不浄に日記

3月のお馬鹿三昧

間抜けな管理人の煩悩の数々、ごゆるりとご笑覧あれ

一番新しい話題

3月1日

萎え萎え

 ここんとこつながらなくってどうしたのかな、と思ってた「こんなんなじらろ映画の噂」さん、どうやらサーバダウンだったようで一安心。んで一ヶ月ぶり(忙しくてここのところあんまりよそを回ってる暇がなかっただけで、一ヶ月もサーバダウンしてた訳じゃないよ)にのぞいてみたら実写版「サンダーバード」の話題があれこれと。フッド役に「ガンジー」のベン・キングズレーってのはなかなかええなあと思わなくもないんだけど、とりあえず公開されてるFAB-1のデザイン画でげんなり。ニケの女神像がついてないじゃん。フロントグリルに9本のスリットがないじゃん(とはつまり、ロールスロイスじゃないじゃん、ということ)。これだけで激しく見る気が減退してしまうわけですが。

一段落の気配

 瞬間的にせよ三つかぶってた仕事の方も一個は完了、一個はこれから一ヶ月じっくり(とはいかんか、ちとキツいな)、もう一個は月曜日の評価待ちってことで、今日はようやく一息つけました。掲示板のお返事とか2月分のどくしょ日記(結局2冊しか読めなかったけど)とか、ぼちぼち補完していきますんで一つよろしゅうに。

とりあえずこれだけは

 特記しておく必要があろう。掲示板でキャプテン・シライさんが寄せてくださった情報。「サブマリン707」で登場人物たちが歌う「うーみのそこからうまそなにおいがするわーい」の歌、あれは1944年、朝日映画社制作のアニメーション映画、「フクちゃんの潜水艦」の挿入歌で、古川緑波(ロッパ)が歌っている物が原型らしい。詳しくは小沢さんのファンサイト、「小沢さとるの席にようこそ」掲示板を参照されたい。歌も聴けるぞ。すばらしい、こんな情報が簡単に手にはいるなんて、いい時代になったものだ。webマンセー。キャプテン・シライさん情報どうもありがとうございました。

3月2日

懐かしいモノ見つけちゃった

 そこらに散らばってたMOをちょこっと整理してたら、懐かしい画像を発見してしまった。PSの「子育てクイズ マイエンジェル」を買った(あれ、好きだったんですよう)ときに入ってたナムコのカタログの女の子画像。かわいいなあと思って会社のスキャナで(こらこら)スキャンしたっきりになってたんだなあこれ。ということでせっかくだからお遊びマシンの壁紙に使用してみる(50%に縮小、PNG/110.7Kb 960×720)。うーんかわいい。やっぱりナムコだねっ。

見たもの

 「巨神ゴーグ」#7〜10(CS)、「機動戦士ガンダムSEED」「ダーティペアFlash2」「ガンパレードマーチ」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。「ゴーグ」おもしろいなあ。「ガンダム」、基本的に宇宙航行種族であるザフトの人たちは、何用あって砂漠用モビルスーツだの水中用モビルスーツだのを手回しよく開発してらっしゃったのであろうか、わからん。水中戦用モビルスーツの名前が"ブーン"に聞こえたけど、やっぱりジオンのブーンさんに敬意を払ってのことなのかな?

アバレンジャー

 うおう、初の子持ちヒーローかと期待したんだけどそういうものでもなかったか、残念。勢いのみで押し切るのかと思ったら意外に微妙な人間関係にも(この先)触れていこうって感じなのかしらね。ちょっと急ぎすぎな展開かなあと思った。秘密基地云々の話が一段落してから持ってきた方がよかったのじゃないかしら。

555

 ううむ、まだかろうじておもしろいんだけど、井上脚本の悪いところがそろそろ出始めた感じで先行き心配。ほんど「君の名は」レベルな「すれ違い」のシークエンスはそれなりにおもしろいし、啓太郎くんにオルフェノク・センサーが備わってるっていうキャラ設定も悪くないと思うんだけど、井上脚本に顕著な要らん遊びが微妙に幅をきかせ始めてるあたりで、少々先行きに不安を感じ始めたりしてるわけですが。

3月3日

真偽が未だにはっきりしないんだけど

 セイラさんなどの声でおなじみの、井上遙さんが逝去された、という話がwebの各地で飛び交っているみたいなんだけど真相はどうなんだろう。簡単にネタと決めつけにくい感じもあるのだけど。ホントだったら大変残念な話な訳で。

 残念ながらガセじゃなかったみたい。古谷徹氏のサイトの掲示板で、古谷氏ご本人からの報告があったりしますな。あらためて、合掌。

ATOK16

 一ヶ月ぐらい使ってみた感想。オレの使い方では前よりアホになった、と感じることが多い。余計な気を回しすぎるあまり、こまぎれの文節ごとで変換かけるような使い方だと、なんでそういう文節の切り方するんだよ、とむかつくことが多い。一度教え込むとそれほどストレスは貯まらなくなる感じだけど、初期状態で、短い文節ごとに変換を繰り返すような使い方をするユーザーにとってはかえって使いにくいIMEかもしれないと思う。ある程度の分量を入力して、一気に変換するような使い方だと案外快適なのかもわからんけど、微妙に嫌いだ、これ。

 しかし今更クソ遅いWXG4やバカ丸出しのMS-IMEにも戻れんしなぁ。ううむ。

3月4日

復刻ケテーイ!

 昨日書かれるべきだったネタ。「復刊ドットコム」からメールが来たよ。

■ホモホモ7全2巻
下記の通り交渉情報を追加いたしましたのでご連絡します。

状態【確定】 最終調査日【2003/2/26】
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交渉方法:電話
交渉相手:出版社以外

投票者の皆さま、おめでとうございます。著者の先生ご本人から
復刊のご了解を頂きました。尚、刊行は夏頃の予定となっており
ます。お楽しみにお待ち下さい。
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 というわけでみなもと太郎氏の初期の傑作、「ホモホモ7」復刻決定。これがなければいしかわじゅんの「パンク・ドラゴン」や「憂国」は生れなかったであろうっつーくらい、ギャグマンガ史上じゃ重要な作品だ。未読の方はこの機会にぜひ。

かたっぱしから絶滅だぁ

 先月ちょこっと話題にした、TVブロスのうかつな映画評問題、しっかり2ちゃんでガイドライン化されてやんのGroove@すみさん経由で知りますた。わはは。ちなみに私の好みは#13。うむ、オレもそう信じる。

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネル、毎週月曜日は「監督 黒澤明の仕事」。今週は「酔いどれ天使」。録画しといて後からじっくり楽しむのだ。1948年作品。これが黒澤・三船コンビとしては初の作品なんだそうな。その他の出演者に志村喬、山本禮次郎、ダンスホールの歌手役で笠置シズ子も出てる。三船敏郎がチンピラヤクザの役どころなんだけどこれがもうメチャクチャかっこいい。若い頃のアラン・ドロンみたい、っつーかドロンが若い頃の三船に似てるのか。その三船に絡むのが、酔いどれだが腕は確かで人情味あふれる町医者、志村喬。いやー、特撮物ばっかり見ていると志村喬と聞いただけで、落ち着いた老科学者、ってイメージを持っちゃうけど、「悪い奴ほどよく眠る」では自己の保身に汲々とする小悪党、こっちでは短気で、怒るとすぐに物を投げまくる酔っぱらいと、いろんな顔があるんだなあと感心。戦後まだ間もない闇市場が舞台なんだけど、このロケーションがまた、今まで見たどんな日本映画の風景とも違う、ほんとに日本なんだろうかと思えてしまうような不思議な光景で印象的。寂しく、救いのないまま終わるかに見えたお話に、最後に涼やかな印象を与えてくれるのが、後の平田昭彦夫人、久我美子。なんとセーラー服姿だ(^o^)。

 黒澤明って、映像の凄さはもちろんなんだけど、印象的な小さなフレーズをうまく使うよなあと思ったですよ。「悪い奴ほど…」では三船の(調子っぱずれな)口笛の旋律、こっちでは闇市に流れる客寄せのメロディ。どっちもお話が重くなってくる頃に、妙にその明るいフレーズが流れてくる。見てるこっちはかえってそれで、切ない気分が盛り上がってしまう。くっそう、うまいなあ。

3月5日

はてなダイアリー

 時間に余裕ができたので、「はてなダイアリー」についていろいろ調べ始め中。何かとどたばたの多かったキーワード機能以外にも、いろいろとおもしろい機能があるんだな、と今さらながら感心してるところ。とりあえず今は見た目をちょこちょこといじり始めているんだけど、さてどこに使ったもんだろうって辺りは未だに思案中。「どくしょ日記」の内容と、テレビやビデオで見た映画の感想専用ボードにする、なんてあたりで考えているんだけどどうしたもんだか。

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「大怪獣バラン」。むう、終了後にご覧頂きました「大怪獣バラン」は、現存する原版の中でもっとも良好な物を放送いたしました。一部お聞き苦しい点がありましたことをお詫びいたします。なるテロップが。なるほど、「岩屋部落」だけが聞こえないのはそういうことでしたか。だいぶ前によみうりテレビで放映された版ではしっかり聞き取れたんだけどなあ。まあ10年以上前の話だから、あれからまたプリントの劣化が起きてしまったのだね、なんてな。いや、黒澤映画なんかだと割と平気で、昔のせりふをばんばん流して、最後に「今になってはまずい台詞もあるけど、まあそこらは察してよね」(大意)ってテロップが流れるんで、ほんとにこういうプリントしか残ってないのかもしれないけどね。

