毎朝、イイイヨオオオ!と鳴いて女の子を起こしてくれるロバのディッキィ・ドンキィ。 あまりに大きな声なので、ご近所さんから苦情がきます。 「ディッキィを、どこかへやっちゃって! 」
ディッキィの毛皮や、庭の植え込みなどに写真を使用していて質感がよく出ています。 素直で真面目なディッキィがとてもかわいいです。
実際、ロバの鳴き声は、すごいです。TokyoZooNet
「ウォーリーをさがせ」タイプの絵探し絵本です。 もちろん、見つけるのは「とこちゃん」です。赤い帽子が目印です。 デパートや動物園など、いろいろな所に隠れていますが、見つけるのはとても簡単です。
とこちゃんの無邪気な顔が気に入ってます。 「ここに居なさい」と注意したところで、言うことを聞くような顔をしていません。
左右の絵を見比べて違いを見つける、いわゆる「間違い探し絵本」です。 タイトルどおり、7つの間違いを探します。
「ミッケ」のようにオブジェを並べた写真を使用しています。 微妙に位置をずらしたり、取り除いたり、加えたり、ちょっと書きこんであったりします。 全体に散らばっていたり、または1箇所に集中していたり、読者を惑わす工夫でいっぱいです。
今日はカレー曜日、お母さんは、トッチくんの大好物のカレーを作っています。 おなかをすかせたトッチくんが台所へ様子を見に行くと、お母さんがポロポロと涙をこぼしています。 タマネギがお母さんを泣かせて、逃げてしまったのです。
タマネギ相手に敵対心丸出しで追いかけるトッチくんが、とても愉快です。 「うーん、たまねぎめ。」とつぶやく彼の怒りの表情は、特に笑えます。
風のいたずらで色々な国の人の帽子が飛ばされて、タイミングよく動物の頭にのっかります。 帽子を被った動物達が、妙に似合っているのが可笑しいです。 さらに、そのとき、つぶやく一言も、おどけていて笑えます。
「どうぶつ」などで有名な、ブライアン・ワイルドスミスの「ワイルドスミスのちいさなえほん 」の1冊です。 全部で6冊ありますが、本書は特に気に入っています。
ひよこが森に遊びにでかけます。 途中で出会ったネズミやブタと鳴き声をとりかえっこします。 突然の変化に、周りの動物や昆虫もびっくりです。
動物の鳴き声がメインになっているので、大人は読みやすく、幼児は理解しやすい絵本です。 ちょっとした事件もおこって、単調な展開にならないのもいいです。
ぱらぱら漫画はご愛嬌です。
泥棒学校---その名の通り泥棒の養成学校です。 七つ道具の講習や屋外実習など授業は本格的です。 でも先生も生徒もウルトラおっちょこどっこいです。 べらんめぇ調の会話も笑わせてくれます。
とても楽しい泥棒学校ですが、入学したいと言い出す子供がいないのが不思議です。
おふろが大嫌いなハリーは、ある日おふろの準備中に外へ逃げ出しました。 体を洗うブラシも庭に埋めてしまい、外で泥だらけになるまで大遊び。
ハリーが遊びの中でだんだん泥だらけになっていく様子が面白く描かれています。 シナリオが良くできています。 ラストのオチにつながる伏線が何気なく置かれていて作者の才気をうかがわせます。