不浄に日記

5月のお馬鹿三昧

間抜けな管理人の煩悩の数々、ごゆるりとご笑覧あれ

一番新しい話題

5月1日

サイト運営もドッグイヤー?

 ねこめしにっき経由、個人サイト定年退職(九十九式)。お笑いパソコン日誌でも触れられてたけど、確かに学生さんがサイト初めて卒業とともにそこを閉鎖、てな流れは一定量あるのかもしれない。最近は高校生や中学生のお友達もネットを使うのが一般的になってきてるから、近いうちに個人サイトの賞味期限は3年、なんて事になったりするんだろか。

 ちなみにウチは1996年の3月スタートだから、うへ、そろそろ二度目の定年だよ。

見たもの

 CS スター・チャンネル名画座で「ミッドウェイ」。1976年アメリカ、監督ジャック・スマイト、出演チャールトン・ヘストン、三船敏郎、ヘンリー・フォンダ、グレン・フォード、ロバート・ミッチャム、ジェームス・コバーン。なんとまあ豪華なキャストですこと。このメンツでミッチャムもコバーンもチョイ役なんだもんね。

 この映画、公開当時観に行きたいな、と思ってて結局観ないまま現在に至ってた映画なんだけど、いやー、観に行かんで良かったわ。役者さんの出演料で予算の大半使い切っちゃった感じだな。映画が始まると「歴史的事実を現存する記録映像を使用した映画である」なんて前置きが流れるんだけど、それは普通手抜きといわんか? 実際「連合艦隊旗艦『大和』」ってテロップとともに映し出される軍艦、これどう見ても長門だよなあ。「トラ!トラ!トラ!」のバンクですかい(テキサン改造の零式とかも、バンクくさいよなあ)? その他、アメリカ空母がダメージ受けるシーンは毎回「バンカーヒル」に特攻機が突入した映像を繰り返してみたり、飛んでる飛行機がカットごとに変わって(ヴィンディケーターが気がつくとヘルダイバーになってる)たり、ツッコミどころ満載の映画だわ。ストーリーもどうしようもないぐらいプーだし。なんかこう、アーウィン・アレンの空前のダメ映画、「世界崩壊の序曲」を戦記物にしたような映画だわなこれ。

 わたしゃメカフェチなんで、ヴィンディケーターの実写映像がみれたり、改装前のエセックス級の空母の映像が見れたりするとそれはそれでうれしかったりする(冒頭のドゥーリットル隊の東京空襲の映像、あれはかの有名な「東京上空30秒」あたりの画像を使ってるんですかね)んだけど、あくまでそれはそれ。映画としちゃあどうしようもねえクズだわ。

 つかやっぱ、円谷のミニチュア特撮のクオリティはすさまじいものがあると再認識したですよ。これ、日米合作の予定がフイになっちゃったんだっけか。円谷が特撮を担当してたらもっと見応えのある映像を楽しめただろうになあ。見られると困るものは極力見せない、みたいな方針で映画が作られてるんで、スペキュタキュラな快感、ちうものを全然味あわせてくれない132分になってしまっているのだよね。

5月2日

連休の合間だし

 今日あたり仕事はさくっと切り上げて宴会モードってところが多いのかな。せっかくしゃかりきになって納品用にファイルのコンバートしたんだけど反応ないなあ。レイアウトグリッドを普通のテーブルレイアウトに変換するのって結構ホネみたいで、しょっちゅうGoLiveが落っこちてくれて閉口してたのにさ。ま、続きは連休明けですかね。

見れなかったもの

 カミさんの予約が先に入ってしまってF1スペインGP、予選一日目はチェックできず。むう、あんたいったい何回録画したら気が済むんですか、勘九郎ちゃんの「法界坊」。まあ初日の結果はなんの参考にもならないのが今年のF1なんだけど、それにしてもやけにウィリアムズが沈んでいるな。反対になぜかトヨタが速かったみたいだけど、ふむ。まあ勝負は明日なんだけどね。とりあえず今日の予選で何が起きたのかは、来週の再放送をチェックするしかありませんな。

5月3日

見たもの

 F1スペインGP予選二日目。このGPでついに登場したフェラーリF2003GA。サイドポントゥーン(の特に下部)あたりの微妙な爬虫類的ライン、節操なく林立する空力デバイス、640シリーズを彷彿とさせるカモノハシ・ノーズ、醜いとさえ言いたくなるようなマシンなんだけど、でたらめに速い。セクター1の最高速がそれまでのチームの最高速に優に10Km/h以上の差をつけるクルマとは恐れ入る。恐れ入るけどやっぱりこのマシンは美しくない、ような気がするなあ。エンツォは「速いマシンは美しい」って言ったけど、もしかしたら速すぎるマシンってのは必ずしも美しくはないのかもしれないな。

 予選自体はフェラーリ対ルノー、つー図式がなかなか興味深くて、明日の本選も楽しみなんだけど、こうなるとマクラーレンがどんな新車を持ち込んでくるか、ってあたりもちょっと気になる。

 マクラーレンといえば今回も重めで行くんだろか。今宮さんがクルサードの走りを見て「重量感のあるコーナリングですね」ってコメントしてたのが妙にウケたですよ。

5月4日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「成恵の世界」「ガンパレード・マーチ」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。あ、ちゃんとSEEDのオープニングから一人消えてるな(w。 「ガンパレ」、毎回学芸会だのパーティーだのやってる気がするんですが。いやおもしろいからいいけど、って次でおしまいなのか、もったいない。

アバレンジャー

 ぶは、さすが時代劇の東映。小林翼君(北大路版『子連れ狼』の大五郎役)は出てくるわ舞ちゃんは青影さんのコスプレするわ久々登場のじいさまは新様のコスプレだわの大盤振る舞い。これで福本さん出してくれたら完璧(なにが)だったのに。笑里たんは先週ブタになったままで留守番、てことにして同じ顔のお姫様を登場させる、とか芸細かいなおい。

555

 なんかもう出てくるのがどいつもこいつもイヤな奴状態になってきたファイズ。まるでZガンダムだ。お話の方はかなり入り組んできて興味深いところもあるんだけど。なんだかよくわからん上に絡み合った三角関係ができあがりつつあって、これをどう捌くのかはちょっと興味深いところ。脚本家が脚本家なので、開いた口がふさがらんような風呂敷の畳まれ方しちゃうんじゃないかと心配ではあるのだけど。とりあえず今のところはまあまあおもしろい方かな。

