不浄に日記

7月のお馬鹿三昧

間抜けな管理人の煩悩の数々、ごゆるりとご笑覧あれ

一番新しい話題

7月1日

レゴ式宇宙戦艦

 Farsiteさん経由でA powerful destroyer in the Space Force fleet。微妙に松本零士テイストが薫ってくる宇宙戦艦がステキ。ていうかそれ以上にレゴのお人形さんがいいんだよなあ。海賊の襲撃だろうが幽霊城の怪奇現象だろうが、どんなときでもにこにこと対応しているレゴのお人形さんたち見てると、つい(TV-CFの進行にあわせて)「にこにこ、にこにこ」って口に出しちゃうんだよね。

 オレ、貧乏な家の出なんでレゴなんて触れなくて、ダイヤブロックでしこしこやってた覚えしかないし、どうもパーツ構成とか見てるとあまりに特殊なパーツが多すぎて、それでいいのかな? なんて思うこともあるんだけど、でもこういうの見るとなんとなくブロック遊びを再体験してみたい、って気になっちゃうなあ。

7月2日

間抜けなタコは不注意の海に沈む(オリアリー風)

 というわけで6月分の日記を締め、7月分の日記を始める作業中にうっかりと7月分の日記で6月分の日記を上書きするという間抜けなことをやらかしてしまったのでした。しかもそれに気づかずサーバにアップしちまったので6月分の日記が吹っ飛ぶ結果に。Operaのキャッシュにも残ってなかったんであきらめかけてたら、大和但馬屋の寸゛さんから、ご自分の環境下のキャッシュに残っていた分を提供して頂いてどうにか復旧に成功。やー助かりました。どうもありがとうございます。

7月3日

Windows2000 SP4

 出てますな。既にWindows Updateからも更新可能なようで。これでWin2000の再インストール時のパッチ当てが少しは楽になってくれるかなあ。

わたしゃ鉄ちゃんじゃないのですが

 微妙に「ほう」と思ってしまう、保守作業用の車両模型・ドクターイエロー発売 日本車両製造。なかなかええ感じですな。実車を作ったメーカーが製作してるってあたりがポイント高いかも。値段もそれなりで、俗物なわたくしなんかはその金があったら新しいマシン2台買うよな、と思っちゃうけどね。

逆ゲン担ぎか

 いやー、昨日は檜山のサイクルヒットで大騒ぎだったわけですが、一夜明けた今日のサンスポ.comの記事。

若き主砲・浜中が今季絶望の重傷を負った時、若手選手から「ヘルメットに背番号を貼りたい」との声が上がった。それでも選手会長は昨年、番号を貼るようになってから故障者が続出したことから反対。

 うむ、こういう頭悪そうな反応こそ私の愛する阪神タイガース。

7月4日

占いいろいろ

 某方面では「ガンダムキャラ占い」とか「エヴァ キャラ占い」とか、いろいろ話題になってるんだけど入り口はこちら、無料占い GoisuNet。とりあえずこの中から、珈琲占いってのをやってみた。コーヒームースタイプだそうです。恋人にするならグアテマラな人、なんだそうで、カミさんも占ってみたら彼女グアテマラでございました。いろんなweb占いやってみたけど、カミさんとの相性が「いい」と言われたのは初めてだ。

 ついでに同じサイトからあなたのヘンタイ度チェック!なんてのもやってみたですよ。いつものようにマークアップはこちらで適宜処理。

あなたは【ロリコン・ショタ系ヘンタイ】なタイプ。
あなたは自分にとって従順なうえ、見た目も「かわいい」ものを追及するタイプ。
現実の人間よりも、二元的な世界に理想を求める傾向がありそうです。
自分の世界に没頭しているうちは、人にうしろ指をさされる程度で済みますが、その空想を現実世界に持ちこもうとすると犯罪になりかねないので気をつけてくださいね。

あなたにぴったりの遊び場:コミケ

 うーむ………。

差し押さえとはまた

 BARのマシンが差し押さえ。F1に限らず今のスポーツは、どれもビジネスとは切っても切り離せない関係にあるだけに、こういう商売がらみのドタバタは避けて通れないんだろうな。一応この差し押さえ命令自体は無効、って裁判所の判断があったようでBARの二台は予選には出られることにhなったようだけど、このあおりでほとんど練習走行なしの出走になっちゃったようで、最終的に割を食ったのはジャックとジェンソン、てことになったようで。ここらはちょっとかわいそうだったかな。それはともあれ………

ミナルディキター!!!!!!!

 明日はどうあれ今日は1-2だ。天候が味方したとはいえ今日は1-2だ。靴屋兄弟よりもオルメカの石像よりもイギリスの魚人よりもフィンランドの若造よりもブラジルのハゲよりも、今日はミナルディのふたりのほうが速かったのだ。やったぜミナルディ。万歳ミナルディ。本選なんかどうでもいいから明日はがんばれミナルディ。うれしいなあ。金曜日の予選がこんなに面白かったのは今年初だよ。

7月5日

うまい話は続かないか

 うーむ、さすがに二日続けてひっかきまわす力はなかったか。あたりまえではあるんだけどちょっと残念。ここにきて、なんかおかしいかもしれないけどとにかくシーズン当初から新マシンを投入して、慣らしていこうってな戦略のウィリアムズのほうがもしかしたら先見の明があったかもしれないように見えて来てるのがなかなか。ミナルディには残念であったけどもね。

7月6日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「住めば都のコスモス荘」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。「アバレンジャー」はゴルフでお休み。で、ガンダム。いろもの物理学者さんはZガンダムみたいになってきてる、って感想を書いてらっしゃったけど、わたしゃむしろ、続々出てくるゆかいモビルスーツでGガンダムを、エキセントリックなキャラ続々登場でガンダムWを連想してしまうな。これで途中で打ちきりになったらガンダムXで、宇宙世紀とは別の時系列のガンダムの特徴をすべて兼ね備えたガンダムになるんだけど、さすがにそれはなさそうね。「コスモス荘」は、なんか良くわからんけど面白い、かもしれない。