 それはともかく「バラン」はおもしろいね。もともとアメリカのテレビ映画用に企画された物だけに、アメリカ人の好む怪獣映画のパターンってのが良くわかりますわ。秘境に生き残る太古の巨大生物、それが人間の闖入によって暴れ出す。文明社会を脅かす巨大怪獣。近代兵器も役に立たない。だが、最後に勝負を決めるのはやはり人間の叡智なのだー(それがアメリカ人ならなお良い)、ってことで、エメリッヒ版ゴジラがああなったのも、アメリカ人が望む怪獣映画がそういうもんだから、しょうがないんだよね。そこら辺で日本製怪獣映画のテイストはちょっとスポイルされちゃってるのは残念。バラン自体の造形はすばらしいと思うんだけど(シルエットがあんがいトカゲ型なのは、やっぱアメリカ向けの配慮なのかな、とも思うけど)。そんななか、自分の作った物には最後まで責任を持つ平田昭彦がステキ。時限爆弾の時間セットすんのに、なに思い入れたっぷりの芝居してんだよまったく(褒めてます)。平田さんの見せ場があるってことは、土屋さんの見せ場があんまりないってことになるわけで、そこはちょっと寂しいけどな。

3月6日

はてなダイアリー

 確たる方針も立っていないのだけど、とりあえず仮稼働ってことで。デフォルトのスタイルシートがどういう風になっているのかの見渡しがちょっと悪くって、なかなか思い通りにならなかったけど、とりあえずどういうことができるのか、いろいろ試してみようと思います。先輩諸氏のアドバイス、よろしくお願いしたい気分。Latest Raviewsなる屋号で営業してます。

つぃんめりっと…ぉぉ?

 島国大和のド畜生、およびHK-DMZ PLUS.COM を見てて真剣に驚愕。えー、ツェメリットコーティング? ツインメリットコーティング? ツィンメリットコーティング? 

 ツィメリート・コーティング、じゃないのかよあれは。オレは産まれてから43年間、ずっとそう信じていたぞ。ってぐぐって見たらツィメリート・コーティングでヒットすんのウチだけでやんの。なんということじゃ、オレはずっと間違った知識を信じこんでいたのか。こんな時に言うセリフはあれだ、でかるちゃぁぁぁぁぁっ(つoT)。

3月7日

レベルパテの秘密

 ということで、昨日のツィメリート・コーティングの正しい呼び方について調べてみる。ドイツ戦車ならやっぱりこれでしょ、ってことでモデルグラフィックス別冊・"ジャーマンタンクス"を引っ張り出してみると、「補助装甲」の項目に、戦車への磁性吸着地雷を防ぐために、"Zinmerit(ツィーンメリット)"と称する塗膜もかなり多用された。なる一文がありますな。………ツィーンメリット? また新説が(w。しかも同じ本で、写真のキャプション見たら"ツィーメリット"、なる表記も見受けられるし。むう、謎は深まるばかりじゃ…、って字面から考えれば"ツィンメリット"になるんだろうなあ。でも悔しいから、オレは間を取って(なんやねんそれ)"ツィンメリート"と呼ぶことにしよう。

見たもの

 ツィンメリート・コーティングつながりって訳でもないけど、CSで「パットン大戦車軍団」。1970年アメリカ、監督は「パピヨン」、「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナー、主演ジョージ・C・スコット。ジェリー・ゴールドスミスの音楽もすばらしい。主演のジョージ・C・スコットがアカデミー主演男優賞を拒否したことでも知られる映画。ガキの時にテレビで見たときには(すでにマニヤ道に足つっこんでたせいで)、敵も味方もM-48"パットン"戦車で撃ち合いする、ってシチュエーションに一人で大受けしてたもんだが(やなガキだね)、改めてみてみると、粗野でイケイケの戦争キチガイ的な表面の下にパットンが持っていた、最後のロマンチストな武人の一面が上手に強調された、なかなか味わい深い映画になっておるなあと思った。戦争賛美モノ、ってほどのことでもない映画だと思うんで、子供の時に思ってたような、反戦思想からスコットがオスカーを拒否したわけではなさそうだな、とも。

 それにしてもこの人、ゴツいガタイに放言癖ってことで、まるで日本の某元首相を彷彿とさせちゃうね。ま、派閥なんてモノにハナから縁がなく、放言すれば干されるし、表舞台に戻るときもあくまで自己の能力で再起を果たすあたりはさすがにモノが違うんだけど。

 最後に、この映画では穏やかな人格者として、パットンを助けるブラッドリー将軍、いい人物に描かれてるなあと思ったら、この映画のスーパーバイザーがブラッドリー本人だったのですな、そりゃいい人に描いてもらえるわなあ。

F1開幕

 今年から予選のスタイルが大きく変わったF1、開幕はオーストラリア。CS入れたおかげで予選をしっかり見ることができたですよ、川井ちゃんの実況は拷問すれすれだったけど。新しい予選システムへのとまどいとかもあるんだろうけど、まずは慎重なスタートって感じ。そんな中、エンジンパワーが強烈で、最高速ではトップをたたき出しておきながら、直線からコーナー区間への飛び込みの瞬間にマシンがふらつくウィリアムズとか、どう見ても速くなさそうなんだけど破綻がなくてきれいに走るマクラーレンとか、やっぱり速いなーのフェラーリとか、それなりに見所のある予選でありました。何たって最高の見せ場はジャックの走りだったけど。暫定とはいえ靴屋の兄ちゃんより速く走るとはな。明日も期待していいのかい? (すごく心配)

3月8日

戦利品

d030308.jpg/3.9Kb  カミさんは南座に芝居見に行っちゃうし、晩飯は宴会で行くべえってことで倅と二人、いつものように"トリスケ"で焼き鳥大会。生ビール→日本酒のいつものコース。この店、最近地酒を置くのを止めちゃったのが寂しいんだけどまあしゃあない。代わりに冷酒を頼んだら、こんなぐい飲みが出てきて個人的にツボ押されまくり。うおー、ラウンデルだよ、気分はRAF認定ぐい飲みだよ…って英国のパイロットが日本酒飲むとは思えんけど。

 妙に気に入ってしまって、店の兄ちゃんにどういう理由でこういう文様がついているのか尋ねてみたんだけど、彼もわからない様子。店主が気に入って仕入れてきた物の一つ、ってことまでしか分かんないみたい。せっかくなので「これ、すごく気に入ったので頂けないだろうか?」って聞いてみたら、「…ちょっと待ってください」って場をはずし、待つこと数分、戻ってきたお兄ちゃん、「マスターが、そういうことなら差し上げますってことで」という返事。やったね(^o^)。勘定払うときにマスターにも尋ねてみたんだけど、別にマスターが蛇の目の人ってわけでもないみたいで、全く偶然目にして気に入ったものであったらしい。それがたまたまオレの前に出てきたというのも、これはこれで神の御業といえるんであろう。しっかり200円余分に取られちゃったけどな。ちなみにちょっと調べてみたんだけど、これってLEADWORKSという会社が扱っている商品の一つなのかもしれない、です。

F1 予選二日目

 単純な速さ比べじゃなく、次の日のレースまでも視野に入れた戦略が要求されることになった(二日目の予選が終了した後、マシンには手をつけることが許されない、というレギュレーションになってしまったので)今年のF1、一年落ちのマシンでも圧倒的に速い、紅いお馬さんはともかく、それ以外のチームは結構どたばたしてるみたいで、逆に言えばそこにつけいる隙もできるのかもしれないって感じ。とりあえずはザウバーがいいパフォーマンスを見せてくれましたな。

 予選を正式にクオリファイせずにマシンを引っ込めちゃったミナルディに批判の声もあるみたいだけど、シーズンを通して使えるエンジンの数も限られてる弱小チームには、今回のレギュレーション変更でも辛さは変わらないってことなんだろうな。辛いだろうけどがんばれミナルディ、F1からキミらがいなくなったらオジサンは悲しいぞ。

うんざりしないでね

 日これ経由で「ホームページのウンザリ度鑑定」。やってみたです。

http://www.ne.jp/asahi/rover/sfx/index.html
のウンザリ度得点は 5 点 (かなり快適かもしれない) です。
【 内訳 】

1 点 ...
ページのタイトルが長い。(59 バイト)
4 点 ...
キーワードの数が多い。(14 個)

 「解題」のコーナーで、タイトルが長いという件については、<title> タグに重要なキーワードを多数列挙すると、検索エンジンでヒットしやすくなる傾向がありますが、ブックマークする際にタイトルを編集し直さなければならない等、閲覧者にとって歓迎されない場合があります。という解説があり、それはそれで理解できるんだけど、ウチは以前にちょっとネタにした経験から、"重要なキーワードを列挙"てんじゃなく、自分のサイトのごく簡単な説明を<title>区間に書くようにしているのだけど、こういうのも"ウンザリ"なのかなあ。まあそれを判定する術もない以上、仕方のないことではあるのだけれど。