 劇場版の話もそろそろ出てるようですが、「驚異の1万人仮面ライダー部隊」ってなあいったい…。ネタ収集元はいつものようにHK-DMZ PLUS.COMさん。

整理整頓

 私にはもっとも縁のない言葉だが…。それにしても机の上に要るものと要らんものとなんだかわからんものがフルヘッヘンドしている状態はちょっとよろしくないので、近所のホームセンターに出かけて手頃な棚を買ってきて机の上に設置してみる。なんか整理されたような気になった。これで安心して、またいろんなものがフルヘッヘンドしていく恐れは充分あるんだけど、今のところは机の地の部分が見えるところまで環境は改善。ホントはもう少し収納スペースが欲しいんだけど、部屋の中は棚だらけ。よわったな。

今日は宴会

 恒例、従姉妹殿宅でのバーベキュー大会。今年は焼き方担当したんでちっちゃい火傷をよーさん作ってしまった。とりあえずビールがぶ飲みしてご機嫌で帰宅。F1は明日ゆっくり見る。

5月5日

F1

 スペインGP本選。よーいどんでたちまちクラッシュのキミ、もひとつスピードが上がらなくて下位チームにいいように追いまくられる靴屋弟、相変わらずついてないBARとトヨタとルノーのナンバーワン、それに比べてやっぱり速いのかよフェラーリ、って感じのレースではありましたな。そんな中、アロンソのがんばりがなかなか見応えがあった。作戦のうまさ、コースとの相性なんかもあったんだろうけど、ルノーとアロンソにとってはしてやったりのレースって感じだったな。競り合いのおもしろさはも一つだったけど、戦略勝負の部分ではかなり楽しめたかも。いつもはダメダメちゃん代表の一人だったファーマンが初ポイントゲット、てのもまあめでたい。

 ただなあ、やっぱ2003GAってこう、キャラクター的な魅力に乏しいよなあと思ってしまう。なんつーかね、カッコいいマシンにはそれなりのポイントがあると思うのよ。312Tシリーズの、ボクサーエンジンを活かすための幅広なボディとか、ターボ時代のブラバムの徹底したロウ・シルエットとか、マクラーレンMP4/4の全く無駄のないシルエットとか。そういうのが今年の(まあここ数年はずっとそうだけどね)フェラーリからは見えてこないんだよなあ。そこらであのマシンがいくら速くても、いまひとつ「おー速いなー」と感心できないでいるのさ。

月曜時代劇

 「天罰屋くれない 闇の始末帖」。おー、始末される側が纏にーちゃんであったか。

5月6日

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「隠し砦の三悪人」。千秋実と藤原釜足の凸凹コンビのキャラクタが「スター・ウォーズ」のC3-POとR2-D2に影響を与えたって事で有名な映画だけど、確かにそんな感じ。ただまあそれを言うならこの映画全体が「スター・ウォーズ」(いわゆるエピソードⅣな)のプロットに与えた影響はかなりなもんである、とも思えるわな。その線で考えればオビ・ワン役で三船敏郎にオファーがあったってのも頷ける。「1941」なんかに出てる場合じゃなかったのね(w 。彼がオビ・ワンだったらきっと出来の悪い弟子に「ばかもん!」とか怒鳴ってただろうから、後の(とは時代的には昔にさかのぼった)短気なオビ・ワンもそれなりに納得できるものになってたかも。サー・アレックはちょっと温和に過ぎたのだね。

 三船がオビ・ワンなら、藤田進はハン・ソロなんだろうなあ。ラスト間近にいいとこ持って行くもんな。さすがに「イヤァーーーーッホウ!」とか叫んだりはしないけど。この終盤の爽快きわまるシーン、スピルバーグもきっと気に入ってたんだと思うぞ。「インディ3」でしっかり真似してる。

 つかそういう細かいことを抜きにしてですな、これはもう映画として、でたらめに面白いわ。雪姫を演じる上原美佐の凛としたかっこよさと美脚(そこに目がいくんかい)、ついでに三船敏郎も美脚だ。序盤の廃城のセットのすばらしさとそこを駆け抜ける生の群衆の迫力、サスペンスとギャグのほどよいバランス、すばらしい。ワシ、「指輪」よりこっちを大スクリーンで見たいと真剣に思った。最近のハリウッドのSFX大作映画はもうええわ。人間を返してくれ。

ちょうど6人

 「見下げ果てた日々の企て」経由で週刊少年「荒木飛呂彦」 テキスト起こし・1。荒木飛呂彦といえば、手塚治虫が「天才」と称した数少ないマンガ家の一人な訳なんだが、いやこのインタビュウは濃いわ。とりあえずここに惚れた。

船越「アシスタントの方は何人いらっしゃいますか?」
荒木「ちょうど6人います」

 ちょうど6人………。何がどう"ちょうど"なんだ? 時々5.4人とかの体制でマンガ描いてるんだろうか? アシさん二人にスタンド二体、とかいう制作体制もありなんだろうか。なんせ荒木飛呂彦だからなあ。それはともかく望月三起也さんを高く評価してらっしゃる部分はとてもうれしかった。あの人はホントにうまいですよね。久しぶりに「俺の新撰組」を読み返したくなっちまったな。

5月7日

"絶対"とは言うけれど

 CSSのお話。Absolute、「絶対位置指定」なんて物々しい言い方になるんで、つい自分でもこれは厳密に指定してあげないといけないものなんだろうな、と思ってまじめにTop Leftの位置(もちろんBottom Rightとかでもいいんだけど)を指定してたんだけれど、ちと思うところあって、どちらか一方の座標だけ指定してみるとそのブロックはどうなるか試してみた。

 実際どうなるかは試してみてもらったらわかると思うけど、文書の構造がちゃんとなっていれば、たとえばtopの値をはしょってしまってもそれなりに収まるべきところに収まるみたい。岡橋版のCSS2仕様書和訳によれば、ポジショニングに使える値、初期値は"auto"なんですな(なんかすごくややこしげな算出方法なんだなあ)。ふむ、初めて知った。なんか初歩的なことのような気もするけど。

5月8日

またかよ

セガ、サミーとの統合見送り。続いてナムコが合併提案を撤回 再建問題は再び迷走。つまりこれは、以前下町娘にふられたショックからようやく立ち直って、財閥のお嬢様とのお見合いがうまくいきそうだって時に、実はばりばり仕事のできる同僚の女子社員も自分のことが好きだったって事がわかっておろおろしてるうちに、両方の女の子からそっぽ向かれちゃった大鳥居さん(大田区在住)のお話でした、と?