555

 「人をまもる」って部分で意気投合して白々しく握手なんかしてみせる草加と木場。だが草加の心の奥底には秘められた思いがあって…みたいなお話。イヌタク君の露出が少ないとこの番組、妙にまじめではあるけど面白くない話になっちゃうんだな、と思ったり。悪くはないんだけど、うーん、まだ見ている側を「おおそう来るか」と思わせてくれる部分にちょっと少ないという感じはあるかな。鼻水ぐじゅぐじゅで泣いてる北条さん(違。琢磨さん、だな。いまだに名前覚えられん)とか、それなりに見所はあったけど。

野球とF1

 阪神2度目の6連勝。序盤は片岡が間抜けな見逃し三振取られたり、下柳らしく安心できない展開が続いたりでヒヤヒヤだったんだけど、気がついたらしっかり勝ってた。古田相手にぼっこんぼっこん打つんだから、打線はよほど調子がいいんだろうな。とうとうお立ち台で今岡が「優勝!」とか口走っちゃってたけど、うん、ワシゃまだ信じてないよ(^^;)。

 F1のほうは久々にウィリアムズが横綱相撲。シーズン開幕当初はさんざんダメマシン呼ばわりされてたFW25、ようやくモノになったんでしょうかね。熟成に10レースかかったか。してみると(単純になぞらえるのは無理があるにせよ)マクラーレン、新マシンを投入しても完全にモノになるのは来年、て事になっちゃうなあ。CSは実況が塩原アナだったので前2レースよりはかなりマシ。でもやっぱり叫びすぎだなあ。

7月7日

月曜時代劇

 「子連れ狼」。中山忍の若侍姿に萌え。焼き鳥食って酔っぱらって帰ってきたのでそんだけ。

7月8日

さむれぇ雇うだ!

 CS 日本映画専門チャンネルで「七人の侍」、さらに「荒野の七人」。なかなか愉快というか意地の悪いカップリング。そこまでやるならもう一声、「宇宙の七人」も連続で放映して欲しかったかも。で、「七人の侍」。いやーやっぱりすごいよねえこれは。200分を超える映画が、だれない(いやもちろん意図したダレ場はあるんですが)んだもんなあ。ほれぼれするぜ。

 んで「荒野の七人」。スカッとしたエンタティンメントとして良くできているのはもちろんとして、いやあ、ここまでバカ正直に「侍」をなぞっていた(特に序盤はもう)とは思わなかった。こそっと「侍」のメインテーマをジングル風に挿入して見せてたりしてるし。ただあれだな、良くできた、楽しい映画なんだけど残念ながら、「侍」とは違う、オリジナリティを出そうとしたところでことごとく失敗しちゃった映画って感じはやはりある。七人のキャラクタをうまく際だたせることが出来なかった、って恨みはあるかもしれないね。ミフネに匹敵するキャラが見あたらなかった、ってのは大きかったんだろうかね。や、これはこれでもちろん好きですが。ブロンソンがいい味出してますですよ。

マジック点灯

 いーや、おらまだ信じねえだ。相手は阪神だ、残りはまだ60試合以上あるだよ。残りを10勝50敗でこなさん保証はどこにもねえだ。

7月9日

12歳の殺人者

 (逮捕された少年は)良く親子三人で出かけていた、と言う近所の人間へのインタビューを聞いて考え込む。多分、親は自分の子供が陰で何をやらかしたのか、全く掴めていなかったのだろうと思う。こういうとき、"なんとか評論家"みたいな肩書きを持った人間はいかにも賢しらに「子供が発するサインを親は見逃してしまったのでは」とか何とか言うわけだが、サインなんてモノはない、と私は思う。親なんて間抜けな生き物なのだ。子供が何考えてるかなんて、二つや三つのころの子供が相手ならともかく、学校というそれなりに社会の体裁のあるところに入り込んだ人間が相手になったら、掴めるわけはない。ウチの倅は17だが、彼が何を考えているかなんて私にゃさっぱりわからん。聞いてみなくちゃわからないけど、私の両親だってガキの頃の私が何を考えてたかなんて、その1割も掴んじゃいないだろう。それでも世の中がこれまで、おおむねうまいこと動いていたのは、社会全体で使うことのできるバランスシートがあったからなんだろうな、と思う。ここまでやったら損のほうが大きいよ、みたいな。

 なんでそうなってしまったのかは分からないが、"ここまではオーケー、だけどこれ以上やっちゃあかんよ"みたいな基準がどこにもなくなってしまったな、と言う感じがする。こりゃいったい何なんだろな、と思ってたんだけど、web回ってて妙にツボにはまるフレーズにぶち当たってしまった。ビューティフル突然さんの7/10分の日記で引かれている永六輔の言葉。とりあえず永六輔自身の下品さについては一旦措く。その上でこの、「おそるおそる」という言葉にはもしかしたらすごく重要な意味合いがあるのかもしれない、と感じる。あなたも私も、ガキの時に必ず悪さをしてるよね? で、そのときに頭の中にあったモノってこの、「おそるおそる」感覚なんじゃないかな、って気がするの。何が理由なのか良くわからんけど、いつのまにかこの国の人間からは、何かを「おそるおそる」やってみる、という気持ちが欠落してしまったんじゃないか、と言う気がするわけです。

7月10日

どこにも属せない

 ちょっと前に話題になったような気がするんだけどご当地チェック。福島、富山、兵庫でやってみたんだけど、わたしゃどの県人としてもふさわしくはないみたい。んー、福島県民の歌を歌えて、富山県の七大河川を言えて、神戸在住のオッサンだからなあ…。つか富山の高校の御三家は分かるけど五摂家ってのはなによ。ちなみに私の妹は御三家のうちのひとつを出て、さらに国立大を出てるんですが私は当時の新設校でて、関西のデカいだけが取り柄の私大をダブって卒業してるので、富山人的視点から見るとかなり立場悪いです。

