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E・M・ラチョフ 絵
うちだ りさこ 訳
てぶくろ

雪がしんしんと降る森の中で、おじいさんが手袋を片方落としました。
するとそこにネズミがやってきて住みつきました。
さらにしばらくしてカエルもやってきて中に入ろうとします。

暗い森、降り続く雪、住人が増えるたびにだんだんと大きくなって行く手袋、そして顔だけ外に出している住人たち、全てが怪しい雰囲気を漂わせています。
多くの絵本にありがちな展開で話が進みますが、ミステリアスな挿絵が想像力をかきたて、不思議な魅力のある絵本になっています。

福音館書店 16ページ かな ▲Top  ▲home

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新美 南吉 作
黒井 健 絵
手ぶくろを買いに

寒い冬が訪れた森の洞穴で、きつねの母子が暮らしていました。
子ぎつねがシモヤケになっては可哀想だと、母ぎつねは、子ぎつねに人間の町まで手袋を買わせに行かせます。

小学校の教科書にもとりあげられ、すっかりおなじみになった物語です。
人間の温かさ、手袋の温かさが読み手にも伝わり、心がほかほかと温まってきます。

遠くからの視点の絵ばかりなので、小さな子ぎつねがさらに小さく見えて、心細さが伝わってきます。
でも、黒井 健のふわふわして温かそうな絵は、優しさにあふれています。

偕成社 32ページ 漢 ▲Top  ▲home

新美 南吉 作
若山 憲 絵
てぶくろをかいに

こちらは「若山 憲」版の「てぶくろをかいに」です。
イラストが違うだけで、物語の印象も随分と変わってきますね。

絵は単純ですが、構図が決まっているで、わりと気に入っています。

ポプラ社 32ページ 漢 ▲Top  ▲home

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エミリー ロッダ 著
岡田 好恵 翻訳
デルトラ・クエスト  >このシリーズ作品

影の大王に奪われた七つの宝石を取り戻すため、少年たちが苦難の冒険をする壮大なファンタジーです。

このシリーズ、大変人気があって図書館でも常に貸し出し中らしいです。
テレビゲームのようで興味を感じない書名ですが、まずは騙されたと思って読んでみましょう。
はらはらドキドキの連続で、なおかつ展開が早いので、あっという間に一冊読み終えてしまいます。

岩崎書店 約200ページ 漢 児 ▲Top  ▲home



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