まただよ

 「メディアプレーヤー」に安全上の欠陥 マイクロソフト。MediaPlayer7.1と8.0がやばいんだって。うちは9になってたんだっけか。どっちにしろスキンのダウンロードなんてしないからだいたい安心。

まだだよ

 時々掲示板に書き込んでくださる(いつもありがとうございます)はたちの若妻(主催者側発表)、ひかりさんとこで知ったこの会社。サイバーダイン・システムズ・ジャパン。わはは、ようやるわ。工事中が多いのが気になるけどな。

5月9日

癒し系モビルスーツ

 もんちぃ師匠とメールでやりとりしてるときに話題になったサイト、甲冑通信。もしかして知る人ぞ知るサイトなのかな? 文字通り甲冑系のコスプレイヤーさんのために、その手のパーツを作ってくれる人のサイトなんだけど、併せて着ぐるみタイプのモビルスーツなんかも作ってくれている。作例がいろいろあって見てて楽しいんだけど、やっぱ白眉はこれだな。なんつーかこう、アッガイは絶対こうだろうな、てのをこれほど明確にビジュアル化した成果物をオレは他に知らない。すばらしい。いくつかの完成品は商品として扱っておられるみたいなんだけど、こいつも売り物なんだろうか? いやオレは買わんけど、なぜかこの世の中、アッガイ好きって結構多いみたいなんで、そういう人の琴線を思いくそひっかき鳴らしそうなアイテムだよなあ、などと思ってしまって。

Opera

 いったん引っ込められてた7.11、どうやら正式に公開になったようで。大きな変更はないように見えるけど、なんだったのかな。

5月10日

来るのか、来ないのか

 マクラーレンMP4/18。ようやく完成したらしいけど、実戦投入は英国から、なんて言われてるみたいだし。6戦しか残ってないんですけど大丈夫なのかしら。チームSVEじゃないんだから。

5月11日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「成恵の世界」「ガンパレード・マーチ」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。ああ、「ガンパレ」終わっちゃったよ。面白かったんだけどなあ。「SEED」は、なんでおまえがそこにいるんじゃキラ、って感じですな。その他、「アバレン」も「ファイズ」もそこそこ面白かったんじゃないでしょうか。実はすんごく古典的な、すれ違いと誤解が生み出すドラマ作りをやり始めたファイズがちょっと興味深かったりする。どうせもう小さいお友達には「ハァ?」でも一向に構わん、って勢いで作ってるんだろうから、まあその調子でやって欲しい。ただ、自己満足で済ますのだけはやめてよね、ってことで。

それはともかく

 ああそうか、「武蔵」って武蔵が出てなければそこそこ面白いんだな。

5月12日

いけてないよ

 CSS でイケてるデザインサイトリンク集(サムネイル版)。何度も見てたのに今日になるまで気づかなかった。ウチも入れてもらってたのか、あひゃあ。つかウチ、いけてねえなあと改めて思ったりして。モノが書ければそれでいいのでしばらくほったらかしにしてたけど、そろそろウチももうちょっと、デザインを考えんといかんかな。

 あ、それはともかく元ネタであるところの平林さんの、hatena Diary de Mosaicも必見。

見たもの

 「天罰屋くれない 闇の始末帖」。今週はギルスの無念をカブトライジャーが晴らすお話(微妙に違)。特撮イケメン軍団のなかではギルスの彼(友井さん、でしたか)ってどうも渋めの役どころをもらうことが多いみたいなんだけど、今回もそんな感じではあった。彼のお芝居、カブトにーちゃんのお芝居、ともに悪くはないと思う。ただなあ、片平なぎさと高知東生に華がねえんだよなあこの番組。そこんとこちょっと不満。

5月13日

エキスポランドにGO!だ

 sawadaspecial.com経由でガンダム・ワールド爆裂レポート。あ、ここの人って以前に『ジョジョの奇妙な冒険』決めポーズ教室なんてのをやってた人だよな。それはともかくこの、エキスポランドのガンダム大会、すげえなあ。ちょっと見に行ってみたいぞ。5月18日はDoGAの上映会があるんで大阪に出るつもりなんだけど、今年はDoGA、中之島なんだよな。去年は千里だったから、やや近かったんだけどなあ、ううむ。

こんな話になってたのか

 iyenさんの日記で知った、「機動戦士のんちゃん」公式応援サイト。ここしばらくおっかけてなかったんだけど、なんかものすごい話になっておるなあ。クオリティ上がりまくりだ。ただ逆にそうなると、初期のとぼけた味わいが懐かしくなってしまったりするあたり、無責任な視聴者ってのは始末におえねえな、とも思っちゃう訳なんだけど(キミやキミ)。

5月14日

「これはワナね」 ©田中真紀子

 むーん、晩飯も食って茶碗も洗って風呂も入って、さて酒でも呑むべさ、ってタイミングでお仕事関連の電話が鳴るってのはなんだかな。メールだったら見落としてたことにもできるけど、電話だとつい、「ほいほい、直しときます」なんて返事して、電話切ってから後悔する羽目になるんだった。ま、ちょっと量は多いけど作業レベルで落ちる仕事だからやったげるけどね、酒飲みながら。

あれ?

 いつからOpera、実体参照を解釈できなくなっちゃったんだ?

