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谷川 俊太郎 作
元永 定正 絵
もこ もこもこ

もし「理解不能な絵本を決める大会」というものがあったら、おそらく優勝は、この絵本でしょう。

静まり返った地表に「もこ」とコブが生えてきて、どんどん成長し「ぱちん」と破裂します。

「にょき」「ぱちん」「ぎらぎら」といった単純な音や繊細な色彩の使い方が独特で、シュールな世界が漂っています。
絵本というよりも、絵画を眺めているという感じになります。

文研出版 29ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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中川 李枝子 作
中川 宗弥 絵
ももいろのきりん

るるこは、お母さんから大きな桃色の紙をもらい、それでキリンのキリカを作りました。
キリカは、とても大きくて立派でしたが、水が苦手で、濡れるとヘナヘナ曲がってしまいます。
ある日、色があせてきたキリカは、るるこを背中に乗せて、クレヨンの木を見つけに出かけます。

キリンは桃色で、クマはオレンジ色など、規定の概念にとらわれない色の発想に魅力を感じます。

何度も、びしょぬれになり、洗濯物みたいに干されるキリカなど、思わず吹きだしたくなるような場面がいっぱいです。

福音館書店 22ページ 漢 ▲Top  ▲home

おおいし まこ 文
きただ たくし 絵
もりたろうさんのじどうしゃ

もりたろうさんは郵便屋さん。雨の日も、風の日も、徒歩で郵便を配ります。
でも、年を取ってくると、徒歩での仕事はつらいと痛感するようになりました。
そこで、定年退職したもりたろうさんは、自動車の運転を覚えることにします。

高齢者の運転免許取得は、それほど珍しいことではないのですが、新しい事をやろうとするチャレンジ精神は素晴らしいものです。

登場する自動車は40年くらい前のものでしょうか。
レトロな気分にさせてくれます。

ポプラ社 52ページ かな ▲Top  ▲home

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マリーホール エッツ 作/絵
まさき るりこ 訳
もりのなか

紙の帽子を被った少年が森へ散歩に出かけました。
おもちゃのラッパを吹くと、いろいろな動物たちが後をついてきました。

この絵本はテレビや雑誌などで取り上げられたこともあり、かなり評価が高いようです。

絵はモノトーンで、森の中の様子は、ほとんど木の幹の絵ばかりで表現されています。
子供の心の世界を表しているのでしょうか?

この絵本には「またもりへ」という続編があります。

福音館書店 40ページ かな ▲Top  ▲home



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