シリーズも10巻を突破して、ますます快調なジャックとアニーの大冒険です。 ファンタジー色の強い物語も始まり、ドキドキする展開で目が離せなくなります。
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今回は2話とも戦争がテーマです。 「戦場にひびく歌声」はアメリカでもっとも悲惨な戦争といわれる南北戦争が舞台です。 戦場の中に飛び込んだ2人は、負傷している人たちを助けようとするのでした。
「託された手紙」は、植民地時代のアメリカまで、時代をさかのぼります。 こちらは独立戦争です。 こごえるデラウエア川の岸辺で、戦争に備える兵士たちを見て、ジャックとアニーは自分たちが何か役にたつことはできないか考えるのでした。
今回はパニックものです。 1話目は、開拓時代のアメリカ大平原で竜巻の脅威に遭遇する「せまり来る大竜巻」です。 2人は、小さな学校の子供たちとの友情を通じて、困難に負けない強い意志を身につけます。
次のサンフランシスコを舞台とした「夜明けの巨大地震」では、災害で多くのものを失いながらも、生きる希望を捨てない人々の手助けします。
重いテーマが続きましたが、堅苦しくならないのが、このシリーズの良いところです。
ジャックとアニーに課せられた次なる指令は「特別な魔法を学ぶ旅」へ出発すること。 特別な魔法というのが、ちょっと引っ掛りますが、期待を胸に2人は冒険に旅立ちます。
冒険の目的地は、黄金時代のイギリスとアフリカの熱帯多雨林。 山岳地帯にある熱帯多雨林は、霧がたちこめ、ちょっと不思議な雰囲気です。 2人は神秘的なこの場所で、ゴリラの一族と心を通わせます。
相変わらず動物ものが面白いです。 ゴリラといっしょに生活してみたくなりました。
2人は、前回に引き続き「特別な魔法を学ぶ旅」へ出発します。
最初の冒険は、アメリカ東海岸のプリマスで、ピルグリム・ファーザーズの感謝祭に参加します。 続いての冒険の舞台はハワイ。 ハワイの先住民との生活を楽しむのもつかの間、伝説の大津波に遭遇してしまいます。
今回は、ジャックが御難続きで、ちょっと可哀想でした。 あと、ウナギの捕まえ方が印象に残りました。
なぞの招待状に導かれ、アーサー王のいるキャメロットへ到着したジャックとアニー。 モーガンとの再開も束の間、予期せぬ試練が二人を待っていました。
アーサー王いえば、石の台座から剣を引き抜くエピソードと、アニメの「燃えろアーサー」ぐらいしか知りませんでした。
ハロウィーンの夜、ジャックとアニーは、大魔法使いマーリンに招待されて、ひさしぶりにキャメロットを訪れます。 二人はマーリンに、公爵の城の呪いを解く任務を与えられます。
再登場のテディが相変わらず、おっちょこちょいで愉快です。 カラス語は笑えました。
夏のある日、カモメに導かれてマジック・ツリーハウスを訪れたジャックとアニー。 またしても大魔法使いマリーンの依頼を受け、アーサー王のいにしえの地へと旅立つのでした。
ファンタジー展開の3作目。 今回は聖剣エクスカリバーにまつわるお話です。
斬鉄剣や村雨丸も霞んでしまう名剣です。
冒険ファンタジーの最終編です。 今回は、冬の魔法使いの支配する氷の大地が舞台です。
シリーズの中でも冬の巻は、結構ハラハラするストーリーが多いような気がします。
ジャックとアニーの新しい冒険の行き先は、水の都ベネチア。 知恵と魔法を駆使して、マリーンの課題に挑みます。
ひさしぶりに、雑学満載の内容となっています。 ベネチアの歴史や観光名所が詳しく紹介されていて、旅行気分に浸れました。 読後は、グーグルやウィキペディアで、いろいろ検索してしまいました。
アラビアンナイトでおなじみの砂漠の都バグダットが、今回の舞台です。 どんな楽しい魔法が飛び出すのでしょうか。
ナツメヤシは、名前だけは知っていても、実際どのようなものなのか知らなかったので、とてもためになりました。 古代アラビアの地理と歴史の知識が深まりました。
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