5月15日

秘密戦略会議

 ぼつぼつと進めている悪だくみにヤマちゃん社長が手をかしてくれるってことなんで、三宮でいろいろ打ち合わせ。そのあとは当然のごとく「たちきや」。"ささ一"、"鶴齢"、"くどき上手"、"米鶴 吟醸三十四号"、"飛露喜"、"天宝一"、"五郎八"、あと、えーとなんだったっけ、もう一杯飲んだような気がする。とりあえず"飛露喜"がすっきり系でうまかった。タダ働きしてもらうことになるので、今回はあっしのおごり。ま、今回は"石田屋"のごとき恐ろしい酒はなかったのでそんなに高くはならなかった、というかこんなもんで仕事してもらっちゃっていいんかいな、てな感じで。

5月16日

タイムスリップグリコ

d030516.jpg/4Kb  ようやく関西にもお目見え。昨日、元町の高架下でも見かけたんだけど、今日になってワシが毎日買い物に行くスーパーにもどかどかと入っておった。とりあえず5つほどかごに入れてレジに。おりとちゃん(ワシのお気に入りのレジ係。眼鏡っ娘)に変な目で見られてしまったが、こればかりはしゃあない。あけてみたらトヨペットクラウン(パトカーバージョン)×2、駄菓子屋さん、Honda Dream CB750 FOUR、ほんでテレスドン(地底怪獣出現)。ダブりは少ないけどなんせ全15種、欲しいヤツを手に入れるにはもうちょっと出資しないといけないかも(拡大画像 JPEG 52.6Kb/720×477)。テレスドンのディフォルメ、地味なようでいて結構大胆で、地底怪獣って言うよりは不時着したプテラノドンって感じ。こういうのも悪くはないと思うけど。なんでグレーのまだら模様になってるんだろうと思ったら、これ、ガレキの表現なんだね。わはは、さすが樋口特撮だ。ガードレールや標識と、戦車(ちゃんと61式になってる!)のスケールが変だったりするけど、それもディフォルメのうちってことなんだろうな。あ、そうか、樋口特撮だから見られるべきアングルは決まってるんだ。こういう視点から見てみる(JPEG 25.6Kb/640×240)と、おお、かっこええ、パース効いてるぜ(^o^)。

 その他、クラウンパトカーもいい感じ。駄菓子屋さんはもうちょっと商品が欲しかったかな、イチゴアメとかさ。CB750は、うーん、飛葉ちゃんと不二子ちゃんみたいなフィギュアつけるんだったらむしろ、光と委員長(『750ライダー』な)の方が良かったんじゃねえかなあ、などと思ったり思わなかったり。とりあえずカネゴンが欲しいのう。しばらく粘ってみるか。重めの箱がねらい目だろうか。

 それはいいとして、このグリコの山をどうするよオレ。

愛しのクズビデオ

 YAMDAS Projectの蘊蓄リンク経由でCLUB BUILD-GAMO。yomoyomoさんが紹介されてる"クズビデオ49日"も面白いんだが、それ以外のコンテンツもでたらめに面白い。どれぐらい面白いかというと、ワシ、今日は半日このサイトの文章読みふけって他のことなんもせんかったくらい。「平成三十年」ツッコミ大会とか、げらげら笑かしてもろた。東のマジソンズ、西のBUILD-GAMOって感じだな。で、わたしゃ関西人なので、妙にハイブラウ漂うマジソンズさんよりもこっちの方がちょっぴり好きかも。

お買い物

 高橋留美子「犬夜叉」(30)。例によって全然読んでないんだけど。むしろ一日遅れで買ったモーニングの「のこりび」のかよちゃんネタで久々に爆笑させていただきますた。繰り返しギャグに弱いんだってばオレは。

早馬情報

 ワークのムラさんからたった今メールで教えてもらった情報。ハセガワのウルトラメカシリーズ、ホーク1号に続くのはどうやらジェットビートルらしい。ううん、ホーク1号同様、まず小池画伯の絵ありき、で作られる、ハセガワ・スタンダードで押しまくられるビートル、そりゃ確かにいい物なんだろうけど、(またもや)タスクフォースが頑張った後にずかずか踏み込みますか"飛行機のハセガワ"さん、て気がちょっぴりしちゃうね。少し外してマットジャイロとかホーク3号とか、みんなが決定版を待ってる(まあエステルのレジンでマットジャイロは決まりかも判らんけど)アイテムに行って欲しかったんだけどな。そりゃハセガワ・クォリティのビートルなら買っちゃうとは思うけどね。でもやっぱりホーク3号のほうが良かったよなあ。

5月17日

見たもの

 F1オーストリアGP予選二日目。うーん、相変わらず金曜日に期待させ、土曜日にがっかりさせてくれるなあBAR。ジャックのやけくそな走りっぷりは見てて楽しかったけど。出だしで「お?」と思わせて、続いて「あれあれ」と心配になり、終わってみたら「やっぱりな」というのではまるで、私のひいきにしている野球チームと一緒ではないか。

5月18日

おでかけ・その1

d030518.jpg/3.3Kb  なんと今年初のSぱらオフ。今回のお題はCGアニメコンテスト。今年は中之島公会堂。開場30分前に行けば余裕だろうと思ってたんだけど、着いてみたらこの有様。なんとしたことかこれは(最終的に入場者数は去年の入場者を300人以上上回り、1000の大台に達してたらしい)。かまたさん自身が日記で首ひねってるし。

 ここ数年で、このコンテストも一発芸のウケ狙いから、ちゃんと「作品」の体裁を整えたモノが多数を占める方向に様変わりしてきているんだけど、今年はそれがピークに達した感じで、いやまあみなさん上手だわ。特に音がらみのスキルの向上がめざましい。ついでにいっときの「Project Wyvern」ショックから来たLightWave全盛の時代が終わって、今はよりキャラクタを動かしやすい、Animation Master使いの人が入選者の多くを占めるようになってきた…と、いえるのかな。

 作品の質が大変上がってる、てのは書いた通り。ついでに初期のコンテストではちょくちょく出てた、見てて退屈なだけのアートなイメージクリップぽいモノも減って、見るのが苦痛、みたいな作品がほとんどなく(いや一作品だけ、どうにももにょっちゃうのがあったけど)、大変に結構な上映会ではあったのですが、それが逆に、このコンテストの持ち味である、妙なノリの良さの部分をずいぶんとスポイルする結果になっちゃってそこはちょっと残念かも。手違いも少なかったしさ。

 や、もちろんそこで内輪受けで終わってちゃあいかんというのもよくわかる(実際、DoGA的にはかなり先を見据えて、いろいろと計画をしているようで、国からの援助まで取り付けてるってあたりは良くやってると思う。国がスポンサーのギャルゲー、なんてモノに一枚咬んでたとはな(w 。)んではあるけれどもね。

