不浄に日記

8月のお馬鹿三昧

間抜けな管理人の煩悩の数々、ごゆるりとご笑覧あれ

一番新しい話題

8月1日

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「ハワイ・マレー沖海戦」。1942年製、てことでこれは紛れもない戦意高揚映画。なんだけど妙に抑制がきいてる感じがするのは都会派をもってなる東宝のカラーと言うことなのか。今見るからそう思うのかもしれないけど、ことあるごとに精神論を(つたない日本語で)説きまくる藤田進はなんとなくカリカチュアライズされたキャラクタに見えてしまう(そりゃ負けるわな、と今のワシらはこの映画見て思うよね)し、戦争がどうしたこうした以前に、日本の田舎ってこんなに美しいじゃないか、てあたりをきれいに見せてくれる撮影とか、国策がどうしたこうした以前に、まずは映画としてとてもすてき、だと感じる。

 円谷英二がその力をはじめて思う存分出した映画、と言われる作品で、さすがに実写とミニチュアを使った映像のコンポジットのうまさなんかはうならせられるものがあるわけなんだが、戦意高揚映画と言いながらその中に、いわゆる"銃後"の人たちの悲しみあたりまでも織り交ぜて描くあたり、やっぱ昔の映画屋はすげえよなあと思ってしまう。や、良いものを見せていただきました。

私の知っている日本

 おれカネゴンさんも大絶賛の借力(ちゃくりき)、最新の話題は"ユーザー参加型「バカ日本地図」プロジェクト "。うわははははは。いや、学生になって大阪に出てきた時、「出身は?」と聞かれて「富山です」と応えると、「ああ、金沢ね」って反応をイヤというほど経験した私としては、この地図、まことにリアルなもののような気がする。せっかくだからこの際、尼崎は大阪に入れて欲しい気もしたりする(いまだに尼崎が兵庫県だと、とっさに思えないんでした)んですが。

8月2日

これは、かなり…

 実写版セーラームーン、キャスティング決定。ううむ、亜美たん役の浜千咲ちゃんにかなり萌え(ぉぃ)。んでもコスチューム的にはオリジナルに忠実というか芸がないというか…。さてどんなお話になるのかな。土曜の朝ですか。

これも、かなり…

 新・タイムスリップグリコのクーガ7にラジオを組み込む!。うおーすげー。

8月3日

見たものたくさん

 暑さにうだりつつ、「機動戦士ガンダムSEED」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」、CS 日本映画専門チャンネルの「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」「ゼロ・ファイター大空戦」。F1ドイツGP予選二日目も。

ガンダムSEED

 アークエンジェルの同型艦、ドミニオンの艦長に就任したバシルーラ…じゃなかった、えーとなんかそんな名前のおねいさん。妙に自信満々なのは、うさぎ艦長の優柔不断っぷりをさんざん見てきたが故? さて、Zガンダムなんかだと三つどもえの構図ができた時に、敵対する側がパプティマス様やハマーン様みたいに強烈な個性をもった奴がいるもので、エエモンであるところのエゥーゴの立ち位置が多少あやふやでも、それなりに緊張感のある敵対関係が描かれてたように思うんだが、今回の三つどもえは、どいつもこいつもふにゃふにゃやねえ。どこが怖いのか、どこがしたたかなのか、さっぱりわからんなあ。

アバレンジャー

 ヒーローが自分の立ち位置を見失いかけて苦悩する、つーのはまあシリーズ中で一回ぐらいは描かれるお話ではあるんだけど、こらまた重たい、かつむずかしい話をもってきましたな。「人間を信じたい」リョウガをあざ笑うかのように、人の心の弱さ、醜さを見せつけまくるアバレキラー。彼が見せるものって、人間なら誰しも陥りかねないものであって、んでもってそれってそう簡単に(子供番組レベルで)すぱっと解決できるものではないと思うんだけど。とりあえず今週でリョウガの苦悩は一旦措かれて、来週はちょっと毛色の違う話が来るみたいだけど、それでいいのかな? 人には弱みがある、でもそれを含めてもなお信ずるに足る存在なのだよ、と、これでうまく小さいお友達にも説明できているかな?

555

 きゃあ、結花タンがこわれたー。そんな結花タンの笑顔にビビりつつ車を走らせると、オルフェノクに衝突してしまうケイタロくん。闘ってるのは馬とムカデ。しかしムカデはいつもと違うプレッシャーにおびえている。プレッシャーの元はデルタだった………、っておい、馬はどこいったー? 毎度毎度、こんなんばっかりやなあ。

ナージャ

 これはもしや…と思ったらやっぱり監督、細田守でございましたな。もうあんた、自分の趣味全開でやってるやろ、と言いたくなるような凝りに凝った映像炸裂。スペインの光と影を徹底的に描いてみせる。お話の方もなかなか凝ってましたな。わたしゃフランシスが二人いるのかもしれない…事を匂わすだけで今週は終わりにするのかと思ったんだけど、もう一声踏み込んできたのにはちょっとびっくりしたですよ。

太平洋の嵐

 1960年東宝、監督松林宗恵、出演東宝男優陣勢揃い。空母「飛竜」の艦橋が大変なことになってる。戦隊司令に椿三十郎、艦長は神宮司大佐、副長は対キラアク防衛司令、航海長はガス人間の生みの親、機関長はインファント島の酋長、飛行長が芹沢博士、先任参謀が田沢博士、航空参謀がガス人間、通信参謀が田宮博士。パイロットたちのリーダー、友成大尉(「ヨークタウン」に体当たりした友永大尉がモデルなんだろうなあ)に毎朝新聞桐岡、その部下にサルノ王女のボディガード、中条博士、電送人間。この「飛竜」ならアメリカはおろかゴジラにだって勝てそうだ。でも史実は史実だから奮闘むなしく「飛竜」は撃沈、生き残った夏木陽介らパイロットは、敗戦をひた隠しにする軍部の方針で、内地と連絡も取れないまま最前線で戦い続け、最後は特攻隊として空に消える。結婚はしたがすることは何一つやってない隠し砦のお姫様への思いを抱いて…。

 若いパイロット(夏木陽介)の手記を通して描かれる真珠湾からミッドウェイ、そしてその先の日本の行く末。この映画も、戦争とは別に、日本の田舎の風景がすばらしく美しく描かれている。というかあれだ、こんなに美しい田舎が拡がってる国が、どいつもこいつも自家用車と拳銃を持ってるような国を相手に闘ったら、そりゃ負けるよなあ、と思うわな。

 日本の戦争映画は基本的にあまり「敵」を描くことに力を入れない傾向があって、この作品でもそれは顕著。強い敵と戦う、どうやって勝つ? という部分のカタルシスが常に希薄な分、妙にとってつけたようなヒューマニズムの表現が鼻につくことが多い(戦争に負けると、スカッとした戦争映画は作りづらいんだろうな)んだけど、1960年のこの映画は、そこらあたりにまだ抑制が効いてて悪くない。変に「この悲劇を繰り返してはならない」なんてほざいて映画を締めないところはマシかな、って感じですな。「ミッドウェイ」でも流用された特撮シーンは、悪くはないけどすごく素敵、と言うほどのものでもなかったかなあ。私の中では東宝戦争映画の最高傑作は「日本海大海戦」なんだけど、そこまでは行ってない。ていうかやっぱり繰演の飛行機は辛いね。

ゼロ・ファイター 大空戦

 こちらは1966年製作にもかかわらずモノクロ作品。監督森谷司郎はこれが初監督作品。ブーゲンビル方面に展開する海軍航空隊の荒くれ、通称「八生隊」。彼らを率いる古強者の隊長、久保明は敵の空襲のさなか、強引に迎撃に上がろうとして、映画が始まって10分も経たずにあえなく戦死。後任の隊長として赴任してきたのはどこか謎めいた加山雄三。伝統的な巴戦主体の空戦を古くさい作戦として退け、次々と新機軸を打ち出すのだが、佐藤充ら歴戦のパイロットにはそれが面白くない。さらに伝統に凝り固まった参謀連とも何かにつけて対立してしまう加山。だが、彼の考案する新戦術は次々と成果を上げていき、佐藤たちも徐々に彼を認めるようになっていく。そんなとき…

