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やなせたかし 著
やさしいライオン

あのアンパンマンのやなせたかし作の絵本です。

動物園で雌犬ムクムクに育てられたライオンのブルブルはある日、都会のサーカスに移されることになります。
何年かたったあと、ブルブルは懐かしいムクムクの子守唄を聞くのです。

ブルブルの母親を慕う気持ちが、やなせたかしのほのぼのとした絵を通して切々と伝わってきます。
何度読んでも涙を流さずにはいられない不朽の名作です!

フレーベル館 32ページ かな ▲Top  ▲home

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ジャネット・アルバーグ 作
アラン・アルバーグ 作
佐野 洋子 訳
ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス

クリスマスイブの日、郵便屋さんは、自転車に乗って、手紙を配達しています。
最初は4匹のクマ、次は赤ずきんちゃんと続いて・・・最後は、お約束の、あの人です。

とても楽しい仕掛け絵本です。
郵便屋さんが配達する手紙(封筒)が、実際にページにくっ付いていて、中身まで入っているのです。
中身は、クリスマスカードやパズルなど様々で、驚くほど精巧にできています。
全部チェックすると時間かかるので、充分楽しめると思います。

この本で遊ぶ子供の様子を、傍で見ていると、何回も袋から出したり入れたりするので、とても可笑しいです。

文化出版局 32ページ 漢 他 ▲Top  ▲home

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E.J. キーツ 文/絵
きじま はじめ 訳
ゆきのひ

ある朝、ピーターが窓の外を見ると、一面に雪が積もっていました。
朝食を食べてから、ピーターはマントを着て、外で雪遊びを始めました。

とても有名で評価が高い絵本です。
コラージュ(貼り絵)の使い方が卓越しており、まるで絵画のようです。
特に、最後のページの、雪の結晶の美しさは目をみはります。
単純明解なストーリーですが、雪遊びの楽しさが、ひしひしと伝わってきます。

偕成社 31ページ かな ▲Top  ▲home

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ディック ブルーナ 絵/文
石井 桃子 訳
ゆきのひのうさこちゃん  >このシリーズ作品

ある日、うさこちゃんが、家の窓から外を見ると、あたり一面、積もった雪で覆われていました。
早速、うさこちゃんは、お父さんとお母さんに、いってきますを言って、外へ遊びに出かけました。

この作品で印象的なのは、うさこちゃんが緑色の小鳥と出会う場面でしょう。
小鳥が悲しんでいるのを心から同情して、なんとか助けてあげようと思う気持ちは、とても立派だと思いました。
うさこちゃんの優しさが、ストレートに伝わってくる名作です。

福音館書店 28ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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エリック カール 作
くどう なおこ 訳
ゆっくりがいっぱい!

木の枝をつたってナマケモノくんが登場します。
仲間の動物たちがやってきても、ゆっくり、のんびり、マイペース。
でも笑ってはいけません。ナマケモノくんが「ゆっくり」するのには、深い意味があるのです。

しかけの無いエリックカールの絵本。
ナマケモノくんの世界では、せっかちな人もつられて、スローな気分になりそうです。
動作はゆっくりだけど、生き生きとしているナマケモノくんが頼もしく思えました。

巷の絵本ではお目にかかれないような動物が、たくさん登場するのも見所です。

偕成社 25ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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エリック カール 作
あおき ひさこ 訳
ゆめのゆき

小さな農場で、おじいさんと5匹の動物が暮らしています。
ある日、お爺さんは、雪が動物たちを覆い隠してしまう夢を見ます。

エリック カールの仕掛け絵本です。
動物達は雪に埋まっていますが、雪をどけて正体を確認できる仕掛けがしてあります。
そして、ラストにもう一つ気の利いた仕掛けがあり、めでたく物語は締めくくられます。

エリック カールの仕掛け絵本は、とても凝っているので、厚みのある最後のページを見ると、ハサミでチョキチョキ切って仕組みを解明したくなります。

偕成社 41ページ かな 幼 ▲Top  ▲home



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