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寺村輝夫 作
永井郁子 絵
わかったさんのおかしシリーズ  >このシリーズ作品

わかったさんはクリーニング屋さんです。
なんでも「わかった、わかった」と返事するのが癖なので、「わかったさん」と呼ばれています。
毎回、仕事中に訳のわからない世界に迷い込んでしまい、そこで冒険したり料理したりして、現実の世界に戻って来ます。
(危ない人ではないですよ!)

文中と巻末に、お菓子の作り方が詳しく紹介されていて、それを見ながら、実際にお菓子を作ることができます。

図書館で借りてきた本の料理の作り方のページに、小麦粉のかたまりがこびりついていました。
子供がこの本を見ながら調理している姿が目に浮かびます。

あかね書房 各巻79ページ 漢 知 ▲Top  ▲home

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にしまきかやこ 絵/文
わたしのワンピース

ウサギの女の子が空から落ちてきた白い布を使ってワンピースを作りました。
さっそく、そのワンピースを着て歌いながらお花畑を散歩していると、なんとワンピースが花柄になってしまいました。
そして、さらにワンピースは次々と柄を変えていくのです。

想像がとどまることなく膨らんでいきます。
書籍名からは想像できない程、大きさなスケールのある絵本です。
でも、最後は少し笑わせてくれました。

こぐま社 22ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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スーザン バーレイ 著
小川 仁央 翻訳
わすれられないおくりもの

もの知りで賢いアナグマは、仲間からとても好かれていました。
ある日、アナグマはトンネルの中を走る自分自身の夢を見ます。そして夜が明けて…。

テレビcmなどにも登場する、おなじみのアナグマですが、内容はけっこう重いです。
ただ、全編を通じて、アナグマを慕う動物たちの温かい感情が満ちあふれているので、読み終えたあとは清清しい感動が残ります。

アナグマから友達への「おくりもの」の意味も、納得できるもので、この部分により、この絵本が名作といわれているのも頷けます。

評論社 24ページ 漢 ▲Top  ▲home

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五味 太郎 作
わにさんどきっ はいしゃさんどきっ

歯の治療に、わにさんがやってきました。
わにさんも歯医者さんも、お互いが怖いようです。

わにさんが、半開きの目で憂鬱そうに「こわいなあ・・・」というと、歯医者さんも、同じように、半開きの目で憂鬱そうに「こわいなあ・・・」とつぶやきます。
このように、ふたりとも、全く同じ台詞と顔の表情で、最後までお話が進行していきます。

ふたりの間合いが、何とも微妙で、スリリングで、とても可笑しいです。
あまりに面白くて、お笑いの絵本かと思ってしまったのですが、「歯はちゃんと磨こうね」という、知育絵本なんですよね?これ。

偕成社 32ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

ビル・ピート 作/絵
代田 昇 訳
ワンプのほし

「ワンプの星」という惑星で、ワンプという生物が平和に暮らしていました。
しかし、ある日、空からバッチイじん達がやって来て、ワンプは地下へ追いやられてしまいます。

ワンプは、とても気が弱くて、おとなしく、カピパラみたいな姿をした動物です。
バッチイじんは、ずうずうしくて、だらしない性格で、まさに人間にそっくりです。

地球の環境破壊を考えさせる重いテーマが背景にありますが、ワンプ達の愛嬌のある顔を見ていると心が和みます。

この本は、絶版となっているようです。
ぜひ図書館で探してみて下さい。

佼成出版社 47ページ かな ▲Top  ▲home




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