3月9日

F1開幕戦

 オーストラリアグランプリ。フェラーリドライバーが表彰台に立てなかったのは99年のヨーロッパGP以来なそうな。ていうか整流板吹っ飛ばしてなかったらもしやと思わせるもんがありましたな。そもそも整流板吹っ飛ばしても全然遅くならないってのは、靴屋の兄ちゃんはやっぱりすげえよなあ。

 予選の時は期待持たせまくってくれたBARは、いきなりちょっと期待しすぎたか、って感じやったね。二台そろってピットイン、なんてミスやらかしちゃあ取れるポイントも取れんわな。その上3ストップってのも意味わからんし。ジェンソンが怒りまくってるようだけど、それもしゃーないわなあ。ま、他のチームも全体に、開幕戦でしかも天気もあやふやってことで、レース以外のところでいろいろどたばたしておりましたな。

 それと、土曜日の予選が終わった時点でマシンは封印っていう新ルール、これはどうなんだろう。チームの戦略を読む、という楽しみが増えたといえるのかもしれないけど、反面余計なピットインが増えたようにも思えるし。この辺見直し論議なんかも出てくるのかもしれない。

そのほか、見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「ダーティペアFLASH 2」「ガンパレード・マーチ」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。あっはっは、「ガンパレ」の公式サイトのキャラクター紹介で、主人公のはずの速見君がガンパレード・マーチのヒロイン(誤植ではない)。って紹介されてる理由が何となくわかったぜ(w。ゲームは知らないんだけど、これ、結構おもしろい。

アバレンジャー

 カレー屋の奥には戦隊の司令部が、というなんだか懐かしい設定が久々に登場。やはりカリスマ整体師さんのお金を借りたんであろうか。ポルシェ売っ払ったか? お話はあれだ、気弱な少年が戦隊の誰かと触れあって勇気と行動力を持つ、てなお話。こういう話はふつうは赤い人用のエピソードなんだけど、今回の赤の人はあんまり熱血バカじゃないせいか、黄色の担当になりましたな。メカフェチ熱血ギャル、樹らんる役のいとうあいこちゃん、ええ太股しとるねえ(私、太股フェチなのです、じゅる)。

555

 敵も味方も三人一組が基本、ってラーマ人かいおまいらは、というどうでもいいツッコミはさておき。オルフェノク側の第三の人物、海堂は天才的クラシックギター奏者としてその将来を嘱望されていながら、不慮の事故が元でその夢をたたれてしまった人物。今回の「仮面ライダー」はこの、「夢」が重要なキーワードになるらしいんだが、夢に向かってがんばる敬太朗と真理(ええもんサイド)、突然夢を絶たれてしまったオルフェノク三人衆の間で、「夢を持てない」イヌタク君が「夢」とどういう折り合いをつけ、どんなアクションを起こしていくのかが見所になるってことなんでしょうな。その構想自体はなかなかおもしろそうなんで期待したいと思っているんだけど、どうなるのかな。とりあえず今週はそんなに悪い話じゃなかったと思う。今回のライダーはどうも、二話一組でお話が進んで行くみたいだから、後編を見てみないとわからん、ってとこもあるしね。

3月10日

月曜時代劇

 「八丁堀の七人」「水戸黄門」。「八丁堀…」は今回でいったん終了。このシリーズ、後半青山様ばかりがクローズアップされちゃってちょっと残念だったなあ。んで次のシリーズは「天罰屋くれない・闇の始末帖」。主演が片平なぎさに古谷一行って、そりゃ火曜サスペンス劇場じゃないですかー。黄門様の方は、なんか全体に慣れてきた感じで楽しいんだけど、助さん格さんがもうすぐいなくなるせいか、助格の扱いがどんどん軽めになってきてますなあ。

どっちに転んでも気に入らん

 滋賀・豊郷町長が失職 リコール住民投票成立。おもしろいヘアスタイルの町長さん、失職しちゃったのね。この騒ぎ、一方でどうしても新しい建物を造りたい町長さん、反対側になんかこう、ある種の熱狂に突き動かされて盛り上がる住民側、つー絵が見えて、どっちに転んでもおもしろくない展開が待ってそうな気がするんだけどこの先どうなるのやら。

 古い建物を大事に使う、ってのも立派な教育だとは思うんだけど、だったら町の皆さん、今までその小学校を大事に、常に使用に耐えるように手入れをしていく努力はしてたんですか? めんどくさいことは行政に丸投げしておいて、いざ話がマスコミに載っかったりしたところで、初めて大騒ぎしてたりするんじゃないですか? なんて思っちゃったりする訳なんだけど。

メモ

 「お笑いパソコン日誌」経由で、「エンドユーザーの著作物使用から見える近代著作権法の問題点」 〜利用権中心主義の提言〜。かなり大部に渡る論文。とりあえずメモっとく。ついでに関連資料としてこちらも。「たそがれSpringPoint」から。

3月11日

椅子を買う

 椅子の上であぐらかくことが多いもんだから、椅子の前の方の布張りがどんどんすり切れてくるわけだ。しかも前の方に重みがかかるから、安物の椅子はどんどん底板がしなっていくのである。結果、座ってるだけでどんどん前傾姿勢になってしまうと言う不思議な椅子ができあがってしまった。しかも使ってるウチにネジがどんどん緩んでくるわ肘掛けは片方折れちまうわの体たらく。さすがに我慢できなくなって新しい椅子を物色しに三宮へ。先月がめちゃくちゃ忙しかったので、久しぶりに街に出た気分。前の椅子が通販で6800円とかいう安物だったので、反省も込めて今回は13800円の椅子にしてみたです。ほんとはこれがいいなあ、欲しいなあと思ったんだけど、オレの作業スペース狭いんでね。この椅子で思い切り背中倒したら、後ろの本棚と衝突して悲惨なことになりそうだったので涙をのんでパス。結局これに落ち着きました。

椅子以外にもいろいろ買う

 街に出たのがうれしくて、つい。西鈴蘭台のTSUTAYAではあっという間になくなっちゃった「リターナー」DVD購入。安い方。だってどっち買っても鈴木杏がコメンタリーで喋ってるわけではなさそうだったから。ってこれで5,800円の方では杏ちゃん大露出だったりしたら悔しくて泣くかも。

 ほいでもって西川伸司「青い海のサシミ」(2/完結)。MASHさんの本も田舎ではなかなか手に入れられないのですよ、しくしく。さらに西山洋書に出かけて"G-FAN"#60。この本もとうとう10th Anniversaryですか。向こうのゴジラファンも熱心やね。それからアクセルワークにいって…って場所は同じなんだけど…。

模型とか

d030311a_s.jpg/3.6Kb d030311b_s.jpg/3.1Kb  くそったれ著作権ゴロ会社のITC食玩シリーズ、今回は"懐かしのSFビークル"と銘打たれたごった煮セレクション。ラインナップはスティングレイMk.Ⅲ、メカニカルフィッシュ、マックスカー、U-59ワイルドキャット、イーグル、ホークMk.Ⅳ、んでもってシークレットアイテムがスーパーカー。シークレットアイテムの選定とか、ちょっと日本の特オタを買いかぶりすぎじゃないか(w とも思うが、相変わらず出来の良さは悔しいが認めざるを得んなあ。今回はこのシリーズとは別に、"プレミアムパック"と名付けられたニコイチのセットも出ていて、こちらは「謎の円盤UFO」の時に商品化されず世の中のUFOファンを嘆かせた、コンピュータ衛星"SID"と、イーグルのレスキュー装備(D型装備、だったっけ?)バージョンか、宇宙船XL-5か、どちらか一つが入っているというもの。SIDが確実に手にはいるってのは、うれしいね。

 ということでプレミアムパックを一つと単体モノを二つ買ってみた。出てきたのはSID(はまあ確実なんだけど。拡大画像JPEG 28.1Kb/640×417)、XL-5(拡大画像JPEG 16.8Kb/640×268)、スティングレイMk.Ⅲ(拡大写真JPEG 21.3Kb/640×380)、イーグル(拡大画像JPEG 27.1Kb/640×324)。ううむ、どいつもこいつもいい出来じゃねえかこんちくしょう。イーグルなんかちゃんとポッド部分が着脱式(JPEG 36.2Kb/640×427)になってんでやんの。シャクに障るがこの出来の良さは認めざるを得ないな。ここまで出来のいいSIDが500円で手に入っちゃうんじゃなあ。くそ。

d030311e_s.jpg/9.9Kb さてこっちは変に気を回すことなく、素直にうれしくなっちゃうアイテム。我らがSWEETの新作だ。前作FM-2のデカール替えバージョンなんだけど、"RESTORED ゴーストファイター"と銘打たれているとおり、FM-2をベースに、大戦機をフライアブルな状態で保管、様々な展示飛行を行うことで有名なCAFや"プレーンズ・オブ・フェイム"が使用している、一種のレプリカモデルのためのデカールをセットしてくれたのがこのキット。サブタイプ用に新しい金型を起こすことなく、歴史上有名な機体を再現できる、という実にナイスなアイデア。戦前のぴかぴかのクロームイエローに塗られた主翼の機体や、英国に渡って"マートレット"と呼ばれたワイルドキャットの勇姿を再現できちゃうのである。今回はデカールが4機分。どれも魅力的なんで全部作ってみたくなっちゃうね。

 藤田幸久画伯のボックスアートも相変わらずいい感じ。うれしいので早速スキャナで取り込んでみたりして(拡大画像JPEG 66.9Kb/480×557)。前の奴もそろそろできあがりそうなので、続けてこっちも組んでみようかな。

さらに模型…かな?