7月11日

銀輪の使徒

 いつものように買い物に出かけたら、むこうからとろとろと接近してくる割と高そうな自転車に乗った外人さんのお兄ちゃんのコンビ。ともにグレイのスラックスに白いカッターシャツ、ネクタイもしっかり締めて頭にはレーサー風のヘルメット。通り過ぎると思ったんだけどいきなりあっしの前でチャリを止めて「スコシ、イイデスカァ?」と胸にさしたバッジを見せる。うへえ、耶蘇の人ですかい。家に居てるとちょくちょくインターフォン越しにこの手の勧誘に出くわす事はあったけど、近所を歩いてていきなり自転車に乗った青年にエス様のすばらしさを説かれることになるとは思わなんだ。言葉を濁して逃げても直ちにチャリで追跡できる、あらたな折伏システムなのか、とか思ったんだけどそういうもんでもなく、こっちが「ごめんなさい、私神様は信じてないんです」というと「オウ、スミマセンデシタ」で釈放してもらえたのは何よりだったわけですが。しかしな、湿度の高い日本で、自転車で信徒を増やそうというその熱意はたいした物だと思うけど、くそ暑い時に暑苦しいガイジン野郎の笑顔がこっちに寄ってくるのは見たくねえよ(問題発言かしら。でも妙に白い顔に汗が浮いてて、それがにたーっと笑ってるの見ると、絶対コイツとは友達になりたくねえ、って思うんだけど。郷に入りては郷に従って欲しいわけだが)。

7月12日

やっぱりどこにも属せない感じだな

 暑くてなんにもする気がしないので、とろとろと先日のご当地チェックに回答してたりして。産まれてから8年暮らした福島編、そのあと11年暮らした富山編、学生時代とその後含めて7年暮らした大阪はパスしてその後現在まで、18年目の兵庫暮らしの三つ、まとめて回答。ま、暇つぶし程度。

どこでもblog?

 ひらばやしさんの日記経由で山下達雄さんのくっつきBBS。JavaScriptで、通常のHTML日記にtDiaryに代表されるようなblogっぽいツッコミ機能を付加しようと言うもの。なるほど、面白そう。

 日記へのツッコミってニーズあるんですかね。掲示板には書きたくないけど、日記を読んで、すぐにそれに反応したい、と思われる方は結構いらっしゃるって事なのかしら。私個人は自分の書いた日記に妙な合いの手が入るのは、今のところイヤなのでこっち方面は考えてなかったんですが、面白そうだから設置しる、と言う声があるようでしたら考えるかもしれませんです。

どうしたんだ、がんばれ巨人

 ってのは、阪神ファンとしては言ってるそばから口の端が引きつっちゃって、笑いがこみ上げてきて最後まで言えないセリフの代表格だよなあ。 どうした、た、たん、うぷっ、どうしたんだ、がんばれ、うぷぷぷぷ。がんばれジャイ………うぷ、うぷぷ、ぎゃはははははは、って感じで。毎年(夏の)甲子園に出たら一回戦突破がやっとだろう、ぐらい言われまくる阪神なんだけど、今年に限って言えば高校野球以下なのはむしろ巨人だよなあ。昨日今日の試合とか見てても(妙に審判団まで阪神マンセー化してる感じもあるけど)、「取ったれよそれは」って球がぼこぼこヒットになってるもんなあ、特にフェンス際。なんかこう、やる気なくしちゃってる感じがするねえ。なにはともあれあと一つで今シーズンは対巨人の勝ち越し決定。うん、優勝しなくても全然問題ないよ、巨人に勝ち越してくれたらオレは今年はそれで充分満足。

7月13日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「住めば都のコスモス荘」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。「武蔵」はなんとなく解脱してしまった感じ。「コスモス荘」は普通に面白い。「ナージャ」は、えーとなんと言ったらいいのかあれは(^^;)。

ガンダム

 ま た 自 爆 か よ(w 。

 それはともかく今週もGガンくさかったなあ。見つめ合うガンダム、がっしと握られる漢のこぶしぃぃぃっ! てなもんで。で、気がついたらこの番組ももう40話。あと1クールでお話をまとめないといかんわけですが大丈夫なんで? まさか「新番組、"機動戦士ガンダムBlast"に続く!」なんて事はないと思うけど…。

アバレンジャー

 プロトタイプ故強力だが危険性も大きいアバレキラー、その反省からアバレンジャーはやや能力的には低く抑えてかわりにメンツを増やしている、と言う設定がなかなか。で、その非常にヤヴァい能力を、「ときめく」から、と言う理由で大喜びで身にまとうのが天才外科医、仲代。…とまあいろいろと面白い展開になってきてますな。おかげで悪役さんたちの影が最近薄くなりまくりですが。ま、一年通してのシリーズ物って事でそういう時期もあるでしょ。安定して面白い、と思う。

555

 また悪い癖が出てるなあ。とりあえず面白かったら何やってもいいのか。結花たんは、あれは海堂と真理の仲をダメにするために暗躍してるのか、それともまじめに海堂と真理をくっつけようとしてて、それがうまくいってないんで真理を憎んでるのか、どっちなのか良くわかんないし、海堂と新米オルフェノクの行き当たりばったり作戦(と公式サイトでも書いてる)で、なんで警官セットが都合良く用意されてるんだよ、ってあたりも気になるし。どうもなあ。

"品位"はどうよ

 朝青龍と旭鷲山が風呂場で激しい口論!(nikkansports.com)。私、個人的にはそういうのもありだろうなと思うです。そういう無意味にアグレッシブな横綱がいてもいいと思うのね。で、興味津々なのは彼を横綱に推薦した人々のこの一件に対するコメントな訳なんですが。

