト(人間)が、
海馬チップを脳に埋め込み、記憶を取りもどすことがで
きると予想される。
再生させた体細胞クローン人間に、細胞提供者と同
じ人格を持たせるために、 細胞提供者または家族、友
人が、体細胞クローン人間を教育するか、 または、 細
胞提供者やその日記や家族・友人等関係者の証言など
の情報をもとに、海馬チップをつくり、海馬チップを体細
胞クローン人間の脳に埋め込むなどの方法で、 記憶を
注入し、細胞提供者と同じ人格を再生する。
■ 単細胞藻類
(たんさいぼうそうるい)。
■ 単細胞藻類。
■ 名称 : 単細胞藻類 (たんさいぼうそうるい)。
● 学名:Protophyta、 英名PROTOPHYTE(S)。
■ 5界説生物分類の単細胞藻類。
■ 単細胞藻類 <原生生物 <真核生物 < 地球生物。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 一般の真核・単細胞・微生物 で、 独立栄養・真核・
単細胞・微生物である。
■ 渦ベン毛藻類、 ミドリムシ類、 ケイ藻類、 単細胞緑藻類。
■ 単細胞藻類は、 5界説生物分類の単細胞藻類 である。
■ 単細胞藻類は、 真核生物の、原生生物 に属する。
■ 単細胞藻類 (たんさいぼうそうるい、学名:Protophyta 英名PR-
OTOPHYTE(S)) は、 一般の真核・単細胞・微生物 で、 独立栄養・
真核・単細胞・微生物 である。
■ 単細胞藻類 には、渦ベン毛藻類、 ミドリムシ類、 ケイ藻類、 単細胞
緑藻類 などがある。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 原生生物 は、 従属栄養・真核・単細胞・微生物 (= 原生動物 学
名:Protozoa、英名:PROTOZOAN(S)、(例)アメーバ) と、 独立
栄養・真核・単細胞・微生物 (= 単細胞藻類 学名:Protophyta 英
名:PROTOPHYTE(S)、(例)ミドリムシ) の2つに分類される。
● 原生生物の下位分類には、様々な説があり、 ここでは、伝統的で一
般的な説を記載した。
■ 原生生物 (げんせいせいぶつ、 英名 PROTIST(S)) とは、一般
的な、真核細胞からなる単細胞微生物 である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 原生生物 は、 従属栄養・真核・単細胞・微生物 (= 原生動物、(例)
アメーバ、ゾウリムシ) と 独立栄養・真核・単細胞・微生物 (= 単細胞
藻類、(例)ミドリムシ) の2つに分類される。
● (現生種の例) 原生動物 : ゾウリムシ (英名: (単)PARAME-
CIUM、(複)PARAMECIA)。
■ (Sc) 6界説の原生生物界の 原生生物 とは、 一般的な、真核細
胞からなる単細胞微生物 である。
■ (Tb) 5界説の原生生物界の 原生生物 とは、 一般的な、真核細
胞からなる単細胞微生物 である。
■ (Sc) 6界説の原生生物界の 原生生物。
● (S) 細胞性生物 は、 (Sa) 真正細菌、 (Sb)古細菌、
(Sc)原生生物、(Sd) 菌類、 (Se)植物、 (Sf)動物
に分類・区分される。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
▼ 生物 (生物学上の分類) (生物学上の6界説生物分類法
(1977年ウーズ提唱)の分類)。
■ (Sc) 6界説の原生生物界の 原生生物
= 一般の真核の単細胞微生物。
(例) ミドリムシ、アメーバ。
■ 生物の基本分類の詳細については、 「 生物の基本分類 」
を参照して下さい。
■ 単孔類
(げんじゅうるい)
(= 哺(ほ)乳類の単孔類)。
■ 単孔類。
■ 名称 : 単孔類 (たんこうるい)。
■ 学名:Monotremata, 英名:MONOTREME(S)。
■ 学術 分類 ランク : 単孔目 Order Monotremata 。
■ 単孔類の現生種類の例 : カモノハシ、 ハリモグラ。
■ 単孔類の哺(ほ)乳類。
■ 原獣類
■ 単孔類 <原獣類 <哺(ほ)乳類 <脊椎(せきつい)動物
< 動物。
■ 単孔類は、 現生哺(ほ)乳類・3種類 (有胎盤(哺乳)類
□ 単孔類 (総合)。
□ 単孔類の学術分類表 (上位分類)。
□ 哺(ほ)乳類 画像 アルバム NO.1 (単孔類)
■ 哺(ほ)乳類・3種類 (真獣類(= 有胎盤(哺乳)類)、後獣類、
原獣類) の1つ、原獣類(げんじゅうるい)の中の1つの種類が、
単孔類である。
■ 原獣類の、単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)
させ、母乳によって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首を
もたず、子は、 母親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめ
とる。
哺(ほ)乳類の単孔類 は、 恒温 (こうおん)動物(内温動物)
ではあるが、有胎盤哺乳類(ゆうたいばんほにゅうるい)に比べて、
体温調節能力が低い。
■ 単孔類 (総合)。
■ 単孔類は、 現生哺(ほ)乳類・3種類 (有胎盤(哺乳)類、有袋類、
単孔類)の1つである。