 なんてな話をぱこぱこと打ってる最中にぴえ〜るから来たメール。「なにやらイカした戦車があったので、ご報告までに」つーんで教えてもらったURLがここ。1/5 Scale Sherman Tank。ぶわーっはっはっは、飲んでた酒を吹き出しちまったじゃねーかぴえ〜る、どうしてくれるんだ。いやー、これいいな、"37mm potato cannon"ってのがすごく気になるなあ。良かったな坊主、シャレのわかる父ちゃん持って。

3月12日

だめじゃんこれ

 さてるんるんで「リターナー」のDVDをプレイヤーにセットする。チベットの奥地、人類側の最後の砦に帰還する年代物のハリアー………がいつまでたってもやってこないんですけどー。つかいきなり舞台はヨコハマ飛んじゃってるんですけどー。あっれー、こんな始まり方だったっけ? 絶対違うよなー、これ、誰かが勝手にハサミ入れてるよなー。くっそう、誰がこんなひどいことを。

 1000円高いデラックス版の方はどうなんだろう。やっぱりカットされてるのかなあ。そうじゃないんなら、こっちは売っ払ってデラックス版を買い直すんだけど。

 最初の5分ぐらいで愕然としてしまって、まだ映画を見てないのでした。

ひさびさ100質

 大和但馬屋さんのF1ファンへの100の質問。2003年シーズン開幕記念と言うことで回答してみますた。質問に答えてるうちに思ったんだけど、やっぱりオレが好きなF1は、ターボがモノになるかどうか、さあどうかな? ってあたりの時代のモノだったんだなあと再確認。ま、早い話がわたしゃロートルだと。

3月13日

激しく訂正

 昨日書いた「リターナー」の件、通してみてみると一応オレが劇場で見で覚えてたシーンは一通りDVDに納められてることを確認。してみるとこの件、私が勝手に頭の中でコンティニュイティ切り直してしまってたと言うことになるのかも。とりあえず「リターナー」のDVD、カットされてない公算が大である、と訂正かつお詫びさせていただきます。個人的にそれでも、「あれ、そうだったかな?」って思ってしまう箇所がいくつかあるので、完全にこっちの思い違いであった、という風には当面訂正しませんけど。ああ、人間の記憶力なんてええ加減なものだな(ごまかすんじゃない)。

ということで、見たもの

 DVDで「リターナー」、あとCS 日本映画専門チャンネルの「美女と液体人間」。「リターナー」は前述の通り、微妙に「こうだったかなあ」感があるんだけど、うん、やっぱり鈴木杏サイコー!ってことで。そしてまた樋口慎嗣がどこに出ているかを確認し忘れてるし。

 「美女と液体人間」は、、これはもう電気、ガス、水道、全部そろってうれしいな、と(^o^)。夏木陽介がどうでもいいチョイ役で出演してるあたりが時代だな。科学者役の佐原健二は、彼の代名詞、「地球の前に恋人を救え」を地でいく活躍でうれしいし、警察チームに平田さん、土屋さん、田島さん、中丸さんが顔をそろえてるってのもある意味豪華なキャスティングだよな。で、この中で田島さんがやっぱり怪人に殺されちゃうと言う。「変身人間」シリーズでは田島義文さんは必ず死んでしまう運命なのね。映画としてはたぶん、このシリーズ中一番出来の悪いモノではあると思う(肝心の変身人間側の動機や情念が、いまいち描写が弱いと感じる)んだけどね。液体人間役が伊藤久哉さんじゃなく、土屋さんか中丸さんだったらもっとすげえ映画になってたのになあ、とか思ったり。あ、順番的には平田さんにやってもらうって手もあるか。すんげー理屈っぽい怪人になってただろうな。ううん、見てみたい、それ。………ああすいません、また暴走してしまいました。

久々サポセン

 昼過ぎに床屋に出かけたら、途中で従姉妹殿とばったり遭遇。メールがうまく取れないってことで後で様子を見に行くことに。んで散髪した帰りによって見ると、どうもデフォルトのメーラの設定がおかしくなってたようでその問題に関しては一段落。それはいいんだけどOutlook Expressって、いったん取り込んだメールの振り分けはできないんであろうか? 受信時の振り分け設定しか有効じゃないの? 普段使わないメーラなので、このへんさっぱりわからん。鶴亀ならメールファイルがどこにあろうが振り分け設定で設定した条件でいくらでも振り分けし直せるんだけど、OutlookOEはそういうものでもないのかな? 振り分け条件の設定も妙にわかりづらいし。世の中の大多数にはこれが使いやすいメーラなんだろうか。個人的には腐れメーラだとしか思えないんだけど。

 Outlook ExpressとOutlookは別物でしたね。「松風 今の言葉」にて指摘あり。どうもありがとうございます。受信後の振り分けもできるのですか。どうやるんだろ、今度調べてみるべ。

3月14日

椅子到着

 一週間ぐらいかかるかも、って話だったんだけど案外はやく新しい椅子が到着。早速組み立ててみる。うおー、こりゃいいや。なんかもう腰が全然楽だ。こんなことならもっと速く新しい椅子に乗り換えるべきだったよ。13000円の椅子でこれだったら、かなり欲しいと思った30000円の椅子はもっと快適なんだろうなあ、あんな椅子で仕事できるようにがんばって仕事しようと(一瞬だけど)思ったですよ。

次のお仕事

 一応お仕事関係者用メーリングリストも立ち上がって、来週ぐらいからまた忙しくなるのかなって感じ。今度の仕事は半公共機関の職員さんたちのための内部的なサイト構築なんだけど、とっかかりは職員さんたち用の参照資料のHTML化。とりあえず全体のデザインは別のデザイナさんが行うので、わっちの仕事はそれをHTML化した入れ物を作り、そこにいろんなコンテンツを流し込んでいく、ってことになりそう。問題は流し込まれるべきコンテンツの量が半端じゃないってことかな。100近い数があるんですか、それを3月中に全部ぶち込めと? それはちょっと無理っぽいなあ。そもそも流す材料がまだそろってないんでしょ? まあこのへんは交渉担当者さんのがんばりに期待するってことで。こっちは椅子も新調したから結構がんばれるぜ(^o^)。

3月15日

緊急事態らしい

 昼過ぎに倅の学校の担任の先生から電話。何でも緊急事態が発生したので生徒集会および父兄説明会を行いたいと。ついては倅は明日の9時に、父兄は11時に学校に来てくれ、だそうな。肝心の緊急事態がなんなのか聞いてみたんだけど「電話ではちょっと…」だそうで。はて何が起きたものやら。公立校なんで経営が破綻した、とか言う話じゃあないと思うんだけどね。入学試験受けに来た厨房相手にカツアゲでもやったのか? 仕方ない、野次馬根性で父兄会とヤらに参加してみよう(いやもう少し真面目になんなさい>オレ)。

今さらなんですが

 倅が中古で買ってきた「エースコンバット4」がでたらめにおもしろくて。「3」でも大概その映像のすばらしさに驚愕したんだけど、さすがはPS2、クオリティはさらにその上を行くな。ゲームシステム自体はそれなりに野心的だった「3」から、オーソドックスな「1」、「2」のノリに戻ってるみたい。間に入るストーリーのデモなんかはさすがに今風だけど。倅はすでに二回エンディングを出してるんだけど、今日ぼーっとスタッフロール眺めてたら「板野一郎」なんて名前があってちょっとびっくり、あの板野一郎氏なんであろうか。どういうパートにこの「板野」氏が関わっているのかを見るためには、もう一度エンディングを出さなくちゃいけない訳なんだが…、しばらくゲームしてなかったせいもあるし、そもそも歳なんだろうな、序盤でいきなり壁にぶち当たってたりするんだった。非常に癪なので今日はこれからゲームモードに突入するです(明日は学校行くんだぞ、わかってるな)。

3月16日

緊急事態の顛末

 2ちゃんのニュー速+でそれらしいネタを探すヒマがあったら、新聞ちゃんと読めよってことで。いくつかの新聞には記事が載ってたみたい。最終的に傷害致死事件に発展しちゃった事件に、倅が通ってる高校の生徒が関係してた、ってことらしい。まずいことに加害者側で。父兄向けの説明会に顔を出してみたんだけど、最初の校長先生の経過報告でうんざり。心痛は良くわかるしそこには同情もするが、わざわざ学校に集まった父兄が聞きたいのは、何が起きたからこの説明会となったのか、なのであって、そこに「日曜日なのに呼びだてして申し訳ない」だのの前置きを入れてくれる必要は全くないと思うのだけどな。この時点で、何が起きたのか全く情報が入っていない父兄もいるのですよ。そういう人にとっては、まず何でもいいから、情報を知らせて欲しいの。2ちゃん的に言うなら「ソースキボンヌ」ってやつだ。いつまでたってもそこに話を進めない、ようやくそこに話が行ったと思ったら今度は、事件が発生した後の学校の職員さんたちの行動をくどくどと述べる。そんな話はどうでもいいのだよ。とにかく今得られる情報を、なるべく生の形でこちらに公開してくれたらそれでいいのだけど。