おでかけ・その2

d030518_2.jpg/2.3Kb  4時間オーバーの長丁場の後は、梅田に出て宴会、お唄、ちょこっとゲームも。「暴走戦隊ゾクレンジャー」がカラオケで歌えるようになってるとはな。恐るべしHyperJoy(w 。ちょこっとゲーセンにも寄ったんだけどあれだな、もしかしたら、最近クレーンゲームのコツのいくぶんかを体得したような気がする(おおげさ)。てことで本日の戦利品は三つ。ワールドタンクミュージアムのシュトルヒ、バンダイのはづきちゃんと亜美様。ここまではノーミスで。その後でかいチョッパーにも挑戦したんだけど、こっちはだめでしたわ(体得してないじゃん)。

 ワールドタンクミュージアム、Part3ではシュトルヒはちょっと見てみたいと思ってたんだけどこんなに簡単に手にはいるとは思わなんだ。しかもこれ、シークレットアイテムやん(^o^)。オットー・スコルツェニーがムソリーニ救出に使ったヤツ。こりゃまた結構なモノを。

 でも今回の目玉ははづきちゃんでしょうな。これ、はづきちゃん史上最高に出来がいいかも。ぱんちゅまでちゃんと見えるし(ぉぃ)。亜美様の方はあれですな、じつにエッチくせえですな。つことではづきちゃん拡大画像(JPEG 11.8Kb/248×600)と亜美様拡大画像(JPEG 15.7Kb/349×600)でございます。

5月19日

勝手にSARS疑惑

 昨日から続いてるんだけど、どうにも咳が止まらないんだわ。おかげで昨日は喉が痛くて「熱風!疾風!サイバスター」歌うのあきらめざるを得なかったぐらいで(でも「ジャスティファイズ」はがなったけど)。で、今日になっても喉の痛み引かないし、頭もなんかぼーっとしてるし(それは呑みすぎ)、朝イチで倅も「咳が止まらん、熱がある」てんで学校休むし、仕事から帰ってきたカミさんも「咳が出るー」とか言ってるし。むーん、ちょうど台湾のお医者様が関西一円をまんべんなく回っていかはった後だけにどうもやな感じだな。これでさらに、昨日中之島公会堂に集まった1000人のオタクが一斉にSARSに感染してたりしたらシャレにならんぞ。

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「成恵の世界」「ヴァイスクロイツ・なんたらかたら」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」、あと「天罰屋くれない」も。「ヴァイスクロイツ」は普通につまらんので巡回から外そうかしらね。SEEDは、これ、メカがガンダムじゃなかったら見てる人もそれなりに評価してくれたんじゃないかなあとふと思った。若い子が迷ったり憎みあったり悩んだり、の群像ドラマとしては案外面白いことやろうとしてる感じがあるのだよね。今、ガンダムじゃないリアルロボットを世に出すのってリスク大きすぎるのかしらね。

 「ファイズ」は、えー、わりと楽しんで見てます。結花たんに続いて木場君と接近遭遇した(初めてじゃあないけど)イヌタク君が、自分が殺した元カノジョのお兄さんの登場で悩む木場君の気持ちの揺れを自分に投影して、そこから自分の立ち位置を見つける、というまでの流れは(まだ弱いと思うけど)悪くない。ファイズのやくざっぽい立ち回りが久しぶりに復活してたのもうれしいかも。なんでバッティングセンターで出会うんだよ、とかご都合優先なところもあったりして先行きはまだまだ不安なんだけど、今のところはまあ面白いかな、と。

見損ねたもの

 F1オーストリアGP決勝。CSの方は録画してたんだけど、録画したテープを自室のテレビデオに放り込んだら見事にテープを巻き込んでおシャカ。ならばと一度テープをぶった切って、録画済みの部分を残したテープをでっち上げて見るだけは見ようと思って、しっかり録画済みの部分をリールから抜き取って、録画されてない部分の残ったテープを一本でっち上げてしまったことに気づく私。昨日の話なんですけどね。酒飲んで帰って、あんまり凝ったことに手を出しちゃあいかんよなあという教訓を得ました。しょうがないので地上波で観戦。うーん、これ、「初心者にもわかりやすいF1中継」になっているのかなあ。単なるレーサー萌え萌え、アクシデントはまだー? な番組にしかなってない気がするんだけど。

そねさん肖像コンテスト

 あっしも応募してみたのですが、うむ、ワシはまだそねさんをちゃんと把握できてないな、と痛感。つーか五分ぐらいで描いた絵を送りつけてるんでは、「キィミハ、ハズゥカシク、ナイヌォカァ?」(「地球防衛軍」風に)て感じではあるわな。実際のそねさんってどんな人なのだろうね。なお、「ラフ」と入れるつもりが「裸婦」になっちゃったんで、「まあいいかー」でタイトルを決めちゃった、とか言うのは触れない方向でよろしく。

5月20日

ぱっとせん

 相変わらず喉がいがらっぽくてやな感じ。倅はそれなりに体調戻してるのに。やっぱ若いのは回復力も強いんだろうな。仕事でちょこっとこっちのミスがあって夕方少しドタバタしたけどおおむね平和な一日で助かった。でもやっぱり喉がやな感じだ。早めに寝よ。

5月21日

メモ

 なぜ『江戸幻想批判』はゴミなのか。先月あちこちで話題になってた絶望書店店主氏と文芸評論家小谷野敦氏とのやりとり(私の中では小谷野氏の『おまえに興味がある』という台詞は、先月webで見たフレーズの中では最高にインパクトのあるものであった)の補足資料として。あまりに巨大で一気には読めない。