 その正体が実は海軍きっての伝説的名パイロット、彼が繰り出す奇手の数々、ってわけでこっちはこう、「0戦はやと」とか「ゼロ戦レッド」(若い君らにゃわからんかもしれんが)みたいな、わりとマンガっぽいノリのエンタティンメント作品。森谷司郎さん(黒澤明のお弟子さんなんだそうですな)はこの後「日本沈没」や「八甲田山」といった堂々たる大作を撮る人だが、この作品での演出は実に若々しく、劇画っぽい。「隊長機のマークだ!」とセリフが入れば、戦闘機の横腹の隊長マークにどどんとカメラがズームする、なんてカットが連発するんでした。

 そんななか、伝説的な名パイロットである加山は、無策な参謀連中に対して鋭い批判も繰り返しているわけで、このあたりはそれなりに、当時の、何ら有効な手を打てずにジリ貧に陥ってしまった元凶である軍の高級参謀の責任についてあえて問題提起をしてみせるあたりに、脚本の関沢新一の意地があったりするのかな、なんて思ったりする。ちなみに加山と対立する高級参謀は中丸さん。役名の草川参謀、てのは草鹿竜之介なのかなあ、とふと思ったり。

メールをくださる方へ

 こんな田舎でも掲示板(毎度反応遅れまくってて申し訳ないです)とは別に、メールでもウチのサイトに書き散らかした文章についてのコメントをいただくことがあって、そのこと自体は大変ありがたい訳なんですが、メールくださるんなら、最低限名乗りと、何についてのメールなのかを書いてくれないですかね。最近前置き抜きに、いきなり本題を熱く語る方が多くて、そういう人にどういう返事をしたもんか、かなり悩んでしまう訳なんですが。メールいただけるのはとてもうれしいのですけど、どうも反応する気がなくなってしまうわけでして。

8月4日

今日も今日とて戦争映画

 CS 日本映画専門チャンネルで「さらばラバウル」。1954年東宝、監督本多猪四郎、出演池部良、岡田茉莉子、平田昭彦、根岸明美。戦況芳しからぬなか、苦闘を続ける海軍ラバウル駐屯部隊。その中で敵方のアメリカ軍からも"ONI"と呼ばれ、恐れそして尊敬もされる撃墜王、若林(池部)、だがその峻烈な指揮ぶりは、部下である野口(平田)らの反発を買う。激戦に疲れ、精神までも失調をきたしていく兵士たちを献身的に看護する若い看護婦(岡田)とのほのかな心の交流も見える中、ついにラバウルの全将兵に撤退の命令が下った…

 前線の兵士と従軍看護婦の、淡ーいプラトニックラブを描く、基本的には戦場メロドラマな訳なんだがそこは本多猪四郎、「戦争」にまつわる部分を適当にぼかすようなことはいっさいしない。なんと言ってもこの映画の白眉は、日本側が恐れるアメリカのエース、"イエロー・スネーク"と呼ばれるパイロットを激戦の末、若林が撃墜し、落下傘降下した彼を尋問するシーンでありましょう。若林も認めるエースパイロット、"イエロー・スネーク"。当然彼もまた、若林同様長年にわたる猛訓練の末、その技量を会得したと思っていたものが、話を聞いてみるとパイロットになったのはパールハーバー以降、それまでは冷蔵庫のセールスマンをやっていた、という彼の過去に愕然とする池部。彼の口からはさらに、自らが全幅の信頼を置いていた零戦に対しても、ベテランが操れば恐るべき兵器だが、練度の低いパイロットにとっては空飛ぶ棺桶にすぎない、パイロットの命を軽視するような国は戦争で勝てない、とまで言われてがっくりこ。思わず愛機のスピナーブレードをさすって落ち込んでしまう、つーシーンなんざ東宝戦争映画史上屈指の名シーンかもわからん。

 池部良って、特に特撮映画ではダイヤル一つ回すにも過剰に表情を作り、動作の前後に必ずいらんおまけを付ける、言ってしまえば演技過剰の傾向がある人(『宇宙大戦争』あたりを見てください、良くわかるから)なんだけど、そのクサい演技が、メロドラマには向いてるのかもわからんね。やあ、これはなかなか結構なものを。

 それにしても久保明。この映画でも零戦に乗り込んだはいいけど、10分と経たずに落っこちちゃってたなあ。

F1

 ドイツGP決勝。よーいどんでいきなりフェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズから一台ずつが走行不能に。どさくさをうまく抜けたファンパブロがぶっちぎりで優勝、靴屋の兄ちゃんはいいとこまで行きそうだったんだけどラストにスローパンクチャーが出てずるずる後退。うーん、何をおいてもフェラーリのローンチ・コントロールシステム、危険物扱いしないとヤバいんじゃないかな。余所のチームに比べてあまりに性能低すぎ………というかですね、ローンチ・コントロールはさっさと禁止にしましょうよ、スタートってのはドライバーの腕が問われる瞬間にしておいて欲しいと思う訳なんだけど。

8月5日

中華鍋不調

 今頃になってスカイパーフェクTV、というのは"スカイA"と"パーフェクTV"と言う二つのチャンネルの合体だったのだと言うことを知る私。で、そのパーフェクTVのほうが今日になって全然入らなくなってしまったんだった。全く電波を受けられないか、受けてもまるでイラク戦争の従軍記者が送ってくるようなブロックノイズ出まくりの映像で見られたもんじゃない。スカイAサービスの方は全然問題なく視聴できるってのが不可解。とりあえずパナソに電話して聞いてみたんだが、それは何かの影響でアンテナが少しだけずれたのではないか、と言う返事。でも、ヤブ蚊に刺されながら調節してみたんだけど決まる位置がないんだよな。参った。

 わたしゃ基本的に日本映画専門チャンネルとフジテレビ721(F1な)が見れればそれでいいんだけど、カミさんのごひいきの「歌舞伎チャンネル」がパーフェクTVなんだよなあ。ま、私もたまにチャンネルNECOとかで、見たい映画があることもあるんだけど。とにかく蚊の猛襲で(カミさんに『人生で最高に咬まれた日なんちゃう?』と言われてしまった。えーい誰のためにこんなことになったと思ってるんだ)一旦撤退。装備を調えてもう一度調整しよう。

見たもの

 で、日本映画専門チャンネルは絶好調なので「連合艦隊司令長官 山本五十六」を見る。戦闘シーンの多くは「太平洋の嵐」のバンク流用なのであんまり新味はない。個人的には「日本映画でもT-6*使うんやなあ」ってあたりで妙に感慨にふけったりして。お話はまああれだ、死んだ人は偉かったぞ、ってことで、極力米英との戦闘に反対しつつも、ついにその努力報われず先端を開かざるを得なくなった山本指揮下の連合艦隊の劈頭の大勝利とその後の苦闘、その中で重い責任感に耐え、軍人の本懐を全うした武人の人間ドラマ、てな作りになってる。ただ、開戦前からハワイ、ミッドウェイ、ソロモン、ガ島攻防…とエピソードが盛りだくさんな分、お話としては少々散漫かつ最終的にきれい事に持って行っちゃってるような印象はあるわな。ガ島の凄惨な戦闘の中、考えを改める辻政信(陸軍参謀)ってシーンにはさすがに「それはなかろー」とか思ってしまった。

 てことで久保明。今回の映画ではかなり長いこと飛んでましたよ。艦爆乗りだったけど。零戦と相性悪いのかしら。

 そうそう、空中戦と言えば、必死の形相で敵を追うパイロット、やがて必殺の銃弾が敵機に吸い込まれる。敵機撃墜。してやったりのパイロット。そこに敵機の命中弾が…ってシーンをしょっちゅう見るんですけど、あれはお約束として入れなきゃいけないシーンなんですかね。それはともかく、ささ、明日は大好きな「キスカ」だー。予約予約。

T-6

 ノースアメリカンT-6「テキサン」練習機。世界一大量の生産数を記録した機体で、大戦後も使用され戦争映画を作る時には様々な機体に化けて出演している。「トラ!トラ!トラ!」の日本機たち、「遠すぎた橋」のホーカー・タイフーンとP-47サンダーボルト(どっちも出来はとほほだけど)などで有名。モノグラムの1/48キットがとてもいいです。

怖くはないけど

 Padoma Colors経由で「赤い部屋」(Flash Movie)。ふうむ、「怖い」とは感じないんだけど、なんていうか「懐かしい」味があるな。PC-98シリーズのアドベンチャーゲームを見るような気分。ちょっといいね、演出のしかたとか。

8月6日

お買い物

 ワークさんでPoler Lights製 U.S.S. エンタープライズを引き取り。いわゆるTOS、テレビ版のエンタープライズはこれまで、amtのキット2種ぐらいしかなかった訳なんだけど、久々の新キット。ワシみたいに「スター・トレック」とか言うカタカナタイトルより「宇宙大作戦」の方がしっくり来る人間にとってはとてもうれしい一品。