 繰り返すけど、校長先生以下、職員の皆さんの驚きと痛恨の念は良くわかるのですよ。でも、わざわざ「説明会」の体裁を取るのであれば、まず今わかっていることをすべて、集まった人に伝えることが重要だと思うのね。言葉は悪いが「能書きは後にしてくれ」ってこと。まず何が起きたから父兄が呼ばれたのか、その説明を簡潔にやって欲しい。そのあとで校長先生がどう感じ、どう動いたかを語ってもらう分には一向にかまわんの。それを一つの時系列にごっちゃにぶち込まれると、わたしゃ「聞く価値なし」の判断を割と早めに下してしまうのですよ。すいませんね途中で退席して>関係者各位。私はもっと(ある意味)ビジネスライクに話を進めてもらった方がありがたかったな。

 個人的には、一学年200人もいるんであれば、一人や二人、教師の目の届かないところで「キレ」ちゃう生徒が出てしまうのも仕方のないことだと思う。学校側の非なんか問いませんよ私。これは、しょうがない、防ぎようのない事故だと思う。それでもなお、「学校としてはこれこれのことをやった」と父兄に説明しなくちゃならない事情ってのは良くわかるし、その心痛如何ばかりかを察するに同情を禁じ得ない、ぐらいの人情は持ち合わせてるつもりなんだけど、それでもやるときゃプロに徹して欲しいぞ、と。いきなりこっちの人情の方に訴えて、「どうか察して欲しい」を前に持ってくるのはどうかと思うぞ、とまあそういうこと。

3月17日

訳者の特権

 どくしょ日記で、大好きな「ボライソー」ものの新作の感想上げたんだけど、そっちでも書いてるとおりこの本、妙に訳の具合がおかしいなあと思ってしまったんだった。で、「ボライソー」ものを扱ってるサイトをいろいろ見ててちょっとびっくりするようなネタを発見してしまった。潮 光(うしお ひろ)さんの「アルカディア号航海記」というサイトの「第24巻加筆問題について」というリソース。ファンの方じゃないと良くわからないと思うけど、「ボライソー」シリーズの24巻というのは、そこまでの主人公、リチャード・ボライソーがついに戦死してしまう、という非常に重大な事件の起きた巻である訳なんだけど、この巻で、シリーズをずっと翻訳されてきた高橋泰邦氏は、ボライソーが息を引き取る瞬間の描写を、原本よりもかなり水増しをした、訳者の創作を加えたものにしてしまった、という事実があったのだそうだ。結局こちらのサイトの管理人さんらの抗議の結果、ハヤカワとしても訳を改めた二刷を出版した、という形で一応の対応はなされたらしい、が、件のサイトでも触れられてるとおり、そのことについての訳者のコメントは続く25巻の「あとがき」でも全く読むことができないままなんだよな。オレもこのサイトを知るまで、そんなことがあったなんて知らなかった。うちにあるのはおそらく初版であろうから、オレは高橋氏の水増し翻訳本を読んでそれなりに感慨にふけった、ということになる。

 高橋泰邦氏は「ホーンブロワー」シリーズなどのいわゆる帆船小説を日本に紹介し、つづいて「ボライソー」ものや「オーブリー」ものなども手がけ、自らも「ホーンブロワー」のアナザー・ストーリィを上梓するなど、日本での海洋冒険小説の定着に大変な功労のあった(ちなみに水モノつながりってことで、クラークの『海底牧場』も訳しておられるのでSFファンとしても足向けて寝られない)方なんだけど、そんな人でも、なんていうかな、"魔が差す"っていうのか、"もっと良くしたい"気持ちが止みがたくなっちゃって、やっちゃいけないことをやってしまうってことなんだろうか。

 高橋氏は今でも海洋冒険小説の分野で、活躍をされてはいるんだけど、こうなると果たしてどこまで信じていいものなのか、心配になってしまうよなあ。彼が翻訳を担当するアレグザンダー・ケント(=ダグラス・リーマン)作品、確かにここ二、三年、しばしば意味がわからんフレーズがお話の間に挟まることがあるなあと思えることが多いだけに懸念は募るばかり。考えたくはないけど、高橋氏も温帯化しつつあるんであろうか、それはあまりに悲しいぞ。

見たもの

 「ストラトス・フォー」「ザ・ビッグオー」「機動戦士ガンダムSEED」「ダーティペアFLASH 2」「ガンパレード・マーチ」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。どれも面白かったんですがとりあえず「555」、"夢の守り人・後編"はかなりがんばったエピソードだったんじゃないでしょうか。「夢」をキイ・ワードに、それを追うもの、いったんそれを絶たれたもの、それがなんなのかわからない者のそれぞれの「夢」への向かい方を鮮やかに描いてみせる回。「夢」を語る真理と海棠の、その「夢」の捉え方と差、巧同様「夢」を理屈抜きに感じ取れない木場の悩み、映像的にも海棠クンの弾くギターの弦のラインがファイズとオルフェノクの戦ってる階段にオーバーラップするあたりの絵の見せ方はなかなか。未だに真相に近づけないたたき上げデカさんの回り道とか、このままだと主人公三人組より「はぐれ怪人人情派」(今思いついた)の三人の方が、仮面ライダー的ヒーローの悲哀をより色濃く背負ってるよなあ、などとまあ、心配な事は相変わらず満載なんだけどね。

3月18日

ゲルシオ

 「お笑いパソコン日誌」、3/18分のシカゴのインタビュウ記事にちょこっと反応。シカゴのアルバムは今後、旧作も含めてすべてライノレーベルから出ることになったわけですがその第一弾、「THE VERY BEST OF CHICAGO」(シカゴ・コンプリート・ベスト)のライナーノーツに、これを機にメンバー名や楽曲名をより正確な発音に統一致します。少々違和感のある表記も含まれますが、ご了承ください。なんてな記述がありまして、それによると、J・W・ガルシオは、正しくはグゥェルシオですが、ゲルシオとしますなんだそうです。ゲルシオも大概だけどローディー・デ・オリヴェイラがラウヂール・ヂ・オリヴェイラ、てのもなんだかなあ、と思ったりして。

解凍できないsitファイル

 次の仕事がぼちぼち始まってて、デザイナーさんから素材のファイルが届き始めたんだけど、Mac使いのデザイナーさんは、ファイルをStuffIT ExpanderStuffIT ExpanderはStuffITのパッケージのウチのひとつで、圧縮じゃなく解凍するものですよね。うかつですた。で圧縮して送ってくれるのだった。んでこっちはWindowsなのでAladdin Expanderで解凍する訳なんだけど、どういう訳だかこれがうまく解凍できないの。これ、最近ちょくちょく出くわす現象なんだけどなんかあるんだろうか。StuffIT自体よく知らないんだけど、MacLHAで言うところのMacバイナリオプションがくっついたりしてるんだろうか。バイナリエディタで見ても特に変な128バイトが頭にくっついてるようにも見えないんだけどな。とりあえず時間がもったいないので先方にはzipかなんかで再圧縮してくれるようにお願いしたけど、AlexとStuffITで互換性がなくなってたりするんだろうかね。

お買い物

 青池保子「イブの息子たち」(28)。まだ続いとったんかいこれ。まさか少女マンガで劣化ウラン弾の詳しい解説を読むことになるとはな(w。 もう一冊。先月ひいひい言いながらやってた仕事がどうやら正式に終了して、入金の目処も立ったので、自分へのご褒美ってことでついに「GUNDAM OFFICIALS」を発注してしまいますた。ジュンク堂で在庫2冊、とか出てるんでもう辛抱たまらなくって(^^;)。

3月19日

仕事だー

 本業でサンプルページをどかどか作る作業が舞い込むわ、二年前にやったバイトの(オレのあずかり知らない箇所の)不具合修正要請が舞い込むわでちと脳みそメダパニーな感じ。本業の方は何とかやっつけたけど、昔の片手間仕事の、オレがタッチしてないところの不具合をどうにかしてくれとか言われても困るんだよなあ。金くれるんなら一から作り直しますけどどうです? クライアント様。

 そんなこんなでもうちょっとお仕事。眠いぜ、晩飯がカミさんのおごりで宴会だっただけに(だいたい仕事テンパってるのに生中2杯に冷酒3合は飲み過ぎだろ、いくら家訓に『呼ばれた宴会は断るな』ってあるにしても)。

3月20日

攻撃開始

 朝から一番臨戦態勢なのはテレビ局。日本の大失敗も見てるし、自分もベトナムで大失敗してるアメリカが、兵力の逐次投入などという馬鹿なことをやるとは思えないので、今日のはまあ小あたり的なものって事なんだろうな。とりあえずNHKワシントンの手嶋さんが、相変わらずトイレに行くの我慢しながら喋ってるように見えるのが印象的だったなあ。

