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レオ レオニ 著
谷川 俊太郎 訳
さかなはさかな

ある池に、とても仲のいいおたまじゃくしと魚がいました。
何日かたつと、おたまじゃくしはカエルになり、魚を残して池を出て行ってしまいました。

未知の世界へ飛び出していったカエルと、何の変化もない日常を送り続けている魚。
もし自分だったら、どちらの生き方がいいのかな、と少し真面目に考えてしまいました。

好学社 32ページ かな ▲Top  ▲home

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カズコ.G.ストーン 作
サラダとまほうのおみせ

大きな柳の木の下にある「やなぎ村」にはバッタやアリの家族などの小さな虫たちが住んでいました。
ある日、いもむしのモナックさんが、この村に引っ越してきて、「サラダとまほうのおみせ」を開店しました。
モナックさんの作るサラダは、とてもおいしくて、虫たちに大好評でした。

「サラダとまほうのおみせ」の秘密が明かされる前半もいいですが、虫たちがお出かけする後半がとりわけ楽しいです。
色鉛筆の質感がとても柔らかく、優しい感じがする絵本です。

福音館書店 32ページ かな ▲Top  ▲home

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マウリ クンナス 作
いながき みはる 訳
サンタクロースと小人たち

フィンランドの北のはずれ、コルバトントリ山のふもとには、不思議な村があります。
そこでは、サンタクロースが、何百人もの小人やトナカイといっしょに暮らしているのです。

この本では、サンタクロースたちの1年間の暮らしぶりを知ることができます。
工場でおもちゃを作ったり、トナカイの世話をしたり、夏休みを楽しんだり・・・
サンタクロースも、結構忙しくて大変なんだなあと思いました。

サンタクロースを扱った絵本は数多くありますが、この本は私の一番のお気に入りです。

偕成社 46ページ 漢 ▲Top  ▲home

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マーシャ ブラウン 絵
せた ていじ 訳
三びきのやぎのがらがらどん

大きさの違う三匹のやぎは、山に草を食べに行くことにしました。
しかし、途中にある橋には、残忍なトロルが住んでいました。

内容は単純ですが、いろいろ深読みのできる絵本です。
例えば、三匹のやぎは大きさが違うのですが、名前は全部がらがらどんです。
ということは、やぎは実は一匹で、それぞれが少年期、青年期、大人を表しているのでは…とか。

余談ですが、この絵本にででくる「トロル」は、「ハリーポッター」や「指輪物語」でおなじみの巨人「トロール」のことです。

福音館書店 32ページ かな ▲Top  ▲home



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