 キットは旧amtの、エンタープライズ、クリンゴン・バトルクルーザー、ロミュラン・バード・オブ・プレイの3艦セットのものより二回りぐらい大きい感じ。一応スケールは1/1000、って事になってる。ぱっと見はamtやmpcの1/25のカーモデルっぽいパッケージで不安になってしまう(^^;)んだけど実は意外に凝った作り。テレビシリーズ、パイロット版2種、ついでに鏡像世界で遭遇するもう一つのエンタープライズ、のコンバージョンキットになってる。モールドも洋モノキットとしては割といい線だし、デカールはいわゆるデカール(水を使うヤツな)と、シールタイプの2種類用意してくれてたりしてサービス満点。惜しむらくはコンスティテューション級14隻、全部に対応してるんじゃなく、デカールとして用意されてるのがエンタープライズ、コンステレーション、デファイアント、エグゼターの4隻分だけ、ってあたりかしらね。や、ファンならやっぱりカークが初めて乗り込んだファラガットと、そもそものネームシップであるコンスティテューションは作りたいと思うでしょうに。

時代なんだろうけど

 <休刊>漫画アクションが部数低迷で。朝日ジャーナルか漫画アクションか、インテリ気取った学生が小脇に挟む本の代名詞だった時代もあったのにね。最近じゃあただのエロ漫画誌になっちゃってて悲しい思いをしたものですが。バロン吉元、大友克洋、谷口ジロー、いしいひさいち。アクション・コミックスが宝石箱に見えた時代もあったんですが、これも時代なんですかなあ。

見たいような、微妙に見たらガッカリしそうな…

 ツムラCM、「アルプスの少女ハイジ」を実写化。いやその、ハァハァしたものか、あぼーんしたものか、判断がつかなくて。ネタ収集元はおなじみWeekly Teinou 蜂 Womanさんでした。

8月7日

マジでっか?

 シュワちゃん、州知事選に立候補…じゃなくて、傑作SF『ハイペリオン』、ついに映画化か!? うーむむむ、マーティン・スコセッシにSF撮らせて大丈夫なのか、レオ様主演て、そりゃまた押し出しの弱い「詩人」やなあ(いや詩人はやらんやろ)。

モスラの唄

 戦記マニアには「海ゆかば」、阪神ファンには「六甲おろし」、巨人ファンには「闘魂込めて」、高校野球ファンには「栄冠は君に輝く」で知られる作曲家、古関裕而の手になる「モスラの唄」。歌詞がインドネシア語で書かれていて、その対訳はしばしば雑誌なんかじゃネタになってるし、英訳してのけた強者もいたような記憶があるんだけど、まさかこんなところでも対訳が載る時代になるとは。いい世の中だ。さあみんなも意味をしっかり理解した上で唄ってみよー。映画の最後が、平和こそは、永遠に続く繁栄の道であると言うナレーションで終るのも、これはこれでなかなか意味があるのだよね。

見たもの

 CS 日本映画専門チャンネルで「太平洋奇跡の作戦 キスカ」。えー、わたくし的に日本の戦争映画のベスト3を挙げろと言われたら、「日本海大海戦」「日本の一番長い日」、んでこの映画を挙げたいと思うわけでして。で、それが間違いじゃないよなあという事を再認識させていただいた。すばらしい。戦に負けて逃げ帰る話がこれほど絵になるとはね。不器用そうな三船敏郎の魅力が炸裂してますわ。

プラネテス

 4週続いての連載となった「プラネテス」、フィーチャリング・フィー編。ネコに還る場所を教えてもらったハチマキ、イヌに戻るべき場所を教えてもらったフィー、ってあたりに意味があるのかないのか。ちょっと締まりのない連作かな、とも思ったのだけどこの最終話はちょっとステキだと思ったです。

8月8日

実写版ドラゴンボールZ

 http://mdb.metropoliglobal.com/noticias/dragonfilm.htm。原作に全然思い入れないんであれなんだけど、これはええ感じなの?

8月9日

昨日書かれるべきだったことがら

 いやあ、珍しく焼酎呑んでたんだけど、時間差で酔いが回ってきて、日記の途中で昨日は力尽きてしまったのでした。しかし相当呑んだんだが次の日に酒が残らんのは良いな。焼酎党に鞍替えしようかしら。さて、昨日書こうと思ってたこと。

グイン・サーガ

 91巻は「魔宮の攻防」。生ものなので急いで読む。ついにクリスタル・パレス中枢部に進撃するケイロニアの精鋭と彼らを率いるグイン、おまけでついてくるグラチウス。かれらが魔宮と化したパレスで見るものとは………。

 前にも書いたんだけど温帯、お話の"スジ"としてはすごく面白いこと考えているんだと思う。少なくとも温帯の頭の中では、疾風怒濤、千変万化、荒唐無稽(ありゃ)な大ロマンが動いてるんだろうね。ところが、それを文字にするところで、考えてることの半分も表現できなくなっちゃってるような気がする。苦労してスジを追ってみると、「あーこれ、面白い話なのかもしれん」と思うんだが、その表現のあまりなヘタレっぷりでトホホな気分が先に立ってしまう、と。長年書き続けることでどんどん文章が下手になっていく、というすごく珍しい例をワシらは今目撃しているのかもしれん(w 。

d030808.png/3.5Kb  それにしてもですねえ温帯、"こことは違うどこか"をいかに魅力的に作り出すかがファンタジーのキモだと思うんですけどね、ファンタジー世界の登場人物が、それももしかしたらシリーズ屈指の闇の大立て者かもわからんキャラがですよ、いきなり「エロじじい」などと口走ることを、アンタ自分で書いてておかしいと思わんのですか? 自分が日記で連発するからって、グインまで「なかなか」連発させなくてもいいじゃないですかー。うう、さすがの私もあと9巻、耐えられるかどうか自信がなくなってきた。

 あーそうそう、今回の文庫のオビからご覧の通り、「あと9巻」なんてなカウントダウンが入っておりますな。これはあれですか、早川書房的には「お願いだからあと9冊、つき合ってくださいな」ということ?

あなたのラッキー漫画は?

 「ニュースな本棚」の「占い式! 漫画ナビ」。わたくしはグループEでございました。ふうむ、倉多江美は大変好きな作家だが、それ以外はちょっと読む気にならんなあ。

Opera

 Ver 7.20 Beta3。いつものようにMyOpera Forumsから入手可能。うーん、相変わらず立ち上がりが遅いな。一度立ち上がればこっちのものなんだけど。こいつは常用するかどうか、微妙。

ノンマルトが怒るぞ

 2ちゃんの特撮板から、お前にゃ言われたくねえ。玉石混淆、どっちかというと石の方が多いんだけど、なかなかいけてるのも。個人的に好みなのは#31、妙に笑える#440。わはは、キリヤマさん、あんたにだけは言われたくねえや、そのセリフ。

見たもの/あゝ特別攻撃隊

 CS 日本映画専門チャンネルで「あゝ特別攻撃隊」。1960年大映、監督井上芳夫、出演本郷功次郎、野口啓二、三田村元、野添ひとみ。学徒動員で航空兵となった野沢(本郷)らは、たたき上げの上官小笠原(三田村)に前時代的な物に対する反発を感じつつも国のため、猛訓練の毎日を送る。だが戦況は好転せず、ついに日本は特攻隊による体当たり攻撃を開始。野沢らの部隊もまた、特攻部隊として出撃の日が来るのを待つことになった。あるものはやり残した学問、またある者は若妻への思いを、または淡い恋心を抱いた少女への思いを胸に、必死の飛行を命じられるそのときがくるのをただ待ち受ける日々が始まる…。

 戦争映画にカタルシスを求めるならば、そこには冴えた特撮技術者の存在が必要不可欠なわけで、円谷英二を持たない大映にとってはこの時点で不利なことこの上ない。実際問題として、そういう見方をするとこれ、すごく貧乏な映画だ。初等練習機からT-6*使うなよー、円谷だったらミニチュアで95中練(いわゆる『赤とんぼ』ですな)作ってそれを飛ばすだろー、そのうえその同じT-6を、色塗り替えただけで特攻機にしてしまうなよー、などと、ついつい意地の悪い特撮マニヤはケチをつけまくってしまうわけで。

