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ジェーン・シモンズ 作
吉井 知代子 訳
ねこのポグとことり

いつものように、ねこのポグがベランダの柵の上に座っていると、ことりがやって来て、きれいな声で歌い始めます。
何匹ものことりに囲まれて、ポグは幸福な気分にひたりますが、そこに友達のプティがいきなり現われ、ことりは逃げてしまいます。

何気ないいたずらで、相手の信用を失ってしまうと、取り戻すのは、ちょっと大変です。
持ち前の優しさと辛抱強さで、ことりとヨリを戻すポグに感心してしまいました。

やさしいタッチのイラストで、ほんわかな気分になれる絵本です。

文渓堂 32ページ かな ▲Top  ▲home

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なかえ よしを 作
上野 紀子 絵
ねずみくんのチョッキ

ねずみくんは、お母さんが編んでくれた赤いチョッキを着て、ちょっと誇らしげです。
そこへ、チョッキを貸してと、アヒルがやってきます。
ねずみくんは断ることができなくて、貸してしまいます。

動物たちの気取った表情とポーズが、とても面白くて印象に残ります。
余白の多い絵本ですが、それを巧みに使い、すぐれた視覚効果を演出しています。

ポプラ社 32ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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なかがわ まさふみ 作
やまわき ゆりこ 絵
ねずみのおいしゃさま

雪がしんしんと降る静かな夜、ねずみのお医者さまの家に電話がかかってきました。
どうやら、りすの子供が風邪で熱を出したらしいのです。
お医者さまは、急いで、スクーターに乗って出発しますが…。

のんきなお医者さんの、のんびりとした行動が、笑いをさそいます。
実際に、こんな悠長なお医者さんがいたら、間違いなく医者失格というところですが、絵本の世界ではそれも許されるのでしょう。

あと、絵が山脇百合子だけあって、お医者さんの顔はやっぱり「ぐりとぐら」です。

福音館書店 28ページ かな ▲Top  ▲home

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せな けいこ 著
ねないこだれだ  >このシリーズ作品

黒い背景に、気味の悪い真っ白なおばけが描かれている表紙が印象的です。

「きれいなはこ」にも登場する人気キャラクターのおばけです。
「なにも、そこまでしなくても・・・」というくらい、しつけに厳しいです。

怖いので、夜の9時前には、布団に入りましょうね。

福音館書店 24ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

佐々木 マキ 作
ねむいねむいねずみのクリスマス

寒い夜、雪の中を、1匹のねずみが、凍えそうになりながら歩いています。
「さむいさむい、このままでは死んでしまう・・・」
そう思ったとき、目の前に、大きな袋を積んだ「そり」が止まっているのを発見しました。

半開きの目で、いつも憂鬱そうな表情をしている「ねむいねむいねずみ」くん。
いつ終わるともわからない旅を続けています。
こんな可哀想な主人公ですが、子供は大好きなんです。

PHP研究所 32ページ かな ▲Top  ▲home

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さえぐさ ひろこ 著
ねんね

眠っている動物たちの表情が、とても気持ち良さそうです。
いったい、どんな夢を見ているのかな。

動物の寝顔って可愛いですね。
それにしても、雪や木の上でも眠れるのは感心ものです。

アリス館 24ページ かな 幼 ▲Top  ▲home



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