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「東京湾炎上」。1975年東宝、監督・石田勝心、脚本・大野靖子&舛田利雄、出演・丹波哲郎、藤岡弘、水谷豊他。こいつは正真正銘の初見。日本の誇る特撮技術はテロリストすらだまし仰せるものなのだー、な映画(結局バレるけど)。いやー、昭ちゃんの特撮はわんぱたんで困ったものだけど、その分を「ヤマト」でおなじみ舛田利雄が脚本でびしっと補ってくれとるわ。作品中の丹波哲郎(セリフ回しに後年の面影がほの見えるけど、全体としてはまあ、この人にしてはナチュラルな芝居だよね)扮する船長と、テロリストのリーダー、シンバ(K・アモハ)の論戦なんか、ちょうどアメリカが"ならず者国家"に攻撃かけてる最中に見る結果になったせいか感慨もひとしおですわ。藤岡さんの活躍がいまいちぱっとしないのと、ラストのサスペンスが少々弱い気がするのは惜しい(そりゃ原油の中に潜るんだから、なんにも見えないのはわかるけど、そこになんか絵的な処理をやってこそ特撮でしょ、ってことで)けど、うん、まあまあ楽しかった。田中光二の原作が良かったって事なのかな。

お買い物

 安彦良和「機動戦士ガンダム The Origin」(4)、かわぐちかいじ「ジパング」(10)、高橋留美子「犬夜叉」(29)。買い物といえば先日発注した「GUNDAM OFFICIALS」、結局ジュンク堂では在庫切れのような。とりあえず版元に問い合わせ中らしいんだけど、こりゃ他の入手方法を考えた方がいいのかな。

3月21日

「衝撃と恐怖」

 今回のイラク攻撃の基本的な米軍のコンセプトがそれなんだって(朝日新聞による)。昨日の攻撃も、フセイン父子がかなり高い確率で居るであろうと思われる場所が判明したために急遽決定されたものであったのだとか。自分の居場所が筒抜けで、しかもそこにかなり高い精度でミサイルが撃ち込まれたとあっては、覚悟はあってもやっぱりやられたら、そりゃ衝撃は受けるだろうな。ただなあ、まともにやり合ったら勝ち目がないのはいくら何でも分かってることだろうから、この先何やらかすのかは油断できんものがあるんだろうけど。

F1第2戦

 第二戦マレーシア、予選第一日をCSで。ううむ、腹に一物抱えた状態での予選が恒常的なものになってしまったせいか、今見たものがこのレースでのドライバーなりチームのもてるポテンシャルである、と簡単に納得できない状態なのはちと辛いものがあるか。やっぱり予選は金曜、土曜の両方のタイムを参照した方がいいのかもしれない。まあそんなことより川井ちゃんとドリキン土屋をカップリングしたらいかんでしょー、つー方が大きい訳なんだが。

 わたしゃピットレポーターとしての川井ちゃんは結構好きなんである。いま日本で彼以上に優れたピットレポートをやれる人物はいないと思うんですよね。ただ、コメンタリーブースでお友達と雑談モードにはいるといきなりダメになっちゃうと思うんだけど。土屋とか亜久里がブースにいると、ついお友達モードでタメ口の雑談モードに入っちゃうのはよろしくないよなあ。もともとピットの情報をコメンタリーブースに伝えるのが仕事だった人なんで、視聴者に何かを伝える、って意識がない人なのかもしれないから仕方がないのかもしれないんだが、ワシらは視聴者の立場でキミらの言動を耳目に入れてるんだっちゅうの。そこを意識してくださいな。これだったら開幕戦の、地獄のような(^^;)川井ちゃん一人の実況の方がまだましだよ。

潮時だわ

 「暴れん坊将軍」に幕(スポニチAnnex)。このシリーズ好きだったんだけど、終了もやむを得んな、って気もしますわな。残念ながら肝心の将軍様から"暴れん坊"のイメージがどんどんなくなって行ってるんだもんね。黄門様みたいに"二代目暴れん坊将軍"を持ち込むって考え方はなかったのかな。

3月22日

.sitのその後

 ねこめしにっき 3/21分でStuffITについて詳しい解説が。どうもありがとうございます。あ、圧縮された元ファイルのファイル名が日本語含みだとダメとか、あったりするのかな。知らないけど。 んむ、確かにびしばし日本語含みのファイル名ではあったんですが、関係あるんでしょうかね、出力ファイルが作成できませんでしたなどというワーニングがでるところからして、ファイルの解凍場所をその都度指定してやったらええんやないか………あ、だめだ、やっぱりおんなじメッセージが出るな。なんだろねこりゃ、リードオンリー属性を持った圧縮ファイル? いやそれだってリードはできるべさ。どうにも良く分からんのう。ま、それはともかく…

あ、蛇足っておきますると、StuffIt Expander は StuffIt 圧縮ファイルを手軽に解凍するだけの解凍専門アプリの名前なのでして、"「StuffIT Expanderで圧縮」"ちう言い回しはビミョにハズレです。

 はうあっ、仰せの通りでございます。圧縮するのは(Win環境で言うなら)DropStuffの仕事ですわね。また考えなしの発言をしてしまった。デレク・カーの息子かオレは。

F1

 予選二日目。あえてマシンを軽くしてフロントローをかっさらって見せたルノーの戦略が果たして明日、吉と出るか凶と出るか。純粋スピードの競争を楽しむ、って部分は薄味になっちゃったけど、ここはまあ、翌日のレース戦略を含め、各チームがどういう作戦を立て、どんなセッティングをしてきたかを予想しながら予選、本選を続けていろいろ想像を巡らせてみるのが新しいルールになったF1の楽しみ方って感じなんだろうな。そこのところを楽しめるかどうかやね。今のところはそれなりに波乱があって、楽しいと思うんだけど。

 ただなあ、やっぱりコメンタリーブースからドリキンはどけてくれー。「僕たちから見たら」とか偉そうに言ってんじゃねーよ。二言目にはトルコントルコンとわめいてんじゃねーよ全く。あーうっとおしい。明日もこやつの喋りとつきあわにゃいかんのかと思うと少々鬱じゃの。

お買い物

 「機動戦士ガンダム The Anthology Vol 1」。早い話が「ガンダムエース」の、目玉連載以外の掲載作品を寄せ集めたもので、まあ新味はほとんどないと言える。そんな中、ラストを飾る安彦さんの描きおろしで少し笑ってしまった。「トニーたけざきかオレは」と言うつぶやきがラブリー。

3月23日

だらだらお仕事

 デザイン会社の中の人も大変だよな。日曜の朝5時のタイムスタンプで素材がメールで送られてきてた。なんかメール読んでみると、透過GIFのエッジが汚いのが気になって時間がかかってしまった、とか、結局透過GIFを使うのはあきらめようと思います、とか書いてるし。あー、あなたもしかして、Illustratorから直接GIF画像作ってますか? わかった、もういいからIllustratorのファイルのままでこっちによこしなさい。あたしがなんとかするから。

 とか書いてますが、今回のお相手のデザイナーさんは、去年の腐れ仕事のデザイナー連中に比べたらはるかに仕事もきれいで、こちらへの指示も適切なので、わたしゃ全然悪感情持ってないですよ、ええ。ずーっとDTPの仕事をメインにしてたら勝手も違うだろうし。自分で指定した行送りや文字送りの数値が、WinとMacで結構な差になってしまったりするのを見て愕然としてらっしゃったりするのを見ると、ちょっと同情しちゃうしね。

見たもの

 仕事しながらつらつらと「ストラトス・フォー」「ザ・ビッグオー」「機動戦士ガンダムSEED」「ダーティペアFlash2」「ガンパレード・マーチ」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」あと、CSのF1マレーシアGPなど。「ダーティペア」が面白くないんで、もう定期視聴解除にしようかと思ってたら、今週でおしまいだってさ。「ストラトス・フォー」、「ビッグオー」、「ガンパレ」の三つは面白いですな。

ガンダム

 お話の方はともかく、ちょっと前に話題になったファースト世代からのガンダムSEED擁護論、ワシも野嵜さんが書いてるとおり、こりゃ一種の煽りのような気がする。筆者の名前に「じゅん」じゃなく「ぞう」の方を持ってきた時点で、「気をつけなさいよー、バカが書いてますよー」と宣言してるようなもんだと思うんだが。

555

 ああ、ついに来たか井上脚本。とほほ。先週までのそれなりに深みを感じさせなくもない、様々な隠し味はどこに行った。新章突入だから全部まき直しってか。一時期待してたんだけど、またちょっと先行きが心配になってきたなあ。

F1

 第二戦マレーシア。おお、ドリキン土屋が来てないぞ、すばらしい…と思ったら実況が塩原アナなので、やっぱり無意味にやかましい、ちょっと困った実況になってたな。キミらまずモニタを見なさい。バックグラウンドじゃなく、まずレースの状況を伝えなさい全く。川井ちゃんはピットに貼り付けなさい、コメンタリーブースに置いとくのはもったいないんだってば。