 んでもこれ、戦争映画=破壊のカタルシス、って図式を一旦措いといて観てみると、そんなに悪くない映画だったりする。戦時中の青春悲恋映画としてみたら、なかなか良くできとるね、って感じ。戦争物のお約束を期待しないで観る分には、それなりに見所もある映画やな、と。ただまあ、わたしゃ戦争映画にお約束を求めている方なので、いい映画だとは思うけど好きな映画には入らないと思いますが、そんでも最近になっても時々作られる、戦争をテーマにした"ヒューマニズム"映画に比べたら、視点のシビアさと抑制の効き具合なんかは、こっちの方がマシなんじゃないかな。

8月10日

見たもの/定例観測番組

 「機動戦士ガンダムSEED」「爆竜戦隊アバレンジャー」、その他の番組は高校野球などでお休み。「ガンダムSEED」、んーこれはつまり、シャアみたいなおにいさんってのが、コーディネイターと呼ばれる種のすごーく根本的なところにいる存在(たとえば遺伝子情報の提供者の一人とか、またはコーディネイターの試作品、とか)で、フラガ少佐もコーディネイター(か、そのなりそこない)みたいなもんだと? 「SEED」てのは文字通り、「種」を扱うSFなんだと? やーなんて壮大な。行き着く先はゲシュタルト生命体だった…なんてオチは用意されてないだろうな。

 「アバレンジャー」のほうは、まあ普通に楽しいエピソードだったんだけど、それだけに先週からのヒキの部分のとりあえずの決着の付け方にはちょっと不満もあるか。エミポンの百面相で気分転換完了、つーのはいくら脳天気が取り柄のリョウガ君でもちょっとなあ、とか思ったり。

見たものその2/連合艦隊

 CS 日本映画専門チャンネルで「連合艦隊」。1981年東宝、監督松林宗恵、出演永島敏行、金田賢一、中井貴一、古手川祐子、その他大物多数。円谷英二死去から樋口慎嗣が登場するまでの、長ーい空白期に作られた特撮作品の特徴を、非常によく見て取ることのできる映画(そういえばこの映画こそ、樋口慎嗣のプロとしてのキャリアの第一歩だったんだっけか)。どの辺がそうかというと、にじみ出る貧乏くささ。貧乏なのではない。それなりに金はかかっている。でもできた絵は貧乏くさい。「太平洋の嵐」や(たぶん)「トラ!トラ!トラ!」、「山本五十六」あたりからの流用も貧乏くさいと言えば言えるがまだ許す。許せんのは新たに撮ったパートで、特撮スタッフが「水のスケール」を全然考慮に入れていないこと。7万トンの巨艦に水がかかっても、絵的に見れば色合いが変わって見えたりすることはあっても全体に水の皮膜が見えたりするわけない。それをこの映画は平気で見せる。まるで艦橋構造物全体に薄くゼリーの皮膜がかぶったような大和の絵がリアルなわけがなかろう。それをまあいいやで済ませて爆発ばかりに血道を上げてるからいかんのだよ昭ちゃん。そこが貧乏くさいというのだ。リチャード・マーカンドがいいこと言ってるぞ。

あらゆるものをテストした。外見、色、砂の質、砂らしく見せるために必要なもの、送風機、どれにも問題はある。砂はスタイロフォームの小さな球とタルクパウダーの混合物を混ぜ合わせたもので出来ている。 砂は使っていない。どうして砂嵐に使わないのかというと映画だからだ。

四連敗キター

 広島の黒田って、この前もひねられた相手だったっけ? や、もう私の中では8連敗ぐらい行くんじゃないかという心配というか予感がしてるんですが。8連敗したあと、元の、今年の強い阪神に戻ったらば「阪神は変わった」って自信を持って思えるんだけど、8連敗後(すると決めつけるんじゃないっ)も、どたばた、もたもたするようだと、来シーズンはいつもの阪神に戻ってしまいそうな感じだなあ。ま、この時期に来シーズンの心配ができるなんて、カークランドが背番号31をつけてた頃から阪神ファンやってるワシにとっても初めてのことなんだが。

 ってよく考えたらワシら、毎年この時期は既に、心は来シーズンに行ってるじゃんか。なんだ、いつも通りだ。

8月11日

中華鍋再調整

 さていつまでも放ったらかしにしておく訳にもいかないので、不調をきたしてるCSアンテナの再調整に取りかかる。とりあえず朝の涼しいうちに(夏休みの基本だね)。ちょっと外の公園の木の枝が伸びてる関係もあるのかと思い、取り付け場所を1メートルくらいずらして、そこで調整してみるんだけどやっぱりうまくない。感度のレベルはそれなりにあるんだけど肝心の衛星の電波を受信できてない、みたいな感じ。で、方角ばかり気にしてたけど、もしかして仰角もいじらんとあかんのやろか、と思い立って少しそっちも調整してみるとこれが好結果。どうもこの中華鍋くん、知らないうちに少々うつむき加減の毎日を送っていたみたい。

 仰角の方はかなりきつく固定したつもりだったんだけど何があったのかな。マンションの上の階から何か降ってきたのか(我が家は一階なので、時々洗濯物が降ってきたりすることはあるんですが)、はたまた近所のネコ君の攻撃でも受けたのか。ま、とりあえず直ったからよしとしよう。早速カミさんが勘九郎ちゃんの舞台の録画を始めてたりする。それはいいが礼の一つぐらい言ってもバチは当たらんと思うがそのあたりどうか>妻。ついでに形を伴う謝礼だと、私はさらにうれしい訳だが。

8月12日

今日も今日とて戦争映画

 CS 日本映画専門チャンネルで「潜水艦イ−57降伏せず」(1959東宝)、同じくCS チャンネルNECOで「明治天皇と日露戦争」(1957新東宝)。

潜水艦イ−57降伏せず

 監督松林宗恵、出演池部良、三橋達也、平田昭彦。戦争する気満々の潜水艦長池部に、この戦争はもはやいかに有利な条件で講話を結ぶかにかかっている、と力説するリベラルな参謀役、が藤田進だってあたりでもはや違和感爆発。人が次々と消える、って現象だけでいきなり「宇宙人の侵略だー」と断定するような人間に、理屈を説かれとうはないで。池部の部下は戦争に限らず特撮映画では常に頼りない三橋達也、若造の久保明。頼りになるのは土屋さんと平田さんだけだ。そんな彼らに藤田が与えた任務は、和平交渉の促進のため、とある国の外交官父娘をはるかカナリア諸島に極秘のうちに移送する、と言うもの。闘うことは得意中の得意の潜水艦乗りたちだったが、VIPの輸送という隠密任務ではその腕も存分に発揮されず、艦内には不穏な空気も…

 てわけで、マクリーンあたりの原作を翻案しました、っていわれても納得できちゃうような海戦アクションの快作。いや最初は心配だったんですけど、いざ潜水艦が出航してしまったら、その後は非常に締まった、いいドラマが展開している。タカビーな外交官令嬢とインテリ軍人平田さんの淡いロマンス(いや平田さん、そんなブス相手にすんなよ、とも思うけど)を交え、軍人としての本懐を遂げようとする池部、彼に、時には対立しつつも最後まで信頼を捨てない副官三橋、その三橋に鍛えられる若造久保明、とまあ海洋冒険小説のお約束が驚くぐらいしっかりと守られたいい映画になっている。

 特撮パートもそこは円谷、ミニチュアによる伊号潜水艦の繰演はミニチュアの出来の良さも相まってさすがのでき。実写部分では海自に供与された「くろしお」が撮影に使われたそうだが、その、セイルがやたらと前にあり、その後方がずいぶんと長く見えるガトー級(パラオ級か?)の潜水艦のシルエットが良くわかるあたり、厳密には「違うやろそのシルエット」と言いたくなるんだけど、それとは別に「ああ、ガトー級ってこうなんだ」と妙に得した気分になったりして。いやこれは良いです。池部良は相変わらずオーバーアクションで困ったもんですが。しまったなあ、これはヤフオクでLD、確保しておくんだった。もう一声いけたんだけど、何となく引いちゃってあきらめてたんでした。残念。

明治天皇と日露戦争

 監督渡辺邦男、出演嵐寛寿郎、藤田進、高田稔。いやもうあれだ、私、白衣を着ていない江川宇礼雄を初めて見たですよ。感動を禁じ得ない。その他、乃木将軍の次男に坊主頭もかわいらしい高島忠夫とか、軍神廣瀬中佐に宇津井健とか、乃木将軍の参謀に中山昭二(キリヤマ隊長な)とか、キャスティングが妙にツボ。とどめは東郷平八郎を田崎潤がやってること。1913年生まれの田崎はこのとき44歳。働き盛りの年代の彼がやや猫背気味に、じいさまを演じるってのがすげえやね。「モスゴジ」や「サンダ対ガイラ」、「海底軍艦」のりりしい軍人姿はこれより後になるわけで。