そろそろ潮時か

d030521.jpg/3.5Kb 買い物のついでに「新 タイムスリップグリコ」の方もぼつぼつと買い込んではいるんだけど、ううむ、なかなかうまい具合に揃ってくれない。先日は「重めのものを」と思ってそれなりな重さに感じられるものをいくつか選んで買い込んだら、内二つはテレスドンだったりして心底脱力。現状でテレスドン×2、クラウンパトカー×2、駄菓子屋さん×1、洗濯機×1、の余剰物資を生んでしまった。この中で欲しいアイテムありましたらメールください、善処します。で、ダブらなかったアイテムとしては"ナショナル角形噴流式洗濯機"、"ナショナル自転車 エレクトロボーイZ"(フラッシャー付き自転車。懐かしいなあ)、"Cー62蒸気機関車 スワローエンゼル"(色違いの雪景色バージョン。なんかうれしくない)、全日空YS-11、ほんでペギラ、それから本日ようやくカネゴンをゲット(拡大画像 JPEG 21.5Kb/512×398)。

 ペギラはその大胆なポージングの割に、顔の造作とかは意外なくらい高山良策さんのスタイルをふまえてるあたりでちょっと好感を持った。踏みつぶされる南極観測船が「ふじ」か「しらせ」に見えちゃうのがちょっと不満だけど(拡大画像 JPEG 30.6Kb/555×500 )。カネゴンは、うん、かなり良いね。電柱のやけに凝ったディティルがすてき。カネゴン自体もなかなか良い感じだし(拡大画像 JPEG 16.1Kb/320×520)。どうもケムール人のセットと、このカネゴンのセットは合体が可能で、"ケムール人が走っていくところをカネゴンが上から見下ろす"なんてミニ・ディオラマが作れちゃうらしいんで、ケムール人も欲しいなあとは思っているんだけど、なんかこれ以上深入りするのもヤバそうなんで、お目当てのカネゴンをゲットしたところで一応このシリーズにかかわるのはここまで、ってことにしておこう。

新車登場

 F1-Live.comでマクラーレンMP4-18のフォトが公開されてますな。ふうむ、まだ走ってるところ見た訳じゃあないので何とも言えないんだけど、とりあえずぱっと見た感じで言うなら、ずいぶん獰猛な感じのするデザインだなあって印象。割といつも、デザイン的にはおとなしめ、というかクソまじめな感じがするマシンの多いマクラーレンにしては、ずいぶんと禍々しいデザインになったなあって思った。黒を基調にしたカラーリングがそう思わせるのかもわからんけど。なんつーかね、「飢えた狼」と渾名された旧日本海軍の重巡洋艦のイメージがやけにぴったりハマるんですけどねこのクルマ。根拠はないが先行き不安かも。

5月22日

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「妖星ゴラス」「さよならジュピター」。「妖星ゴラス」はLD持ってるんだけど、マイ・フェイヴァリット東宝特撮っちゅうことで録画。うーん、やっぱり南極計画のミニチュアワークは空前絶後やなあ。これだけはハリウッドのどんなSFXショップでもマネ出来まい、つーか奴らはきっと実物大のセット組んで自慢するか、今ならしれっとCGIでやっつけちゃうんだろうな。そんなのちっともうれしくないけど。映画の本筋とはあんまり関係のない、こういうところで大喜びしてるから古い特オタはダメなんだ、つー批判は、まあ甘んじて受けておきます。でも大好き。

 で、「さよならジュピター」、1983年東宝。実はこれ、ラブホで見た覚えがある、つーか別のところへのツッコミに忙しくて、正直なところほとんど見てなかったといった方が正しい。というわけでほぼ初見に近い訳なんだが、うーむ、ここまでツッコミ放題の映画であったか(^^;)。映画本体に対する評価としては、たとえばマジソンズさんの評なんかが簡潔にして要領を得たモノになってるのでそちらを参照していただくとして、特オタ的にどうにも気になったことをいくつか。

 ………書こうと思ったんだけどなんだか支離滅裂になっちゃったので中断。ちょっと頭冷やして書き直します。

5月23日

さよならジュピター

 というわけで昨日書かれるべきだった事柄の続き。確かこの映画が完成したかもうすぐ完成だって時に高千穂遙が、"スターログ"誌のインタビューに答えて、「この映画で日本の特撮技術は『2001年』のレベルに追いついた」とか何とか言ってたような気がする。1983年の映画が1969年の映画のレベルに追いついたことが自慢できることなのかどうかはこの際措くとして、ほんとに追いついてる? てのが正直なとこだなあ。なるほど、技術レベルでは、とはつまり「できるかできないか」のレベルではようやく「2001年」級の技術が使えるようになったのかもわからん。でも、その使いどころとそれを使って何を見せたいのか、って部分、心意気の点において相変わらずこの映画はヘタレなままなわけで、そこが悲しい。

 スタジオぬえという若い才能集団の登場で、SF的なメカニクス考証ができるようになり、それをビジュアルにするのが可能になったこと、彼らのビジュアルを立体化することのできる、オガワモデリングの誕生、というあたりに明るい話はあったんだけど、そうやって作られたミニチュアを"見せる部分"が、やっぱり昔ながらの、勘と経験に頼ったモノにしか見えない感じが哀れを誘いますわな。とんでもねえ金がかかる「2001」の長時間露光ばりばりの宇宙シーンの撮影は無理だとしても、たとえば「ブレードランナー」じゃあ常に雨が降る昏い街、という設定を持ち込むことで貧乏な部分を上手に隠して見せたワケだけど、そういう頭の使い方をせずに、金の足りん分、ワシらの積み上げてきた方法論で納期はびしっと守っちゃうぜ、みたいな流れを感じてしまってねえ。その経験がいい方に行くと、冒頭の火星の極冠を溶かすスペクタクルみたいに、なかなかいい映像ができたりもするのだけど。

 「さよならジュピター」については、田中文雄氏の「(ゴジラ)を放った男」でも章が割かれてて、それ読むと小松左京がこの映画にかけた意気込みは並々ならぬモノがあったらしいけど、残念ながら熱意が空回りしまくるとどうなるかのいい見本って感じの映画になっちゃったな。だれか「さよならジュピター」と「前哨」の分量の差を指摘してあげる勇気ある人物はいなかったのかな、と、これは特撮とは関係なかったか。

いよいよ発刊

 ここのところ更新ペースが落ちててさみしいCRANK-IN、その理由は根岸さんの文章が本になるんで、そのための準備が大忙し、ってことだったのだけど、とうとう本ができたみたい。タイトルは「誰にも言えない 特撮映画の舞台裏」。んむう、目次見てると何となく「ああ、あの話ね」と予想ついちゃうモノが多いあたりでちょっとコスト・パフォーマンス低めな感じもあるんだけど、雨宮組の話とかはちょっと興味あるね。発売は6月20日です。