7月14日

見たもの

 CS チャンネルNECOで「SF サムライフィクション」。1998年、監督中野裕之はこれが初監督作品。CGIを、"あり得ない物を見せる"ためではなく"ある物を見せない"ために駆使した、発想の転換が光る映画。これを見て、それから「Red Shadow 赤影」を見た人は、確かにがっかりしたかも知れないなあ。これからの日本の時代劇を支えてくれるかも知れない、と思った人の二本目の時代劇が、なんか変な方向に行っちゃってるのを目にすることになったわけだからね。で、私みたいに「赤影」を先に見てみると、「あー、一緒やね」と妙に納得してしまうわけなんでした。つまりこの監督さん、ハナっから時代劇を撮ろう、なんて思ってないんだよね。ひたすら、いろんなシチュエーションで青春映画を撮っていきたいと考えてる人なんじゃないかな、って感じ。それがたまたま武士道の世界だったり乱世の忍者たちの話だったりするだけなんじゃないか、と。この二本、非常によく似た映画になってると思う。いろんなお芝居のディティール、絵の見せ方、音楽の使い方、いろんなところがすごくよく似た映画だな、と思ったですよ。

 映画そのものはそういうわけで、時代劇としてよりも青春映画としてなかなかええなあ、と思った。「ジュブナイル」では「ミサキはそんな風に発育せえへんぞー」とわたくし個人の怒りを買いまくった(言いがかり)緒川たまきなんだが、こっちの映画ではデタラメにキュート。「ガメラ2」の時のへろっとした感じが全然ない吹越満とか、「赤影」でちょいと顔出した時にも格好良すぎだった布袋寅泰(「赤影」の時の役は、この映画の風祭のご先祖様って事らしいですな)も良い感じ。時代劇としてどうよ、と言う前にシンプルな青春映画として「赤影」同様にちょっといいな、って感じの出来かしらね。

もひとつ時代劇

 「子連れ狼」、第二話は"一刀危機一髪!! 獣たちに監禁された男と女"(なげーよ)。あれ、この話って拝一刀が裸になって三回回ってワンと言うんじゃなく、一緒に囚われてた鳥追いのおねいさん(今シリーズでは大沢逸美)と、衆目監視の仲でセクースさせられる、って話じゃなかったっけ? 萬屋版ではそうだったんじゃなかったかなあ。ボク、テレビの前でドキドキしちゃった覚えがあるんだけど。

7月15日

おでかけ

d030715.jpg/4.7Kb  ちと野暮用で三宮にお出かけ。久しぶりに街に出たので、うれしくていろいろ本やらなんやら買い込んでみる。鈴蘭台の田舎では手に入らない、根岸泉さんの「誰にも言えない 特撮映画の舞台裏」(ISBN4-7683-0174-6 \1500)もようやく確保。ま、マカロニアンモナイトやご本人のサイト、CRANK-INを読んでればおなじみの話ばかりなんだけど、本の形で改めて読むてえのはいいもんだ。惜しむらくは鉄塔少年のエピソードが入ってない、ってあたりかな。

 ワークさんにも寄って少し買い物。うっへえ、「M-CATS」、今号を持って休刊ですか。「レプリカ」、「モデルカーレーサーズ」、「グランプリモデリスタ」、そして「M-CATS」、なぜに私が気に入った模型雑誌はことごとく短命に終るのだろう、ううむ。とりあえずこの号では、「ストラトス・フォー」がらみでTSR.2にかなりページが割かれてますですよ。

観たもの

 ついでに「ロスト・イン・ラ・マンチャ」観てきました

7月16日

新規開拓

 ちょっと前にその存在は気がついてて、妙に気になってた飲み屋、創味旬菜 びんび。名前(徳島の言葉で、活きのいい魚を意味するんだそうだ)からしてお魚系の料理メインの店かな、と思ったんだけどそれほどでもなくて一安心。白湯スープで煮込んだ豚の角煮がとてもおいしかったのと、地酒をそこそこ用意してくれてるあたりがポイント高い。生中2杯、地酒いろいろ六合、料理をそこそこ食って三人で12000円は安い部類かな。

 ただしかし、冷酒をいちいち徳利に入れて出すのは気に入らんな。地酒だぞ、冷酒だぞ。升にグラスを入れて、そこになみなみと注いで出すのがスジっちゅーもんだろうが。勘定払う時に思わず「地酒で、しかも冷酒を徳利でだすっちゅーのはどーかと思うです」とクレームつけてしまった。ま、歩いていける距離にそこそこいい店があることが分かったのは収穫ね。

7月17日

爆撃機映画

 CSで録りだめてた「博士の異常な愛情」と「メンフィス・ベル」。B-52対B-17。とりあえず爆撃機対決では「メンフィス・ベル」の圧勝だな。アメリカ人がこの機体に持ってる信仰心みたいなものが感じられるよ。静謐な飛行場に並ぶB-17、出撃命令が下る。エンジンスタート、次々とうなりをあげるライト・サイクロンR-1820。チョークが外され一機、また一機とランウェイを進む機体、そして全力疾走、離陸。雲海を抜けるとそこには、高空はるかトレイルを長く引いて飛ぶ僚機の大群…。ここまでの流れがもう、でたらめにリリカルで美しい。これはね、信心がないと撮れない絵だよ。さすがはスミソニアン博物館に、巨大なB-17爆撃行の壁画を描かせる(しかも画家はキース・フェリス)国民性。

怪獣映画

 もいっちょCS、「大怪獣東京に現る」。1998年、監督宮坂武志、出演桃井かおり、本田博太郎、田口トモロヲ、高松英郎。いきなり画面には「怪獣映画」の文字がどどーんと出るんだけど、怪獣の姿は最後まで拝めない。突如東京に出現した大怪獣は、軍の攻撃をものともせず西へ向かう。怪獣の通った後には惨状のみが残るばかり。だが、現場からは遠く離れた福井県の三国町では、それはテレビの画面に映される映像でしかない。時を同じくして九州にも新たな(亀型の)怪獣が上陸。同じく周囲を蹂躙しながら東へと向かう。有効な手を打つことのできないまま、怪獣は蹂躙を続け、福井の片隅にもその情報はどんどん入ってくる。ここにいたって人々の心の奥底に眠っていた本性が徐々にその頭をもたげてきて…みたいなお話。