■ 単孔類は、 哺(ほ)乳類の原獣(げんじゅう)類の1つで、 現生種
類の例 として、 カモノハシ、 ハリモグラ などがいる。
■ 単孔類 <原獣類 < 哺(ほ)乳類 < 有羊膜(ゆうようまく)類
< 四肢(しし)動物 < 有顎(ゆうがく)動物(顎口類) < 脊椎(せ
きつい)動物 < 動物 。
■ 種類 : 哺乳綱 原獣亜綱 (げんじゅうあこう) 単孔目。
Class Mammalia, Subclass Prototheria ,
Order Monotremata 。
■ 名称 : 単孔類 (たんこうるい)。
学名:Monotremata, 英名:MONOTREME(S)。
● 別名: 哺乳類の単孔類 (ほにゅうるいのたんこうるい)。
■ 原獣類(げんじゅうるい)の1つが 単孔類。
■ 脊椎(せきつい)動物の哺(ほ)乳類の原獣類の単孔類。
■ 学術 分類 ランク : 単孔目 (たんこうもく) 。
■ 種類 : 哺乳綱 原獣亜綱 (げんじゅうあこう) 単孔目。
Class Mammalia, Subclass Prototheria ,
Oder Monotremata 。
■ (原獣類の単孔類の現生種の例) カモノハシ、 ハリモグラ。
■ 単孔類 (たんこうるい、学名: Monotremata,英名:
MONOTREME (S)) は、 原獣類 (げんじゅうるい、 学名
Prototheria、 英名 PROTOTHERIAN(S)) の1つである。
■ 原獣類の、 学術 分類 ランク は、 原獣亜綱 (げんじゅうあこう)
である 。
■ 原獣類 (げんじゅうるい) は、 哺乳綱 原獣亜綱 (Class
Mammalia,Subclass Prototheria) に属する、哺(ほ)乳
類 の総称 である。
■ 原獣類 は、 脊椎(せきつい)動物の哺乳類 で、原獣類 の単孔類
の現生種の例 として、 カモノハシ、 ハリモグラ などがいる。
■ 哺(ほ)乳類は、子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育
てる) 脊椎(せきつい)動物。
■ 現生哺乳類 : 真獣類 (= 有胎盤哺乳類)、 後獣類の有袋類、 原獣
類の単孔類。
絶滅哺乳類 : 異獣類、 三錐歯類 。
■ <哺乳類の現生種の例>
● 真獣類(=有胎盤 哺乳類、真獣下綱)のアリクイ、ゾウ、 人類、クジラ。
● 原獣類 (原獣亜綱)の中の単孔類のカモノハシやハリモグラ。
■ 哺(ほ)乳類の中で、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい、=真獣類(しんじゅ
うるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類(こうじゅうるい)の1つ) と
単孔類 (たんこうるい、=原獣類(げんじゅうるい)) が現存する。
◆ 哺(ほ)乳類の分類。
■ 哺(ほ)乳類 は、 真獣類(=有胎盤 哺乳類)、 後獣類、 原獣類、
異獣類(絶滅)、三錐歯類(絶滅) に分類される。
■ 現存する哺(ほ)乳類 は、 有胎盤哺乳類 (ゆうたいばん ほにゅう
るい、=真獣類(しんじゅうるい)) と 有袋類 (ゆうたいるい、後獣類
(こうじゅうるい)の1つ) と 単孔類 (たんこうるい、原獣類(げんじゅ
うるい)の1つ) である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま
せて育てる) 動物 である。
■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、
有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ
に分けられる。
■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤類 (ゆうた
いばんるい,学名:Placentalia、英名:PLACENTAL(S)) と有袋
類(ゆうたいるい,学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S))
と 単孔類(たんこうるい,学名:Monotremata、英名:MONOTR−
EME(S)) の3種類である。 現在の哺(ほ)乳類の90%は、 胎盤
で子育てをする有胎盤類 である。
■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria、
英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤類) と 後獣類 (こうじゅうるい,
学名:Metatheria、英名:METATHERIAN(S)) の中の有袋類
(学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S)),他) と 原獣類
(げんじゅうるい,学名:Prototheria、 英名:PROTOTHERIAN(S))
の中の単孔類 学名:Monotremata,英名:MONOTREME(S))で
ある。
■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、 異獣類 (いじゅうるい,学名:Allotheria、
英名:ALLOTHERIAN(S))の多丘類 (学 名:Multituberculata、