お買い物

 「ジェリー・アンダーソン自伝 サンダーバードを作った男」。まだ読んでないんだけど、訳者あとがきを読んでたらジェリー・アンダーソン、「新 キャプテンスカーレット」の製作に着手、なんて記述が。うーん、マジっすか。

5月24日

見たもの

 CS チャンネルNECOで「スプリガン」。大友克洋総監修、ちうからいったいどんな映画なのかいなと思って見てみたワケ。原作は全然知らないんだが、まああれか、思い切り鍛え上げられた金田と思い切り改造されまくった鉄雄がノアの箱船をめぐって大乱闘、な映画だと。そう思って見てる分には別に原作知らなくてもいいかって感じで。主人公のお兄ちゃんの結構複雑な過去の設定とか、あんがい上手に説明してたように思うし、アクションもそれなりに格好良い。主要キャラと一般人で身体の強度がメチャメチャ差がある感じがするのはまあ、この手のアニメじゃあお約束なんだろう。大友克洋監修の効果がどこらへんに出ているのか、とか言うのはよくわからなかったけど、タダで見せていただく(おーいオレ、CSだから金払ってるぞー)分にはまあいいか。

 ところでこの作品、キャラデザインと作画監督に"江口寿志"なる名前がクレジットされているんだが、これはいったい誰? 白いワニの江口氏だとしたらずいぶん雑な仕事のように思うんだけど…。

CSといえば

 当然アンテナで受信するワケなんだけど、この、アンテナが立ってるかどうかを人知れず監視している集団が世の中にはいるみたいだな、その名はNHK。先日いきなりチャイムが鳴るんで受話器取ってみたら、いきなり「NHKですがBS放送の受信料の徴収にまいりました」などとおっしゃる。いきなり何を言ってるのかと思いつつ玄関に出てみるとオバサンが自分はNHKの職員である証明書みたいなのを見せながら、「BSアンテナを設置されているようですので、そちらの料金を…」などというわけだね。たまたま機嫌が良かったので、「あれはCSのアンテナで、BSは受信してないですよ」と説明してお引き取り願ったんだけど、一週間ぐらいしてまた来やがんのNHK。こんどは学園ドラマで教頭先生役が似合いそうなおっちゃん。「BSアンテナを設置されているようですので、そちらの料金を…」と全くおんなじ台詞を抜かす。さすがにムッとしたので、「あれはCSを受信するためのアンテナでBSは見ていない。先日NHKの人間がやってきてあんたとおんなじ事を言うので、その旨説明したのだがなぜまたやって来て同じことを言うのか」と文句をつけたら、さすがに恐縮して「それではあのアンテナはCSのものである、という形で登録しておきます」とか何とか言ってそそくさと去って行きなさった。ふむ、もしかしてこれでCSを解約して、BSアンテナに付け替えちゃったら、ウチ、ロハでBS見放題かもわからんな。

5月25日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「成恵の世界」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。毎週毎週回想シーンで尺を稼いでるSEED、なんか事情でもあるんでしょうかね。もちっとまじめにやって欲しいわけだが。「アバレンジャー」はカリスマ整体師とその父をめぐる前後編の前編。リョウガ君にキライ光線が効かないのは、彼には嫌いなモノがないから、ってのが小オチなのかな? 「555」、生身で顔を合わせていればそれなりに解りあえるのかもしれないイヌタク君と木場君、だけどもう一つの姿になってしまうと…という部分が、ぎこちないところもあるのだけどかなりうまい具合に描かれていてそこがかなり好印象。ラッキーなんやらとか、突然出てきたクソうっとーしい小娘は当面無視の方向で。「ナージャ」はあれですね、善人なおもて佳き過去あり、いわんや悪人をや、と。そこは来週をお楽しみに、と?

5月26日

む…

 納品すんだ仕事に修正要望してこないでよー。しかも割とめんどくさそうな修正だなあこれ。

5月27日

朝からお仕事

 いやそれあたりまえじゃん。最近午前中からぶりばり仕事することが減ってたんでちょっと調子が狂うな。とりあえず半日ぐらいかけて昨日の(深夜に舞い込んだ)修正要望には対応、したつもり。微妙にNC4での表示に自信がなかったりするんだが、まあいいや。

手塚治虫文化賞

 第7回の大賞受賞作は高野文子の「黄色い本」に決まったそうで。や、いい作品だと思うし高野文子が高く評価されること自体は大歓迎なんだけど、んー、2002年にもっとも印象的だった漫画作品がこれでいいのかなあ、という気も同時にしないでもない。ついでに今回から新設された「新生賞」、清新な才能を顕彰する賞だそうだが、小畑健は"清新な才能"とは言えないと思うんだけどなあ。所詮は朝日新聞のやることだから、このあたりが落とし所といえるのかもしれんけど。ま、どんな事情にせよ高野文子やいしいひさいちが高い評価を受けること自体は大歓迎なので、もっとやったって。

トラが五位だよ

 いや、野球じゃなくレースの方。インディ500で高木虎之助、1,9秒遅れの5位フィニッシュをやってくれたそうで。やーすばらしい。やっぱ日本のマスコミがちやほやしないところに行ったときに、その人の本当の力が表に出るのだろうね。

5月28日

め、目がぁぁぁ

 全然焦点合わねえ。眼鏡も合わねえ。朝から老眼鏡して半日コミックス読みふけってたのがマズかったか。モニタ見てたら気分悪くなってくる。こりゃいかん、もう寝よう。

お買い物

 「ガンダムエース」7月号。あかんわ、安彦ガンダムの分量が思い切り減っちゃってる。これじゃあ買う価値がない。今後は単行本で追っかけることにしよう。つーことでこの雑誌はもう買わないので、読みたいマンガがあるんなら自分で何とかするように>倅

5月29日

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「ヤマトタケル」。1994年東宝、監督・大河原孝夫、特技監督・川北紘一、出演・高嶋政宏、沢口靖子。こいつはオフミで鑑賞したんでどういう映画かはよくわかってる。かなりダメな映画なのだよね。たった105分の間すら、お客の興味を引きつけておけない映画なんだなあ。で、「しょうがねえなあ」と思いながら見てて(それでも見るんかい、ええまあ)気がついたんだけど、これってもしかして、「日本誕生」を、いろいろ今風なネタを仕込んでリメイクしようとして、本家の冗長さも引き継いじゃってこんなことになっちゃったのかもしれないな。