 レースの方はなかなか面白かった。靴屋の兄ちゃん、やっぱりちょっと焦りがあるのかな。やらずもがなの接触、ペナルティって感じだったね。自分でも非を認めてたみたいだけど。これでもまだ、フェラーリとミハエルにとってはちょうどいいハンデ程度のことなのかもしれないけど、レースに変化がおきるのはいいことだと思うです。

3月24日

訃報

 天本英世氏。77才で逝去というのはあまりにももったいない。「仮面ライダー」に全く思い入れがない私としては、死神博士がどーしたこーしたといわれてもピンとこないんだけど、いくつかの東宝特撮映画での名演、怪演は忘れがたい。個人的に印象的なのは、珍しくもごく普通の人間として登場する「妖星ゴラス」のダンスホールの客のシニカルな芝居と、「電送人間」の氷砂糖なめて朗らかに笑う殺し屋役かな。もちろんムウの猊下をはじめとする変な人系も大好きですが。「ウルトラマンコスモス」に出演されたのを見たのが最後になってしまったのか。悲しい。

[CSS] Book Data Open

 すみけんたろうさんが自著、「スタイルシートwebデザイン」の元データを公開 。使用条件を良く読んで、みんなで活用しましょう。

3月25日

賞のお話

 「千と千尋」が長編アニメーション部門受賞って事でちょっと話題になったアカデミー賞。大まかなところは「シカゴ」と「戦場のピアニスト」で分け合った感じ。「指輪」は音響効果と視覚効果の二つ。まあ特撮映画だからこれぐらいは取っておかないと。世界で一番ヒロイック・ファンタジーが好きなのがアメリカ人だと思ってたんだけど、映画に関しては割と点数辛いんですかね。ま、それはともかくとりあえず宮崎カントクにおかれましては、ぜひむこうに出向いていって、暴言吐きまくって欲しかったなあ。マイケル・ムーアも霞んじゃうようなこと言いそうだもんな、あの人。

 さて日本では星雲賞の候補作が発表に。日本軍は全然わかんねえ。オレが良くお邪魔させていただくサイトでは、おおむね野尻抱介さんの「太陽の簒奪者」と北野勇作さんの「どーなつ」、 飛浩隆さんの「グラン・ヴァカンス」あたりの評判が良かったような感じがするけど。

 海外長編の方は、どうだろね、ファン投票って事だと「イリーガル・エイリアン」になるのかな。「航路」が追い込んでくるとか? オレは「最果ての銀河船団」に一票入れたいところだけど。海外短編の方は、むう、「バーナス鉱山全景図」がノミネートされて「オルドヴァイ峡谷七景」が入ってないとはこれいかに? こっちはバクスターかイーガンになるのかな。

 メディア部門は「少林サッカー」が星雲賞取ったらちょっと楽しいな。「ほしのこえ」はメディア部門じゃなく、アート部門か自由部門で賞をあげた方がいいんじゃないかと思う。コミックはわからん。「YASHA」と「ラスト・ブックマン」しか読んでないもん。「DAI-HONYA」ほどには「ラスト・ブックマン」は良いとは思えないし。アート部門は、個人的には去年はずいぶん"岩郷重力+Wonder Workz"ってクレジットの入ったカバーを見かけたような気がする。大活躍の年だったんだろうか。ノンフィクション部門と自由部門は私にゃ良く分からん。というか全体に良く分からないんだけどね。日本のネビュラ賞は向うのヒューゴー賞なんで、当然ファンの嗜好に左右される訳だから、星雲賞に投票する人たちと私の好みが乖離してれば、首ひねっちゃうことが多くなるのもまあ仕方がないんだろうけど。

見たもの

 「水戸黄門 春の二時間スペシャル」と、CS 日本映画専門チャンネルで「野良犬」。黄門様は第31部の最終回。

水戸黄門

 いろいろとサービスしてくれるのはいいんだけど、キイ・パースンとなる若者に氷川きよしなんか持ってきたもんだから、いいところで芝居のハリみたいなもんをぷっつんぷっつん切ってくれちゃってもうがっくりこ。謎の強敵(演じているのが秋山道場の若先生なので殺陣はかっこいいぞ)と鬼若の決着もなんだか「はぁ?」てなもんで。どうしようもなく退屈、って事はなかったけどもう一歩かな。

 黄門様といえば新しい助さんと格さんが決まったようで。助さんはこの時間帯ではおなじみ「怒れ!求馬」の原田龍二、格さんには合田雅吏。合田は『超力戦隊オーレンジャー』にレギュラー出演し、子供たちからも人気があるって誰かいなと思ったら、オーブルーの彼だったんですか、なるほど。しかし子供たちからも人気がある(強調は乱土)ってこたぁないやろ。オーレンジャーは1995年やであんた。

野良犬

 1949年東宝。監督黒澤明。「酔いどれ天使」と同じく志村喬と三船敏郎の共演。助監督に本田猪四郎氏の名前が(^o^)。一瞬の隙に拳銃を盗まれ、しかもその拳銃を使った凶悪犯罪が発生したことに悩む新米刑事の三船と、彼と組んで拳銃の行方を追うベテラン刑事、志村。必死の捜索もむなしくやがて第二の凶行が………。

 とにかくあらゆる刑事物のドラマは多かれ少なかれこの映画に影響を受けておるんじゃないだろかと思ってしまう。理想主義の三船、徹底的にプラグマティクな志村の対比も鮮やか。戦後間もない日本人たちの、一度ばらばらに解体され、その上にいびつに再構築された精神構造の、ある時に美しく、そしてまたある時には悲しく、しかし邪悪な有り様を、サスペンスフルなエンタティンメント作品の中にさりげなくひそませてみせるあたりはさすが。三船の拳銃を最終的に手にしているのが誰なのか、そいつがどんな顔をした人間なのかが最後まで分からない、ってあたりの話の作りかたもうまい。

 終盤、立ち回りの末についに犯人を捕らえ、放心状態になって草むらに寝転がる三船と犯人、その傍らを何も知らない子供たちが童歌を歌いながら通り過ぎる。その無垢な歌声に、かつてと今の自分の間にできてしまった溝の大きさを知り、こらえきれずに泣きわめく犯人…なんという名シーンじゃ。

 まあいくら小型拳銃だからって、銃弾フル装填したそれを、スーツの外ポケットにそのまま放り込んで満員電車に乗って帰ってんじゃねーよミフネー、というツッコミは言わない約束って事で。

3月26日

お買い物

 版元取り寄せになってた「GUNDAM OFFICIALS」が到着。マズったね、これは家まで届けてもらうべきだった。神鉄鈴蘭台駅の売店で受け取った3.5Kgのブツを抱えて晩飯の食材確保のためにコープをうろうろするのはかなりの難行であったよ。本自体はもうむちゃくちゃ。濃いというか業深過ぎというか、いやこれは噂に違わぬすげえ本だわ。とりあえずシャアの項目で、いきなり彼のことを「一流の見識と二流の才能を持った人物故の悲劇」とぶった切ってみせるあたりの切れ味に大喜び。これはちょっと時間作ってじっくり読み込んでみたいと思わせてくれる本ですわ。で、そういうときに限ってちょこまかと仕事が立て込んでしまうというあたり、世の中良くできてるなこんちくしょう。とりあえず仕事優先。4月の前半ぐらいまでになんとか片を付けてしまいたいんだけど。

3月27日

生きてます、が…

 シャレにならんぐらい仕事がたて込んでるので生存証明のみ。「ガンダムエース増刊号」を読んでるヒマもない。ゆうきまさみ氏と安彦さんの対談が面白そうなんだけどなあ。てことで仕事に戻るさ。

3月28日

まだちょっと

 忙しかったりして。とりあえずの山場は超えたんだけど、ちょこまかと修正が入ってくるんで結構どたばた。とりあえず修正とか何とかやりながら一日すぎちゃった。ってもう日付変わってら。寝るべ。

3月29日

導入しますた

 今やってるお仕事、まあいつものようにテーブルレイアウトなんだけど、今回はNN4でもちゃんと見えないといけない。いつものようにデザイナーさんから指定のシートをもらって、そいつを見ながらうりゃうりゃと秀丸さんでHTML書いていくと、どうしても階層の深い構造を持ったテーブルができてしまう。最近めっきり気にしなくなってたオレも悪いんだが、階層の深いテーブルこそNN4最大の鬼門。ヘタすると表示されるまでに一分ぐらいかかっちゃうことが判明したんだった。これはまずい。今はまだ評価版だからいいけど、複数のブラウザでのチェックされたらクレームは必至だわな。なんとかして階層構造の浅いテーブルで仕上げてあげないと。

 どうしようか考えてみたんだけど、こりゃもう頭使うより金使った方が良いだろうと言うことでオーサリングツールを導入することに。ずいぶん前に同僚が購入したDreamWeaver3を触らせてもらったことはあって、そのときは「こんなもん使えるかボケー」とあっさりパスちゃったんで、本格的にオーサリングツール使うのは今回が初めてだったりする。ちょっと迷ったんだけどAdobe GoLive 6.0にしてみました。普段のグラフィック周りの作業はPhotoshopとIllustratorなんで、多少は相性もいいんじゃないかな、と思って。