 映画そのものはあれだ、口うるさい人なら「皇国史観の押しつけだー」などと激怒しかねない内容なんだが、「国難」を民衆が鋭敏に関知でき、それに対してどないかせんとあかんのやないか、と言う意識を持つ、とかいうシーンを見てると逆に、今のワシらの暮らし向きがあまりにもミニマムなところばかりを騒ぎ立て、もう一段上のレベルで物を考えることを放棄してしまっているよなあと言う感じはやはり持ってしまう。ここらのさじ加減はすごく微妙なものだとは思うのだけれども。何にしても日露の戦争までは、天皇家と民衆の間で、変なことをやらかす軍部はいなかった、というあたり(だったのか、そういうことにしたかったのかは不明だけど)はまだしも幸運だったなあ、と思ったりする訳ですが。

8月13日

夕刊トップだ!(志村喬の声で)

 朝日新聞夕刊のトップ記事、「新種ウィルス世界で拡大」。例のw32 Blasterについて、なんだけどこの記事、どこをどう読んでも、何をやったら(あるいはやらなかったら)感染するのかが全然書かれてないんだよな、そのくせ、ウイルスは、マイクロソフト社のOSのウィンドウズ2000や同XPのセキュリティー上の欠陥を狙う。インターネット上の住所の役割をするIPアドレスを変えながら、欠陥があるパソコンを探して感染していく。 とか、なんか怖そうな事はしっかり書き立ててる。これってMS03-026のセキュリティパッチ当ててたらそんなに心配することない話だよね? Windows Updateをさぼってワーム食らってる連中が結構多い、ってのはまあそれでニュースになるのかもしれないけど、報道としてはかなり情報量的にヌケが多い記事だな。あれじゃ逆にユーザーに不安感ばかりを植え付けるだけなんじゃないかいな。どうも毎度、朝日のコンピュータに関連する記事は間抜けだな。

 パッチだけで安心してちゃいかんよ、とたおさん(ようやく復活マンセー)から教えてもらったので、念のためポート4444と135は塞いでおきますた。

8月14日

そして終戦

 CS 日本映画専門チャンネルで「日本のいちばん長い日」。1967年東宝、監督岡本喜八、出演東宝男優オールスター。真夏の炎天下の緊張感がぶりぶり伝わってくる傑作。なんと言っても徹頭徹尾気が狂っている(褒め言葉)横浜警備隊の佐々木大尉を演じる天本さんがサイコー。以下、気が狂ってる度順だと黒沢年男、中丸さん、中谷一郎(風車の旦那だ)、佐藤充(まあこの人は戦争映画では常に、どっかおかしい人間をやるんだが)あたりの濃ぉぉぉい演技が光る。いやもう男の汗がむんむん、だらだら、じわじわと流れるすげえ映画。本日夕刻から明日にかけて、今まで紹介してきた戦争映画はぶっ通しで放映されまする。「キスカ」(15日8:00)「イ−57降伏せず」(15日22:00)、そしてこの映画(16日0:00)は日本映画専門チャンネル見れる人は見とけ。絶対損しないよ。

腹痛い…

 Sledge Hummer Webといえばけつだいらアウォードのあそこ(私、「基本尿酸党」ってネタ投稿したんだけどボツだった。悲しい)な訳だが、最近は「定型詩の世界」なんて企画が立ち上がってるんですな。いや、今回も秀逸。特に「やくざ歌」(8,9,3文字でヤーサマの世界を謳う)に笑えるのが多い。なんせ短い物なので引用と言うより転載になってしまうのでここで紹介するのは控えますが、ああでも一句だけ、背中が痛いな 気づけばなるほどね ドスだ。腹抱えてワラタ。

ちょっと欲しいぞ

 きたさんの日記経由でできるかいなTシャツ。わはは、これちょっと欲しいな。

8月15日

知らぬはジモティばかりなり

 昼過ぎ、富山のお袋から電話があっていきなり「陸の孤島になっちゃったの?」って。何のことかと思ったらどうもこのことだったらしい。や、確かに夜勤明けのカミさんから、長田あたりで土砂崩れがあったらしく、復旧が12時ぐらいになるんで家に帰るのがちょっと遅くなる、ってメールはもらってたんで土砂崩れがあったらしいってのは判ってたんだけど、全国ニュースになるようなネタだったとはね。確かに昨日の雨はすごくって、ちょっと出かけただけで全身びしょ濡れになっちゃって参ったなあ、とは思ったんだけど、そうですか、神鉄半日止まってましたか。全然知らなかった。ま、久しぶりにお袋と話ができたんで、親父もお袋も元気らしいってのが判った(のと個人的に聞きたいことがあって、それが解明された)のは収穫だった訳ですが。

ぬう

 CS シネフィル・イマジカ、10月から視聴料値上げなのか。300円が600円。うーむ厳しいな。イマジカとNECOはときどきいい映画をやってくれるんで押さえときたいんだけど、いきなり倍ですか。ワシ、ベーシックパック使ってないので、こういう時にはまともにしわ寄せが来てしまう訳なんですけども。

泣きたくなってきた

 ガイナックスの今週のトップページ。でしたさんに教えていただいたのだけれど。なんか泣きたくなってきた。なにやってんだ吾妻さん。情けねえ。

8月16日

サポセン出動

 久々に従姉妹殿宅のパソコンの面倒見。前々から口をすっぱくして言ってたので、最近は割とまめにWindows Updateはやってるみたいでよかったよかった。ただ、どういう訳だかACCA 8Mbpsのくせに速度が300Kbpsぐらいしかスピード出てねえんでやんの。「遅くね?」「んー、最近そういえば遅いかなーと思ってた」…もう少し怪しめよ(^^;)。

 とりあえずそっちはモデムの再起動で事なきを得たので一安心。その他、ACCA 26Mbpsサービスへの申し込み手続き、もう使わなくなったIIJ4Uの解約手続き、それに伴うメルマガやらユーザー登録関係の登録メールアドレスの変更、などなどいろいろと作業。サポート料金、ロング缶3本。

 細かい作業がいろいろあったんで、一段落したらもう夕方。ちょうど従姉妹筋の奈良の親戚衆も遊びにやってきたのでそのまま串カツで宴会。機嫌良く酔っぱらって帰宅。

8月17日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「住めば都のコスモス荘」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。「555」と「ナージャ」は高校野球が中止になったので、先送りになった、先週放映されるべきだったエピソード。ま、それなりに悪くもないが良くもない。もしかしたら「SEED」がちょっと面白くなるのかも、とは思うがどうなんだろ。とりあえず仮面のおっさんが仮面のスペアを大量に持ってるのに笑ってしまった。そこまで用意周到な割に、フレイねーさんをさらってきた理由がなんかすげーどうでもよさげなのが気になるんだけど。

アバレンジャー

 勉強はダメなんだけど、走ることには自信のある少年を絡めたエピソード。うーん、なんぼでもいい話になり得たテーマなのになあ。らんるねーさんの発明で何でも解決しちゃう、ってオチと、アバレキラーの扱いがちょっとぞんざい(悪さをするのはいいんだけど、悪さは絶対に成功しないんだよ、って部分を子供にちゃんと教えない作りってのはどうかな、と思う。今回のお話でも、最後にアバレキラーが『ちっ』と毒づくだけでいいのだけれどね)なのが損しているかな、と。あれほど1位を目指して頑張ってたアキオくん、やっぱり今年も2位に終ったんだけどそれでもその結果には満足の笑顔、と言うラストはなかなか良かったのだけれどもね。

555

 あーその…。「デルタのベルトは沙耶が持っているんだー」と来たら普通のお話ではイヌタクくんあたりが「沙耶…、ってそりゃ敬太郎んとこの新しい…」なんてな展開になりそうなものだがそこは僕らの井上敏樹。そんなありきたりな展開で満足するはずがない(全然褒めてません)。まあイヌタクくんは人の話聞かんヤツだから、この展開もありなのかもしれんけどね。

8月18日

月曜時代劇

 「子連れ狼」と「水戸黄門」。やあ、福本さんがセリフつきの役もらってるぞ。それはともかく「子連れ狼」、拝一刀って倅が人質に取られたぐらいでほいほい敵に捕まっちゃうようなキャラだったかなあ。「ワシら瞑府魔道に生きてるもんねー。子供だってそのぐらい覚悟の上だもんねー」などと平然としてそうなもんなんだけどな。つかそれ以前に一刀も柳生も、あまりに無策にすぎるのう今回のシリーズは。

いろいろ

 ここ2、3日webうろうろしてて見つけた物いろいろ。

いたなあ缶切り仮面

 どういう経路でたどり着いたか忘れちゃったんだけど、「秘密戦隊ゴレンジャー 全怪人死因リスト」。そうそう、薪を見ると割らずにはいられない大ナタ仮面とか、缶詰を見ると開けずにはいられない缶切り仮面とか、そんなんばっかりだったよな、ゴレンジャー。中盤以降のバカバカしさは大好きだった。リアルで見た時はそうでもなかったんだけど、学生時代の再放送はツレとげらげら笑いながら見てた覚えがある。

ヘタ絵にするのが不文律なのか?

