おじいさんのルラルさんは、とても広い芝生の庭を持っていました。
ルラルさんは、この庭をとても大切にしていたので、毎日、芝の手入れをしたり、中に入ってくる動物たちをパチンコで追い払ったりしていました。
ある朝、ルラルさんが庭を見ると、誰が持ってきたのか、大きな丸太が芝生の上に転がっていました。
一見、加藤茶のハゲ親父に見えるルラルさんですが、性格は子供そのもので、愛嬌がいっぱいです。
芝生は手入れが大変なので、ルラルさんが、誰も寄せつかせず、独り占めにしたい気持ちはわかりますが、動物たちも芝生が大好きなので、みんなで仲良く使ったほうが、やっぱり楽しいですよね。
ポプラ社
32ページ かな 幼
▲Top ▲home