 そもそもヤマトタケルのお話自体が、西に行って悪党退治、今度は東に向かって悪党退治、と、わりとお話の中の世界が無駄に広いんだよね。大河ドラマにでもすりゃあそれなりに面白いかもしれないけど、最初のクマソ征伐がそれなりに有名で、盛り上げようもあるのに比べてそれ以降の討伐にはいまいち華がないもんで、「日本誕生」でも(田崎潤の熱演はあったけど)後半だれだれだったし、こっちも意味不明な海竜さんのシーンとかで無駄に時間を食っちゃってる感じ。どうせ本家の「ヤマトタケル」とは全然関係ない話だってのはみんな知ってるんだから、クマソ討伐からすぐにツクヨミとの戦いにお話を進めちゃっても良かったんじゃないのかね、と今になって思う。

 それはともかく、八岐大蛇に向かって一生懸命剣を振り回す高嶋にーちゃんの芝居が意外なくらい三船敏郎のその時の芝居と似ているのを見て、なんか楽しかったです。

見損ねたもの

 あいたたた、モナコGPは木曜と土曜が予選だったよな。しまった、阪神のボーナスステージなんか見てる場合じゃなかったぜ。

見てみたい…気もする

 2ちゃんのハード板、モニターから高周波音がぁぁぁぁぁぁぁぁ!。困ってる#1さんに、「んじゃいっぺんビー管掃除してみる?」ってんで#12さんが懇切丁寧にやり方を教えてくれている。すげえ。すげえけどいくら特攻野郎のオレでもこれはさすがに怖いから絶対やらないよ。そういえばゲーム屋やってたとき、むき出しのビー管をアングルで組んだ仮筐体(とか開発ツール)とかごろごろしてたけど、良く誰も感電しなかったよなあ、と今頃になって背筋が凍る思いしてたりして。ま、そんなこととは別に、お話が勝手に変な方向に行くから2ちゃんは面白いわけで、気がつくと#37みたいな書き込みが出てきたりして。怖いけどワラタ。

む…

 先日話題にした「手塚治虫文化賞」選考委員のコメント各選考委員の配点が読めるようになっとりますな。むう、モー様ったら評価はするけど「黄色い本」には点数入れなかったのね。

5月30日

倫敦どんより…

d030530.jpg/2.3Kb  食玩から。バンダイの"ドールコレクション・明日のナージャ"。4種類出てるウチのこいつはひとつ。見る角度によってはなかなかいい感じ(拡大画像 JPEG 21.4Kb/353×600)。成形色が肌色じゃなかったらもっと良かったんじゃないか(つまり肌色は塗って欲しかった)とも思うんだけど、そこらを差し引いて出来はいいんじゃないでしょうか。真っ白なぱんちゅまでしっかり丸見えです。困ったね。

まーっはろっどでぶろろろろろー

 サイコドクター風野さんの5月29日の日記から「見下げ果てた日々の企て」に流れて少し笑う。ブロロロロロログ(小馬鹿にするレベルによってロの数増減)にややウケ。つか"ブログ"って語感が悪役っぽくてあんまり好きじゃない。まあどっちにしろウチには関係のない話だが。

5月31日

月の珍獣

 平林さんのinside out経由で珍獣占い。やってみたです。マークアップはこっちで適当に。

ミステリアスさんは単にシャイなだけ?
あなたはヤマビーバーです。

齧歯目
ヤマビーバー科
Aplodontia rufa

ヤマビーバー
体長30〜46cm、尾長1〜4cm、体重800〜1800g。北アメリカの太平洋岸に分布。トンネルを掘って、単独で生活している。

ヤマビーバーという名前なのに、ビーバーとは無関係だし、なぜ「ヤマ」なのかもはっきりしない。ミステリアスという言葉がよく似合うアナタ。「何を考えているかわからない」という言葉もいい加減聞き飽きた。頭は回るのだけれど、感情表現にとぼしい。それが、「独特の雰囲気があるひと」に見えるってわけ。

生態
人間関係では距離をおきがち
好み
いごこちのよさ重視
環境
あたりまえじゃない仕事が吉
群れ
仲間内ではかなり重宝される存在る
天敵
ひとの心に土足で入り込むひと
武器
自分の見せ方

 トンネルを掘って、単独で生活している。ってのはなんか言えてる感じがしてちょっと笑っちゃった。続いて「タイプ別判定」も。

あなたは月のヤマビーバーです。

頭脳明晰で多才多芸
自分のペースを守り続ける気ままな性格

並みの頭は持ち合わせていないアナタ。
「頭の中をのぞいてみたい」と言われるタイプ。
なにをやらせても人並み以上、いやプロ並み。
その知識も辞書並み!? アナタの多才ぶりに、周りはため息ばかり。

 そりゃちょっとかっこよすぎ。

見たもの

 F1モナコGP、予選二日目。ふうむ、今回はミシュランタイヤに一日の長があった結果、ってことなのかな。とりあえず新しい予選システム、これはモナコのためにあるようなシステムだよな。見応えがあった。そんななか、もしかしたら実は速いんじゃないかと思わせるダ・マッタ、クビ説までとびかった割には頑張ってるピッツォニア、そして新しいスポンサーを得てカラーリングも変わって再出発のミナルディ(カコイイ!)、となかなかに見所のあるグランプリになりそう。ジェンソンはアンラッキーだったけどね。

お買い物

 太田垣康男「MOONLIGHT MILE」(6)。人情話のフィーチャリング吾郎、個人が何かを持ちかける前に国の都合やなんやかやが先に来てしまうフィーチャリング・ロストマン編の二本立てでお話が進んでいくのだな。迷走しかかってる「プラネテス」よりストレートな分、今はこっちの方が面白いかもしれない、と感じてしまうね。


さとみかんtextmaniaかわちょアンテナあっち系リンク抽出閑古鳥アンテナから捕捉していただいています。

オレ様用はてなアンテナ、ROVER's" HATENA"なんてのもあります。

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