 これは駿河電力さん経由だったかなあ。「地方別顔ハメ一覧」。"顔ハメ"、ちうのが妙にいかがわしい訳なんですがそれはともかく。この手の看板で、たとえば長岡秀星とか空山基系のリアルイラストを導入するようなところはないのかなあ。あんまりリアルだと薄気味悪いのかな。とりあえず北海道には良くわからんハメ看板がたくさんあるらしいって事はわかったぜ。こんなのとかな。

微妙に表情が死んでるぞ

 最後は探偵ファイル経由韓国の軍隊さんがモー娘の恋愛レボリューション21のPVを忠実に再現している動画(Windows Media/8Mb)。私モー娘。って全然知らないんですけど、これって"忠実に再現"されてんですか? いやまあそれ以前に、とりあえず表情がお疲れ気味で、これではお隣のお国のあの巨大マスゲームに、やる気で負けてそうな気がするんですが。

リスト中に区切り線

 を入れたいと思ったらどういうのが正しいやり方なんだろう。<ul>〜</ul>の中には一個以上の<li>がなければいけない。うん、なるほど。で、それ以外の要素は入ってもいいんだろうか? つまり…

<ul>
 <li>hoge1</li>
 <hr>
 <li>hoge2</li>
</ul>

 これは、アリか? ブラウザで表示できるか、と言う問題ではなく文法的にどうよ、ってあたりで。どうもダメっぽいよねえ。すると、解決策としては(<hr>は<li>の中に入れられるのだから)…

<ul>
 <li>hoge1</li>
 <li class="セパレータのためのクラス名"><hr></li>
 <li>hoge2</li>
</ul>

 こうか? これなら問題ないのか? しかしセパレータでしかない<hr>をリスト要素の一つに昇格させるってのはどうよ、と思わないでもないわけなんだが、どうなんだろう。気にするほどでもない、と言えば言えるんだけど、ううむ。

 ご本で調べてみるに、やはり<ul>〜</ul>の下には<li>以外の要素は書けない。なのでやるなら後者の方法しかない感じ。うーん。

8月19日

お出かけ

 あまりに暑い。カミさんは今日は準夜勤、倅はばあちゃんちに遊びに行く。今だ、今しかない、ということで三宮に出撃。本屋さんを回って、夕方から「HERO」鑑賞。前の回がどうもほぼ満員だったみたいで冷房効き過ぎで少々寒かったんだけど映画の方はなかなか。映画として、アクションをばしばし畳みかけて、その合間をうまくお話でつなげばいいでしょ、みたいなスタイルの香港映画とは一線を画したチャン・イーモウのこだわりの色彩設計と、それなりに凝ったストーリーの作り方に感心した、し、そこに不満もちょっぴり残る。詳しい感想はちょっと待って欲しい(たくさん歩いて疲れた)わけですが、とりあえず個人的には、ドニー・イェンの見せ場がもっと欲しかったなあ、と思ったです。

 てなわけで感想はこちら

 んで久しぶりの独身ライフ、〆はお気に入りのお店でおいしいお酒と料理でぱふー! だよな、と思ったんだけどたちきやはまだ開いてない時間、花隈界隈の焼鳥屋は軒並み休み(お盆が土日挟んでたから、お盆休みを少しずらしたのだね)、いつもの立ち呑みは第三火曜は定休日。くっそーと思って鈴蘭台まで戻ってみたけど、トリスケも今日までお休み。しかたがないのでコープで巻きずし買って帰って、缶ビと巻きずしでしょぼーんと半日の締め、ってのはなかなか情けないなあ。次のオフミネタ、って言ってたのを早駆けしちゃった事に対する天罰かしら。

 それはともかく「HERO」の感想書いてて知ったんだけどATOK、「きょうゆう」が変換できないんだな、「梟雄」。うーん、温帯がバカになって行ってる原因の一端、もしかしてATOKが担いでるんじゃねえか?

8月20日

ていうかもう21日だし

 昨日の恨みってわけでもないが、今度こそトリスケで宴会。ほどよく酔っぱらって帰って寝る。で、あまりの暑さに7時前に起きてごそごそ。どこが冷夏なんですか? 神戸の山奥は猛暑ですよ。

21%の悪魔

This site is certified 21% EVIL by the Gematriculator This site is certified 79% GOOD by the Gematriculator

 Weekly Teinou 蜂 Woman経由、Gematriculator。サイトのURIを入力すると、その善悪度をパーセンテージで現わしてくれる。うちのトップは21%の悪と79%の善で構成されているらしい。ちなみに今月の日記になると悪鬼度が41%にアップしてましたわ。ううむ。

萌え系一直線ですか

 iyenさんの日記経由でzakzakの記事またヒーロー復活 「鉄人28号」映画化。蒼井優に中澤裕子ねーさんですか。正太郎役の男の子はオーディションで選ばれたらしいけど、んー、いわゆるショタコンな人的にはどうなんだろ。とりあえず今時ブレザーに半ズボンってのもなあ。

8月21日

停滞中

 あまりの暑さで完全にやる気なし状態。

8月22日

今日も暑そう

 昨日よりはましだべか。一応8時過ぎまでは寝ていられたし。

猫舌じゃないんだけどな

 U-kiのメモ帳経由で555性格判断。マークアップはこちらで適宜処理。

乱土 労馬さんの判断結果は「乾 巧」です。

「強さを求め自己主張する人」

自分が正しいと思うことのために全力で戦う戦士。勇気とエネルギーにあふれ、不正や怠惰、虚栄心などを素早く見抜き、それらに敢然と立ち向かう。権力構造を把握する能力に優れ、巧みに自分の"強さ"を発揮できるポジションを確保する器用さも備えている。気取りがなく誠 実で、弱者をかばい、守ろうとする。「力がある」「できる」「力に満ちている」ということでもっとも満足を得る。

 自分で回答しながら「あ、このやる気のない返事( no がでたらめに多い)は絶対イヌタク君だな」と言う予感があったんだけど的中してたな。でもこんな立派な人じゃないような気もするなあ、オレもイヌタク君も。

Opera

 Ver7.20 Beta4。いつものようにMyOpera Forums - Beta testingから。ううむ、よそではどうか知らんが相変わらずうちの環境では立ち上がりがでたらめに遅い。一分近く待たされてる感じ。立ち上がってしまえば全然問題ない。ちるくるさんOpera Mona スキン(これ大好き)もちゃんと使えるし、グラフィックの表示が速くなった気もするし、実体参照もまともになったように見えるし。ただなあ、この立ち上がりの遅さはちょっとな。

 試しにお仕事マシンにもインストールしてみた(環境はほぼ同じ。Win2000 SP4)んだけどやっぱり遅い。もしかしてCeleron800だの900だのというヘタレCPUの相手はしませんよ、って事なのかなあ。

阪神

 五連敗だよ。これが普通のチームだったら、「長いシーズン、こんな時期もある」で割と安心していられるんだけどなんせ阪神だからなあ。優勝ラインが80勝なら目はあるんだけど、これが75勝ぐらいに落ちたらどうよ。巨人は19勝10敗で76勝いける。このとき阪神が5勝21敗なら立場逆転。これ、充分あり得る数字やん。中日も20勝14敗で76勝。いやー、最後まで分からんことになってきたなあ。わたしゃ阪神ファン長いので、もう優勝あきらめかけてるんですが(^^;)、さてどうなるかな。

8月23日

今、魂の中継がつながったァァッ!