英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種 と、 三錐歯類 (さ
んすいしるい,学名:Tricondonta、英名: TRICONDONT(S)) と、
後獣類の北半球後獣類等 である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類
である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1
種類 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前より、
現在まで、生存する。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
◆ 哺(ほ)乳類の特徴。
■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、
有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。
■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類
の哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、
繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ
る胎盤で子育てをする機能を持っているからである。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ
きつい)動物 である。
■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤哺乳類 とは、
異なっている。
■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に
よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母
親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。
単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、
体温調節能力が低い。
■ 有袋類 は、 完成した胎盤を持たないため、子宮内で子を育てるこ
とができない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、袋(育児嚢(い
くじのう))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通常腹部にある袋で、
中には乳頭があり、子供は、これをくわえて母乳を摂取(せっしゅ)する。
有袋類 は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤哺乳類に比
べて、体温調節機能がやや低いが、単孔類よりは、その機能は、高い。
□ 有袋類 画像 アルバム NO.1 (哺(ほ)乳動物)。
#monotremes-classificationtable
■ 単孔類の学術分類表
( 詳細上位分類、上位所属の分類、日本語・学名・英語対照)。
○ THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION TABLE
OF MONOTREMES .
■ 単孔類 (たんこうるい)
( 学名:Monotremata, 英名:MONOTREME(S) )。
■ 地球生物 LIFE ON EARTH 。
⇒ 真核生物 ( ドメイン : 真核生物域
Domain Eukaryota)
(英名: EUKARYOTE(S))。
⇒ 動物 ( 界 : 動物界
Kingdom Animalia)
(英 名:ANIMAL (S))。
⇒ 脊索(せきさく)動物 ( 門 : 脊索動物門
Phylum Chordata)
(英名:CHORDATE (S))。
⇒ 脊椎(せきつい)動物 (亜門 : 脊椎動物亜門
Subphylum Vertebrata)
(英 名:VERTEBRATE(S))。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
⇒ 有顎(ゆうがく)動物 (下門 : 有顎動物下門
(顎口類、有顎類) Infraphylum Gnathostomata)
(英名: VERTEBRATE (S)
WITH JAW(S)).
⇒ 四肢(しし)動物 (上綱 : 四肢動物上綱
Superclass Tetrapoda )
(英名:TETRAPOD (S))。
⇒ 有羊膜類 (ランク(階級)なし
(ゆうようまくるい) Unranked Amniota)
(英名:AMNIOTE (S))。
⇒ 哺(ほ)乳類 ( 綱 : 哺乳綱
Class Mammalia)
(英名:MAMMAL(S))。
⇒ 原獣類 (亜綱 : 原獣亜綱
Subclass Prototheria)
(英名:PROTOTHERIAN(S))。
⇒ 単孔類 ( 目 : 単孔目
Order Monotremata)
