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三田村 信行 作
夏目 尚吾 絵
キツネのかぎや  >このシリーズ作品

どんなカギでも、たちまち開けてしまうキツネの鍵屋の冒険物語です。
訳ありの依頼者ばかりなので、キツネは毎回、誘拐されるがごとく連れて行かれてしまいます。
それでも文句も言わず仕事を成し遂げ、依頼者の心の鍵まで開けてしまうのです。

「ピッキング!?子供に読ませて大丈夫?」と思っている方は心配ご無用!
キツネは正義の味方。ハラハラする展開に思わず夢中になってしまいます。

あかね書房 約75ページ 漢 ▲Top  ▲home

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長 新太 著
キャベツくん

キャベツくんとブタヤマさんが道で出会います。
ブタヤマさんはキャベツくんを食べたくてしょうがありません。
するとキャベツくんは「ボクを食べたらキャベツになるよ」と、ブタヤマさんを驚かします。

謎かけをしておいて、次のページで種明かし、というパターンの絵本です。
ですから、子供に絵本を見せながら読み聞かせると非常に盛り上がります。
キャベツ動物やブタヤマさんのリアクションも可笑しく、笑いが止まらなくなるでしょう。

ところで、キャベツくんですが、よ〜く見ると顔が怖いと思いませんか?
私は最後にキャベツくんが本性をあらわしてブタヤマさんを食べてしまうのではないかと内心ドキドキしたものです。

文研出版 28ページ かな ▲Top  ▲home

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林 明子 作
きゅっきゅっきゅっ  >このシリーズ作品

うさぎ、くま、ねずみ、赤ちゃんがいっしょにスープを飲みます。
ねずみがスープをこぼして、おなかを汚してしまうと、すかさず赤ちゃんがふいてあげます。

「きゅっきゅっきゅっ」とふくときの音が可愛らしいです。
まねして娘をふいてみたら、「ゴシゴシ」という音になってしまいました。

福音館書店 20ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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瀬田 貞二 作
林 明子 絵
きょうはなんのひ

朝、まみこは、学校へ行く前に、お母さんに、階段の3段目を見るように言って、出かけました。
お母さんが、そこを見ると、赤い紐で結ばれた手紙が置いてありました。
手紙には、「ケーキの箱をごらんなさい」という次の指示が書いてありました。

手の込んだ宝探しゲームですが、お母さんは楽しみながら謎解きを進めていきます。
いったい、まみこの目的は何でしょうか。

意外な結末に、思わず心がホットになる絵本です。

福音館書店 32ページ かな ▲Top  ▲home

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ジャン ジオノ 著
フレデリック バック 絵
寺岡 襄 訳
木を植えた男

フランスのプロヴァンス地方の荒野を歩きつづける一人の旅人がいました。
干上がった大地、枯れた草木、崩れそうな廃墟だらけの土地で、彼は、羊飼いの男に出会います。
不思議な雰囲気を持つ、その男に興味を持った旅人は、男の生活を観察してみることにしました。

エルゼアール・ブフィエという舌を噛みそうな名前の老人が主人公です。
彼は、不毛の大地に緑をよみがえらせようと、日々、木を植え続けたのです。
他人からみれば「やるだけ無駄」な作業を、地道に何十年も続ける精神力は、すごいの一言です。

内容ととてもマッチしている印象派の絵画のような挿絵が、物語をさらに盛り上げます。

あすなろ書房 47ページ 漢 児 ▲Top  ▲home

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五味 太郎 作
きんぎょがにげた

金魚ばちから1匹の金魚が外に飛び出しました。
素早く逃げて、いろいろな場所に隠れます。見つけることができるかな?

幼児向けの絵さがし絵本です。
簡単なので、すぐ見つけることができます。

こんな小さな絵本にも五味太郎の世界が広がっています。
デフォルメされた金魚が、空気中に浮かんでいる姿は、なんともユーモラスです。

福音館書店 24ページ かな 幼 ▲Top  ▲home



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