 迫り来るパニックで秘めていた本性をむき出しにする人間模様をあられもなく描き出す映画。最後にそこに見えてくる、人間という生き物の救いがたさと、それ故のいとおしさが胸にしみる映画…にはなってない。だって最初に「怪獣映画」って断ってるんだもん。

 アイデアは買う。その後の展開も悪くない。狂騒的な人間ばかりが右往左往する中、原子力への警鐘を常に鳴らしたいと思う無名の作家(高松英郎)の存在も素敵。ただ、なんていうかな、全体に気が狂ってる映画で見てる方は楽しめない。言い過ぎか? んじゃ「立ち位置があやふやな映画」と言い換えようか。冒頭、「怪獣映画」と銘打っておきながらその後の展開は何よ。なにも怪獣映画のフォーマットをなぞれと言うのじゃないのよ、裏切るなら裏切るでもっとやりようはあったでしょ、ってことで。

 「怪獣が出ない怪獣映画」のコンセプトは買うけど、なんかこう、それを作る側に「怪獣映画ってこうだよね」ってコンセンサスがないまま作られた映画のように思える。ラストは笑うところなんだろうが笑えん。私、こういうの(ちょっとだけ)嫌い。

7月18日

遅ればせながら

 いや、チェックはずいぶん前にやったんですけど、放ったらかしだった読書占い。結果は「企業小説」。うーむ、これまでも、これからも金輪際読みそうにないジャンルではあるんだが。

最前線の企業戦士は企業小説が作り物だとわかっているが、うだつのあがらないアナタこそ、この手の分野に心を遊ばせるべきだ。そして、困難を乗り越えて成功を手中に収めた主人公に感銘しなさい。アナタもせめてその10分の一はがんばろう。 生涯の伴侶は「落語」がベスト、遊び相手なら「恋愛小説」がいい。

 つまり私はダメ人間だと。そこはまあ、納得できなくもない。

7月19日

今日から夏休み

 なんだな世間は。Sぱらオフって事で梅田のナビオに出かけたんだけどすごい人混み。12時前についた時には「ポケモン」と「踊る大捜査線」は夕方5時の回からじゃないと席がない状態。切符売り場前は「ポケモン」が見たくてしょうがなくて泣きわめく子供たちと、なんとかそれをなだめてあきらめさせようとする親御さんで阿鼻叫喚の巷なんでした。

 結局ウチらもナビオでの鑑賞はあきらめて、三番街シネマに河岸を替えることに。あ、「ポケモン」じゃなく「ターミネーター3」を見てきたんだけどね。しばらく来ないうちに三番街シネマも座席の指定はできるわ、椅子も少しゆったり目になってるわでなかなか良いではないですか。映画の感想はまた改めて。

感想書きました。

 映画の後は宴会、お唄、さらに酒飲みといつものパターン。でしたさんが「小麦ちゃん」のDVDを持ってきてくださったんで、カラオケボックスで伝説の(^^;)第一話を鑑賞させて頂きましたが………ムチャですこのスタッフ(w 。

7月20日

見たもの

 やや二日酔い気味の頭で「機動戦士ガンダムSEED」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」、CSでF1英国GP予選、1日目と2日目、さらに同じくCS、フジテレビ721の「週刊少年『島本和彦』」。
SEED

 ああそうか、これはお話とか世界観とか魅力的な設定が重要なんじゃなくて、何曲のシングルヒットが出せるかに挑戦している番組なんだな、なるほど。だったらお話がなんだか良くわかんなくなっちゃってもしょうがないね。

アバレンジャー

 一言。下品。そんだけ。そこそこ笑えるけど下品。朝っぱらからよだれだらだら垂らしてんじゃねーよ、まったく。

555

 地下に埋もれてた教室は予想通り流星塾だったけど、それがエレベーターでスマートブレインとつながってるとは思わなかったぜ。だったらあそこに閉じこめられてた作業員のおっさん達、もうちょっと早めに拉致るなり始末するなりしちゃってもいいと思うんだけど、何用あって放ったらかしだったんだろう。あ、何も考えてなかったのか。なんかすごーく重大なことをたくらんでるにしてはセキュリティ甘過ぎのスマートブレイン本社(と間抜けな北條さん)とか、どうもワキが甘いですな。

週刊少年「島本和彦」

 ぎゃはははは、アツい、アツいぜ島本センセー(^o^)。素でこれなのか、ああいう場にでると自動的にテンション上がっちゃうのかは良くわからんけど、読者が期待している"島本和彦"をちゃんと演じてみせるあたりがニクいやね。これだけやって見せてなお、「自分はビッグネームじゃあない」と言うスタンスを外さないあたりもなかなか。やー島本先生、この調子でこれからもぶりぶり頑張ってください。

7月21日

あ…

 今日って正しくは振り替え休日じゃなかったのか。知らなかったぜ。

見たもの

 昨日のレースだったわけですが、F1英国GP決勝。序盤からめまぐるしい展開で、なかなか楽しめるレースではあったんだけど、ペースカーが入った理由がクルサードのマシンのパーツ脱落に謎の乱入オジサン、てのはちょっと締まりのない話ではあったな。特に途中でコースに乱入してきたオッサンにはびっくりしたなあ。「聖書を読め」とか書いたプラカードを持ってコースに飛び出したらしいけど、どうも変な電波受信したオッサンだったようで。詳しくは1-800-F1NEWSの7/21分の記事あたりを参考に。

 そんなこんなで大荒れだったレースなんだけど、ウソでも(いや、ウソじゃないけど)トップを疾走したトヨタ、ようやく2003GAのクセを掴んだのかも知れないルーベンスの走り、なんでやらんでいいことやっちゃいますかジャック、となかなか見所は多かったですな。しかしそれでなくても設備の古さで「モウコネーヨ」になりかかってるシルバーストーンには、なかなか厳しい週末であったかも知れませんな。