(英名:MONOTREME(S))。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 袋形動物
(たいけいどうぶつ)。
■ 袋形 動物。
■ 名称 : 袋形動物 (たいけいどうぶつ)。
■ 袋形(たいけい)動物 は、 無脊椎動物の1つ である。
■ CD 袋形(たいけい)動物には、 C 線形(せんけい)動物
(英:NEMATODE,学名:Nematoda) と D 輪形(りんけ
い)動物 (英:ROTIFER, 学名:Rotifera) の2種類がある。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 袋形(たいけい)動物の、現生種例。
C 線形(せんけい)動物 : 回虫 (英:ROUND WORM)、
センチュウ、ギョウチュウ、 ハリガネムシ。
D 輪形(りんけい)動物 : ツボワムシ,ネズミワムシ、ヒルガ
タワムシ。
◆ 袋形(たいけい)動物 の特徴 (動物比較表)。
■ 《現生種例》 線形(せんけい)動物 : 回虫、
輪形(りんけい)動物 : ワムシ類。
■ 《 形 態 》 (a) 三胚葉性(内+中+外)。
(b) 原体腔。
(c) 旧口動物(原口が口になる)、
(d) 端細胞幹。
○ 口と肛門の区別あり。
線形(せんけい)動物 :からだは円筒形。
輪形(りんけい)動物 : からだは袋形。
■ 《 循環系 》 なし。
■ 《 神経系 》 集中神経系。
線形(せんけい)動物 : かご形神経系。
輪形(りんけい)動物 : はしご形神経系。
■ 《 排出器 》 線形(せんけい)動物 : 側線管、
輪形(りんけい)動物 : 原腎管。
■ 《 呼 吸 》 体表呼吸。
■ 《他の特徴》 線形(せんけい)動物 : 寄生性のものが多い。
輪形(りんけい)動物 : 淡水産のものが多い。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
(学名: Invertebrata、 英名:INVERTEBRATE(S))。
■ @ 節足(せっそく)動物
C 袋形(たいけい)動物 の、線形(せんけい)動物
D 袋形(たいけい)動物 の、輪形(りんけい)動物
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ @ 節足(せっそく)動物
(学名:Arthropoda、 英名:ARTHROPOD(S))。
(現生種の例) 昆虫 (英名:INSECT(S))、クモ、
ムカデ、 エビ、 カニ。
■ A 軟体(なんたい)動物
(学名:Mollusca、 英名:MOLLUSC(S))。
(現生種の例) 貝 (英名:SHELLFISH)、
タコ (英名:OCTOPUS、(複数OCTOPI))、イカ。
■ B 環形(かんけい)動物
(学名:Annelida、 英名:ANNELID(S))。
(現生種の例) ミミズ (英名:EARTHWORM(S))、
ゴカイ、 ヒル。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ C 袋形(たいけい)動物 の、線形(せんけい)動物
(学名:Nematoda 、英名:NEMATODE(S))。
(現生種の例) 回虫 (英名:ROUND WORM(S))、
センチュウ。
■ D 袋形(たいけい)動物の、輪形(りんけい)動物
(学名:Rotifera、英:ROTIFER(S))。
(現生種の例) ツボワムシ (英名:BRACHIONUS
ROTIFER(S))。
■ E 扁形(へんけい)動物
(学名:Platyhelminthes 、 英名:FLATWORM(S))。
(現生種の例) プラナリア (英名:PLANARIAN(S))、
サナダムシ。
■ F 刺胞(しほう)動物
(学名:Cnidaria、 英名:CNIDARIAN(S))。
(現生種の例) クラゲ (英名:JELLYFISH)、サンゴ
(英名:CORAL(S))、イソギンチャク 。
■ G 海綿(かいめん)動物
(学名:Porifera 、 英名: PORIFERAN(S))。
(現生種の例) カイメン (英名:SPONGE(S))、
カイロウドウケツ。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ H 棘皮(きょくひ)動物
(学名:Echinodermata 、 英名:ECHINODERM(S))。
(現生種の例) ヒトデ (英名:STARFISH)、ウニ、ナマコ。
■ I 毛顎(もうがく)動物
(学名:Chaetognatha 、 英名:CHAETOGNATH(S))。
(現生種の例) ヤムシ (英名:ARROW WORM(S))。
■ J 原索(げんさく)動物の、頭索(とうさく)動物
(学名:Cephalochordata、
英名:CEPHALOCHORDATE(S))。
(現生種の例) ナメクジウオ (英名:LANCELET(S))。
■ K 原索(げんさく)動物の、尾索(びさく)動物
(学名:Urochordata 、 英名:UROCHORDATE(S))。
(現生種の例) ホヤ (英名:SEA SQUIRT(S))。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ L 腹毛(ふくもう)動物
(学名:Gastrotricha、 英名:GASTROTRICH(S))。