 で、マニュアル見ながら前に手書きしたページを組み直してみたんだけど、うーん、正直言ってあれですね、「楽だよ、ママン!」って感じ(w 。ウィンドウにレイアウトグリッド、っつーまあ方眼紙みたいなもんを拡げてやって、そこに画像だのテキストだのをぺたぺたと配置してやると、勝手にspacer.gifでいろんなオブジェクト間を補完したテーブルを組んでくれるわけだ。なるほど、こんなもんがあったらそりゃ、テーブルでさくっとサイトデザインしちゃおうと思うよなあ。世の中便利になっとるね。今回みたいに、後から変更が入る可能性がまずないような仕事の時は手っ取り早くていいのかも分からん。ソース見たらげんなりするけどな。

見たもの

 「ストラトス・フォー」、「ザ・ビッグオー」ほんでもう一発「ストラトス・フォー」(最終回)。いやー、全くノーマークだったんだけど「ストラトス・フォー」、面白かったっすね。「ビッグオー」のほうはラス前。世界はすべて、何者かによってあらかじめ用意された舞台でしかなかったことが分かるお話。「ウルトラマンガイア」なんかでも思ったんだけど、実写、特撮ものを担当したときの小中千昭氏のお仕事には正直首を傾げざるをえないことが多いんだけど、ものがアニメや小説になると、この方って油断できない面白さを秘めたものを作ってくれるよなあ、と思わされる。なかなかに複雑な気分ではあるな。

3月30日

見たもの

 「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」、あとCSの「巨神ゴーグ」、ラスト8話分をまとめて。アバレも555も案外早めに新キャラのお目見え(ってまあ、アバレブラックは1話目でも顔出してるんだけど)がありましたな。まあファイズの方は、(掲示板でnokiさんに教えてもらったんだけど)変身ベルトは三つあるらしいので、三人目のライダーが夏ぐらいに登場ってことなのかな? あ、ファイズのアップグレードバージョンも出るの可能性があるよな。お話の方はどちらもそれなりに。荒川さんが脚本を担当している「アバレ」の方が(しばしばスベッちゃうんだけど)ちょっと面白いかな。「ファイズ」の方は、あんなにみんなでうじうじ考えてた「夢」の話はどこ行ったんだー、って感じで。

 で、「ゴーグ」。いやー面白かった。なんつークオリティの高いアニメシリーズじゃ。お話もあくまで王道。王道すぎて先の展開が読めちゃうくらい王道一直線。安彦さんって全部自分でコントロールした作品では、どうもこう、さらにもう一歩突き抜けたものがない、みたいなものを作っちゃう傾向があると感じるんだけど、これもそんな感じの作品って言えるかなあ。美しい作画にそれなりのSFっぽさはあり、それなりの起承転結もあり、ちょっとニヤリとするファンサービスもありと、どれもそれなりに高いレベルでまとまってるんだけど、トミノ御大みたいにせっかくハイレベルに仕上がってるものに、さらにやらんでもいいようなぶちこわしを平然と入れる肝の太さがないというか。

 ただ、この、気恥ずかしくなるぐらい直球勝負の冒険アニメ、スタッフがひたすら安彦タッチの絵を美しく動かすことに情熱を注いでくれたおかげで、見てる分にはなんだか幸せな気分になっちゃうことも確かな訳で。スタッフ、キャストがみな期待されるベクトルにおいて、充分に納得できる仕事をやってくれた成果物を見るってのは、やっぱりオツなもんですな。個人的にはジュブナイルのお約束、「恋」の要素がもうちょっと欲しかったんだけど、てか全体に女性キャラの不遇なアニメではあったけどね。んでも充分楽しませていただきましたわ。

GoLiveで行こう!

 なんちゃって、そんなイキのいいかけ声にはほど遠い状態なんだけど、しこしこ慣らし運転中。とりあえず文字コードEUCでページこさえると、なんだかんだと文字化け起こすことがあったりするのがちょっといやん。特にアプリケーションを立ち上げて、一発目にEUCコーディングのファイルを読み込むと確実に文字化けが起きるってのはどうした事やら。一度そのファイルを閉じて、もう一度読み込み直すと問題なく立ち上がるんだけどね。

 へえ、と思ったレイアウトグリッドも、確かに便利なんだけど痒いところは自分で掻いてね、って作りに見えちゃうのが辛いかな。外部スタイルとの連携にはもう一工夫欲しい気がする。外部スタイルで、たとえば"table.hoge th"なんてな設定をしてる部分が、GoLive上からはすぐに適用できない感じなのはちょいと使いにくい。そのたびに重い内蔵エディタで作業せんといかんのはかなわんな。秀丸使わせてくれー。

 ま、などと不満も感じつつ、とりあえずこいつで作業するときのキモみたいなものは何となく分かってきたんで、明日から再開されるであろう作業の続きは、こっちに環境を移してやってみようと思うんだけどさて大丈夫だべか。とりあえずテーブルの階層は浅くなるのでNN4でも割と速くレンダリングされるようになったのはしてやったりなんだけど、なんかこうソースに使用意図の良く分からん記述があったりするのは気持ちが悪いなあ…などと思うのは頭が古い証拠なんだろうけど。時代は富豪的コーディング(という用語があるかどうかは知らないけど)に向いてるんだから、頭切り換えなくちゃ。飯の種なんでね。キレイ事いうてても始まらん。

お買い物

 佐々木倫子「Heaven?」(5)、細野不二彦「ダブル・フェイス」(1)。細野さん、今度はマジックネタなのか。春居筆美(はるいふでみ)=(脱出マジックの伝説的第一人者)ハリー・フーディーニはちょっと苦しいこじつけかも。手慣れてはいるんだけど、残念ながら傑作にはならないだろうなあ、これ。

3月31日

最終通告くらっちゃった

 あちこちで話題になってるみたいだけど、うちにも来たよ、最終通告。

                       平成15年03月31日

通知人:(株)J.C.P
    顧客管理課 料金徴収係
    担当 清水

顧客番号8291
          
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 前略、先日発送させて頂きました債権譲渡に関しての通知書はすでにご覧頂けたものと存じます。
同通知書の書面でもお知らせしました通り、弊社は各サイトのインターネットコンテンツ事業者様
より利用料金等の回収を委託されているものです。

弊社が回収受任しました今回の貴殿の債務についてこれまで何度かのご連絡をさせて頂きましたが
未だ貴殿からのご入金が確認出来ておりません(3/28現在)。
この度、弊社顧問法律事務所との協議の結果、以下の通りの事案を決定とし本メールを
最後の通知とさせて頂きます。 

【入金期限】平成15年04月03日(木)午後3時
【振込先】(代表口座)
     アイワイバンク銀行 コスモス支店(店番110) 
     普通口座 0032099  
     ナカヤマ シユウイチ
     (J.C.P 代表)
【入金額】53,378円(以下内訳)
     アダルトコンテンツ利用料 30,000円
     延滞金          13,378円
     督促費用         10,000円
     
     合計 53,378円  

 これまで貴殿の利用料につきましてはコンテンツ事業者様及び弊社共々、再三のご連絡を試みて
来ましたが未だご入金がなくまた誠意ある回答も頂いておりません。
今回の通告にも関わらず万が一にもご入金のほうの確認が取れない場合は弊社関連調査会社のほうで
貴殿のご自宅、勤務先等をメールアドレス、アクセスログ、電話番号等から調査、解析し回収員が
貴殿のご自宅、勤務先等へ直接、回収に伺う事となりますのでご了承下さい。
またその際に掛かります費用、調査費用、交通費等の雑費、別途回収手数料も合わせてご請求させて頂きます。
また場合によっては裁判所を通じた法的手段にて対応させて頂く事となります。

本状は「最終通告」です。これ以上の猶予はないものとお考え下さい。

尚、もし本状と行き違いにお支払いの場合はご容赦願います。

以上、何卒宜しくお願い申し上げます。


  (株)J.C.P


※ 本メールは送信専用アドレスより配信されています。このメールに返信されてもお返事は届きません。
  弊社は債権回収業者であり本件に関してのお問い合わせ等は直接コンテンツ事業者様へお問い合わせ下さい。

 えっちぃ絵は大好きだが、金払ってまで見る趣味はないので、こういうメールが来ても特に焦ることはないんだけど、なかなかに居丈高なメールですな。とりあえず警察とプロバイダには通報しますた。

 それにしても今時ASAHI-NETの素のメールアドレス、ln1o-ktu@asahi-net.or.jp 宛でくるメールはほぼSPAMであろうと判断して、片っ端からゴミ箱に放り込むように設定してる(や、もちろん優先度は一番低くしてますが)んだけど、最近はマイメール・サービスに設定した、l-rover@kobe.email.ne.jpにも訳の分からんメールが来るようになっちゃったなあ。

はてなダイアリ

 いろいろ試してたんだけど、私に二つの日記コーナーを使い分ける根性はないわ。ということで「はてなダイアリー」の方は今後放置します。てか自分が使ってたスペースをはてなさんに返却したいと思ったらどうしたらいいんだろう。はてなのユーザー登録を解約しないといけないのかな。アンテナの方は継続して使いたいんだけど。


さとみかんtextmaniaかわちょアンテナあっち系リンク抽出閑古鳥アンテナから捕捉していただいています。

オレ様用はてなアンテナ、ROVER's" HATENA"なんてのもあります。

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