ちょっと複雑

 さてその1-800-F1NEWSで知ったのだけど、ジャスティン・ウィルソンのシーズン途中でのジャガーへの移籍が決定したようで。うーん、ミナルディから上に上がるドライバーが登場するのはとてもうれしいんだけど、同じようにルーキーイヤーで、結果的にウィルソンに押し出される形になるピッツォニアの方に思いをいたすと、それが勝負の世界とはいえもうちょっと彼(ピッツォニア)の方にもチャンスをあげても良かったのじゃないかな、と言う気もする。彼だってここの所、徐々に評価をあげているわけだしね。今年のシーズンが終った時点で決めても良かったのじゃないのかなあ。なんかどこもかしこも、性急に結果ばかりを追い求めてる気がして、ちょっとイヤな感じがするな。

お買い物

 島本和彦「吼えろペン」(8)、高橋留美子「犬夜叉」(31)。んー、私、「からくりサーカス」を読んでないので100%このおもしろさを理解できていないんだろうとは思うけど、藤鷹ジュビロ(藤田和日郎)編は死ぬほど笑かして頂いた。ちょっと前に「週刊少年『島本和彦』」見たところだっただけに特に。「犬夜叉」は久しぶりにぱらぱらと見たんだけど、線がヤケに荒れてる感じなんですが大丈夫なんでしょうか高橋先生。

7月22日

見たもの

 CS フジテレビ721で「週刊少年『永井豪』」。ふむ、島本和彦編ほどにはテンションは高くなかった、というか、なんだな、もはや大家の域に達しちゃった永井豪、終始余裕のある受け答えだったなあと言う感じ。思い起こせば30年以上前、あっちこっちのワイドショーに永井豪が引っ張り出され、当時物議を醸していた「ハレンチ学園」ネタでPTAのおばさんたちからつるし上げられてる彼を見て、見てたこっちが妙に義憤(かどうかは微妙だが)にかられて、友達と「テレビ局に抗議マンガを送ろう」とか、「豪ちゃんに励ましの手紙をガンガン出そう」とか熱く語り合った小学生時代を思い出してしまった。結局熱く語るだけ語って何も行動に移さなかったあたり、ペンペン草は双葉よりヘタレだったのであるね。

 私的に永井豪、というブランドは過去のもの(ぎりぎり「凄ノ王」までかなあ)になっちゃっていて、そういう意味では割と穏やかな気持ちで見ることができたのだけれど、永井豪ってネームをやらずにいきなり原稿描きに行っちゃう人だったのか、それはそれですげえなあ、と思った。ほんとにほんとなら。

キミはどこに落ちたい?(©ジェット・リンク)

 倅の高校の三者面談。カミさんが行ってきたんだが、なんかいろいろ、進学、就職の手引きみたいな書類をもらって帰ってきてた。ちょっと話を聞いてみたんだけど、とりあえず担任の先生曰く「まず進路を決めましょう」だそうで、ふむ、そりゃそうだね。この先どうしたいのか、今すぐ何になりたい、てのはイメージできないかも知れないけど、どういう方面に進みたいのか、って辺りの漠然とした方向性はそろそろ出して欲しいのよ。四捨五入したら二十歳になる人間の食費をいつまでもこっちが持つのはイヤなんでね、そろそろ自分がどこへ行くのか、あるいはどのあたりに行きたいのか、を真剣に考えて欲しいわけだ>倅。

 それにしても世の中には思いもよらない学校があるもんだな。日本モータースポーツ専門学校なんて学校があるとは思わなかったぜ。

お買い物

 とり・みき「キネコミカ」

7月23日

Operaとmozilla

 mozillaは1.5b(Gecko 20030721)なんてのがでてるのか。ここしばらく1.3だったので久々のアップデート。最近は特に感慨はないな、使わないし気にもならない…こともないか、コンテキストメニュー拡張やOptimozをいったん無かったことにしちゃうみたいだなあ、面倒な話じゃ。Operaの方はダイタさんのサル並日記経由でVer7.20β2を。うーむ、なぜかウチでは、立ち上がりにとんでもなく時間がかかってしまう。ダイタさんにアドバイスしていただいて、クリーンインストールもしてみたのだけど、ウチでは状況は好転しない模様。まあβ版だししょうがないか、ってことでとりあえず我が家は7.11に逆戻り。やっと全角空白を認識してくれたり、©をちゃんとレンダリングしてくれたり、微妙にうれしいところがあるんだけど、待たされる時間がちょっと我慢ならん感じ。

7月24日

お買い物

 西川伸司「日本特撮映画師列伝 2 メカゴジラ狂時代」 ISBN4-06-334750-8/\505(税別)。前作「ゴジラ狂時代」からは約三年ぶり。今回は「G × MG」メイキングネタに加えて、スクリーミング・マッド・ジョージ氏や上杉裕世氏(「T3」でもしっかりクレジットされてましたなあ)といった、海外で活躍するSFXマンにもスポットを当てる。いい感じに抜けてて、なおかついい感じに熱い良いコミック。特撮好きは迷わず買うべし。

どきどき、おろおろ

 adramineさんとこを見てどびっくり。ウチ、SF系日記更新時刻に捕捉してもらっているよ。なんかここ2、3日、やけにカウンターが元気よく回るなあ、オレ、なんかヤバいことでも書いたのかなあとおろおろしてたんですが、きっとこれのおかげなんですね。それにしてもなんかこう、えーとそのなんといったらいいのか………。

 いつかはウチもあそこから捕捉されたらうれしいなあって思いながら、でもこんなヘタレサイトじゃ(だいたい生粋のSF系サイトってわけでもないんだし)絶対無理だよなあと思ってたんですよ私。どうしよう、これで思い残すことが無くなってしまったぞ、後は死ぬしか(大袈裟)。

 何はともあれどうもありがとうございます。こんなへたれた田舎ですが、どうかひとつ今後ともよしなに。

 それにしても自分のサイトのことなのに、余所様のサイトで初めて何が起こってるかがわかっておろおろする、って辺りが実に何ともはや。った。

7月25日

健在なのを喜ぶべきなのか

 きたさんのところ(だってちょくちょくTitle変わるし)経由で、ハトリックス。ぎゃはは、相変わらず薄気味悪いな鳩山由紀夫。それはともかくこのFlashムービーの作者の諸岡 (さとる)氏、なんか見覚えのある絵柄だなあと思ったんだけど、ご本人のサイトみて納得。ああ、在りし日のGPX誌でイラスト描いてはった人やねんね、なるほどそれで。