(現生種の例) イタチムシ (英名:CHAETONOTID(S))。
■ 無脊椎動物の分類の詳細に関しては、 『 無脊椎動物
(むせいきついどうぶつ) 』 を参照して下さい。
■ 動物の分類の詳細については、『 動物 』 を参照して下さい。
■ 生物の基本分類の詳細については、『 生物の基本分類 』
を参照して下さい。
■ 多細胞生物
(たさいぼうせいぶつ)。
■ 多細胞生物。
■ (Cb) 多細胞生物 とは、体が複数の細胞からなる生物 である。
● 名称 : 多細胞生物 (英: MULTICELLULAR ORGANISM,
MULTICELLULAR CREATURE)。
■ (Cb) 多細胞生物
● 細胞性生物 は、(Ca) 単細胞生物 と (Cb) 多細胞生物 に分
類・区分される。
■ TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
▼ 地球の細胞性生物 (生物学上の分類)。
■ (Cb) 多細胞生物 = 体が複数の細胞からなる生物。
(現生生物の例) ヒト、ウシ、シロウリガイ、ワ
ムシ、サクラ、トマト、ボルボックス、シイタケ。
■ 生物の基本分類の詳細については、「 生物の基本分類 」を参照して
下さい。
● 多細胞生物 とは、その体が複数の細胞でできている、
細胞性生物 である。
■ 多細胞生物の進化。
■ TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 多細胞生物 (人類に連なる祖先) が、地球の海中で、
12〜10億年前頃、出現する 。
● 「独立栄養・真核・多細胞生物」 と 「従属栄養・真核・多細胞
生物」の2種類の多細胞生物が、出現する。
● その多細胞生物は、好気性・真核・多細胞・微生物 であった。
即ち、 好気性 (酸素を必要とする)、
真核細胞 (細胞に核を持つ)、 多細胞 (体が複数
の細胞でできている)の 微生物 (ミクロ単位の小さ
な生物) である。
■ 単細胞生物
(たんさいぼうせいぶつ)。
■ 単細胞生物。
■ (Ca) 単細胞生物 とは、 体が細胞1つのみの生物 である。
● 名称 : 単細胞生物 (英: UNICELLULAR ORGANISM,
UNICELLULAR CREATURE)。
■ (Ca) 単細胞生物
● 細胞性生物 は、(Ca) 単細胞生物 と (Cb) 多細胞生物
に分類・区分される。
■ TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
▼ 地球の細胞性生物 (生物学上の分類)。
■ (Ca) 単細胞生物
= 体が細胞1つのみの生物。
(現生生物の例) 酵母菌、ミドリムシ、アメーバ、
ユレモ、結核菌、硫黄細菌、硝酸菌、紅色非硫
黄細菌、メタン菌。
■ 生物の基本分類の詳細については、「 生物の基本分類 」
を参照して下さい。
#(c)tansaiboseibutsutotasaiboseibutsu
■ (C) 単細胞生物 と
多細胞生物
(たんさいぼうせいぶつ と たさいぼう
せいぶつ)。
■ (C) 単細胞生物 と 多細胞生物。
■ 名称 : 単細胞生物 (たんさいぼうせいぶつ) と
多細胞生物 (たさいぼうせいぶつ)。
■ 英語名 : UNICELLULAR ORGANISM AND
MULTICELLULAR ORGANISM)。
■ (Ca) 単細胞生物 とは、 体が細胞1つのみ
の生物 である。
■ (Cb) 多細胞生物 とは、 体が複数の細胞か
らなる生物 である。
■ 次の分類は、生物の基本分類 の1つ である。
多細胞生物 に分 類・区分される。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典 51315。
▼ 地球の細胞性生物 (生物学上の分類)。
■ (Ca) 単細胞生物 = 体が細胞1つのみの生物。
(英: UNICELLULAR ORGANISM)。
(現生生物の例) 酵母菌、ミドリムシ、アメーバ、
ユレモ、結核菌、硫黄細菌、 硝酸菌、紅色
非硫黄細菌、メタン菌。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ (Cb) 多細胞生物 = 体が複数の細胞からなる生物。
(英:MULTICELLULAR ORGANISM)。
(現生生物の例) ヒト、ウシ、シロウリガイ、ワム
シ、サクラ、トマト、ボルボックス、シイタケ。
■ 生物の基本分類の詳細については、「 生物の基本分類 」を参照し
て下さい。
■ 炭酸同化
(たんさんどうか)。
■ 炭酸同化。
■ 名称 : 炭酸同化 (たんさんどうか)。
■ 植物などの生物は、 光エネルギーまたは化学
エネルギーを用いて、 二酸化炭素(CO2)から、
デンプン、グルコース等炭水化物などの有機物
(栄養分)を合成している。 生物のこのはたらき
を、炭素同化という。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
■ 炭酸同化に光エネルギーを用いる場合を、光合
成という。
炭酸同化に化学エネルギーを用いる場合を、
化学合成という。
● TKKI カナヤマ著 生物学辞典。
『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』
以 上