 久米宏が来年3月で「Nステ」降板へ…体力的限界で。で、後継の最有力候補が古舘伊知郎なんだってさ。ていうか朝日新聞の夕刊では決まったようなニュアンスの記事が載ってた。ふーん、いいんじゃねえですか。ワシ、古館のニュース番組って一度は見てみたいと思ってたんで、キャスター交代したら「ニュースステーション」見てみるかも。ただ、古館の本領はアンカーパースンじゃなく実況アナウンサーだと思うんで、どうせニュースやるならNHKの7時のニュースみたいな番組に起用して欲しかったな。

 ニュース以外にも、古館実況で見てみたいなあと思ってるものって結構あって、たとえば野球。日テレ巨人戦のアナウンサーが「打ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…っと伸びが足りない」ってやるその「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」部分、古館はしゃべりまくるんだろうな。オレ、そういう実況見てみたいと思うよ。

 F1の時も悪評ふんぷんだった古舘伊知郎なんだけど、私、結構彼の実況は好きですよ。そりゃ「納豆走法」とか言われる方はかなわんかもわからんけど、あの人ってそれなりに、本放送までには徹底的に情報収集やって来るだけに、随所で「ほほう」と思わせるコメントも挟んでくれるんだよね。というわけで私以外にもいるかもしれない古館F1実況肯定派のために古館語録。わはは、古館さん、いくら何でもアーバインの「1人IRA」はヤバくねーですか(^^;)。

今、F1でネタがつながったァァッ!

 てことでこれまた悪評ふんぷんの、現在のフジF1中継のメインキャスター、タイムレッド君、永井大がレーサーデビュー!「ネッツカップ」に参戦!だって。あーなんだな、こっちは「すればー?」って感想しかないな。

今、F1で気がついたァァッ!(いーかげんうるさいよ)

 あいたたた。今週はハンガリーGPだったのか。予選しっかり録り忘れてら。つかその時間帯、カミさんの予約が入ってたからどっちにしてもアウトだったんだけど。地上波でもやるのか、とりあえずそっち録画しとくべ。

 ぐはあ、野球で20分遅れのスタートだったとわ

今日のなごみ系

 Weekly Teinou 蜂 Woman経由で、「この中に1人、スパイがいる」。うはは、なんかいいなこれ。嘉門達雄なら「私じゃないですワン!」と続けそうだな。

8月24日

見たもの

「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」、あと、CS チャンネルNECOで「キングコング」。「555」は野球のため一週遅れになっちゃってる。

アバレンジャー

 いかにも夏休みらしいサービス編。しかしアニメ映像とのコンポジットとはまた、手間がかかっただろうな。お話の方はまあ、サービスって事で多少の無理な展開には目をつぶる方向で。その陰でアバレキラーの影の部分がちょっとずつ見えてきてたりするあたり、なかなか丁寧にお話作ってるんじゃないですかね。

555

 ミハルを失ったカイ君状態(わかりにくいか)のイヌタク君。「オルフェノクは1人残らずぶっ殺す!」ん? 結花たんも? 彼女がオルフェノクなのは知ってたよね? まあこのシリーズなので、そういう決意があった後に不自然なぐらい偶然が重なってファイズ組三人とはぐれ組三人が一堂に会したりするわけなんだが。このシリーズの撮影スタッフには「家族ゲーム」信者でもいるんでしょうかね。"食事シーンはすべからくユニークたるべし"、みたいな信条でもあるのかしら。や、もっと普通に撮って頂いて結構なんですけど。お話の方は相変わらず面白いような何だか良くわからんような。北崎さんにパチコンされるのを極度に怖がる琢磨さんはちょっとかわいかったけど。

ナージャ

 ありゃ、一週見損ねてるな。それはともかくこのタイトルでこの内容、きっついなあ。ものすごーくひねた見方をすれば、底抜けに明るいナージャのおかげで取り返しのつかない悲劇が起きちゃって、しかもそのことをナージャは知らない、つーことになるんですけど。やはりこのシリーズ、スタッフが真に描きたいテーマってのは、「ロリコンは身を滅ぼす」なんじゃねえかなあと思ってしまったりして(ニガワラ)。まじめな考古学者の卵に続いて、二人目の犠牲者発生でありますな。

キングコング

 1933年アメリカ、制作・監督メリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シューサック、特殊効果ウィリス・H・オブライエン、主演フェイ・レイ。円谷英二に多大な影響を与えた特撮映画の金字塔。ずいぶん前に一度見た覚えがあるんだけどほぼ初見みたいなもの。で第一印象としては………、なんてえっちい映画なんだ。フェイ・レイを捕らえたコングはその器用な指先で彼女の身体をまさぐり、少しずつその衣服をはぎ取ってはその布の切れ端の匂いをかぐ…うーむいやらしい(^^;)。

 そんなところは別にしても、この映画が円谷英二に、や、日本製怪獣映画に与えた影響ってのは大きいよなあと改めて思わされた。困ったちゃんな興行主、走る列車の前の線路に突然の異変、南洋の孤島、その孤島に伝わる民間伝承とそのタブーを破ったものへの報い、コングに刃向かう恐竜はアゴ裂きの刑で死ななきゃいけないし、その後にコングに襲いかかるのは大蛇じゃなきゃいけない。パニックのさなか、逃げ遅れた子供に迫る危機、なんてシチュエーションもこの映画ですでにそのフォーマットが用意されていたのだな。

 そのうえで、やっぱりアメリカ製怪獣映画と日本製怪獣映画の間には、"湿度"の点でかなり差があるなあ、とは思ったりもしますな。南の島の原住民たちも決して無垢な良民、ではなくタブーが破られればずかずかと白人のねーちゃん拐いにやってくるし、コングは気に入らない人間はばりばり食っちゃう。未開の地の禁忌を文明社会に無理矢理持ち込んだ興行主、東宝なら当然報いを受ける所なんだけどこっちじゃあ最後まで生き残り、えらそうに話をまとめたりしてる。ここら辺はやっぱり、未知のものがあった時にそれをねじ伏せようとするか、恐れ敬ってしまうか、って辺りの気性の差なんだろうかね。

お買い物

 昨日の分も込みで、かわぐちかいじ「ジパング」(12)、吉野朔実「透明人間の失踪」、小池田マヤ「バーバーハーバー」(3)、一条ゆかり「プライド」(1)。何とも場違いなことに温帯ヲチスレでもちょいと話題になった、一条ゆかり久々の傑作(のヨカーン)との呼び声も高い「プライド」、うん、確かにこいつは面白い。面白いんだが"一条ゆかりついに復活!"つーのはどうかなあとも思ったり。いや確かに「有閑倶楽部」のヘタレぶりは困ったものだと思うんだけど、平行して発表されてた「天使のツラノカワ」なんてのはいかにもこの人らしいゴージャスなマンガになってて、「復活」が必要なほど墜ちるとこまでは行ってねえんじゃないか、と思ったんだけども。

8月25日

6年越しの大仕事

 ハルヒビさん経由で前田建設 ファンタジー営業部。ほんまもんの建設会社のみなさんが、そのスキルを総動員してマジンガーZの出撃システムを作ろうという企画。むちゃくちゃ面白い、つか前田建設さんってマニヤさんが多いんでしょうか、ステキ。10月から始まるプロジェクト第二弾にも期待。

F1

 ハンガリーGP。毎年ここのレースは今ひとつ盛り上がらないんだけど、で、今年も正直スタート以外はほとんど見るとこなかった感じなんだけど、アロンソ優勝ってのはなかなかめでたい。阪神の不調に足並みを揃えるように(^^;)調子を落としてるお馬さん(が悪いのか、石橋さんのがんばりが足りんのかはちょっとわからんけど)のおかげで、チャンピオンシップとコンストラクターズカップの方も混沌として参りましたな。次はモンツァか。やっぱりウィリアムズが有利なのかな。

 それにしてもアロンソって顔デカいなあ。

8月26日

やる気ナシの一日

 イヤもうほんとになにもする気がしなくて、で、なにもしなかった一日でありました。はやく涼しくなってくれんものかの。

8月27日

見たもの

 朝の11時、いきなりビデオが動き出すもんだからびっくりしちまったぜ。高校野球で休みになってた「仮面ライダー555」の振りかえ放映だったのね。しっかり予約入れていたのか。さすがオレ、ってことで…

 デルタのどっかんばっかん攻撃でついにお互いの変化した姿を知ることになる木場と乾。これまでのいきさつもあり、最初は互いを信じ切れないでいる二人だったが、真理や結花の説得や実際に共闘したこともあり、徐々にわだかまりは消えようとしている。だが、草加にとってそれは歓迎できない事態だった…、とな。