お買い物

 安彦良和「機動戦士ガンダム The Origin」(5)、鬼頭莫宏「なるたる」(11)。「なるたる」、なんか凄い方向に突っ走ってるなあ。ついでにようやく神戸の山奥にも届いた冲方丁、「ウフコック・スクランブル」(違)も確保。

 それはともかく夕方、ジュンク堂から「攻殻機動隊」(1.5)を発送したからいつものように神鉄鈴蘭台駅の売店で2日後に引き取るように、と言うメールが。うーむ、オレそんなの注文したか? あ、昨日の晩、酔っぱらって注文したかも。いかんいかん、手軽すぎるのも考え物じゃの。

7月26日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」、ランバ・ラル役のあのおっちゃんが実は生きてたり。しかもラクスおじょーさまの側についてたり。最高に気合い入れて作ったはずのガンダム二体に続いてそれを運用するための母艦まであっさりかっぱらわれちゃったり、カガリじゃなくても「コーディネイターにもバカはいるんだな」つーかバカばっかかと思ってしまったり。これで「Zガンダム」よろしく地球連邦、ティターンズ、ジオン、にエゥーゴが入り組む形になったんだけどこの先どうなる事やら。これが「Z」だと主要キャラの生存率はかなり低くなるんだけど、こっちはどうだろ、シャアもどきの人はあぼーん確定ぽいけど。

 もひとつ、CS スターチャンネル、グレゴリー・ペック追悼ちうことで「マッケンナの黄金」。ええと、この映画の製作ドキュメントをコッポラが撮って、そのスタッフに当時学生だったルーカスがいてて、それが彼の映画人としてのキャリアの第一歩、だったんだっけか。このときの荒野の風景がタトゥィーンの風景に投影されることになった…かは知らない。

 映画の方は少々冗長なところもなくはないけど、それなりにシビアな展開だし、ラストには特オタ大喜びのシーンもあったりしてなかなかよござんした。こんなに威厳のないオマー・シャリフを見たのは初めてだが(w 。

7月27日

見たもの

 「住めば都のコスモス荘」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。今週は全体に低調かしら。「コスモス荘」は今ひとつ面白くなってくれないし、「アバレンジャー」と「555」はあんたら子供番組作ってるんじゃないんですかー、だし「ナージャ」は闘牛士カップルさんはなんかはっきりしないままくっついちゃってヒキはあるんですか無いんですか、てな感じで。

 そんなことより阪神戦はテレビ朝日/サンテレビ以外で中継するのやめてくれんかな。アナウンサーの絶叫の条件やタイミングとかが微妙に慣れた中継と違うんだよ。朝日系ならそこは期待を持たせるような叫び方せえへんやろ、ってあたりで「打ったー!」とか叫ぶもんだから、ついテレビ画面の方に注意が行ってしまうではないですか。しかも実況の関テレ大橋はしっかり「汚名挽回」とか口走るし。ついでにほぼ勝敗が見えたかな、とみるや平気で中継をぶった切っちゃう根性も気に入らん。阪神戦はサンテレビに任してくれたらええっすよ。

朝日新聞

 土曜日の朝刊のいしいさんのマンガにはワシも「うお」と思ったわけだが、森下一仁さんも気がついていらっしゃったようでちょっとうれしい。ここんとこ朝日新聞つったら「Be」ネタばっかりなんだもんね(^^;)。

お買い物

 士郎正宗「攻殻機動隊」(1.5)。これ、あくまでCD-ROMがメインでブックレットはおまけなんだな。うーん、わたしゃおまけのみの販売を希望したい気分だ。鳴り物入り(なのか?)のe-COMICとやら、いまいち楽しめないんだよなあ。

7月28日

家宝キター

d030728.png/18.7Kb  本人もすっかり忘れていたという話もあったりするわけだが、前に注文していた「新装版 武部本一郎画集」東京創元社・ISBN4-488-01423-2 \23,000(税別)到着。やあ、噂には聞いていたが、ほんとに温帯が文章載せてるんだなあ。野田大元帥や厚木淳さんはともかく、温帯がなあ…。そんな時代もあったのねん。

 画集の方はもちろんすばらしいもので、今まで武部画伯の画集といったら私、岩崎書店のヤツしか持っていなくて、で、こちらもそれはそれで良いモノなんだけど、やはり大判の絵の迫力というのは良いものですな。一点だけ不満があるとしたら、武部さんのモノクロイラストで、私が一番好きなヤツが収録されていない、ってとこかしら。近年刊行された合本スタイルのヤツで言うと、「火星のプリンセス」の164ページに掲載されてるヤツですな。厨房だった私はこのイラストのデジャー・ソリスの裸身に、真剣にドキドキしたとですよ(^^;)。

基礎ができていない私

 adramineさんの日記を経由して、moriyama.com 夏の科学&SF文庫99冊 2003。1-69までが科学系の文庫、70-99がSF文庫。で、前半の69冊、読んでたのはたったの14冊、しかも内1冊は立花隆とは、情けないにもほどがある。小説の方は一応全部読んでた………あ、イーガン「しあわせの理由」は買ってあるだけでまだ読んでねえや。でもまあ一安心。ただ、上下巻の本なんかは1本のタイトルにした方が良かったんじゃないかな、とは思いました。それやるとさらに読んでない本は増えそうではありますが。

こんなん食玩ちゃうで

 バンダイのウイングクラブ コレクション パート1。二つ買って、二つともメッサーだったので腹立つから(オレにスピットファイアをくれぇぇぇ)写真はなし。出来はでたらめにいい。ただ、これ、模型作りの素人さんだと組んでる途中で悲劇に見舞われる可能性がかなり高いんじゃないだろうか。ニッパー、カッター、接着剤、面相筆と塗料、老眼鏡(…が必要なのはオレだけか)は必須。キャノピーをきれいに塗り分けたいならマスキングゾルもあった方がいいかもわからんね、つーぐらいもはやこれ、プラモデルやんけと言いたくなるような出来ではありますな。

月曜時代劇

 「水戸黄門」、新シリーズが始まりましたなあ。まだ始まったばっかりなんで何とも言えんけど、とりあえず助格のキャラの描き分けがまだちょっと甘いかな、とか印籠オープンの快感がまだまだかな、って辺りに少々不満もあるんだけど、まあこの辺は今後に期待って事で。秋山道場の若先生がこの先どう絡むのか、アキが同行を強く望んだ理由は、って辺りに少々長めの伏線があるって事なんすかね。

7月29日

おお、敗けたか

 横浜相手の今日の一戦、なんか久しぶりに阪神らしい試合を見たような気がするな。なんでバット振らへんねん、ってところでぼーっと球を見送る選手、の絵が最近ちょっと増えてきた感じだね。いよいよいつもの阪神らしさが戻ってくるのかな。今年の優勝はまあ間違いないだろうけど、阪神の試合はこの先、少々無様なものが増えそうな気がしないでもない。つけいりどころ満載の横浜に付け入れないんじゃなあ。

 ま、私は最近阪神はどうでも良くて、むしろ新庄が何やってるかの方が知りたくてしょうがないわけですが。

7月30日

age進行でおながいします。

 『「斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖」のGoogleランクを上げよう』運動。「ゲーム脳」で検索をかけた時に、本家より上にその批判記事のサイトを持って行くことで、件の本を盲信しないようにしようね、てな注意を促していこう、と、なるほど。ということで私も賛同。斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖、読みましょう。ついでに同じくゲイムマン氏による「と学会」山本弘会長へのインタビュー、トンデモ『ゲーム脳の恐怖』も併せて。

小さいお子様のそばでも安心です

 アレゲなニュースサイト経由、新・Poor Mac D3新型パワースイッチの採用で電源オンがより使いやすく。そのキモが、例のポンプ式スイッチの、ポンプであることを利用した空気圧によるスイッチング、と言うのがすばらしい。しかも空気圧式にしたことで、ポンプのエア抜き弁をゆるめてしまえばスイッチは入らない→子供が触っても大丈夫、というチャイルドロック機構まで実現してしまった、って辺りがすげえや。商品化なんて話もあるみたいだけど、さてそっちはどうだろね。

みんなで活用しましょう

 すみけんたろうさんの本、「スタイルシートwebデザイン」、書籍の方が絶版になったことを受けて、本書のテキストデータはすみさんのサイトで公開されてるわけなんだが、まきさん、という方がこのテキストをマークアップしたHTML版が正式公開の運びとなった模様。アーカイブ版も入手可能。すっきりと読みやすい、良いものになっていると思う。大変な作業だったんじゃないかな。ごくろうさまです。こうなると次は、media="print" に対応したスタイルシートの登場を期待したいところ。現状でどのくらい対応できるのかは未知数だけど。

9月…ですか?

 ASAHI-NETもイーアク・ADSL24Mサービスの受付を開始する模様。とはいえ乗り換え組については9月上旬からの受付、みたいに見えるんだけどそうなのかな? ま、当分は様子見って事になりそうなんだけどちょっとした参考資料。各キャリアの20Mbps超のサービスの公表データグラフ一覧(参照元・ADSL 各社比較と技術解説のページ)。むーん、これ見ると一番優秀なのは、どうもACCAぽいですなあ。

7月31日

B級の楽しみ

 インサイター経由でアーコフ・ライブラリー。ああ、これはちょっと欲しいな。AIPの大立者、サミュエル・Z・アーコフの名を冠したDVDシリーズ。未見も結構ある(8本のうち5本、見てないや)し、コーマンとアーコフのインタビューってのもちょっと興味あるなあ。プロデューサーであるアーコフも監督のB級大魔王(褒め言葉)コーマンも、自身は常に低予算の映画ばかり作ってきた人だが、才能ある映画人を発掘する才能も併せ持った人であって、彼らが発掘し、励ましてやることでいっぱしの映画人になった人間は少なくない。その分野での功績はものすごいのだ。どれくらいものすごいかというとこのぐらい(JPEG 64.6Kb/800×550)。

 すごいねえ、もしこの世にロジャー・コーマンなかりせば、コッポラもキャメローンもルーカスも世に出てなかったかも知れない、てなもんで。

 なおこの図は、1994年の"AIPワンダーシネマ CLIMAX '94 SF・特撮・モンスター;シネマ秘蔵版大全"という映画イベントのパンフからのスキャニングでございます。"AIP創設社"、という誤植はご愛敬と言うことで。こういうイベント、またやってくれんかなあ。

B級の驚き

 さてその"B級映画"。わたしゃ今まで、B級というのは単純に予算が一定額(10万ドル、だったかな)以下の映画を指すものであって、たとえば出来がどうあれ、高額の予算がつぎ込まれた映画は、クズ映画やトンデモ映画にはなり得てもB級映画にはなり得ない(たとえば『パールハーバー』は出来の悪いA級映画であっても、絶対にB級映画とは呼べない)、という風に理解してたんだけど、いろいろ見て回ってみたら、どうもそういうものでもないのかも知れない、とも思えてきた。参考資料:ジョン・ウェインとB級映画。ふむう、「地域」が分岐点だったのか。知らなかったなあ。

B級のヨカーン

 対横浜三連戦負け越し。ああ、いつもの阪神だ。いらんところで点取るくせにここぞというところで爆発しない。相手がどうぞ点取ってくださいっていってるのに遠慮深い。ペナントレース終盤に向けて、なんかこうずるずると失速しそうな気がしてしょうがないのは、阪神ファン長くやってきたが故なんですかねえ。

 とりあえず初球は振ってくれよー。頭のいい野球なんかできるわけねえんだから、とにかく来た球振りにいかな何も始まらんだろ、阪神の場合…と思うんですが。


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