 ラッキークローバーの一員に迎え入れられた澤田君によると、草加君は"失敗作"と言うことらしい。この場合の失敗作ってのは、やっぱオルフェノクとしての失敗作、と言うことなんだろうな。ということは流星塾の若い衆というのは多かれ少なかれ、みなオルフェノクの要素を持った存在だということなんですかね。失敗作なんだけど草加君、カイザのベルトをつけても死なない程度にはちゃんとしたオルフェノクだと? 劇場版では他にもオルフェノク疑惑が湧いてるキャラとかもいるらしいんだけどこの辺どういう説明が付けられるんでしょうな。なんかうやむやなうちに話が進む、が一番ありそうですけどね。

 なんにしても主役の影の薄い番組ですわいなあ。

Opera

 7.20 Beta6なんてモノが。7.11とは別のディレクトリにインストールして試しているんだけど、やっぱりウチの環境では立ち上がりで思い切り待たされるな。ちゃんと計ってみたら、立ち上がるまでに45秒もかかってるぜ。そりゃいくらなんでも遅いよなあ。7.11は5秒もあれば立ち上がるもんね。ふうむこりゃいったい何が悪いんだろう。つか我が家のマシン、hpのPSC1210を(つかそのドライバを)導入してから、全体的に不安定になってる(しばしば、Explorerが勝手に落ちるんだよね)のは確かなんだけど、それと関係あったりするのかなあ。

8月28日

41/100

 えー、参加したわけでもないのになんですが、ダサコン7が選ぶ夏の文庫100。見てみましたが、私が読んだ覚えがあるのは

 ミステリと日本軍がでたらめに手薄でございました。ちなみに裏30冊の方だと…

 むう、こっちは21/30か。裏向きな人間なんだな、オレ。いやそんなことより「最後のユニコーン」、復刊されるのですか、それはめでたい。わたしゃ今やファンタジーは読むべきではない、と思っているんですがそれでも、読む価値のあるすばらしいファンタジー作品ってのはやはりあるわけで、で、このピーター・S・ビーグル著、「最後のユニコーン」は間違いなくそんな一冊であると思うわけでして。これが復刊されるってのは良い話だと思うです。しかしこうなると我が家にあるかつての初版本、ちと売りづらいの。

どうするウフコック

 今日もハルヒビさん経由でWIRED NEWS、ブラックジャック必勝法を打ち破るカジノ用ハイテク機器。うーむ、コードネームはアシュレイじゃなかったのか。

8月29日

終日ごそごそ

 悪だくみ用の準備作業をごそごそと。自分で勝手に決めたことなんだけど、とうとうその区切りまであと一週間と一日、って所まで来ちゃったな。ちょっと気合い入れて頑張ろう。

8月30日

アルコール駆動型サポセン

 従姉妹殿のところにACCA26Mbpsモデムが到着したって事で、前の8Mbpsモデムからの交換作業依頼。単純にルータモデムを交換すればいいのかと思ってたんだけど、8Mbpsと26Mbpsでは通信方式が変わるのでモデムの設定をやり直さないといけないって事らしい。マニュアルに沿ってやってやれば特に面倒なことがあるわけでもないんだけど、普通の人にはそういう作業もなんか怖い仕事に見えるみたいで。ま、缶ビ飲みながらちょこちょこと換装作業は完了。

 8Mbpsサービス時代、彼女の環境(局からの距離が2Km近辺と、ちょっと不利な環境だったはず)だとおおむね3.2Mbpsぐらいだった下りのスピードが、いくつかの計測サイトで4.9Mbpsまで上がっているようなので、それなりに効果はあった、というところか。ただ、やっぱり現状の8Mや12Mのサービスで理想値の半分以下ぐらいの速度しか出てないところだと、24Mや26Mに増速したところで劇的な速度の向上ってのは望まないでいた方がいいんだろうね。

 それはともかくACCAのユーザサポートはなかなかいいね。26Mモデムのパッケージ、前に使っていたモデムの返却用の、宅急便の着払い送り状と梱包用の袋がちゃんと同梱されている。返却に関する注意書きも見てみたんだけど、前に使っていたモデムの梱包材なんか、捨ててしまった場合は別の箱か何かに入れて送ってくれたらいい、とちゃんと書いてある。「パーツや梱包材が一個でも欠けてたらモデムは買い取ってもらうぞ」しか書いてないイーアクセスとはえらい違いだ。26Mbpsへの移行について、ちょっと説明が足りない気がしたのはちょっと残念(8Mbps時代に取得した認証IDとパスワードがそのまま使える、てのは一筆入れておいて欲しかったな)だったけど、ちょっとACCAに好感持っちゃったなあ。

夏の終わりのお楽しみ

 きたさんの日記経由でスタートレック/宇宙大作戦の誕生まで。文責は有名なトレッキー(かつ東宝特撮関連でもいい仕事なさってる)の岸川靖さんだ。次回あたりでCBSで熱弁をふるうロッデンベリーが「宇宙家族ロビンソン」を前にCBSで敗北するエピソードがくるのかな、ちょっと楽しみだな。

 どうでもいいけどきたさんは、StarTrekのことを「宇宙大作戦」と呼ぶのは嫌いだ. なんかダサくない?っておっしゃってますけど、わたしゃ「宇宙大作戦」まで「すたー・とれっく」などと呼んで欲しくはないです。ナンパくさくてイヤ。ハゲが艦長になってからの話は別にどう呼んでくれてもいいですけど、いわゆるTOSは「宇宙大作戦」で行ってほしいなあと思います。

8月31日

見たもの

 「機動戦士ガンダムSEED」「爆竜戦隊アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」。「SEED」、仮面兄さんがフレイねーさんに渡したモノはNジャマーキャンセラーの資料。ナチュラルもコーディネイターも核でぼかすか殺しあえー、てのが仮面兄さんの望みだったって事? むーん、何となくそれじゃあ物足りないなあ。自分をこんなにしちゃった遺伝子操作の技術をまとめてばらす方が、いろんな意味でインパクトあったんじゃないのかね。

アバレンジャー

 時々出てくる入れ替わりネタ。なんで赤と青が入れ替わったことをじいさまにまで秘密にしとかなあかんのかが良くわからないんだけど、入れ替わった二人の芝居が良い具合だったのでまあまあ楽しめたかな。舞がしっかりリョウガ君とユキトさんが入れ替わってることを見抜いてた、ってのもまあお約束ってことで。アバレキラーは無理に出てこなくても良かったんじゃねーの?

555

 決め技炸裂で待て次回、が3回続いとるなあ。すっかりコメディ・リリーフに転向しちゃった琢磨君、わからなさ加速中の海堂・ケイタロコンビ…ってちょっと待て、海堂のそばにいたらケイタロたん、くしゃみ止まらねえんじゃねえの? 人間型の時は大丈夫だったっけ? でも前結花たんとすれ違った時にはちゃんとクシャミしてたよな、ううむ、相変わらずその場その場で好き放題やっとるなあ。

年寄りにはちとキツい

 一歩さんの日記を経由してSFセンター試験。今年のSF大会で話題になった(らしい)もの。webでも挑戦できるようになったようで。早速やってみたんですが、やっぱちょっと若い人向けっちゅうかいわゆるライトノベル系をちゃんと抑えてないとエラい目に遭うなこれ。8月31日の昼頃の時点でのわたくしの成績は…

番号:への5番
名前:乱土 労馬
得点:62
順位:2 (/34)
時間:20:16

 ということで、当て推量、と言うか"ああいう作品だとこの設問の中でふさわしい選択肢はこれだよなあ"、みたいな推論が案外当たったみたい。あ、でも制限時間16秒オーバーしとるやんか。したらあと1、2点は減点だったかもわからんな。

お買い物

 ここ2、3日のお買い物。「機動戦士ガンダム The Anthology Vol 2」、うー、トニーたけざきは一本だけかよ。須藤真澄「おさんぽ大王」(7/完)、終わりかあ。佐々木倫子「Heaven?」(6/完)、うわああん、こっちも終わりですかー。ってことで。

8月も終わり

 やっと夏休みが終るよ。はあー長かった。これで少し自由に動ける時間ができるぜ。つーか休み中、もうちょっと自由に動けや倅。二、三回ぐらい補導されるぐらいの勢いで。あ、でも変な薬に手を出すのはナシでな。

 とりあえずこれで少し身軽になれるので、悪だくみ方面を進めて行かなくては。って免許の更新もしとかんといかんのか、面倒くさいな。


ありがとうございます:さとみかんtextmaniaかわちょアンテナあっち系リンク抽出閑古鳥アンテナSF系日記更新時刻

わたくしの巡回先はROVER's" HATENA"で。

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